JPH1147249A - 消臭剤及び消臭性繊維 - Google Patents
消臭剤及び消臭性繊維Info
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- JPH1147249A JPH1147249A JP9220003A JP22000397A JPH1147249A JP H1147249 A JPH1147249 A JP H1147249A JP 9220003 A JP9220003 A JP 9220003A JP 22000397 A JP22000397 A JP 22000397A JP H1147249 A JPH1147249 A JP H1147249A
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- Japan
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- deodorant
- layers
- polyamine compound
- clay mineral
- fiber
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- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】耐熱性、耐久性に優れ、アルデヒド等の酸性ガ
スに対して優れた消臭性を有する消臭剤及び消臭性繊維
を提供する。 【解決手段】分子内に第一級アミノ基を複数有するポリ
アミン化合物をシリカ・アルミナ系膨潤性粘土鉱物の層
間に担持させた消臭剤及びこの消臭剤を含有する消臭性
繊維。
スに対して優れた消臭性を有する消臭剤及び消臭性繊維
を提供する。 【解決手段】分子内に第一級アミノ基を複数有するポリ
アミン化合物をシリカ・アルミナ系膨潤性粘土鉱物の層
間に担持させた消臭剤及びこの消臭剤を含有する消臭性
繊維。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、悪臭、特に煙草煙
臭気の消臭に好適な消臭剤並びにこの消臭剤を含有する
消臭性繊維に関する。
臭気の消臭に好適な消臭剤並びにこの消臭剤を含有する
消臭性繊維に関する。
【0002】
【従来の技術】消費者ニーズの高度化に伴い、繊維製品
に対して種々の機能が要求され、消臭機能もそのひとつ
であり、特に煙草煙に対する消臭機能が要求されてい
る。煙草煙の臭気成分を除去し得る脱臭剤として、特開
昭62−282926号公報、特開昭62−28292
7号公報にて、珪酸マグネシウム質粘土鉱物が開示さ
れ、この粘土鉱物は、アルカロイド系天然化合物並びに
その分解によって生成する化合物、中でもニコチン、ピ
リジンに対し優れた消臭性を示す。しかしながらこの珪
酸マグネシウム質粘土鉱物単独では、煙草煙臭気成分の
アセトアルデヒド、酢酸には満足し得る消臭効果がなか
った。
に対して種々の機能が要求され、消臭機能もそのひとつ
であり、特に煙草煙に対する消臭機能が要求されてい
る。煙草煙の臭気成分を除去し得る脱臭剤として、特開
昭62−282926号公報、特開昭62−28292
7号公報にて、珪酸マグネシウム質粘土鉱物が開示さ
れ、この粘土鉱物は、アルカロイド系天然化合物並びに
その分解によって生成する化合物、中でもニコチン、ピ
リジンに対し優れた消臭性を示す。しかしながらこの珪
酸マグネシウム質粘土鉱物単独では、煙草煙臭気成分の
アセトアルデヒド、酢酸には満足し得る消臭効果がなか
った。
【0003】一方、第一級アミノ基を有する化合物はア
ルデヒド類と高い反応性を示すことが知られており、例
えば特開昭51−44587において、アルデヒド類の
洗浄方法として、尿素、モノもしくはジエタノールアミ
ン、アニリン等が示されている。又、これを更に改良し
て特開昭53−29292、特開昭56−53744で
は活性炭にアンモニウム塩やアニリン等を含浸させた方
法が示されている。しかし、第一級アミノ基を有する化
合物は、耐熱性及び耐久性が低く、樹脂などに添加した
場合、樹脂劣化の原因となるという問題があった。
ルデヒド類と高い反応性を示すことが知られており、例
えば特開昭51−44587において、アルデヒド類の
洗浄方法として、尿素、モノもしくはジエタノールアミ
ン、アニリン等が示されている。又、これを更に改良し
て特開昭53−29292、特開昭56−53744で
は活性炭にアンモニウム塩やアニリン等を含浸させた方
法が示されている。しかし、第一級アミノ基を有する化
合物は、耐熱性及び耐久性が低く、樹脂などに添加した
場合、樹脂劣化の原因となるという問題があった。
【0004】悪臭ガスとの反応性を有する有機化合物の
耐熱性を向上させる方法として、有機物を耐熱性の無機
物と複合化することが考えられる。従来より、モンモリ
ロナイト等の珪酸アルミニウム質粘土鉱物やセピオライ
トのような珪酸マグネシウム質粘土鉱物と、塩基性のア
ミノ基を有する有機物との反応により複合体が得られる
ことは公知であり(昭和42年技報堂発行「粘土ハンド
ブック」日本粘土学会編,p107)、この技術を利用して
得られた珪酸マグネシウム質粘土鉱物とアミノ基含有化
合物との複合体を消臭剤に応用した発明が特開平9−2
8778に開示されている。しかし、セピオライトのよ
うな複鎖構造の粘土鉱物は、第一級アミノ基を有する化
合物の導入量が少なく、消臭能が充分ではない。
耐熱性を向上させる方法として、有機物を耐熱性の無機
物と複合化することが考えられる。従来より、モンモリ
ロナイト等の珪酸アルミニウム質粘土鉱物やセピオライ
トのような珪酸マグネシウム質粘土鉱物と、塩基性のア
ミノ基を有する有機物との反応により複合体が得られる
ことは公知であり(昭和42年技報堂発行「粘土ハンド
ブック」日本粘土学会編,p107)、この技術を利用して
得られた珪酸マグネシウム質粘土鉱物とアミノ基含有化
合物との複合体を消臭剤に応用した発明が特開平9−2
8778に開示されている。しかし、セピオライトのよ
うな複鎖構造の粘土鉱物は、第一級アミノ基を有する化
合物の導入量が少なく、消臭能が充分ではない。
【0005】又、α型燐酸ジルコニウム等の層状燐酸塩
の層間にポリアミンを導入した消臭剤も知られている
(津波古ら PHARM.TECH.JAPAN Vol.
