JP2012037170A - 加湿機能付脱臭装置 - Google Patents

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一彰 喜内
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克弘 大野
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Abstract

【課題】脱臭機能に加湿機能を付加しても、脱臭機能が低下するのを防ぐと共に、脱臭部材から臭い成分の再放出を抑制して、脱臭部材の定期的な交換や洗浄を不要とする加湿機能付脱臭装置を提供すること。
【解決手段】送風機20により吸込口11から導入された空気は、触媒フィルタ41の中を通過する間に臭い成分を吸着し、脱臭処理した後の空気を気化フィルタ30の中を通過させて加湿処理が行われる。触媒フィルタ41は、定期的にヒータユニット50によって加熱することで、触媒に付着した臭い成分の分解が促進され、加熱再生を行うことができる。ヒータユニット50は、脱臭ユニット40内の触媒フィルタ41の風下側に直接接触した状態で配置され、加熱するシーズヒータを保持すると共に、熱を周囲に伝達し、通気性が確保された保持プレートを備えている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、加湿フィルタと加熱再生型の触媒フィルタとを用いて空気の加湿と脱臭とを行う加湿機能付脱臭装置に関する。
従来、室内などの閉塞空間内の空気を脱臭して浄化するのに脱臭装置が用いられている。また、閉塞空間内における空気の乾燥を防止するため、吸水性と通気性を備えた気化フィルタなどによって加湿を行う加湿装置が用いられている。
そこで、従来は、脱臭機能と加湿機能の両方を1つの装置で実現するため、臭い成分を吸着する活性炭等の脱臭部材を含む浄化フィルタと、空気を加湿する気化フィルタとを備える空気清浄機があった(特許文献1参照)。
また、別の従来例では、脱臭剤に触媒物質を担持させたフィルタ材を配置して脱臭処理を行うと共に、微細水滴の噴霧により空気を加湿する空気浄化装置があった(特許文献2参照)。
特開2010−054189号公報 特開2006−305321号公報
しかしながら、特許文献1にあっては、脱臭部材に臭いを吸着する吸着材を用いているため、臭い成分の吸着能力が飽和状態に達すると、吸着材から臭いが再放出される。特に、加湿機能付脱臭装置では、加湿機能の湿気により臭い成分が放出され易くなる。このため、脱臭部材の定期的な交換や洗浄を行わなければならなかった。
また、特許文献2にあっては、脱臭剤に触媒物質を担持させたフィルタ材を配置し、イオンあるいは活性基を内包した微細水滴の一部をフィルタ材に担持された脱臭剤に付着させ、脱臭剤に吸着した悪臭物質を分解除去して脱臭剤を再生している。触媒物質は、イオンあるいは活性基を内包した微細水滴により清浄に保たれるが、触媒表面が常に湿った状態にあるため、乾燥状態と比べると、臭いの吸着効果が低下する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、脱臭機能に加湿機能を付加しても、脱臭機能が低下するのを防ぐと共に、脱臭部材から臭い成分の再放出を抑制して、脱臭部材の定期的な交換や洗浄を不要とする加湿機能付脱臭装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の加湿機能付脱臭装置は、空気の吸込口と吹出口とを有し、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路を内部に有する筐体と、前記空気通路内に設けられ、前記吸込口から吸引した空気を前記吹出口から吐出させる送風機と、前記空気通路内に配置され、空気に湿度を与える気化フィルタと、前記空気通路内に配置され、前記吸込口から導入した空気を脱臭する触媒フィルタを有する脱臭ユニットと、前記触媒フィルタを加熱して触媒に付着した臭い成分の分解を促進するヒータユニットと、を備え、前記脱臭ユニットは、前記空気通路内における前記気化フィルタの風上側に配置されていることを特徴とする。
また、本発明の加湿機能付脱臭装置において、前記ヒータユニットは、前記脱臭ユニット内の前記触媒フィルタの風下側に直接接触させて配置されていることが好ましい。
また、本発明の加湿機能付脱臭装置において、前記ヒータユニットは、加熱を行うヒータ本体を保持すると共に、前記ヒータ本体が発する熱を周囲に伝達し、多数の透孔により通気性が確保された保持プレートを備え、前記ヒータ本体の一側を前記触媒フィルタに直接接触させると共に、前記ヒータ本体の他側を前記保持プレートに直接接触させ、前記ヒータ本体から前記保持プレートに伝達された熱を前記保持プレートによって放熱させることが好ましい。
