JPH1142A - コンバインの脱穀排ワラ処理部構造 - Google Patents
コンバインの脱穀排ワラ処理部構造Info
- Publication number
- JPH1142A JPH1142A JP15214197A JP15214197A JPH1142A JP H1142 A JPH1142 A JP H1142A JP 15214197 A JP15214197 A JP 15214197A JP 15214197 A JP15214197 A JP 15214197A JP H1142 A JPH1142 A JP H1142A
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- Japan
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- lid
- straw
- side wall
- threshing
- spring
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 横倒れ姿勢で穂先側に寄せながら機体後方側
に搬送される脱穀排ワラを覆う排ワラカバーの横側壁部
に揺動可能な蓋体を有する開口を備えてあるコンバイン
の排ワラ処理部において、蓋体を開き姿勢や閉じ姿勢に
操作簡単に保持できるとともに故障が発生しにくいよう
にする。 【解決手段】 排ワラカバー5の内側に位置するばね支
持部5fと、蓋体8の裏面側に位置するばね連結部8a
とにわたって引張りスプリング9を取り付けてある。蓋
体8を排ワラカバー5の側壁部分5cに対して揺動操作
するに伴い、引張りスプリング9の蓋体側端部が蓋体8
のスリットS1と側壁部分5cのスリットS2とに対し
て出入りして引張りスプリング9による蓋体8の揺動付
勢方向が反転する。蓋体8を閉じ姿勢にすると、引張り
スプリング9は閉じ側に付勢作用し、蓋体8を開き姿勢
にすると、引張りスプリング9は開き側に付勢作用す
る。
に搬送される脱穀排ワラを覆う排ワラカバーの横側壁部
に揺動可能な蓋体を有する開口を備えてあるコンバイン
の排ワラ処理部において、蓋体を開き姿勢や閉じ姿勢に
操作簡単に保持できるとともに故障が発生しにくいよう
にする。 【解決手段】 排ワラカバー5の内側に位置するばね支
持部5fと、蓋体8の裏面側に位置するばね連結部8a
とにわたって引張りスプリング9を取り付けてある。蓋
体8を排ワラカバー5の側壁部分5cに対して揺動操作
するに伴い、引張りスプリング9の蓋体側端部が蓋体8
のスリットS1と側壁部分5cのスリットS2とに対し
て出入りして引張りスプリング9による蓋体8の揺動付
勢方向が反転する。蓋体8を閉じ姿勢にすると、引張り
スプリング9は閉じ側に付勢作用し、蓋体8を開き姿勢
にすると、引張りスプリング9は開き側に付勢作用す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扱室から搬出され
る脱穀排ワラを横倒れ姿勢で穂先側に寄せながら機体後
方側に搬送する排ワラ搬送装置を備えるとともに、この
排ワラ搬送装置による搬送排ワラの移動経路を覆う排ワ
ラカバーの横側壁部に、搬送排ワラの穂先側が通過する
開口と、この開口に対する揺動開閉自在な蓋体とを備え
てあるコンバインの脱穀排ワラ処理部構造に関する。
る脱穀排ワラを横倒れ姿勢で穂先側に寄せながら機体後
方側に搬送する排ワラ搬送装置を備えるとともに、この
排ワラ搬送装置による搬送排ワラの移動経路を覆う排ワ
ラカバーの横側壁部に、搬送排ワラの穂先側が通過する
開口と、この開口に対する揺動開閉自在な蓋体とを備え
てあるコンバインの脱穀排ワラ処理部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上記排ワラ処理部は、前記蓋体を開けて
排ワラ搬送することによって脱穀排ワラを機体に対して
極力横側に寄せて排出できるように、かつ、この排ワラ
排出を行わない場合には、開口を蓋体で閉じておけるよ
うにされたものである。この種の排ワラ処理部におい
て、従来、たとえば実開平2‐59343号公報に示さ
れるように、排ワラカバーの蓋体支持部付近に蓋体付勢
用の板ばねを取り付け、蓋体の基端部分で板ばねを弾性
変形させながら蓋体を揺動操作することによって蓋体が
開き姿勢と閉じ姿勢とに切り換わるように、蓋体が開き
姿勢と閉じ姿勢のいずれになった場合にも、板ばねが前
記基端部分に押圧作用して蓋体をその姿勢に保持するよ
うになったものがあった。つまり、蓋体を揺動させるだ
けで操作簡単に開閉できるとともに開き姿勢にも閉じ姿