12.No.12 P.P.77-87(1996))。層状燐酸塩は第一級アミ
ノ基を有する化合物を大量に層間に導入できるが、燐酸
塩結晶の層内における有機化合物に対する保持力が強す
ぎるためか、第一級アミノ基を有する化合物が本来有す
る筈のアルデヒド類に対する消臭能が充分に発揮されな
い。
の層間にポリアミンを導入した消臭剤も知られている
(津波古ら PHARM.TECH.JAPAN Vol.
12.No.12 P.P.77-87(1996))。層状燐酸塩は第一級アミ
ノ基を有する化合物を大量に層間に導入できるが、燐酸
塩結晶の層内における有機化合物に対する保持力が強す
ぎるためか、第一級アミノ基を有する化合物が本来有す
る筈のアルデヒド類に対する消臭能が充分に発揮されな
い。
【0006】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の消
臭剤及び消臭性繊維の欠点を解消し、耐熱性、耐久性に
優れ、アルデヒド等の酸性ガスに対して優れた消臭性を
有する消臭剤及び消臭性繊維を提供することを課題とす
るものである。
臭剤及び消臭性繊維の欠点を解消し、耐熱性、耐久性に
優れ、アルデヒド等の酸性ガスに対して優れた消臭性を
有する消臭剤及び消臭性繊維を提供することを課題とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意検討
した結果、特定の無機層状化合物に悪臭ガスとの反応性
を有する有機化合物を担持させることが極めて有効であ
ることを見出し、本発明を完成するに至った。即ち、本
発明は、分子内に第一級アミノ基を複数有するポリアミ
ン化合物をシリカ・アルミナ系膨潤性粘土鉱物の層間に
担持させたことを特徴とする消臭剤及びこの消臭剤を含
有することを特徴とする消臭性繊維である。以下、本発
明を詳細に説明する。
した結果、特定の無機層状化合物に悪臭ガスとの反応性
を有する有機化合物を担持させることが極めて有効であ
ることを見出し、本発明を完成するに至った。即ち、本
発明は、分子内に第一級アミノ基を複数有するポリアミ
ン化合物をシリカ・アルミナ系膨潤性粘土鉱物の層間に
担持させたことを特徴とする消臭剤及びこの消臭剤を含
有することを特徴とする消臭性繊維である。以下、本発
明を詳細に説明する。
【0008】○粘土鉱物 本発明における粘土鉱物はシリカ・アルミナ系膨潤性粘
土鉱物である。この粘土鉱物は、膨潤性を有する層状構
造を有しており、この層状構造は、[SiO4]四面体
又は[AlO4 ]四面体からなるA層と[Al(O,O
H)6 ]八面体からなるB層が強固に結合して形成され
た層(AB層)の繰り返しからなるものである。このA
B層間には緩い結合しかないため、AB層は膨潤性を有
しており、AB層間に後述するポリアミン化合物を容易
に担持することができる。又、AB層間にポリアミン化
合物を担持させた後においても、酸性ガスを容易に層間
に取り込むことができ、層間に存在するポリアミン化合
物との反応により優れた消臭能を発揮することができ
る。
土鉱物である。この粘土鉱物は、膨潤性を有する層状構
造を有しており、この層状構造は、[SiO4]四面体
又は[AlO4 ]四面体からなるA層と[Al(O,O
H)6 ]八面体からなるB層が強固に結合して形成され
た層(AB層)の繰り返しからなるものである。このA
B層間には緩い結合しかないため、AB層は膨潤性を有
しており、AB層間に後述するポリアミン化合物を容易
に担持することができる。又、AB層間にポリアミン化
合物を担持させた後においても、酸性ガスを容易に層間
に取り込むことができ、層間に存在するポリアミン化合
物との反応により優れた消臭能を発揮することができ
る。
【0009】AB層間に、ナトリウムイオン等のアルカ
リ金属イオンや、マグネシウムイオン等のアルカリ土類
金属イオン等の種々のアルミニウム以外の陽イオンを担
持させたり、B層を形成する八面体の一部を、マグネシ
ウム、チタン等のアルミニウム以外の金属を中心金属と
するもので置換したりすることもできるが、上記のよう
に、本発明における粘土鉱物のAB層は実質的にシリカ
とアルミナ成分からなるので、本発明における好ましい
粘土鉱物は、粘土鉱物を構成する金属元素の全量当た
り、珪素とアルミニウムの合計量が70重量%以上、よ
り好ましくは80重量%以上、最も好ましくは90重量
%以上のものである。
リ金属イオンや、マグネシウムイオン等のアルカリ土類
金属イオン等の種々のアルミニウム以外の陽イオンを担
持させたり、B層を形成する八面体の一部を、マグネシ
ウム、チタン等のアルミニウム以外の金属を中心金属と
するもので置換したりすることもできるが、上記のよう
に、本発明における粘土鉱物のAB層は実質的にシリカ
とアルミナ成分からなるので、本発明における好ましい
粘土鉱物は、粘土鉱物を構成する金属元素の全量当た
り、珪素とアルミニウムの合計量が70重量%以上、よ
