JP2004008464A - 平行リンク式座部昇降歩行車 - Google Patents
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Abstract
【構成】座部(3)を有する歩行車において、座部(3)を昇降させる平行リンク(2)と、平行リンク(2)に作用し座部(3)の昇降を補助する昇降補助部材(12)とを設け、昇降補助部材(12)が、付勢力を有する付勢部材(13)と、付勢部材(13)の動きをロックするロック機構(14)からなり、平行リンク(2)のアーム(9)又は座部取り付け部材(11)に昇降補助部材(12)の先端を軸支し、座部(3)が低い位置にある程昇降補助部材(12)が効率良く昇降を補助できるようにした平行リンク式座部昇降歩行車である。
【選択図】 図1
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、下肢の機能に障害を持つ人(=以下患者という)に対して歩行運動及び起立運動を行なう平行リンク式座部昇降歩行車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術として、特開2001−321404号公報に、上下移動可能な座部と、車椅子又は歩行器とからなる歩行器兼用車椅子が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来技術は、座部を上げれば歩行器となり、座部を下げれば車椅子となり便利であるという利点があるが、ロッド及びロッドに外嵌される円筒体等からなる平行リンクが大掛かりで重量が嵩み扱い難く、又、座部の移動範囲が小さく、座部を低位に至らせることが困難で使用し難いものであった。
【0004】
本発明の目的は、上記難点を解決したものであり、扱い易く、使用し易く、便利に歩行運動及び起立運動ができる平行リンク式座部昇降歩行車を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち本発明は、座部(3)を有する歩行車において、座部(3)を昇降させる平行リンク(2)と、平行リンク(2)に作用し座部(3)の昇降を補助する昇降補助部材(12)とを設けたことを特徴とする平行リンク式座部昇降歩行車である。
又、昇降補助部材(12)が、付勢力を有する付勢部材(13)と、付勢部材(13)の動きをロックするロック機構(14)からなる。
更に、昇降補助部材(12)が、伸縮力を有する伸縮部材(24)と、伸縮部材(24)の動きをロックするロック機構(14)からなる。
更に又、平行リンク(2)のアーム(9)又は座部取り付け部材(11)に昇降補助部材(12)の先端を軸支し、座部(3)が低い位置にある程昇降補助部材(12)が効率良く昇降を補助できるようにした。
又、ロックを解除するロック解除レバー(16)、及び/又は、座部(3)の昇降を操作する昇降操作レバー(18)が、座部(3)の下に設けられた。
更に、ロックを解除するロック解除ペダル(19)が、フレーム(1)に設けられ足で操作できるようにした。
更に又、肘掛(5)が、フレーム(1)に立設された支持具(4)に、前傾状に支持される。
又、肘掛(5)に、前後位置調節可能な握り部(21)、及び/又は、前後位置調節可能な背部サポート(25)、及び/又は、胸当てパッド(26)を設けた。
更に、座部(3)の平面視形状が、略長方形、又は、略三角フラスコの正面視形状、又は、略丸フラスコの正面視形状、又は、略瓢箪形状であって、最小幅部33が100ミリ以下である。
【0006】
【作用】
本発明の平行リンク式座部昇降歩行車を用いて歩行運動及び起立運動を行なう。
フレーム1の下部に車輪6が設けられてなる平行リンク式座部昇降歩行車は、床面を容易に移動できる。
フレーム1に設けられた平行リンク2は、該平行リンク2に取着される座部3を昇降させる。患者は座部3に座して歩行運動又は起立運動を行なう。昇降補助部材12は平行リンク2に作用し座部3の昇降を補助する。
【0007】
