JPH1144242A - エンジンの制御装置 - Google Patents

エンジンの制御装置

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JPH1144242A
JPH1144242A JP9201556A JP20155697A JPH1144242A JP H1144242 A JPH1144242 A JP H1144242A JP 9201556 A JP9201556 A JP 9201556A JP 20155697 A JP20155697 A JP 20155697A JP H1144242 A JPH1144242 A JP H1144242A
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air
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fuel ratio
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Koichi Akahori
幸一 赤堀
Nobutaka Takahashi
伸孝 高橋
Yoshitaka Deguchi
欣高 出口
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    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアコン等の補機負荷によるトルク補正要求
に応えると共に、アイドルから非アイドルに移行したと
きのトルク段差を低減して運転性を向上させる。 【解決手段】 エアコンON等によるトルク補正要求を
受けて(S1)、吸入空気量を補正する(S2)。アイ
ドル時は、吸入空気量制御の遅れ補償のため、均質燃焼
時は高応答の点火時期を補正し(S5)、成層燃焼時は
高応答の空燃比を補正する(S6)。かかる補正中に、
アイドルから非アイドルに移行したときは、点火時期補
正量又は空燃比補正量を漸減しつつ、当該補正を継続す
る(S9,S10)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、補機負荷(外部負
荷)に対するエンジンの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、エアコン等の補機負荷の投入
による駆動トルクを補償するために、吸入空気量を補正
して、回転変動を防止するようにしたものがある(特開
昭54−113725号公報参照)。また、吸入空気量
制御は応答性が悪いので、吸入空気量を補正する一方、
その遅れを補償すべく、点火時期、空燃比等を補正する
ようにしたものがある。
【0003】但し、非アイドル運転時は、アイドル運転
時のように回転変動を抑制する必要性は小さく、また、
空気系の特性は運転領域によって大きく変わるため、全
運転領域で空気系の遅れを補償するのは困難であること
から、非アイドル運転時は、空気系の遅れを点火時期や
空燃比等で補償しない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アイド
ル運転時に空気系の遅れを点火時期や空燃比等により補
償しているときに、例えば発進するためにアクセルを踏
込むことで非アイドル運転状態になると、点火時期や空
燃比等による空気系の遅れの補償も終了してしまい、そ
の補正量が0になってしまうことから、これによってト
ルク段差が生じる可能性がある。そして、発進時にマイ
ナス方向にトルク段差が生じてしまうと、加速が鈍り、
発進性能が悪化してしまう。
【0005】すなわち、図17を参照し、エアコン負荷
の投入によりシリンダ吸入空気量が増量され、その遅れ
分を補償するように、例えば空燃比の補正(リッチ化)
がなされるが、かかる制御中に、非アイドル運転状態に
なると、空燃比補正量を一気に0に戻すので、トルク段
差を生じる。従って、加速しようとアクセルを少し踏ん
だときに、逆にトルクが減少してしまう可能性があり、
運転性を悪化させる可能性がある。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、補機負荷によるトルク補正要求に応えると共に、ア
イドル運転状態から非アイドル運転状態に移行したとき
の運転性を確保することのできるエンジンの制御装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明では、図1に示すように、補機負荷によるトルク
補正要求を発生するトルク補正要求手段と、前記トルク
補正要求を受けて吸入空気量を補正する吸入空気量補正
手段とを備えるエンジンの制御装置において、アイドル
運転時に、前記トルク補正要求を受けての前記吸入空気
量補正手段による吸入空気量制御の遅れを補償すべく、
吸入空気量より高応答のパラメータを補正するアイドル
時高応答補正手段と、このアイドル時高応答補正手段に
よる補正中に、アイドル運転状態から非アイドル運転状
態へ移行したときに、当該補正を継続させる非アイドル