り好ましくは80重量%以上、最も好ましくは90重量
%以上のものである。
【0010】好ましい粘土鉱物の具体例として、カオリ
ン、ディッカイト、ナクライト等のカオリン類;パイロ
フィライト、バーミキュライト、ザウコナイト、サポナ
イト、バイデライト、ノントロライト、ヘクトライト、
モンモリロナイト等のモンモリロナイト類;マスコバイ
ト等のマイカ類;メタハロイサイト、ハロイサイト等の
ハロイサイト類等がある。上記粘土鉱物の中で、ポリア
ミン化合物を多量に担持できること及び消臭後の変色が
ないことから、モンモリロナイト類が好ましく、ベント
ナイト及びナトリウムモンモリロナイト等が特に好まし
い。
ン、ディッカイト、ナクライト等のカオリン類;パイロ
フィライト、バーミキュライト、ザウコナイト、サポナ
イト、バイデライト、ノントロライト、ヘクトライト、
モンモリロナイト等のモンモリロナイト類;マスコバイ
ト等のマイカ類;メタハロイサイト、ハロイサイト等の
ハロイサイト類等がある。上記粘土鉱物の中で、ポリア
ミン化合物を多量に担持できること及び消臭後の変色が
ないことから、モンモリロナイト類が好ましく、ベント
ナイト及びナトリウムモンモリロナイト等が特に好まし
い。
【0011】本発明における粘土鉱物は、セピオライト
の様な非膨潤性粘土鉱物と比較して、ポリアミン化合物
を層間に多く担持させることができる。又、本発明にお
ける粘土鉱物は、α型燐酸チタンやα型燐酸ジルコニウ
ム等の層状構造を有する燐酸塩と比較して、層間に担持
させたポリアミン化合物の活性度が高いためか、ポリア
ミン化合物を層間に担持させた後の消臭能が遥かに高
い。
の様な非膨潤性粘土鉱物と比較して、ポリアミン化合物
を層間に多く担持させることができる。又、本発明にお
ける粘土鉱物は、α型燐酸チタンやα型燐酸ジルコニウ
ム等の層状構造を有する燐酸塩と比較して、層間に担持
させたポリアミン化合物の活性度が高いためか、ポリア
ミン化合物を層間に担持させた後の消臭能が遥かに高
い。
【0012】本発明における粘土鉱物は、通常粉体状で
得られ、好ましい平均粒径は0.01〜20μmであ
り、より好ましくは0.01〜10μmであり、さらに
好ましくは0.01〜5μmである。平均粒径が0.0
1μm未満では再凝集しやすく、取扱いが困難となる恐
れがあり好ましくない。また、20μmより大きいと、
樹脂に均一に分散させにくく、紡糸の際、糸切れが発生
しやすいといった問題があり、好ましくない。
得られ、好ましい平均粒径は0.01〜20μmであ
り、より好ましくは0.01〜10μmであり、さらに
好ましくは0.01〜5μmである。平均粒径が0.0
1μm未満では再凝集しやすく、取扱いが困難となる恐
れがあり好ましくない。また、20μmより大きいと、
樹脂に均一に分散させにくく、紡糸の際、糸切れが発生
しやすいといった問題があり、好ましくない。
【0013】○ポリアミン化合物 本発明におけるポリアミン化合物は、分子内に第一級ア
ミノ基を複数有する化合物であり、好ましいポリアミン
化合物は下式で表される化合物である。 H2 N−(CH2 CH2 −NH)n −CH2 CH2 NH
2 (上式において、nは0以上3以下の整数である。) 好ましいポリアミン化合物は、N原子を分子内に3個以
上、より好ましくは4個以上有するポリアミン化合物で
ある。
ミノ基を複数有する化合物であり、好ましいポリアミン
化合物は下式で表される化合物である。 H2 N−(CH2 CH2 −NH)n −CH2 CH2 NH
2 (上式において、nは0以上3以下の整数である。) 好ましいポリアミン化合物は、N原子を分子内に3個以
上、より好ましくは4個以上有するポリアミン化合物で
ある。
【0014】ポリアミン化合物が複数のN原子を有する
ことは、膨潤性粘土鉱物の層間にポリアミン化合物を適
度な結合力で担持させ、本発明の消臭剤が酸性ガスに対
して優れた消臭能を発揮する上で極めて有効である。
ことは、膨潤性粘土鉱物の層間にポリアミン化合物を適
度な結合力で担持させ、本発明の消臭剤が酸性ガスに対
して優れた消臭能を発揮する上で極めて有効である。
【0015】粘土鉱物に対するポリアミン化合物の好ま
しい担持量は、粘土鉱物1g当たり0.05〜2ミリモ
ルである。0.05ミリモル未満では充分な消臭能を発
揮できない恐れがあり、2ミリモルを越えて担持させよ
うとすると粘土鉱物の層構造が破壊されてしまい、ポリ
アミン化合物を安定に担持できなくなる恐れがある。
しい担持量は、粘土鉱物1g当たり0.05〜2ミリモ
ルである。0.05ミリモル未満では充分な消臭能を発
揮できない恐れがあり、2ミリモルを越えて担持させよ
うとすると粘土鉱物の層構造が破壊されてしまい、ポリ
アミン化合物を安定に担持できなくなる恐れがある。
【0016】○消臭剤の製法 粘土鉱物とポリアミン化合物を接触させれば、ポリアミ
ン化合物を粘土鉱物の層間に容易に担持できる。粘土鉱