また、本発明の加湿機能付脱臭装置において、前記脱臭ユニットは、前記触媒フィルタと、これに直接接触させた前記ヒータユニットとの周囲を断熱材で覆い、前記断熱材のうち、少なくとも前記空気通路に面する断熱材に通気性を持たせることが好ましい。
本発明によれば、脱臭ユニットの触媒フィルタによって脱臭処理を行い、脱臭処理後の空気を気化フィルタで加湿することで脱臭性能の低下を防止すると共に、触媒フィルタをヒータユニットによって加熱して触媒に付着した臭い成分を分解して再生することにより、脱臭部材の交換や洗浄を不要にすることができるという効果を奏する。
図1は、本発明にかかる加湿機能付脱臭装置の前方方向の外観斜視図である。 図2は、本発明にかかる加湿機能付脱臭装置の後方方向の外観斜視図である。 図3は、図1のX−X線断面図である。 図4は、図3における脱臭ユニットを拡大した図である。 図5は、図4におけるヒータユニットを拡大した図である。 図6は、図4に示す脱臭ユニットの分解斜視図である。 図7は、図3に示す加湿機能付脱臭装置から水車型の気化フィルタと給水トレイを取り外した状態の斜視図である。 図8は、図7に示す水車型の気化フィルタと給水トレイを加湿機能付脱臭装置に装着した状態で白抜き矢印Aと反対の方向から見た図である。
以下に、本発明にかかる加湿機能付脱臭装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明による構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。また、この実施例に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
まず、加湿機能付脱臭装置の外観の構成を説明する。図1は、本発明にかかる加湿機能付脱臭装置の前方方向の外観斜視図であり、図2は、本発明にかかる加湿機能付脱臭装置の後方方向の外観斜視図である。
加湿機能付脱臭装置100は、気化フィルタを用いて空気を加湿する加湿機能と、触媒フィルタを用いて空気の脱臭処理を行う脱臭機能の両方を備えている。この加湿機能付脱臭装置100は、図1および図2に示すように、合成樹脂パネルで成形された直方体状の筐体10を有し、面積の最も大きい一方の側面を前面パネル13とし(図1参照)、前面パネル13と対向する他方の側面を背面パネル14として(図2参照)、多数の開口部を設けた空気の吸込口11が形成されている。前面パネル13と背面パネル14以外の側面には、加湿機能付脱臭装置100を持ち運ぶための把手を兼ねた凹部が形成されている。また、加湿機能付脱臭装置100の上面部には、ユーザが加湿機能付脱臭装置100を運転操作するための各種ボタンやランプ等が配置された操作パネル16と、その操作パネル16に隣接する位置に手動により開閉可能な矩形状のルーバ15とが配されている。このルーバ15は、図1および図2に示す上方位置まで開くと、吸込口11から導入した空気を装置内で脱臭し加湿した空気に変えて吐出する吹出口12となる。また、図1に示すように、加湿機能付脱臭装置100の上面部と前面パネル13とが接する一辺の角部には、後述する臭いセンサ91、温度センサ92、湿度センサ93をまとめたセンサユニットが配置されている。
次に、加湿機能付脱臭装置の具体的な内部構成について図を用いて説明する。図3は、図1のX−X線断面図であり、図4は、図3における脱臭ユニットを拡大した図であり、図5は、図4におけるヒータユニットを拡大した図であり、図6は、図4に示す脱臭ユニットの分解斜視図である。また、図7は、図3に示す加湿機能付脱臭装置から水車型の気化フィルタと給水トレイを取り外した状態の斜視図であり、図8は、図7に示す水車型の気化フィルタと給水トレイを加湿機能付脱臭装置に装着した状態で白抜き矢印Aと反対の方向から見た図である。
[加湿機能付脱臭装置]
実施例1における加湿機能付脱臭装置100の構成は、図3に示すように、筐体10の内部に吸込口11から吹出口12までを結ぶ空気通路17が形成されている。この空気通路17の途中に設けられた送風機20は、ファンモータ20aとシロッコファンなどのファン20bで構成されており、ファンモータ20aがファン20bを回すことによって、吸込口11から外部空気が装置内へ導入される(白抜き矢印A)。導入された空気は、既存の脱臭器等で使用されているプレフィルタ80と集塵フィルタ81を通過する間に、除塵される。そして、集塵フィルタ81の風下側には、本発明の特徴的な脱臭ユニット40が配置されている。この脱臭ユニット40は、触媒フィルタ41を用いて脱臭処理を行うと共に、ヒータユニット50により触媒フィルタ41を定期的に加熱することで、触媒に付着した臭い成分の分解を促進し、触媒フィルタ41を繰り返し再生できるようになっている。脱臭ユニット40のさらに風下側(送風機20の風上側)には、水を吸水して湿潤した状態で通過する空気に湿度を与える加湿フィルタとしての気化フィルタ30が配置されている。気化フィルタ30で加湿された空気は、送風機20のファン20bによって空気通路17を白抜き矢印B方向に送られ、白抜き矢印Eのように吹出口12から吐出される。
