JPH0922054A - カメラの磁気記録装置 - Google Patents

カメラの磁気記録装置

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JPH0922054A
JPH0922054A JP17180895A JP17180895A JPH0922054A JP H0922054 A JPH0922054 A JP H0922054A JP 17180895 A JP17180895 A JP 17180895A JP 17180895 A JP17180895 A JP 17180895A JP H0922054 A JPH0922054 A JP H0922054A
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JP
Japan
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data
film
recording
magnetic recording
camera
Prior art date
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Application number
JP17180895A
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English (en)
Inventor
Shinichi Maehama
新一 前濱
Hiroyuki Okada
浩幸 岡田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影時刻、撮影フォーマット等のデータを複
雑な制御の必要無しにフィルム上に磁気記録なカメラの
磁気記録装置を提供する。 【構成】 記録制御回路42はカメラ制御回路35から
の指示に応答して、計時回路38より得た撮影時刻デー
タをフィルム移動量検出回路34からのフィルム移動パ
ルスFMPに同期してフィルム上に磁気記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラの磁気記録装置に
関する。特に、撮影時刻に関する情報を記録する磁気記
録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、表面に磁気層が塗布されたフィル
ムを用い、このフィルムに光学的な写真情報を記録する
ことに加えて、撮影時の日付、撮影フォーマット等の情
報を磁気層に記録することが可能なカメラが提案されて
いる。これらは、写真の撮影時に計時回路より時刻デー
タを入力し、入力した時刻データを所定の規則によりコ
ード化してフィルムに記録するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが前記カメラに
おいて磁気記録の動作制御は他のカメラ動作、たとえば
フィルムの巻き上げ動作を制御する為の回路と同じ回路
を使用している。従ってフィルムの巻き上げ動作を行い
ながら磁気記録を行わなくてはならないので複雑な制御
が必要であった。本発明は、上述した問題点を解決する
ためになされたものであり、複雑な制御無しに簡単に撮
影時刻のデータをフィルム上に磁気記録できるカメラの
磁気記録装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は磁気記録部を有するフィルムが装着
され、このフィルムの各駒への露光に対応して上記記録
部にデータを記録する磁気記録機能を備えたカメラの磁
気記録装置において、撮影時刻を計時する計時手段と、
フィルムの移動に応じて発生するパルス信号を入力する
入力手段と、フィルムの巻き上げ時に撮影時刻に関する
データを前記入力手段に入力されるパルス信号に同期し
てフィルムに記録する記録手段を備えたものである。
【0005】
【作用】上記構成を有する請求項1のカメラの磁気記録
装置においては、撮影の終了時、時刻の記録を指示する
ための簡単な信号を送信するとともにフィルムの巻き上
げ時にフィルムの給送スピードに応じたパルス列を与え
るだけで撮影時刻情報を簡単にフィルム上に磁気記録す
ることが可能である。
【0006】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面を参
照して説明する。図1は本発明の第1の実施例の内部構
