JP2003193371A - 寝具又はインテリア用繊維製品 - Google Patents

寝具又はインテリア用繊維製品

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JP2003193371A
JP2003193371A JP2001392206A JP2001392206A JP2003193371A JP 2003193371 A JP2003193371 A JP 2003193371A JP 2001392206 A JP2001392206 A JP 2001392206A JP 2001392206 A JP2001392206 A JP 2001392206A JP 2003193371 A JP2003193371 A JP 2003193371A
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fiber
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JP2001392206A
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Aya Haseyama
彩 長谷山
Masaki Ishii
正樹 石井
Koichi Saito
公一 齋藤
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Toray Industries Inc
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  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水分子吸着発熱剤と蓄熱剤の併用により、保温
性の高い寝具又はインテリア用繊維製品を提供する。 【解決手段】水分子吸着発熱剤と蓄熱剤が、付着した繊
維を用いてなることを特徴とする寝具又はインテリア用
繊維製品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄熱剤と水分子吸
着発熱剤が繊維に付着することで、優れた保温性を有す
る寝具又はインテリア用繊維製品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の保温性を有する寝具、インテリア
用繊維製品においては、含気率を上げて保温性を高めた
り、電気発熱体を組み込んで保温性の向上が図られてい
た。しかしながら、含気率を上げた素材を用いた場合は
カサ高になるため、用途によっては使いづらくなる。ま
た、電気発熱体を組み込んだ繊維製品は、風合いが堅い
ため、柔らかで軽い保温素材が求められいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の背景に鑑み、保温性の高い寝具又はインテリア用
繊維製品を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、蓄熱剤と、水
分子吸着発熱剤が繊維に付着していることを特徴とする
寝具又はインテリア用繊維製品に関するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明においては、水分子吸着発
熱剤として、繊維製品の発熱エネルギー指数が5以上と
なるものを用いることが好ましい。この範囲において
は、布帛の吸湿発熱効果で特に優れた保温性が得られ、
非常に暖かく、快適性のある寝具、インテリア用繊維製
品が得られる。
【0006】本発明でいう発熱エネルギー指数は、次の
ようにして決定される。すなわち、幅約3.5cmの試
料3gを、温度計あるいは熱電対の測定部に巻き、摂氏
30度×湿度30%RHの環境下に12時間以上放置後
の温度を測定する。次に摂氏30度×湿度90%RHの
環境まで、湿度3%/分の速度で変化させ、この間1分
毎に4時間後まで温度を測定する。測定後、上昇温度を
積分したものを発熱エネルギー量として求め、次の式に
よって表す。
【0007】発熱エネルギー係数=試料の発熱エネルギ
ー量/ポリエステルタフタ(JIS標準布)の発熱エネ
ルギー量。
【0008】本発明でいう水分子吸着発熱剤としては、
吸湿性ポリマーや吸湿性微粒子が好ましく用いられ、こ
