JPH1145402A - 磁気記録装置 - Google Patents

磁気記録装置

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JPH1145402A
JPH1145402A JP9203017A JP20301797A JPH1145402A JP H1145402 A JPH1145402 A JP H1145402A JP 9203017 A JP9203017 A JP 9203017A JP 20301797 A JP20301797 A JP 20301797A JP H1145402 A JPH1145402 A JP H1145402A
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JP
Japan
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recording
magnetic
circuit
data
transistor
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JP9203017A
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Inventor
Junichi Ito
順一 伊藤
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コントローラの制御端子を増加させることな
く、配線の煩わしさを解消して装置を小型化すること。 【解決手段】磁気記録部を有する記録媒体に、複数のヘ
ッド31 、32 、…、3N によって磁気データが記録さ
れる。上記複数のヘッド31 、32 、…、3N の各々に
対応して複数の駆動回路21 、22 、…、2N が設けら
れており、これら複数の駆動回路21 、22 、…、2N
によって上記磁気データを記録するための記録電流が上
記複数のヘッド31 、32 、…、3N に供給される。そ
して、上記複数の駆動回路21 、22 、…、2N の各々
を同時に制御する同時制御信号と、上記複数の駆動回路
1 、22 、…、2N の各々を単独で制御する単独制御
信号は、コントローラ1により出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は磁気記録装置に関
し、より詳細には、日付データやプリント条件等の情報
をフィルム上の磁気記録層にパルス位置変調(PPM;
Pulse Position Modulation )方式で磁気記録可能なデ
ータ記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録部を有するフィルムを使
用するカメラには、日付データやプリント条件等の情報
をフィルムの磁気記録層にPPM方式で磁気記録可能な
装置が搭載されている。図8は、このPPM方式につい
て説明するための図である。
【0003】図8に於いて、磁気ヘッドの当接位置を基
準にしてフィルムが右から左へ一定速度で移動し、この
ときに図示の如き波形の電流が磁気ヘッドに流されるも
のとする。電流を(+)から(−)へ変化させる位置を
Cで示し、(−)から(+)へ変化させる位置をDで示
すと、CからCまでの領域が1ビット分のデータを記録
するための領域となる。この領域の中央を50[%]の
位置とし、当該50[%]の位置に対して左側にDが存
在すればbit“0”を表し、右側にDが存在すればb
it“1”を表す。
【0004】ここで、Dの位置を表すパラメータとし
て、ビットロケーション(BLX と略記する)を以下の
式で定義する。 BLX =Tx /Tbit×100[%] TbitはCからCまでの時間であり、Tx はCからD
までの時間である。
【0005】このように、PPM方式では、BLx <5
0[%]が成立すればbit“0”を表し、BLx >5
0[%]が成立すればbit“1”を表すことになる。
磁気ヘッドに、図8に示されるように電流を流すための
駆動回路の一例が、図9に示される。
【0006】この図9は、H型のブリッジ回路を構成し
ているもので、電源端子Aには抵抗Rb1及びRb3を介し
てトランジスタQ1 及びQ3 のベース接続されている。
同様に、電源端子Bには抵抗Rb0及びRb1を介してトラ
ンジスタQ0 及びQ2 のベースが接続されている。
【0007】そして、トランジスタQ1 のコレクタとト
ランジスタQ2 のコレクタの接続点には電流制限抵抗R
L が接続され、またトランジスタQ0 のエミッタとトラ
ンジスタQ3 のエミッタは接続される。更に、トランジ
スタQ1 のエミッタとトランジスタQ0 のコレクタとの
接続点と、トランジスタQ2 のエミッタとトランジスタ
3 のコレクタとの接続点間には、磁気ヘッドH0 が接
続されている。
【0008】このような構成のブリッジ回路に於いて、
制御端子A、Bの相方がロー(Low)レベルならば磁
気ヘッドH0 には電流は流れない。端子Aがローレベル
からハイ(High)レベルへ設定されると、抵抗Rb1
とRb3を流れるベース電流により、トランジスタQ1
3 はオン状態となる。そして、磁気ヘッドH0 には、
図示実線矢印の方向へ電流が流れる。
【0009】一方、図示破線矢印の方向へ電流を流した
い場合は、端子Aをローレベルに設定後、端子Bをハイ
レベルに設定すれば良い。すると、抵抗Rb0とRb2を流
れるベース電流により、トランジスタQ0 、Q2 がオン
