JPH1142888A - 筆記具のクリップ取付装置 - Google Patents
筆記具のクリップ取付装置Info
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- JPH1142888A JPH1142888A JP9217088A JP21708897A JPH1142888A JP H1142888 A JPH1142888 A JP H1142888A JP 9217088 A JP9217088 A JP 9217088A JP 21708897 A JP21708897 A JP 21708897A JP H1142888 A JPH1142888 A JP H1142888A
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- clip
- ring
- shaped fixing
- fixing portion
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Abstract
筆記具にも適用可能なクリップ取付装置を提供するこ
と。 【解決手段】 筒体1と、該筒体1の後部内面に固着さ
れる中空の天冠固定部材2と、該天冠固定部材2の内面
に固着され、段部5を有する天冠4と、リング状固定部
9を有し、リング状固定部9の内方に複数の突起10を
形成したクリップ8とよりなり、リング状固定部9を天
冠4に挿入し、その内方突起10により回転を防止する
と共に、リング状固定部9を天冠4の段部5と筒体1の
端面1a及び天冠固定部材2の端面2aとで挟持・固定
するようなした筆記具のクリップ取付装置。
Description
有する筆記具のクリップ取付装置に関するものである。
クリップを軸筒もしくはキャップである筒体に固定する
場合には、円周方向に対する回転防止手段が必要とな
り、その解決手段として、実開昭57−39283号、
実開昭57−4382号、実開平6−83389号など
の考案が知られている。
57−39283号の考案は、軸体の端部を切欠き、係
止部を形成するため外観的な美観を損ねるという問題が
ある。又、実開昭57−4382号や実開平6−833
89号の考案においては、金属製クリップのリング状固
定部に突起を設け、この突起を合成樹脂製のクリップ固
定部材に喰い込ませて固定しているので、クリップ固定
部材が合成樹脂に限定されるため、その強度を維持する
ためにも肉厚にならざるを得ず、結果として軸が太くな
り、軸径が細い筆記具への適用が困難であるという制約
があった。
鑑みなされたものであり、外観的な美観を損なうことな
く、軸径が細い筆記具にも適用可能なクリップ取付装置
を提供することを目的とするものであって、筒体と、該
筒体の後部内面に固着される中空の天冠固定部材と、該
天冠固定部材の内面に固着され、段部を有する天冠と、
リング状固定部を有し、リング状固定部の内方に複数の
突起を形成したクリップとよりなり、リング状固定部を
天冠に挿入し、その内方突起により回転を防止すると共
に、リング状固定部を天冠の段部と筒体及び天冠固定部
材の端面とで挟持・固定するようなした筆記具のクリッ
プ取付装置を要旨とするものである。
回転を防止し、又、リング状固定部を天冠の段部と筒体
及び天冠固定部材の端面とで挟持・固定するようにした
ので、外観的な美観を損なうことなく、軸径が細い筆記
具にも適用可能なクリップ取付装置が提供できる。
き詳細に説明する。図1、2は本発明の第1実施例であ
る。参照符号1は、軸筒もしくはキャップである筒体で
あって、合成樹脂もしくは金属よりなる。参照符号2
は、筒体1の後部内面に固着される中空の天冠固定部材
であって、外周上に複数の突条3を形成することによっ
て、筒体1との固定(図示においては圧入嵌合)をより
強固なものとしているが、固定手段としては、螺合など
他の固定手段も勿論採用できる。尚、天冠固定部材2の
材質としては、合成樹脂もしくは金属が挙げられる。参
照符号4は、天冠固定部材2の内面に固着され、段部5
を有する天冠であって、段部5の前方外周に突部6を形
成し、該突部6に後述するクリップ8のリング状固定部
9を配置するものである。天冠固定部材2への固定手段
としては、天冠4の外周上に突部(図示は2個、大径
部)7を形成し、圧入嵌合しているが、螺合など他の固
定手段も勿論採用できる。尚、天冠4の材質としては、
合成樹脂であっても金属であっても構わない。参照符号
8は、リング状固定部9を有する金属製のクリップであ
って、リング状固定部9の内方には複数の突起10が形
成されている。このリング状固定部9は前記天冠4、よ
り具体的には天冠4の突部6に挿入、配置され、内方突
起10を天冠4に強圧することよりその回転を防止して
いる。更に、リング状固定部9は、天冠4の段部5と筒
体1の端面1a及び天冠固定部材2の端面2aとで挟持
することにより固定されている。
ず、クリップ8のリング状固定部9を天冠4に挿入し、
突起10を天冠4の突部6に強圧、固定する。次いで、
クリップ8を固定した天冠4を天冠固定部材2内に圧
入、固定する。最後に、天冠固定部材2を筒体1に圧
入、固定する。
において、第1実施例との相違点は、クリップ8のリン
グ状固定部9内方に設けた突起10の形状にあり、その
他の点は第1実施例と同様である。即ち、本例における
リング状固定部9内方の突起10は、切片を折り曲げる
ことで突起10となしたもので、天冠4への取付におい
て、天冠4(突部6)との接触面積が拡がり、クリップ
8の回転防止効果をより高めることができるという利点
がある。
固着される中空の天冠固定部材と、該天冠固定部材の内
面に固着され、段部を有する天冠と、リング状固定部を
有し、リング状固定部の内方に複数の突起を形成したク
リップとよりなり、リング状固定部を天冠に挿入し、そ
の内方突起により回転を防止すると共に、リング状固定
部を天冠の段部と筒体及び天冠固定部材の端面とで挟持
・固定するようなした筆記具のクリップ取付装置であ
り、筒体る端部に切欠き等を形成する必要がないので、
外観的な美観を損なうことなく、又、天冠の使用材質が
合成樹脂に限定されないので、軸径が細い筆記具にも適
用可能なクリップ取付装置を提供することができるとい
う効果を有する。
Claims (2)
- 【請求項1】 筒体と、該筒体の後部内面に固着される
中空の天冠固定部材と、該天冠固定部材の内面に固着さ
れ、段部を有する天冠と、リング状固定部を有し、リン
グ状固定部の内方に複数の突起を形成したクリップとよ
りなり、リング状固定部を天冠に挿入し、その内方突起
により回転を防止すると共に、リング状固定部を天冠の
段部と筒体及び天冠固定部材の端面とで挟持・固定する
ようなした筆記具のクリップ取付装置。 - 【請求項2】 リング状固定部の内方突起を切片を折り
曲げることで形成した請求項1記載の筆記具のクリップ
取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21708897A JP3837856B2 (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 筆記具のクリップ取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21708897A JP3837856B2 (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 筆記具のクリップ取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1142888A true JPH1142888A (ja) | 1999-02-16 |
JP3837856B2 JP3837856B2 (ja) | 2006-10-25 |
Family
ID=16698654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21708897A Expired - Fee Related JP3837856B2 (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 筆記具のクリップ取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3837856B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5515208B2 (ja) * | 2007-11-29 | 2014-06-11 | ぺんてる株式会社 | 軸筒と固定部材とクリップとの連結構造 |
-
1997
- 1997-07-28 JP JP21708897A patent/JP3837856B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3837856B2 (ja) | 2006-10-25 |
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Legal Events
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