れらは単独で用いても組み合わせて用いてもよい。
【0009】本発明でいう吸湿性ポリマーとしては、ビ
ニルスルホン酸のコポリマーが好ましく用いられる。モ
ノマーであるビニルスルホン酸と架橋剤と重合触媒の混
合液を布帛に付与した後、熱処理などによりポリマー化
して繊維表面に固着することが好ましい。
【0010】ビニルスルホン酸としては、2−アクリル
アミド−2−メチルプロパンスルホン酸(以下、AMP
Sと略す)、2−アクリルアミド−2−メチルプロパン
スルホン酸ナトリウム(以下、AMPS−Naと略
す)、2−アリルオキシ−2−ヒドロキシプロパンスル
ホン酸、スチレンスルホン酸ナトリウムなどが好ましく
用いられ、より好ましくは、AMPS、AMPS−Na
が用いられる。本発明では、これらのモノマー2種類以
上用いることも何ら差し支えない。特に、重合効率と吸
湿性の面から、アクリル酸、メタクリル酸、AMPS、
スチレンスルホン酸ナトリウムが好ましく用いられる。
【0011】架橋剤としては、ビニルカルボン酸が好ま
しく用いられる。ビニルカルボン酸の具体例としては、
アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸などが挙げられ
る。また下式−1で表されるジビニルカルボン酸も好ま
しく用いられる。
【0012】式−1 XCH=CH−COO−(CH2CH2O)n−OC−C
H=CHX X=H または CH3 nは9から25の正数 触媒としては、重合開始剤が好ましく用いられ、ラジカ
ル開始剤がより好ましく用いられる。たとえば、過硫酸
アンモニウム、過硫酸カリウム、過酸化水素などの無機
系重合開始剤や、2,2’−アゾビス(2−アミディノ
プロパン)ジハイドロクロライド、2,2’−アゾビス
(N、N−ジメチレンイソブチラミディン)ジハイドロ
クロライド、2−(カルバモイラゾ)イソブチロニトリ
ルなどの有機系重合開始剤が挙げられる。また、過酸化
ベンゾイル、アゾビスイソブチロニトリルなどの水不溶
性重合開始剤をアニオン、ノニオン等の界面活性剤で乳
化させて用いてもよい。コスト、取り扱いの容易さの点
からは、過硫酸アンモニウムが好ましく用いられる。さ
らに、重合効率を高めるために、重合開始剤としての過
酸化物と還元性物質を併用するいわゆるレドックス開始
剤を用いてもよい。この過酸化物としては、例えば、過
硫酸アンモニウムや過硫酸カリウム、還元性物質として
は、例えば、スルホキシル酸ナトリウムとホルマリンと
の反応物やハイドロサルファイトなどが挙げられる。重
合開始剤の使用濃度は、使用するモノマー濃度や処理条
件にもよるが、0.1〜3重量%が好ましい。
【0013】また、繊維との親和性を高めるために各種
浸透剤を使用してもよい。例えばイソプロピルアルコー
ルなどのアルコール類や、アニオン系界面活性剤とし
て、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムや、アルキ
ルナフタレンスルホン酸ナトリウムなどがあり、非イオ
ン系では、オクチルフェノールのエチレンオキサイド付
加物などの各種界面活性剤が使用される。
【0014】吸湿性ポリマ等の水分子吸着発熱剤と架橋
剤と重合触媒の混合液を繊維に付与する方法としては、
通常用いられる手段が適用可能である。例えば、パディ
ング法、スプレー法、キスロールコータ法、スリットコ
ータ法などが挙げられる。これらの方法で混合液を付与
後、例えば真空脱水機で処理するなどして付与量を調整
することも好ましく行われる。
【0015】繊維に付与したビニル化合物を繊維上で重
合させる方法としては、ラジカル重合に用いられるあら
ゆる手段が適用可能である。例えば、乾熱処理、スチー
ム処理、浸漬法、コールドバッチ法、マイクロ波処理、
紫外線処理などが挙げられる。ここでマイクロ波処理と
は、2450MHzまたは920MHzの波長の高周波
を被加熱物に当てることで発熱させるものである。これ
らの処理手段は、単独で適用してもよいし、加熱効率を
高めるために、例えば、スチーム処理または乾熱処理時
にマイクロ波処理または紫外線処理を併用するなどして
もよい。なお、空気中の酸素が存在すると重合が進みに
くくなるので、乾熱処理、マイクロ波処理、紫外線処理
の場合には、不活性ガス雰囲気下で処理するのが好まし