勢にも保持できるようになったものがあった。
排ワラ搬送することによって脱穀排ワラを機体に対して
極力横側に寄せて排出できるように、かつ、この排ワラ
排出を行わない場合には、開口を蓋体で閉じておけるよ
うにされたものである。この種の排ワラ処理部におい
て、従来、たとえば実開平2‐59343号公報に示さ
れるように、排ワラカバーの蓋体支持部付近に蓋体付勢
用の板ばねを取り付け、蓋体の基端部分で板ばねを弾性
変形させながら蓋体を揺動操作することによって蓋体が
開き姿勢と閉じ姿勢とに切り換わるように、蓋体が開き
姿勢と閉じ姿勢のいずれになった場合にも、板ばねが前
記基端部分に押圧作用して蓋体をその姿勢に保持するよ
うになったものがあった。つまり、蓋体を揺動させるだ
けで操作簡単に開閉できるとともに開き姿勢にも閉じ姿
勢にも保持できるようになったものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、蓋体が開き姿勢
や閉じ姿勢に強固に保持されるようにすると、蓋体基端
部分の蓋体揺動軸芯よりもばね板側に突出する長さを長
くする必要がある。すると、蓋体の開閉を繰り返してい
るうちに比較的早期に蓋体基端部分が変形し、蓋体がス
ムーズに開閉しなくなるとか、蓋体を開き姿勢や閉じ姿
勢に維持する保持力が低下するとかのトラブルが発生し
やすくなっていた。本発明の目的は、前記した如きトラ
ブルを発生しにくくしながら蓋体を開き姿勢や閉じ姿勢
に強固に保持することが可能であり、しかも、蓋体付勢
スプリングを有利に配置できる排ワラ処理部構造を提供
することにある。
や閉じ姿勢に強固に保持されるようにすると、蓋体基端
部分の蓋体揺動軸芯よりもばね板側に突出する長さを長
くする必要がある。すると、蓋体の開閉を繰り返してい
るうちに比較的早期に蓋体基端部分が変形し、蓋体がス
ムーズに開閉しなくなるとか、蓋体を開き姿勢や閉じ姿
勢に維持する保持力が低下するとかのトラブルが発生し
やすくなっていた。本発明の目的は、前記した如きトラ
ブルを発生しにくくしながら蓋体を開き姿勢や閉じ姿勢
に強固に保持することが可能であり、しかも、蓋体付勢
スプリングを有利に配置できる排ワラ処理部構造を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成、作用、効果はつぎのとおりである。
成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0005】〔構成〕扱室から搬出される脱穀排ワラを
横倒れ姿勢で穂先側に寄せながら機体後方側に搬送する
排ワラ搬送装置を備えるとともに、この排ワラ搬送装置
による搬送排ワラの移動経路を覆う排ワラカバーの横側
壁部に、搬送排ワラの穂先側が通過する開口と、この開
口に対する揺動開閉自在な蓋体とを備えてあるコンバイ
ンの脱穀排ワラ処理部構造において、前記蓋体を揺動付
勢する引張りスプリングを、前記排ワラカバーの内側に
位置するばね支持部と、前記蓋体の裏面側に位置するば
ね連結部とにわたって取り付けるとともに蓋体が閉じ姿
勢になった際には蓋体に対して閉じ付勢作用し、蓋体が
開き姿勢になった際には蓋体に対して開き付勢作用する
状態に蓋体揺動に伴って反転するように構成し、蓋体が
揺動するに伴って前記引張りスプリングの一端側部分が
出入りするスリットを前記横側壁部と前記蓋体とに備え
させてある。
横倒れ姿勢で穂先側に寄せながら機体後方側に搬送する
排ワラ搬送装置を備えるとともに、この排ワラ搬送装置
による搬送排ワラの移動経路を覆う排ワラカバーの横側
壁部に、搬送排ワラの穂先側が通過する開口と、この開
口に対する揺動開閉自在な蓋体とを備えてあるコンバイ
ンの脱穀排ワラ処理部構造において、前記蓋体を揺動付
勢する引張りスプリングを、前記排ワラカバーの内側に
位置するばね支持部と、前記蓋体の裏面側に位置するば
ね連結部とにわたって取り付けるとともに蓋体が閉じ姿
勢になった際には蓋体に対して閉じ付勢作用し、蓋体が
開き姿勢になった際には蓋体に対して開き付勢作用する
状態に蓋体揺動に伴って反転するように構成し、蓋体が
揺動するに伴って前記引張りスプリングの一端側部分が
出入りするスリットを前記横側壁部と前記蓋体とに備え
させてある。
【0006】〔作用〕蓋体を閉じ姿勢に操作した際に
は、引張りスプリングによる蓋体の付勢方向が閉じ方向
に反転し、その付勢作用によって閉じ姿勢に保持でき、
蓋体を開き姿勢に操作した際には、引張りスプリングに
よる蓋体の付勢方向が開き方向に反転し、その付勢作用
によって開き姿勢に保持できる。
は、引張りスプリングによる蓋体の付勢方向が閉じ方向
