JP3390429B1 - 空気清浄フィルタ装置 - Google Patents

空気清浄フィルタ装置

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JP3390429B1
JP3390429B1 JP2002271289A JP2002271289A JP3390429B1 JP 3390429 B1 JP3390429 B1 JP 3390429B1 JP 2002271289 A JP2002271289 A JP 2002271289A JP 2002271289 A JP2002271289 A JP 2002271289A JP 3390429 B1 JP3390429 B1 JP 3390429B1
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    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H3/00Other air-treating devices
    • B60H3/06Filtering
    • B60H2003/0675Photocatalytic filters
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    • B60H3/00Other air-treating devices
    • B60H3/06Filtering
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Catalysts (AREA)
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  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 空気中の塵埃を除去するのみならず、空気中
の臭気を吸着したり分解したりすることができ、かつマ
イナスイオンも供給できる、きわめてコンパクトなフィ
ルタユニットを提供する。 【解決手段】 この発明では、塵芥の捕獲、臭気の吸着
と分解、さらにマイナスイオン発生という4つの機能を
すべて一つのフレーム内に組み込んで1個のフィルタ装
置として構成し、これにより空気通路中の1箇所で、か
つ1個のフィルタ装置というきわめてコンパクトな構成
で上記4機能を達成したものである。このフィルタユニ
ット10は、プリーツフィルタ11、ハニカムフィルタ
12、2個のランプ13aと13b、フレーム14及び
マイナスイオン発生器15を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は空気清浄フィルタ
装置に関し、特に自動車の室内空調装置に組み込むのに
好適なフィルタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば車載用の空気清浄装置に
は、空気中の塵埃を捕獲する紙又は不織布等のフィルタ
が組み込まれていることが多い。しかし、車内の好まし
くな臭い(例えばたばこの臭い、釣りをした際の魚の臭
い等)を除去することは困難であり、車内に臭消しとし
て芳香剤をおくこともあるが、臭気を他の臭い(芳香)
で覆い隠すに過ぎない。
【0003】また、車内の臭いを光触媒(例えば二酸化
チタン等)を用いて分解する装置を空気通路に設ける試
みもあるが(例えば特許文献1参照)、装置が複雑・大
型化するため、限られたスペースに配置することが容易
でない。さらに、車内にマイナスイオンに富んだ空気を
供給するために、空気通路にマイナスイオン発生器を付
加することも考えられるが、そうすると臭気分解装置や
マイナスイオン発生装置のために、複数箇所で個々の専
用スペースが必要となり、いっそう普及が難しくなる。
【0004】
【特許文献1】特開2001−293070
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、空気中の
塵埃を除去するのみならず、空気中の臭気を吸着したり
分解したりすることができ、かつマイナスイオンも供給
できて、しかも空気通路中に個々の大きな専用スペース
を必要とせず、全体をきわめてコンパクトにすることを
課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】この発明