造を示す概略図である。カートリッジ10より引き出さ
れたフィルム12はスプール11により巻き取られる。
スプールは巻き上げモーター16によりベルト駆動され
る。フィルムの上部にはパーフォレーション22が設け
られている。パーフォレーション22は各駒の両端に対
応する位置に設けられている。そしてパーフォレーショ
ン検出用のフォトインタラプタ18がフィルム上部を挟
むように配置されており、フィルム12の巻き上げ時は
フォトインタラプタ18の出力を検出することによりフ
ィルムの駒位置検出を行い、フィルムの1駒巻き上げ制
御が行われる。
【0007】フィルム12には透明の磁気層が設けられ
ている。そして撮影が終了してフィルムの巻き上げが行
われるときに磁気ヘッド19により撮影された駒の下の
部分20に撮影時刻、撮影フォーマット等のデータが磁
気記録される。フィルム12の上部にはフィルム12に
押しつけられ、フィルム12の移動に応じて回転するロ
ーラー13が撮影駒上部に配置されている。前記回転ロ
ーラー13は回転板14に回転力を伝達する。回転板1
4には円周に沿って多数の穴部(不図示)が設けられて
いる。該穴部をフィルムフォトインタラプタ15によっ
て検出することによりフィルムの移動量を検出し、磁気
記録タイミングの制御が行われる。
【0008】図2は本発明の第1の実施例の構成を示す
ブロック図である。35は露出、巻き上げ等のカメラ動
作を制御するためのカメラ制御回路であり、マイクロコ
ンピュータにより構成される。42は撮影時刻等のデー
タをフィルムに磁気記録するための記録制御回路であ
る。信号ラインWRITE,FMT1,FMT2を通じ
てカメラ制御回路35と通信を行う。30は露出制御装
置である。カメラ制御回路35からの指示によりフィル
ムへの露出の制御を行う。31はフィルムの巻き上げを
行うためのフィルム巻き上げ装置である。32は撮影フ
ォーマットを選択するための選択回路である。撮影フォ
ーマットはH,L,Pの3種類が選択可能である。Hフ
ォーマットは9:16、Lフォーマット時は2:3、P
フォーマット時は1:3の縦横比のプリントが得られ
る。
【0009】33はフィルムのパーフォレーションを検
出するための回路で前述のパーフォレーション検出用イ
ンタラプタ18の出力を波形整形し、パーフォレーショ
ンパルス(PP)としてカメラ制御回路35に出力す
る。パーフォレーションの部分で”L”が出力されるよ
うに構成されている。34は前述のフィルム移動量検出
のためのフォトインタラプタ15の出力を波形整形して
フィルム移動パルス(FMP)をカメラ制御回路35及
び記録制御回路42に出力する為の回路である。フィル
ム1駒分の移動に対して250パルス発生するように構
成されている。38は計時回路である。記録制御回路4
2に時刻(年、月、日、時、分)のデータを出力する。
36は計時回路38で計時された時刻の表示を行うため
の表示装置でLCDにより構成されている。37はフィ
ルムに磁気記録を行うための磁気ヘッドであり、記録制
御回路42により信号ラインHEによって駆動される。
39は記録制御回路42内に設けられたメモリである。
フィルムへの磁気記録に先立って撮影時刻データ、撮影
フォーマットデータ等を記憶する為のもので、7バイト
の記憶容量を持っている。
【0010】記録制御回路42はカメラ制御回路35か
らの指示により、フィルム移動パルスに同期してフィル
ムにメモリ39の内容の磁気記録を行う。40はフィル
ムカートリッジの装填方向、すなわちフィルムカートリ
ッジがカメラのファインダー接眼部側からみて右側に装
填されるタイプのカメラであるかあるいは左側に装填さ
れるタイプのカメラであるかを記録制御部42に知らせ
るためのスイッチSLDである。本実施例のカメラはカ
メラの左側に装填されるタイプのカメラである。
【0011】図3は本発明の第1の実施例において、装
填されたフィルムとパーフォレーション検出用フォトイ
ンタラプタ、磁気ヘッドの位置関係及び、フィルム移動
パルスと磁気記録領域の関係を示した図である。撮影可
能な状態においてパーフォレーション検出用のフォトイ
ンタラプタは現在の駒の上部左右に位置する2つのパー
フォレーションの内、次の駒側のパーフォレーション部
に位置しており、その時、磁気ヘッドは前の駒と現在の
駒の中間部に位置している。またフィルム1駒分の巻き
上げに対してフィルム移動パルスは250パルス発生す
るように構成されている。撮影時刻等の磁気データはラ
ボとの間で記録する領域が決められている。駒間の中央