し、所望の方向へ電流が流れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開平9−
106000号公報には、フィルム上の複数のトラック
に対してデータを記録する方法が記載されている。上記
公報に記載の技術によれば、例えば、トラック数がNな
らばN個の駆動回路を必要としている。そして、各駆動
回路には、上述したように、2本(A、B)の制御端子
が一般には必要である。
【0011】したがって、N個のトラックに対して一度
にデータを記録しようとすれば、2・N個の制御端子が
必要となる。このことは、駆動回路を制御するためのマ
イクロプロセッサ等のコントローラの制御端子の増加を
招くという不都合があった。これにより、配線が煩わし
くなるばかりでなく、スペースを必要とするので装置の
小型化を図る上でも問題となっている。
【0012】この発明は上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、コントローラの制御端子を増加さ
せることなく、配線の煩わしさを解消して装置を小型化
することのできる磁気記録装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、磁
気記録部を有する記録媒体に磁気データを記録すること
が可能な複数の磁気へッドと、上記複数の磁気ヘッドの
各々に対応して設けられていて、上記磁気データを記録
するための記録電流を供給する複数の磁気データ記録回
路と、上記複数の磁気データ記録回路の各々を同時に制
御する同時制御信号と、上記複数の磁気データ記録回路
の各々を単独で制御する単独制御信号とを出力可能な記
録回路制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0014】この発明の磁気記録装置にあっては、磁気
記録部を有する記録媒体に、複数の磁気ヘッドによって
磁気データが記録される。上記複数の磁気ヘッドの各々
に対応して複数の磁気データ記録回路が設けられてお
り、これら複数の磁気データ記録回路によって上記磁気
データを記録するための記録電流が上記複数の磁気ヘッ
ドに供給される。そして、上記複数の磁気データ記録回
路の各々を同時に制御する同時制御信号と、上記複数の
磁気データ記録回路の各々を単独で制御する単独制御信
号とが、記録回路制御手段により出力される。
【0015】この発明では、駆動回路に必要な2本の制
御端子の1本を、複数の駆動回路に於いて共有すること
としている。このことにより、N個の駆動回路を制御す
るコントローラの制御端子の数をN+1とすることが可
能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。図1は、この発明の磁気記録装
置の概念を示す構成図である。図1に於いて、コントロ
ーラ1には、複数の駆動回路21 、22 、…、2N が接
続されており、これら駆動回路21 、22 、…、2N
は、それぞれ複数の磁気ヘッド31 、32 、…、3N
接続される。
【0017】磁気ヘッド31 、32 、…、3N は、それ
ぞれ駆動回路21 、22 、…、2Nにより駆動される。
そして、これらの駆動回路21 、22 、…、2N は、コ
ントローラ1の制御端子から出力される制御信号に基い
て、磁気ヘッド31 、32 、…、3N を駆動する。
【0018】上記コントローラ1のCOM端子は、駆動
回路21 、22 、…、2N に共通の制御信号を出力す
る。また、コントローラ1のCH1、CH2、…、CH
n端子からは、個々の磁気ヘッド31 、32 、…、3N
が図示されないトラックに記録すべきデータに対応した
制御信号が出力される。
【0019】図2(a)は、この発明の磁気記録装置の
第1の実施の形態を示すもので、磁気記録装置が適用さ
れたカメラの構成を示したブロック図である。図2
(a)に於いて、マイクロコンピュータ10はカメラの
動作を制御する中枢である。このマイクロコンピュータ
10には、カメラの基本的制御や動作するために必要な
モータやセンサ、及び各メカニズムがそれぞれの回路を
介して図示のように接続されている。
【0020】すなわち、マイクロコンピュータ10に
は、被写体までの距離を測定する測距回路11と、被写
体の輝度を測定する測光回路12と、焦点調整回路13
と、シャッタ/絞り制御回路14と、表示回路15と、
EEPROM16と、時計回路17とから成る自動カメ
ラの基本的な制御用回路と、モータ駆動回路18と、デ
ータ記録回路19と、信号処理回路20と、バーコード
検出回路21とが接続されている。
【0021】更に、マイクロコンピュータ10には、パ
ワースイッチ(POWER−SW)23、リワインドス
イッチ(RW−SW)24、パトローネスイッチ(PT
−SW)25及びレリーズスイッチ(REL−SW)2
6が接続されている。
【0022】パワースイッチ(POWER−SW)23
はカメラの電源システムに連動したメインスイッチであ
り、このスイッチがオンされている間は本カメラはマイ
クロコンピュータ10の制御下で動作可能となる。ま
た、リワインドスイッチ(RW−SW)24は、撮影途
中のフィルムをフィルムカートリッジへ巻戻す場合、ユ
ーザにより手動操作されるスイッチである。
【0023】上記レリーズスイッチ(REL−SW)2
6は焦点調整動作と露出動作を開始させるためのスイッ
チである。更に、パトローネスイッチ(PT−SW)2
5は、フィルムカートリッジの有無を検出するためのス
