JP2001109057A - カメラの磁気記録装置 - Google Patents

カメラの磁気記録装置

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JP2001109057A
JP2001109057A JP28750199A JP28750199A JP2001109057A JP 2001109057 A JP2001109057 A JP 2001109057A JP 28750199 A JP28750199 A JP 28750199A JP 28750199 A JP28750199 A JP 28750199A JP 2001109057 A JP2001109057 A JP 2001109057A
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Masayuki Yano
正行 矢野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルムの磁気記録部へのデータの書込み時
間のバラツキを小さくし、データの書込み密度のバラツ
キを小さくする。 【解決手段】 フィルムの給送中に該フィルムに具備さ
れた磁気記録部へ撮影に関連するデータの書込みを行う
記録手段と、前記フィルムの所定距離間の移動に要する
時間を測定し、この測定結果に基づいて前記データの書
込み周波数を決定して前記記録手段による前記磁気記録
部への書込みを制御する制御手段とを有し、前記制御手
段は、前記フィルムの所定距離間の移動に要する時間を
測定する為の第1のタイマ手段と、決定した書込み周波
数による書込み時の時間管理をする為の第2のタイマ手
段とを具備し、前記第2のタイマ手段と前記第1のタイ
マ手段の時間計測の分解能を異ならせている(#105
〜#107)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録部を備え
たフィルムを用いるカメラの磁気記録装置の改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、新規格のカメラシステムに沿った
フィルムとして、対をなすパーフォレーションがフィル
ム巻上げ方向に規則的に配置されるとともに、写真撮影
のための露光領域及び所定の磁気データを記録するため
の磁気記録部が予め設定された位置に設けられたものが
使用されている。
【0003】この種のフィルムを用いるカメラの多くで
は、撮影毎に行われるフィルム巻上げの際に前記磁気デ
ータを記録する方法が採られている。そして、前記磁気
データは、現像の際、現像機によって読み込まれ、日付
の印刷や各種補正に用いられる。
【0004】図3は、磁気記録部を有するフィルムを用
いるカメラの本体外カバーを外した状態で背面から見た
主要部分を示す図である。
【0005】同図において、1はカメラ本体、2はカー
トリッジが装填されるカートリッジ室である。3はギア
を介してモータに連結されたフォークであり、フィルム
をカートリッジから押し出したり、カートリッジ内に巻
き戻したりする。4はアパーチャー、5は磁気ヘッド、
6はフィルムの巻取りスプールである。7,8はフィル
ムに具備されたパーフォレーションをそれぞれ検出する
フォトセンサである。
【0006】図4は上記構成におけるカメラの回路構成
の概略を示すブロック図であり、同図において、101
はマイクロコンピュータ(以下、マイコンと記す)であ
り、回路全体の制御を行う。102はモータ制御回路で
あり、給送モータ13の正転によりフィルムの巻上げ、
逆転によりフィルムの巻き戻しを行う。103はフィル
ムに具備されたパーフォレーションを検出する前記フォ
トセンサ7,8の出力を検出するパーフォレーション検
出回路であり、ここで検出される信号はフィルムの停止
制御やフィルム給送速度の検出に用いられる。104は
磁気ヘッド制御回路であり、前記磁気ヘッド5によりフ
ィルムの磁気記録部に対し情報の書込みを行う。105
はタイマ回路であり、フィルム給送速度の測定や磁気デ
ータの書込み周波数の管理を行う際に用いられる。10
6はカメラのレリーズスイッチであり、このスイッチの
オンにより実際の撮影が開始される。
【0007】図5は、前述のフォトセンサ7,8、磁気
ヘッド5、及びフィルム9の位置関係を示す図であり、
フィルム露光前の待機位置を表している。
【0008】同図において、10はアパーチャ4に相当
するフィルム面であり、次回の撮影で露光される位置で
