JP2017070352A - 移動支援装置 - Google Patents

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中村 雅人
Masahito Nakamura
雅人 中村
雅紀 井上
Masaki Inoue
雅紀 井上
正俊 鈴木
Masatoshi Suzuki
正俊 鈴木
祐資 田嶋
Yusuke Tajima
祐資 田嶋
有範 斎藤
Tomonori Saito
有範 斎藤
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Abstract

【課題】使用者への負担を軽減するのは勿論のこと、介護者等への負担も軽減することができる移動支援装置の提供。【解決手段】使用者が肘を掛ける各緩衝パッド17R,17Lと、使用者が着座するサドル44とを、台車11に対して昇降自在に設け、台車11と各緩衝パッド17R,17Lとの間に各緩衝パッド17R,17Lを昇降させる各リニアアクチュエータ20R,20Lを設け、台車11とサドル44との間にサドル44を昇降させるサドル用リニアアクチュエータ45を設けた。これにより、使用者をサドル44に座らせて、かつ各緩衝パッド17R,17Lに肘を置かせた状態のもとで、使用者の立ち上がりを補助することができる。よって、使用者への負担を軽減しつつ、介護者等への負担も大幅に軽減することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、医療用あるいは介護用として用いられ、使用者の移動を支援する移動支援装置に関する。
従来、医療用機器や介護用機器等には、自力で移動するのが困難な使用者を、ベッドから便器等へと移動させるための移動支援装置がある。移動支援装置は、車輪を有する台車と、台車に固定されて使用者を支持する支持部と、を備えている。そして、使用者が支持部に肘を掛ける等することで、使用者が移動支援装置に支持され、ひいては使用者への負荷を軽減した状態のもとで、使用者を容易に移動させることができる。このような移動支援装置が、例えば、特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載された移動支援装置(立上り歩行訓練器)は、前輪および後輪を有する台車と、台車に立設された支柱と、支柱に進退可能に設けた可動支柱と、可動支柱に支持されて使用者を支持する天板(支持部)と、を備えている。また、支柱と可動支柱との間には、支持部を任意の高さ位置に保持するためのガススプリングが設けられている。ガススプリングは、操作レバーを操作することで、内部に封入されたガスの圧力によって伸び動作をする。一方、操作レバーを操作しつつ支持部に荷重を掛けることで、ガスの圧力に抗して縮み動作が行われる。
特開平09−075411号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載された移動支援装置においては、使用者の身長差等に合わせて支持部の高さ位置を調整するのに、操作レバーにより伸縮されるガススプリングを用いている。そのため、身長の高い使用者が支持部を高い位置に調整するには、操作レバーを操作するのみで、ガスの圧力により支持部が高い位置に調整される。その後、身長の低い使用者が支持部を低い位置に調整するには、操作レバーの操作に加えて支持部に体重を掛ける等して、ガスの反力に抗してガススプリングを押し縮める必要がある。
また、特に、足腰が不自由な使用者が使用する場合には、支持部に体重を掛けた状態で支持部を上昇させる必要がある。したがって使用者には、自分の体重を支持し得る腕力が必要となる場合がある。また、介護者等は、使用者の体を支えつつガススプリングの操作レバーを操作する必要があるため、介護者等への負担も大きかった。
本発明の目的は、使用者への負担を軽減するのは勿論のこと、介護者等への負担も軽減することができる移動支援装置を提供することにある。
本発明の一態様では、使用者の移動を支援する移動支援装置であって、台車と、前記台車に対して昇降自在に設けられる肘掛け部と、前記台車に対して昇降自在に設けられる座部と、前記台車と前記肘掛け部との間に設けられ、前記肘掛け部を昇降させる第1アクチュエータと、前記台車と前記座部との間に設けられ、前記座部を昇降させる第2アクチュエータと、を備える。
本発明の他の態様では、前記肘掛け部および前記第1アクチュエータが、前記台車の進行方向右側および進行方向左側にそれぞれ設けられている。