イッチである。このパトローネスイッチ(PT−SW)
25は、カメラ本体にフィルムカートリッジが装填され
ている場合はオンされ、一方、該カートリッジが非装填
の場合は常にオフの状態が維持される。
【0024】マイクロコンピュータ10は、後述するプ
ログラムに基いて、これらのスイッチがオンされたこと
が入力ポートより検出される。それと同時に、フィルム
30の「送り出し動作」が、モータ駆動回路18に指令
されて、フィルム給送用モータ28を介してフィルム駆
動機構29に行わせて、該カートリッジ交換機能の自動
化が図られている。
【0025】また、マイクロコンピュータ10では、上
記測距回路11より得られた距離情報に基いて、焦点調
整回路13を制御して焦点調整動作が行われる。更に、
測光回路12より得られた輝度情報に基いて、シャッタ
/絞り制御回路14を制御してフィルム30が露出され
る。
【0026】上記表示回路15は露出に関する情報やフ
ィルムのフレーム数等を表示するものであり、EEPR
OM16には各種の制御パラメータが記憶されている。
更に、時計回路17は磁気記録に必要な「年」、
「月」、「日」、「時」、「分」の情報を発生する回路
である。
【0027】上記モータ駆動回路18は、フィルム給送
用モータ28を介してフィルム駆動機構29と結合され
ている。このフィルム駆動機構29は、内部にフィルム
30を有したフィルムカートリッジ31と、フィルム巻
取り用のスプール27とを駆動する。
【0028】フィルム30は、フィルムカートリッジ3
1内の図示されないスプールの回転によって、該フィル
ムカートリッジ31の外へ送り出される。上記フィルム
給送用モータ28の駆動力は、同時にスプール32にも
伝達されており、送り出されたフィルム30がスプール
32に伝達されると、このスプール32に巻取られるよ
うになっている。
【0029】また、フィルムカートリッジ31からフィ
ルム30が送り出されると、このフィルムカートリッジ
31の送り出しの周速V1と、スプール32でフィルム
30を巻取る際の周速V2とは、V1<V2という関係
にあるので、フィルム30がスプール32に巻付いてか
らはスプール32によりフィルム給送される。
【0030】尚、このフィルム給送用モータ28は、モ
ータ駆動回路18によって駆動されるが、この駆動制御
は後述する所定のプログラムを実行するマイクロコンピ
ュータ10によって統括的に制御されている。
【0031】上記フィルムカートリッジ31とスプール
32間に給送されるフィルム30の近傍には、データ記
録回路19に接続された磁気ヘッド33と、信号処理回
路に接続されたフォトリフレクタ(PR1)34、フォ
トリフレクタ(PR2)35及びフォトインタラプタ
(PI)36が、それぞれ配置されている。
【0032】上記フォトリフレクタ34及び35の出力
信号により、マイクロコンピュータ10はフィルム30
のパーフォレーション(図示せず)を検出することがで
きる。そして、この出力信号に基いてマイクロコンピュ
ータ10では、フィルム30の停止位置が検出される。
また、上記出力信号は、フィルム30へ磁気記録する際
に必要なタイミング信号の1つともなる。
【0033】また、上記磁気ヘッド33は、データ記録
回路19により駆動されるもので、フィルム中の磁性体
へのデータ記録や記録済みデータの再生に使用される。
この磁気ヘッド33の再生信号は、データ記録回路19
によってマイクロコンピュータ10が検出可能な信号に
変換された後、該マイクロコンピュータ10に供給され
る。
【0034】上記フォトインタラプタ36とフィルム3
0の近傍には、フィルム30の移動に連動して回転する
所定のスリットが形成された円板37が設けられてい
る。上記フォトインタラプタ36は、この円板37の回
転速度に応じてアナログ信号を発生する。このアナログ
信号は、信号処理回路20によりデジタルパルス化され
た後、マイクロコンピュータ10に入力される。つま
り、マイクロコンピュータ10は、フォトインタラプタ
36で発生される信号に基いて、フィルム30の移動量
と移動速度を検出できる。
【0035】したがって、マイクロコンピュータ10で
は、フィルム駆動中にフォトインタラプタ36の信号よ
り移動速度が算出されて磁気記録の記録周波数が決定さ
れる。そして、この周波数に基いて、データ記録回路1
9へ駆動信号が出力される。
【0036】フィルムカートリッジ31上には、このカ
ートリッジ31内のスプール軸(図示せず)の回転に連
動する円板38が設けられており、この円板38上には
図示されるようなバーコードが印刷されている。このバ
ーコードには、当該フィルムやフィルムカートリッジの
特性に関する情報がコード化されて記録されている。よ
って、このバーコードが判別されることにより、当該フ
ィルムの感度情報、撮影駒数情報及びネガ/ポジ情報等
が入手可能となる。
【0037】また、その初期位置によっては、フィルム
30の露光状態も検出可能である。フィルム30の露光
状態はインジケータによってユーザへ表示される。図2
(b)は、図2(a)に示されたフィルムカートリッジ
31を反対方向から表した図である。図2(b)に示さ
れるように、インジケータ40は、スプール軸に連動し
て回転するもので、このインジケータ40は円板38と
対向するカートリッジの面に存在して4つの状態を表す
ことができる。フィルムカートリッジ31の裏面に形成
された4つ特徴的な形状の窓41a、41b、41c、
41dは、それぞれ「未露光」、「部分露光」、「全露