物は粉末であり、好ましいポリアミン化合物は室温で液
体状であるので、ヘンシェルミキサー等の、粉末と液体
を均一に混合するための混合装置で容易に混合できる。
その後、粘土鉱物の表面に付着した余分なポリアミン化
合物を洗浄により除去し、乾燥することにより、本発明
の消臭剤を容易に得ることができる。
ン化合物を粘土鉱物の層間に容易に担持できる。粘土鉱
物は粉末であり、好ましいポリアミン化合物は室温で液
体状であるので、ヘンシェルミキサー等の、粉末と液体
を均一に混合するための混合装置で容易に混合できる。
その後、粘土鉱物の表面に付着した余分なポリアミン化
合物を洗浄により除去し、乾燥することにより、本発明
の消臭剤を容易に得ることができる。
【0017】○消臭性繊維 本発明の消臭性繊維は、上記の消臭剤を含有させた繊維
である。繊維としては、天然繊維及び合成繊維のいずれ
であっても良く、また、短繊維、長繊維、不織布及び芯
鞘構造をもった複合繊維等いずれであっても良い。芯鞘
型複合繊維は芯又は鞘のどちらに消臭剤を含有させても
良い。本発明の消臭剤は、ポリアミン化合物が耐熱性を
有する粘土鉱物の層間に担持されているので、耐熱性に
優れ、200℃の高温においても消臭性能は失活しな
い。従って、消臭剤を繊維用樹脂に含有させる際に消臭
剤が高温に晒されても問題がなく、繊維用樹脂としてい
かなる樹脂も使用可能である。
である。繊維としては、天然繊維及び合成繊維のいずれ
であっても良く、また、短繊維、長繊維、不織布及び芯
鞘構造をもった複合繊維等いずれであっても良い。芯鞘
型複合繊維は芯又は鞘のどちらに消臭剤を含有させても
良い。本発明の消臭剤は、ポリアミン化合物が耐熱性を
有する粘土鉱物の層間に担持されているので、耐熱性に
優れ、200℃の高温においても消臭性能は失活しな
い。従って、消臭剤を繊維用樹脂に含有させる際に消臭
剤が高温に晒されても問題がなく、繊維用樹脂としてい
かなる樹脂も使用可能である。
【0018】用いることができる繊維用樹脂の好ましい
具体例として、例えばポリエステル、ナイロン、アクリ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリビニル、ポリ
ビニリデン、ポリウレタン及びポリスチレン樹脂等があ
る。これらの樹脂は、単独ポリマーであっても共重合体
であってもよい。共重合体とする場合、その各成分の重
合割合に特に制限はない。
具体例として、例えばポリエステル、ナイロン、アクリ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリビニル、ポリ
ビニリデン、ポリウレタン及びポリスチレン樹脂等があ
る。これらの樹脂は、単独ポリマーであっても共重合体
であってもよい。共重合体とする場合、その各成分の重
合割合に特に制限はない。
【0019】○消臭性繊維の製法 繊維用樹脂に消臭剤を含有させる方法に特に制限はな
く、例えば、消臭剤を繊維に練り込む場合は、消臭剤を
予め配合した繊維用樹脂を用いて、溶融紡糸、乾式紡
糸、湿式紡糸等の紡糸により容易に繊維を得ることがで
きる。また、消臭剤を含有した水系あるいは有機系懸濁
液を、塗布やディッピング等の方法で繊維表面に付着さ
せ、分散媒を除去することにより繊維表面にコーティン
グすることができる。必要に応じて、水系あるいは有機
系懸濁液に、界面活性剤等の分散性を向上させるための
薬剤を添加してもよい。界面活性剤等はアニオン系、ノ
ニオン系、カチオン系等いずれのものも使用できる。ま
た、繊維表面への付着力を増すためのバインダーを、消
臭剤を含有する水系或いは有機系懸濁液に混合してもよ
い。バインダーとしては、分散媒を除去した後に付着力
が出れば、特に制限はない。
く、例えば、消臭剤を繊維に練り込む場合は、消臭剤を
予め配合した繊維用樹脂を用いて、溶融紡糸、乾式紡
糸、湿式紡糸等の紡糸により容易に繊維を得ることがで
きる。また、消臭剤を含有した水系あるいは有機系懸濁
液を、塗布やディッピング等の方法で繊維表面に付着さ
せ、分散媒を除去することにより繊維表面にコーティン
グすることができる。必要に応じて、水系あるいは有機
系懸濁液に、界面活性剤等の分散性を向上させるための
薬剤を添加してもよい。界面活性剤等はアニオン系、ノ
ニオン系、カチオン系等いずれのものも使用できる。ま
た、繊維表面への付着力を増すためのバインダーを、消
臭剤を含有する水系或いは有機系懸濁液に混合してもよ
い。バインダーとしては、分散媒を除去した後に付着力
が出れば、特に制限はない。
【0020】繊維用樹脂に含有させる消臭剤の割合は、
特に限定されないが、好ましくは繊維用樹脂100重量
部当たり0.1〜20重量部であり、より好ましくは
0.5〜10重量部である。また、必要に応じて樹脂中
に添加剤、例えば、艶消し剤、着色剤、酸化防止剤、蛍
光増白剤、安定剤、増粘剤、難燃剤、抗菌防臭剤、防黴
剤、赤外線吸収剤及び紫外線吸収剤等を含有させること
