JPH1146494A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH1146494A
JPH1146494A JP9212718A JP21271897A JPH1146494A JP H1146494 A JPH1146494 A JP H1146494A JP 9212718 A JP9212718 A JP 9212718A JP 21271897 A JP21271897 A JP 21271897A JP H1146494 A JPH1146494 A JP H1146494A
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JP
Japan
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compressor
drive
switching element
brushless motor
air conditioner
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JP9212718A
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Yoriyuki Takegawa
順之 武川
Nobukazu Takagi
伸和 高木
Yuji Kawasaki
裕司 川崎
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Bosch Corp
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Zexel Corp
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B49/00Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00
    • F04B49/06Control using electricity
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
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    • F04B2203/02Motor parameters of rotating electric motors
    • F04B2203/0201Current

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮機に逆転防止機構を設けることなしに圧
縮機の入出力圧力差による逆転を防止すること。 【解決手段】 直流ブラシレスモータ30によって駆動
される圧縮機構10を有して成る圧縮機1を備えた空気
調和機100において、停止指令信号に応答して直流ブ
ラシレスモータ30の駆動巻線31〜33に駆動電圧を
供給するためのコミュテータ回路41の第1のスイッチ
ング素子群42〜44のうちの所定の複数のスイッチン
グ素子又は第2のスイッチング素子群45〜47のうち
の所定の複数のスイッチング素子を同時に導通状態に制
御する。これにより駆動巻線31〜33が短絡され、圧
縮機が逆回転するのを有効に防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流ブラシレスモ
ータによって駆動される圧縮機を備えた空気調和機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】空気調和機において圧縮機構を直流ブラ
シレスモータにより駆動する構成のものが公知である
が、この構成によると直流ブラシレスモータの停止時に
圧縮機構の吸入側と吐出側との圧力差によって圧縮機の
逆転が生じ、騒音が発生する上に圧縮機が損傷を起こす
という問題を生じる。この問題を解決するため、特開平
7−97994号公報には、スイッチと抵抗器とを別途
設け、作動停止時に電動機のコイルをこの抵抗器によっ
て短絡させて逆転防止のためのブレーキ力を発生させる
技術が開示されている。さらに、特開平8−21952
6号公報には、圧縮機の運転を停止する場合に、制御装
置の回転数低下手段から出力手段を介してインバータに
回転数低下指令信号を出力して圧縮機の回転数を低下さ
せることによりその圧縮比を低下させ、タイマの設定時
