JP5565514B2 - 加湿装置の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、加湿運転停止後に気化フィルタの乾燥運転を行う加湿装置の制御方法に関する。
従来の気化式加湿装置は、給水タンクから供給された水を貯える水槽部と、その水槽部の水を吸水して湿潤する吸水性を有する気化フィルタと、室内空気を循環させる送風機とを備えている。気化式加湿装置の加湿運転中は、送風機により吸込口から取り込んだ室内空気を前記気化フィルタに通すことで加湿を行い、その加湿された空気を吹出口から室内へ放出していた。このため、加湿運転停止後に加湿装置内部の気化フィルタに雑菌が繁殖すると、吹出口から悪臭や雑菌が放出されることがあった。
そこで、特許文献1にかかる従来の加湿装置は、空気を加湿する中空円筒形状の加湿フィルタと、送風手段と、水供給手段としての貯水槽とを具備している。加湿フィルタは、通気性のある疎水層と吸水層とを備えており、その疎水層のみが貯水槽の水に浸漬しながら回転することによって、加湿フィルタ全体への給水を行うものである。これにより、高効率な加湿を可能とし、加湿フィルタの回動停止時には、加湿フィルタの吸水層には水が供給されず、疎水層も浸水していない部分はすぐに乾燥し、加湿フィルタ上のカビなどの繁殖を抑制することができる。
特開2008−224170号公報
このような特許文献1の加湿装置にあっては、加湿運転が停止すると、加湿フィルタの回動が停止し、加湿フィルタの疎水層の一部が貯水槽の水に浸水しているだけで、吸水層に水が供給されないためすぐに乾燥すると記載されている。しかしながら、特許文献1の加湿装置内部では、疎水層が乾燥しても吸水層が自然乾燥するまでに時間がかかるため、加湿フィルタ上でカビなどが繁殖するおそれがあるという問題があった。
また、特許文献1では、加湿運転停止後の乾燥運転については明確に記載されていないが、仮に乾燥運転を行ったとしても、貯水槽の中に加湿フィルタが設置されているため、貯水槽の壁で加湿フィルタの一部が隠れてしまい、乾燥運転を行ったとしてもその部分に風が当たらず、乾燥し難いことから、カビや雑菌が繁殖してヌメリや異臭の原因となるおそれがあるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、加湿運転停止後に気化フィルタに含まれる水分を十分に乾燥させてから運転を停止することで、気化フィルタにカビや雑菌が繁殖するのを抑制し、ヌメリや異臭を放つことのない加湿装置の制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の加湿装置の制御方法は、加湿装置で実行される制御方法であって、前記加湿装置は、送風機と、気化フィルタと、フィルタ回転手段と、前記気化フィルタの外周部に設けられ気化フィルタの回転により水を汲み上げて気化フィルタに水を湿潤させる吸水手段と、計時手段と、制御手段とを備え、前記制御手段が、前記フィルタ回転手段により前記気化フィルタを回転させ、前記吸水手段により給水トレイに貯めた水を汲み上げて前記気化フィルタに水を湿潤させる工程と、前記制御手段が、前記気化フィルタに前記送風機による空気を通過させて空気を加湿する加湿運転を行う工程と、前記制御手段が、加湿運転の停止後に前記気化フィルタの回転を停止し、前記送風機の送風によって前記気化フィルタを乾燥させる乾燥運転を行う工程と、を含み、前記気化フィルタの乾燥運転工程は、前記フィルタ回転手段により前記気化フィルタの回転を停止させ、前記送風機による送風運転を一定時間行った後、前記給水トレイに隠れた前記気化フィルタの領域を前記給水トレイより上に露出するまで前記気化フィルタを前記フィルタ回転手段により回転させ、前記送風機により送風運転をさらに一定時間行って乾燥させることを特徴とする。
本発明によれば、加湿運転停止後に気化フィルタに含まれる水分を十分に乾燥させてから運転を停止することにより、気化フィルタにカビや雑菌が繁殖するのを抑制し、悪臭雑菌を放つことのない加湿装置の制御方法が得られるという効果を奏する。
図1は、本発明にかかる加湿装置の前方方向の外観斜視図である。 図2は、本発明にかかる加湿装置の後方方向の外観斜視図である。 図3は、図1のX−X線断面図である。 図4は、本発明にかかる加湿装置の制御ブロック構成図である。 図5は、加湿運転モードにおける自動湿度設定運転のテーブルデータを示す図である。 図6は、図2の加湿装置から筐体とプレフィルタ、集塵フィルタ、ヒータ脱臭ユニットを取り除いた内部構造を示す斜視図である。 図7は、図1の加湿装置から筐体を取り除いた内部構造を示す斜視図である。 図8は、図6の加湿装置から水車型の気化フィルタと給水トレイを抜き出して拡大した斜視図である。 図9−1は、図8の気化フィルタと給水トレイを白抜矢印A方向から見た矢指図である。 図9−2は、図9−1の気化フィルタを90度回転させた図である。 図10は、本発明にかかる加湿装置の制御方法を説明するフローチャートである。