ができる。
特に限定されないが、好ましくは繊維用樹脂100重量
部当たり0.1〜20重量部であり、より好ましくは
0.5〜10重量部である。また、必要に応じて樹脂中
に添加剤、例えば、艶消し剤、着色剤、酸化防止剤、蛍
光増白剤、安定剤、増粘剤、難燃剤、抗菌防臭剤、防黴
剤、赤外線吸収剤及び紫外線吸収剤等を含有させること
ができる。
【0021】○用途 本発明の消臭剤はアルデヒド、酢酸等の酸性ガスに対し
て特に有効である。又、消臭の対象ガスによって、その
他の消臭剤と混合したり、併用することも当然可能であ
る。尚、所望により従来より使用されている芳香剤を併
用することもできる。本発明の消臭繊維は、消臭効果を
発揮できる各種の分野で利用可能であり、例えば肌着、
ストッキング、靴下、布団、布団カバー、座布団、毛
布、絨毯、カーテン、ソファー、カーシート、エアーフ
ィルターを始めとして、多くの繊維製品に使用できる。
更に、本発明の消臭剤は繊維用途において優れた消臭能
を発揮するばかりだけでなく、塗料、コーティング剤、
床壁材又は紙等に含有させても利用できる。
て特に有効である。又、消臭の対象ガスによって、その
他の消臭剤と混合したり、併用することも当然可能であ
る。尚、所望により従来より使用されている芳香剤を併
用することもできる。本発明の消臭繊維は、消臭効果を
発揮できる各種の分野で利用可能であり、例えば肌着、
ストッキング、靴下、布団、布団カバー、座布団、毛
布、絨毯、カーテン、ソファー、カーシート、エアーフ
ィルターを始めとして、多くの繊維製品に使用できる。
更に、本発明の消臭剤は繊維用途において優れた消臭能
を発揮するばかりだけでなく、塗料、コーティング剤、
床壁材又は紙等に含有させても利用できる。
【0022】
【発明の実施の態様】以下、本発明を実施例及び比較例
により更に具体的に説明する。
により更に具体的に説明する。
【0023】
(実施例1)ベントナイト1gにトリエチレンテトラミ
ン10ミリモルと純水50ミリリットルを添加し、40
℃で24時間、恒温振とう槽で振とうした。その後、濾
過、純水による洗浄、乾燥(100℃,1晩)及び粉砕
を行い、消臭剤(A1)を得た。
ン10ミリモルと純水50ミリリットルを添加し、40
℃で24時間、恒温振とう槽で振とうした。その後、濾
過、純水による洗浄、乾燥(100℃,1晩)及び粉砕
を行い、消臭剤(A1)を得た。
【0024】(実施例2)ベントナイトに代えてナトリ
ウムモンモリロナイト(クニミネ工業株式会社製商品
名:クニピア−F)を用い、トリエチレンテトラミンに
代えてテトラエチレンペンタミンを用いた以外は実施例
1と同様にして、消臭剤(A2)を得た。
ウムモンモリロナイト(クニミネ工業株式会社製商品
名:クニピア−F)を用い、トリエチレンテトラミンに
代えてテトラエチレンペンタミンを用いた以外は実施例
1と同様にして、消臭剤(A2)を得た。
【0025】(比較例1)ベントナイトに代えてα型燐
酸ジルコニウム(東亞合成株式会社製商品名:IXE−
100)を用いた以外は実施例1と同様にして、消臭剤
(B1)を得た。
酸ジルコニウム(東亞合成株式会社製商品名:IXE−
100)を用いた以外は実施例1と同様にして、消臭剤
(B1)を得た。
【0026】(比較例2)ベントナイトに代えて膨潤性
マイカ(コープケミカル株式会社:ソマシフ モル/L
E−100)を用い、トリエチレンテトラミンに代えて
テトラエチレンペンタミンを用いた以外は実施例1と同
様にして、消臭剤(B2)を得た。
マイカ(コープケミカル株式会社:ソマシフ モル/L
E−100)を用い、トリエチレンテトラミンに代えて
テトラエチレンペンタミンを用いた以外は実施例1と同
様にして、消臭剤(B2)を得た。
【0027】(比較例3)ベントナイトに代えてセピオ
ライト(コープケミカル株式会社製)を用い、トリエチ
レンテトラミンに代えてテトラエチレンペンタミンを用
いた以外は実施例1と同様にして、消臭剤(B3)を得
た。
ライト(コープケミカル株式会社製)を用い、トリエチ
レンテトラミンに代えてテトラエチレンペンタミンを用
いた以外は実施例1と同様にして、消臭剤(B3)を得
た。
【0028】(比較例4)テトラエチレンペンタミンに
代えて尿素を用いた以外は実施例2と同様にして消臭剤
(B4)を得た。
代えて尿素を用いた以外は実施例2と同様にして消臭剤
(B4)を得た。
【0029】○化学組成分析 上記のようにして得た各種消臭剤(A1)〜(B4)におい
て担持体として使用した無機層状化合物について化学組
成を蛍光X線で調べた。その結果を表1に示した。
て担持体として使用した無機層状化合物について化学組
成を蛍光X線で調べた。その結果を表1に示した。
【0030】