に反転し、その付勢作用によって閉じ姿勢に保持でき、
蓋体を開き姿勢に操作した際には、引張りスプリングに
よる蓋体の付勢方向が開き方向に反転し、その付勢作用
によって開き姿勢に保持できる。
【0007】蓋体の揺動に伴って付勢方向が反転する引
張りスプリングによって蓋体を開き姿勢や閉じ姿勢に付
勢するものだから、引張りスプリングを排ワラカバー側
のばね支持部と、蓋体側のばね連結部とにわたって連結
するだけで蓋体を閉じ姿勢にも開き姿勢にも付勢でき
る。すなわち、従来の板ばね採用の場合には、蓋体揺動
に伴ってスプリングを弾性変形させるべくスプリングに
接触作用する部材が必要であるが、この部材を不要にし
ながら蓋体を閉じ姿勢にも開き姿勢にも付勢できる。
張りスプリングによって蓋体を開き姿勢や閉じ姿勢に付
勢するものだから、引張りスプリングを排ワラカバー側
のばね支持部と、蓋体側のばね連結部とにわたって連結
するだけで蓋体を閉じ姿勢にも開き姿勢にも付勢でき
る。すなわち、従来の板ばね採用の場合には、蓋体揺動
に伴ってスプリングを弾性変形させるべくスプリングに
接触作用する部材が必要であるが、この部材を不要にし
ながら蓋体を閉じ姿勢にも開き姿勢にも付勢できる。
【0008】蓋体が揺動するに伴って引張りスプリング
の一端側部分が横側壁部分および蓋体のスリットに入り
込んだり、このスリットから出たりする状態で引張りス
プリングを備えさせるものであるから、引張りスプリン
グを排ワラカバーの内部に入り込むように配置しながら
蓋体を引張りスプリングによって閉じ姿勢にも開き姿勢
にも付勢できる。
の一端側部分が横側壁部分および蓋体のスリットに入り
込んだり、このスリットから出たりする状態で引張りス
プリングを備えさせるものであるから、引張りスプリン
グを排ワラカバーの内部に入り込むように配置しながら
蓋体を引張りスプリングによって閉じ姿勢にも開き姿勢
にも付勢できる。
【0009】〔効果〕蓋体を揺動操作するだけで開閉で
きるとともに開き姿勢にも閉じ姿勢にも保持できるよう
に操作面で有利なものである割りには、従来の蓋体基端
部分の如きスプリング接触部材が不要なことにより、部
材変形による蓋体の開閉不良とか姿勢保持不良が発生し
にくいようにしながら引張りスプリングの付勢力を強く
し、蓋体を閉じ姿勢や開き姿勢に強固に保持されて走行
振動などで容易に閉じたり開いたりすることがないとと
もに、その状態を長期にわたって得られる信頼の高いも
のにできるようになった。しかも、引張りスプリングを
排ワラカバーの内部に入り込んで外部にはほとんど露出
しないように有利に配置できるもになった。
きるとともに開き姿勢にも閉じ姿勢にも保持できるよう
に操作面で有利なものである割りには、従来の蓋体基端
部分の如きスプリング接触部材が不要なことにより、部
材変形による蓋体の開閉不良とか姿勢保持不良が発生し
にくいようにしながら引張りスプリングの付勢力を強く
し、蓋体を閉じ姿勢や開き姿勢に強固に保持されて走行
振動などで容易に閉じたり開いたりすることがないとと
もに、その状態を長期にわたって得られる信頼の高いも
のにできるようになった。しかも、引張りスプリングを
排ワラカバーの内部に入り込んで外部にはほとんど露出
しないように有利に配置できるもになった。
【0010】請求項2による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
つぎのとおりである。
【0011】〔構成〕請求項1による発明の構成におい
て、前記蓋体を樹脂で作成するとともに、前記ばね連結
部を蓋体の裏面側に一体成型の樹脂製にしてある
て、前記蓋体を樹脂で作成するとともに、前記ばね連結
部を蓋体の裏面側に一体成型の樹脂製にしてある
【0012】〔作用〕蓋体を作成する際にばね連結部も
一体成型によって同時に作成し、両者を一挙に容易に作
成できる。
一体成型によって同時に作成し、両者を一挙に容易に作
成できる。
【0013】〔効果〕蓋体とばね連結部とを容易に作成
し、蓋体を長期にわたってスムーズに開閉できるとか閉
じ姿勢と開き姿勢に強固に保持できるなど有利なものを
蓋体とばね連結部の作成面から安価に得られる。
し、蓋体を長期にわたってスムーズに開閉できるとか閉
じ姿勢と開き姿勢に強固に保持できるなど有利なものを
蓋体とばね連結部の作成面から安価に得られる。
【0014】請求項3による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
つぎのとおりである。
【0015】〔構成〕請求項1又は2による発明の構成
において、前記横側壁部のうちの前記蓋体を支持する側
壁部分を樹脂で作成するとともに、前記ばね支持部を前