本発明の他の態様では、前記第1,第2アクチュエータを制御する制御部が設けられ、前記制御部は、前記第1,第2アクチュエータのそれぞれを、同期して制御する同期制御および個別に制御する個別制御を行う。
本発明の他の態様では、前記制御部は、前記肘掛け部と前記座部との高低差を一定とした状態で、前記肘掛け部および前記座部を上昇させる同期制御を行う。
本発明によれば、肘掛け部と座部とを台車に対して昇降自在に設け、台車と肘掛け部との間に肘掛け部を昇降させる第1アクチュエータを設け、台車と座部との間に座部を昇降させる第2アクチュエータを設けた。
これにより、使用者を座部に座らせて、かつ肘掛け部に肘を置かせた状態のもとで、使用者の立ち上がりを補助することができる。よって、使用者への負担を軽減しつつ、介護者等への負担も大幅に軽減することができる。
本発明に係る移動支援装置を前方側から見た斜視図である。 図1の移動支援装置を後方側から見た斜視図である。 図1の移動支援装置のリニアアクチュエータの斜視図である。 図3のリニアアクチュエータの長手方向に沿う断面図である。 (a),(b)は、立ち上がり補助動作の説明図である。 (a),(b)は、歩行補助動作の説明図である。 (a),(b)は、緩衝パッドの個別動作の説明図である。 実施の形態2の移動支援装置を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態1について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明に係る移動支援装置を前方側から見た斜視図を、図2は図1の移動支援装置を後方側から見た斜視図を、図3は図1の移動支援装置のリニアアクチュエータの斜視図を、図4は図3のリニアアクチュエータの長手方向に沿う断面図をそれぞれ示している。
図1および図2に示すように、移動支援装置10は、自力で移動するのが困難な使用者(患者や要介護者等)を支援して、図示しないベッドから便器等へと移動させるための器具である。移動支援装置10は台車11を備えており、台車11には、一対の前輪12および一対の後輪13が設けられている。
台車11は、略U字形状に形成されたフレーム本体11aを備えている。フレーム本体11aの底側が移動支援装置10の前方側とされ、フレーム本体11aの開口側が移動支援装置10の後方側とされる。フレーム本体11aの進行方向右側には、一対の右側固定支柱14Rが設けられている。一方、フレーム本体11aの進行方向左側には、一対の左側固定支柱14Lが設けられている。これらの右側固定支柱14Rおよび左側固定支柱14Lは、それぞれ中空パイプよりなり、その軸方向一端側(図中下側)が、フレーム本体11aに固定されている。
一対の右側固定支柱14Rの軸方向他端側(図中上側)には、一対の右側可動支柱15Rが進退自在に設けられている。具体的には、右側可動支柱15Rは、右側固定支柱14Rの軸方向他端側において、右側固定支柱14Rの径方向内側に摺動自在に設けられ、右側固定支柱14Rの軸方向他端側に対して出入り自在となっている。一方、一対の左側固定支柱14Lの軸方向他端側には、一対の左側可動支柱15Lが進退自在に設けられている。具体的には、左側可動支柱15Lは、左側固定支柱14Lの軸方向他端側において、左側固定支柱14Lの径方向内側に摺動自在に設けられ、左側固定支柱14Lの軸方向他端側に対して出入り自在となっている。
右側可動支柱15Rの軸方向他端側には、略円弧形状に形成された右側アッパーフレーム16Rが固定されている。また、右側アッパーフレーム16Rには、略円弧形状に形成された右側緩衝パッド17Rが装着されている。一方、左側可動支柱15Lの軸方向他端側には、略円弧形状に形成された左側アッパーフレーム16Lが固定されている。また、左側アッパーフレーム16Lには、略円弧形状に形成された左側緩衝パッド17Lが装着されている。
なお、右側緩衝パッド17Rおよび左側緩衝パッド17Lは、それぞれ発泡ウレタン等によって形成され、使用者が右肘および左肘を掛ける部分(置く部分)となっている。ここで、左右側のアッパーフレーム16R,16Lおよび左右側の緩衝パッド17R,17Lは、それぞれ本発明における肘掛け部を構成している。ただし、本発明の肘掛け部である左右側の緩衝パッド17R,17Lには、使用者の左右側の肘を掛ける(置く)に限らず、例えば、使用者の状態に応じて左右側の手のひらを置くこともできる。
図1および図2に示すように、フレーム本体11a(台車11)と、右側アッパーフレーム16Rとの間には、略棒状に形成された右側リニアアクチュエータ20Rが設けられている。右側リニアアクチュエータ20Rは、一対の右側固定支柱14Rおよび一対の右側可動支柱15Rにそれぞれ挟まれた右側配置スペースRSに配置されている。また、右側リニアアクチュエータ20Rは、各右側固定支柱14Rおよび各右側可動支柱15Rに対して平行に設けられている。
