JPH1147207A - 歩行支援機 - Google Patents

歩行支援機

Info

Publication number
JPH1147207A
JPH1147207A JP9215300A JP21530097A JPH1147207A JP H1147207 A JPH1147207 A JP H1147207A JP 9215300 A JP9215300 A JP 9215300A JP 21530097 A JP21530097 A JP 21530097A JP H1147207 A JPH1147207 A JP H1147207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm support
support member
elevating
spring
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9215300A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3955363B2 (ja
Inventor
Hajime Suzuki
肇 鈴木
Yasuhiko Nakagawa
康彦 中川
Hiroshi Hayakawa
宏 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakai Medical Co Ltd
Original Assignee
Sakai Medical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sakai Medical Co Ltd filed Critical Sakai Medical Co Ltd
Priority to JP21530097A priority Critical patent/JP3955363B2/ja
Publication of JPH1147207A publication Critical patent/JPH1147207A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3955363B2 publication Critical patent/JP3955363B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に、使用者の上体を支える腕支持部材を、
立ったり座ったりする際の上体の動きに追従させること
により、使用感の向上と負担軽減を図る。 【解決手段】 前輪12と後輪13が装着されたメイン
フレーム2の前部に支柱3を立て、この支柱3内に、昇
降駆動機構20によって昇降する昇降軸14を内蔵させ
る。昇降軸14の上端部に、腕支持部材フレーム31を
介して腕支持部材4を前後移動可能に取り付ける。昇降
軸14が下降するときには、腕支持部材4は下降前期に
おいて前進位置にありその後の下降後期においては後方
へ移動する。また、使用者Pがクッション43に腕をつ
いて昇降軸14を上昇させるとき、上昇前期において上
体の前方への移動に追従して腕支持部材4が前進し、上
昇後期においては前進位置に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩行機能を回復さ
せるための訓練や高齢者の歩行補助のために用いられる
歩行支援機に関する。
【0002】
【従来の技術】長期にわたる療養後に患者が歩行機能を
回復させる際や、歩行困難な高齢者が自身1人で歩行す
る場合などには、いわゆる歩行支援機が用いられてい
る。歩行支援機としては、キャスタ式の走行車輪を備え
たフレームの上方に腕支持部材が設けられ、この腕支持
部材に使用者が両腕を載せて主に上体を預け、この姿勢
で歩行することにより、足への負担が軽減されて歩行が
補助されるといった構成のものが従来よりあった。
【0003】ところが、このような従来品では、使用者
はまず立って腕支持部材に両腕を載せることになり、そ
のような起立状態に至るには、使用者自身が手摺等のサ
ポート部材で体重を支えたり、他の人の介助を要したり
していた。そこで、このような負担を軽減させるものと
して、腕支持部材がガススプリング等の弾発部材により
昇降可能に設けられたものがある。これによると、使用
者は、椅子やベッドに座った状態で、下降状態の腕支持
部材に両腕を載せ、そこから腕支持部材を上昇させるこ
とにより立つまでの負担が軽減し、かつ使用者1人で使
用可能になるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
腕支持部材が昇降する形式のものを使用する場合、座っ
た状態の使用者が、腕支持部材に両腕を載せて上体の体
重を預けながら立つまでの間には、最初、両腕を含む上
体を一旦前方へ倒す前傾の立ち上がり姿勢をとり、後半
には、前傾の立ち上がり姿勢のまま垂直上方へ立ち上が