記側壁部分の内面側に一体成型の樹脂製にしてある。
において、前記横側壁部のうちの前記蓋体を支持する側
壁部分を樹脂で作成するとともに、前記ばね支持部を前
記側壁部分の内面側に一体成型の樹脂製にしてある。
【0016】〔作用〕側壁部分を作成する際にばね支持
部も一体成型によって同時に作成し、両者を一挙に容易
に作成できる。
部も一体成型によって同時に作成し、両者を一挙に容易
に作成できる。
【0017】〔効果〕側壁部分とばね支持部とを容易に
作成し、蓋体を長期にわたってスムーズに開閉できると
か閉じ姿勢と開き姿勢に強固に保持できるなど有利なも
のを側壁部分とばね支持部の作成面から安価に得られ
る。
作成し、蓋体を長期にわたってスムーズに開閉できると
か閉じ姿勢と開き姿勢に強固に保持できるなど有利なも
のを側壁部分とばね支持部の作成面から安価に得られ
る。
【0018】請求項4による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
つぎのとおりである。
【0019】〔構成〕請求項2又は3による発明の構成
において、前記側壁部分と前記蓋体とを一体成型すると
ともに、側壁部分と蓋体とを連結する部分の薄肉によっ
て蓋体の揺動を可能にしてある。
において、前記側壁部分と前記蓋体とを一体成型すると
ともに、側壁部分と蓋体とを連結する部分の薄肉によっ
て蓋体の揺動を可能にしてある。
【0020】〔作用〕側壁部分と蓋体とを一挙にかつ容
易に作成できるとともに蓋体を側壁部分に丁番などの特
別な枢支構造が不要な簡単な構造で揺動自在に支持させ
られる。
易に作成できるとともに蓋体を側壁部分に丁番などの特
別な枢支構造が不要な簡単な構造で揺動自在に支持させ
られる。
【0021】〔効果〕側壁部分と揺動自在な蓋体とを容
易かつ構造簡単に作成し、蓋体を長期にわたってスムー
ズに開閉できるとか閉じ姿勢と開き姿勢に強固に保持で
きるなど有利なものを側壁部分や蓋体の作成面から安価
に得られる。
易かつ構造簡単に作成し、蓋体を長期にわたってスムー
ズに開閉できるとか閉じ姿勢と開き姿勢に強固に保持で
きるなど有利なものを側壁部分や蓋体の作成面から安価
に得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1および図2に示すように、刈
取り穀稈を脱穀フィードチェーン1によって扱室2に供
給して回動する扱胴3によって脱穀処理する脱穀部の後
方に排ワラ細断装置10を設け、扱室2から脱穀フィー
ドチェーン1によって搬出される脱穀排ワラを排ワラ搬
送装置20によって機体後方側に搬送するように構成す
るとともに、脱穀機体の後部部分が形成する前側カバー
部分4と、この前側カバー部分4の後端側に連結する後
側カバー部分5とで成る排ワラカバー6により、前記排
ワラ搬送装置20が搬送する脱穀排ワラの移動経路を覆
うように構成して、コンバインの脱穀排ワラ処理部を構
成してある。この脱穀排ワラ処理部は、脱穀排ワラを細
断して圃場に放出したり、長ワラ状態のままで圃場に放
出したりするものであり、詳しくは次の如く構成してあ
る。
取り穀稈を脱穀フィードチェーン1によって扱室2に供
給して回動する扱胴3によって脱穀処理する脱穀部の後
方に排ワラ細断装置10を設け、扱室2から脱穀フィー
ドチェーン1によって搬出される脱穀排ワラを排ワラ搬
送装置20によって機体後方側に搬送するように構成す
るとともに、脱穀機体の後部部分が形成する前側カバー
部分4と、この前側カバー部分4の後端側に連結する後
側カバー部分5とで成る排ワラカバー6により、前記排
ワラ搬送装置20が搬送する脱穀排ワラの移動経路を覆
うように構成して、コンバインの脱穀排ワラ処理部を構
成してある。この脱穀排ワラ処理部は、脱穀排ワラを細
断して圃場に放出したり、長ワラ状態のままで圃場に放
出したりするものであり、詳しくは次の如く構成してあ
る。
【0023】脱穀フィードチェーン1からの脱穀排ワラ
の株元側を穀稈挟持搬送突起が備えられている無端回動
チェーン21と搬送ガイド杆22とによって受け継いで
機体後方側に挟持搬送する株元側挟持搬送装置23と、
脱穀フィードチェーン1からの脱穀排ワラの穂先側を穀
稈係止搬送爪が備えられている無端回動チェーンによっ
て受け継いで機体後方側に係止搬送する穂先側係止搬送
装置24とにより、前記排ワラ搬送装置20を構成して
ある。株元側挟持搬送装置23は、搬送下手側ほど搬送
上手側よりも脱穀機体の脱穀フィードチェーン側とは反
対の横外側に位置するように平面視で傾斜する状態に配
置してあり、穂先側係止搬送装置24は、株元側挟持搬
送装置23と同じまたはほぼ同じ配置レベルで平行に位