一方、フレーム本体11a(台車11)と、左側アッパーフレーム16Lとの間には、略棒状に形成された左側リニアアクチュエータ20Lが設けられている。左側リニアアクチュエータ20Lは、一対の左側固定支柱14Lおよび一対の左側可動支柱15Lにそれぞれ挟まれた左側配置スペースLSに配置されている。また、左側リニアアクチュエータ20Lは、各左側固定支柱14Lおよび各左側可動支柱15Lに対して平行に設けられている。
ここで、左右側のリニアアクチュエータ20R,20Lは、何れも本発明における第1アクチュエータを構成しており、各リニアアクチュエータ20R,20Lを伸縮駆動させることで、左右側の緩衝パッド17R,17Lを台車11に対して昇降させることができる。なお、図1および図2においては、各リニアアクチュエータ20R,20Lの配置関係を分かり易くするために、各リニアアクチュエータ20R,20Lに網掛けを施している。
図1および図2に示すように、フレーム本体11aの底側、つまり移動支援装置10の前方側には、センターフレーム30が固定されている。センターフレーム30は、略U字形状に形成され、その底側が移動支援装置10の上方側に向けられている。センターフレーム30は、左右側の固定支柱14R,14Lと略同じ方向に延在している。
センターフレーム30には、サドルユニット40が取り付けられている。サドルユニット40は、センターフレーム30に固定されるベース部41と、ベース部41に一端側が回動自在に装着されたリンク部材42と、リンク部材42の他端側に回動自在に装着されたサドル固定部43と、サドル固定部43に取り付けられて使用者が着座するサドル(座部)44とを備えている。
そして、ベース部41とサドル固定部43との間には、サドル用リニアアクチュエータ45が設けられている。サドル用リニアアクチュエータ45の一端側は、ベース部41に回動自在に装着され、サドル用リニアアクチュエータ45の他端側は、サドル固定部43に回動自在に装着されている。ここで、サドル用リニアアクチュエータ45は、本発明における第2アクチュエータを構成している。
サドル用リニアアクチュエータ45は、左右側のリニアアクチュエータ20R,20Lに比して長さは短いが、左右側のリニアアクチュエータ20R,20Lと同様の構造となっている。なお、図1および図2においては、サドル用リニアアクチュエータ45の配置関係を分かり易くするために、サドル用リニアアクチュエータ45にも網掛けを施している。
ベース部41は、センターフレーム30の延在方向に延びており、その上方側にリンク部材42が配置され、その下方側にサドル用リニアアクチュエータ45が配置されている。リンク部材42は、一対の棒状部材を備えた平行リンクであり、サドル用リニアアクチュエータ45の伸縮駆動により、サドル44を地面と平行の状態で昇降させるようになっている。つまり、サドル用リニアアクチュエータ45は、フレーム本体11a(台車11)とサドル44との間に設けられ、サドル44を台車11に対して昇降させるものである。
センターフレーム30には、ブレーキ機構50が設けられている。ブレーキ機構50は、移動支援装置10を所定の停止位置で停止させるときに操作するものである。具体的には、ブレーキ機構50は、操作レバー51と、操作レバー51の操作により上下動される一対のシャフト部材52とを備えている。そして、操作レバー51の操作により各シャフト部材52が床面に押し付けられて、ブレーキ機構50が制動状態となる。
図1に示すように、センターフレーム30のフレーム本体11a寄りの部分には、コントロールボックス60が固定されている。コントロールボックス60は、センターフレーム30のサドルユニット40およびブレーキ機構50側(後方側)とは反対側(前方側)に配置されている。
コントロールボックス60の内部には、充電式のバッテリ(図示せず)や、コントローラ(制御部)61が収容されている。そして、コントローラ61には、介護者等によって操作されるリモートコントロールユニット62が電気的に接続されている。そして、リモートコントロールユニット62には、メインスイッチ62aと、各リニアアクチュエータ20R,20L,45を、それぞれ同期して制御する同期制御スイッチ62bと、各リニアアクチュエータ20R,20L,45を、それぞれ個別に制御する個別制御スイッチ62cとが設けられている。なお、コントローラ61には、使用者の体格等に合わせて、各緩衝パッド17R,17Lおよびサドル44の台車11に対する高さ位置を記憶する記憶部61aが設けられている。