[脱臭ユニット]
脱臭ユニット40は、図3に示すように、集塵フィルタ81と気化フィルタ30との間に配置される。脱臭ユニット40は、図4ないし図6に示すように、臭い成分を吸着して分解する触媒フィルタ41と、この触媒フィルタ41を加熱して吸着した臭い成分の分解を促進するヒータユニット50と、これら触媒フィルタ41およびヒータユニット50を挟むように両側に配置された通気性を有する一対の板状断熱材42と、これら触媒フィルタ41とヒータユニット50と板状断熱材42の外周を囲って配置される環状断熱材43と、板状断熱材42および環状断熱材43の通風方向両側を覆って配置される一対の遮熱板44とにより構成されている。この遮熱板44は、多数の透孔によって通気性が確保された金属製のパンチングプレートで形成されている。
したがって、図3に示す集塵フィルタ81を通過した空気が脱臭ユニット40に導入されると、その空気は脱臭ユニット40を図中右側から左側へと通過される。なお、その脱臭ユニット40を拡大した図4は、図3の取付状態に対して左右逆に示されており、脱臭ユニット40に導入された空気は、図4中左側から右側へと通過されることになる。すなわち、空気は、図4中左側の遮熱板44、左側の板状断熱材42、触媒フィルタ41、ヒータユニット50、右側の板状断熱材42、そして右側の遮熱板44の順に通過されることになる。
ヒータユニット50は、図5に示すように、保持プレート51にヒータ本体としてのシーズヒータ52を保持させて概ね構成される。シーズヒータ52は、一般に知られるように、金属パイプの中央にスパイラル発熱体を配置し、この発熱体と金属パイプとの間の空間部に熱伝導の良い高絶縁粉末を充填して構成されたものである。
保持プレート51は、遮熱板44と同様に多数の透孔によって通気性が確保された金属製のパンチングプレートで形成されている。そして、保持プレート51は、図5に示すように、周縁部がプレス加工などにより裏側方向(図中左側)に折曲された側壁51sを有して全体として矩形容器状に形成される。なお、本実施例1では、保持プレート51の触媒フィルタ41が配置される側を裏側、その反対側を表側として説明するものとする。
保持プレート51は、側壁51sで囲まれた裏側(内方側)にシーズヒータ52が保持されるようになっており、図4に示すように、その側壁51sで囲まれた内方に触媒フィルタ41が収納される。このとき、触媒フィルタ41は、保持プレート51の裏側面(片側面)に面対向して配置されている。
そして、図4に示すように、周囲の4つの側壁51s(図4では上下2つのみ図示)には、保持プレート51の各辺に沿う方向のほぼ中央部にチャンネル状のブラケット45がそれぞれビス止めされる。このとき、各ブラケット45の両端折曲片は保持プレート51に対して外方に向かって配置され、図4に示すように、それら両端折曲片に遮熱板44がそれぞれビス止めされるようになっている。したがって、脱臭ユニット40は、図6に示す各部を組み付けることにより、全体として扁平な直方体状となって構成される。
また、脱臭ユニット40は、両端の遮熱板44、板状断熱材42および保持プレート51が通気性を有することから、空気通路17を流通する空気の通過が可能となっている。
触媒フィルタ41は、アルミ合金製で通気性を有するハニカムコアボードの表面に、酸化マンガンなどの金属酸化物やプラチナなどの貴金属の触媒を所定の厚さにコーティングして形成される。なお、吸着剤として活性炭や各種セラミックス粉末などをさらに添加することが好ましい。さらには、抗菌剤や防かび剤などが添加されることも好ましい。そして、触媒フィルタ41は、基本的に加熱により吸着した臭気成分を分解できる構造(吸着分解型)であればよく、その他の吸着分解構造を有する触媒フィルタであってもよい。
このように、脱臭ユニット40は、触媒フィルタ41とヒータユニット50との周囲を板状遮熱材42と環状断熱材43とで覆われ、さらにその外側を多数の透孔によって通気性が確保された遮熱板44で覆われているため、ヒータユニット50の加熱時の熱が他の部材に影響を与えることを極力防止するとともに、触媒フィルタ41全体を効率よく加熱することが可能となり、加熱再生時間を短縮することができる。