る動きを伴う。このとき、勿論、使用者の重心も同様な
動きとなる。しかしながら、前記従来の装置にあって
は、両腕を載せる腕支持部材が単に昇降するだけで前後
に動かない構成であるから、スムーズな使用感が得られ
ず、使用者への負担が残るといった不満があった。ま
た、腕支持部材を上昇あるいは下降しながら前後方向へ
も移動させるもの、つまり、腕支持部材を単に斜め上前
方へあるいは斜め下後方へのみ移動させる形式の歩行支
援機も知られているが、この種の歩行支援機にあって
も、腕支持部材の動きが現実の使用者の重心移動に対応
しないため使いづらい、具体的には、例えば立ち上がり
後半において、使用者が自らの体を後方へ立て直さなけ
ればならないという無理な立ち上がり姿勢を強いられて
しまう不満があった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、使用者への負担をより軽減するとともに使用感の向
上が図られる歩行支援機の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、次の手段をも
って上記目的の達成を図っている。すなわち、走行車輪
を備えたフレームと、このフレームの前部に立設された
支柱と、この支柱に昇降可能に設けられた昇降部材と、
この昇降部材を昇降させる昇降駆動機構と、この昇降部
材に、後方の後退位置から前方の前進位置まで前後移動
可能に取り付けられ、前記使用者の腕が載せられて使用
者の上体の荷重を受ける腕支持部材と、前記昇降部材が
前記昇降駆動機構により下降位置から高さ方向中間位置
まで上昇する上昇前期において前記腕支持部材を後退位
置から前進位置まで移動させ、その後昇降部材が高さ方
向中間位置から上昇位置まで上昇する上昇後期において
前記腕支持部材を前進位置のまま保持する一方、前記昇
降部材が前記昇降駆動機構により上昇位置から高さ方向
中間位置まで下降する下降前期において前記腕支持部材
を前進位置のまま保持し、その後昇降部材が高さ方向中
間位置から下降位置まで下降する下降後期において前記
腕支持部材を前進位置から後退位置まで移動させるよう
に、前記腕支持部材の前後移動を制御する制御手段とを
備え、前記制御手段は、前記腕支持部材と前記昇降部材
との間に腕支持部材を後退方向へ付勢する第1のスプリ
ングが介装され、前記腕支持部材と前記支柱との間に腕
支持部材を前進方向へ付勢する第2のスプリングが介装
され、しかも、第1のスプリングのばね定数が第2のス
プリングのそれよりも弱く設定されて構成されているこ
とを特徴としている。前記第2のスプリングには前進位
置にある腕支持部材をその場で保持するブレーキ手段が
介装されるようにしてもよい。前記第1のスプリングは
ガススプリング、第2のスプリングは一定の曲率で曲げ
られた長尺の板ばねでそれぞれ構成され、該板ばねの一
端側は前記支柱に連結され、板ばねの他端側は支柱から
上方へ延びて昇降部材の上部に取り付けられた前記ブレ
ーキ手段を経由して前記腕支持部材に連結されるように
してもよい。前記昇降部材には該昇降部材の高さ位置を
検出するセンサが設けられ、該センサからの出力信号に
基づいて前記ブレーキ手段が操作されるようにしてもよ
い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は一実施形態に係る歩行支援
機1の右側面を、また、図2は正面を示している。この
歩行支援機1は、メインフレーム(フレーム)2と、こ
のメインフレーム2の前部(図1で左側)に立設された
支柱3と、使用者Pの上体を支える腕支持部材4とを主
として構成されている。メインフレーム2は、図1およ
び図2に示すように、前部フレーム10の左右端部に、
後方に延びる側部フレーム11が固着された左右対称の
平面視略U字状に形成されたものである。各側部フレー
ム11の前端部にはキャスタ式の前輪(走行車輪)12
が、また、後端部にはキャスタ式の後輪13、または図
1(b)に示すように、固定式の後輪(走行車輪)13
aがそれぞれ装着されている。なお、図1(a)ではキ
ャスタ式の後輪を搭載したものを示す。
【0008】前部フレーム10の中央には昇降駆動機構
20が内蔵されたケーシング21が立設され、このケー
シング21の後面に支柱3が固定されている。支柱3は
断面正方形の角筒で、椅子5に座った状態における使用
者Pの肘あたりの高さを有しており、その内部には、図
3に示すように、この支柱3に沿って昇降自在に昇降軸
(昇降部材)14が挿入されている。この昇降軸14
は、断面正方形の角柱であり、各側面が支柱3の内面角
部に対向するようにして支柱3の内部に挿入されてい
る。昇降軸14の下部には、図4にも示すように、4個
一組のローラ15が上下2段の状態で装着されており、
これらローラ15が支柱3の内面角部に接しながら転動
することにより、昇降軸14は支柱3に沿ってスムーズ
に昇降するようになっている。