昇降補助部材12を構成する付勢部材13は、平行リンク2に設けられる座部3を上方に付勢する。座部3を適宜高さに移動させた後、ロック機構14により付勢部材13の動きをロックする。座部3を適宜高さに固定する。
【0008】
昇降補助部材12を構成する伸縮部材24は、平行リンク2に設けられる座部3を上方に付勢する。座部3を適宜高さに移動させた後、ロック機構14により伸縮部材24の動きをロックする。
【0009】
平行リンク2のアーム9と、該アーム9又は座部取り付け部材11に先端を軸支した昇降補助部材12とは、座部3が上昇する間で、アーム9に対する昇降補助部材12の角度が極力大きくなるような軌跡を呈する。座部3が低い位置にある程昇降補助部材12が効率良く座部3の昇降を補助できる。
【0010】
座部3の下に設けられるロック解除レバー16は、付勢部材13のロック状態を解除する。座部3の下に設けられる昇降操作レバー18は、座部3の昇降を操作する。
座部3の下に昇降操作レバー18を設けず、ロック解除レバー16のみを設けたものは、該ロック解除レバー16が、付勢部材13のロック状態を解除する機能と、座部3の昇降させる機能とを合わせ持つ。
【0011】
座部3の下にロック解除レバー16と昇降操作レバー18が併設されたものでは、ロック解除レバー16と昇降操作レバー18の両レバーを片手で同時に握り、ロック状態を解除し座部3の昇降を操作する。
座部3の下には昇降操作レバー18のみが設けられ、ロック解除レバー16が座部3の下とは異なる位置に設けられる場合は、昇降操作レバー18とロック解除レバー16とを手及び足等を使って別々に操作する。
【0012】
ロック解除ペダル19がフレーム1に設けられ、該ロック解除ペダル19を足で操作し、付勢部材13のロック状態を解除する。
【0013】
フレーム1に立設された支持具4に、前傾状に支持された肘掛5は、患者に対して足を前に出し易くする。
【0014】
肘掛5に前後位置調節可能に設けられる握り部21は装置を使用する時に、患者が握るものであり、該握り部21は患者を安定に支持する。
【0015】
座部3の平面視形状は、略長方形、又は、略三角フラスコの正面視形状、又は、略丸フラスコの正面視形状、又は、略瓢箪形状であって、最小幅部33が100ミリ以下であり、該座部3に乗った患者を起立訓練及び歩行訓練し易く支持する。
【0016】
【実施例】
図1乃至3に本発明の実施例を示している。
実施例は、床面を走行するフレーム1と、フレーム1に取着される平行リンク2と、平行リンク2の先部に取着される座部3と、フレーム1に立設される支持具4と、支持具4に前傾状に取着される肘掛5とからなる。
【0017】
床面を走行するフレーム1は、下部に車輪6が設けられた脚フレーム7と、脚フレーム7の先端に立設される取り付けフレーム8とからなる。
脚フレーム7は、左辺7a、右辺7b、及び、前辺7cからなる。
取り付けフレーム8は前記前辺7cに立設される。
左右の支持具4、4は、それぞれ左辺7a及び右辺7bに立設される。取り付けフレーム8と左右の支持具4、4は補強フレーム31で連結されている。
【0018】
平行リンク2は、平行な上下2本のアーム9、9と、該アーム9、9の基部を軸支する基取り付け部材10と、該アーム9、9の先部を軸支する座部取り付け部材11とからなる。
平行リンク2は、取り付けフレーム8の上端に軸支される。
【0019】
昇降補助部材12はその先端・基端の両端が座部取り付け部材11と取り付けフレーム8にそれぞれ軸支され、座部取り付け部材11と取り付けフレーム8の間に懸け渡して設けられる。
昇降補助部材12の先端の取り付け部位の他の例として、平行リンク2のアーム9に軸支してもよい。
【0020】
昇降補助部材12は、付勢力を有する付勢部材13と、付勢部材13の動きをロックするロック機構14からなる。
【0021】
昇降補助部材12の第1具体例は、ガススプリング15であり、ロック機構14は、ピストン29に設けられる弁30と、該弁30を操作し、ピストン29に繋がるロッド17の内部に挿通されたプッシュロッド20でなる。弁30を閉止することによりロッド17の進退動をロックする。