光」、「現像完了」を示している。そして、4つの窓4
1a〜41dの何れに上記インジケータ40が位置して
るかにより、当該フィルムの露光状態が判別できる。
【0038】上記バーコードに記録された情報の読出し
は、上記スプールに固定された円板38がフィルム30
の送り出し方向とは逆方向に回転されながらフォトセン
サ39にて検出されることにより行われる。フォトセン
サ39は、円板38上に光を投光し、その反射光を受光
するフォトリフレクタ(PR)により構成される。これ
により、バーコードの有無によって生じる反射光量の変
化が検出される。
【0039】バーコード検出回路21では、上記フォト
センサ39のアナログ出力がデジタルパルス化されて、
マイクロコンピュータ10に供給される。マイクロコン
ピュータ10では、このデジタルパルスが解読されて上
述した情報が判別される。
【0040】図3は、上記データ記録回路19の回路構
成を示した図である。図3に於いて、マイクロコンピュ
ータ10には、コントローラ43を介して、それぞれ電
源ラインに接続された複数の記録回路441 、442
…、44n が接続されている。
【0041】上記コントローラ43には、各記録回路4
1 、442 、…、44n に共通の制御信号を出力する
ためのCOM端子と、個々の磁気ヘッドH11、H12
…、H1Nが図示されないトラックに記録すべきデータに
対応した制御信号を出力するためのCH1、CH2、
…、CHn端子が設けられている。また、コントローラ
43は各記録回路441 、442 、…、44n に接続さ
れた電源ラインに接続されている。
【0042】フィルム上の磁気トラック1に対しては、
CH1記録回路441 によりデータが記録される。同様
に磁気トラック2に対してはCH2記録回路442 によ
ってデータが記録され、n番目の磁気トラックに対して
はCHn記録回路44n によりデータが記録される。各
記録部の動作は、コントローラ43の制御端子COM、
CH1、CH2、…、CHnの出力に基いて制御され
る。
【0043】コントローラ43は、マイクロコンピュー
タ10の指示に基いて各記録回路441 、442 、…、
44n を制御し、所定の磁気トラックに所定のデータを
記録する。データの記録動作は、マイクロコンピュータ
10がフィルム30を駆動する時に行われる。フィルム
30の駆動は、フレームの露光後の巻上げ動作及び全フ
レームの露光終了後の巻戻し動作に於いて行われる。
【0044】各記録回路の構成及び動作は同様であるの
で、こではCH1記録回路441 の回路の構成と動作を
代表して説明する。コントローラ43のCOM端子及び
CH1端子には、エクスクルーシブオアゲートG11の入
力端子が接続されている。そして、このエクスクルーシ
ブオアゲートG11の出力端子には、抵抗R110 及びR
113 を介してトランジスタQ110 及びQ112 のベースが
接続されている。コントローラ43のCH1端子には、
また、抵抗R111 及びR114 を介してトランジスタQ
111 及びQ113 のベースが接続されている。
【0045】上記トランジスタQ111 のコレクタとトラ
ンジスタQ112 のコレクタは互いに接続され、抵抗R
112 を介して電源ラインに接続される。また、トランジ
スタQ110 のエミッタとトランジスタQ113 のエミッタ
は互いに接続されて接地される。更に、トランジスタQ
111 のエミッタとトランジスタQ110 のコレクタの接続
点と、トランジスタQ112 のエミッタとトランジスタQ
113 のコレクタの接続点間には、磁気ヘッドH11が接続
される。
【0046】CH2記録回路442 〜CHn記録回路4
n の構成ついては、CH1記録回路441 の各々対応
する構成要素の参照番号を、例えばR110 、R111 、…
を、R120 、R121 、…と置換えるものとして説明は省
略する。
【0047】次に、図4に示されるタイミングチャート
を参照して、このように構成されたCH1記録回路44
1 の動作を説明する。この図4のタイミングチャート
は、一例として磁気トラック1に対して“1000…
1”を記録し、磁気トラック2に対して“0100…
1”を記録し、磁気トラックnに対して“0001…
1”を記録する際の、各制御端子の出力と各磁気ヘッド
に流れる電流波形を示したものである。
【0048】CH1記録回路441 は、コントローラ4
3のCOM端子とCH1端子の出力により制御される。
データ記録動作が行われない時、COM端子とCH1端
子はLowに設定される。この時、ブリッジを構成する
トランジスタQ110 、Q111 、Q112 、Q113はオフに
なっているため、磁気ヘッドH11には電流が流れない。
【0049】データを記録するためには、先ず、コント
ローラ43のCOM端子出力がLowからHiへ設定さ
れる。この時、エクスクルーシブオアゲートG11の出力
はHiとなる。そして、抵抗R110 及びR113 にトラン
ジスタQ110 及びQ112 のベース電流が流れ、トランジ
スタQ110 及びQ112 はオンされる。
【0050】そして、磁気ヘッドH11には、図示破線矢
印の方向へ電流が流れる。この電流の方向は、図1に示
されたヘッド電流の(−)方向に対応する。磁気ヘッド
11に流れる電流値は、電流制限抵抗R112 と該ヘッド
のインピーダンスにより決定される。
【0051】磁気ヘッドH11に流れる電流を、図示実線
矢印の方向へ流すためには、コントローラ43のCOM
端子出力をHiに維持された状態でCH1端子出力がL