間が経過して圧縮機の圧縮比が所定の圧縮比以下となっ
た後、運転停止手段により圧縮機を停止させるようにし
た構成が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平7−9
7994号公報に開示されている、スイッチと抵抗器と
を別途設け作動停止時に電動機のコイルをこの抵抗器に
よって短絡させて逆転防止のためのブレーキ力を発生さ
せる構成によると、部品点数が増加するためにコストの
上昇を招くという別の問題を生じることになる。一方、
特開平8−219526号公報に開示されているよう
に、圧縮機の運転停止時にその回転速度を次第に低下さ
せることにより圧縮機の入口側圧力と出口側圧力との差
を零にするようにした構成によると、停止指令が出され
ても圧縮機の運転がすぐに停止しないという不具合のほ
か、消費電力が増大するという不具合を生じる。また、
圧縮機に逆転防止機構を設ける構成も公知であるが、こ
の場合には圧縮機の構成が複雑となり、コストも高くな
るという問題を生じる。
【0004】本発明の目的は、したがって、圧縮機に逆
転防止機構を設けなくても、従来技術における上述の問
題点を生じさせることなしに圧縮機の運転停止時におけ
る逆転を防止することができるようにした、直流ブラシ
レスモータによって駆動される圧縮機を備えた空気調和
機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の特徴は、磁石回転子と1組の駆動巻線とを具
えて成る直流ブラシレスモータによって駆動される圧縮
機構を有して成る圧縮機を備えた空気調和機であって、
前記1組の駆動巻線に駆動電圧を供給するため第1のス
イッチング素子群と第2のスイッチング素子群とを含ん
で成るコミュテータ回路と、前記磁石回転子の回転位置
を検出する位置検出回路と、該位置検出回路での検出結
果に応答し前記駆動巻線に対する駆動電流を転流させる
よう前記第1及び第2のスイッチング素子群をオン、オ
フ制御するための転流制御信号を発生させる位置帰還駆
動信号発生手段と、前記直流ブラシレスモータに対する
停止指令信号に応答して前記第1のスイッチング素子群
のうちの所定の複数のスイッチング素子又は前記第2の
スイッチング素子群のうちの所定の複数のスイッチング
素子を同時に導通状態に制御する手段とを備えた点にあ
る。
【0006】空気調和機が作動モードになると、位置帰
還駆動信号発生手段からの転流制御信号によって、コミ
ュテータ回路の第1のスイッチング素子群と第2のスイ
ッチング素子群とがオン、オフ制御され、1組の駆動巻
線に流れる駆動電流の切り替えにより回転磁界が発生す
る。この結果、磁石回転子が回転し、圧縮機構の回転駆
動が行われる。一方、停止指令信号が与えられると、転
流制御信号の発生が停止せしめられると共に、第1のス
イッチング素子群のうちの所定の複数のスイッチング素
子又は第2のスイッチング素子群のうちの複数のスイッ
チング素子が導通状態に制御され、これにより磁石回転
子の回転にブレーキ力を与えることができる。この場
合、複数のスイッチング素子は完全にオンとする構成の
ほか、チョッピングを行って電流を制限する構成として
もよい。このように、駆動巻線が完全又は不完全に短絡
されるので、直流ブラシレスモータ停止時において生じ
る圧縮機の入出力圧力差のために圧縮機が逆回転するの
を有効に防止することができ、圧縮機が損傷するのを防
ぐことができる。なお、圧縮機の回転停止時における入
出力圧力差が大きいと、圧縮機が直流ブラシレスモータ
に対して働く上記ブレーキ力に打ち勝って若干逆回転す
ることになるが、この逆回転によって圧縮機の入出力圧
力差が減少し再起動を容易にさせることになるという効
果を生じる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例につき詳細に説明する。図1は、本発明
による空気調和機の実施の形態の一例の概略構成を示す
系統図である。空気調和機100は、図1に示すよう
に、インバータ駆動のスクロール形電動圧縮機1、四方
切換弁2、室外熱交換器3、絞り機構4、室内熱交換器
5等によってヒートポンプサイクルが構成され、冷媒は
冷房運転時には実線矢印で示すように循環し、暖房運転
時には破線矢印で示すように循環する。
【0008】圧縮器1は密閉容器1Cに内蔵されたスク
ロール形圧縮機構10と直流ブラシレスモータ30とを
具えている。この直流ブラシレスモータ30には直流電