では、塵芥の捕獲、臭気の吸着と分解、さらにマイナス
イオン発生という4つの機能をすべて一つのフレーム内
に組み込んで1個のフィルタ装置として構成し、これに
より空気通路中の1箇所で、かつ1個のフィルタ装置と
いうきわめてコンパクトな構成で上記4機能を達成した
ものである。すなわち、本発明は、空気透過性のある生
地が屈曲を繰り返す複数のひだを備える形態をなし、そ
の生地により空気を通過させるとともに塵埃を捕獲する
プリーツフィルタと、そのプリーツフィルタに対し所定
の隙間をおいて互いに対向するように配置され、そのプ
リーツフィルタを通過した後の空気をさらに通過させる
微小な貫通孔を多数有するハニカムコア構造をなすハニ
カムフィルタと、それらプリーツフィルタとハニカムフ
ィルタとのうち少なくともプリーツフィルタに担持さ
れ、臭気成分を吸着する臭気吸着物質と、それらプリー
ツフィルタとハニカムフィルタとのうち少なくともハニ
カムフィルタに担持され、臭気成分を光触媒作用により
分解する臭気分解物質と、枠状をなしてそれらプリーツ
フィルタとハニカムフィルタとを内側に保持することに
より、両者間の前記所定の隙間を保持した状態で両フィ
ルタを含む組立体を構成するフレームと、前記プリーツ
フィルタとハニカムフィルタの前記隙間において前記フ
レームに固定され、前記臭気分解物質にその分解作用を
促進する光触媒作用を生じさせる光を投光するランプ
と、該ランプと併存するように前記プリーツフィルタと
ハニカムフィルタとの隙間において前記フレームに固定
され、マイナスイオンを両フィルタ間を流通する空気中
に放出するマイナスイオン発生装置と、を備えることを
特徴とする。
【0007】このようにプリーツフィルタは塵埃の捕獲
及び少なくとも臭気吸着フィルタとして機能し、ハニカ
ムフィルタは少なくとも臭気分解フィルタとして機能
し、2つのフィルタで塵埃の捕獲、臭気吸着及び臭気分
解の3機能を果たす。かつ光触媒作用を惹起させる光の
投光ランプは、それらプリーツフィルタとハニカムフィ
ルタとの間の隙間に配置され、さらにマイナスイオン発
生器もそれら両フィルタ間の隙間に上記ランプと干渉す
ることなく組み込まれて、全体として一つのフィルタ装
置(フィルタユニット)を構成する。そのため、きわめ
てコンパクトな構成でありながら、かつ空気通路の1嘉
箇所に設置するだけで、塵埃除去、臭気吸着、臭気分解
及びマイナスイオンの供給という4つの機能を1度に果
たすことができ、自動車の車内空調装置の空気通路にこ
のフィルタ装置を取り付けることで快適な車内環境を得
ることが可能となる。
【0008】ここで、前記プリーツフィルタには、その
ひだを構成する内部に臭気吸着物質が保持され、かつそ
のひだの表裏の少なくとも裏面側には前記臭気分解物質
が付随し、他方、ハニカムハニカムフィルタの貫通孔の
内面には、前記臭気吸着物質及び臭気分解物質が共に保
持されているようにすることができる。こうすれば、プ
リーツフィルタとハニカムフィルタとがそれぞれ臭気吸
着と臭気分解の2役を分担し合うこととなり、2個のフ
ィルタでありながら、臭気の吸着及び分解の性能が専用
スペースを増大することなく高められる。
【0009】この場合、プリーツフィルタ側において
は、そのひだの内部に、空気中の臭気成分を吸着する活
性炭粒子を主体とする臭気吸着物質が保持され、かつそ
のひだの裏面側には、通気中の臭気成分を光触媒作用に
より分解する二酸化チタン粒子を主体とする臭気分解物
質が塗布等により付着させるようにし、またハニカムフ
ィルタ側においては、ハニカム構造の多数の貫通孔の内
面に、少なくとも前記臭気吸着物質としての活性炭粒子
と前記臭気分解物質としての二酸化チタン粒子とを混練
したものを塗布その他の手段により付着させるようにす
ることができる。
【0010】また、マイナスイオン発生器は、内部にマ
イナスイオン発生(生成)のための機能部を内蔵したケ
ースと、そのケースから突出するマイナスイオン発生部
と、ケースの底面を構成するように形成された取付部と
を有し、その取付部において前記フレームの内壁面に、
そのイオン発生部がそのフレームの内壁面とほぼ平行に
なるように固定されるようにすることができる。これに
より、マイナスイオン発生器の、上記ケースから突出す
るイオン発生部がフレームに内壁面に沿う形態となるた
め、上記光触媒作用のためのランプの投光を大きく遮っ
たり、両フィルタ間を通過する空気の抵抗となることが
少ない。