ここで、図1に示すリモートコントロールユニット62は模式的に示したものであり、図示の他にも複数のスイッチが設けられている。また、図2においては、リモートコントロールユニット62の図示を省略している。なお、図1に示すように配線を介してコントローラ61に電気的に接続されるリモートコントロールユニット62に限らず、無線でコントローラ61を制御するリモートコントロールユニットであっても良い。このように、リモートコントロールユニット62を操作することで、各リニアアクチュエータ20R,20L,45が、それぞれ同期制御および個別制御されて伸縮駆動される。
各リニアアクチュエータ20R,20L,45は、何れも同様の構造となっている。以下、リニアアクチュエータ20として、その詳細な構造について説明する。
図3および図4に示すように、リニアアクチュエータ20は、駆動機構部70と、駆動機構部70により駆動される送りねじ機構部80とを同軸上に配置して略棒状に形成されている。送りねじ機構部80は、送りねじ機構ケース81に対して出入りするピストンチューブ82を備えており、駆動機構部70の駆動によりピストンチューブ82が送りねじ機構ケース81に対して相対移動(進退)される。
駆動機構部70には、第1固定部71が設けられ、第1固定部71は、図1に示すように、各固定支柱14R,14Lの根元部分(フレーム本体11a寄りの部分)に回動自在に装着される。一方、ピストンチューブ82には、第2固定部82aが設けられ、第2固定部82aは、図1に示すように、各アッパーフレーム16R,16Lに回動自在に装着される。
このように、リニアアクチュエータ20の駆動機構部70は、台車11寄りに配置される。これにより、各緩衝パッド17R,17Lからメカノイズを発生する駆動機構部70を遠ざけて、使用者にリニアアクチュエータ20の作動音を聞き取り難くさせて、静粛性を向上させている。
図4に示すように、駆動機構部70は、モータ部72と減速機構部73とを備えている。モータ部72は、筒状のモータケース72aを備えており、その径方向内側には永久磁石72bが固定されている。なお、永久磁石72bの配置関係を判り易くするために、永久磁石72bには網掛けを施している。
永久磁石72bの径方向内側には、アーマチュア72cが回転自在に設けられている。また、アーマチュア72cの回転中心には、アーマチュア軸(回転軸)72dが貫通して固定されている。このように、モータケース72aの内部には、アーマチュア72cおよびアーマチュア軸72dが回転自在に収容されている。ここで、モータ部72は、複数のブラシ72eを備えたブラシ付きの電動モータから構成されている。
なお、モータ部72としては、ブラシを備えないブラシレスの電動モータを採用することもできる。この場合、ブラシやコンミテータ(整流子)を備えない分、モータ部の軸長を短くすることができ、ひいてはリニアアクチュエータの作動ストロークを長くすることができる。また、ブラシを備えない分、電磁ノイズの発生やブラシ摺接音の発生等も無くすことができる。さらには、ブラシの摩耗粉が発生しないので電気回路の短絡故障を無くすことができ、かつブラシ交換等のメンテナンスを無くすこともできる。
図3に示すように、駆動機構部70の側方には、外部コネクタ(図示せず)が接続されるコネクタ接続部72fが設けられている。そして、外部コネクタからは、リモートコントロールユニット62(図1参照)の操作に基づくコントローラ61からの駆動信号に加えて、コントロールボックス60(図1参照)の内部に設けたバッテリからの駆動電流が供給される。
図4に示すように、アーマチュア軸72dの軸方向一端側(図中左側)は、減速機構部73の内部にまで延在されている。アーマチュア軸72dの軸方向一端側は、2段の遊星歯車減速機よりなる減速機構73aの入力側(図中右側)に連結されている。これにより、減速機構73aの径方向への大型化を抑えつつ、大きな減速比が得られるようにしている。よって、リニアアクチュエータ20の全体形状を、略段差の無いストレート形状にできる。そして、アーマチュア軸72dの回転は、減速機構73aによって減速されて高トルク化され、減速機構73aの出力側(図中左側)から送りねじ機構部80に向けて出力される。
送りねじ機構部80は、中空パイプよりなる送りねじ機構ケース81を備えており、送りねじ機構ケース81は、モータケース72aに対して同軸上に設けられている。図4に示すように、送りねじ機構ケース81の内部には、アーマチュア軸72dにより減速機構73aを介して回転されるシャフト83が回転自在に収容されている。