部からフィルム移動パルスで20パルス分以上離れた部
分が前記領域に相当する。従って、フィルムの給送が始
まってからフィルム移動パルスが20パルス発生した時
点から210パルスの間磁気記録が可能となる。
【0012】図4は本発明の第1の実施例でフィルムに
記録されるデータを示した図である。まず、データの記
録が始まることを示すスタートデータSDを記録し、続
いて時刻データ(識別データ、年データ、月データ、日
データ、時データ、分データ)、フォーマットデータF
MT(識別データ、撮影フォーマットデータ、カートリ
ッジの装填方向を示すデータ)が3回繰り返して記録さ
れ、最後にデータの終わりを示すエンドデータEDが記
録される。フィルム上に記録されるスタートデータS
D、エンドデータED、時刻データ、フォーマットデー
タFMTは記録制御回路42内でコード化され、フィル
ム上に記録される。
【0013】スタートデータSD、エンドデータEDは
それぞれ1バイトのデータである。時刻データは識別デ
ータ、年データ、月データ、日データ、時データ、分デ
ータよりなり、各データ長はそれぞれ1バイト、合計6
バイトである。フォーマットデータFMTは識別デー
タ、撮影フォーマットデータ、カートリッジの装填方向
を示すデータによりなり、データ長は3つのデータ合わ
せて1バイトである。スタートデータSD、エンドデー
タEDを除くデータ長は7バイトで前述のメモリ39の
記憶容量と同じである。メモリ39内での各データのア
ドレスは磁気記録時のデータの順番と一致させているの
で、実際の磁気記録時にはメモリ39内のデータを端か
ら順に読み出すだけでよく、記録制御が簡単でなる。
【0014】全データ長は 1+(6+1)*3+1=23バイト=184ビット となり、フィルム移動パルスが1パルス発生する毎に1
ビットずつ記録することにより前述のデータ記録範囲
(210パルス分)内に記録可能である。
【0015】図5は本発明の第1の実施例において磁気
記録時のカメラ制御装置35の動作を示したフローチャ
ートである。不図示のレリーズ釦によりレリーズが指示
されると、露出を行う(#100)。露出が終了すると
選択されている撮影フォーマットに基づいてFMT1,
FMT2に”H”または”L”を出力し(#110)、
続いてWRITEに”L”を出力する(#120)。そ
してフィルムの巻き上げを開始する(#130)。前記
#110において撮影フォーマットとFMT1,2の関
係はHフォマットの時、FMT1,2=”L,L”、L
フォーマットの時、”H,L”、Pフォーマットの
時、”L,H”となっている。
【0016】巻き上げ中にフィルム移動パルスをカウン
トし、フィルム移動パルスが20パルスに達したらFM
T1,2をともに”H”にする(#140、#15
0)。そしてフィルム移動パルスが230パルスに達し
たらWRITEを”H”にする(#160、#17
0)。そしてパーフォレーション検出回路からの信号P
Pが”L”であるか否かを判別し(#180)、”L”
になったらフィルムの給送を停止して(#190)、動
作を終了する。
【0017】図6は本発明の第1の実施例において記録
制御回路42の動作を示したフローチャートである。電
源が投入されると最初にスイッチSLDの読み込みを行
って、カートリッジの装填方向を判別し、メモリ39の
FMTデータ内の装填方向データ部分に磁気記録用のデ
ータセットを行う(#300)。そして、WRITE
が”L”となるのを待ち(#310)、”L”になると
計時回路よりその時点の時刻を入力し、メモリ39の時
刻データ部に磁気記録用のデータのセットを行う(#3
20)。つづいてFMT1,2の入力を行い、FMT
1,2の状態の組み合わせにより撮影フォーマットの判
別を行って、メモリ39のFMTデータ内の撮影フォー
マットデータ部に磁気記録用のデータのセットを行う
(#330)。そしてFMT1,2が両方とも”H”に
なるのを待つ(#340)。
【0018】両方とも”H”になったらヘッドを駆動し
てまず、データ記録の開始を示すスタートデータSDを
記録する(#350)。そして引き続いてメモリ39に
セットされた磁気記録用データをメモリ39より読み出
しながら3回繰り返して記録し(#360、#370、
#380)、データ記録の終了を示すエンドデータED
を記録する(#390)。そして、WRITEが”H”
か否かの判別を行い(#400)、もし”H”なら前記
記録範囲内に全データの記録が行われなかったというこ