時高応答補正継続手段と、を設けたことを特徴とする。
【0008】請求項2に係る発明では、前記高応答パラ
メータは、点火時期、空燃比、モータ仕事量のうちの少
なくとも1つであることを特徴とする。請求項3に係る
発明では、前記エンジンは、吸気行程にて燃料を噴射し
て行わせる均質燃焼と圧縮行程にて燃料を噴射して行わ
せる成層燃焼とを切換可能な直噴火花点火式エンジンで
あり、前記アイドル時高応答補正手段は、均質燃焼時に
は点火時期を補正し、成層燃焼時には空燃比を補正する
ものであることを特徴とする。
【0009】請求項4に係る発明では、前記非アイドル
時高応答補正継続手段は、点火時期による補正中は点火
時期補正量を徐々に0に戻し、空燃比による補正中は空
燃比補正量を徐々に0に戻すものであることを特徴とす
る。請求項5に係る発明では、前記非アイドル時高応答
補正継続手段は、点火時期による補正中は点火時期補正
量を直ちに0に戻し、空燃比による補正中のみ空燃比補
正量を徐々に0に戻すものであることを特徴とする。
【0010】請求項6に係る発明では、前記非アイドル
時高応答補正継続手段は、点火時期による補正中は点火
時期補正量を徐々に0に戻し、空燃比による補正中は空
燃比補正量の演算を継続するものであることを特徴とす
る。請求項7に係る発明では、前記非アイドル時高応答
補正継続手段は、点火時期による補正中は点火時期補正
量を直ちに0に戻し、空燃比による補正中のみ空燃比補
正量の演算を継続するものであることを特徴とする。
【0011】請求項8に係る発明では、前記アイドル時
高応答補正手段は、モータ仕事量を補正するものであ
り、前記非アイドル時高応答補正継続手段は、モータ仕
事量補正量を徐々に0に戻すものであることを特徴とす
る。請求項9に係る発明では、前記アイドル時高応答補
正手段は、モータ仕事量を補正するものであり、前記非
アイドル時高応答補正継続手段は、正の仕事をしている
ときには、モータ仕事量補正量を徐々に0に戻し、負の
仕事をしているときには、モータ仕事量補正量の演算を
継続するものであることを特徴とする。
【0012】請求項10に係る発明では、前記アイドル
時高応答補正手段は、モータ仕事量を補正するものであ
り、前記非アイドル時高応答補正継続手段は、正の仕事
をしているときには、モータ仕事量補正量の演算を継続
し、負の仕事をしているときには、モータ仕事量補正量
を徐々に0に戻すものであることを特徴とする。
【0013】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、補機負荷
によるトルク補正要求を受けて、吸入空気量を補正する
一方、アイドル運転時に、吸入空気量制御の遅れを補償
すべく、吸入空気量より高応答のパラメータを補正し、
この高応答補正手段による補正中に、アイドル運転状態
から非アイドル運転状態へ移行したときに、当該補正を
継続させるので、トルク段差が小さくなり、運転性の悪
化を防止できる。
【0014】請求項2に係る発明によれば、点火時期、
空燃比、モータ仕事量のうちの少なくとも1つを補正す
ることで、吸入空気制御の遅れを高応答に補償すること
ができる。請求項3に係る発明によれば、均質燃焼時に
は点火時期を補正し、成層燃焼時には空燃比を補正する
ことで、特に成層燃焼時には点火時期の操作代が極めて
少ないゆえ、空燃比を補正することで、十分な補正を行
うことができる。
【0015】請求項4に係る発明によれば、点火時期に
よる補正中は点火時期補正量を徐々に0に戻し、空燃比
による補正中は空燃比補正量を徐々に0に戻すことで、
トルク段差を小さくできる。請求項5に係る発明によれ
ば、点火時期による補正中は点火時期補正量を直ちに0
に戻すものの、空燃比による補正中は空燃比補正量を徐
々に0に戻すことで、トルク段差を小さくできる。
【0016】請求項6に係る発明によれば、点火時期に
よる補正中は点火時期補正量を徐々に0に戻して、トル
ク段差を小さくし、空燃比による補正中は空燃比補正量
の演算を継続することで、トルク段差がほとんどなくな
る。請求項7に係る発明によれば、点火時期による補正
中は点火時期補正量を直ちに0に戻すものの、空燃比に
よる補正中は空燃比補正量の演算を継続することで、ト
ルク段差がほとんどなくなる。
【0017】請求項8に係る発明によれば、モータ仕事
量を補正する場合に、モータ仕事量補正量を徐々に0に
戻すことで、トルク段差を小さくできる。請求項9に係
る発明によれば、モータ仕事量を補正する場合に、正の
仕事をしているときには、モータ仕事量補正量を徐々に
0に戻して、トルク段差を小さくし、負の仕事をしてい
るときには、モータ仕事量補正量の演算を継続すること
で、トルク段差をほとんどなくせる。
【0018】請求項10に係る発明によれば、モータ仕
事量を補正する場合に、正の仕事をしているときには、
モータ仕事量補正量の演算を継続して、トルク段差をほ
とんどなくし、負の仕事をしているときには、モータ仕
事量補正量を徐々に0に戻すことで、トルク段差を小さ
くできる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。図2は実施の一形態を示す直噴火花点火式エンジ