owからHiへ設定される。すると、エクスクルーシブ
オアゲートG11の出力は、HiからLowへ変化するた
め、トランジスタQ110 とQ112 はオフされる。
【0052】一方、トランジスタQ111 及びQ114 は、
抵抗R111 及びR114 からのベース電流が流れるため、
オン状態になる。したがって、図示実線矢印方向へ電流
が流れる。この電流の方向は、図1に示されたヘッド電
流の(+)方向に対応する。
【0053】したがって、コントローラ43のCH1端
子出力をLowからHiへ変化させるタイミング、及び
LowからHiへ変化させるタイミングを制御すること
により、PPM方式に基くbit“0”とbit“1”
を表すことができる。
【0054】上述したように、コントローラ43のCO
M端子は、各記録回路441 、442 、…、44n へ共
通の信号ラインで接続されている。したがって、各磁気
ヘッドへ(−)方向へ電流を流すことは、COM端子の
みで制御することができる。
【0055】トラック毎に記録されるデータは異なるた
め、各ヘッドへ(+)方向へ電流を流すタイミングは、
各ヘッド毎に設定する必要がある。そこで、(+)方向
へ電流を流すための制御端子としては、各記録回路毎に
CH1、CH2、…、CHnが設けられている。
【0056】次に、この発明の第2の実施の形態につい
て説明する。図5は、この発明の第2の実施の形態のデ
ータ記録回路の構成を示した図である。この第2の実施
の形態によるデータ記録回路の構成は、図3に示された
第1の実施の形態によるデータ記録回路の構成をの一部
を変更したものである。
【0057】上記コントローラ43には、各記録回路4
1 、452 、…、45n に共通の制御信号を出力する
ためのCOM端子と、個々の磁気ヘッドH11、H22
…、H2nが図示されないトラックに記録すべきデータに
対応した制御信号を出力するためのCH1、CH2、
…、CHn端子が設けられている。また、コントローラ
43は各記録回路441 、442 、…、44n に接続さ
れた電源ラインに接続されている。
【0058】コントローラ43は、マイクロコンピュー
タ10の指示に基いて各記録回路451 、452 、…、
45n を制御し、所定の磁気トラックに所定のデータを
記録する。各記録回路451 、452 、…、45n の動
作は、コントローラ43の制御端子COM、CH1、C
H2、…、CHnの出力に基いて制御される。
【0059】各記録回路の構成及び動作は同様であるの
で、こではCH1記録回路451 の回路の構成と動作を
代表して説明する。コントローラ43のCH1端子に
は、インバ―タG21、抵抗R210 及びR213を介してト
ランジスタQ210 及びQ212 のベースが接続され、ま
た、抵抗R211及びR214 を介してトランジスタQ211
及びQ213 のベースが接続されている。
【0060】上記トランジスタQ211 のコレクタとトラ
ンジスタQ212 のコレクタは互いに接続され、抵抗R
212 を介して電源ラインに接続される。また、トランジ
スタQ210 のエミッタとトランジスタQ213 のエミッタ
は、互いに接続されてトランジスタQ20及び抵抗R20
介して、コントローラ43のCOM端子に接続される。
更に、トランジスタQ211 のエミッタとトランジスタQ
210 のコレクタの接続点と、トランジスタQ212 のエミ
ッタとトランジスタQ213 のコレクタの接続点間には、
磁気ヘッドH21が接続される。
【0061】CH2記録回路452 〜CHn記録回路4
n の構成ついては、CH1記録回路451 の各々対応
する構成要素の参照番号を、例えばR210 、R211 、…
を、R220 、R221 、…と置換えるものとして説明は省
略する。
【0062】尚、各記録回路の動作は同じであるので、
CH1記録回路451 の動作を代表して説明する。CH
1記録回路451 は、COM端子とCH1端子の出力に
より制御される。データ記録動作が行われていない時、
COM端子とCH1端子の出力はLowに設定されてい
る。COM端子出力がLowの時、トランジスタQ20
オフにされているため、磁気ヘッドH21に電流を流すこ
とはできない。
【0063】データを記録するためには、先ず、コント
ローラ43のCOM端子出力をLowからHiへ設定す
る。COM端子出力がHiになったことで、抵抗R20
トランジスタQ20へのベース電流が流れ、トランジスタ
20はオンになり、磁気ヘッドH21に電流を流すことが
可能になる。
【0064】この時、CH1端子出力がLowならば、
インバータG21の出力はHiである。したがって、抵抗
210 及びR213 にトランジスタQ210 及びQ212 のベ
ース電流が流れ、トランジスタQ210 及びQ212 はオン
される。そして、磁気ヘッドH21には、図示破線矢印の
方向へ電流が流れる。該磁気ヘッドH21に流れる電流
は、電流制限抵抗R212 と磁気ヘッドH21のインピーダ
ンスにより定められる。
【0065】磁気ヘッドH21の電流の方向を、図示実線
矢印の方向へするためには、コントローラ43のCH1
端子出力をLowからHiへ設定すればよい。すると、
トランジスタQ210 及びQ212 はオフとなり、トランジ
スタQ211 及びQ214 は、抵抗R211 及びR214 に流れ
るベース電流によってオンされる。これにより、図示実
線矢印方向へ電流が流れる。
【0066】したがって、CH1端子出力をLowから
Hiへ変化させるタイミング、及びLowからHiへ変