ある。11は露光後のフィルム巻上げ時に磁気ヘッド5
により後述する磁気データが一定間隔で書き込まれる磁
気記録部、12はフィルム9に具備されたパーフォレー
ションであり、1駒に対して2個具備されている。
【0009】図6は、フィルム巻上げ時の磁気データの
書込み信号を示したタイムチャートである。
【0010】給送モータ13を駆動してフィルムを巻上
げながら、磁気ヘッド5に通電を行い、磁気データを書
き込む。この際、フィルム給送速度に相当する、フォト
センサ8を通過するパーフォレーション12(詳しくは
パーフォレーションのエッジとエッジ)の時間T1をタ
イマ回路105で測定し、この時間T1を基に磁気ヘッ
ド5で磁気記録部11に磁気データを書き込む際の書込
み周波数を決定する。なお、前記磁気データは、同期パ
ルス,スタートパルス,データ形式,データ長,年月
日,時分,撮影状態,写し込み文字指定,エンドパルス
等から成る。
【0011】前記書込みデータの信頼性を上げる為、年
月日〜写し込み文字指定までは3回同じデータを書き込
むので、通常400〜600bit 程度のデータ数にな
る。ここでは、416bit のデータを書き込む場合につ
いて説明する。
【0012】図7は、磁気データを形成する信号“0”
を書き込む場合の、図8は、磁気データを形成する信号
“1”を書き込む場合の、それぞれ磁気ヘッド5への通
電波形を示す図である。
【0013】通常、t1はT2の70%程度、t0はT
2の30%程度に設定されている。T2は書込み周波数
であり、前述した時間T1(図6参照)を基に求められ
る。これら、t1,t0,T2は、データの“0”
“1”を表す基準になる時間である。
【0014】時間T1の測定に供されるパーフォレーシ
ョン12のエッジとエッジの間隔は2mmである。また、
416bit を所定位置に書き込む場合の書込み密度を2
5bit /mmにした場合、 T2=T1/50 で求められる。
【0015】また、 t1=T2× 0.7 t0=T2× 0.3 で求められる。
【0016】時間T1の測定を行うタイマ回路と磁気デ
ータの書込み周波数(書込み時間T2,t1,t0)を
管理するタイマ回路は、図4に示したタイマ回路105
であり、同じ分解能で時間測定及び書込み周波数の管理
を行っている。
【0017】以上の構成による磁気データ書込み時の動
作を、図9のフローチャートに従って説明する。
【0018】ステップ#1においては、レリーズスイッ
チ106の受け付けルーチンであり、該レリーズスイッ
チ106が押されるとステップ#2へ進む。そして、こ
のステップ#2においては、被写体の測定,被写体輝度
の測定,レンズ駆動制御,シャッタの開閉制御を行い、
通常の撮影動作を実行する。次のステップ#3において
は、撮影条件や不図示の時計回路等のデータを基に、フ
ィルム9の磁気記録部11に書き込む為の磁気データを
作成する。そして、次のステップ#4において、給送モ
ータ13に通電を行い、フィルム巻上げを開始する。
【0019】ステップ#5においては、給送中にフィル
ム9に形成されたパーフォレーション12のエッジとエ
ッジの間(2mm)の通過時間T1をフォトセンサ8の出
力を基にタイマ回路105により測定する。そして、次
のステップ#6において、上記時間T1に基づいて、図
7,図8に示したT2,t0,t1をそれぞれ計算す
る。続くステップ#7においては、上記T2,t0,t
1を前述のタイマ回路105により管理しながら磁気デ
ータの書込みを行う。最後にステップ#8において、上
記給送モータ13の停止処理を行う。
【0020】以上説明してきたように、磁気データ書込
み開始直前のフィルム給送速度を基に、書込み周波数を
決定するので、電池の消耗度合い等によってフィルム給
送速度が変化した場合でも、適切なタイミングで磁気記
録を行うことができる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
技術においては、フィルムに具備されたパーフォレーシ
ョンの2mm相当の給送に要する時間を測定するタイマ回
路と、磁気データの書込みを行う際に使用するT2,t
0,t1を管理するタイマ回路に、同じ分解能のもの
(タイマ回路105)を使用していた。この為、パーフ
ォレーションの2mm相当の給送時間をオーバーフローす
ること無く測定できるように、上記タイマ回路105の
分解能を設定する必要がある。つまり、ハードの能力
上、タイマの分解能を高くすると測定できる時間が短く
なるからである。従って、書込み周波数に相当するT