置するように配置してある。図1に示すように、株元側
挟持搬送装置23の前記搬送ガイド杆22の搬送終端側
に位置する終端側ガイド杆部分22aを搬送始端側に位
置する始端側ガイド杆部分22bに対して摺動操作する
ことによって搬送ガイド杆22を伸縮調節でき、短縮側
に調節すると、株元側挟持搬送装置23は搬送排ワラを
排ワラ細断装置10の上方近くまで搬送してから搬送を
解除し、伸長側に調節すると、株元側挟持搬送装置23
は搬送排ワラを排ワラ細断装置10の上方を通過させて
排ワラカバー6の後端側の排出口付近まで搬送してから
搬送を解除するように構成してある。これにより、排ワ
ラ搬送装置20は、脱穀フィードチェーン1が扱室2か
ら搬出する脱穀排ワラを脱穀フィードチェーン1から横
倒れ姿勢で受け継いでその横倒れ姿勢のままで穂先側に
寄せながら機体後方側に搬送する。そして、株元側挟持
搬送装置23の搬送ガイド杆22を短縮側に調節した場
合の排ワラ搬送装置20は、脱穀フィードチェーン1か
らの脱穀排ワラを排ワラ細断装置10の上方近くまで搬
送して落下させる。そして、株元側挟持搬送装置23の
搬送ガイド杆22を伸長側に調節した場合の排ワラ搬送
装置20は、脱穀フィードチェーン1からの脱穀排ワラ
を排ワラ細断装置10の上方を通過させて排ワラカバー
6の後端側まで搬送して圃場に向けて落下させる。
の株元側を穀稈挟持搬送突起が備えられている無端回動
チェーン21と搬送ガイド杆22とによって受け継いで
機体後方側に挟持搬送する株元側挟持搬送装置23と、
脱穀フィードチェーン1からの脱穀排ワラの穂先側を穀
稈係止搬送爪が備えられている無端回動チェーンによっ
て受け継いで機体後方側に係止搬送する穂先側係止搬送
装置24とにより、前記排ワラ搬送装置20を構成して
ある。株元側挟持搬送装置23は、搬送下手側ほど搬送
上手側よりも脱穀機体の脱穀フィードチェーン側とは反
対の横外側に位置するように平面視で傾斜する状態に配
置してあり、穂先側係止搬送装置24は、株元側挟持搬
送装置23と同じまたはほぼ同じ配置レベルで平行に位
置するように配置してある。図1に示すように、株元側
挟持搬送装置23の前記搬送ガイド杆22の搬送終端側
に位置する終端側ガイド杆部分22aを搬送始端側に位
置する始端側ガイド杆部分22bに対して摺動操作する
ことによって搬送ガイド杆22を伸縮調節でき、短縮側
に調節すると、株元側挟持搬送装置23は搬送排ワラを
排ワラ細断装置10の上方近くまで搬送してから搬送を
解除し、伸長側に調節すると、株元側挟持搬送装置23
は搬送排ワラを排ワラ細断装置10の上方を通過させて
排ワラカバー6の後端側の排出口付近まで搬送してから
搬送を解除するように構成してある。これにより、排ワ
ラ搬送装置20は、脱穀フィードチェーン1が扱室2か
ら搬出する脱穀排ワラを脱穀フィードチェーン1から横
倒れ姿勢で受け継いでその横倒れ姿勢のままで穂先側に
寄せながら機体後方側に搬送する。そして、株元側挟持
搬送装置23の搬送ガイド杆22を短縮側に調節した場
合の排ワラ搬送装置20は、脱穀フィードチェーン1か
らの脱穀排ワラを排ワラ細断装置10の上方近くまで搬
送して落下させる。そして、株元側挟持搬送装置23の
搬送ガイド杆22を伸長側に調節した場合の排ワラ搬送
装置20は、脱穀フィードチェーン1からの脱穀排ワラ
を排ワラ細断装置10の上方を通過させて排ワラカバー
6の後端側まで搬送して圃場に向けて落下させる。
【0024】図2,図3および図7に示すように、前記
排ワラカバー6の後側カバー部分5における横側壁部5
aに開口7と、この開口7に対する揺動開閉自在な蓋体
8とを備えてある。前記開口7は、排ワラ搬送装置20
が脱穀排ワラを排ワラカバー6の後端側に搬送していく
際に図2に二点鎖線で示す如く搬送排ワラの穂先側が通
過していくように配置してある。
排ワラカバー6の後側カバー部分5における横側壁部5
aに開口7と、この開口7に対する揺動開閉自在な蓋体
8とを備えてある。前記開口7は、排ワラ搬送装置20
が脱穀排ワラを排ワラカバー6の後端側に搬送していく
際に図2に二点鎖線で示す如く搬送排ワラの穂先側が通
過していくように配置してある。
【0025】図3に示すように、前記蓋体8は、前記横
側壁部5aのうちの板金製の側壁部分5bにボルト連結
する樹脂板製の側壁部分5cと一体成型した樹脂製板体
によって作成してある。蓋体8と側壁部分5cとを連結
する部分5eを、蓋体8および側壁部分5cを成型する
際に蓋体8や側壁部分5cよりも厚さが小の薄肉になっ
て、蓋体8の側壁部分5bに対する揺動を可能にする可
撓性を具備するように作成することにより、蓋体8を前