【0009】前記昇降駆動機構20について説明する
と、図4に示すように、支柱3の前面に取り付けられた
上下のベルト車22、23にはタイミングベルト24が
巻回され、該タイミングベルト24は連結部材25に連
結されている。連結部材25は前記支柱3に形成された
縦溝を介して支柱3の内側と外側にまたがるように配置
されており、支柱3への内側侵入部分は前記昇降軸14
に連結され、支柱3からの外方突出部分は前記タイミン
グベルト24に連結されている。そして、前記両ベルト
車22、23のうち一方が、正逆転可能なモータ26に
よって動力伝達機構を介し強制的に回転されることによ
り、前記タイミングベルト24及び連結部材25を経て
前記昇降軸14が昇降操作されるようになっている。な
お、下側のベルト車23はベルトテンショナ23aによ
って下方に付勢されており、これにより、タイミングベ
ルト24には一定の張力が働くようになっている。
【0010】ケーシング21の内面であって支柱3の前
方には、図4に示すように、昇降する連結部材25の通
過を検知するセンサ27a、27b、27cが下方から
順に、それぞれ所定高さ位置に取り付けられている。モ
ータ26はケーシング21内に収納されたバッテリ28
を電源としている。なお、ケーシング21の後面には、
必要に応じて、椅子5に着座する使用者Pの膝がちょう
ど当たるようにパッドが固定される。
【0011】昇降軸14の上端部には、図5に示すよう
に、腕支持部材フレーム31を介して腕支持部材4が取
り付けられている。腕支持部材フレーム31は、図3、
図5および図6に示すように、昇降軸14の上端部に固
定された左右に延びる前部フレーム32の両端部に、後
方に延びるレール33、33が固着された平面視コ字状
に形成されたものである。腕支持部材4は腕支持部材フ
レーム31上に配され、腕支持部材フレーム31と略同
等の形状および寸法を有する平面視コ字状のベース40
の上に、クッション43が取り付けられて構成されてい
る。ベース40は、左右に延びる前部ベース41の両端
部に後方に延びる側部ベース42が固着されたもので、
側部ベース42に装着された複数のローラ44が腕支持
部材フレーム31のレール33上を転動することによ
り、腕支持部材フレーム31上において前後に移動可能
となっている。
【0012】図6に示すように、腕支持部材4を構成す
るクッション43は、全体が左右対称に形成されてお
り、前部ベース41上の中央に固定された中央クッショ
ン43aと、この中央クッション43aの両側に配され
前部ベース41から側部ベース42に沿って略L字状に
形成されたアームクッション43bとから構成されてい
る。アームクッション43bは、その上に使用者Pの腕
が載せられるもので、ベース40上において、使用者P
の好みに応じて左右方向に適宜距離スライド可能となっ
ている。
【0013】また、図1および図2に示すように、前部
ベース41の前面には左右一対の直立型のハンドルグリ
ップ50が固定されている。これらハンドルグリップ5
0のうちの一方には、後輪13aまたはレバーブレーキ
13bを制動するためのブレーキレバー51が装着され
ている。このブレーキレバー51を握ると、ブレーキワ
イヤ53が作動して後輪13aまたはレバーブレーキ1
3bが制動される。また、各ハンドルグリップ50の上
端部には、前記昇降駆動機構20のモータ26をON/
OFFするスイッチが設けられている。この場合のスイ
ッチは押している間はON、離せば戻ってOFFとなる
もので、使用者Pにとって右側が上昇スイッチ52a、
左側が下降スイッチ52bである。なお、使用者が片腕
しか使えないような場合には、その使える側のハンドル
グリップ50に、上昇、下降の両スイッチ52a,52
bとブレーキレバー51とを設けるようにしてもよい。
【0014】図5にも示すように、前記腕支持部材4に
は、昇降軸14が昇降駆動機構20により下降位置から
高さ方向中間位置まで上昇する上昇前期において腕支持
部材4を後退位置から前進位置まで移動させ、その後昇
降軸14が高さ方向中間位置から上昇位置まで上昇する
上昇後期において腕支持部材4を前進位置のまま保持す
る一方、昇降軸14が昇降駆動機構20により上昇位置
から高さ方向中間位置まで下降する下降前期において腕
支持部材4を前進位置のまま保持し、その後昇降軸14
が高さ方向中間位置から下降位置まで下降する下降後期
において腕支持部材4を前進位置から後退位置まで移動
させるように、腕支持部材4の前後移動を制御する制御
手段60が設けられている(図7参照)。
【0015】この制御手段60について説明すると、腕
支持部材4と昇降軸14に取り付けられた腕支持部材フ
レーム31との間には第1のスプリングであるガススプ
リング61、61が腕支持部材フレーム31の左右両側
に位置するように介装され、これにより、腕支持部材4
は後退方向へ付勢されている。前記腕支持部材4と支柱
3との間には腕支持部材4を前進方向へ付勢する第2の