源Bから駆動装置40を介して駆動電流が供給され、こ
の駆動装置40から供給される駆動電流によって直流ブ
ラシレスモータ30の運転が制御される。
【0009】スクロール形圧縮機構10の略示的構成が
図2に示されている。図2において、(A)は縦断面
図、(B)は(A)のB−B線に沿う横断面図である。
11は固定スクロールで、端板11aとその内面に立設
されたうず巻状ラップ11bとこれを囲む周壁11cと
からなっている。12は旋回スクロールで、端板12a
とその内面に立設され、上記うず巻状ラップ11bと実
質的に同じ形状のうず巻状ラップ12bとからなってい
る。固定スクロール11と旋回スクロール12とを所定
距離だけ偏心させ、且つ、その位相を180°だけずら
して相互に噛み合わせることによってうず巻の中心に対
して点対象に複数個の圧縮室13が形成されている。
【0010】旋回スクロール12の端板12aの外面中
央部に突設された円筒状ボス14内にはドライブブッシ
ュ15が軸受16を介して回動自在に嵌合されている。
このドライブブッシュ15に穿設されたスライド穴17
内には回転軸18の端面からその軸芯より所定距離だけ
偏心して突出する偏心ピン19が嵌合されている。回転
軸18が回転すると、この回転力は偏心ピン19からス
ライド穴17を経てドライブブッシュ15に伝達され、
さらに、軸受16、ボス14を経て旋回スクロール12
に伝達される。かくして、旋回スクロール12は図示し
ない自転阻止機構によってその自転を阻止された状態で
回転軸18の軸芯まわりに所定距離を半径とする円軌道
上を公転旋回運動する。
【0011】この結果、ガスが各うず巻状ラップ11
b、12bの外終端と対手側のラップ12b、11bの
背側側面との間隙から圧縮室13内に取りこまれ、これ
らの圧縮室13がその容積を減少しながらうず巻の中心
に向かって移動するのに伴って各圧縮室13内のガスは
次第に圧縮され、各圧縮室13が中央の吐出室21に連
通すると合流して吐出ポート22から吐出される。
【0012】吐出ポート22の途中には弁室26が形成
されており、この弁室26内にはフリー式の逆止弁23
が配設されている。この逆止弁23は吐出ポート22の
上流側からガス圧が加わると下流側の第2の弁座24に
当接して吐出ポート22を開放し、吐出ポート22の下
流側からガス圧が加わると、上流側の第1の弁座25に
当接して吐出ポート22を閉塞する。
【0013】次に、図3を参照して直流ブラシレスモー
タ30及び駆動装置40について説明する。本実施の形
態においては、直流ブラシレスモータ30は、3相Y結
線されているA相の駆動巻線31、B相の駆動巻線32
及びC相の駆動巻線33から成る1組の駆動巻線と、磁
石回転子34とを備えて成っている。この直流ブラシレ
スモータ30は公知の構成であるからその詳細な構造説
明は省略する。
【0014】直流ブラシレスモータ30を駆動するため
の駆動装置40は、駆動巻線31〜33への駆動電流を
転流するためのコミュテータ回路41を備えている。コ
ミュテータ回路41は、駆動巻線31〜33の各端子を
直流電源Bの正極に接続する第1のスイッチング素子群
を構成するスイッチングトランジスタ42〜44、駆動
巻線31〜33の各端子を直流電源Bの負極に接続する
第2のスイッチング素子群を構成するスイッチングトラ
ンジスタ45〜47、及びダイオード48〜53が図示
の如く接続されて成る公知の構成のものである。スイッ
チングトランジスタ42〜47の各ベースには、制御ユ
ニット50の位置帰還駆動信号発生部51から対応する
ORゲート52〜57を介して転流制御信号AU 〜CL
が与えられるようになっている。スイッチングトランジ
スタ42〜47は転流制御信号AU 〜CL に従ってオン
/オフし、これにより、駆動巻線31〜33に対する直
流電源Bからの駆動電流の転流が行われ、磁石回転子3
4が回転駆動される。
【0015】符号60で示されるのは、磁石回転子34
が回転することにより駆動巻線31〜33のそれぞれに
誘起される逆誘起電圧から磁石回転子34の回転位置を
判別してその結果を示すセンサレス信号ZA 、ZB 、Z
C を出力し、制御ユニット50の位置帰還駆動信号発生
部51に供給するための位置検出回路である。
【0016】図4には、位置検出回路60の詳細回路図
が示されている。第1の差動増幅器61には、駆動巻線
31の端子電圧VA と駆動巻線32の端子電圧VB とが
入力されこれらの電圧差である第1の電圧差信号VBA