ンのシステム図である。先ず、これについて説明する。
車両に搭載されるエンジン1の各気筒の燃焼室には、エ
アクリーナ2から吸気通路3により、電制スロットル弁
4の制御を受けて、空気が吸入される。
【0020】電制スロットル弁4は、コントロールユニ
ット20からの信号により作動するステップモータ等に
より開度制御される。そして、燃焼室内に燃料(ガソリ
ン)を直接噴射するように、電磁式の燃料噴射弁(イン
ジェクタ)5が設けられている。燃料噴射弁5は、コン
トロールユニット20からエンジン回転に同期して吸気
行程又は圧縮行程にて出力される噴射パルス信号により
ソレノイドに通電されて開弁し、所定圧力に調圧された
燃料を噴射するようになっている。そして、噴射された
燃料は、吸気行程噴射の場合は燃焼室内に拡散して均質
な混合気を形成し、また圧縮行程噴射の場合は点火栓6
回りに集中的に層状の混合気を形成し、コントロールユ
ニット20からの点火信号に基づき、点火栓6により点
火されて、燃焼(均質燃焼又は成層燃焼)する。尚、燃
焼方式は、空燃比制御との組合わせで、均質ストイキ燃
焼、均質リーン燃焼、成層リーン燃焼に分けられる。
【0021】エンジン1からの排気は排気通路7より排
出され、排気通路7には排気浄化用の触媒8が介装され
ている。コントロールユニット20は、CPU、RO
M、RAM、A/D変換器及び入出力インターフェイス
等を含んで構成されるマイクロコンピュータを備え、各
種のセンサから信号が入力されている。
【0022】前記各種のセンサとしては、エンジン1の
クランク軸又はカム軸回転を検出するクランク角センサ
21,22が設けられている。これらのクランク角セン
サ21,22は、気筒数をnとすると、クランク角72
0°/n毎に、予め定めたクランク角位置(各気筒の圧
縮上死点前の所定クランク角位置)で基準パルス信号R
EFを出力すると共に、1〜2°毎に単位パルス信号P
OSを出力するもので、基準パルス信号REFの周期な
どからエンジン回転数Neを算出可能である。
【0023】この他、吸気通路3のスロットル弁4上流
で吸入空気流量Qaを検出するエアフローメータ23、
アクセル開度(アクセルペダルの踏込み量)ACCを検
出するアクセルセンサ24、スロットル弁4の開度TV
Oを検出するスロットルセンサ25(スロットル弁4の
全閉位置でONとなるアイドルスイッチを含む)、エン
ジン1の冷却水温Twを検出する水温センサ26、排気
通路7にて排気空燃比のリッチ・リーンに応じた信号を
出力するO2 センサ27、更にエアコンスイッチ28な
どが設けられている。
【0024】ここにおいて、コントロールユニット20
は、前記各種のセンサからの信号を入力しつつ、内蔵の
マイクロコンピュータにより、所定の演算処理を行っ
て、電制スロットル弁4によるスロットル開度、燃料噴
射弁5による燃料噴射量及び噴射時期、点火栓6による
点火時期を制御する。スロットル制御(電制スロットル
弁4の制御)については、アクセル開度ACCとエンジ
ン回転数Neとから設定されるエンジンの目標トルクt
TRQに応じて、電制スロットル弁4のモータを駆動し
て、開度制御する。従って、指令信号の補正により、各
種の空気量補正が可能である。
【0025】燃料噴射制御(燃料噴射弁5の制御)につ
いては、エンジン運転条件に従って燃焼方式を設定し、
これに応じて燃料噴射弁5による燃料噴射量及び噴射時
期を制御する。詳しくは、エンジン回転数Neと基本燃
料噴射量Tpとをパラメータとして燃焼方式を定めたマ
ップを、水温Tw、始動後時間などの条件別に複数備え
ていて、これらの条件から選択されたマップより、実際
のエンジン運転状態のパラメータに従って、均質ストイ
キ燃焼、均質リーン燃焼又は成層リーン燃焼のいずれか
に燃焼方式を設定する。
【0026】燃焼方式の判定の結果、均質ストイキ燃焼
の場合は、燃料噴射量をストイキ空燃比(14.6)相
当に設定して、O2 センサ27による空燃比フィードバ
ック制御を行う一方、噴射時期を吸気行程に設定して、
均質ストイキ燃焼を行わせる。均質リーン燃焼の場合
は、燃料噴射量を空燃比20〜30のリーン空燃比相当
に設定して、オープン制御を行う一方、噴射時期を吸気
行程に設定して、均質リーン燃焼を行わせる。成層リー
ン燃焼の場合は、燃料噴射量を空燃比40程度のリーン
空燃比相当に設定して、オープン制御を行う一方、噴射
時期を圧縮行程に設定して、成層リーン燃焼を行わせ
る。ここでも、各種の空燃比補正が可能である。
【0027】点火制御(点火栓6の制御)については、
燃焼方式別に、エンジン回転数Neと基本燃料噴射量T
pとをパラメータとするマップを参照するなどして、点
火時期ADVを設定し、制御する。ここでも、各種の点
火時期補正が可能である。また、コントロールユニット
20は、エアコンスイッチ28のON・OFFに基づい
て、エアコンコンプレッサ31の作動を制御するように
なっている。
【0028】更に、コントロールユニット20は、オル
タネータ32の作動をも制御しうるようになっている。
オルタネータ32は、発電機としてのみならず、モータ