スプリングである、一定の曲率で曲げられてドラム62
aに巻き付けられてなる板ばね62bが介装されてい
る。具体的には、支柱3の前側のブラケットに前記板ば
ね62bの一端側が巻き付けられているドラム62aが
取り付けられ、該板ばね62bの他端側は図1にも示す
ように鉛直上方へ延びてベルト62cに連結され、該ベ
ルト62cの先端は前記腕支持部材フレーム31に支持
された電磁ブレーキ64に巻き付けられた後、さらに後
方へ延びて前記腕支持部材4の前端中央部に連結されて
いる。なお、この実施の形態では、ドラム62aに巻き
取られる板ばね62bは、上下に2連配置された例を示
す。
【0016】前記ガススプリング61は、内部にガスあ
るいはオイルとガスが封入されたものであって、コイル
バネに比べてばね定数が低く、また、前記ドラム62a
に巻回された板ばね62bは、その端部を引き出して直
線状に延ばすとき、どの位置にあっても一定の戻り力を
発生するものである。また、前記一対のガススプリング
61の合わさったばね定数は、第2のスプリングである
板ばね62bのそれよりも弱く設定されている。
【0017】昇降軸14の昇降ストロークは、昇降軸1
4がもっとも下降した状態で、椅子5に座った使用者P
が腕をアームクッション43bの上に載せられる高さ
に、また、昇降軸14がもっとも上昇した状態で、使用
者Pが腕をアームクッション43bの上に載せて歩行で
きる高さに調節できるよう設定されている。なお、側部
ベース42には、ローラ44およびタイミングベルト6
2の外部への露出を防止するカバーが設けられている。
【0018】クッション43を備えた腕支持部材4は、
上述したように、昇降軸14とともに昇降し、かつ前後
に移動するが、その昇降および前後移動は、ガススプリ
ング61と板ばね62bとのばね定数の違い、並びに図
示せぬコントローラ(制御手段)によって操作される電
磁ブレーキ64によって次のように制御される。
【0019】まず、昇降軸14がもっとも下降した状態
では、図1、図6の実線および図7(c)に示すよう
に、腕支持部材4は後方に移動した使用前の後退位置に
ある。ここから上昇スイッチ52aを押すと、昇降駆動
機構20のモータ26が所定方向へ回転し、タイミング
ベルト24及び連結部材25を介して昇降軸14を上昇
させる。ここで、電磁ブレーキ64はオンの状態にあっ
てブレーキが非作動状態になっており、昇降軸14が上
昇した分、板ばね62bがドラム62aから巻き解かれ
るか、あるいはガススプリング61が延びるかする必要
がある。ここで、ガススプリング61のばね定数を板ば
ね62aのそれよりも小さい値に設定しているので、板
ばね62bは巻き解かれることなく、ガススプリング6
1がその付勢力に抗して延びることとなる。したがっ
て、腕支持部材4は上昇しながら前進することになる。
そして、昇降軸14が高さ方向中間位置に達し、これと
同時に腕支持部材4が前進位置に達すると、その旨をセ
ンサ27dが検知し、該センサ27dからの出力信号に
基づき電磁ブレーキ64がオフになって作動状態にな
る。つまり、電磁ブレーキ64が板ばね62bにつなが
るベルト62cの移動をとめ、該ベルト62cと電磁ブ
レーキ64との相対移動を規制する。つまり、腕支持部
材4の前後移動を規制する。
【0020】したがって、その後は、昇降駆動機構20
によって上昇軸14が上昇するとき、腕支持部材4は単
に上昇動作のみ行なうことになる。そして、腕支持部材
4が適宜高さ位置まで上昇した時点で、使用者が上昇ス
イッチ52aへの押圧を解除すると、モータ26が停止
し、腕支持部材4の上昇が停止する。なお、使用者が上
昇スイッチ52aへの押圧を解除しないまでも、昇降軸
14が上限位置まで上昇すると、その旨をセンサ27c
が検知し、モータ26を停止させる。
【0021】このように、腕支持部材4が適宜上昇位置
に停止されたとき、電磁ブレーキ64によって板ばね6
2bにつながるベルト62cの一部を挟み込んだ状態を
保持されるので、腕支持部材4は前後方向の移動を規制
される。この状態で、歩行訓練等が行われる。
【0022】他方、腕支持部材4が上昇位置にある場合
に下降スイッチ52bを押すと、モータ26が前記とは
逆方向へ回転し、昇降軸14を下降させる。このとき、
昇降軸14が下降した距離と同程度の板ばね62bの長
さ分は、ドラム62aによって巻き取られる。そして、
昇降軸14が高さ方向中間位置に達すると、その旨をセ
ンサ27bが検知し、このセンサ27bからの検出信号
に基づき、電磁ブレーキ64が通電されて非作動状態に
なる。これと同時に、板ばね62bはドラム62aによ
って最終巻き取り位置まで巻き取られる。一方、電磁ブ
レーキ64に対し腕支持部材4はフリーの状態になり、
その後、さらに昇降軸14が下降する分、それと同距離
ガススプリング61が延びて腕支持部材4を後退させ
る。これにより、腕支持部材4は、昇降軸14とともに