以下に、本発明にかかる加湿装置の制御方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明による構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。また、この実施例に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
まず、加湿装置の外観の構成を説明する。図1は、本発明にかかる加湿装置の前方方向の外観斜視図であり、図2は、本発明にかかる加湿装置の後方方向の外観斜視図である。
加湿装置100は、気化式の加湿方式を採用する加湿装置であり、図1および図2に示すように、筐体10が縦長の略直方体形状で構成されており、面積の最も大きい一方の側面を前面パネル32とし(図1参照)、前面パネル32と対向する他方の側面を背面パネル34として(図2参照)、多数の開口部を設けた空気の吸込口26が形成されている。前面パネル32と背面パネル34以外の側面には、加湿装置100を持ち運ぶための把手を兼ねた凹部が形成されている。また、加湿装置100の上面部には、ユーザが加湿装置100を運転操作するための各種ボタンやランプ等が配置された操作パネル44と、その操作パネル44に隣接する位置に手動により開閉可能な矩形状のルーバ30とが配されている。このルーバ30は、後述の図3に示すように上方に開閉可能であって、ルーバ30を開くことによって加湿された空気の吹出口28となる。また、図1に示すように、加湿装置100の上面部と前面パネル32とが接する一辺の角部には、後述する臭いセンサ60、温度センサ62、湿度センサ64をまとめたセンサユニットが配置されている。
次に、加湿装置の具体的な内部構成について図を用いて説明する。図3は、図1のX−X線断面図であり、図4は、本発明にかかる加湿装置の制御ブロック構成図である。また、図5は、加湿運転モードにおける自動湿度設定運転のテーブルデータを示す図であり、図6は、図2の加湿装置から筐体とプレフィルタ、集塵フィルタ、ヒータ脱臭ユニットを取り除いた内部構造を示す斜視図であり、図7は、図1の加湿装置から筐体と給水タンクとを取り除いた内部構造を示す斜視図である。図8は、図6の加湿装置から水車型の気化フィルタと給水トレイを抜き出して拡大した斜視図であり、図9−1は、図8の気化フィルタと給水トレイを白抜矢印A方向から見た矢指図であり、図9−2は、図9−1の気化フィルタを90度回転させた図である。
[加湿装置]
加湿装置100は、図3、図6、図7に示すように筐体10が縦長の略直方体形状で構成されているため、高さ方向の空間を使って空気の流れを作ることで、設置スペースを少なくすることができる。実施例1の加湿装置100における構成は、図3に示すように、筐体10の内部に吸込口26から吹出口28までを結ぶ空気通路が形成されている。この空気通路の途中に設けられた送風機12は、ファンモータ12aとファン12bで構成され、ファンモータ12aがファン12bを回すことによって、吸込口26から外部空気を吸引する(白抜き矢印A)。吸引された空気は、既存の脱臭装置等で使用されているプレフィルタ50、集塵フィルタ52、およびヒータ脱臭ユニット54を通過する間に、除塵・脱臭処理が行われる。そして、実施例1の加湿装置100における特徴的な構成の一つは、送風機12の風上側に配置された気化フィルタ14である。気化フィルタ14のフィルタ材としては、ここでは、ポリエステルとレーヨンを50:50の割合で配合し、プリーツ構造に形成したもので、通気性と吸水性を兼ね備えているが、必ずしもこの材質や配合割合に限定されない。この気化フィルタ14は、水を吸水して湿潤した状態で空気が通過する間に、水が気化して空気を加湿するものである。そして、送風機12は、気化フィルタ14で加湿された空気を上方へ伸びる空気通路へと送り出し(白抜き矢印B)、上面のルーバ30を開けた吹出口28から外部に吐出される(白抜き矢印E)。後述するように、気化フィルタ14は、フィルタの外周部に水車と同じ水汲みポケット14aが配置されており、加湿運転中は、気化フィルタ14が回転し、気化フィルタに水を供給する給水トレイ24a内の水を水汲みポケット14aが汲み上げて、頂点付近で気化フィルタに水を掛けることで、気化フィルタを湿潤させている。