シャフト83の外周部分には、雄ねじ部83aが形成されており、雄ねじ部83aには、スクリューナット84がねじ結合されている。つまり、スクリューナット84は、シャフト83の回転に伴って、シャフト83の軸方向に移動するようになっている。具体的には、シャフト83を正転させると、スクリューナット84は図中右側に移動し、ひいてはリニアアクチュエータ20が縮小される。一方、シャフト83を逆転させると、スクリューナット84は図中左側に移動し、ひいてはリニアアクチュエータ20が伸張される。なお、スクリューナット84は、シャフト83の回転により回転することは無く、スクリューナット84は、シャフト83の軸方向のみに移動するようになっている。
スクリューナット84には、中空パイプよりなるピストンチューブ82の軸方向他端側が固定されている。ピストンチューブ82は、送りねじ機構ケース81とシャフト83との間に配置され、ピストンチューブ82は、送りねじ機構ケース81に対して出入り自在となっている。ここで、シャフト83,スクリューナット84およびピストンチューブ82によって、送りねじ機構を構成している。
シャフト83の軸方向一端側には、ピストンチューブ82の内壁に摺接する環状の摺接部材83bが設けられている。摺接部材83bは、シャフト83と一緒にピストンチューブ82の内部で回転する。このように摺接部材83bを設けることで、ピストンチューブ82の軸心に対してシャフト83の軸心がずれないようにして、シャフト83の軸方向一端側の回転振れを抑制している。
次に、以上のように形成した移動支援装置10の動作について、図面を用いて詳細に説明する。
図5(a),(b)は立ち上がり補助動作の説明図を、図6(a),(b)は歩行補助動作の説明図を、図7(a),(b)は緩衝パッドの個別動作の説明図をそれぞれ示している。
[立ち上がり補助動作A(ベッドから移動支援装置への移乗動作)]
立ち上がり補助動作Aでは、ベッドに座る使用者を移動支援装置10に移乗させる動作を行う。まず、介護者等がリモートコントロールユニット62(図1参照)を操作する。これにより、コントローラ61(図1参照)が、図5(a)に示すように、サドル用リニアアクチュエータ45を伸張駆動または縮小駆動させて、サドル44の地面Gからの高さ位置を、ベッドの高さ位置と略同じ高さ位置h1に設定する。
その後さらに、介護者等がリモートコントロールユニット62を操作することで、コントローラ61は、使用者の左右の肘の高さに合わせて各リニアアクチュエータ20R,20Lを同期制御により伸張駆動または縮小駆動させる。これにより、各緩衝パッド17R,17Lの地面Gからの高さ位置をh2に設定する(h2>h1)。
ここで、各緩衝パッド17R,17Lの高さ位置h2と、サドル44の高さ位置h1との高低差L1(=h2−h1)は、使用者の座高等の体格に合わせて設定される特有の長さとなっている。具体的には、使用者への負担が少なくかつ最も自然に肘を掛けつつ着座できる長さとなっている。これにより、使用者は介護者等の助けを借りつつ、不安感を抱くこと無く移動支援装置10に移乗できる。
なお、コントローラ61に設けた記憶部61a(図1参照)は、使用者が使用するベッドの高さ位置や使用者の体格に合わせた特有の数値、つまり、サドル44の高さ位置h1および各緩衝パッド17R,17Lとサドル44との高低差L1等を記憶する。そして、使用者をベッドから移動支援装置10へ移乗させる時に、リモートコントロールユニット62を操作することで、上記種々の数値を呼び出して、これにより移動支援装置10を図5(a)に示す状態に素早く設定(セッティング)することができる。
[立ち上がり補助動作B(使用者の起立動作)]
立ち上がり補助動作Bでは、ベッドから移動支援装置10に移乗された使用者を起立させる動作を行う。介護者等がリモートコントロールユニット62を操作することで、コントローラ61が、各リニアアクチュエータ20R,20Lおよびサドル用リニアアクチュエータ45の3つを全て同期制御して伸張駆動させる。これにより、図5(b)に示すように、各緩衝パッド17R,17Lとサドル44との高低差L1が一定の状態で、サドル44が上昇して地面Gからの高さ位置がh3(h3>h1)となる。また、各緩衝パッド17R,17Lも上昇して地面Gからの高さ位置がh4(h4>h2)となる。
ここで、サドル44の地面Gからの高さ位置h3は、使用者の股下の長さ寸法に略等しい寸法となっている。このとき、使用者は、サドル44に着座するとともに、左右の肘を各緩衝パッド17R,17L上に置いている。そのため、使用者は体を安定させた状態で起立することができる。よって、使用者は不安感を抱くこと無く容易に立ち上がることができる。