2、信号の“1”を表すt1、信号の“0”を表すt0
を管理する時間の分解能を細かく(高く)することが出
来ない。
【0022】磁気データの書込み密度にバラツキが生じ
る原因は、フィルム給送速度のバラツキと書込み時間の
バラツキである。上記のT2,t0,t1の分解能が細
かく設定できないと、書込み時間のバラツキが大きくな
り、磁気データの書込み密度のバラツキが大きくなる。
【0023】ここで、実際に本出願人が測定した値を基
に以下に詳細に説明する。
【0024】測定分解能が 3.8μsec (262KHzパ
ルスレート)で、14bit のカウンタを使用して時間測
定を行う場合、T1は最大62msecまで測定可能にな
る。このとき、T1=25msecの場合の測定誤差は T1の測定誤差 : 3.8μsec /25msec= 0.15 % であり、特に問題は無い。
【0025】t1をT2の70%、t0をT2の30%
とした場合、T2,t1,t0はそれぞれ T2=25msec/50= 0.50 msec t1= 0.50 × 0.70 = 0.35 msec t0= 0.50 × 0.30 = 0.15 msec になる。これを時間分解能 3.8μsec で管理した場合の
t1,t0のT2に対する割合の、最大値及び最小値は
以下になる。
【0026】 t1/T2の最大値 (t1+ 3.8μsec )/(T2− 3.8μsec )= 0.713 t1/T2の最小値 (t1− 3.8μsec )/(T2+ 3.8μsec )= 0.687 t0/T2の最大値 (t0+ 3.8μsec )/(T2− 3.8μsec )= 0.310 t0/T2の最小値 (t0− 3.8μsec )/(T2+ 3.8μsec )= 0.290 以上の計算結果から、分解能 3.8μsec の場合t1の狙
い70%に対し 68.7%〜71.3%、t0の狙い30%に
対し 29.0%〜31.0%の誤差が生じることが分かる。従
って、上記のT2,t0,t1の分解能を細かく設定す
ることができず、書込み時間のバラツキが大きく、磁気
データの書込み密度のバラツキも大きくなっていた。
【0027】(発明の目的)本発明の目的は、フィルム
の磁気記録部へのデータの書込み時間のバラツキを小さ
くし、データの書込み密度のバラツキを小さくすること
のできるカメラの磁気記録装置を提供しようとするもの
である。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明は、フィルムの給送中に該フ
ィルムに具備された磁気記録部へ撮影に関連するデータ
の書込みを行う記録手段と、前記フィルムの所定距離間
の移動に要する時間を測定し、この測定結果に基づいて
前記データの書込み周波数を決定して前記記録手段によ
る前記磁気記録部への書込みを制御する制御手段とを有
するカメラの磁気記録装置において、前記制御手段は、
前記フィルムの所定距離間の移動に要する時間を測定す
る為の第1のタイマ手段と、決定した書込み周波数によ
る書込み時の時間管理をする為の第2のタイマ手段とを
有し、前記第2のタイマ手段と前記第1のタイマ手段の
時間計測の分解能が異なるカメラの磁気記録装置とする
ものである。
【0029】同じく上記目的を達成するために、請求項
5記載の本発明は、フィルムの給送中に該フィルムに具
備された磁気記録部へ撮影に関連するデータの書込みを
行う記録手段と、前記フィルムの所定距離間の移動に要
する時間を測定し、この測定結果に基づいて前記データ
の書込み周波数を決定して前記記録手段による前記磁気
記録部への書込みを制御する制御手段とを有するカメラ
の磁気記録装置において、前記制御手段は、前記フィル
ムの所定距離間の移動に要する時間を測定する為と、決
定した書込み周波数による書込み時の時間管理をする為
にそれぞれ用いられるタイマ手段と、前記フィルム移動
時間の測定時と前記書込みの際の時間管理時の前記タイ
マ手段への入力基準クロックを切り換え、それぞれの測
定時の前記タイマ手段の分解能を変更させるクロック切
換手段とを有するカメラの磁気記録装置とするものであ
る。
【0030】同じく上記目的を達成するために、請求項
9記載の本発明は、フィルムの給送中に該フィルムに具
備された磁気記録部へ撮影に関連するデータの書込みを
行う記録手段と、前記フィルムの所定距離間の移動に要
する時間を測定し、この測定結果に基づいて前記データ
の書込み周波数を決定して前記記録手段による前記磁気
記録部への書込みを制御する制御手段とを有するカメラ