このため、実施例1の加湿装置100は、加湿運転後に運転を停止する場合、加湿運転中に回転していた気化フィルタ14を停止させ、送風機12によって一定時間脱臭運転(空気を清浄する空気清浄運転の一例)を行い、気化フィルタ14の露出している領域を乾燥させる。そして、気化フィルタ14は、回転軸14cを中心として回転させることにより、気化フィルタ14に水を供給する給水トレイ24aにより隠れた領域(不乾燥領域80)を露出させることができる。そして、送風機12によりさらに一定時間脱臭運転(空気清浄運転の一例)を行うことにより、気化フィルタ14の不乾燥領域も乾燥させることができる。このように、加湿運転中に湿潤していた気化フィルタ14は、運転停止時に乾燥運転モードに移行して、フィルタの全面を確実に乾燥させることができるため、運転停止後の気化フィルタ14に雑菌が繁殖し難く、吹出口28から悪臭や雑菌の放出を抑制することができる。この気化フィルタ14の乾燥運転モードについては、図を用いて後で詳述する。
また、実施例1の加湿運転中は、図3に示すように、送風機12の風下側から上方へ伸びるメインの空気通路(白抜き矢印B)から空気の流れを分岐させ(白抜き矢印C)、オゾン発生ユニット16内に取り込まれた空気を使ってオゾン発生部16aによりオゾンを発生させる。このオゾン発生ユニット16内でオゾンを発生させるオゾン発生部16aは、ここでは、水銀ランプなどのUV(紫外線)ランプを好適に用いている。オゾン発生ユニット16内で発生させたオゾンは、空気の約1.6倍の比重を持っているため、オゾン発生ユニット16から下方へオゾンを導く中空状のオゾンダクト18を設けることにより、オゾンダクト18を介してオゾンを気化フィルタ14に供給することができる。しかし、オゾンと空気の比重差だけでは、気化フィルタ14の風上面に対して直接オゾンを均等に吹き付ける程の勢いは得られない。そこで、実施例1では、オゾン発生ユニット16から下方にオゾンダクト18を伸ばし、気化フィルタ14の風上面に対して直接オゾンを吹き付ける位置に吹付口18aを配置している。このため、送風機12の風下側に設けられたオゾン発生ユニット16には、正圧がかかり、送風機12の風上側に設けられた気化フィルタ14付近には、吸込口26から空気を吸引する際に負圧が生じている。このように、オゾン発生ユニット16で発生したオゾンは、オゾンダクト18の両端に正圧と負圧の圧力差が生じることで、送風機12の送風量に応じた風量でオゾンダクト18の吹付口18aから気化フィルタ14の風上面に吹き付けることができる。つまり、実施例1の加湿運転中は、オゾン発生ユニット16内で発生したオゾンを使って、気化フィルタ14に対してオゾンを直接吹き付けることにより、確実な除菌効果と消臭効果を期待することができる。
[送風ガイド]
加湿装置100により加湿運転が開始されると、図3の送風機12が吸込口26から空気を吸引して気化フィルタ14付近が負圧となり、正圧を受けているオゾン発生ユニット16内のオゾンは、その圧力差によりオゾンダクト18を通って吹付口18aから気化フィルタ14に向けて吹き付けられる。吹き付けられたオゾンと空気は、気化フィルタ14の中を通過する際に除菌や消臭を行うと共に、加湿された空気が送風機12から吹出口28を介して吐出される(白抜き矢印B、E)。ところが、送風機12とその風上側に配置されている気化フィルタ14との間に隙間があると、送風機12が吸込口26から吸引した空気と、オゾンダクト18の吹付口18aから吹き付けられたオゾンの一部が気化フィルタ14を通過せずに、通風抵抗が少ない送風機12と気化フィルタ14との間を通過してしまい、オゾンによる気化フィルタの除菌脱臭が十分行えない可能性がある。また、空気の加湿効率が低下するおそれがある。また、気化フィルタの乾燥運転モードの際には、フィルタを乾燥できないおそれもある。このため、図3に示すように、送風機12と気化フィルタ14との間の隙間を覆う送風ガイド20が設けられている。この送風ガイド20は、内部壁面の一部を帯状に突起させたり、内部壁面に帯状のガイド板を取り付けたりすることで、容易に実施することができる。送風ガイド20は、図6に示す給水トレイ24a以外の部分をカバーしており、送風機12と気化フィルタ14の間の隙間を塞ぐよう外周部に沿って配置されている。送風ガイド20は、送風機12と気化フィルタ14との間の隙間を塞ぐことから、内部で発生させたオゾンや吸込口26から吸引した空気が気化フィルタ14内を通るようになり、除菌効果と消臭効果を期待することができる。また、送風ガイド20により吸込口26から吸い込まれた空気の略全量は、気化フィルタ14を通過するようになるため、加湿効率を高めることができる。さらに、フィルタの乾燥運転モードの際に、フィルタを確実に乾燥させることができる。