下降しながら後退する。そして、昇降軸14がもっとも
下降した時点で、腕支持部材4は後方の後退位置に戻
る。このとき、センサ27aが昇降軸14が最も下降し
た位置に達したことを検知し、モータ26を停止させ
る。
【0023】続いて、上記構成の歩行支援機1の使用方
法ならびにそれに伴う作用を説明する。まず、使用開始
時の初期設定として、昇降軸14はもっとも下降した状
態で、かつ腕支持部材4は後退した後退位置にある。椅
子5に座った使用者Pは上体が歩行支援機1の中に入
り、左右の腕をそれぞれ腕支持部材4の左右のアームク
ッション43bの上に載せるとともに、ハンドルグリッ
プ50を握る。このとき、安全のためブレーキレバー5
1も握って歩行支援機1を停止させる。次いで、使用者
Pは、上昇スイッチ52aを押し、腕をアームクッショ
ン43bにつきながら上体を起こしていく。腕支持部材
4は、昇降軸14とともに上昇し、かつ、前進する。つ
まり、腕支持部材4は斜め前方へ移動する。そして、昇
降軸14が高さ方向中間位置に達し、その旨をセンサ2
7dが検知した時点で、腕支持部材4は前進位置に達し
て前方への移動を停止する。それと同時に、電磁ブレー
キ64が非作動状態から作動状態になる。その後は、腕
支持部材4は上昇動作のみ行い、適宜上昇位置に達した
ときに、使用者が上昇スイッチ52aへの押圧を解除す
ると、腕支持部材4はその高さ位置に停止する。この状
態で、実際に歩行できるようになり、使用者Pはブレー
キレバー51を離し、両腕をアームクッション43bに
つくことで上体の体重を腕支持部材4に預けながら、か
つ歩行支援機1を走行させて歩行訓練を行う。
【0024】次に、使用者Pが歩行訓練を終えて椅子5
に座るときには、椅子5に座れる位置まで戻ってから、
まず、ブレーキレバー51を握って歩行支援機1が動か
ないようにした後、下降スイッチ52bを押す。腕支持
部材4は、昇降軸14とともに下降し、センサ27bが
昇降軸14を検知した後は、下降しながら後退する。昇
降軸14がもっとも下降した時点で、腕支持部材4はも
っとも後方の後退位置に達し、そこで停止する。この
間、使用者Pは腕をアームクッション43bにつき、上
体の体重を腕支持部材4に預けながら腰を落としてい
き、最終的に椅子5に座る。
【0025】上記歩行支援機1によれば、腕支持部材4
が、上昇前期において後退位置から上昇するに伴い前進
するので、使用者Pは腕支持部材4のクッション43
(主にアームクッション43b)に腕をつくことで、立
ち上がるときに生じる上体の前方へ移動する荷重を常に
支えることができる。また、座る際には、腕支持部材4
は適宜高さ位置まで下降すると、下降しながら後退す
る。すなわち、腕支持部材4は、使用者Pの上体の動き
に追従して、上昇、下降のみならず前進したり後退した
りするので、スムーズな使用感が得られるとともに、使
用するにあたっての負担が大幅に軽減する。
【0026】なお、本発明は上記一実施形態の構成に限
定されるものではなく、例えば、昇降駆動機構20とし
ては油圧や空気圧を利用したシリンダや、ラックとピニ
オンの組み合わせ等で構成されていてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
使用者の上体を支えて昇降部材とともに昇降する腕支持
部材が、使用者の上体の動きに追従するよう、上昇前期
並びに下降後期においてそれぞれ前後に移動する構成と
なっているから、使用感が大幅に向上するとともに、使
用するにあたっての負担が大幅に軽減する。すなわち、
無理のない自然な立ち上がり姿勢あるいは逆に立ち姿勢
からの座り姿勢がとれることとなるまた、腕支持部材を
前後移動させるのに、昇降駆動機構の駆動力を利用でき
るので、専用の前後駆動装置を用いる場合に比べて、駆
動装置の減少のみならず装置の簡素が図れ、かつ無理な
くコストを低減できる(請求項1)。第2のスプリング
には前進位置にある腕支持部材をその場で保持するブレ
ーキ手段を介装しているので、上昇後期や下降前期ある
いは走行訓練中に、腕支持部材が不用意に後方へ移動す
るのを防止することができ、訓練中等の安全性をより高
めることができる(請求項2)前記第1のスプリングは
ガススプリング、第2のスプリングは一定の曲率で曲げ
られた長尺の板ばねでそれぞれ構成され、該板ばねの一
端側は前記支柱に連結され、板ばねの他端側は支柱から
上方へ延びて昇降部材の上部に取り付けられた前記ブレ
ーキ手段を経由して前記腕支持部材に連結されているの
で、要求される使用に最適なスプリングを使用すること
により、より確実な作動が可能となる(請求項3)。昇
降部材には該昇降部材の高さ位置を検出するセンサが設
けられ、センサからの出力信号に基づいてブレーキ手段
が操作されるので、ブレーキ手段の作動非作動のタイミ
ングを確実にとることができる(請求項4)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明の一実施形態に係る歩行支援