[ヒータユニット]
次に、上述したヒータユニット50を詳細に説明する。シーズヒータ52は、図6に示すように、保持プレート51上をW字状に折曲形成され、不図示のリード線が接続される両端部52a、52bが上方に位置するように固定配置されている。
つまり、W字状に折曲されたシーズヒータ52は、Uターン状の折曲部が下側に2箇所と上側に1箇所形成されることによりW字状となっている。このように折曲部の数を上側よりも下側に多く設定することにより、シーズヒータ52で発生する熱量のウエイトを下方に置き、熱が上方に集まろうとするヒータユニット50全体での熱の均等化を図ることができる。
このとき、両端部52a、52bを上方に配置し、かつ、熱量のウエイトを下側に置くためには、シーズヒータ52を必ずしもW字状に形成する必要はなく、折曲部の全体の数を奇数として上側よりも下側の折曲部の数が1つ多くなるように形成してやればよい。つまり、折曲部の数をn(n:自然数)とすると、下側の折曲部の数はn+1、上側の折曲部の数はnとしてやればよい。もちろん、折曲部の全体の数は、(n+1)+n=2n+1となって奇数となる。
このように、筺体10の下部に配置された気化フィルタ30に対して、シーズヒータ52の両端部52a、52bとリード線との結線部が筺体10の上部に配置されることにより、加湿機能付脱臭装置100を誤って倒しそうになった場合とか、移動時に加湿機能付脱臭装置100が大きく揺れた場合などにあって、後述する気化フィルタ30の給水トレイ35に蓄えられた水が周囲に飛び散ったとしても、飛び散った水が結線部に掛かるのを効率よく抑制できる。
シーズヒータ52を保持する保持プレート51は、図4および図5に示すように、触媒フィルタ41が配置される裏側に、シーズヒータ52の形状に沿った溝部53が凹設されており、この溝部53にシーズヒータ52を収納した状態でこのシーズヒータ52が保持される。
このとき、溝部53の深さがシーズヒータ52の高さよりも所定量小さく形成することにより、触媒フィルタ41を保持プレート51に配置した際に、シーズヒータ52の一側が触媒フィルタ41に直接接触されるとともに、他側が溝部53の底面、つまり保持プレート51に直接接触されるようになっている。そして、保持プレート51と触媒フィルタ41との間には、溝部53の深さとシーズヒータ52の高さとの差分に相当する空隙部が設けられることにより、触媒フィルタ41の通気性がより高められるようになっている。つまり、保持プレート51がパンチングプレートで形成されているとはいえ、このパンチングプレートの多孔間には閉塞面が存在し、上記空隙部が設けられていない場合は、その閉塞面が触媒フィルタ41に直接接触して触媒フィルタ41の通気性が低下してしまう。
このように、シーズヒータ52の一側が触媒フィルタ41に直接接触され、かつ、シーズヒータ52の他側が保持プレート51(溝部53の底面)に直接接触されることにより、触媒フィルタ41には、シーズヒータ52から直接に伝熱されるとともに、保持プレート51からも上記空隙部を介して間接に伝熱(輻射熱)されるようになっている。この場合、保持プレート51は放熱板として機能する。このとき、触媒へ付着した臭い成分を触媒作用で分解するため、1日1回シーズヒータ52で触媒フィルタ41を約125度に加熱して臭い成分を分解し、初期状態に回復させる。シーズヒータ52の加熱温度や回復頻度については、使用状況に応じて適宜変えることができる。例えば、シーズヒータ52の加熱温度を140度〜150度程度まで上昇させる場合は、板状断熱材42として160度以上の耐熱性を有するものを使用する。
また、シーズヒータ52の断面形状は、保持プレート51(溝部53の底面)に接触する側が、プレス加工などにより加圧されて平坦面となっている。そして、その平坦面を介してシーズヒータ52が保持プレート51に接触されることにより、保持プレート51への伝熱効率が高められるようになっている。
保持プレート51に凹設された溝部53は、図5に示すように、外方(触媒フィルタ41と接する側)に向かって広がる断面台形状に形成されているが、その溝部53に収納されたシーズヒータ52は、図6に示すように、保持プレート51から切り起こした舌片51Pによって止着される。すなわち、溝部53にシーズヒータ52を嵌着する際、舌片51Pは図6に示すように起立させた状態にある。そして、シーズヒータ52を溝部53に収納した後に、舌片51Pをシーズヒータ52の外周に加締めて固定するようになっている。なお、舌片51Pは止着部位によってそれぞれの幅が適宜設定されている。