[オゾン分解触媒]
オゾン発生部16aで発生したオゾンは、一部はオゾンダクト18を介して気化フィルタ14へ供給されるが、残りのオゾンは0.02ppm以下の濃度オゾンとして低濃度オゾン吹出口36から室内に向けて吹き出す。このため、オゾン発生ユニット16内のオゾン濃度を適正に調整する必要がある。実施例1では、図3に示すように、オゾン発生ユニット16内のオゾン発生部16aよりも風下側に設けたオゾンダクト18の直上にオゾン分解触媒58が配置されている。このオゾン分解触媒58は、酸化チタンなどの金属触媒作用によりオゾン分解触媒58を通過するオゾンを分解して、低濃度オゾンとした上で、低濃度オゾン吹出口36から外へ放出される(白抜き矢印F)。このオゾン分解触媒58の作用により、人体に影響の無い低濃度のオゾンを利用した室内の除菌脱臭が可能である。
[イオナイザ]
また、加湿装置100の吹出口28付近の空気通路内には、図3に示すように、イオン発生器としてのイオナイザ46がオゾン発生ユニット16とは別に配置されている。イオナイザ46は、針状の電極を備えていて、電極に例えば数kVの高電圧を印加すると、電極の先端でコロナ放電が生じ、マイナスイオンとオゾンを発生させる。イオナイザ46から発生したマイナスイオンは、同じくイオナイザ46やオゾン発生ユニット16から発生したオゾンと反応して、強い酸化力を有するOHラジカルを生成する。
[メイン基板]
加湿装置100の背面パネル34の上部には、図3に示すように、加湿装置100を制御するメイン基板40が配置されている。このメイン基板40には、加湿装置100の動作を制御する制御部42(図4参照)を備えている。制御部42は、図4に示すように、操作パネル44からの指示に基づいて、運転制御を行う。例えば、制御部42は、加湿運転モード、脱臭運転モード、あるいは運転停止後の乾燥運転モードにおいて、送風機12のファンモータ12a、回転型の気化フィルタ14を回転させるフィルタ回転モータ22aを制御すると共に、オゾン発生ユニット16内でオゾン発生させるUVランプ16aの点灯制御、あるいは、イオナイザ46のON/OFF制御を行う。また、実施例1の制御部42では、脱臭運転モードにおいて、金属酸化物半導体センサなどを用いた臭いセンサ60の臭い検知レベルに応じて、送風機12の風量の切り替え制御を行っている。さらに、実施例1の制御部42は、加湿運転モードにおいて、室温に応じて目標湿度設定を行う自動湿度設定運転をユーザが選択すると、サーミスタなどの温度センサ62からの室温情報に基づく目標湿度が設定され、湿度センサ64で得られた現在湿度が目標湿度に近づくようにフィルタ回転モータ22aのON/OFF制御と、ファンモータ12aの回転数制御とを行っている。前記自動湿度設定運転では、図5に示すような室温に応じた目標湿度が予め設定されていて、図4のテーブルメモリ70に格納されている。また、実施例1における加湿装置100は、電源投入時に前回の運転停止前の運転モードから開始するラストメモリ機能を備えている。つまり、制御部42は、加湿装置100の動作中に運転停止操作が行われると、運転停止前の運転モードを図4の不揮発性メモリ68に記憶させておき、電源投入時に不揮発性メモリ68に記憶されている運転モードを読み出して、当該運転モードを開始する。また、本発明の特徴的な乾燥運転モードでは、一定時間送風を行って気化フィルタ14を乾燥させた後、気化フィルタ14を90度回転させ、さらに一定時間送風を行って気化フィルタ14を乾燥させる。その際、「一定時間」の計時、あるいは、気化フィルタ14の回転角度制御は、図4に示す計時手段としてのタイマ66を使って行われる。
[オゾンダクト]
実施例1における加湿装置100は、図3に示すように、気化フィルタ14の風上面側にオゾンを直接均等に吹き付けるオゾンダクト18を備えている。気化フィルタ14に対するオゾンダクト18の配置は、図3および図6に示すように、オゾン発生ユニット16から下方の気化フィルタ14の回転軸14cに向ってオゾンダクト18が伸びており、前記気化フィルタ14の半径に相当する部分にオゾンを直接吹き付けるための吹付口18aが近接配置されている。オゾンダクト18の吹付口18aの形状は、略直方体形状からなるオゾンダクト18の片面を切り取った長方形をしている。そして、送風機12の風下側のオゾン発生ユニット16内のオゾンには正圧がかかり、オゾン発生ユニット16から伸びるオゾンダクト18の吹付口18aには、送風機12の風上側の気化フィルタ14と吸込口26の間に負圧がかかるため、正圧と負圧の圧力差により、吸込口26から気化フィルタ14に吸い込まれる空気の流れに伴って、オゾンダクト18の吹付口18aからオゾンを吸引しながら吹き付けが行われる。このように、送風機12の風下側で発生させた正圧のオゾンは、オゾンダクト18を使って送風機12の風上側に戻すことで吹付口18a付近では負圧となり、オゾンダクト18の両端で生じた圧力差により、加湿運転中の送風量に対応した風量でオゾンを気化フィルタ14に直接吹きつけることで、効率良く除菌と消臭を行うことができる。