機の右側面図である。(b)は同歩行支援機の後輪の他
の例を示す右側面図である。
【図2】 同正面図である。
【図3】 図1のIII−III線矢視図である。
【図4】 同歩行支援機の下部を示す一部断面側面図で
ある。
【図5】 同歩行支援機の上部を示す一部断面側面図で
ある。
【図6】 同歩行支援機の主に腕支持部材を示す平面図
である。
【図7】 上記歩行支援機の作用説明図である。
【符号の説明】
1…歩行支援機、2…メインフレーム(フレーム)、3
…支柱、4…腕支持部材、12…前輪(走行車輪)、1
3…後輪(走行車輪)、14…昇降軸(昇降部材)、2
0…昇降駆動機構、24…タイミングベルト、26…モ
ータ、27a、27b、27c…センサ、60…制御手
段、61…ガススプリング、62a…ドラム、62b…
板ばね、64…電磁ブレーキ、P…使用者。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の上体の荷重を支えることにより
    使用者の歩行を支援する歩行支援機であって、 走行車輪を備えたフレーム(2)と、 このフレームの前部に立設された支柱(3)と、 この支柱に昇降可能に設けられた昇降部材(14)と、 この昇降部材を昇降させる昇降駆動機構(20)と、 この昇降部材に、後方の後退位置から前方の前進位置ま
    で前後移動可能に取り付けられ、前記使用者の腕が載せ
    られて使用者の上体の荷重を受ける腕支持部材(4)
    と、 前記昇降部材が前記昇降駆動機構により下降位置から高
    さ方向中間位置まで上昇する上昇前期において前記腕支
    持部材を後退位置から前進位置まで移動させ、その後昇
    降部材が高さ方向中間位置から上昇位置まで上昇する上
    昇後期において前記腕支持部材を前進位置のまま保持す
    る一方、前記昇降部材が前記昇降駆動機構により上昇位
    置から高さ方向中間位置まで下降する下降前期において
    前記腕支持部材を前進位置のまま保持し、その後昇降部
    材が高さ方向中間位置から下降位置まで下降する下降後
    期において前記腕支持部材を前進位置から後退位置まで
    移動させるように、前記腕支持部材の前後移動を制御す
    る制御手段(60)とを備え、 前記制御手段は、前記腕支持部材と前記昇降部材との間
    に腕支持部材を後退方向へ付勢する第1のスプリング
    (61)が介装され、前記腕支持部材と前記支柱との間
    に腕支持部材を前進方向へ付勢する第2のスプリング
    (62b)が介装され、しかも、第1のスプリングのば
    ね定数が第2のスプリングのそれよりも弱く設定されて
    構成されていることを特徴とする歩行支援機。
  2. 【請求項2】 前記第2のスプリングには前進位置にあ
    る腕支持部材をその場で保持するブレーキ手段(64)
    が介装されていることを特徴とする請求項1記載の歩行
    支援機。
  3. 【請求項3】 前記第1のスプリングはガススプリン
    グ、第2のスプリングは一定の曲率で曲げられた長尺の
    板ばね(62b)でそれぞれ構成され、該板ばねの一端
    側は前記支柱に連結され、板ばねの他端側は支柱から上
    方へ延びて昇降部材の上部に取り付けられた前記ブレー
    キ手段を経由して前記腕支持部材に連結されていること
    を特徴とする請求項1または2記載の歩行支援機。
  4. 【請求項4】 前記昇降部材には該昇降部材の高さ位置
    を検出するセンサ(27b)が設けられ、該センサから
    の出力信号に基づいて前記ブレーキ手段が操作されるこ
    とを特徴とする請求項2または3記載の歩行支援機。
JP21530097A 1997-08-08 1997-08-08 歩行支援機 Expired - Lifetime JP3955363B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21530097A JP3955363B2 (ja) 1997-08-08 1997-08-08 歩行支援機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21530097A JP3955363B2 (ja) 1997-08-08 1997-08-08 歩行支援機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1147207A true JPH1147207A (ja) 1999-02-23
JP3955363B2 JP3955363B2 (ja) 2007-08-08

Family