の磁気記録装置において、前記制御手段は、前記フィル
ムの所定距離間の移動に要する時間を測定する為と、決
定した書込み周波数による書込み時の時間管理をする為
にそれぞれ用いられるタイマ手段と、前記フィルム移動
時間の測定時と前記書込みの際の時間管理時の前記タイ
マ手段の分解能を切り換える分解能変更手段とを有する
カメラの磁気記録装置とするものである。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明するが、まず初めに、本発明の実
施の一形態に係るポイントを先に述べる。
【0032】フィルムのパーフォレーションのエッジと
エッジ(2mm)の通過時間を測定するタイマ回路とは別
の、磁気書込みを行う際に使用するT2,t0,t1を
管理する専用のタイマ回路を追加し、この専用のタイマ
回路の分解能を上げることで、以下の様に上記のT2,
t0,t1の分解能を細かく設定することができ、書込
み時間のバラツキが殆どなくなり、磁気データの書込み
密度のバラツキも小さいものとなる。
【0033】例として、T2,t0,t1を管理するタ
イマ回路の分解能を「 3.8μsec 」から「0.95μsec
(分解能を4倍)にした場合の誤差を以下のようにして
求める。
【0034】 t1/T2の最大値 (t1+0.95μsec )/(T2−0.95μsec )= 0.703 t1/T2の最小値 (t1−0.95μsec )/(T2+0.95μsec )= 0.697 t0/T2の最大値 (t0+0.95μsec )/(T2−0.95μsec )= 0.302 t0/T2の最小値 (t0−0.95μsec )/(T2+0.95μsec )= 0.298 以上の計算結果から、分解能0.95μsec の場合t1の狙
い70%に対し 69.7%〜70.3%t0の狙い30%に対
し 29.8%〜30.2%の誤差に改善されることが分かる。
【0035】以下、上記を実現する為の実施の一形態に
係るカメラの回路構成を図1に示す。なお、図3や図4
と同一の機能を有する部分は同一の符号を付し、その説
明は省略する。
【0036】同図において、108は追加されたタイマ
回路で、磁気記録に関する前述の書込み周波数に相当す
るT2、信号の“1”を表すt1、信号の“0”を表す
t0を管理する為に専用に設けられたものであり、前述
のようにその分解能は0.95μsec であるものとする。1
07は前述の時間T1を測定する為のタイマ回路であ
り、その分解能は従来のタイマ回路105と同様の 3.8
μsec であるものとする。
【0037】上記構成におけるカメラのマイコン101
における磁気データの書込み時の動作について、図2の
フローチャートにより説明する。
【0038】ステップ#101においては、レリーズス
イッチ106の受け付けルーチンであり、該レリーズス
イッチ106が押されるとステップ#102へ進む。そ
して、このステップ#102においては、被写体の測
定,被写体輝度の測定,レンズ駆動制御,シャッタの開
閉制御を行い、通常の撮影動作を実行する。次のステッ
プ#103においては、撮影条件や不図示の時計回路等
のデータを基に、フィルム9の磁気記録部11に書き込
む為の磁気データを作成する。そして、次のステップ#
104において、給送モータ13に通電を行い、フィル
ム巻上げを開始する。
【0039】ステップ#105においては、給送中にフ
ィルム9に形成されたパーフォレーション12のエッジ
とエッジの間(2mm)の通過時間T1をフォトセンサ8
の出力とタイマ回路107を用いて測定する。そして、
次のステップ#106において、上記時間T1に基づい
て、図7,図8に示したT2,t0,t1をそれぞれ計
算する。続くステップ#107においては、上記T2,
t0,t1を上記タイマ回路107の整数倍以上、例え
ば4倍の分解能をもつタイマ回路108を用いて管理し
ながら磁気データの書込みを行う。最後にステップ#1
08において、給送モータ13の停止処理を行う。
【0040】以上により、従来の分解能 3.8μsec の場
合t1の狙い70%に対し 68.7%〜71.3%、t0の狙
い30%に対し 29.0%〜31.0%であったものを、上記
T2,t0,t1を管理する為の専用のタイマ回路10
8を設け、その分解能を0.95μsec とした結果、上述し
たように t1の狙い70%に対し 69.7%〜70.3% t0の狙い30%に対し 29.8%〜30.2%の誤差に改善
されることになり、前述したように、T2,t0,t1