ロック解除レバー16を上方に動かすとワイヤー28を介して遠隔操作される押し部材27でプッシュロッド20は退入させられ、弁が開き、ロッド17の進退動は自由になる。
【0022】
昇降補助部材12の第2具体例は、図示を省略するが、圧縮バネであり、ロック機構14は、アーム9端に設けられたラチェット機構(図示省略)と、該ラチェット機構のラチェット機能を解除するラチェット解除具(図示省略)でなる。座部3は、上昇方向へは移動自在であり、下降方向へは自動的にロックされ移動不自在である。座部3を下降させる時は、介助者はロック解除レバー16を握ってラチェット解除具を作動させておいて、座部3を押し下げ下降させる。
【0023】
昇降補助部材12の第3具体例は、電動アクチュエーター23でなる伸縮部材24であり、フレーム1に載置された蓄電池22の電力でロッド17が進退する。電動アクチュエーター23への電力供給を止めればロッド17は進退不自在状にロックする。
【0024】
平行リンク2のアーム9に昇降補助部材12の先端を軸支し、昇降補助部材12の基端を取り付けフレーム8に軸支する。
座部3が下限位置から上限位置へ上昇する間で、アーム9に対する昇降補助部材12の角度が極力大きくなるような軌跡を有する。同様に、座部3が上限位置から下限位置へ下降する間で、アーム9に対する昇降補助部材12の角度が極力大きくなるような軌跡を有する。座部3が低い位置にある程昇降補助部材12が効率良く昇降を補助できるようにしている。
【0025】
介助者が片手で、座部3とロック解除レバー16とを同時に掴めるように、ロックを解除するロック解除レバー16が座部3の下に設けられる。
更に、ロックを解除するロック解除ペダル19が、左辺7aに設けられ、足で操作できる。
【0026】
更に又、ロック解除レバー16が支持具4の立設中途部に設けられる。
又、ロック解除レバー16が握り部21に設けられ、患者が、自らロック解除レバー16を操作し昇降補助部材12のロックを解除できる。
【0027】
上述の座部3及びロック解除レバー16の構成では、座部3とロック解除レバー16とで座部3を昇降操作しているが、他の実施例では、座部3の下方に、ロック解除レバー16と、座部3の昇降を手動操作する昇降操作レバー18とが併設される。座部3を昇降させる時は、ロック解除レバー16と昇降操作レバー18と合わせて握り、座部3を持ち上げ又は押し下げる。
或いは、足でロック解除ペダル19を踏んで昇降補助部材のロックを解除し、手で前記昇降操作レバー18を持ち上げ、座部3を昇降させる。
【0028】
フレーム1に立設された支持具4の頂部に肘掛5が、前方に下降する前傾状に取着される。
支持具4は、外筒4aに内筒4bがテレスコープ状に挿通され、外筒4aに肘掛固定ノブ32が設けられてなる。介助者が前記支持具4を伸縮操作することによって前記肘掛5は、適宜な高さに変更・調節できる。
【0029】
肘掛5の前部に起立状に、患者が握る握り部21が設けられる。握り部21の基部は肘掛5にスライド・固定可能に取着され前後位置調節可能である。
【0030】
又、肘掛5の後部に、患者の背部位置に有って適宜患者の背部に接触し背部を支える背部サポート25が設けられる。背部サポート25の基部は肘掛5にスライド・固定可能に取着され前後位置調節可能である。
背部サポート25は板部材に緩衝部材を取着してなるが、他の実施例では、ベルト状部材、又は、スリング状部材としてもよい。
更に、肘掛5の前部に、患者の胸部位置に有って適宜患者の胸部に接触し胸部を支える胸当てパッド26が設けられる。
【0031】
前記座部3は、座部取り付け部材11の先部に取着される。
平行リンク2のアーム9をその基部を中心に回動させると、アーム9先の座部取り付け部材11と共に座部3が上下方向に移動する。
座部3の平面視形状が、略三角フラスコの正面視形状であって、最小幅部が100ミリ以下である。
【0032】
座部3の他の実施例では、平面視形状が、略長方形、又は、略丸フラスコの正面視形状、又は、略瓢箪形状であり、いずれも、最小幅部33は100ミリ以下である。
【0033】