く、コールドバッチ法の場合にも、シール材で密封する
ことが好ましい。
【0016】これらの重合法の中では、スチーム処理が
重合効率および処理の安定性の観点から好適である。ス
チーム処理は、常圧スチーム、加熱スチーム、高圧スチ
ームのいずれでもよいが、コスト面からは、常圧スチー
ムまたは加熱スチームが好ましい。スチーム処理温度
は、80〜180℃さらには100〜160℃が好まし
い。スチーム処理時間は、1〜10分程度でよい。ま
た、繊維に混合液を付与した後、熱処理による重合を行
う前に、風乾あるいは乾燥機などで予備乾燥することも
好ましく行なわれる。
【0017】発熱エネルギー指数を5以上にするために
は、ビニルスルホン酸のコポリマーを繊維材料に対し1
重量%以上付与することが好ましい。ビニルスルホン酸
のコポリマーは、具体的すぎますので、これを吸湿性能
を優れたものにし、風合いの粗硬化を防ぐ観点から、付
着量は、より好ましくは、5〜20重量%である。
【0018】水分子吸着発熱剤として好適に用いられる
吸湿性微粒子としては、シリカ粒子が好ましい。中で
も、主成分である二酸化ケイ素(SiO2・nH2O)を
99.5重量%以上含有し、結晶構造を持たず、O−S
i−O結合が三次元網目構造を有するものが、好ましく
用いられる。またシリカ粒子表面部は水酸基(−OH)
でおおわれているものが好ましく、水酸基がシリカ粒子
全体の2.0〜5.5重量%の割合で含有されているも
のを用いるのがよい。この水酸基は、水に対して強い親
和力をもち、また−OH、アミノ基(−NH2)などの
水素結合性の末端基をもつ分子とは容易に水素結合を形
成する。さらに末端基の種類を問わず、極性の大きな分
子を選択的に吸着することができる。具体的には、たと
えば、富士シリシア化学(株)製のサイリシア300シ
リーズ、サイリシア400シリーズ、サイリシア500
シリーズが例示される。
【0019】かかるシリカ粒子の粒子径は、大きすぎる
と、比表面積が小さくなる傾向があり、高い吸湿性が得
られない、また繊維構造物へ加工した場合、風合いの硬
いものになり実用的なものでなくなる、加工を施した繊
維構造物上で白く浮き出た状態に見え(白ボケ現象とい
う)、見栄えが悪くなる、といった傾向がある。また加
工液を調製するとき、シリカ粒子の分散性が悪くなり、
繊維構造物に対して均一に加工を施しにくい。よって、
粒子径としては、好ましくは5μm以下で、より好まし
くは2μm以下であり、比表面積が300m 2/g以上
のものが好ましく使用される。
【0020】固体の粒子であるシリカ粒子を繊維に付着
させるためには、バインダーが好ましく用いられる。シ
リコーン系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂およ
びメラミン系樹脂などのバインダーを用いることができ
る。風合い、接着強度、洗濯耐久性の点でより好まし
い。
【0021】シリコーン系樹脂は一般的に耐熱性、耐光
性、耐薬品性に優れており、かかるシリコーン系樹脂と
しては、シリコーンレジンもしくはシリコーンワニスと
いう分類に属する縮合架橋型樹脂を使用することがで
き、かかる樹脂には、テトラエトキシシラン、メチルト
リメトキシシランなどの縮合架橋型樹脂を、単独で、ま
たは数種の配合物とともに縮合して得られるものも含ま
れる。これらは、3次元構造の樹脂を形成し、シリコー
ン系樹脂の中でも、最も耐熱性や耐薬品性に優れたもの
である。
【0022】かかるウレタン系樹脂としては、イソシア
ネート成分と、ポリオール成分とを反応させて得られる
共重合体が好ましく用いられる。イソシアネート成分と
しては、芳香族ジイソシアネート、脂肪族ジイソシアネ
ート、脂環族ジイソシアネートの単独またはこれらの混
合物を用いることができる。またポリオール成分として
は、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール
などを用いることができる。
【0023】かかるアクリル系樹脂としては、メタアク
リル酸、メタアクリレート、n−ブチルメタアクリレー
トなどメタアクリレート系モノマーの1種もしくは2種
以上の重合体、もしくはこれらとメタアクリル系モノマ
ーと他の共重合可能なビニル系モノマーとの共重合体が
好ましく用いられる。
【0024】かかるメラミン系樹脂としては、トリアジ