【0011】さらに、マイナスイオン発生器は、前記フ
レームにおいて前記ランプがそれぞれ固定された互いに
平行に対向する1組のフレーム壁とは直交するように互
いに対向するもう1組のフレーム壁のうちの少なくとも
ひとつのフレーム壁に固定されるようにすることができ
る。つまり、フレームの一方の対辺に当たる各フレーム
内壁面にそれぞれランプを、これとは直角な残るもう1
組の対辺となるフレーム内壁面にマイナスイオン発生器
を固定し、フレームの内壁面をランプとマイナスイオン
発生器とに振り分けることにより、両フレーム間の限ら
れたスペースが最大限に使用され、コンパクト化(両フ
ィルタ間の薄肉化)を図ることができる。
【0012】なお、マイナスイオン発生器が前記ケース
から互いに反対向きに突出する双方のマイナスイオン放
出部を備え、このマイナスイオン発生器が前記フレーム
の内壁面の長手方向のほぼ中央に、双方のイオン放出部
が前記フレームの内壁面とほぼ平行になるように固定さ
れれば、双方のイオン発生部により単一の場合と比べて
マイナスイオンの発生量を効果的に増加させることがで
き、また双方のイオン発生部がフレーム内壁面に沿うこ
とで、ランプの光との干渉や空気流への抵抗になりにに
なる。
【0013】なお、プリーツフィルタに保持された活性
炭粒子等の吸着剤と、その裏面側に担持された二酸化チ
タン等の臭気分解物質(光触媒)について言えば、プリ
ーツフィルタの通過する臭気成分は、プリーツフィルタ
内に含まれる活性炭粒子等の吸着剤によりそこに留め置
かれるとともに、裏面側に設けられた二酸化チタン粒子
の光触媒作用によって分解されるようになる。さらに、
そのプリーツフィルタのところで浄化(分解)されずに
ここを通過した臭気成分は、次に設けられたハニカムフ
ィルタに至るが、ハニカムフィルタの貫通孔内面に活性
炭粒子等の吸着剤及び二酸化チタン粒子が保持されてい
れば、ハニカムフィルタを通過する臭気成分がその吸着
剤に吸着されてそこに留め置かれ、その貫通孔内面の二
酸化チタン粒子により分解されて、浄化されることな
る。しかも両フィルタを通過する際に、それらフィルタ
間でマイナスイオン発生器により発生したマイナスイオ
ンが空気中に含ませられる。従って、このような2枚の
フィルタを通過した空気は高度に浄化され、かつ、人の
精神を癒したり身体を活性化すると言われているマイナ
スイオンも付加されて、室内の空調環境にとって理想的
な空気を供給できる。
【0014】また、臭気成分を各フィルタのところを単
に通過させるだけでなく、臭気成分を活性炭粒子等の吸
着剤に吸着させて保持し、その後、時間をかけて徐々に
臭気成分を分解させるようにしたため、反応の遅い二酸
化チタンの浄化作用を効率よく発揮させることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の態様を図
面に示す実施例を参照しつつ説明する。まず、この発明
のフィルタ装置が使用される一例である自動車用空調装
置を概念的に図2に示す。これは自動車(車両)のエン
ジンルーム側(外気)から車両室内のインストルメント
パネル内部に連なるダクト1を備え、そのダクト1によ
る空気通路の途中に外気導入と内気循環とを切り替える
ダンパ2があり、その下流に空気を吸引するファン3が
位置する。そして、さらにその下流にエバポレータ4
(熱交換器)が配置され、ここで流通する冷媒等と熱交
換されて空気が冷やされる。エバポレータ4の下流には
ヒータコア5があり、エアミックスドア6の開度の調整
により空調温度が調整され、その後の空気が車室内のエ
アコン吹出口7やフロントガラスのデフロスタ吹出口8
から吹き出される。
【0016】これから説明するフィルタ装置(フィルタ
ユニット)10は、このような車両用空調装置における
空気通路の所定位置に、空気通路を遮断する形態で配置
される。その位置は適宜選択することができるが、この
フィルタユニット10が交換されることを考慮した場
合、その交換に適した位置を選定することが望ましく、
例えばインストルメントパネルにあるグローブボックス
の奥部をダクト1が通るとすれば、グローブボックスの
奥近傍をフィルタユニット10の配置・装着位置とし、
例えばグローブボックスの収容空間の奥の壁を着脱可能
な構造にしておき、その奥の壁を取り外した状態で、フ
ィルタユニット10の装着部(装着口)が現れ、そこに
フィルタユニット10を着脱可能に装着することができ