ID=16670045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21530097A Expired - Lifetime JP3955363B2 (ja) 1997-08-08 1997-08-08 歩行支援機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3955363B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002028202A (ja) * 2000-07-18 2002-01-29 Karei Shiroma 歩行補助機
WO2003086264A1 (en) * 2002-04-15 2003-10-23 Geritecs Sàrl Wheeled walker with braking means
JP2007222338A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Paramount Bed Co Ltd 立ち上がり支援装置
CN104921905B (zh) * 2015-07-03 2016-09-14 浙江大学 步态康复训练装置
JP2016202848A (ja) * 2015-04-15 2016-12-08 株式会社ワイエムピー・ムンダス 介助支援装置
CN107811736A (zh) * 2016-09-12 2018-03-20 安徽三联机器人科技有限公司 一种站立辅助装置
CN107811737A (zh) * 2016-09-12 2018-03-20 安徽三联机器人科技有限公司 一种站立辅助装置的控制系统和方法
JP2018134430A (ja) * 2018-03-15 2018-08-30 株式会社Fuji 介助ロボット
JP2018157940A (ja) * 2017-03-22 2018-10-11 株式会社熊谷組 歩行支援装置
CN110101552A (zh) * 2019-05-05 2019-08-09 沈阳航空航天大学 一种自动滑动式助力起身装置
CN113041106A (zh) * 2019-12-27 2021-06-29 沈阳新松机器人自动化股份有限公司 一种助行和移位机器人设备

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108703843A (zh) * 2018-05-24 2018-10-26 繁昌县倍思生产力促进中心有限公司 一种具有按摩功能的康复训练助起座椅

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03121027A (ja) * 1989-10-03 1991-05-23 Frank B Gibbons パワーアシスト便座
JPH0731023U (ja) * 1993-11-19 1995-06-13 オージー技研株式会社 起立動作支援装置
JPH0871114A (ja) * 1994-09-01 1996-03-19 Paramount Bed Co Ltd 電動立上り訓練器
JPH0966082A (ja) * 1995-09-01 1997-03-11 Mizuho Giken Sangyo:Kk 歩行補助装置
JPH09108276A (ja) * 1995-10-16 1997-04-28 Shigeo Ishioka 家庭用水道の圧力を利用した介護用リフト
JPH10192344A (ja) * 1997-01-10 1998-07-28 Japan Steel Works Ltd:The 介助支援トランスファ装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03121027A (ja) * 1989-10-03 1991-05-23 Frank B Gibbons パワーアシスト便座
JPH0731023U (ja) * 1993-11-19 1995-06-13 オージー技研株式会社 起立動作支援装置
JPH0871114A (ja) * 1994-09-01 1996-03-19 Paramount Bed Co Ltd 電動立上り訓練器
JPH0966082A (ja) * 1995-09-01 1997-03-11 Mizuho Giken Sangyo:Kk 歩行補助装置
JPH09108276A (ja) * 1995-10-16 1997-04-28 Shigeo Ishioka 家庭用水道の圧力を利用した介護用リフト
JPH10192344A (ja) * 1997-01-10 1998-07-28 Japan Steel Works Ltd:The 介助支援トランスファ装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002028202A (ja) * 2000-07-18 2002-01-29 Karei Shiroma 歩行補助機
JP4504525B2 (ja) * 2000-07-18 2010-07-14 加礼 城間 歩行補助機