このとき、シーズヒータ52を止着する舌片51Pはシーズヒータ52の外周に加締められることにより、その舌片51Pの厚み分だけ外方に突出し、触媒フィルタ51との接触性が悪化される。このため、舌片51Pが配置される箇所には、プレス加工などによりシーズヒータ52を押圧して凹所を設け、この凹所に舌片51Pが配置されるようにして、舌片51Pがシーズヒータ52から突出しないようになっている。これにより、シーズヒータ52の一側は全体的に触媒フィルタ41に接触されるようになる。
ところで、断面台形状に形成された溝部53は、図6に示すように、シーズヒータ52の形状に沿ってW字状に形成されているが、このW字状の溝部53の長さ方向(図6中上下方向)のほぼ中央部には、溝部53とほぼ同様の断面形状をもって水平方向に凹設される土手部51Bによって、溝部53の上下直線部分が連結されている。このように土手部51Bが設けられることにより、保持プレート51と板状断熱材42との間の空間が上下方向に不連続となるため、ヒータユニット50の下部から上方に熱気が立ち昇るのを土手部51Bが妨げて、ヒータユニット50の上部の温度が高くなり過ぎるのを抑制できるようになっている。なお、土手部51Bは、1箇所に限ることなく上下方向に適宜間隔を設けて複数箇所設けることもできる。
また、図5に示すように、保持プレート51の中央部分の表側面(シーズヒータ52の保持面と反対の面)には、シーズヒータ52の温度を制御するためのサーモスタット60を取り付ける取付部54が設けられている。図5に示すように、サーモスタット60の本体部61がほぼ密接して挿入される取付穴54hが形成される。また、サーモスタット60の本体部61の両側には、一対の取付ブラケット62が取付部54に沿う方向に突設されている。そして、サーモスタット60を取り付ける際は、保持プレート51の表側から本体部61の一部を取付穴54hに挿入した後、取付ブラケット62を取付部54にビス63で固定するようになっている。そして、シーズヒータ52には、不図示の温度ヒューズおよびサーモスタット60を直列に接続したことにより、ヒータユニット50による異常な温度上昇をより確実に防止できるようになっている。
また、サーモスタット60は、図4および図5に示すように、保持プレート51の取付部54に取り付けられ、その表面が板状遮熱材42によって覆われるとはいえ、その板状遮熱材42は通気性を有しており、液密構造とはなっていない。このため、脱臭ユニット40に水が掛かった場合は、水が板状遮熱材42を通過してサーモスタット60に達してしまう。
そこで、図5に示すように、サーモスタット60が防水板70で覆われるようになっている。この防水板70は折曲可能な板材、たとえばマイカ板などが用いられ、矩形状に形成されている。このとき、防水板70の取付部には、図5に示すように、サーモスタット60の本体部61が挿通される開口部70hが形成されている。
そして、防水板70を取り付ける際には、開口部70hをサーモスタット60の本体部61に嵌合しつつ、取付部を取付ブラケット62の上に載せ、ビス63で共締めして固定する。このとき、防水板70は、サーモスタット60の上方に配置されていて、サーモスタット60を十分に覆い隠すことができる面積を有している。
このように、実施例1の加湿機能付脱臭装置100は、脱臭ユニット40内において、触媒フィルタ41の風下側にシーズヒータ52の一側を直接接触させるとともに、シーズヒータ52の他側を保持プレート51に直接接触させてヒータユニット50を構成しているため、吸込口11から導入された空気が保持プレート51で遮られることなく、触媒フィルタ41で臭い成分を効率よく吸着させることができる。
[気化フィルタ]
次に、気化フィルタ30は、図3に示すように、脱臭ユニット40と送風機20との間に配置される。つまり、気化フィルタ30は、脱臭ユニット40に対して風下側になるが、送風機12に対しては風上側に位置する。気化フィルタ30は、後述する給水トレイ35に貯めた水を吸水して湿潤した状態で空気が通過する間に、水が気化して空気を加湿させる。気化フィルタ30に用いられるフィルタ材としては、ここでは、ポリエステルとレーヨンを50:50の割合で配合し、プリーツ構造に形成したもので、通気性と吸水性を兼ね備えているが、必ずしもこの材質や配合割合に限定されない。
気化フィルタ30は、図7に示すように、空気の通過方向(白抜矢印A)を回転軸31とし、その回転軸131に直交する面に沿って回転可能な円盤状の吸水性フィルタで構成されている。この気化フィルタ30は、給水トレイ35と一体化されていて、加湿機能付脱臭装置100本体に対して自由に着脱できるようになっている。給水トレイ35と連通する給水タンクガイド36は、不図示の給水タンクを保持するためのガイドであり、給水トレイ35の水が一定水位以下になると、給水タンクから水が供給される。仕切り板37は、加湿機能付脱臭装置100の筐体10の内と外とを仕切るものである。気化フィルタ30は、水を貯めておく給水トレイ35の短手方向の両端部に軸受支持部38が立設されていて、その軸受部分で円盤状の気化フィルタ30の回転軸31を回転自在に軸支している。