として用いることもできる。オルタネータ32をモータ
と考えた場合は、モータとしてトルクを発生していると
きが、正の仕事をしているとき(力行時)、発電機とし
て電力を発生しているときが、負の仕事をしているとき
(回生時)である。
【0029】次に、エアコン等の補機負荷の投入に伴う
トルク制御(トルク補正)について、第1〜第7の実施
例を、フローチャートにより説明する。 〔第1の実施例〕図3は第1の実施例のフローチャート
である。ステップ1(図にはS1と記す。以下同様)で
は、エアコンスイッチON又はこれに基づくエアコンコ
ンプレッサONなどに起因するトルク補正要求を読込
み、トルク補正要求有りのときは、ステップ2へ進む。
【0030】ステップ2では、トルク補正要求に対応さ
せて、空気補正量(シリンダ吸入空気量に対する補正
量)を演算し、この分、電制スロットル弁4の開度を増
減制御する。実際には、トルク補正要求に対応させて、
スロットル制御上の目標トルクtTRQを補正すること
で、シリンダ吸入空気量を補正制御する。ステップ3で
は、アイドル運転状態(アイドルスイッチON)か否か
を判定し、アイドル運転状態のときは、ステップ4へ進
む。
【0031】ステップ4では、均質燃焼(均質ストイキ
燃焼又は均質リーン燃焼)か成層燃焼(成層リーン燃
焼)かを判定する。均質燃焼の場合は、ステップ5へ進
み、トルク補正要求に対する吸入空気量制御の遅れを補
償するように、点火時期補正量を演算する。トルクアッ
プのときが進角側、トルクダウンのときが遅角側であ
る。そして、これにより、点火時期を補正して、トルク
補正を行う。
【0032】成層燃焼の場合は、ステップ6へ進み、ト
ルク補正要求に対する吸入空気量制御の遅れを補償する
ように、空燃比補正量を演算する。トルクアップのとき
がリッチ側、トルクダウンのときがリーン側である。そ
して、これにより、空燃比すなわち燃料噴射量を補正し
て、トルク補正を行う。一方、非アイドル運転状態(ア
イドルスイッチOFF)のときは、ステップ7へ進む。
【0033】ステップ7では、補正中(トルク補正要求
に対する吸入空気量制御の遅れを補償するように点火時
期又は空燃比を補正中)か否かを判定し、補正中の場合
はステップ8へ進む。言い換えれば、トルク補正要求に
対する吸入空気量制御の遅れを補償するように点火時期
又は空燃比を補正中に、アイドル運転状態から非アイド
ル運転状態へ移行したときに、ステップ8へ進む。
【0034】ステップ8では、均質燃焼(均質ストイキ
燃焼又は均質リーン燃焼)か成層燃焼(成層リーン燃
焼)かを判定する。均質燃焼の場合は、ステップ9へ進
んで、点火時期補正量を漸減する。すなわち、本ルーチ
ンの実行毎に、点火時期補正量を現在値から補正量0方
向に微小量ずつ減算することで、点火時期補正量を0に
なるまで、時間経過と共に減少させる。
【0035】成層燃焼の場合は、ステップ10へ進ん
で、空燃比補正量を漸減する。すなわち、本ルーチンの
実行毎に、空燃比補正量を現在値から補正量0方向に微
小量ずつ減算することで、空燃比補正量を0になるま
で、時間経過と共に減少させる。尚、ステップ1の部分
がトルク補正要求手段に相当し、ステップ2の部分が吸
入空気量補正手段に相当し、ステップ3,4〜6の部分
がアイドル時高応答補正手段に相当し、ステップ3,7
〜10の部分が非アイドル時高応答補正継続手段に相当
する。
【0036】図10は第1の実施例のタイムチャートで
ある。均質燃焼時は、エアコンON指令(エアコンスイ
ッチON)をトルク補正要求として、シリンダ吸入空気
量が増量補正されるが、エアコンコンプレッサの駆動を
遅らせるので、シリンダ吸入空気量の増量補正によるト
ルク増加分を打ち消すように、エアコンコンプレッサ
(エアコン負荷)ONまで、点火時期を遅角側に補正す
る(図示A線)。
【0037】かかる制御中に非アイドル運転状態(アイ
ドルスイッチOFF)となると、その時点から点火時期
補正量を漸減して、点火時期を徐々に元に戻す(図示B
線)。これにより、図17との比較から明らかなよう
に、トルクの過不足分が減少し、トルク段差を低減でき
る。成層燃焼時は、エアコンON指令(エアコンスイッ
チON)と同時にエアコンコンプレッサを駆動し、この
エアコンコンプレッサ(エアコン負荷)ONをトルク補
正要求として、シリンダ吸入空気量が増量補正される
が、シリンダ吸入空気量の遅れを補償するように空燃比
をリッチ側に補正する(図示A線)。
【0038】かかる制御中に非アイドル運転状態(アイ
ドルスイッチOFF)となると、その時点から空燃比補
正量を漸減して、空燃比を徐々に元に戻す(図示B
線)。これにより、図17との比較から明らかなよう
に、トルクの不足分が減少し、トルク段差を低減でき
る。 〔第2の実施例〕図4は第2の実施例のフローチャート
である。
【0039】トルク補正要求に対する吸入空気量制御の
遅れを補償するように点火時期又は空燃比を補正中に、
アイドル運転状態から非アイドル運転状態へ移行したと
きの処理のみが異なるので、ステップ8以降を説明す
る。ステップ8では、均質燃焼(均質ストイキ燃焼又は
均質リーン燃焼)か成層燃焼(成層リーン燃焼)かを判