[気化フィルタ]
気化フィルタ14は、吸水性があり、湿潤した状態で通気性が確保できるものであって、回転式である。実施例1の気化フィルタ14は、図6に示すように、空気の通過方向(白抜矢印A)を回転軸14cとし、その回転軸14cに直交する面に沿って回転可能な円盤状の吸水性フィルタで構成されている。この気化フィルタ14は、給水トレイ24aと一体化されていて、加湿装置100本体に対して自由に着脱できるようになっている。図8は、図6の加湿装置100から給水トレイ24aと一体化された気化フィルタ14を取り外した図である。給水トレイ24aと連通する給水タンク保持部24bは、不図示の給水タンクを保持するものであり、給水トレイ24aの水が一定水位以下になると、給水タンクから水が供給される。仕切り板24cは、加湿装置100の筐体10の内と外とを仕切るものである。気化フィルタ14は、水を貯めておく給水トレイ24aの短手方向の両端部に軸受支持部24dが立設され、その軸受部分で円盤状の気化フィルタ14の回転軸14cを回転自在に軸支している。この気化フィルタ14は、フィルタの外周部に水車と同じ水汲みポケット14aが一定間隔毎に同じ方向に配置され、矢印方向Gに回転させることで、給水トレイ24a内の水を水汲みポケット14aが汲みあげ、頂点付近で中の水が気化フィルタ14に掛かるため、加湿運転中は常に湿潤状態を保つことができる。また、気化フィルタ14の外周部の水汲みポケット14aと反対の側には、気化フィルタ14を回転させるための従動歯車14bが形成されている。この従動歯車14bは、図4のフィルタ回転モータ22aにより回転される図3の駆動歯車22と噛み合って、一定の方向に一定速度で回転させることができる。フィルタ回転モータ22aには、例えば、シンクロナスモータにストッパを取り付けて一方向回転用としたもの、あるいは、ステッピングモータにより順方向と逆方向の両方向回転を可能にしたものなどを利用することができ、図4に示す制御部42によって回転制御が行われる。この気化フィルタ14のフィルタ回転手段は、上記した回転軸14c、従動歯車14b、フィルタ回転モータ22a、駆動歯車22、および制御部42により構成されている。また、気化フィルタ14をフィルタ回転手段によって回転させ、気化フィルタ14の全面に水を湿潤させる吸水手段としては、上記した給水トレイ24a、および水汲みポケット14aにより構成されている。
[脱臭運転モード]
脱臭運転モードとは、オゾン発生部(UVランプ)16aによりオゾンを発生させ、イオナイザ46をONにして、気化フィルタ14の回転を停止した状態で指定風量にて脱臭運転を行い、気化フィルタや空気の除菌・脱臭を行うモードである。脱臭運転モードには、弱運転、強運転、急速運転、自動運転の4種類が設けられている。弱運転の風量は、「弱」の1段階、強運転の風量は、「強」の1段階、急速運転の風量は「急速」の1段階、自動運転の風量は、「中L(ロー)」、「中H(ハイ)」、「強」の3段階となる。「急速」とは、「強」よりも風量が多く、「中L(ロー)」と「中H(ハイ)」は、「強」と「弱」の間の2段階の風量をいう。弱運転と強運転は、決められた風量により脱臭運転が行われるが、自動運転は臭いセンサ60で検知された臭いレベルに応じて風量を変化させる。例えば、検知された臭いレベルが高いと、風量を多くして脱臭能力を高め、臭いレベルが一定レベル以下になると、少ない風量で運転する。また、急速運転は、指定後1時間「急速」で運転を行い、その後は、自動運転に移行する。
[加湿運転モード]