となのでLCDを点滅させて警告表示を行う(#41
0)。WRITEが”H”でないならWRITEが”
H”になるのを待ち(#420)、”H”になったら#
310にもどって、再度WRITEが”L”になるのを
待つ。
【0019】図7は本発明の第1の実施例において磁気
記録時の各部の信号のタイミングを表した図である。W
RITEが”L”になった時点でのFMT1、FMT2
の状態の組み合わせによって撮影フォーマット情報が判
別される。そして磁気記録開始タイミングはフィルム移
動パルスFMPが巻き上げ開始から20パルス出力され
た時点でFMT1,FMT2が両方とも”H”になるこ
とで指示される。磁気記録は記録開始からフィルム移動
パルスFMPが184パルスまでの間に行われる。フィ
ルム移動パルスが磁気記録開始から210パルスに達す
ると磁気記録範囲の終了を示すためWRITEは”H”
になる。そしてパーフォレーションパルスPPの”L”
により、フィルムの巻き上げを停止する。巻き上げ時の
パーフォレーションパルスPPと、フィルム移動パルス
の関係はほぼ一定であり、巻き上げを開始してから磁気
記録が終了するまでの間にパーフォレーションパルスP
Pは必ず1回”L”になる。従って磁気記録終了時にパ
ーフォレーションパルスPPの”L”を検出することに
よって一駒巻き上げ完了が判別される。
【0020】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。第2の実施例のカメラは撮影した駒に対して6文字
までのタイトル文字が記録可能になっている。第1の実
施例と同じ機能を有する部分には同記号、同番号を付
し、説明は省略する。図8は本発明の第2の実施例の内
部構造を示す概略図である。磁気記録用ヘッド51は2
チャンネルでの磁気記録が可能である。第1の実施例と
同様に撮影駒の下部に2トラック(52、53)で磁気
記録される。回転ローラー13、回転板14、フォトイ
ンタラプタ15は第1の実施例と基本的に同じである。
但し、第2の実施例においてはカメラの小型化のため回
転板14が第1の実施例に対して若干小さくなってい
る。他の部分は第1の実施例と同じであるので説明を省
略する。
【0021】図9は本発明の第2の実施例の構成を示す
ブロック図である。60は露出、巻き上げ等のカメラ動
作を制御するためのカメラ制御回路であり、マイクロコ
ンピュータにより構成される。62は撮影時刻等のデー
タをフィルムに磁気記録するための記録制御回路であ
る。信号ラインWRITE,SCK,SOUTを通じて
カメラ制御回路60と通信を行う。61はタイトル入力
装置であり、複数個のキーボードにより構成されてい
る。63、64は磁気記録ヘッドである。記録制御回路
62により信号ラインHE1,HE2によって駆動さ
れ、ヘッド1により撮影時刻、撮影フォーマット等のデ
ータが前記2つのトラックの内上側のトラックに、ヘッ
ド2によりタイトル文字が下側のトラックに記録され
る。65は記録制御回路内に設けられたメモリで、磁気
ヘッド1で記録するためのデータを記憶する。66は記
録制御回路内に設けられたメモリで、磁気ヘッド2で記
録するためのデータを記憶する。メモリ65、66の記
憶容量はそれぞれ8バイトである。
【0022】フィルム移動量検出回路42は第1の実施
例と同様の構成であるが、回転板14が小さくなった
分、フィルムの移動量に対する移動パルスの発生個数が
減少し、フィルム1駒あたりの移動に対してフィルム移
動パルス(FMP)は200パルス発生する。71はパ
ルス変換回路であり、フィルムを1駒巻き上げる際に発
生するフィルム移動パルスが記録制御回路62で使用す
るパルス数(同じ1駒あたり250パルス)と異なる場
合に、パルス周期を変更して1駒あたり250パルスを
作成し、記録制御回路62に入力することにより、1駒
あたりのフィルム移動パルス量の異なる複数のカメラに
使用できるようにするものである。、パルス作成部6
7、メモリ68、パルス測定部69、変換係数入力スイ
ッチ(SPL)70により構成される。測定部69は入
力されたフィルム移動パルス(FMP)の周期を測定
し、前記スイッチ70で指定された変換係数(本実施例
においては1.25)に応じて必要とされる周期のパル
スを作成するための時間データをメモリ68に記憶させ
る。パルス作成部67はメモリ68に記憶された時間デ
ータに基づいてパルスを作成し、記録制御回路62に入
力する。
【0023】図10は本発明の第2の実施例においてフ