定する。
【0040】均質燃焼の場合は、ステップ9へ進んで、
点火時期補正量を直ちに0とする。成層燃焼の場合は、
ステップ10へ進んで、空燃比補正量を漸減する。すな
わち、本ルーチンの実行毎に、空燃比補正量を現在値か
ら補正量0方向に微小量ずつ減算することで、空燃比補
正量を0になるまで、時間経過と共に減少させる。図1
1は第2の実施例のタイムチャートである。
【0041】均質燃焼時は、エアコンON指令(エアコ
ンスイッチON)をトルク補正要求として、シリンダ吸
入空気量が増量補正されるが、エアコンコンプレッサの
駆動を遅らせるので、シリンダ吸入空気量の増量補正に
よるトルク増加分を打ち消すように、エアコンコンプレ
ッサ(エアコン負荷)ONまで、点火時期を遅角側に補
正する(図示A線)。
【0042】かかる制御中に非アイドル運転状態(アイ
ドルスイッチOFF)となると、その時点から点火時期
補正量を直ちに0にする(図示B線)。これは、ベース
となる点火時期が、アイドル時は10°BTDC、非ア
イドル時はMBT近傍であるため、空気系の応答の遅れ
を正しくは補償できないとの考えに基づく。成層燃焼時
は、エアコンON指令(エアコンスイッチON)と同時
にエアコンコンプレッサを駆動し、このエアコンコンプ
レッサ(エアコン負荷)ONをトルク補正要求として、
シリンダ吸入空気量が増量補正されるが、シリンダ吸入
空気量の遅れを補償するように空燃比をリッチ側に補正
する(図示A線)。
【0043】かかる制御中に非アイドル運転状態(アイ
ドルスイッチOFF)となると、その時点から空燃比補
正量を漸減して、空燃比を徐々に元に戻す(図示B
線)。これにより、図17との比較から明らかなよう
に、トルクの不足分が減少し、トルク段差を低減でき
る。 〔第3の実施例〕図5は第3の実施例のフローチャート
である。
【0044】トルク補正要求に対する吸入空気量制御の
遅れを補償するように点火時期又は空燃比を補正中に、
アイドル運転状態から非アイドル運転状態へ移行したと
きの処理のみが異なるので、ステップ8以降を説明す
る。ステップ8では、均質燃焼(均質ストイキ燃焼又は
均質リーン燃焼)か成層燃焼(成層リーン燃焼)かを判
定する。
【0045】均質燃焼の場合は、ステップ9へ進んで、
点火時期補正量を漸減する。すなわち、本ルーチンの実
行毎に、点火時期補正量を現在値から補正量0方向に微
小量ずつ減算することで、点火時期補正量を0になるま
で、時間経過と共に減少させる。成層燃焼の場合は、ス
テップ10へ進んで、吸入空気量制御の遅れ補償のため
の空燃比補正量の演算を継続する。
【0046】図12は第3の実施例のタイムチャートで
ある。均質燃焼時は、エアコンON指令(エアコンスイ
ッチON)をトルク補正要求として、シリンダ吸入空気
量が増量補正されるが、エアコンコンプレッサの駆動を
遅らせるので、シリンダ吸入空気量の増量補正によるト
ルク増加分を打ち消すように、エアコンコンプレッサ
(エアコン負荷)ONまで、点火時期を遅角側に補正す
る(図示A線)。
【0047】かかる制御中に非アイドル運転状態(アイ
ドルスイッチOFF)となると、その時点から点火時期
補正量を漸減して、点火時期を徐々に元に戻す(図示B
線)。これにより、図17との比較から明らかなよう
に、トルクの過不足分が減少し、トルク段差を低減でき
る。成層燃焼時は、エアコンON指令(エアコンスイッ
チON)と同時にエアコンコンプレッサを駆動し、この
エアコンコンプレッサ(エアコン負荷)ONをトルク補
正要求として、シリンダ吸入空気量が増量補正される
が、シリンダ吸入空気量の遅れを補償するように空燃比
をリッチ側に補正する(図示A線)。
【0048】かかる制御中に非アイドル運転状態(アイ
ドルスイッチOFF)となっても、吸入空気量制御の遅
れ補償のための空燃比補正量の演算を継続して、空燃比
を制御する(図示A線)。これにより、トルクの過不足
が略なくなり、トルク段差を低減できる。 〔第4の実施例〕図6は第4の実施例のフローチャート
である。
【0049】トルク補正要求に対する吸入空気量制御の
遅れを補償するように点火時期又は空燃比を補正中に、
アイドル運転状態から非アイドル運転状態へ移行したと
きの処理のみが異なるので、ステップ8以降を説明す
る。ステップ8では、均質燃焼(均質ストイキ燃焼又は
均質リーン燃焼)か成層燃焼(成層リーン燃焼)かを判
定する。
【0050】均質燃焼の場合は、ステップ9へ進んで、
点火時期補正量を直ちに0とする。成層燃焼の場合は、
ステップ10へ進んで、吸入空気量制御の遅れ補償のた
めの空燃比補正量の演算を継続する。図13は第4の実
施例のタイムチャートである。均質燃焼時は、エアコン
ON指令(エアコンスイッチON)をトルク補正要求と
して、シリンダ吸入空気量が増量補正されるが、エアコ
ンコンプレッサの駆動を遅らせるので、シリンダ吸入空
気量の増量補正によるトルク増加分を打ち消すように、
エアコンコンプレッサ(エアコン負荷)ONまで、点火
時期を遅角側に補正する(図示A線)。
【0051】かかる制御中に非アイドル運転状態(アイ
ドルスイッチOFF)となると、その時点から点火時期