ン環を含有し、かつ少なくとも2個の重合性官能基を有
する化合物が好ましく用いられる。かかる重合性官能基
としては、アミノ基であるものが好ましく、アミド基で
あるものがより好ましい。また同化合物の中でも、アミ
ノ基およびアミド基の各窒素に結合している水素がメチ
ロール基、エチロール基およびN−メチロールアミド基
のいずれかで置換されたものがさらに好ましい。重合性
官能基以外については、水素、水酸基、フェニル基、ア
ルキル基、アルキルエステル基など、どのようなもので
あってもよい。
【0025】かかるバインダーによって、繊維製品全体
に吸水性を付与することもできる。方法としては、親水
性を有する水酸基(−OH)、カルボキシル基(−CO
OH)、アミノ基(−NH2)およびアミド基(−CO
NH2)から選ばれた少なくとも1種をもつ吸水性シリ
コーン系樹脂や、エチレングリコールを多数付加した吸
水性シリコーン系樹脂や、ポリエチレンオキサイド基含
有化合物や、セルロース系化合物などの親水化加工剤
を、バインダーに混合したり、該繊維構造物全体に付与
する方法が挙げられる。親水化加工剤としては、ポリア
ルキレングリコール−ポリエステルブロック共重合体を
主成分とする親水性ポリエステル樹脂が好ましく用いら
れる。また、吸水性シリコーン系樹脂は、それ単独をバ
インダーとして使用することができる。
【0026】かかるバインダーにカップリング剤を添加
して、無機物と有機物の接着力を向上することも好まし
く行われる。繊維、バインダーおよび無機粒子の相互間
に化学的結合力を働かせることができるので、洗濯耐久
性が向上する。
【0027】バインダーによりシリカ粒子を繊維に固着
させる方法については、一般公知の各種の手段が適用可
能であり、具体的には、パッド−ドライ法、スプレー
法、コーティング法等が挙げられる。均一に固体粒子を
繊維材料上に固着させるために、パッド−ドライ法が好
ましく使用される。また、簡便に固体粒子を固着できる
ことから、スプレー法も好ましく用いられる。また、バ
インダーを樹脂化するための熱処理方法は、一般公知の
各種の手段が適用可能であり、熱処理温度としては80
〜220℃の範囲であることが好ましい。
【0028】発熱エネルギー指数を5以上にするために
は、シリカ粒子を繊維に対して2重量%以上付着させる
のが望ましい。
【0029】本発明における繊維に用いる材料として
は、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレ
フタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエ
ステル系繊維、ポリエステルに第三成分を共重合したポ
リエステル系繊維、ナイロン6やナイロン66などのポ
リアミド系繊維、ポリアミドに第三成分を共重合したポ
リアミド系繊維、ポリエチレンやポリプロピレンなどの
ポリオレフィン系繊維、ビニロン繊維、アセテート繊
維、綿、麻、パルプなどの天然セルロース繊維、ビスコ
ースレーヨンなどの再生セルロース繊維、タンパク質系
繊維などを使用することができ、これらを混繊、混紡、
混織、交織、交編した混用素材も含まれる。また、繊維
の形態としては、フィラメント、ステープル、織編物、
不織布などいかなる形態であってもよい。
【0030】また、表地と裏地で中綿を包みこんだ、積
層型の繊維構造物は保温性に優れることが一般に知られ
ており、本発明においても、保温性に優れた生地や中綿
を用いて積層体を作ることは、好ましく行われる。
【0031】本発明でいう蓄熱剤としては、融解と凝固
の相変化に伴う潜熱を利用した潜熱蓄熱剤を用いること
が好ましく、パラフィンワックス、ポリエチレングリコ
ールなどの脂肪族アルコール、脂肪酸、脂肪酸エステル
などをマイクロカプセルに封入したものが好ましく用い
られ、パラフィンワックスがより好ましく用いられる。
また潜熱蓄熱剤を、ポリエチレン、ポリプロピレン、エ
チレン酢酸ビニル共重合体などのポリオレフィンを用い
たマイクロカプセルに封入することも好ましい。封入す
る潜熱蓄熱剤や添加剤を選ぶことで、相変化温度が制御
できる。優れた保温性を得る上で好ましい相変化温度は
5℃〜45℃、より好ましくは10℃〜30℃である。
【0032】本発明においては、水分子吸着発熱剤と蓄