加湿運転モードとは、オゾン発生部(UVランプ)16aによりオゾンを発生させ、イオナイザ46をONにして、気化フィルタ14を回転しながら、室内の空気が設定された目標湿度となるように湿度調整を行い、気化フィルタや空気の除菌・消臭を行うモードである。加湿運転モードには、風量ではなく、目標湿度別に低湿度設定運転(目標湿度が40%に設定される)、高湿度設定運転(目標湿度が60%に設定される)、自動湿度設定運転(室温に応じた目標湿度が設定される)の3種類が設けられている。自動湿度設定運転では、図5に示すように、予め室温に応じた目標湿度が決められていて、図4のテーブルメモリ70に格納されている。このため、図4の制御部42は、温度センサ62から室温データを得ると、テーブルメモリ70に照合して、室温に対応した目標湿度に設定される。低湿度設定運転と高湿度設定運転は、それぞれの目標湿度に設定される。目標湿度に対して湿度調整を行う場合は、湿度を下げようとすると、気化フィルタ14の回転を停止し、風量を少なくする。湿度を上げようとする場合は、気化フィルタ14を回転させ、風量を多くする。つまり、加湿運転モードにおける制御部42は、目標湿度と湿度センサ64により検知した雰囲気湿度との差に基づいて、必要風量を判定する。
[乾燥運転モード]
乾燥運転モードとは、加湿運転停止後に気化フィルタ14の回転を停止させた状態で送風機12により一定時間送風運転を行い、水で湿潤した気化フィルタ14を乾燥させるモードである。気化フィルタ14を乾燥させると、気化フィルタ14に雑菌が繁殖し難くなり、悪臭の発生を抑えることができる。そこで、図8を見ると、気化フィルタ14が給水トレイ24a内の水を汲み上げるため、給水トレイ24aに隠れている気化フィルタ14の下端部の乾燥し難い領域(不乾燥領域80:ダブルハッチングの領域)が生じている。この図8を白抜き矢印A方向から見た図9−1は、空気の通過する方向から見ており、給水トレイ24aに隠れている気化フィルタ14の不乾燥領域80には、直接風が当たらないことがわかる。そこで、本発明の特徴は、図9−1に示す位置で気化フィルタ14の回転を停止させ、一定時間送風運転を行った後、給水トレイ24aに隠れた気化フィルタ14の領域(不乾燥領域80)を給水トレイ24aよりも上に露出するまで気化フィルタ14を回転させる。つまり、図9−1から図9−2に示す位置まで気化フィルタ14を回転させた場合、回転角度は90度となる。もちろん、給水トレイ24aの深さや気化フィルタ14の形状により回転角度は異なってくるため、回転角度は適宜決める必要がある。なお、この角度は、必要最小限の角度であって、不乾燥領域80を露出させるという意味では、これよりも大きく回転させても良い。しかし、気化フィルタ14の回転時間、回転に要するエネルギーが無駄になる上、気化フィルタ14を余分に回転させると、水汲みポケット14aから水が落ちて、気化フィルタ14を湿潤させるおそれがあるため、必要最小限の角度で回転させることが望ましい。実施例1では、図9−2に示すように、気化フィルタ14を矢印G方向に順方向回転させた例で説明したが、ステッピングモータのように逆方向回転が可能なモータであれば、矢印Gと反対方向に回転させることも可能である。その場合は、水汲みポケット14aの向きが逆となり、水汲みポケット14aで水が汲めないため、水汲みポケット14aから水が落ちる心配がなくなる。このように、回転後の気化フィルタ14に対して、送風機12により再度一定時間送風運転を行うことにより、図9−2に示す不乾燥領域80についても乾燥させることが可能となり、気化フィルタ14に含まれる水分を全面に渡って十分に乾燥させることができるため、気化フィルタ14に雑菌が繁殖し難くなり、悪臭の発生を抑えることができる。
以下、図を用いて実施例1にかかる加湿装置の動作について説明する。図10は、本発明にかかる加湿装置の制御方法を説明するフローチャートである。まず、ユーザが加湿装置100の電源を投入すると動作が開始される。開始動作モードは、ラストメモリ機能により、前回運転停止前の運転モードが不揮発性メモリ68に記憶されている。制御部42は、電源投入後、不揮発性メモリ68に記憶されているデータを読み出す(ステップS100)。
前回の運転停止前の運転モードが脱臭運転モードであれば(ステップS102で脱臭運転モード)、制御部42は、脱臭運転をONにする(ステップS104)。脱臭運転ONでは、指定風量による送風を行い、UVランプ16aによりオゾンを発生させ、且つイオナイザ46をONにするが(ステップS106)、気化フィルタ14は回転させない。脱臭運転中は、オゾンによって気化フィルタ14の除菌・消臭を行う他、低濃度オゾン吹出口36から吹き出される低濃度オゾンや、イオナイザ46によって室内に放出されるマイナスイオンとオゾンにより室内の除菌、脱臭が行われる。