補正量を直ちに0にする(図示B線)。これは、ベース
となる点火時期が、アイドル時は10°BTDC、非ア
イドル時はMBT近傍であるため、空気系の応答の遅れ
を正しくは補償できないとの考えに基づく。成層燃焼時
は、エアコンON指令(エアコンスイッチON)と同時
にエアコンコンプレッサを駆動し、このエアコンコンプ
レッサ(エアコン負荷)ONをトルク補正要求として、
シリンダ吸入空気量が増量補正されるが、シリンダ吸入
空気量の遅れを補償するように空燃比をリッチ側に補正
する(図示A線)。
【0052】かかる制御中に非アイドル運転状態(アイ
ドルスイッチOFF)となっても、吸入空気量制御の遅
れ補償のための空燃比補正量の演算を継続して、空燃比
を制御する(図示A線)。これにより、トルクの過不足
が略なくなり、トルク段差を低減できる。 〔第5の実施例〕図7は第5の実施例のフローチャート
である。
【0053】ステップ21では、エアコンスイッチON
又はこれに基づくエアコンコンプレッサONなどに起因
するトルク補正要求を読込み、トルク補正要求有りのと
きは、ステップ22へ進む。ステップ22では、トルク
補正要求に対応させて、空気補正量(シリンダ吸入空気
量に対する補正量)を演算し、この分、電制スロットル
弁4の開度を増減制御する。実際には、トルク補正要求
に対応させて、スロットル制御上の目標トルクtTRQ
を補正することで、シリンダ吸入空気量を補正制御す
る。
【0054】ステップ23では、アイドル運転状態(ア
イドルスイッチON)か否かを判定し、アイドル運転状
態のときは、ステップ24へ進む。ステップ24では、
トルク補正要求に対する吸入空気量制御の遅れを補償す
るように、モータ仕事量補正量を演算する。すなわち、
トルクアップのときは、オルタネータ32をモータとし
て作動(力行)させて、正のモータ仕事量を得るよう
に、モータ仕事量補正量を演算し、トルクダウンのとき
は、オルタネータ32を発電機として作動(回生)させ
て、負のモータ仕事量を得るように、モータ仕事量補正
量を演算する。そして、これにより、オルタネータ32
を制御して、トルク補正を行う。
【0055】一方、非アイドル運転状態(アイドルスイ
ッチOFF)のときは、ステップ25へ進む。ステップ
25では、補正中(トルク補正要求に対する吸入空気量
制御の遅れを補償するようにモータ仕事量を補正中)か
否かを判定し、補正中の場合はステップ26へ進む。言
い換えれば、トルク補正要求に対する吸入空気量制御の
遅れを補償するようにモータ仕事量を補正中に、アイド
ル運転状態から非アイドル運転状態へ移行したときに、
ステップ26へ進む。
【0056】ステップ26では、モータ仕事量補正量を
漸減する。すなわち、本ルーチンの実行毎に、モータ仕
事量補正量を現在値から補正量0方向に微小量ずつ減算
することで、モータ仕事量補正量を0になるまで、時間
経過と共に減少させる。尚、ステップ21の部分がトル
ク補正要求手段に相当し、ステップ22の部分が吸入空
気量補正手段に相当し、ステップ23,24の部分がア
イドル時高応答補正手段に相当し、ステップ23,2
5,26の部分が非アイドル時高応答補正継続手段に相
当する。
【0057】図14は第5の実施例のタイムチャートで
ある。エアコンスイッチONによるエアコンコンプレッ
サ(エアコン負荷)のON時は、これをトルク補正要求
として、シリンダ吸入空気量が増量補正されるが、シリ
ンダ吸入空気量の遅れを補償するように、オルタネータ
をモータとして作動させ、正のモータ仕事量でトルクア
ップを図る(図示A線)。
【0058】かかる制御中に非アイドル運転状態(アイ
ドルスイッチOFF)となると、その時点からモータ仕
事量補正量を漸減する(図示B線)。これにより、トル
クの不足分が減少し、トルク段差を低減できる。エアコ
ンスイッチOFFによるエアコンコンプレッサ(エアコ
ン負荷)のOFF時は、これをトルク補正要求として、
シリンダ吸入空気量が減量補正されるが、シリンダ吸入
空気量の遅れを補償するように、オルタネータを発電機
として作動させ、負のモータ仕事量でトルクダウンを図
る(図示A線)。
【0059】かかる制御中に非アイドル運転状態(アイ
ドルスイッチOFF)となると、その時点からモータ仕
事量補正量を漸減する(図示B線)。これにより、トル
クの不足分が減少し、トルク段差を低減できる。 〔第6の実施例〕図8は第6の実施例のフローチャート
である。
【0060】トルク補正要求に対する吸入空気量制御の
遅れを補償するようにモータ仕事量を補正中に、アイド
ル運転状態から非アイドル運転状態へ移行したときの処
理のみが異なるので、補正中と判定された後のステップ
27以降を説明する。ステップ27では、モータ力行中
(モータとして正の仕事をしている)か、モータ回生中
(発電機として負の仕事をしている)かを判定する。
【0061】モータ力行中は、ステップ28へ進んで、
モータ仕事量補正量を漸減する。すなわち、本ルーチン
の実行毎に、モータ仕事量補正量を現在値から補正量0
方向に微小量ずつ減算することで、モータ仕事量補正量
を0になるまで、時間経過と共に減少させる。モータ回