また、この気化フィルタ30は、フィルタの外周部に水車と同じ水汲みポケット33が一定間隔毎に同じ方向に配置され、加湿運転中は矢印方向Gに一定速度で回転させることで、給水トレイ35内の水を水汲みポケット33が汲み上げ、頂点付近で中の水が気化フィルタ30に順次掛けられるため、常に湿潤状態を保つことができる。また、気化フィルタ30の外周部の水汲みポケット33とは反対の側には、気化フィルタ30を回転させるための従動歯車34が形成されている。この従動歯車34は、図8に示すフィルタ回転モータ39により回転される駆動歯車32と噛み合って、一定の方向(ここでは、矢印G方向)に一定速度で回転させることができる。フィルタ回転モータ33としては、例えば、シンクロナスモータにストッパを取り付けて一方向回転用としたもの、あるいは、ステッピングモータにより順方向と逆方向の両方向回転を可能にしたものなどを好ましく用いることができるが、これに限定されない。
気化フィルタ30は、給水トレイ35内の水に直接接触しない位置に保たれている。これは、気化フィルタ30を回転させている状態では、水汲みポケット33からフィルタへ常に水が供給されるため、加湿運転となるが、気化フィルタ30の回転を停止させるとフィルタへ水が供給されなくなり、加湿のない送風運転に切り替えられるようにするためである。
このように、実施例1の加湿機能付脱臭装置100は、気化フィルタ30の風上側に防臭ユニット40を配置したため、常に加湿前の空気で防臭処理を行うことが可能となり、高い脱臭性能が維持できるとともに、触媒フィルタ41に付着した臭い成分が湿気によって再放出するのを防ぐことができる。また、防臭ユニット40の触媒フィルタ41を加熱再生するためのヒータユニットには、金属製のシーズヒータが使われているため、気化フィルタ30の風下側に防臭ユニット40を配置すると(加湿直後の湿度60%〜80%rh)、シーズヒータの防錆処理(高防錆素材のインコロイ640や一般材のSUS304、SUS316L)が必要となる。しかし、本実施例1では、気化フィルタ30の風上側に防臭ユニット40を配置したため、コストの高い防錆処理が不要となり、コストを削減することができる。
[送風ガイド]
気化フィルタ30と送風機20との間の隙間には、送風ガイド82が設けられている。この送風ガイド82は、気化フィルタ30と送風機20との間に隙間があると、吸込口11から導入され、脱臭ユニット40を通過した空気が気化フィルタ30を通過せずに、隙間を通って外部へ吐出されるのを防ぐものである。送風ガイド82は、内部壁面の一部を帯状に突起させたり、内部壁面に帯状のガイド板を取り付けたりすることで、容易に実施することができる。送風ガイド82は、図8に示すように、給水トレイ35で覆われていない部分をカバーするとともに、送風機20と気化フィルタ30との間の隙間を塞ぐよう外周部に沿って配置されている。
[オゾン発生ユニット]
また、実施例1の加湿機能付脱臭装置100には、オゾン発生ユニット83を備えている。送風機20により空気通路17内を流通する空気は、白抜き矢印Bから白抜き矢印Cが分岐してオゾン発生ユニット83に流入する。オゾン発生ユニット83に取り込まれた空気は、水銀ランプなどのUV(紫外線)ランプ84で照射されると、空気の約1.6倍の比重を持つオゾンが発生する。オゾン発生ユニット83には、発生したオゾンを脱臭ユニット40と気化フィルタ30の間へ導く中空状のオゾンダクト85が設けられ、その先端に気化フィルタ30の表面に直接オゾンを吹き付ける吹付口86が形成されている。送風機20の風下側に設けられたオゾン発生ユニット83には、正圧がかかり、送風機20の風上側に設けられた気化フィルタ30付近には、吸込口11から空気を導入する際に負圧が生じる。このため、オゾン発生ユニット83で発生したオゾンは、その圧力差によってオゾンダクト85を通って吹付口86から気化フィルタ30の風上面に吹き付けられ、気化フィルタ30の除菌と消臭を行うことができる。オゾン発生部83で発生した残留オゾンは、オゾンダクト85の直上に配置された酸化チタンなどのオゾン分解触媒87により分解され、分解オゾン吹出口88から外へ放出される(白抜き矢印F)。
[イオナイザ]