る。そうしたフィルタユニット10の装着位置は、図2
の例では、ダクト1のダンパ2とエバポレータ4の中間
で、特にダンパ2と吸引ファン3の間となっている。
【0017】次にフィルタユニット10について説明す
る。図1はその主要構成を概念的に示している。このフ
ィルタユニット10は、プリーツフィルタ11、ハニカ
ムフィルタ12、2個のランプ13aと13b、フレー
ム14及びマイナスイオン発生器15を備えている。
【0018】プリーツフィルタ11は、空気透過性のあ
る不織布又は紙等の生地が屈曲を繰り返す複数のひだ1
7(図3参照)を備える形態をなし、その生地により空
気を通過させる。複数(多数)のひだ17の内部には、
空気中の臭気成分を吸着する活性炭粒子18及び化学的
な吸着剤19(臭気吸着物質)がなるべく均等に分布し
保持されるように、ひだ(折返し壁部)17の繊維組織
内に含浸されるか、各ひだ17が2重構造になってい
て、その内部に収容される。またプリーツフィルタ11
の生地(ひだ17)の裏面側には、臭気成分を光触媒作
用により分解する二酸化チタン粒子20(光触媒)が塗
布されている。
【0019】ハニカムフィルタ12は、そのプリーツフ
ィルタ11の裏面側に対し所定の隙間をおいて互いに対
向するように配置され、そのプリーツフィルタ11を通
過した後の空気をさらに通過させる微小な貫通孔21を
多数有するハニカムコア構造(例えばペーパーハニカム
等からなる)をなす。ハニカムフィルタ12の多数の貫
通孔21(ハニカムコア)の内面には、上記プリーツフ
ィルタ11で例示した活性炭粒子18、化学的な吸着剤
19及び二酸化チタン粒子20の混練されたものが塗布
等により付着・保持されている。なお、この実施例では
上記活性炭粒子18の周りには、吸着剤19の他に、所
定量のヒドラジン系化合物又はゼオライト系化合物粒子
等が一緒に混入されている。
【0020】そして、上記フレーム14は、正方形や長
方形等の方形状の枠状をなして、上記プリーツフィルタ
11とハニカムフィルタ12とを内側に保持することに
より、両者間の所定の隙間を保持した状態で両フィルタ
11、12及びフレーム14を含む組立体を構成する。
両フィルタ11、12はほぼ同じ大きさのもので、フレ
ーム14の内寸はそれら両フィルタ11、12が嵌るよ
うにそれらの外形寸法に対応するものとされている。
【0021】そして上記ランプ13a、13bは、プリ
ーツフィルタ11とハニカムフィルタ12との上記隙間
においてフレーム14の内壁面に固定される。より詳し
くは、フレーム14の互いに平行に対向する1組のフレ
ーム壁14a、14bの内面に、ランプ13a、13b
が上記フィルタ11、12の両側端部に対応して取り付
けられて、互いに平行な直線状に対峙するようにされ、
それぞれ紫外線光をプリーツフィルタ11の二酸化チタ
ン粒子又はハニカムフィルタ12の二酸化チタン粒子に
照射し、それらに光触媒作用を生じさせ、臭気成分の分
解を促進させる。
【0022】フレーム壁14aの内面に取り付けられた
ランプ13aは、紫外線放射面23aがプリーツフィル
タ11の裏面側を向くように、またフレーム壁14bの
内面に取り付けられたランプ13bは、その紫外線放射
面23bがハニカムフィルタ12の内面に向くように、
それぞれ所定量傾けて設置されている。言い換えれば、
ランプ13aは主に前記プリーツフィルタ11の裏面に
光が照射されるように照射角が設定され、また他方のラ
ンプ13bはは主に前記ハニカムフィルタ12に光が照
射されるように照射角が設定されて、双方のランプ13
a及び13bからの光が互いにほぼ逆向きに向けられて
いる。
【0023】さらに、図4に示すように、紫外線光を照
射するランプ13a及び13bの紫外線照射面23a及
び23bが、それぞれ電磁波シールド網24a及び24
bに被われる。言い換えれば、各紫外線放射面23a、
23bの前面に電磁波シールド網24a、24bが設け
られる。これにより、これらの電磁波シールド網24
a、24bは、例えば所定の径の銅線を基礎に形成され
るものであって、その表面には例えばニッケル系のメッ
キが施されている。
【0024】このような電磁波シールド網24a、24
bをも設けることによって、紫外線を放射(照射)する
ランプ13a、13bから発せられる電磁波ノイズが外
に放出されにくくなる。また、上記電磁波シールド網2
4a、24bは、ランプ13a、13bから発せられた
紫外線を所定の方向へ回析させるグリッドの役割を果た