化させるタイミングを制御することにより、PPM方式
に基くbit“0”とbit“1”を記録することがで
きる。
【0067】以上のことより、図3のデータ記録回路に
適応した図4のタイムチャートは、図5のデータ記録回
路に対してもそのまま適応可能であることがわかる。次
に、この発明の第3の実施の形態を説明する。
【0068】上述した図3及び図5に示される第1及び
第2の実施の形態によるデータ記録回路ではブリッジ回
路が使用されいたが、以下に述べる実施の形態では、ブ
リッジ回路以外の回路を使用してデータ記録回路を構成
する。
【0069】図6は、この発明の第3の実施の形態を示
すデータ記録回路の構成図である。図6に於いて、マイ
クロコンピュータ10には、コントローラ43を介し
て、それぞれ電源ラインに接続された複数の記録回路4
1 、462 、…、46n が接続されている。
【0070】上記コントローラ43は、各記録回路46
1 、462 、…、46n に接続された電源ラインに接続
されている。コントローラ43は、マイクロコンピュー
タ10の指示に基いて各記録回路441 、442 、…、
44n を制御し、所定の磁気トラックに所定のデータを
記録する。各記録回路461 、462 、…、46n の動
作は、コントローラ43の制御端子COM、CH1、C
H2、…、CHnの出力に基いて制御される。
【0071】各記録回路の構成及び動作は同様であるの
で、こではCH1記録回路461 の回路の構成と動作を
代表して説明する。コントローラ43のCOM端子及び
CH1端子には、エクスクルーシブオアゲートG31の入
力端子が接続されている。そして、このエクスクルーシ
ブオアゲートG31の出力端子には、抵抗R310 を介して
トランジスタQ310 のベースが接続されている。コント
ローラ46のCH1端子には、また、抵抗R313 を介し
てトランジスタQ311 及びQ113 のベースが接続されて
いる。
【0072】上記トランジスタQ310 のコレクタとトラ
ンジスタQ311 のコレクタ間には磁気ヘッドH31が接続
される。また、上記トランジスタQ310 及びQ311 のコ
レクタは、それぞれ抵抗R311 及びR312 を介して電源
ラインに接続される。更に、トランジスタQ310 のエミ
ッタとトランジスタQ311 のエミッタは、互いに接続さ
れて接地される。
【0073】CH2記録回路462 〜CHn記録回路4
n の構成ついては、CH1記録回路461 の各々対応
する構成要素の参照番号を、例えばR310 、R311 、…
を、R320 、R321 、…と置換えるものとして説明は省
略する。
【0074】次に、図6のように構成されたデータ記録
回路の動作について説明する。尚、CH1〜CHnの各
記録回路の動作は同じなので、ここではCH1記録回路
461 の動作を代表して説明する。
【0075】CH1記録回路461 は、コントローラ4
3のCOM端子とCH1端子の出力により制御される。
データ記録動作が行われない時、COM及びCH1端子
出力は、Lowに設定されている。この時、トランジス
タQ310 及びQ311 はオフされているため、磁気ヘッド
31には電流が流れない。
【0076】データを記録するためには、先ず、COM
端子出力をLowからHiへ設定する。この時、エクス
クルーシブオアゲートG31の出力はHiとなる。そし
て、抵抗R310 にトランジスタQ310 のベース電流が流
れ、該トランジスタQ310 はオンされる。そして、磁気
ヘッドH31には、図示破線矢印の方向へ電流が流れる。
この電流の方向は、図1に示されたヘッド電流の(−)
方向に対応する。
【0077】磁気ヘッドH31に流れる電流値は、電流制
限抵抗R312 と該ヘッドのインピーダンスにより決定さ
れる。磁気ヘッドH31に流れる電流を図示実線矢印の方
向へ流すためには、コントローラ43のCOM端子出力
がHiに維持された状態でCH1端子出力がLowから
Hiへ設定される。すると、エクスクルーシブオアゲー
トG31の出力はHiからLowへ変化されるため、トラ
ンジスタQ310 はオフにされる。
【0078】一方、トランジスタQ3 11 は、抵抗R
313 からのベース電流が流れるため、オン状態になる。
したがって、図示実線矢印の方向へ電流が流れる。抵抗
311は抵抗R312 と同じ電流制限抵抗である。
【0079】図示実線矢印の方向は、図1に示されたヘ
ッド電流の(+)方向に対応する。したがって、コント
ローラ43のCH1端子出力をLowからHiへ変化さ
せるタイミング、及びLowからHiへ変化させるタイ
ミングを制御することにより、PPM方式に基くbti
“0”とbit“1”を表すことができる。
【0080】また、コントローラ43のCOM端子は、
各記録回路へ共通の信号ラインで結ばれているので、各
磁気ヘッドへ、(−)方向へ電流を流すことはCOM端
子のみで制御可能である。
【0081】尚、トラック毎に記録されるデータは異な
るため、各ヘッドへ(+)方向へ電流を流すタイミング
は、各ヘッド毎に設定する必要がある。そこで、(+)
方向へ電流を流すための制御端子は、各記録回路毎にC
H1、CH2、…、CHnが設けられている。
【0082】以上のことより、図3に示された第1の実
施の形態のデータ記録回路に対応した図4のタイムチャ
ートは、図6の第3の実施の形態のデータ記録回路に対
してもそのまま適応可能であることがわかる。
【0083】次に、この発明の第4の実施の形態を説明
する。図7は、この発明の第4の実施の形態を示すデー