[歩行補助動作A(上体を支持する必要がある使用者向け)]
歩行補助動作Aは、上体を支持する必要がある使用者向けの動作である。具体的には、介護者等によりリモートコントロールユニット62を操作することで、コントローラ61が、図5(b)に示す状態から、サドル用リニアアクチュエータ45のみを個別制御して縮小駆動させる。すると、図6(a)に示すように、各緩衝パッド17R,17Lとサドル44との高低差がL2(L2>L1)となって、サドル44の地面Gからの高さ位置がh1となって低くなる。よって、サドル44が使用者から離れて、歩行訓練ができるようになる。
このとき、使用者の左右の肘は、地面Gからの高さ位置がh4のままの各緩衝パッド17R,17Lの上に置かれた状態なので、使用者は体を安定させた状態で歩行訓練を行うことができる。ただし、歩行訓練中においては、介護者等は、移動支援装置10を保持して、使用者の能力に合わせた歩行速度に調整するようにする。
[歩行補助動作B(上体が健康な使用者向け)]
歩行補助動作Bでは、上体が健康な使用者を歩行させるための動作を行う。ここで、「上体が健康な使用者」とは、例えば、上体を起こして正面を向くことができ、かつ上体を左右に捩る(振る)ことができる使用者のことである。そして、介護者等によりリモートコントロールユニット62を操作することで、コントローラ61が、図5(b)に示す状態から、各リニアアクチュエータ20R,20Lを同期制御して縮小駆動させる。すると、図6(b)に示すように、各緩衝パッド17R,17Lの地面Gからの高さ位置がh2となって低くなり、各緩衝パッド17R,17Lとサドル44との高低差がL3(L3<L1)となる。これにより、各緩衝パッド17R,17Lが使用者から離れて、使用者は上体を左右に捩る(振る)ことが可能となる。
このとき、使用者は、地面Gからの高さ位置がh3のままのサドル44に着座した状態なので、体を安定させた状態で、かつ上体を左右に捩りながら(振りながら)歩行訓練を行うことができる。ただし、この場合においても、介護者等は、移動支援装置10を保持して、使用者の能力に合わせた歩行速度に調整するようにする。
[歩行補助動作C(左半身が不自由で足腰が健康な使用者向け)]
歩行補助動作Cでは、左半身が不自由で足腰が健康な使用者を歩行させるための動作を行う。介護者等によりリモートコントロールユニット62を操作することで、コントローラ61が、図5(b)に示す状態から、左側リニアアクチュエータ20Lとサドル用リニアアクチュエータ45とを同期制御して縮小駆動させる。すると、図7(a)に示すように、左側緩衝パッド17Lの地面Gからの高さ位置がh2となり、かつサドル44の地面Gからの高さ位置がh1となって双方が低くなる。ここで、右側緩衝パッド17Rとサドル44との高低差がL2(L2>L1)となって、使用者は起立状態でかつ右側緩衝パッド17Rに寄り掛かった状態となる。
これにより、使用者は右側緩衝パッド17Rに寄り掛かった状態で、歩行訓練を行うことができる。ただし、この場合においても、介護者等は、移動支援装置10を保持して、使用者の能力に合わせた歩行速度に調整するようにする。
[歩行補助動作D(右半身および足腰が不自由な使用者向け)]
歩行補助動作Dでは、右半身および足腰が不自由な使用者を歩行させるための動作を行う。介護者等によりリモートコントロールユニット62を操作することで、コントローラ61が、図5(b)に示す状態から、右側リニアアクチュエータ20Rのみを個別制御して縮小駆動させる。すると、図7(b)に示すように、右側緩衝パッド17Rの地面Gからの高さ位置がh2となって低くなる。ここで、右側緩衝パッド17Rとサドル44との高低差がL3(L3<L1)となって、使用者から右側緩衝パッド17Rのみが離れた状態となる。
これにより、使用者は、サドル44に着座しつつ左側緩衝パッド17Lに寄り掛かった状態で、歩行訓練を行うことができる。ただし、この場合においても、介護者等は、移動支援装置10を保持して、使用者の能力に合わせた歩行速度に調整するようにする。
なお、本実施の形態に係る移動支援装置10は、上述した歩行補助動作A〜Dの4パターンの他にも、あらゆる使用者の状態(能力)に応じて、任意の形態に設定(変形)することができる。
また、歩行訓練中に休憩等をする場合には、移動支援装置10を、上述した「立ち上がり補助動作A」の状態(図5(a)参照)に設定すれば良い。これにより、使用者を椅子に座った状態に近付けることができ、椅子に座る他の人と視線を合わせて会話等ができるようになる。