【表1】 表1 蛍光X線測定結果(単位wt%) ─────────────────────────────────── サンプル名 Si Al Mg Na Zr P ─────────────────────────────────── 実施例1 ベントナイト 63.3 21.4 1.9 − 0.1 − 実施例2 ナトリウムモンモリロナイト 62.3 23.9 2.4 2.8 0.1 − 比較例1 α燐酸シ゛ルコニウム 0.1 − − 6.4 64.0 27.8 比較例2 膨潤性雲母 64.5 0.5 24.5 1.1 − − 比較例3 セピオライト 70.4 − 22.2 − − − ───────────────────────────────────
【0031】上記表1の結果から、本発明の消臭剤はシ
リカ・アルミナ質であることがわかる。
リカ・アルミナ質であることがわかる。
【0032】○有機元素分析 上記のようにして得た各種消臭剤(A1)〜(B4)につい
て、有機元素分析を行なった。その結果から算出された
アミン量を元に消臭剤重量当たりのポリアミン担持ミリ
モル数を表2に示した。
て、有機元素分析を行なった。その結果から算出された
アミン量を元に消臭剤重量当たりのポリアミン担持ミリ
モル数を表2に示した。
【0033】
【表2】 表2 Nの有機元素分析結果とポリアミン化合物の担持量 ─────────────────────────────────── サンプル名 N検出量(wt%) ポリアミン化合物(ミリモル数/粘土鉱物1g) ─────────────────────────────────── 消臭剤(A1) 2.13 0.51 消臭剤(A2) 2.81 0.50 消臭剤(B1) 4.35 1.04 消臭剤(B2) 2.52 0.45 消臭剤(B3) 0.29 0.05 消臭剤(B4) 0.17 0.06 ───────────────────────────────────
【0034】上記のようにして得た各種消臭剤(A1)〜
(B4)について、以下の酸性ガスに対する消臭試験を行
った。
(B4)について、以下の酸性ガスに対する消臭試験を行
った。
【0035】○アセトアルデヒドガス消臭試験 消臭剤0.02gを容量1リットルの容器に入れ、容器
中のアセトアルデヒド濃度が300ppm となるようにア
セトアルデヒドガスを注入し、2時間後のアセトアルデ
ヒドガス濃度を検知管で測定した。その結果を表3に示
した。
中のアセトアルデヒド濃度が300ppm となるようにア
セトアルデヒドガスを注入し、2時間後のアセトアルデ
ヒドガス濃度を検知管で測定した。その結果を表3に示
した。
【0036】○ホルムアルデヒドガス消臭試験 消臭剤0.02gを容量1リットルの容器に入れ、容器
中のホルムアルデヒド濃度が85ppm となるようにホル
ムアルデヒドガスを注入し、2時間後のホルムアルデヒ
ドガス濃度を検知管で測定した。その結果を表3に示し
た。
中のホルムアルデヒド濃度が85ppm となるようにホル
ムアルデヒドガスを注入し、2時間後のホルムアルデヒ
ドガス濃度を検知管で測定した。その結果を表3に示し
た。
【0037】
【表3】 表3 消臭試験結果 ──────────────────────────────── サンプル名 アセトアルデヒドガス濃度 ホルムアルデヒドガス濃度 ──────────────────────────────── 消臭剤(A1) 15ppm 5ppm 消臭剤(A2) 25ppm 8ppm 消臭剤(B1) 290ppm 50ppm 消臭剤(B2) 135ppm 35ppm 消臭剤(B3) 175ppm 45ppm 消臭剤(B4) 240ppm 40ppm ブランク 295ppm 50ppm ──────────────────────────────── 初期濃度 300ppm 85ppm ────────────────────────────────
【0038】○耐熱変色試験 上記消臭剤(A1)と消臭剤(A2)を180℃で5分加熱した
ところ、目視で変色は認められなかった。
ところ、目視で変色は認められなかった。
【0039】○消臭性繊維の調製 ポリエステル又はナイロンからなる繊維用樹脂100重
量部当たり、実施例1,2、比較例1〜4で得た消臭剤
を20重量部配合してマスターバッチを予め作製し、消
臭剤の割合が全重量当たり2.5重量%となるよう、前
記マスターバッチを同種の樹脂からなる繊維製品用樹脂
に配合し、常法により溶融紡糸することにより、約2デ
ニールの消臭性繊維を得た。
量部当たり、実施例1,2、比較例1〜4で得た消臭剤
を20重量部配合してマスターバッチを予め作製し、消
臭剤の割合が全重量当たり2.5重量%となるよう、前
記マスターバッチを同種の樹脂からなる繊維製品用樹脂
に配合し、常法により溶融紡糸することにより、約2デ
ニールの消臭性繊維を得た。
【0040】○消臭性繊維のアセトアルデヒドガス消臭
試験 上記のようにして得た消臭性繊維を長さ約10cmとな
るように切断して試料とした。この試料0.5gを容量