タ記録回路の構成図である。図7に於いて、マイクロコ
ンピュータ10には、コントローラ43を介して、それ
ぞれ電源ラインに接続された複数の記録回路471 、4
2 、…、47n が接続されている。
【0084】上記コントローラ43は、各記録回路47
1 、472 、…、47n に接続された電源ラインに接続
されている。コントローラ43は、マイクロコンピュー
タ10の指示に基いて各記録回路471 、472 、…、
47n を制御し、所定の磁気トラックに所定のデータを
記録する。各記録回路471 、472 、…、47n の動
作は、コントローラ43の制御端子COM、CH1、C
H2、…、CHnの出力に基いて制御される。
【0085】各記録回路の構成及び動作は同様であるの
で、こではCH1記録回路471 の回路の構成と動作を
代表して説明する。コントローラ43のCH1端子に
は、インバ―タG41、抵抗R410 と、抵抗R411 を介し
てトランジスタQ410 及びQ412 のベースが接続されて
いる。上記トランジスタQ410 のコレクタとトランジス
タQ411 のコレクタ間には、磁気ヘッドH41が接続され
る。また、上記トランジスタQ410 及びQ411 のコレク
タは、それぞれ抵抗R411 及びR412 を介して電源ライ
ンに接続される。更に、トランジスタQ410 のエミッタ
とトランジスタQ411 のエミッタは、トランジスタQ40
及び抵抗R40を介して、コントローラ43のCOM端子
に接続される。
【0086】CH2記録回路472 〜CHn記録回路4
n の構成ついては、CH1記録回路471 の各々対応
する構成要素の参照番号を、例えばR410 、R411 、…
を、R420 、R421 、…と置換えるものとして説明は省
略する。
【0087】次に、図7のように構成されたデータ記録
回路の動作について説明する。尚、CH1〜CHnの各
記録回路の動作は同じなので、ここではCH1記録回路
471 の動作を代表して説明する。
【0088】CH1記録回路471 は、コントローラ4
3のCOM端子及びCH1端子の出力により制御され
る。ここで、データ記録動作が行われていない時、CO
M及びCH1端子出力はLowに設定されている。
【0089】COM端子出力がLowの時、トランジス
タQ40はオフにされているため、磁気ヘッドH41に電流
を流すことはできない。データを記録するためには、先
ず、COM端子出力がLowからHiへ設定される。C
OM端子がHiになったことで、抵抗R40にトランジス
タQ40へのベース電流が流れ、該トランジスタQ40がオ
ンにされ、磁気ヘッドH41に電流が流れることが可能と
なる。この時、CH1端子出力がLowならばインバ―
タG41の出力はHiである。
【0090】したがって、抵抗R410 にトランジスタQ
410 のベース電流が流れ、該トランジスタQ410 はオン
される。そして、磁気ヘッドH41には、図示破線矢印の
方向へ電流が流れる。
【0091】磁気ヘッドH41に流れる電流は、電流制限
抵抗R412 と該ヘッドのインピーダンスにより定められ
る。磁気ヘッドH41の電流の方向を実線矢印の方向へす
るためには、コントローラ43のCH1端子出力を、L
owからHiへ設定すればよい。すると、トランジスタ
410 はオフされ、トランジスタQ411 は抵抗R413
流れるベース電流によってオンされる。そして、図示実
線矢印方向へ電流が流れる。
【0092】したがって、CH1端子の出力をLowか
らHiへ変化させるタイミング、及びLowからHiへ
変化させるタイミングを制御することにより、PPM方
式に基くbit“0”とbit“1”を記録することが
できる。
【0093】以上のことより、図3の第1の実施の形態
のデータ記録回路に適応した図4のタイムチャートは、
図7の第4の実施の形態のデータ記録回路に対してもそ
のまま適応可能であることがわかる。
【0094】尚、この発明の上記実施態様によれば、以
下の如き構成を得ることができる。すなわち、 (1) フィルムの磁気記録部に磁気データを記録する
ことが可能な複数の磁気ヘッドと、上記複数の磁気ヘッ
ドの各々に対応して設けられていて、上記磁気データを
記録するための記録電流を供給する複数の磁気データ記
録回路と、上記複数の磁気データ記録回路の各々を同時
に駆動する駆動信号を出力して上記各々の磁気ヘッドに
よって第1の磁気データを磁気記録部に記録させ、該駆
動信号が出力された状態で上記複数の磁気データ記録回
路の各々を単独で制御する複数の制御信号を出力して上
記各々の磁気へッドによって第2の磁気データを磁気記
録部に記録させる記録回路制御手段と、を具備したこと
を特徴とするカメラの磁気記録装置。
【0095】(2) 上記磁気データ記録回路は、上記
記録回路制御手段から出力される駆動信号及び制御信号
によって制御されるスイッチング素子を有していること
を特徴とする上記(1)に記載のカメラの磁気記録装
置。
【0096】(3) フィルムの磁気記録部に磁気デー
タを記録することが可能な複数の磁気ヘッドと、上記複
数の磁気ヘッドの各々に対応して設けられていて、上記
磁気データを記録するための記録電流を供給する複数の
磁気データ記録回路と、上記複数の磁気データ記録回路
の各々を同時に駆動可能状態にする駆動信号と該駆動信
号が出力された状態で上記複数の磁気データ記録回路の
各々を単独で制御する複数の制御信号とを出力する記録
回路制御手段と、を具備したことを特徴とするカメラの
磁気記録装置。
【0097】(4) 上記記録回路制御手段は、複数の