ィルムに記録されるデータを示した図である。図10
(a)は磁気ヘッド1、図10(b)は磁気ヘッド2に
よりフィルム上に記録されるデータを示したものであ
る。ヘッド1ではまずデータの記録が始まることを示す
スタートデータSDを記録し、続いて時刻データ、フォ
ーマットデータFMT、ダミーデータDDが3回繰り返
して記録され、最後にデータの終わりを示すエンドデー
タEDが記録される。ダミーデータとはデータ内の全て
のビットが”1”となっており、ラボとの取り決めの中
で何の意味も持たないデータである。ヘッド2ではまず
データの記録が始まることを示すスタートデータSDを
記録し、続いてタイトルデータが3回繰り返して記録さ
れ、最後にデータの終わりを示すエンドデータEDが記
録される。
【0024】スタートデータSD、エンドデータEDは
それぞれ1バイトのデータである。時刻データは時刻デ
ータであることを示す識別データ、年データ、月デー
タ、日データ、時データ、分データよりなり、各データ
長はそれぞれ1バイト、合計6バイトである。フォーマ
ットデータFMTは識別データ、撮影フォーマットデー
タ、カートリッジの装填方向を示すデータによりなり、
データ長は1バイトである。タイトルデータはタイトル
データの始まりを示す識別データ、文字データ、タイト
ルデータの終了を示す識別データにより構成され、識別
データは1バイト、文字データは1文字あたり1バイト
で6文字分あるので6バイトである。ヘッド1で記録さ
れるデータにおいて時刻データ、フォーマットデータF
MTに加えて1バイトのダミーデータDDを記録するこ
とにより、ヘッド1、2で記録されるデータの長さは同
じであり且つ前記メモリ1、2(65、66)と同じ8
バイトなので、両ヘッド同時に記録を開始し、メモリ
1、2(65、66)の記憶内容をそれぞれ同時に端か
ら単純に読み出してヘッド1、2を駆動し、同時に記録
終了が可能となるので制御が簡単になる。
【0025】ヘッド1で記録されるデータはすべて記録
制御回路62内で磁気記録用データにコード化され、メ
モリ1(65)に記憶される。ヘッド2で記録されるデ
ータはスタートデータSD、エンドデータEDは記録制
御回路62内でコード化されるが、それ以外のデータは
カメラ制御回路60から送信されてきたデータをそのま
まメモリ2(66)に記憶してフィルム上に記録する。
記録するデータ構成はカメラ制御回路側が管理するの
で、記録制御回路62に多数の種類のデータのコード化
のための手段を設けなくてもカメラ制御回路から磁気記
録用にコード化されたデータを送信することによりシャ
ッタースピード、絞り値等、タイトルデータ以外のデー
タも記録可能となる。
【0026】ヘッド1、2により記録される全データ長
は 1+8*3+1=26バイト=208ビット となり、フィルム移動パルスが1パルス発生する毎に1
ビットずつ記録することにより前述のデータ記録範囲
(210パルス分)内に記録可能である。
【0027】図10(c)は記録するタイトル文字数が
4文字であった場合の記録データを示した図である。タ
イトルデータの終了を示す識別データの後に2バイト分
のダミーデータDDを記録して見かけのタイトルデータ
長を8バイトにする事によりタイトル文字数が変化して
も同じデータ長となり、簡単な制御で記録可能である。
この場合のダミーデータDDはカメラ制御回路60が付
加し、タイトルデータとともにカメラ制御回路60から
入力される。この場合、ヘッド2で記録するデータに関
するデータ送信のデータ長は必ず8バイトとなる。
【0028】またダミーデータDDを記録制御回路62
が付加するようにしてもよい。この場合、カメラ制御回
路60はダミーデータDD以外のデータを送信すればい
いのでデータ送信のデータ長を短くすることが可能であ
る。記録制御回路62はメモリ2(66)を予め全て”
1”にセットしておき、それから入力したデータをメモ
リ2(66)の最初のアドレスから入力されたデータ分
だけ記憶するようにすれば簡単に付加可能である。
【0029】図11は本発明の第2の実施例において磁
気記録時のカメラ制御装置60の動作を示したフローチ
ャートである。不図示のレリーズ釦によりレリーズが指
示されると、露出を行う(#510)。露出が終了する
とWRITEに”L”を出力し(#520)、シリアル
でのデータの送信を開始することを記録制御回路62に
知らせる。そして、信号ラインSCKにシリアル通信用
のシリアルクロックを出力するとともに、撮影フォーマ