すとともに、その表面が金属光沢面とされることで、そ
れぞれのランプ13a、13bから照射された紫外線を
乱反射させる役割をも担っている。従って、それぞれの
ランプ13a、13bから放射された紫外線は、上記回
析作用あるいは乱反射作用により、プリーツフィルタ1
1のひだ部17の奥の方まで、あるいはハニカムフィル
タ12の貫通孔21(ハニカムコア)の奥部まで進行す
るようになり、これらの各部に塗布等により保持されて
いる二酸化チタン粒子17を可及的に万遍なく活性化す
ることができる。
【0025】また、この例では、ランプ13a、13b
の近傍、特に各紫外線放射面23a、23bの裏面側
に、図4に示すように熱伝導性の高い素材により形成さ
れた放熱ブラケット38a、38bが設けられている。
これによって、ランプ13a、13bからの紫外線放射
に伴い発生する熱を外部へ効果的に放出させることがで
きるようになる。
【0026】さて、マイナスイオン発生器15は、図
4、図5に示すように、内部にマイナスイオン発生のた
めの機能部を内蔵したケース25と、そのケース25か
ら突出するマイナスイオン発生部(放出部)26と、ケ
ース25の底面を構成するように形成された取付部27
と、電源をとるためのリード線28とを有し、図7、図
8に示すように、その取付部27において、フレーム1
4の内壁面に、イオン放出部26がそのフレーム14の
内壁面とほぼ平行になるように、かつプリーツフィルタ
11とハニカムフィルタ12との間の隙間に収まるよう
に(両フィルタ11、12で挟まれるように)、複数の
ビス29等の所定の固定手段により固定されている。
【0027】図7に示すように、このマイナスイオン発
生器15は、フレーム14においてランプ13a、13
bがそれぞれ固定された1組のフレーム壁14a、14
b(図1参照)とは直交するように対向するもう1組の
フレーム壁14c、14dのうちの一方のフレーム壁1
4cの内面に固定されている。ケース25の取付部27
はケース25の本体部分から直角にフランジ状に複数
(この例では4個)のものが突出し、その取付部27が
フレームの14の内壁面に密着した状態でビス止めされ
る。
【0028】またこの例では、マイナスイオン発生器1
5は、ケース25から互いに反対向きに突出する双方
(2つ)のマイナスイオン発生部26を備え、このマイ
ナスイオン発生器15が、フレーム14の内壁面の長手
方向のほぼ中央に、それら双方のイオン発生部26が前
記フレーム14の内壁面とほぼ平行になるように設置さ
れる。このような双方のマイナスイオン発生部26によ
り、より多くのマイナスイオンを発生させることができ
る。
【0029】図6はマイナスイオン発生器15の内部の
回路ユニットを簡略に示したものであり、この回路ユニ
ットは発振回路31と、トランス32と、ダイオード3
3と、針電極(負電極)34とを備える。電源30は自
動車の場合、バッテリー電源(12V)であり、発振回
路31は、リード線28を経て電源30(直流)から給
電される直流電圧を駆動源として駆動し、所定の振幅及
び周波数で発振して、高周波電圧(交流電圧)を発生さ
せる。この高周波電圧は、トランス32(通常のコイル
式のトランス、又は圧電トランス)により昇圧される。
ダイオード33はトランス32の入力側と針電極34と
の間に接続され、トランス32から出力される高電圧の
うち負の高電圧のみが針電極34に印加されるように
し、針電極34は、ダイオード33を通じて印加される
負の高電圧によってコロナ放電を発生させる。この針電
極34の先端で生じるコロナ放電により、空気中の分子
がマイナスイオン化され、このように生成されたマイナ
スイオンが空気中に放出されることとなる。
【0030】なお、針電極の34の代わりに線状電極や
刃物状電極を用いてもよい。また、電源30と発振回路
31との間にスイッチング回路として例えばトランジス
タスイッチ35を介在させ、トランジスタスイッチ35
が、図示しないコントロール部の制御下で、マイナスイ
オン発生器を15を駆動・停止させるべくオン・オフさ
れることにより、オンのときのみマイナスイオン発生器
15が駆動するようにしてもよい。また図5のように、
マイナスイオンの2つのイオン発生部26がケース25
の両側に突き出した形態とする場合は、針電極34と並
列に同様の針電極34’を設け両電極34、34’に同
時に負の高電圧が引加され、それぞれの針電極34、3