さらに、歩行訓練を終えた使用者をベッドに移乗させるには、上述とは逆に「立ち上がり補助動作B」の状態(図5(b)参照)を経て、「立ち上がり補助動作A」の状態(図5(a)参照)となるように、介護者等によりリモートコントロールユニット62を操作するようにする。
以上詳述したように、本実施の形態に係る移動支援装置10によれば、使用者が肘を掛ける各緩衝パッド17R,17Lと、使用者が着座するサドル44とを、台車11に対して昇降自在に設け、台車11と各緩衝パッド17R,17Lとの間に各緩衝パッド17R,17Lを昇降させる各リニアアクチュエータ20R,20Lを設け、台車11とサドル44との間にサドル44を昇降させるサドル用リニアアクチュエータ45を設けた。これにより、使用者をサドル44に座らせて、かつ各緩衝パッド17R,17Lに肘を置かせた状態のもとで、使用者の立ち上がりを補助することができる。よって、使用者への負担を軽減しつつ、介護者等への負担も大幅に軽減することができる。
また、本実施の形態に係る移動支援装置10によれば、コントローラ61は、各リニアアクチュエータ20R,20Lおよびサドル用リニアアクチュエータ45を、それぞれ同期して制御する同期制御を行ったり、それぞれを個別に制御する個別制御を行ったりする。したがって、移動支援装置10を、あらゆる使用者の状態に応じて、任意の形態に設定することができる。
さらに、本実施の形態に係る移動支援装置10によれば、図5に示すように、コントローラ61は、各緩衝パッド17R,17Lとサドル44との高低差L1を一定とした状態で、各緩衝パッド17R,17Lおよびサドル44を上昇させる同期制御を行うので、使用者は、各緩衝パッド17R,17Lおよびサドル44に身を委ねることができる。したがって、使用者は不安感を抱くこと無く容易に立ち上がることができる。
次に、本発明の実施の形態2について、図面を用いて詳細に説明する。なお、上述した実施の形態1と同様の機能を有する部分については同一の記号を付し、その詳細な説明を省略する。
図8は実施の形態2の移動支援装置を示す平面図であって、上述した図5ないし図7と同じ方向から見た平面図である。
図8に示すように、実施の形態2に係る移動支援装置90は、上述した実施の形態1の移動支援装置10(図1および図2参照)に比して、使用者の左右の肘を一緒に置く1つの緩衝パッド(肘掛け部)91を備え、これに伴って1つのパッド用リニアアクチュエータ(第1アクチュエータ)92を備えた点のみが異なっている。つまり、実施の形態2では、実施の形態1に比して、肘掛け部の昇降機能が簡略化されている。なお、パッド用リニアアクチュエータ92は、実施の形態1の移動支援装置10における各リニアアクチュエータ20R,20L(図3参照)と同じ構造である。
フレーム本体11aの前方側、つまりフレーム本体11aのセンターフレーム30側には、一対の固定支柱93が設けられている。一対の固定支柱93は、センターフレーム30を中心に対向するように配置され、その軸方向一端側(図中下側)がフレーム本体11aに固定されている。また、一対の固定支柱93の軸方向他端側(図中上側)には、一対の可動支柱94がそれぞれ進退自在に設けられている。
一対の可動支柱94の軸方向他端側には、略円弧形状に形成された1つのアッパーフレーム(肘掛け部)95が固定されている。そして、アッパーフレーム95には、略円弧形状に形成された1つの緩衝パッド91が装着されている。
フレーム本体11a(台車11)と、アッパーフレーム95との間には、パッド用リニアアクチュエータ92が設けられている。パッド用リニアアクチュエータ92は、一対の固定支柱93および一対の可動支柱94にそれぞれ挟まれた配置スペースSに配置されている。また、パッド用リニアアクチュエータ92は、各固定支柱93および各可動支柱94に対して平行に設けられている。
そして、パッド用リニアアクチュエータ92およびサドル用リニアアクチュエータ45は、コントローラ61(図1参照)により、それぞれ同期制御および個別制御されるようになっている。これにより、実施の形態1の移動支援装置10と同様に、歩行補助動作Cおよび歩行補助動作D(図7参照)を除く他の動作、つまり、立ち上がり補助動作Aおよび立ち上がり補助動作B(図5参照),歩行補助動作Aおよび歩行補助動作B(図6参照)を行うことができる。
以上のように形成した実施の形態2の移動支援装置90においても、歩行補助動作Cおよび歩行補助動作D(図7参照)ができないことを除き、実施の形態1と略同様の作用効果を奏することができる。なお、実施の形態2においては、実施の形態1に比して構造を簡素化することができるので、移動支援装置90の軽量化を図ることができ、使用者は容易に移動支援装置90を移動させることができる。また、実施の形態1に比して、移動支援装置90を安価で提供することができる。