記連結部分5eが揺動支点となって揺動開閉するように
側壁部分5cに支持させてある。
側壁部5aのうちの板金製の側壁部分5bにボルト連結
する樹脂板製の側壁部分5cと一体成型した樹脂製板体
によって作成してある。蓋体8と側壁部分5cとを連結
する部分5eを、蓋体8および側壁部分5cを成型する
際に蓋体8や側壁部分5cよりも厚さが小の薄肉になっ
て、蓋体8の側壁部分5bに対する揺動を可能にする可
撓性を具備するように作成することにより、蓋体8を前
記連結部分5eが揺動支点となって揺動開閉するように
側壁部分5cに支持させてある。
【0026】図4および図5に示す如く前記側壁部分5
cの内面側に一体成型した樹脂製アームによって前記後
側カバー部分5の内側に形成するとともに連結ピンP1
を介してスプリング9を連結するように構成したばね支
持部5fと、図4および図6に示す如く蓋体8の裏面側
に一体成型した樹脂製突起によって蓋体8の基端部に形
成するとともに連結ピンP2を介してスプリング9の他
端側を連結するように構成した一対のばね連結部8a,
8aとにわたり、蓋体8を揺動付勢する前記引張りスプ
リング9を取り付けてある。図3に示すように、蓋体8
が揺動するに伴って蓋体8と引張りスプリング9との連
結点である前記連結ピンP2が蓋体8の揺動軸芯よりも
高レベル側と低レベル側とに移動するように前記ばね連
結部8aを配置設定するとともに、蓋体8の前記ばね支
持部8aどうしの間に位置する箇所と、側壁部分5cの
下端部とのそれぞれにばね挿通用のスリットS1,S2
を備えさせ、図3に示すように、蓋体8を揺動させるに
伴い、引っ張りスプリング9の蓋体側の端部が蓋体8の
スリットS1に対しても側壁部分5cのスリットS2に
対しても出入りして引張りスプリング9が蓋体8に対し
て揺動付勢するべく作用する方向が蓋体8を開き側に付
勢する方向と閉じ側に付勢する方向とに反転するように
構成してある。
cの内面側に一体成型した樹脂製アームによって前記後
側カバー部分5の内側に形成するとともに連結ピンP1
を介してスプリング9を連結するように構成したばね支
持部5fと、図4および図6に示す如く蓋体8の裏面側
に一体成型した樹脂製突起によって蓋体8の基端部に形
成するとともに連結ピンP2を介してスプリング9の他
端側を連結するように構成した一対のばね連結部8a,
8aとにわたり、蓋体8を揺動付勢する前記引張りスプ
リング9を取り付けてある。図3に示すように、蓋体8
が揺動するに伴って蓋体8と引張りスプリング9との連
結点である前記連結ピンP2が蓋体8の揺動軸芯よりも
高レベル側と低レベル側とに移動するように前記ばね連
結部8aを配置設定するとともに、蓋体8の前記ばね支
持部8aどうしの間に位置する箇所と、側壁部分5cの
下端部とのそれぞれにばね挿通用のスリットS1,S2
を備えさせ、図3に示すように、蓋体8を揺動させるに
伴い、引っ張りスプリング9の蓋体側の端部が蓋体8の
スリットS1に対しても側壁部分5cのスリットS2に
対しても出入りして引張りスプリング9が蓋体8に対し
て揺動付勢するべく作用する方向が蓋体8を開き側に付
勢する方向と閉じ側に付勢する方向とに反転するように
構成してある。
【0027】これにより、図3(イ)に示すように、蓋
体8を揺動操作してその遊端側が排ワラ細断装置10の
カッタカバーの横側壁面に当接する閉じ姿勢に操作した
際には、引張りスプリング9の蓋体側端部が蓋体8のス
リットS1からも側壁部分5cのスリットS2からも排
ワラカバー5の内側に出て前記連結ピンP2が排ワラカ
バー5の内側の前記連結部5eよりも低レベル側に位置
し、引張りスプリング9が蓋体8を前記閉じ姿勢に付勢
する。そして、図3(ロ)に示すように、蓋体8をその
外面側が前記側壁部分5aに当接する開き姿勢に操作し
た際には、引張りスプリング9の蓋体側端部が蓋体8の
スリットS1にも側壁部分5cのスリットS2にも入り
込んで前記連結ピンP2が後側カバー部分5の外側の前
記連結部5eよりも高レベル側に位置し、引張りスプリ
ング9が蓋体8を前記開き姿勢に付勢する。
体8を揺動操作してその遊端側が排ワラ細断装置10の
カッタカバーの横側壁面に当接する閉じ姿勢に操作した
際には、引張りスプリング9の蓋体側端部が蓋体8のス
リットS1からも側壁部分5cのスリットS2からも排
ワラカバー5の内側に出て前記連結ピンP2が排ワラカ
バー5の内側の前記連結部5eよりも低レベル側に位置
し、引張りスプリング9が蓋体8を前記閉じ姿勢に付勢
する。そして、図3(ロ)に示すように、蓋体8をその
外面側が前記側壁部分5aに当接する開き姿勢に操作し