ットデータ、タイトル文字データをシリアル出力する
(#530)。この時タイトル文字データは、フィルム
上に磁気記録されるデータと同一のデータが送信され
る。撮影フォーマットデータはカメラ制御回路60と記
録制御回路62間で取り決められたデータが送信され
る。シリアル通信が終了したらフィルムの巻き上げを開
始する(#540)。
【0030】巻き上げ中にフィルム移動パルスをカウン
トし、フィルム移動パルスFMPが20パルスに達した
らWRITEを”H”にする(#550、#560)。
そしてフィルム移動パルスが230パルスに達したらW
RITEを”L”にする(#570、#580)。そし
てパーフォレーション検出回路PDからの信号PPが”
L”であるか否かを判別し(#590)、”L”になっ
たらフィルムの給送を停止して(#600)、WRIT
Eを”H”にして(#610)、動作を終了する。
【0031】図12は本発明の第2の実施例において記
録制御回路62の動作を示したフローチャートである。
電源が投入されると最初にスイッチSLDの読み込みを
行って、カートリッジの装填方向を判別し、メモリ1
(65)のFMTデータ内の装填方向データ部分に磁気
記録用のデータセットを行う(#700)。そして、W
RITEが”L”となるのを待ち(#710)、”L”
になるとカメラ制御回路42からシリアルでデータ入力
し、記憶する(#720)。入力された撮影フォーマッ
トデータは、撮影フォーマットの判別が行われ、メモリ
1(65)のFMTデータ内の撮影フォーマットデータ
部に磁気記録用のデータのセットを行う。タイトル文字
データはそのままメモリ2(66)に記憶される。次に
計時回路よりその時点の時刻を入力し、メモリ1(6
5)の時刻データ部に磁気記録用のデータのセットを行
う(#725)。そしてWRITEが”H”になるのを
待つ(#730)。
【0032】WRITEが”H”になったらヘッド1、
2を同タイミングで駆動開始して、データ記録の開始を
示すスタートデータSDを記録する(#740)。そし
て引き続いてメモリ1(65)及びメモリ2(66)に
セットされた磁気記録用データを同タイミングで3回繰
り返して記録し(#750、#760)、データ記録の
終了を示すエンドデータEDを前記両ヘッド同タイミン
グで記録する(#770)。そして、WRITEが”
L”になるのを待ち(#780)、”L”になったら次
はWRITEが”H”になるのを待って(#790)、
#710に戻る。
【0033】図13は本発明の第2の実施例において磁
気記録時の各部の信号のタイミングを表した図である。
WRITEが”L”になった後にシリアルによるデータ
送信が行われる。その後巻き上げが開始され、フィルム
移動パルスFMPが20パルス発生した時点でWRIT
Eが”H”に変化し、磁気記録の開始が指示される。デ
ータ記録は記録開始から208パルスで行われる。フィ
ルム移動パルスFMPが記録開始から210パルスに達
して磁気記録範囲を越えるとWRITEが”L”にな
り、その後パーフォレーションパルスが”L”になると
巻き上げが終了し、WRITEが再び”H”になる。
【0034】図14は本発明の第2の実施例においてパ
ルス変換回路71のパルス測定部69の動作を示したフ
ローチャートである。電源が投入されるとまずスイッチ
SPL(70)の状態を入力し(#1010)、パルス
周期の変換係数(X)を算出する(#1020)。スイ
ッチSPL(70)の状態と変換係数との関係は予め定
められている。本実施例では200パルスを250パル
スに変換するので変換係数は1.25である。その後タ
イマー(不図示)をリセット、スタートし(#103
0)、フィルム移動パルスFMPが”H”から”L”に
なるのを待つ(#1040)。”H”から”L”になっ
たらタイマーデータT1を読み出し(#1050)、変
換係数(X)をかけて2で割り(#1060)、得られ
たデータT2をメモリ68に記憶させる(#107
0)。そして#1030に戻り、上記動作を繰り返す。
【0035】図15は本発明の第2の実施例においてパ
ルス変換回路71のパルス作成部67の動作を示したフ
ローチャートである。電源が投入されるとメモリ68よ
りデータT2を入力する(#1110)。そしてダウン
カウントタイマー(不図示)に入力したデータT2をセ
ット、スタートし(#1120)、タイマーが0になる
のを待つ(#1130)。タイマーが0になったら記録
制御回路62に”L”を出力する(#1140)。そし