の分解能を細かく設定することができ、書込み時間のバ
ラツキが殆どなくなり、磁気データの書込み密度のバラ
ツキも小さいものとなる。
【0041】以上の実施の形態によれば、フィルムのパ
ーフォレーションの通過速度(時間T1)測定用と磁気
データ書込み時間管理用の異なった分解能のタイマ回路
107,108を備え、これらによりそれぞれを管理す
るようにして、磁気データの書込みを行うようにしてい
るため、書込みデータの時間誤差を改善する事が可能と
なる。
【0042】(変形例)上記実施の形態では、タイマ回
路108と107という別のタイマ回路を使って動作を
説明したが、これに限定されるものではなく、「クロッ
ク切換回路を具備し、タイマ回路に入力するパルス周波
数(基準クロック)を前記クロック切換回路により変更
してT1時間測定時に対して、T2,t0,t1を管理
する際の周波数を整数倍以上、例えば4倍に変更してタ
イマ回路の分解能を切り換える」又は「プログラムによ
り分解能切換え可能なタイマ回路を使用し、各時間測定
時におけるタイマ回路の分解能をプログラムで切り換え
る」等の構成にすることにより、一つのタイマ回路を備
えることのみで、同等の効果を得ることができるものい
である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ィルムの磁気記録部へのデータの書込み時間のバラツキ
を小さくし、データの書込み密度のバラツキを小さくす
ることができるカメラの磁気記録装置を提供できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るカメラの回路構成
を示すブロック図である。
【図2】図1のカメラの磁気データ書込み時の動作を示
すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の一形態や従来においてフィルム
に磁気データを書き込む機能を持ったカメラの外カバー
を外して後ろから見た図である。
【図4】従来のカメラの回路構成の概略を示すブロック
図である。
【図5】図3のフォトセンサ7,8、磁気ヘッド5、及
びフィルム9の位置関係を示す図である。
【図6】磁気データ書込み時のタイミングチャートであ
る。
【図7】磁気データを形成する信号“0”を書き込む場
合の磁気ヘッド通電波形である。
【図8】磁気データを形成する信号“1”を書き込む場
合の磁気ヘッド通電波形である。
【図9】従来において行われていた磁気データ書込み時
の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
7,8 フォトセンサ 9 フィルム 12 パーフォレーション 101 マイコン 102 モータ制御回路 103 給送モータ 104 磁気ヘッド制御回路 107 タイマ回路 108 タイマ回路

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムの給送中に該フィルムに具備さ
    れた磁気記録部へ撮影に関連するデータの書込みを行う
    記録手段と、前記フィルムの所定距離間の移動に要する
    時間を測定し、この測定結果に基づいて前記データの書
    込み周波数を決定して前記記録手段による前記磁気記録
    部への書込みを制御する制御手段とを有するカメラの磁
    気記録装置において、 前記制御手段は、前記フィルムの所定距離間の移動に要
    する時間を測定する為の第1のタイマ手段と、決定した
    書込み周波数による書込み時の時間管理をする為の第2
    のタイマ手段とを有し、前記第2のタイマ手段と前記第
    1のタイマ手段の時間計測の分解能が異なることを特徴
    とするカメラの磁気記録装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のタイマ手段の分解能は、前記
    第1のタイマ手段の分解能よりも高いことを特徴とする
    請求項1に記載のカメラの磁気記録装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のタイマ手段の分解能は、前記
    第1のタイマ手段の分解能の整数倍以上であることを特
    徴とする請求項1に記載のカメラの磁気記録装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のタイマ手段の分解能は、前記
    第1のタイマ手段の分解能の4倍であることを特徴とす