た際には、引張りスプリング9の蓋体側端部が蓋体8の
スリットS1にも側壁部分5cのスリットS2にも入り
込んで前記連結ピンP2が後側カバー部分5の外側の前
記連結部5eよりも高レベル側に位置し、引張りスプリ
ング9が蓋体8を前記開き姿勢に付勢する。
【0028】つまり、脱穀排ワラを細断処理する際に
は、排ワラ搬送装置20の前記搬送ガイド杆22を短縮
側に調節するとともに、図1に二点鎖線で示すように、
排ワラ細断装置10の排ワラ受入れ口11の蓋体12を
上昇揺動操作して排ワラ受入れ口11を開放しておく。
すると、脱穀フィードチェーン1が脱穀排ワラを扱室2
から搬出するに伴い、排ワラ搬送装置20が脱穀フィー
ドチェーン1からの脱穀排ワラを受け継いで穂先側に寄
せながら機体後方側に排ワラ細断装置10の上方まで搬
送して前記排ワラ受入れ口11に落下させることによ
り、排ワラ細断装置10に横倒れ姿勢で供給する。する
と、排ワラ細断装置10は、脱穀排ワラの稈身方向に平
行な2本の駆動回動自在なカッター軸13,14それぞ
れにその軸芯方向にならべて一体回動自在に備えてある
回転カッター13a,14aによって脱穀排ワラを稈身
方向に細断し、細断ワラを回転カッター13a,14a
の下方に位置する排出口から圃場に落下させていく。こ
のとき、図3(イ)に示すように、前記蓋体8を閉じ姿
勢に切り換え操作することにより、蓋体8が引張りスプ
リング9によって閉じ姿勢に保持されて開口7を閉じて
おくようにできる。
は、排ワラ搬送装置20の前記搬送ガイド杆22を短縮
側に調節するとともに、図1に二点鎖線で示すように、
排ワラ細断装置10の排ワラ受入れ口11の蓋体12を
上昇揺動操作して排ワラ受入れ口11を開放しておく。
すると、脱穀フィードチェーン1が脱穀排ワラを扱室2
から搬出するに伴い、排ワラ搬送装置20が脱穀フィー
ドチェーン1からの脱穀排ワラを受け継いで穂先側に寄
せながら機体後方側に排ワラ細断装置10の上方まで搬
送して前記排ワラ受入れ口11に落下させることによ
り、排ワラ細断装置10に横倒れ姿勢で供給する。する
と、排ワラ細断装置10は、脱穀排ワラの稈身方向に平
行な2本の駆動回動自在なカッター軸13,14それぞ
れにその軸芯方向にならべて一体回動自在に備えてある
回転カッター13a,14aによって脱穀排ワラを稈身
方向に細断し、細断ワラを回転カッター13a,14a
の下方に位置する排出口から圃場に落下させていく。こ
のとき、図3(イ)に示すように、前記蓋体8を閉じ姿
勢に切り換え操作することにより、蓋体8が引張りスプ
リング9によって閉じ姿勢に保持されて開口7を閉じて
おくようにできる。
【0029】脱穀排ワラを長ワラ放出処理する際には、
排ワラ搬送装置20の前記搬送ガイド杆22を伸長側に
調節するとともに、図1に実線で示すように、排ワラ細
断装置10の前記蓋体12を下降揺動操作して排ワラ受
入れ口11を閉じておく。さらに、図3(ロ)に示すよ
うに、前記蓋体8を開き姿勢に切り換え操作し、引張り
スプリング9によって蓋体8を開き姿勢に保持させて開
口7を開けておく。すると、脱穀フィードチェーン1が
脱穀排ワラを扱室2から搬出するに伴い、排ワラ搬送装
置20が脱穀フィードチェーン1からの脱穀排ワラを受
け継いで穂先側に寄せながら機体後方側に排ワラカバー
6の後端側まで搬送して排出することにより、脱穀排ワ
ラが長ワラ状態のままで排ワラカバー6の排出口から出
て圃場に落下していく。このとき、排ワラ搬送装置20
は、脱穀排ワラを穂先側が開口7を通過していくまで穂
先側に寄せてから排出することにより、脱穀排ワラを機
体に対して極力横外側に偏位する箇所に放出できる。
排ワラ搬送装置20の前記搬送ガイド杆22を伸長側に
調節するとともに、図1に実線で示すように、排ワラ細
断装置10の前記蓋体12を下降揺動操作して排ワラ受
入れ口11を閉じておく。さらに、図3(ロ)に示すよ
うに、前記蓋体8を開き姿勢に切り換え操作し、引張り
スプリング9によって蓋体8を開き姿勢に保持させて開
口7を開けておく。すると、脱穀フィードチェーン1が
脱穀排ワラを扱室2から搬出するに伴い、排ワラ搬送装
置20が脱穀フィードチェーン1からの脱穀排ワラを受
け継いで穂先側に寄せながら機体後方側に排ワラカバー
6の後端側まで搬送して排出することにより、脱穀排ワ
ラが長ワラ状態のままで排ワラカバー6の排出口から出
て圃場に落下していく。このとき、排ワラ搬送装置20
は、脱穀排ワラを穂先側が開口7を通過していくまで穂
先側に寄せてから排出することにより、脱穀排ワラを機
体に対して極力横外側に偏位する箇所に放出できる。
【0030】〔別実施形態〕前記排ワラ細断装置10の