また、実施例1の加湿機能付脱臭装置100には、マイナスイオンを発生するイオナイザ89が空気通路17内に配置されている。イオナイザ89は、針状の電極を備えており、電極に例えば数kVの高電圧を印加すると、電極の先端でコロナ放電が生じ、マイナスイオンとオゾンを発生させる。イオナイザ89から発生したマイナスイオンは、同じくイオナイザ89やオゾン発生ユニット83から発生したオゾンと反応して、強い酸化力を有するOHラジカルを生成する。
[メイン基板]
加湿機能付脱臭装置100の背面パネル14の上部には、図3に示すように、加湿機能付脱臭装置100を制御するメイン基板90が配置されている。このメイン基板90には、加湿機能付脱臭装置100の動作全体を制御する制御部を備えている。制御部は、操作パネル16からの指示に基づいて、運転制御を行う。例えば、制御部は、脱臭運転モード、加湿運転モードの他、脱臭ユニット40の触媒フィルタ41をヒータユニット50によって定期的に加熱処理を行い、触媒を再生する制御などを行っている。
本実施例1の加湿機能付脱臭装置100は、以上のように構成されており、その動作について説明する。
[脱臭運転モード]
脱臭運転モードでは、UVランプ84によりオゾンを発生させ、イオナイザ89をONにして、気化フィルタ30の回転を停止した状態で指定風量にて送風運転を行い、気化フィルタ30および空気の除菌・消臭を行うモードである。脱臭運転モードには、弱運転、強運転、急速運転、自動運転の4種類が設けられている。弱運転の風量は、「弱」の1段階、強運転の風量は、「強」の1段階、急速運転の風量は「急速」の1段階、自動運転の風量は、「中L(ロー)」、「中H(ハイ)」、「強」の3段階となる。「急速」とは、「強」よりも風量が多く、「中L(ロー)」と「中H(ハイ)」は、「強」と「弱」の間の2段階の風量をいう。弱運転と強運転は、決められた風量により脱臭運転が行われるが、自動運転は臭いセンサ91で検知された臭いレベルに応じて風量を変化させる。例えば、検知された臭いレベルが高いと、風量を多くして脱臭能力を高め、臭いレベルが一定レベル以下になると、少ない風量で運転する。また、急速運転は、指定後1時間「急速」で運転を行い、その後は、自動運転に移行する。
まず、ユーザが操作パネル16で脱臭運転モードと指定風量を指定すると、メイン基板90の制御部は、UVランプ84を点灯させてオゾンを発生させ、イオナイザ89をONするとともに、気化フィルタ30の回転を停止した状態で送風機20を指定風量にて送風運転を行うよう制御する。吸込口11から導入された空気は、プレフィルタ80と集塵フィルタ81を通過し、脱臭ユニット40の触媒フィルタ41を通過する際に、臭い成分が触媒に吸着され、クリーン化された空気を吹出口12から室内に放出して循環させることにより、室内の空気を徐々に脱臭することができる。
指定風量が弱運転の場合は、「弱」の風量で運転を行い、強運転の場合は、「強」の風量で運転を行う。指定風量が自動運転の場合は、臭いセンサ91で検知された臭いレベルに応じて風量が「中L(ロー)」、「中H(ハイ)」、「強」に変化する。メイン基板90の制御部は、検知された臭いレベルが所定のしきい値より高くなると、送風機20の風量を多くして脱臭能力を高め、臭いレベルが所定のしきい値以下になると、送風機20を少ない風量で運転制御する。指定風量が急速運転の場合は、指定後1時間だけ「強」よりも風量の多い「急速」で運転を行い、その後は、自動運転に移行する。
そして、制御部は、1日1回脱臭運転モード終了後にヒータユニット50を125度で所定時間加熱させる制御を行うことで、触媒フィルタ41に吸着した臭い成分を分解し、触媒フィルタ41を初期状態に回復させる。
このように、加湿機能付脱臭装置100は、触媒フィルタ41に吸着された臭い成分をヒータユニット50でその都度分解し、初期状態に回復するため、吸着臭い成分を装置内に溜め込むことがなくなり、臭いの再放出を確実に防止することができる。
[加湿運転モード]
加湿運転モードでは、UVランプ84によりオゾンを発生させ、イオナイザ89をONして、気化フィルタ30を回転させながら、室内の空気が設定された目標湿度となるように湿度調整を行い、気化フィルタ30や空気の除菌・消臭を行うモードである。加湿運転モードには、風量ではなく、目標湿度別に低湿度設定運転(目標湿度が40%に設定される)、高湿度設定運転(目標湿度が60%に設定される)、自動湿度設定運転(室温に応じた目標湿度が設定される)の3種類が設けられている。自動湿度設定運転では、予め室温に応じた目標湿度が決められていている。このため、メイン基板90の制御部は、温度センサ92から室温データを得ると、当該室温に対応した目標湿度に設定される。低湿度設定運転と高湿度設定運転では、それぞれの目標湿度に設定される。目標湿度となるように湿度を下げる場合は、気化フィルタ30の回転を停止し、風量を少なくする。また、目標湿度となるように湿度を上げる場合は、気化フィルタ30を回転させ、風量を多くする。つまり、加湿運転モードにおける制御部は、目標湿度と湿度センサ93により検知した雰囲気湿度との差に基づいて、必要風量を判定する。