出力される。第2の差動増幅器62には、駆動巻線32
の端子電圧VB と駆動巻線33の端子電圧VC とが入力
され、これらの電圧差である第2の電圧差信号VCBが出
力される。第3の差動増幅器63には、駆動巻線33の
端子電圧VC と駆動巻線31の端子電圧VA とが入力さ
れ、これらの電圧差である第3の電圧差信号VACが出力
される。
【0017】64は第1の比較器で、第1の電圧差信号
BAと第2の電圧差信号VCBとを入力し、センサレス信
号ZA を位置帰還駆動信号発生部51に与える。65は
第2の比較器で、第2の電圧差信号VCBと第3の電圧差
信号VACとを入力し、センサレス信号ZB を位置帰還駆
動信号発生部51に与える。66は第3の比較器で、第
3の電圧差信号VACと第1の電圧差信号VBAとを入力
し、センサレス信号ZCを位置帰還駆動信号発生部51
に与える。
【0018】センサレス信号ZA 〜ZC は、図5に示す
ようなパルス列となり、この立ち上がり部分および立ち
下がり部分が駆動巻線31〜33に発生する誘起電圧の
ゼロクロスポイントを表わしている。図5には、センサ
レス信号ZA 〜ZC に応答して出力される転流制御信号
U 〜CL の波形が示されている。
【0019】図3に戻ると、制御ユニット50は、停止
指令信号SCに応答し、スイッチングトランジスタ42
〜44のうちの所定の複数のスイッチングトランジス
タ、又はスイッチングトランジスタ45〜47のうちの
複数のスイッチングトランジスタを同時にオンとするた
めの1組の停止用制御信号SSを出力する停止用制御信
号発生部58を有している。停止用制御信号発生部58
から出力される1組の停止用制御信号SSはオアゲート
52〜57を介して対応するスイッチングトランジスタ
42〜47のベースに印加される。なお、停止指令信号
SCは位置帰還駆動信号発生部51にも入力されてお
り、位置帰還駆動信号発生部51は停止指令信号SCの
入力に応答して転流制御信号Au 〜CL の出力を停止さ
せるように構成されている。
【0020】本実施の形態においては、停止用制御信号
発生部58は停止指令信号SCに応答して、スイッチン
グトランジスタ42、43、44を同時にオンとするた
めの制御信号を1組の停止用制御信号SSとして出力
し、この結果、A相巻線31、B相巻線32及びC相巻
線33の各端子を短絡させ、これにより磁石回転子34
の回転に対して制御力を与えることができる構成となっ
ている。しかし、上述した1組の停止用制御信号SSは
一例であり、本発明をこの構成に限定するものではな
く、一群のスイッチングトランジスタ42〜44のうち
の2つのスイッチングトランジスタをオンとするだけで
もよい。他の一群のスイッチングトランジスタ45〜4
7についても同様である。さらに、選択された複数のス
イッチングトランジスタを完全にオン状態とするほか、
チョッピングによって不完全オン状態とし、駆動巻線に
流れる電流を制限してもよい。
【0021】この構成によれば、停止指令信号SCの入
力に応答して位置帰還駆動信号発生部51からの転流制
御信号Au 〜CL の出力が停止し、これに代えて1組の
停止用制御信号SSが停止用制御信号発生部58から出
力される。この結果直流ブラシレスモータ30の駆動巻
線に流れる電流により磁石回転子34の回転を抑制する
磁界が発生するので、圧縮機構10の入出力圧力差によ
る圧縮機構10の逆回転を特別な回路素子の追加なしに
防止することができる。なお、圧縮機構10の入出力圧
力差が大きいと、圧縮機1が直流ブラシレスモータにお
ける上記ブレーキ力に打ち勝って若干逆回転することに
なるが、この逆回転によって圧縮機構10の入出力圧力
差が減少し再起動を容易にさせることになるという効果
を生じる。
【0022】以上、本発明の実施の形態の一例について
説明したが、制御ユニット50は、公知のハードウェア
構成のマイクロコンピュータを用いて構成することも可
能である。
【0023】図6は図3に示した制御ユニット50の機
能と同等の機能を果たすことができるように構成された
マイクロコンピュータシステムの制御プログラムを示す
フローチャートである。制御が開始されると、ステップ
71で圧縮機1が空調負荷に応じた回転速度で運転され
る。この運転は、位置検出回路60からのセンサレス信
号ZA 、ZB 、ZC に応答してコミュテータ回路41に
転流制御信号Au 〜CL を与えることにより実行され
る。ステップ72では停止指令信号SCが入力されたか