実施例を起立運動に使用する時は、患者は座部3に座り、肘掛5に肘を乗せる。
握り部21を握り、患者は上体を前に移行しながら起立する。
【0034】
ロック解除レバー16を僅か持ち上げた後、座部3と共に掴んで、上方へ持ち上げ、昇降補助部材12(=ガススプリング15)及び平行リンク2を作動させ、座部3を上昇させる。座部3を適宜位置に上昇後ロック解除レバー16を離しガススプリング15のロッドを進退不自在にロックし、固定する。座部3の上位高さは、患者の能力又は身長等に対応させて、決める。
肘掛5の高さ調節とは別個に、座部3の高さ調節を平行リンク2によって行なう。
【0035】
実施例を歩行運動に使用する時は、患者は座部3に座り、前傾した肘掛5に肘を乗せる。
介助者は、前述したように、座部3及び肘掛5を、手動で適宜高さに上昇させる。患者を歩行に好適な立位姿勢になし、歩行運動を行なう。
患者が歩行すると、車輪6が回転し実施例が歩行を補助する。
【0036】
昇降補助部材12が圧縮バネの場合は、座部3を、手動で適宜高さに上昇させる。圧縮バネの上方付勢力を得て座部3を上昇させる。このようにして起立運動を行なう。座部3はラチェット機能により下降方向へは動かない。
【0037】
座部3を下降させる時はロック解除レバー16を引いて座部3を押し下げ下降させる。座部3及び肘掛5の高さを調整し、患者を歩行に好適な立位姿勢になし、歩行運動を行なう。
【0038】
昇降補助部材12が電動アクチュエーターでなる伸縮部材24の場合は、肘掛5に取着したスイッチ(図示省略)を操作して、該伸縮部材24に蓄電池22の電力を付与し、該伸縮部材24を伸縮させ、起立運動を行なう。
【0039】
座部3が適宜位置に至ると、電磁ブレーキ23でロッド17をロックする。このようにして座部3の高さを調整し、更に、肘掛5の高さも調整し、患者を歩行に好適な立位姿勢になし、歩行運動を行なう。
【0040】
【発明の効果】
本発明は、座部3を昇降させる平行リンク2と、平行リンク2に作用し座部3の昇降を補助する昇降補助部材12とを有するものである。この構成によれば、従来技術におけるガイドパイプなどの昇降機構部品が不要となり、構造が簡素でコンパクトなものとなり、且つ、発明装置自体が軽量化されると共に、歩行動作時に邪魔になるものが無くなり、好都合である。
【0041】
又、平行リンク2により座部3が上下動するため、座位から立位までの広範囲な高低差が得られると共に、直接座部3に伸縮部材を取り付ける従来技術の構成に比べて、低い位置まで座部3を下げることができ、低床のベッドなどからの移乗がし易く、又、汎用性を増すことができ、好都合である。
【0042】
本発明は、昇降補助部材12が、付勢力を有する付勢部材13と、付勢部材13の動きをロックするロック機構14からなる、前記付勢部材13により患者の起立動作を補助することができ、起立動作時の患者及び介助者の負担を軽減でき、又、ロック機構14により、座部3の高さを患者の最適な位置で固定でき、好都合である。
【0043】
本発明は、昇降補助部材12が、伸縮力を有する伸縮部材24と、伸縮部材24の動きをロックするロック機構14からなる。
前記伸縮部材24により患者の起立動作を補助することができ、起立動作時の患者及び介助者の負担を軽減でき、又、ロック機構14により、座部3の高さを患者の最適な位置で固定でき、好都合である。
【0044】
本発明は、平行リンク2のアーム9又は座部取り付け部材11に昇降補助部材12の先端を軸支し、座部3が低い位置にある程昇降補助部材12が効率良く昇降を補助できるようにしたから、一連の起立動作の中で最も患者の負担となる高さで、付勢部材13による座部3の支持反力(=押し上げ力)が最大となるため、スムーズに起立動作でき、好都合である。
【0045】
本発明は、ロックを解除するロック解除レバー16が座部3の下に設けられ、座部3の昇降を操作する昇降操作レバー18が座部3の下に設けられるものであるから、昇降補助部材12のロック解除操作、並びに、座部3の昇降操作を片手で行いながら患者を介助でき、好都合である。
【0046】