4’でコロナ放電を生じさせてそれぞれからマイナスイ
オンを生成することが可能である。なお、針電極等の電
極がタンデム(ダブル)にせよシングルにせよ、針電極
34、34’がカバー39で保護され(取り囲まれ)、
これらのカバー39及び針電極34、34’の部分がイ
オン発生部26を構成するということもできる。
【0031】次に、以上のように構成された自動車空調
装置用のフィルタユニット10の作用について説明す
る。フレーム14にプリーツフィルタ11、ハニカムフ
ィルタ12、ランプ13a、13b及びマイナスイオン
発生器15が組み付けられ固定されて、そのフレーム1
4を含む一体的な組立体としてのフィルタユニット10
が得られ、このフィルタユニット10が、自動車用空調
装置に図2に示す位置関係で組み込まれる。そのダクト
1には、図9に示すようにフィルタ挿入口37が形成さ
れており、方形板状にきわめてコンパクトに構成された
フィルタユニット10が、ダクト1内の空気通路を仕切
るようにその通路とほぼ直角にフィルタ挿入口37に着
脱可能に挿入され、その状態に保持される。フィルタユ
ニット10はそのプリーツフィルタ11が空気の流れの
上流側に、ハニカムフィルタ12が下流側に位置するよ
うに組み込まれ、また交換が必要になった場合は、その
ユニット10がフィルタ挿入口37から取り出されるこ
ととなる。
【0032】図2において、フィルタユニット10のと
ころへ流れてきた空気(導入された外気又は車内で循環
する内気)は、まずプリーツフィルタ11を通過する
が、大きなゴミ・その他の塵埃はここで捕獲されて、プ
リーツフィルタ11のひだ17の表面側に付着する。ま
た微細粒子等からなる臭気成分は、プリーツフィルタ1
1の生地に含浸等で担持された活性炭粒子18及び吸着
剤19に吸着され、ここに留め置かれる。そして臭気成
分のうち、例えばホルムアルデヒド成分あるいはアセト
アルデヒド等からなる臭気物質は、この活性炭粒子18
や吸着剤19の吸着により浄化される。
【0033】さらにタバコのヤニ等に起因する特定の臭
気成分物質は、上記二酸化チタン粒子の光触媒に基づく
分解作用により分解され、無臭な状態に改善されること
となる。こうして臭気成分の相当の部分はプリーツフィ
ルタ11により清浄化されるが、このプリーツフィルタ
1で浄化されなかった残りの臭気成分は、次のハニカム
フィルタ12で浄化されることなる。
【0034】このハニカムフィルタ12における清浄化
作用は、プリーツフィルタ11と比べると、メッシュに
よる塵芥の捕獲を除いて、ほぼ同様である。ハニカムフ
ィルタ12のハニカムコア21を空気が通過する際に、
そのコア内面に保持されている活性炭粒子18、吸着剤
19、さらには所定量のヒドラジン系化合物あるいはゼ
オライト系化合物の粒子等により臭気成分が吸着され、
この吸着による脱臭効果が得られるとともに、さらに特
定の臭気成分は、そのように吸着された状態で、周りに
存在する二酸化チタン20により分解されて無臭化され
る。
【0035】二酸化チタン20は、コア(貫通孔)21
の内面において上記活性炭粒子18等と混在した状態で
存在し、前記ランプ13b等の紫外線の照射で活性化さ
れて、その活性炭粒子18等に吸着されている特定の臭
気成分(タバコのヤニ臭や、魚の臭い等)を徐々に分解
する。つまり、特定の臭気成分は活性炭粒子18、吸着
剤19や各種化合物粒子に吸着され、この臭気成分を少
しずつ二酸化チタン粒子20の周りに放出させて、時間
をかけて分解作用が進行する。従って空気流の速い空調
装置においても脱臭等の清浄化作用を効果的に行わせる
ことができる。
【0036】さらに、プリーツフィルタ11とハニカム
フィルタ12との間に入った空気に対し、両フィルタ1
1、12間に設けられたマイナスイオン発生器15のイ
オン発生部26におけるコロナ放電により、空気中の分
子の一部がマイナスイオン(負イオン)化され、その生
成(放出)されたマイナスイオンを含む空気がハニカム
フィルタ12を経て下流に流され、これが車両室内に取
り込まれる。このことにより、車両室内の空気は塵埃、
臭気がほとんどなく、しかもマイナスイオンに富んだ理
想的な状態が実現することとなる。
【0037】なお、以上の説明は車両用空調装置に組み
込まれるフィルタユニット10(フィルタ装置)につい
て説明したが、この発明をそのフィルタ装置を含む車両
用空調装置として捉えることもでき、またフィルタ装置