否かが判別され、停止指令信号SCが入力されていなけ
ればステップ71に戻り、圧縮機1の運転を続ける。
【0024】停止指令信号SCが入力されると、ステッ
プ72の判別結果はYESとなりステップ73に入り、
ここで転流制御信号Au 〜CL の出力を停止すると共に
1組の停止用制御信号SSを出力し、予め定められたス
イッチングトランジスタをオンとする。これにより磁石
回転子34の回転に対する制動力を与えることができ
る。ステップ74ではステップ73の実行後所定の設定
時間が経過したか否かが判別される。この設定時間は、
停止指令信号SCが入力されてから圧縮機1の入出力圧
力差が実質的に零となるのに必要な時間に設定されてい
る。ステップ74において設定時間が経過していないと
判別された場合にはステップ74の判別結果はNOとな
り設定時間が経過するのを待つ。設定時間が経過すると
ステップ74の判別結果はYESとなり、ステップ75
に入る。ステップ75ではスイッチングトランジスタ4
2〜47を全てオフとし、これにより圧縮機1の運転停
止が完了する。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、圧縮機の
運転停止指令が出された場合、コミュテータ回路の特定
のスイッチング素子を選択的に導通制御するだけで圧縮
機の入出力圧力差による逆回転を抑止することができる
ため、圧縮機に逆転防止機構を設けることなく、且つ回
路素子を付加する必要がないので、極めて低コストにて
圧縮機の逆回転を防止し、逆転による騒音の発生や損傷
の発生を有効に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和装置の実施の形態の一例
を示す系統図。
【図2】図1に示したスクロール形電動圧縮機の圧縮機
構を示す図であり、(A)は略示的縦断面図、(B)は
(A)に示すB−B線に沿う略示的縦断面図。
【図3】図1に示した直流ブラシレスモータと駆動装置
との回路構成を示す回路図。
【図4】図3に示した位置検出回路の詳細回路図。
【図5】図3に示す駆動装置における駆動電流の転流制
御を説明するための各信号の波形図。
【図6】図3に示した制御ユニットの機能と同等の機能
をマイクロコンピュータシステムを用いて実現するため
の制御プログラムを示すフローチャート。
【符号の説明】 1 圧縮機 10 スクロール形圧縮機構 30 直流ブラシレスモータ 31〜33 駆動巻線 34 磁石回転子 41 コミュテータ回路 40 駆動装置 42〜47 スイッチングトランジスタ 50 制御ユニット 51 位置帰還駆動信号発生部 58 停止用制御信号発生部 60 位置検出回路 100 空気調和機 Au 〜CL 転流制御信号 B 直流電源 SC 停止指令信号 SS 停止用制御信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁石回転子と1組の駆動巻線とを具えて
    成る直流ブラシレスモータによって駆動される圧縮機構
    を有して成る圧縮機を備えた空気調和機であって、 前記1組の駆動巻線に駆動電圧を供給するため第1のス
    イッチング素子群と第2のスイッチング素子群とを含ん
    で成るコミュテータ回路と、 前記磁石回転子の回転位置を検出する位置検出回路と、 該位置検出回路での検出結果に応答し前記駆動巻線に対
    する駆動電流を転流させるよう前記第1及び第2のスイ
    ッチング素子群をオン、オフ制御するための転流制御信
    号を発生させる位置帰還駆動信号発生手段と、 前記直流ブラシレスモータに対する停止指令信号に応答
    して前記第1のスイッチング素子群のうちの所定の複数
    のスイッチング素子又は前記第2のスイッチング素子群
    のうちの所定の複数のスイッチング素子を同時に導通状
    態に制御する手段とを備えたことを特徴とする空気調和
    機。
JP9212718A 1997-07-24 1997-07-24 空気調和機 Pending JPH1146494A (ja)

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JP9212718A JPH1146494A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 空気調和機
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