本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、コントローラ61の機能として、複数の使用者の体格に合わせた特有の数値をそれぞれ記憶部61aに記憶させ、リモートコントロールユニット62の操作により記憶部61aから特有の数値(記憶データ)を呼び出し、各使用者に合わせて移動支援装置の形状を設定可能とする機能を付加しても良い。
また、コントローラ61の機能として、使用者を保護するフェイルセーフ機能を付加しても良い。具体的には、例えば、コントローラ61により、各緩衝パッド17R,17L(緩衝パッド91)と、サドル44との高低差を小さくし過ぎないように制御させても良い。これにより、リモートコントロールユニット62の操作に関わらず、各緩衝パッド17R,17L(緩衝パッド91)と、サドル44との高低差を小さくし過ぎないようにして、使用者をより確実に保護することが可能となる。
さらに、コントローラ61の機能として、介護者等のID(identification)を認証するセキュリティ機能を設け、介護者等以外の者が操作できないようにする誤作動防止機能を付加しても良い。また、タイマー機能,アラーム機能,歩行距離計測機能等を設けることで、積極的に使用者に歩行訓練をさせるようにしても良い。
10 移動支援装置
11 台車
11a フレーム本体
12 前輪
13 後輪
14R 右側固定支柱
14L 左側固定支柱
15R 右側可動支柱
15L 左側可動支柱
16R 右側アッパーフレーム(肘掛け部)
16L 左側アッパーフレーム(肘掛け部)
17R 右側緩衝パッド(肘掛け部)
17L 左側緩衝パッド(肘掛け部)
20 リニアアクチュエータ
20R 右側リニアアクチュエータ(第1アクチュエータ)
20L 左側リニアアクチュエータ(第1アクチュエータ)
30 センターフレーム
40 サドルユニット
41 ベース部
42 リンク部材
43 サドル固定部
44 サドル(座部)
45 サドル用リニアアクチュエータ(第2アクチュエータ)
50 ブレーキ機構
51 操作レバー
52 シャフト部材
60 コントロールボックス
61 コントローラ(制御部)
61a 記憶部
62 リモートコントロールユニット
62a メインスイッチ
62b 同期制御スイッチ
62c 個別制御スイッチ
70 駆動機構部
71 第1固定部
72 モータ部
72a モータケース
72b 永久磁石
72c アーマチュア
72d アーマチュア軸
72e ブラシ
72f コネクタ接続部
73 減速機構部
73a 減速機構
80 送りねじ機構部
81 送りねじ機構ケース
82 ピストンチューブ
82a 第2固定部
83 シャフト
83a 雄ねじ部
83b 摺接部材
84 スクリューナット
G 地面
LS 左側配置スペース
RS 右側配置スペース
90 移動支援装置
91 緩衝パッド(肘掛け部)
92 パッド用リニアアクチュエータ(第1アクチュエータ)
93 固定支柱
94 可動支柱
95 アッパーフレーム(肘掛け部)
S 配置スペース

Claims (4)

  1. 使用者の移動を支援する移動支援装置であって、
    台車と、
    前記台車に対して昇降自在に設けられる肘掛け部と、
    前記台車に対して昇降自在に設けられる座部と、
    前記台車と前記肘掛け部との間に設けられ、前記肘掛け部を昇降させる第1アクチュエータと、
    前記台車と前記座部との間に設けられ、前記座部を昇降させる第2アクチュエータと、
    を備える、移動支援装置。
  2. 請求項1記載の移動支援装置において、
    前記肘掛け部および前記第1アクチュエータが、前記台車の進行方向右側および進行方向左側にそれぞれ設けられている、
    移動支援装置。
  3. 請求項1または2記載の移動支援装置において、
    前記第1,第2アクチュエータを制御する制御部が設けられ、
    前記制御部は、前記第1,第2アクチュエータのそれぞれを、同期して制御する同期制御および個別に制御する個別制御を行う、
    移動支援装置。
  4. 請求項3記載の移動支援装置において、
    前記制御部は、前記肘掛け部と前記座部との高低差を一定とした状態で、前記肘掛け部および前記座部を上昇させる同期制御を行う、
    移動支援装置。
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