てメモリー68から再度データT2を入力し(#115
0)、ダウンカウントタイマー(不図示)に入力したデ
ータT2をセット、スタートし(#1160)、タイマ
ーが0になるのを待つ(#1170)。タイマーが0に
なったら記録制御回路62に”H”を出力し(#118
0)、#1110に戻る。
【0036】図15に説明したフローチャートによる
と、フィルム移動パルスFMP発生していない時も、パ
ルス作成部はメモリ68にセットされているデータに基
づいてパルスを作成してしまうが、記録制御回路62は
カメラ制御部60からの磁気記録開始の指示がない限り
磁気記録を行わないので特に問題とはならない。またパ
ルス変換回路71の電源をフィルムの巻き上げ動作に連
動させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の内部構造を示す概略図
である。
【図2】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図3】本発明の第1の実施例において、装填されたフ
ィルムとパーフォレーション検出用フォトインタラプ
タ、磁気ヘッドの位置関係及び、フィルム移動パルスと
磁気記録領域の関係を示した図である。
【図4】本発明の第1の実施例でフィルムに記録される
データを示した図である。
【図5】本発明の第1の実施例において磁気記録時のカ
メラ制御装置35の動作を示したフローチャートであ
る。
【図6】本発明の第1の実施例において記録制御回路4
2の動作を示したフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施例において磁気記録時の各
部の信号のタイミングを表した図である。
【図8】本発明の第2の実施例の内部構造を示す概略図
である。
【図9】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図10】本発明の第2の実施例においてフィルムに記
録されるデータを示した図である。
【図11】本発明の第2の実施例において磁気記録時の
カメラ制御装置の動作を示したフローチャートである。
【図12】本発明の第2の実施例において記録制御回路
の動作を示したフローチャートである。
【図13】本発明の第2の実施例において磁気記録時の
各部の信号のタイミングを表した図である。
【図14】本発明の第2の実施例においてパルス変換回
路のパルス測定部の動作を示したフローチャートであ
る。
【図15】本発明の第2の実施例においてパルス変換回
路のパルス作成部の動作を示したフローチャートであ
る。
【符号の説明】
34・・・フィルム移動量検出回路 35・・・カメラ制御回路 37・・・磁気記録ヘッド 38・・・計時回路 40・・・スイッチSLD 42・・・記録制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録部を有するフィルムが装着さ
    れ、このフィルムの各駒への露光に対応して上記記録部
    にデータを記録する磁気記録機能を備えたカメラの磁気
    記録装置において、 撮影時刻を計時する計時手段と、 フィルムの移動に応じて発生するパルス信号を入力する
    入力手段と、 フィルムの巻き上げ時に撮影時刻に関するデータを前記
    入力手段に入力されるパルス信号に同期してフィルムに
    記録する記録手段と、を備えたことを特徴とするカメラ
    の磁気記録装置。
  2. 【請求項2】 上記カメラの磁気記録装置はさらに撮影
    フォーマットに関するデータを入力する手段を有し、前
    記記録手段は前記撮影時刻に関するデータに加えて撮影
    フォーマットに関するデータをフィルムに記録すること
    を特徴とする請求項1に記載のカメラの磁気記録装置。
  3. 【請求項3】 上記カメラの磁気記録装置はさらにフィ
    ルムカートリッジの装填方向に関するデータを入力する
    手段を有し、前記記録手段は前記撮影時刻に関するデー
    タに加えてフィルムカートリッジの装填方向に関するデ
    ータをフィルムに記録することを特徴とする請求項1に
    記載のカメラの磁気記録装置。
JP17180895A 1995-07-07 1995-07-07 カメラの磁気記録装置 Pending JPH0922054A (ja)

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