本発明は、ロックを解除するロック解除ペダル19が、フレーム1に設けられ足で操作できるものであるから、足で昇降補助部材12のロック解除、並びに、昇降操作を行えるため、両手で患者を介助でき、好都合である。
【0047】
本発明は、肘掛5が、フレーム1に立設された支持具4に、前傾状に支持されるから、患者は前傾した肘掛5に肘を置いた姿勢を取ることになって、足が前に出易くなり、好都合である。
【0048】
本発明は、肘掛5に、前後位置調節可能な握り部21、及び/又は、前後位置調節可能な背部サポート25、及び/又は、胸当てパッド26を設けたので、上体を確実に支持でき、安全に起立訓練及び歩行訓練を行なえ、自立レベルの低い患者にも本発明装置を使用でき、好都合である。
【0049】
本発明は、座部3の平面視形状が、略長方形、又は、略三角フラスコの正面視形状、又は、略丸フラスコの正面視形状、又は、略瓢箪形状であって、最小幅部33が100ミリ以下であるから、上体を支持しつつ、歩行が容易であり、好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の右側面図である。
【図2】本発明の実施例の正面図である。
【図3】本発明の実施例の平面図である。
【図4】本発明の実施例に係る付勢部材を示す図である。
【図5】本発明の実施例に係る伸縮部材を示す図である。
【図6】本発明の実施例に係る昇降操作レバーの他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 フレーム
2 平行リンク
3 座部
4 支持具
5 肘掛
9 アーム
11 座部取り付け部材
12 昇降補助部材
13 付勢部材
14 ロック機構
16 ロック解除レバー
18 昇降操作レバー
19 ロック解除ペダル
21 握り部
24 伸縮部材
25 背部サポート
26 胸当てパッド
Claims (9)
- 座部(3)を有する歩行車において、座部(3)を昇降させる平行リンク(2)と、平行リンク(2)に作用し座部(3)の昇降を補助する昇降補助部材(12)とを設けたことを特徴とする平行リンク式座部昇降歩行車。
- 昇降補助部材(12)が、付勢力を有する付勢部材(13)と、付勢部材(13)の動きをロックするロック機構(14)からなることを特徴とする請求項1記載の平行リンク式座部昇降歩行車。
- 昇降補助部材(12)が、伸縮力を有する伸縮部材(24)と、伸縮部材(24)の動きをロックするロック機構(14)からなることを特徴とする請求項1記載の平行リンク式座部昇降歩行車。
- 平行リンク(2)のアーム(9)又は座部取り付け部材(11)に昇降補助部材(12)の先端を軸支し、座部(3)が低い位置にある程昇降補助部材(12)が効率良く昇降を補助できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の平行リンク式座部昇降歩行車。
- ロックを解除するロック解除レバー(16)、及び/又は、座部(3)の昇降を操作する昇降操作レバー(18)が、座部(3)の下に設けられたことを特徴とする請求項2又は3記載の平行リンク式座部昇降歩行車。
- ロックを解除するロック解除ペダル(19)が、フレーム(1)に設けられ足で操作できるようにしたことを特徴とする請求項1乃至5記載の平行リンク式座部昇降歩行車。
- 肘掛(5)が、フレーム(1)に立設された支持具(4)に、前傾状に支持されることを特徴とする請求項1乃至6記載の平行リンク式座部昇降歩行車。
- 肘掛(5)に、前後位置調節可能な握り部(21)、及び/又は、前後位置調節可能な背部サポート(25)、及び/又は、胸当てパッド(26)を設けたことを特徴とする請求項1乃至7記載の平行リンク式座部昇降歩行車。
- 座部(3)の平面視形状が、略長方形、又は、略三角フラスコの正面視形状、又は、略丸フラスコの正面視形状、又は、略瓢箪形状であって、最小幅部33が100ミリ以下であることを特徴とする請求項1乃至8記載の平行リンク式座部昇降歩行車。
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