後側に排ワラ結束装置とか排ワラドロッパーとかを付設
し、脱穀排ワラを細断して放出する処理と、結束した長
ワラ状態で放出する処理と、結束しない長ワラ状態で放
出する処理とのいずれもができるように排ワラ処理部を
構成する場合にも本発明は適用できる。
後側に排ワラ結束装置とか排ワラドロッパーとかを付設
し、脱穀排ワラを細断して放出する処理と、結束した長
ワラ状態で放出する処理と、結束しない長ワラ状態で放
出する処理とのいずれもができるように排ワラ処理部を
構成する場合にも本発明は適用できる。
【図1】脱穀排ワラ処理部の断面図
【図2】脱穀排ワラ処理部の平面図
【図3】蓋体配設部の断面図
【図4】蓋体の斜視図
【図5】ばね支持部の平面図
【図6】ばね連結部の平面図
【図7】脱穀排ワラ処理部の斜視図
2 扱室 5a 横側壁部 5c 側壁部分 5e 連結部分 5f ばね支持部 6 排ワラカバー 7 開口 8 蓋体 8a ばね支持部 9 引張りスプリング 20 排ワラ搬送装置 S1 蓋体のスリット S2 横側壁部のスリット
Claims (4)
- 【請求項1】 扱室から搬出される脱穀排ワラを横倒れ
姿勢で穂先側に寄せながら機体後方側に搬送する排ワラ
搬送装置を備えるとともに、この排ワラ搬送装置による
搬送排ワラの移動経路を覆う排ワラカバーの横側壁部
に、搬送排ワラの穂先側が通過する開口と、この開口に
対する揺動開閉自在な蓋体とを備えてあるコンバインの
脱穀排ワラ処理部構造であって、 前記蓋体を揺動付勢する引張りスプリングを、前記排ワ
ラカバーの内側に位置するばね支持部と、前記蓋体の裏
面側に位置するばね連結部とにわたって取り付けるとと
もに蓋体が閉じ姿勢になった際には蓋体に対して閉じ付
勢作用し、蓋体が開き姿勢になった際には蓋体に対して
開き付勢作用する状態に蓋体揺動に伴って反転するよう
に構成し、 蓋体が揺動するに伴って前記引張りスプリングの一端側
部分が出入りするスリットを前記横側壁部と前記蓋体と
に備えさせてあるコンバインの脱穀排ワラ処理部構造。 - 【請求項2】 前記蓋体を樹脂で作成するとともに、前
記ばね連結部を蓋体の裏面側に一体成型の樹脂製にして
ある請求項1記載のコンバインの脱穀排ワラ処理部構
造。 - 【請求項3】 前記横側壁部のうちの前記蓋体を支持す
る側壁部分を樹脂で作成するとともに、前記ばね支持部
を前記側壁部分の内面側に一体成型の樹脂製にしてある
請求項1又は2記載のコンバインの脱穀排ワラ処理部構
造。 - 【請求項4】 前記側壁部分と前記蓋体とを一体成型す
るとともに、側壁部分と蓋体とを連結する部分の薄肉に
よって蓋体の揺動を可能にしてある請求項2又は3記載
のコンバインの脱穀排ワラ処理部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15214197A JP3338767B2 (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | コンバインの脱穀排ワラ処理部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15214197A JP3338767B2 (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | コンバインの脱穀排ワラ処理部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1142A true JPH1142A (ja) | 1999-01-06 |
JP3338767B2 JP3338767B2 (ja) | 2002-10-28 |
Family
ID=15533943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15214197A Expired - Fee Related JP3338767B2 (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | コンバインの脱穀排ワラ処理部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3338767B2 (ja) |
-
1997
- 1997-06-10 JP JP15214197A patent/JP3338767B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3338767B2 (ja) | 2002-10-28 |
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