生中は、ステップ29へ進んで、吸入空気量制御の遅れ
補償のためのモータ仕事量補正量の演算を継続する。
【0062】尚、この場合はステップ23,25,27
〜29の部分が非アイドル時高応答補正継続手段に相当
する。図15は第6の実施例のタイムチャートである。
エアコンスイッチONによるエアコンコンプレッサ(エ
アコン負荷)のON時は、これをトルク補正要求とし
て、シリンダ吸入空気量が増量補正されるが、シリンダ
吸入空気量の遅れを補償するように、オルタネータをモ
ータとして作動させ、正のモータ仕事量でトルクアップ
を図る(図示A線)。
【0063】かかる制御中に非アイドル運転状態(アイ
ドルスイッチOFF)となると、モータ力行中であるの
で、その時点からモータ仕事量補正量を漸減する(図示
B線)。これにより、トルクの不足分が減少し、トルク
段差を低減できる。エアコンスイッチOFFによるエア
コンコンプレッサ(エアコン負荷)のOFF時は、これ
をトルク補正要求として、シリンダ吸入空気量が減量補
正されるが、シリンダ吸入空気量の遅れを補償するよう
に、オルタネータを発電機として作動させ、負のモータ
仕事量でトルクダウンを図る(図示A線)。
【0064】かかる制御中に非アイドル運転状態(アイ
ドルスイッチOFF)となると、モータ回生中であるの
で、吸入空気量制御の遅れ補償のためのモータ仕事量補
正量の演算を継続して、モータ仕事量を制御する(図示
A線)。これにより、トルクの過不足が略なくなり、ト
ルク段差を低減できる。 〔第7の実施例〕図9は第7の実施例のフローチャート
である。
【0065】トルク補正要求に対する吸入空気量制御の
遅れを補償するようにモータ仕事量を補正中に、アイド
ル運転状態から非アイドル運転状態へ移行したときの処
理のみが異なるので、補正中と判定された後のステップ
27以降を説明する。ステップ27では、モータ力行中
(モータとして正の仕事をしている)か、モータ回生中
(発電機として負の仕事をしている)かを判定する。
【0066】モータ力行中は、ステップ28へ進んで、
吸入空気量制御の遅れ補償のためのモータ仕事量補正量
の演算を継続する。モータ回生中は、ステップ29へ進
んで、モータ仕事量補正量を漸減する。すなわち、本ル
ーチンの実行毎に、モータ仕事量補正量を現在値から補
正量0方向に微小量ずつ減算することで、モータ仕事量
補正量を0になるまで、時間経過と共に減少させる。
【0067】図16は第7の実施例のタイムチャートで
ある。エアコンスイッチONによるエアコンコンプレッ
サ(エアコン負荷)のON時は、これをトルク補正要求
として、シリンダ吸入空気量が増量補正されるが、シリ
ンダ吸入空気量の遅れを補償するように、オルタネータ
をモータとして作動させ、正のモータ仕事量でトルクア
ップを図る(図示A線)。
【0068】かかる制御中に非アイドル運転状態(アイ
ドルスイッチOFF)となると、モータ力行中であるの
で、吸入空気量制御の遅れ補償のためのモータ仕事量補
正量の演算を継続して、モータ仕事量を制御する(図示
A線)。これにより、トルクの過不足が略なくなり、ト
ルク段差を低減できる。エアコンスイッチOFFによる
エアコンコンプレッサ(エアコン負荷)のOFF時は、
これをトルク補正要求として、シリンダ吸入空気量が減
量補正されるが、シリンダ吸入空気量の遅れを補償する
ように、オルタネータを発電機として作動させ、負のモ
ータ仕事量でトルクダウンを図る(図示A線)。
【0069】かかる制御中に非アイドル運転状態(アイ
ドルスイッチOFF)となると、その時点からモータ仕
事量補正量を漸減する(図示B線)。これにより、トル
クの不足分が減少し、トルク段差を低減できる。尚、第
5〜第7の実施例では、モータ仕事量の補正をするため
に、オルタネータを利用したが、専用のモータを用いて
もよい。特に、ハイブリッド車(HEV)であれば適用
は更に容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を示す機能ブロック図
【図2】 本発明の実施の一形態を示すエンジンのシス
テム図
【図3】 第1の実施例のフローチャート
【図4】 第2の実施例のフローチャート
【図5】 第3の実施例のフローチャート
【図6】 第4の実施例のフローチャート
【図7】 第5の実施例のフローチャート
【図8】 第6の実施例のフローチャート
【図9】 第7の実施例のフローチャート
【図10】 第1の実施例のタイムチャート
【図11】 第2の実施例のタイムチャート
【図12】 第3の実施例のタイムチャート
【図13】 第4の実施例のタイムチャート
【図14】 第5の実施例のタイムチャート
【図15】 第6の実施例のタイムチャート
【図16】 第7の実施例のタイムチャート
【図17】 従来例の問題点を示すタイムチャート
【符号の説明】
1 エンジン 4 電制スロットル弁 5 燃料噴射弁 6 点火栓 20 コントロールユニット 21,22 クランク角センサ 23 エアフローメータ 24 アクセルセンサ 28 エアコンスイッチ 31 エアコンコンプレッサ 32 オルタネータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 43/00 301 F02D 43/00 301V