制御部42は、脱臭運転モード中に運転モードに変更があったか否かを判断し(ステップS108)、運転モードに変更がない場合は(ステップS108でNo)、運転停止の有無を判断する(ステップS110)。運転停止の指示がなければ(ステップS110でNo)、制御部42は、ステップS108に戻って脱臭運転モードを継続する。運転停止の指示があると(ステップS110でYes)、制御部42は、脱臭運転をOFFし(ステップS112)、送風を停止する(ステップS114)。この場合、電源投入後、気化フィルタ14を湿潤させる加湿運転を行っていないため、乾燥運転モードに入ることなく、直ちに送風を停止することができる。
一方、電源投入後に、制御部42が不揮発性メモリ68から読み出した前回運転停止前の運転モードが加湿運転モードの場合は(ステップS102で加湿運転モード)、制御部42は、加湿運転をONにする(ステップS116)。加湿運転ONでは、目標湿度に応じた送風量で送風を行い、気化フィルタの回転を開始し、UVランプ16aによりオゾンを発生させ、且つイオナイザ46をONにする(ステップS118)。加湿運転中は、脱臭運転と同様に、オゾンによる気化フィルタ14の除菌・消臭を行う他、低濃度オゾン吹出口36から吹き出される低濃度オゾンや、イオナイザ46によって室内に放出されるマイナスイオンとオゾンにより室内の除菌、脱臭が行われる。
制御部42は、加湿運転モード中に運転モードに変更があったか否かを判断し(ステップS120)、運転モードに変更がない場合は(ステップS120でNo)、運転停止の有無を判断する(ステップS122)。運転停止の指示がなければ(ステップS122でNo)、制御部42は、ステップS120に戻って加湿運転モードを継続する。運転停止の指示があると(ステップS122でYes)、制御部42は、自動乾燥運転モードに移行する(ステップS124)。
自動乾燥運転モードでは、送風機12による風量を「強」とし、気化フィルタ14の回転を停止すると共に、UVランプ16aを消灯してオゾンの発生を停止し、イオナイザ46の運転もOFFする。自動乾燥運転モードにおいて、制御部42は、送風機12の風量が「強」となるようにファンモータ12aを回転させ、タイマ66によって30分間送風運転が行われる(ステップS126)。続いて、制御部42は、図4のフィルタ回転モータ22aを回転させて、気化フィルタ14を90度回転させる(ステップS128)。ここでは、気化フィルタ14を90度回転させるのに要する時間が15秒であるため、制御部42は、タイマ66でフィルタ回転モータ22aの駆動時間を時間制御することにより、正確に90度だけ回転させることができる。さらに、制御部42は、気化フィルタ14を90度回転させた後、送風機12による風量を「強」として、タイマ66により30分間送風運転を行うことで(ステップS130)、自動乾燥運転モードが終了し、送風を停止させる(ステップS114)。
また、加湿運転モードの途中で、運転モードの変更があると(ステップS120でYes)、制御部42は、加湿運転をOFF(ステップS132)した後、気化フィルタ14の回転を停止させ(ステップS134)、脱臭運転をONする(ステップS136)。脱臭運転モードでは、風量の異なる運転指定(弱運転、強運転、急速運転、自動運転)があると、その指定された風量によって脱臭運転が行われる。
脱臭運転モードの途中で、運転モードの変更が無く(ステップS138でNo)、運転の停止も無い場合(ステップS140でNo)、制御部42は、ステップS136において気化フィルタ回転停止から60分経過したか否かを判断し、経過していなければ上記ステップS138に戻る(ステップS142でNo)。気化フィルタ回転停止から60分が経過していれば、制御部42は、気化フィルタ14を90度回転させて脱臭運転モードを継続する(ステップS144)。その後、制御部42は、脱臭運転モードの運転停止の有無を判断し(ステップS146)、運転の停止があると(ステップS146でYes)、ステップS136の気化フィルタ回転停止から120分経過したか否かを判断し、経過していなければ(ステップS148でNo)、上記ステップS124以下の自動乾燥運転モードが実行される。また、ステップS136の気化フィルタ回転停止から120分が経過していれば(ステップS148でYes)、制御部42は、脱臭運転モードでの風量が明らかでないが、十分な送風時間があって、気化フィルタが乾燥していると判断して送風を停止する(ステップS114)。