熱剤とを用いるが水分子吸着発熱剤のみの使用では、繊
維製品内の温度を人が快適と感じる温度にコントロール
できず、蓄熱剤のみの使用では、蓄積しておく熱を取り
入れられない。水分子吸着発熱剤と蓄熱剤の2つを用い
ることで、発生した熱による繊維の温度上昇をコントロ
ールして、人に暖かく心地よいと感じさせ、またそのよ
うな時間を長く継続させることを可能にできる。
【0033】蓄熱剤と水分子吸着発熱剤は、重量比で
3:1〜1:3の割合で繊維に付着していることが好ま
しい。水分子吸着発熱剤が発する熱を蓄熱剤が吸収する
ので、発熱剤に対して大過剰に蓄熱剤があると、蓄積さ
れる熱量は変わらない一方、布が硬化して風合いが悪く
なる傾向がある。また、蓄熱剤が発熱剤に対して少なす
ぎると、蓄積される熱量が微量になり、十分な保温効果
が得られにくくなる。
【0034】また本発明において、寝具またはインテリ
ア用繊維製品の要求特性を追加付与し、より好適な繊維
製品とすることが好ましい。要求特性としては、遠赤外
線放射性、消臭性、抗菌性などが挙げられる。遠赤外線
が人体に体温上昇などの好影響をもたらすことは広く知
られており、長時間人の身近にある寝具やインテリアに
遠赤外線の放射機能があれば、より効果的に保温ができ
る。また寝具及びインテリア用繊維製品は、一般衣料に
比べると洗濯される頻度が少ないため、体臭やたばこ臭
がつきにくいことから、雑菌がたまりにくい機能を持つ
のが望ましい。
【0035】本発明でいう遠赤外線放射剤には、酸化物
系セラミック、非酸化物系セラミック、非金属、金属、
合金、結晶などが含まれる。風合いや遠赤外線放射効果
を考えると、これらが繊維重量に対して0.1重量%以
上10重量%未満含まれていることが、寝具及びインテ
リア用繊維製品として望ましい。
【0036】酸化物系セラミックとしては、アルミナ
系、ジルコニア系、マグネシア系の他、酸化チタン、二
酸化ケイ素、酸化銅(1価)などが好ましく用いられ
る。非酸化物系セラミックとしては、炭化ホウ素、炭化
ケイ素、炭化チタン、炭化モリブデン、炭化タングステ
ンなどの炭化物系セラミック、窒化ホウ素、窒化アルミ
ニウム、窒化ケイ素、窒化ジルコンなどが好ましく用い
られる。
【0037】また、非金属としては、グラファイトなど
の炭素が好ましく用いられる。金属としては、タングス
テン、モリブデン、バナジウム、マンガン、ニッケル、
白金などが好ましく用いられる。合金としては、ニクロ
ム、カンタル、ステンレス、アルメルなどが好ましく用
いられる。結晶としては、雲母、蛍石、方解石、ミョウ
バン、水晶などが好ましく用いられる。
【0038】消臭性付与については、物理吸着系、中和
系、酸化分解系、マスキング系のいずれの消臭機構も採
用することができる。物理吸着系では、活性炭、アルミ
ナ、ゼオライトなどを用いることができる。中和系とし
ては、酸性臭気に対しては亜鉛化合物や銅化合物などの
金属酸化物、塩基性臭気に対してはカルボン酸が入の高
分子化合物などを用いることができる。また、無機の多
孔質物を、ヒノキ、桐、緑茶などのマスキング効果を組
み合わせることで優れた消臭効果が期待できる。例え
ば、100〜300m2/gの比表面積を有し平均一次
粒子径1〜20nmの酸化分解系の光触媒を用いれば、
消臭性付与に加えてマイナスイオン発生の相乗効果も有
する。これらの消臭剤が繊維重量に対して0.1重量%
以上含まれていると消臭効果が得られ、10重量%以上
は付着させても、その消臭性が更に良くなるということ
はない。
【0039】抗菌性付与については、無機系抗菌剤並び
にピリジン系や第4級アンモニウム塩系の有機系抗菌剤
を用いることができる。中でも特に2−ピリジンチオー
ル−1−オキシド亜鉛、2−クロロ−4−トリクロロメ
チル−6−(2−フリルメトキシ)ピリジン、2−クロ
ロ−6−トリクロロメチルピリジン、2−ピリジンチオ
ール−1−オキシドナトリウム、1,4−(1−ジヨー
ドメチルスルフォニル)ベンゼン、10,10’−オキ
シビスフェノキシアルシン、6−(2−チオフェンカル
ボニル)−1H−2−ベンズイミダゾールカルバミン酸
メチル、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン
−3−オン、などが好ましく用いられる。これらの抗菌
剤は繊維重量に対して0.1wt%以上含まれていれば