の単独でみた場合でも、車両用空調装置以外に、例えば
家庭用、業務用(店舗、ホテル、喫茶店等)、その他の
空調装置に上記フィルタユニット10を組み込むことも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例を概念的に示す分解斜視図。
【図2】図1のフィルタユニットを含む自動車用空調装
置の一例を示す概念図。
【図3】プリーツフィルタの一部を拡大してその構造原
理を示す断面図。
【図4】フィルタユニットの断面図。
【図5】マイナスイオン発生器の外観の一例を示す斜視
図。
【図6】マイナスイオン発生器の内部の回路構成を簡略
に示す回路図。
【図7】フレームにマイナスイオン発生器を固定した一
例を示す斜視図。
【図8】フレームにマイナスイオン発生器、プリーツフ
ィルタ及びハニカムフィルタを組み付けた一例を示す断
面図。
【図9】車両用空調装置のダクトに形成されたフィルタ
挿入口にフィルタユニットを挿入する説明図。
【符号の説明】
10 フィルタユニット(フィルタ装置) 11 プリーツフィルタ 12 ハニカムフィルタ 13a、b ランプ 14 フレーム 15 マイナスイオン発生器 17 ひだ部 18 活性炭粒子 19 (化学的な)吸着剤 20 二酸化チタン粒子 21 貫通孔(ハニカムコア) 24a、24b 電磁波シールド網 25 ケース 26 イオン発生部 27 取付部 31 発振回路 32 トランス 33 コンデンサ 34 針電極 38a、38b 放熱ブラケット 39 フィルタ挿入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−84056(JP,A) 特開2002−253662(JP,A) 特開2001−293070(JP,A) 特開2000−157621(JP,A) 特開2000−102596(JP,A) 特開 平11−216336(JP,A) 特開 平11−51430(JP,A) 特開 平10−61986(JP,A) 特開 平11−253545(JP,A) 特開2000−102598(JP,A) 特開 平10−328575(JP,A) 特開 平10−118519(JP,A) 特開 平11−132545(JP,A) 特開 平11−114445(JP,A) 特開2000−167435(JP,A) 特開2001−332216(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61L 9/16 A61L 9/22 B01D 53/86 F24F 7/00 B03C 3/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気透過性のある生地が屈曲を繰り返す
    複数のひだを備える形態をなし、その生地により空気を
    通過させるとともに塵埃を捕獲するプリーツフィルタ
    と、 そのプリーツフィルタに対し所定の隙間をおいて互いに
    対向するように配置され、そのプリーツフィルタを通過
    した後の空気をさらに通過させる微小な貫通孔を多数有
    するハニカムコア構造をなすハニカムフィルタと、 それらプリーツフィルタとハニカムフィルタとのうち少
    なくともプリーツフィルタに担持され、臭気成分を吸着
    する臭気吸着物質と、 それらプリーツフィルタとハニカムフィルタとのうち少
    なくともハニカムフィルタに担持され、臭気成分を光触
    媒作用により分解する臭気分解物質と、 枠状をなしてそれらプリーツフィルタとハニカムフィル
    タとを内側に保持することにより、両者間の前記所定の
    隙間を保持した状態で両フィルタを含む組立体を構成す
    るフレームと、 前記プリーツフィルタとハニカムフィルタの前記隙間に
    おいて前記フレームに固定され、前記臭気分解物質にそ
    の分解作用を促進する光触媒作用を生じさせる光を投光
    するランプと、 該ランプと併存するように前記プリーツフィルタとハニ
    カムフィルタとの隙間において前記フレームに固定さ
    れ、マイナスイオンを両フィルタ間を流通する空気中に
    放出するマイナスイオン発生器と、 を備えることを特徴とする空気清浄フィルタ装置。
  2. 【請求項2】 前記プリーツフィルタには、そのひだを
    構成する内部に前記臭気吸着物質が保持され、かつその
    ひだの表裏の少なくとも裏面側には前記臭気分解物質が