1リットルの容器に入れアセトアルデヒドガスを所定量
注入し、2時間後の容器中の残存ガス濃度を検知管を用
いて測定した。その結果を表2に示した。
試験 上記のようにして得た消臭性繊維を長さ約10cmとな
るように切断して試料とした。この試料0.5gを容量
1リットルの容器に入れアセトアルデヒドガスを所定量
注入し、2時間後の容器中の残存ガス濃度を検知管を用
いて測定した。その結果を表2に示した。
【0041】
【表4】 表4 消臭性繊維の消臭試験結果 ─────────────────────────────── サンプル名 アセトアルデヒドガス濃度(単位ppm ) ─────────────────────────────── 消臭剤(A1) 1 消臭剤(A2) 2 消臭剤(B1) 19 消臭剤(B2) 17 消臭剤(B3) 17 消臭剤(B4) 18 ブランク(繊維のみ) 19 ─────────────────────────────── 初期濃度 20 ───────────────────────────────
【0042】表2の結果から、本発明の消臭剤における
ポリアミン化合物の担持量は、膨潤性雲母を担持体とす
る消臭剤(B2))とはほぼ同量であり、α型燐酸ジルコニ
ウムを担持体とする消臭剤(B1)の半分であるにも関わら
ず、表3の結果から明らかなように、本発明の消臭剤は
膨潤性雲母又はα型燐酸ジルコニウムを担持体とする消
臭剤に比較してアルデヒドガスに対する消臭能に優れる
ことがわかる。また、表2の結果から、本発明の消臭剤
におけるポリアミン化合物の担持量は、セピオライトを
担持体とする消臭剤(B3)と比較して、約十倍量と格段に
多く、表3の結果から明らかなように、本発明の消臭剤
はセピオライトを担持体とする消臭剤と比較してアルデ
ヒドガスに対する消臭能が格段に優れることがわかる。
表4の結果から、本発明の消臭性繊維は、本発明の消臭
剤の機能によりアルデヒドガスに対する消臭能に優れる
ことがわかる。表2の結果から、粘土鉱物としてシリカ
・アルミナ系膨潤性粘土鉱物を用いた場合であっても、
ポリアミン化合物に代えて尿素を担持させようとする
と、その担持量が少なく、表3の結果から明らかなよう
に、本発明の消臭剤に比較してアルデヒドガスに対する
消臭能が極めて小さいことがわかる。
ポリアミン化合物の担持量は、膨潤性雲母を担持体とす
る消臭剤(B2))とはほぼ同量であり、α型燐酸ジルコニ
ウムを担持体とする消臭剤(B1)の半分であるにも関わら
ず、表3の結果から明らかなように、本発明の消臭剤は
膨潤性雲母又はα型燐酸ジルコニウムを担持体とする消
臭剤に比較してアルデヒドガスに対する消臭能に優れる
ことがわかる。また、表2の結果から、本発明の消臭剤
におけるポリアミン化合物の担持量は、セピオライトを
担持体とする消臭剤(B3)と比較して、約十倍量と格段に
多く、表3の結果から明らかなように、本発明の消臭剤
はセピオライトを担持体とする消臭剤と比較してアルデ
ヒドガスに対する消臭能が格段に優れることがわかる。
表4の結果から、本発明の消臭性繊維は、本発明の消臭
剤の機能によりアルデヒドガスに対する消臭能に優れる
ことがわかる。表2の結果から、粘土鉱物としてシリカ
・アルミナ系膨潤性粘土鉱物を用いた場合であっても、
ポリアミン化合物に代えて尿素を担持させようとする
と、その担持量が少なく、表3の結果から明らかなよう
に、本発明の消臭剤に比較してアルデヒドガスに対する
消臭能が極めて小さいことがわかる。
【0043】
【本発明の効果】本発明の消臭剤は、耐熱性が高く、耐
久性に優れ、繊維に練り込みが可能で、アルデヒドガス
等の酸性ガスに対する消臭性に優れている。又、本発明
の消臭性繊維は、アルデヒドガス等の酸性ガスに対する
消臭性に優れている。
久性に優れ、繊維に練り込みが可能で、アルデヒドガス
等の酸性ガスに対する消臭性に優れている。又、本発明
の消臭性繊維は、アルデヒドガス等の酸性ガスに対する
消臭性に優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D06M 11/77 D06M 11/00 Z
Claims (2)
- 【請求項1】分子内に第一級アミノ基を複数有するポリ
アミン化合物をシリカ・アルミナ系膨潤性粘土鉱物の層
間に担持させたことを特徴とする消臭剤。 - 【請求項2】請求項1記載の消臭剤を含有することを特