抗菌効果が得られる一方、5wt%以上は付着させて
も、その抗菌性が更に良くなるということはない。
【0040】本発明の保温性を有する寝具用繊維製品に
は掛けふとん、敷き布団、布団用側地、布団用詰め物、
毛布、毛布用側地、タオルケット、シーツなどが挙げら
れる。インテリア用繊維製品としては、カーテン、カー
ペット、スリッパ、マットなどが挙げられる。一般にカ
ーテンなどのインテリア用繊維製品は、建物の外と中を
仕切る場所で使用されるため、冬は低い温度になりやす
い。本発明の保温性を有するインテリア用繊維製品を用
いると、外からの冷気の影響を受けにくいばかりでな
く、窓や床の水分を吸収するため、結露予防の効果も得
られる。
【0041】
【実施例】以下、実施例および比較例を用いて本発明を
さらに具体的に説明する。
【0042】なお、実施例中に記載した各種性能は以下
の方法により評価した。
【0043】[吸湿性(ΔMR)] ΔMR(%)=MR2−MR1 ここで、MR1とは絶乾状態から20℃×65%RH雰
囲気下に24時間放置したときの吸湿率(%)をいい、
洋服ダンスの中に入っている状態、すなわち着用前の環
境に相当する。また、MR2とは絶乾状態から30℃×
90%RH雰囲気下に24時間放置したときの吸湿率
(%)をいい、運動状態における衣服内の環境にほぼ相
当する。
【0044】ΔMRは、MR2からMR1の値を差し引い
た値で表されるものであり、衣服を着用してから運動し
たときに、衣服内のムレをどれだけ吸収するかに相当
し、ΔMR値が高いほど快適であるといえる。一般に、
ポリエステルのΔMRは0%、ナイロンで2%、木綿で
4%、ウールで6%といわれる。
【0045】[発熱エネルギー指数]幅約3.5cmの
試料3gを、アルコール温度計あるいは熱電対の測定部
に巻き、摂氏30℃×湿度30%RHの環境下に12時
間以上放置後の温度を測定する。次に、摂氏30℃×湿
度90%RHの環境まで湿度を約3%/分の速度で変化
させ、この間1分ごとに4時間後まで温度を測定する。
測定後、上昇温度を積分したものを発熱エネルギー量と
して求め、次の式によって現す。 発熱エネルギー指数=試料の発熱エネルギー量/ポリエ
ステルタフタ(JIS染色堅牢度試験用添付布)の発熱
エネルギー量 [着用試験]掛け布団を、加工試供布及び綿を用いて作
ったもの(以下、未加工掛け布団と略す)と、実施例ま
たは比較例に従って加工した試供布及び綿を用いて作っ
たもの(以下、加工掛け布団と略す)と、2組用意す
る。室温10℃、湿度50%RHの部屋に、加工試供布
及び綿を用いて作った敷き布団を敷き、その上にパジャ
マを着た、温度センサーを体に付けた被験者を寝かせ、
未加工掛け布団を掛ける。
【0046】温度が一定するまで20分間待ち、素早く
掛け布団を加工掛け布団に取り替える。再び温度が一定
するまで20分間待ち、温度を記録後、素早く未加工掛
け布団に取り替える。再び20分間待ち、温度を記録す
る。
【0047】加工掛け布団を用いていた時の温度から、
未加工掛け布団を用いていた時の温度を引き、保温度合
い(未加工対比)を表す数値とする。
【0048】[消臭率]500mlのポリエチレン製容
器に10cm×10cmの加工布を入れ、初期濃度が2
00ppmになるようにアンモニアガスを入れて密閉
し、30分間放置後、ガス検知管で残留アンモニアガス
濃度を測定した。なお、消臭率は下記式で算出した。
【0049】消臭率(%)=(初期濃度−30分後の残
留濃度)/初期濃度×100 [抗菌性]評価方法は、統一試験法を採用し、試験菌体
は黄色ブドウ状球菌臨床分離株を用いた。試験方法は、
滅菌試験布に上記試験菌を注加し、18時間培養後の生
菌数を計測し、殖菌数に対する菌数を求め、次の基準に
従った。
【0050】log(B/A)>1.5の条件下、lo
g(B/C)を静菌活性値とし、2.2以上を合格とし
た。ただし、Aは無加工品の接種直後分散回収した菌
数、Bは無加工品の18時間培養後分散回収した菌数、
Cは加工品の18時間培養後分散回収した菌数を表す。
【0051】[試供布及び綿] ・ポリエステル/綿平織物 タテ糸に34番手のポリエステル65%綿35%の糸、
ヨコ糸に34番手のポリエステル65%綿35%の糸と
167dtex−48Fのポリエステル糸の平織物を検