    付随し、他方、前記ハニカムハニカムフィルタの貫通孔
    の内面には、前記臭気吸着物質及び臭気分解物質が共に
    保持されている請求項1に記載の空気清浄フィルタ装
    置。
  3. 【請求項3】 空気透過性のある生地が屈曲を繰り返す
    複数のひだを備える形態をなし、その生地により空気を
    通過させるとともに、前記ひだの内部に、空気中の臭気
    成分を吸着する活性炭粒子を主体とする臭気吸着物質が
    保持され、かつ前記ひだの裏面側には、通気中の臭気成
    分を光触媒作用により分解する二酸化チタン粒子を主体
    とする臭気分解物質が付着するプリーツフィルタと、 そのプリーツフィルタの裏面側に対し所定の隙間をおい
    て互いに対向するように配置され、そのプリーツフィル
    タを通過した後の空気をさらに通過させる微小な貫通孔
    を多数有するハニカムコア構造をなし、その貫通穴の内
    面に、少なくとも前記臭気吸着物質としての活性炭粒子
    と前記臭気分解物質としての二酸化チタン粒子とを混練
    したものを塗布その他の手段により付着させたハニカム
    フィルタと、 枠状をなしてそれらプリーツフィルタとハニカムフィル
    タとを内側に保持することにより、両者間の前記所定の
    隙間を保持した状態で両フィルタを含む組立体を構成す
    るフレームと、 前記プリーツフィルタとハニカムフィルタの前記隙間に
    おいて前記フレームに固定され、前記臭気分解物質にそ
    の分解作用を促進する光触媒作用を生じさせる紫外線光
    を照射するランプと、 該ランプと併存するように前記プリーツフィルタとハニ
    カムフィルタとの隙間において前記フレームに固定さ
    れ、マイナスイオンを両フィルタ間を流通する空気中に
    放出するマイナスイオン発生器と、 を備えることを特徴とする空気清浄フィルタ装置。
  4. 【請求項4】 前記フレームは方形状をなし、そのうち
    互いに平行に対向する各フレーム壁の内面にそれぞれ前
    記ランプが取り付けられ、それらの平行に対向するラン
    プの一方は主に前記プリーツフィルタの裏面に光が照射
    されるように照射角が設定され、また他方のランプは主
    に前記ハニカムフィルタに光が照射されるように照射角
    が設定されて、双方のランプからの光が互いにほぼ逆向
    きから交錯する請求項2又は3に記載の空気清浄フィル
    タ装置。
  5. 【請求項5】 マイナスイオン発生器は、内部にマイナ
    スイオン発生のための機能部を内蔵したケースと、その
    ケースから突出するマイナスイオン放出部と、ケースの
    底面を構成するように形成された取付部とを有し、その
    取付部において前記フレームの内壁面に、前記イオン放
    出部がそのフレームの内壁面とほぼ平行になるように固
    定されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の
    空気清浄装置。
  6. 【請求項6】 前記マイナスイオン発生器は、前記フレ
    ームにおいて前記ランプがそれぞれ固定された互いに平
    行に対向する1組のフレーム壁とは直交するように互い
    に対向するもう1組のフレーム壁のうちの少なくともひ
    とつのフレーム壁の内面に固定されている請求項4又は
    5に記載の空気清浄フィルタ装置。
  7. 【請求項7】 前記マイナスイオン発生器は前記ケース
    から互いに反対向きに突出する双方のマイナスイオン放
    出部を備え、このマイナスイオン発生器が前記フレーム
    の内壁面の長手方向のほぼ中央に、前記双方のイオン放
    出部が前記フレームの内壁面とほぼ平行になるように固
    定されている請求項5又は6に記載の空気清浄フィルタ
    装置。
  8. 【請求項8】 前記紫外線光を照射するランプの紫外線
    照射面が、電磁波シールド網により被われる請求項3な
    いし7のいずれか1項に記載の空気清浄フィルタ装置。
  9. 【請求項9】 前記ランプの近傍に、熱伝導性の高い部
    材により形成された放熱ブラケットが設けられた請求項
    1ないし8のいずれかに記載の空気清浄フィルタ装置。
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