WO2003086264A1 (en) * 2002-04-15 2003-10-23 Geritecs Sàrl Wheeled walker with braking means
JP2007222338A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Paramount Bed Co Ltd 立ち上がり支援装置
JP2016202848A (ja) * 2015-04-15 2016-12-08 株式会社ワイエムピー・ムンダス 介助支援装置
CN104921905B (zh) * 2015-07-03 2016-09-14 浙江大学 步态康复训练装置
CN107811736A (zh) * 2016-09-12 2018-03-20 安徽三联机器人科技有限公司 一种站立辅助装置
CN107811737A (zh) * 2016-09-12 2018-03-20 安徽三联机器人科技有限公司 一种站立辅助装置的控制系统和方法
CN107811737B (zh) * 2016-09-12 2023-09-19 安徽三联机器人科技有限公司 一种站立辅助装置的控制系统和方法
CN107811736B (zh) * 2016-09-12 2024-01-19 安徽三联机器人科技有限公司 一种站立辅助装置
JP2018157940A (ja) * 2017-03-22 2018-10-11 株式会社熊谷組 歩行支援装置
JP2018134430A (ja) * 2018-03-15 2018-08-30 株式会社Fuji 介助ロボット
CN110101552A (zh) * 2019-05-05 2019-08-09 沈阳航空航天大学 一种自动滑动式助力起身装置
CN110101552B (zh) * 2019-05-05 2021-05-14 沈阳航空航天大学 一种自动滑动式助力起身装置
CN113041106A (zh) * 2019-12-27 2021-06-29 沈阳新松机器人自动化股份有限公司 一种助行和移位机器人设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP3955363B2 (ja) 2007-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3955363B2 (ja) 歩行支援機
US20070085405A1 (en) Device for assisting disabled persons
KR101207997B1 (ko) 파워 보행기
CN110876662B (zh) 一种方便起身的轮椅及使用方法
JP2003047635A (ja) 歩行訓練機
JP2541784B2 (ja) 電動立上り訓練器
JP5804413B2 (ja) 歩行補助車
JP4504525B2 (ja) 歩行補助機
KR101219305B1 (ko) 보행보조용 플랫폼
JP3032746B2 (ja) 車椅子
JP2002224174A (ja) スタンドアップリフト
JP3955362B2 (ja) 歩行支援機
JP2714617B2 (ja) 歩行屈伸動作補助装置
JP2005066060A (ja) トレーニング装置
JP2003175082A (ja) 移乗介助機
JP2004008464A (ja) 平行リンク式座部昇降歩行車
JP2001129032A (ja) 介護補助装置
JP3730213B2 (ja) 起立補助装置および起立補助装置の使用方法
JP4115798B2 (ja) 歩行支援装置
KR102590653B1 (ko) 장애인용 전동 기립 의자
JPH0866440A (ja) 障害者用自在移動車
CN216222061U (zh) 一种行动不便病人用爬梯机
CN114795690B (zh) 一种偏瘫患者轮椅变换体位装置
JP3514538B2 (ja) 屈伸動作補助装置
CN219231348U (zh) 一种神经康复训练架

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040611

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061031

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070424

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070502

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130511

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140511

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term