このように、加湿機能付脱臭装置100は、気化フィルタ30による加湿運転中も脱臭ユニット40の中を空気が通過するため、常に脱臭機能が働いている。しかし、脱臭ユニット40は、気化フィルタ30の風上側に配置されているため、気化フィルタ30で加湿された空気が脱臭ユニット40を通らず、触媒フィルタ41に吸着された臭い成分の再放出を抑制することができる。また、触媒フィルタ41を通る空気は、気化フィルタ30で加湿される前の空気であるため、臭い成分の吸着性能を高い状態に維持することができる。さらに、触媒フィルタ41を通る空気は、気化フィルタ30で加湿される前の空気であるため、脱臭ユニット40内のヒータユニット50を構成する金属製のシーズヒータの防錆処理が不要となり、その分の製造コストを削減することができる。
なお、上記実施例1では、送風機20のファン20bとしてシロッコファンを好ましく用いた例で説明したが、それに限ることなく空気を流通させる機能を有していれば良く、例えば、ラジアルファンや軸流ファン、もしくはそれ以外の送風ファンを用いて実施することが可能である。
以上のように、本発明にかかる加湿機能付脱臭装置は、加湿フィルタと加熱再生型の触媒フィルタとを用いて空気の加湿処理と脱臭処理とを行う加湿機能付脱臭装置に有用であり、特に、脱臭処理後の空気を加湿処理するようにした脱臭性能の高い加湿機能付脱臭装置に適している。
100 加湿機能付脱臭装置
10 筐体
11 吸込口
12 吹出口
13 前面パネル
14 背面パネル
15 ルーバ
16 操作パネル
20 送風機
22a ファンモータ
22b ファン
30 気化フィルタ
31 回転軸
32 駆動歯車
33 水汲みポケット
34 従動歯車
35 給水トレイ
36 給水タンクガイド
37 仕切り板
38 軸受支持部
39 フィルタ回転モータ
40 脱臭ユニット
41 触媒フィルタ
42 板状断熱材
43 環状断熱材
44 遮熱板
45 ブラケット
50 ヒータユニット
51 保持プレート
52 シーズヒータ(ヒータ本体)
60 サーモスタット
61 本体部
70 防水板
80 プレフィルタ
81 集塵フィルタ
90 メイン基板
91 臭いセンサ
92 温度センサ
93 湿度センサ






























Claims (4)

  1. 空気の吸込口と吹出口とを有し、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路を内部に有する筐体と、
    前記空気通路内に設けられ、前記吸込口から吸引した空気を前記吹出口から吐出させる送風機と、
    前記空気通路内に配置され、空気に湿度を与える気化フィルタと、
    前記空気通路内に配置され、前記吸込口から導入した空気を脱臭する触媒フィルタを有する脱臭ユニットと、
    前記触媒フィルタを加熱して触媒に付着した臭い成分の分解を促進するヒータユニットと、
    を備え、前記脱臭ユニットは、前記空気通路内における前記気化フィルタの風上側に配置されていることを特徴とする加湿機能付脱臭装置。
  2. 前記ヒータユニットは、前記脱臭ユニット内の前記触媒フィルタの風下側に直接接触させて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の加湿機能付脱臭装置。
  3. 前記ヒータユニットは、加熱を行うヒータ本体を保持すると共に、前記ヒータ本体が発する熱を周囲に伝達し、多数の透孔により通気性が確保された保持プレートを備え、
    前記ヒータ本体の一側を前記触媒フィルタに直接接触させると共に、前記ヒータ本体の他側を前記保持プレートに直接接触させ、前記ヒータ本体から前記保持プレートに伝達された熱を前記保持プレートによって放熱させることを特徴とする請求項1または2に記載の加湿機能付脱臭装置。
  4. 前記脱臭ユニットは、前記触媒フィルタと、これに直接接触させた前記ヒータユニットとの周囲を断熱材で覆い、
    前記断熱材のうち、少なくとも前記空気通路に面する断熱材に通気性を持たせることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の加湿機能付脱臭装置。





















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