徴とする消臭性繊維。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9220003A JPH1147249A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 消臭剤及び消臭性繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9220003A JPH1147249A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 消臭剤及び消臭性繊維 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1147249A true JPH1147249A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16744415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9220003A Pending JPH1147249A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 消臭剤及び消臭性繊維 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1147249A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008056901A (ja) * | 2006-08-02 | 2008-03-13 | Honda Motor Co Ltd | 消臭効果を備えた難燃剤組成物及び難燃性布帛 |
JP2009242536A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 液状シリコーンゴムコーティング剤組成物及びエアーバッグ |
US8486854B2 (en) | 2003-09-29 | 2013-07-16 | Archer Daniels Midland Company | Polysaccharide phyllosilicate absorbent or superabsorbent nanocomposite materials |
WO2016199756A1 (ja) * | 2015-06-12 | 2016-12-15 | 東亞合成株式会社 | ケトン系ガス吸着剤、ガス吸着剤組成物及び消臭性加工品 |
WO2019220580A1 (ja) * | 2018-05-16 | 2019-11-21 | 東亞合成株式会社 | 微粒子状繊維用消臭剤 |
JP2021533245A (ja) * | 2018-08-24 | 2021-12-02 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニーThe Procter & Gamble Company | 低濃度のオリゴアミンを含む処理組成物 |
-
1997
- 1997-07-31 JP JP9220003A patent/JPH1147249A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8486854B2 (en) | 2003-09-29 | 2013-07-16 | Archer Daniels Midland Company | Polysaccharide phyllosilicate absorbent or superabsorbent nanocomposite materials |
JP2008056901A (ja) * | 2006-08-02 | 2008-03-13 | Honda Motor Co Ltd | 消臭効果を備えた難燃剤組成物及び難燃性布帛 |
JP2009242536A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 液状シリコーンゴムコーティング剤組成物及びエアーバッグ |
WO2016199756A1 (ja) * | 2015-06-12 | 2016-12-15 | 東亞合成株式会社 | ケトン系ガス吸着剤、ガス吸着剤組成物及び消臭性加工品 |
JPWO2016199756A1 (ja) * | 2015-06-12 | 2018-04-05 | 東亞合成株式会社 | ケトン系ガス吸着剤、ガス吸着剤組成物及び消臭性加工品 |
WO2019220580A1 (ja) * | 2018-05-16 | 2019-11-21 | 東亞合成株式会社 | 微粒子状繊維用消臭剤 |
JP2021533245A (ja) * | 2018-08-24 | 2021-12-02 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニーThe Procter & Gamble Company | 低濃度のオリゴアミンを含む処理組成物 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051006 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051018 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060328 |