討用の布として用いた。 ・ポリエステル綿 布団用の綿として、38mmにカットした1.1dte
xのポリエステルステープルを検討用の綿として用い
た。
【0052】(実施例1)試供布および綿を下記組成の
処理液1に浸漬後、ピックアップ率80%に設定したマ
ングルで絞り、乾燥機で120℃、2分間予備乾燥を行
った。乾燥後直ちに、105℃の加熱スチーマーで5分
間処理し、湯水洗、乾燥した。次いで、下記組成の処理
液2に先程のニットを浸漬し、ピックアップ率80%に
設定したマングルで絞り、乾燥機で120℃、2分間予
備乾燥したのち、170℃、1分間熱処理を行った。
【0053】 [処理液1] AMPS 30g/l 式ー1においてX:−CH3、n=23のモノマー 60g/l 過硫酸アンモニウム 3g/l [処理液2] パラフィンワックス封入マイクロカプセル(凝固温度25℃) 40g/l アクリル系樹脂 リケンゾールA−263(三木理研工業(株)製)5g/l この布および綿の保温性をはじめとする性能評価を表1
に示す。 (実施例2)実施例1同様に、処理液1を浸漬して乾燥
とスチーミングを行い、湯水洗と乾燥を行った試供布お
よび綿を、処理液3に浸漬し、ピックアップ率80%に
設定したマングルで絞り、乾燥機で120℃、2分間予
備乾燥したのち、170℃、1分間熱処理を行った。
【0054】 [処理液3] アルミナ粒子 (粒径平均0.6μm) 8g/l アクリル系樹脂 リケンゾールA−263(三木理研工業(株)製)3g/l この布および綿の保温性をはじめとする性能評価を表1
に示す。 (実施例3)試供布および綿を、処理液4に浸漬しピッ
クアップ率80%に設定したマングルで絞り、乾燥機で
120℃、2分間予備乾燥したのち、180℃、1分間
熱処理を行った。
【0055】 [処理液4] シリカ粒子 サイリシア550(富士シリシア化学(株)製) 60g/l 脂肪族ポリカルボン酸 SZ−2B−ZC(ナガセケムテックス(株)製)1 5g/l Ti・Si複合酸化物 TR−T2(大京化学(株)製) 15g/l シリコーン系樹脂 KT−7014(高松油脂(株)製) 25g/l この布および綿の保温性をはじめとする性能評価を表1
に示す。 (実施例4)試供布および綿を処理液5に浸漬し、ピッ
クアップ率80%に設定したマングルで絞り、乾燥機で
120℃、2分間予備乾燥したのち、180℃、1分間
熱処理を行った。
【0056】 [処理液5] シリカ粒子 サイリシア550(富士シリシア化学(株)製) 60g/l 抗菌剤 後述のものを用いた。 10g/l シリコーン系樹脂 KT7014 (高松油脂(株)製) 25g/l 抗菌剤としては、2−ピリジンチオール−1−オキシド
亜鉛、ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物および
グニンスルホン酸ナトリウム、水をスラリー化し、ガラ
スビーズを用いて湿式粉砕処理をし、平均粒径1μmの
コロイド組成物にしたものを用いた。
【0057】この布および綿の保温性をはじめとする性
能評価を表1に示す。 (比較例1)試供布および綿を処理液1に浸漬後、ピッ
クアップ率80%に設定したマングルで絞り、乾燥機で
120℃、2分間予備乾燥を行った。乾燥後直ちに、1
05℃の加熱スチーマーで5分間処理し、湯水洗、乾燥
した。
【0058】この布および綿の保温性をはじめとする性
能評価を表1に示す。 (比較例2)試供布および綿を処理液2に浸漬後、ピッ
クアップ率80%に設定したマングルで絞り、乾燥機で
120℃、2分間予備乾燥したのち、170℃、1分間
熱処理を行った。
【0059】この布および綿の保温性をはじめとする性
能評価を表1に示す。 (比較例3)試供布および綿を、処理液3に浸漬し、ピ
ックアップ率80%に設定したマングルで絞り、乾燥機
で120℃、2分間予備乾燥したのち、170℃、1分
間熱処理を行った。 (比較例4)試供布および綿を、処理液6に浸漬しピッ
クアップ率80%に設定したマングルで絞り、乾燥機で
120℃、2分間予備乾燥したのち、180℃、1分間
熱処理を行った。
【0060】 [処理液6] 脂肪族ポリカルボン酸 SZ−2B−ZC(ナガセケムテックス(株)製)1 5g/l Ti・Si複合酸化物 TR−T2(大京化学(株)製) 15g/l シリコーン系樹脂 KT−7014 (高松油脂(株)製) 5g/l この布および綿の保温性をはじめとする性能評価を表1