脱臭運転モードの途中で運転モードの変更があると(ステップS138でYes)、制御部42は、脱臭運転をOFFして(ステップS150)、加湿運転をONする(ステップS116)。また、脱臭運転モードの途中で運転モードの変更は無いが(ステップS138でNo)、運転停止があった場合(ステップS140でYes)、制御部42は、ステップS136の気化フィルタ回転停止から120分経過したか否かを判断し、経過していなければ(ステップS148でNo)、上記ステップS124以下の自動乾燥運転モードを実行する。また、ステップS136の気化フィルタ回転停止から120分が経過していれば(ステップS148でYes)、制御部42は、十分な送風時間があって気化フィルタが乾燥していると判断し、送風を停止する(ステップS114)。
以上説明したように、実施例1にかかる加湿装置100は、加湿運転停止後に気化フィルタ14の回転を停止し、乾燥運転モードに入ると、一定時間送風を行って気化フィルタ14を乾燥させた後、制御部42が気化フィルタ14を不乾燥領域80が露出するまで回転させ(ここでは、90度回転)、再度一定時間送風を行うことで、露出させた気化フィルタ14の不乾燥領域80についても確実に乾燥させることができる。このため、加湿運転中に湿潤していた気化フィルタ14は、乾燥運転によりフィルタ全面を確実に乾燥させることができるので、運転停止後の気化フィルタ14に雑菌が繁殖し難く、吹出口28からの悪臭や雑菌の放出を抑制することができる。
なお、実施例1では、自動乾燥運転モードにおける送風時間を30分→90度回転→30分とし、脱臭運転モードにおける送風時間を60分→90度回転→60分、あるいは、気化フィルタ回転停止から120分としたが、これは一例であって、気化フィルタ14の大きさや送風機の風量にも左右されるため、乾燥運転に必要な時間は、加湿装置に応じて適宜変更可能である。
また、実施例1では、送風時間ではなく、加湿装置内部に気化フィルタ14を通過した空気の湿度を計測する湿度センサを設けておけば、湿度レベルが一定以下に下がった時点を乾燥と判断し、送風を停止するようにすれば、より正確に乾燥運転制御を行うこともできる。
以上のように、本発明にかかる加湿装置の制御方法は、気化フィルタの回転により水を汲み上げて気化フィルタに水を湿潤させる回転式の気化フィルタを用いて加湿運転を行う加湿装置の制御方法に有用であり、特に、加湿運転停止後の気化フィルタを確実に乾燥させて、気化フィルタに雑菌が繁殖し難く、悪臭や雑菌の放出を抑制することができる安全の高い加湿装置の制御方法に適している。
100 加湿装置
10 筐体
12 送風機
12a ファンモータ
12b ファン
14 気化フィルタ
14a 水汲みポケット
14b 従動歯車
14c 回転軸
16 オゾン発生ユニット
16a UVランプ
18、180 オゾンダクト
18a オゾン吹付口
20 送風ガイド
22 駆動歯車
22a フィルタ回転モータ
24a 給水トレイ
24b 給水タンク保持部
24c 仕切り板
24d 軸受支持部
26 吸込口
28 吹出口
30 ルーバ
32 前面パネル
34 背面パネル
36 低濃度オゾン吹出口
40 メイン基板
42 制御部
44 操作パネル
46 イオナイザ
58 オゾン分解触媒
60 臭いセンサ
62 温度センサ
64 湿度センサ
66 タイマ
68 不揮発性メモリ
70 テーブルメモリ
80 不乾燥領域















































Claims (1)

  1. 加湿装置で実行される制御方法であって、
    前記加湿装置は、送風機と、気化フィルタと、フィルタ回転手段と、前記気化フィルタの外周部に設けられ気化フィルタの回転により水を汲み上げて気化フィルタに水を湿潤させる吸水手段と、計時手段と、制御手段とを備え、
    前記制御手段が、前記フィルタ回転手段により前記気化フィルタを回転させ、前記吸水手段により給水トレイに貯めた水を汲み上げて前記気化フィルタに水を湿潤させる工程と、
    前記制御手段が、前記気化フィルタに前記送風機による空気を通過させて空気を加湿する加湿運転を行う工程と、
    前記制御手段が、加湿運転の停止後に前記気化フィルタの回転を停止し、前記送風機の送風によって前記気化フィルタを乾燥させる乾燥運転を行う工程と、
    を含み、前記気化フィルタの乾燥運転工程は、前記フィルタ回転手段により前記気化フィルタの回転を停止させ、前記送風機による送風運転を一定時間行った後、前記給水トレイに隠れた前記気化フィルタの領域を前記給水トレイより上に露出するまで前記気化フィルタを前記フィルタ回転手段により回転させ、前記送風機により送風運転をさらに一定時間行って乾燥させることを特徴とする加湿装置の制御方法。






























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