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】補機負荷によるトルク補正要求を発生する
    トルク補正要求手段と、前記トルク補正要求を受けて吸
    入空気量を補正する吸入空気量補正手段とを備えるエン
    ジンの制御装置において、 アイドル運転時に、前記トルク補正要求を受けての前記
    吸入空気量補正手段による吸入空気量制御の遅れを補償
    すべく、吸入空気量より高応答のパラメータを補正する
    アイドル時高応答補正手段と、 このアイドル時高応答補正手段による補正中に、アイド
    ル運転状態から非アイドル運転状態へ移行したときに、
    当該補正を継続させる非アイドル時高応答補正継続手段
    と、 を設けたことを特徴とするエンジンの制御装置。
  2. 【請求項2】前記高応答パラメータは、点火時期、空燃
    比、モータ仕事量のうちの少なくとも1つであることを
    特徴とする請求項1記載のエンジンの制御装置。
  3. 【請求項3】前記エンジンは、吸気行程にて燃料を噴射
    して行わせる均質燃焼と圧縮行程にて燃料を噴射して行
    わせる成層燃焼とを切換可能な直噴火花点火式エンジン
    であり、 前記アイドル時高応答補正手段は、均質燃焼時には点火
    時期を補正し、成層燃焼時には空燃比を補正するもので
    あることを特徴とする請求項1記載のエンジンの制御装
    置。
  4. 【請求項4】前記非アイドル時高応答補正継続手段は、
    点火時期による補正中は点火時期補正量を徐々に0に戻
    し、空燃比による補正中は空燃比補正量を徐々に0に戻
    すものであることを特徴とする請求項3記載のエンジン
    の制御装置。
  5. 【請求項5】前記非アイドル時高応答補正継続手段は、
    点火時期による補正中は点火時期補正量を直ちに0に戻
    し、空燃比による補正中のみ空燃比補正量を徐々に0に
    戻すものであることを特徴とする請求項3記載のエンジ
    ンの制御装置。
  6. 【請求項6】前記非アイドル時高応答補正継続手段は、
    点火時期による補正中は点火時期補正量を徐々に0に戻
    し、空燃比による補正中は空燃比補正量の演算を継続す
    るものであることを特徴とする請求項3記載のエンジン
    の制御装置。
  7. 【請求項7】前記非アイドル時高応答補正継続手段は、
    点火時期による補正中は点火時期補正量を直ちに0に戻
    し、空燃比による補正中のみ空燃比補正量の演算を継続
    するものであることを特徴とする請求項3記載のエンジ
    ンの制御装置。
  8. 【請求項8】前記アイドル時高応答補正手段は、モータ
    仕事量を補正するものであり、 前記非アイドル時高応答補正継続手段は、モータ仕事量
    補正量を徐々に0に戻すものであることを特徴とする請
    求項1記載のエンジンの制御装置。
  9. 【請求項9】前記アイドル時高応答補正手段は、モータ
    仕事量を補正するものであり、 前記非アイドル時高応答補正継続手段は、正の仕事をし
    ているときには、モータ仕事量補正量を徐々に0に戻
    し、負の仕事をしているときには、モータ仕事量補正量
    の演算を継続するものであることを特徴とする請求項1
    記載のエンジンの制御装置。
  10. 【請求項10】前記アイドル時高応答補正手段は、モータ
    仕事量を補正するものであり、 前記非アイドル時高応答補正継続手段は、正の仕事をし
    ているときには、モータ仕事量補正量の演算を継続し、
    負の仕事をしているときには、モータ仕事量補正量を徐
    々に0に戻すものであることを特徴とする請求項1記載
    のエンジンの制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004218490A (ja) * 2003-01-14 2004-08-05 Denso Corp 筒内噴射式内燃機関の制御装置

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US3354478A (en) * 1965-10-22 1967-11-28 Ingersoll Rand Co Wire cutting and connecting tool
JP2009514632A (ja) * 2005-11-10 2009-04-09 ギュンテル・ファリン 中腔臓器内に留置されたステントを内視鏡下制御により短縮化及び/又は断片化する器械及び方法
JP2010516361A (ja) * 2007-01-25 2010-05-20 エルベ エレクトロメディツィン ゲーエムベーハー ステントを内視鏡的制御によって短小化し且つ/又は分断するバイポーラ装置

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