    る請求項1に記載のカメラの磁気記録装置。
  5. 【請求項5】 フィルムの給送中に該フィルムに具備さ
    れた磁気記録部へ撮影に関連するデータの書込みを行う
    記録手段と、前記フィルムの所定距離間の移動に要する
    時間を測定し、この測定結果に基づいて前記データの書
    込み周波数を決定して前記記録手段による前記磁気記録
    部への書込みを制御する制御手段とを有するカメラの磁
    気記録装置において、 前記制御手段は、前記フィルムの所定距離間の移動に要
    する時間を測定する為と、決定した書込み周波数による
    書込み時の時間管理をする為にそれぞれ用いられるタイ
    マ手段と、前記フィルム移動時間の測定時と前記書込み
    の際の時間管理時の前記タイマ手段への入力基準クロッ
    クを切り換え、それぞれの測定時の前記タイマ手段の分
    解能を変更させるクロック切換手段とを有することを特
    徴とするカメラの磁気記録装置。
  6. 【請求項6】 前記クロック切換手段は、前記書込みの
    際の時間管理時における前記タイマ手段ヘの入力基準ク
    ロックを、前記フィルム移動時間の測定時における前記
    タイマ手段への入力基準クロックよりも高くすることを
    特徴とする請求項5に記載のカメラの磁気記録装置。
  7. 【請求項7】 前記書込みの際の時間管理時における前
    記タイマ手段ヘの入力基準クロックは、前記フィルム移
    動時間の測定時における前記タイマ手段への入力基準ク
    ロックの整数倍以上であることを特徴とする請求項5に
    記載のカメラの磁気記録装置。
  8. 【請求項8】 前記書込みの際の時間管理時における前
    記タイマ手段ヘの入力基準クロックは、前記フィルム移
    動時間の測定時における前記タイマ手段への入力基準ク
    ロックよりも4倍高い周波数であることを特徴とする請
    求項5に記載のカメラの磁気記録装置。
  9. 【請求項9】 フィルムの給送中に該フィルムに具備さ
    れた磁気記録部へ撮影に関連するデータの書込みを行う
    記録手段と、前記フィルムの所定距離間の移動に要する
    時間を測定し、この測定結果に基づいて前記データの書
    込み周波数を決定して前記記録手段による前記磁気記録
    部への書込みを制御する制御手段とを有するカメラの磁
    気記録装置において、 前記制御手段は、前記フィルムの所定距離間の移動に要
    する時間を測定する為と、決定した書込み周波数による
    書込み時の時間管理をする為にそれぞれ用いられるタイ
    マ手段と、前記フィルム移動時間の測定時と前記書込み
    の際の時間管理時の前記タイマ手段の分解能を切り換え
    る分解能変更手段とを有することを特徴とするカメラの
    磁気記録装置。
  10. 【請求項10】 前記書込みの際の時間管理時の前記タ
    イマ手段の分解能は、前記フィルム移動時間の測定時の
    分解能よりも高いことを特徴とする請求項9に記載のカ
    メラの磁気記録装置。
  11. 【請求項11】 前記書込みの際の時間管理時の前記タ
    イマ手段の分解能は、前記フィルム移動時間の測定時の
    分解能の整数倍以上であることを特徴とする請求項9に
    記載のカメラの磁気記録装置。
  12. 【請求項12】 前記書込みの際の時間管理時の前記タ
    イマ手段の分解能は、前記フィルム移動時間の測定時の
    分解能の4倍であることを特徴とする請求項9に記載の
    カメラの磁気記録装置。
  13. 【請求項13】 前記フィルムの所定距離間とは、フィ
    ルムに具備された一つのパーフォレーションのエッジと
    エッジの間であることを特徴とする請求項1〜12の何
    れかに記載のカメラの磁気記録装置。
  14. 【請求項14】 前記制御手段は、前記決定された書込
    み周波数のパルスのデューティ比を第1の比と第2の比
    にして磁気ヘッドに通電することで、1ビットに対して
    のデータとして1又は0を磁気記録部に書き込むと共
    に、前記タイマ手段による書込み時の時間管理は、前記
    パルスの周期及び前記パルスのデューティ比を決定する
    時間を管理することによって行うことを特徴とする請求
    項1〜13の何れかに記載のカメラの磁気記録装置。
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