磁気データ記録回路に対応する制御信号の出力を切換え
ることにより上記各々の磁気ヘッドを駆動して、第1若
しくは第2の磁気データを磁気記録部に記録させること
を特徴とする上記(3)に記載のカメラの磁気記録装
置。
【0098】(5) 上記磁気データ記録回路は、上記
記録回路制御手段から出力される制御信号によって制御
されるスイッチング素子を有していることを特徴とする
上記(4)に記載のカメラの磁気記録装置。
【0099】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、複数の
駆動回路を制御する際に必要な制御端子の一部を共有化
することにより、制御端子数の増加を防止することがで
きる。これにより、駆動回路を制御するコントローラの
制御端子の数を従来の回路に比べて減少させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の磁気記録装置の概念を示す構成図で
ある。
【図2】(a)はこの発明の磁気記録装置の第1の実施
の形態を示すもので、磁気記録装置が適用されたカメラ
の構成を示したブロック図、(b)は同図(a)に示さ
れたフィルムカートリッジ31を反対方向から表した図
である。
【図3】図2のデータ記録回路19の回路構成を示した
図である。
【図4】図2の構成のデータ記録回路のCH1記録回路
441 の動作を説明するタイミングチャートである。
【図5】この発明の第2の実施の形態のデータ記録回路
の構成を示した図である。
【図6】この発明の第3の実施の形態のデータ記録回路
の構成を示した図である。
【図7】この発明の第4の実施の形態のデータ記録回路
の構成を示した図である。
【図8】PPM方式について説明する図である。
【図9】従来の磁気ヘッドを駆動するための駆動回路の
一例を示した回路図である。
【符号の説明】
1、43 コントローラ、 21 、22 、…、2N 駆動回路、 31 、32 、…、3N 、33 磁気ヘッド、 10 マイクロコンピュータ 11 測距回路、 12 測光回路、 13 焦点調整回路、 14 シャッタ/絞り制御回路、 15 表示回路、 16 EEPROM、 17 時計回路、 18 モータ駆動回路、 19 データ記録回路、 20 信号処理回路、 21 バーコード検出回路、 23 パワースイッチ(POWER−SW)、 24 リワインドスイッチ(RW−SW)、 25 パトローネスイッチ(PT−SW)、 26 レリーズスイッチ(REL−SW)、 27 スプール、 28 フィルム給送用モータ、 29 フィルム駆動機構、 30 フィルム、 31 フィルムカートリッジ、 31と、フィルム巻取り用のスプール27とを駆動す
る。 32 スプール、 34 フォトリフレクタ(PR1)、 35 フォトリフレクタ(PR2)、 36 フォトインタラプタ(PI)、 37 円板、 441 、442 、…、44n 、451 、452 、…、4
n 、461 、462、…、46n 、471 、472
…、47n 記録回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録部を有する記録媒体に磁気デー
    タを記録することが可能な複数の磁気へッドと、 上記複数の磁気ヘッドの各々に対応して設けられてい
    て、上記磁気データを記録するための記録電流を供給す
    る複数の磁気データ記録回路と、 上記複数の磁気データ記録回路の各々を同時に制御する
    同時制御信号と、上記複数の磁気データ記録回路の各々
    を単独で制御する単独制御信号とを出力可能な記録回路
    制御手段と、 を具備したことを特徴とする磁気記録装置。
  2. 【請求項2】 上記記録回路制御手段は、同時制御信号
    を出力して第1の磁気データを上記各々の磁気へッドに
    よって記録させ、同時制御信号が出力された状態で単独
    制御信号を出力して第2の磁気データを上記各々の磁気
    ヘッドによって記録させることを特徴とする請求項1に
    記載の磁気記録装置。
  3. 【請求項3】 上記記録回路制御手段は、同時制御信号
    を出力することによって上記複数の磁気データ記録回路
    の各々を同時に駆動状態にし、同時制御信号が出力され
    た状態で単独制御信号を出力することによって上記各々
    の磁気ヘッドによって磁気データを記録させることを特
    徴とする請求項1に記載の磁気記録装置。
JP9203017A 1997-07-29 1997-07-29 磁気記録装置 Withdrawn JPH1145402A (ja)

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JP9203017A JPH1145402A (ja) 1997-07-29 1997-07-29 磁気記録装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7525761B2 (en) * 1999-12-30 2009-04-28 Advanced Research Corporation Method of making a multi-channel time based servo tape media

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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