に示す。 (比較例5)試供布および綿を処理液7に浸漬し、ピッ
クアップ率80%に設定したマングルで絞り、乾燥機で
120℃、2分間予備乾燥したのち、180℃、1分間
熱処理を行った。
【0061】 [処理液7] 抗菌剤 処理液5に用いたもの 10g/l シリコーン系樹脂 KT7014(高松油脂(株)製) 3g/l この布および綿の保温性をはじめとする性能評価を表1
に示す。
【0062】
【発明の効果】本発明の蓄熱剤と水分子吸着発熱剤とが
付着している繊維を用いた繊維製品は、熱を効果的に保
存し保温性の高いものとなるので、寝具、インアリア用
製品として、好適に用いられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06M 23/12 Fターム(参考) 2E182 AA01 AB05 CC01 4L031 AA18 AB03 BA20 BA32 4L033 AA07 AB01 AC10 AC15 BA01 BA14 BA17 BA21 CA13 CA18 CA23

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水分子吸着発熱剤と蓄熱剤が付着した繊維
    を用いてなることを特徴とする寝具又はインテリア用繊
    維製品。
  2. 【請求項2】該寝具又はインテリア用繊維製品の発熱エ
    ネルギー指数が、5以上であることを特徴とする請求項
    1に記載の寝具又はインテリア用繊維製品。
  3. 【請求項3】該水分子吸着発熱剤の付着した繊維が、吸
    湿性ポリマーおよび/または吸湿性微粒子を繊維表面に
    固着したものであることを特徴とする、請求項1または
    2に記載の寝具又はインテリア用繊維製品。
  4. 【請求項4】該吸湿性ポリマーが、ビニルスルホン酸を
    主成分としたポリマーであることを特徴とする請求項3
    に記載の寝具又はインテリア用繊維製品。
  5. 【請求項5】該吸湿性微粒子が、シリカ微粒子であるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の寝具又はインテリア用
    繊維製品。
  6. 【請求項6】該蓄熱剤が、融解と凝固の相変化に伴う潜
    熱を利用した潜熱蓄熱材を含んでいることを特徴とす
    る、請求項1〜5のいずれかに記載の寝具又はインテリ
    ア用繊維製品。
  7. 【請求項7】該水分子吸着発熱剤と該蓄熱剤とが、重量
    比3:1〜1:3の割合で繊維に付着していることを特
    徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の寝具又はイン
    テリア用繊維製品。
  8. 【請求項8】該繊維製品に、遠赤外線放射剤が使用され
    ている繊維重量に対し0.1重量%以上、10重量%未
    満の割合で付着していることを特徴とする請求項1〜7
    のいずれかに記載の寝具又はインテリア用繊維製品。
  9. 【請求項9】該繊維製品に、消臭剤が繊維重量に対し
    0.1重量%以上、10重量%未満の割合で付着してい
    ることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の寝
    具又はインテリア用繊維製品。
  10. 【請求項10】該繊維製品に、抗菌性材料が繊維重量に
    対し0.1重量%以上、5重量%未満の割合で付着して
    いることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の
    寝具又は繊維製品。
  11. 【請求項11】該繊維製品が、掛けふとん、敷き布団、
    布団用側地、布団用詰め物、毛布、毛布用側地、タオル
    ケット、シーツ、カーテン、カーペット、スリッパおよ
    びマットから選ばれる少なくとも一種の用途に用いられ
    ることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の
    寝具又はインテリア用繊維製品。
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