JPH03731Y2 - - Google Patents

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JPH03731Y2
JPH03731Y2 JP6798186U JP6798186U JPH03731Y2 JP H03731 Y2 JPH03731 Y2 JP H03731Y2 JP 6798186 U JP6798186 U JP 6798186U JP 6798186 U JP6798186 U JP 6798186U JP H03731 Y2 JPH03731 Y2 JP H03731Y2
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JP
Japan
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outer tube
notch
distal end
tip
antenna
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JP6798186U
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JPS62178605U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は自動車のような車両に搭載されるアン
テナ、すなわち車載用アンテナのアウターチユー
ブ固定装置に関するものである。
【従来の技術】
従来の車載用アンテナのアウターチユーブ固定
装置を第3図、第4図によつて説明する。これら
の図において、符号1は車載用アンテナの給電部
であり、この給電部1の伸縮アンテナポール(図
示せず)が摺動可能に嵌合される金属製外側管2
に前記アンテナポールを収納時に保護するための
合成樹脂製アウターチユーブ3が自動車のような
車両の車体内側に延びるように連結される。そし
て、前記外側管2の末端面とアウターチユーブ3
の先端面が接合され、この接合面の長手方向両側
に跨らせて金属管スリーブ4が嵌められ、このス
リーブ4が外側管2およびアウターチユーブ3に
それぞれポンチ加工によつて固定されている。な
お、第4図中、4a,4bはスリーブ4のポンチ
加工部を示す。
【考案が解決しようとする問題点】
従来の車載用アンテナのアウターチユーブ固定
装置は、前述したように、金属管スリーブを用い
ているので、部品数が多く、また、スリーブを外
側管およびアウターチユーブに2工程に分けてポ
ンチ加工しなければならず、組立に手数を要し、
さらに、ポンチ加工で外側管やアウターチユーブ
の内部が変形する恐れがあり、アンテナのマイナ
ス側が自動車車体に接触されるので、スリーブが
ノイズ発生の原因になるという問題点があつた。 本考案は、金属管スリーブをなくすことで、前
述した問題点を解決し、部品数が少なく組立が簡
易であり、さらに、内部の変形やノイズの発生原
因をなくし得る車載用アンテナのアウターチユー
ブ固定装置を提供することを目的としている。
【問題点を解決するための手段】
本考案による車載用アンテナのアウターチユー
ブ固定装置は、車載用アンテナの給電部から突出
した金属製外側管の末端部外周に先端側に切込み
を有する膨出部を形成し、前記外側管の末端部外
周にアンテナポール保護用の合成樹脂アウターチ
ユーブの先端部を圧入嵌合させ、この先端部に切
込み部を形成し、切込み部の端面を外側管の前記
膨出部の切込み端面に係止したものである。
【作用】
本考案によるアウターチユーブ固定装置は、予
め外側管の末端部に先端側に切込みを有する膨出
部を形成しておき、外側管の末端部外周に前記膨
出部より先端側まで合成樹脂製のアウターチユー
ブの先端部を圧入嵌合させ、この先端部に膨出部
の切込みと対応するように切込み部を設けること
で、切込み部の端面を先端側から膨出部の切込み
端面に係止させる。この係止は、アウターチユー
ブの切込み部より先端側の最先端部の膨出部によ
る弾性変形が戻ることでなされ、アウタチユーブ
が抜け止めされる。したがつて、本考案による固
定装置では、金属管スリーブを用いないので、部
品数が少なく、また、外側管とアウタチユーブと
を膨出部の切込みとアウタチユーブ先端部の切込
み部の係止により、確実に固定でき、2工程に分
けてのポンチ加工に比べ、アウタチユーブに切込
み部を設ける加工が容易である上に、部品の位置
規制する方向が軸方向だけで容易に位置決めでき
ることにより、組立が簡易にでき、前記のような
組立工程であるので、外側管、アウタチユーブの
内部が変形することがなく、金属管スリーブを用
いないので、ノイズ発生の原因もなくなる。
【実施例】
以下、本考案の一実施例につき第1図および第
2図を参照して説明する。 第1図、第2図において、符号1は車載アンテ
ナの給電部であり、この給電部1から自動車車体
内方に突出する金属製外側管5末端部の外周には
相対向する2つの膨出部5aが先端側に外側管2
軸方向と直交する切込み5bを設けてくさび状に
斜めに形成されている。ある程度の弾力性を有す
る合成樹脂製アウターチユーブ6の先端部を外側
管5の末端部外周に前記膨出部5aより先端側ま
で圧入嵌合させ、前記アウターチユーブ6の先端
部に膨出部5aの切込み5bと対応するように切
込み部6aをアウターチユーブ6の軸方向と直交
させて形成することでアウターチユーブ6の切込
み部6aより先端側の最先端部6bは膨出部5a
による弾性変形が解消され、切込み部6aの端面
が膨出部5aの切込み5b端面に先端側から係止
される。 そして、アウターチユーブ6は、外側管5の外
径と等しいかこれより若干小さい内径のものを用
い、また外側管5に先端部を嵌めた後に、刃物で
切込み部6aを設けるが、これは予め切込み部を
設けておくと、外側管5へのアウターチユーブの
圧入嵌合時にこのチユーブが座屈を生じ、圧入操
作がしにくいからである。 なお、本実施例の前述した以外の構成は、従来
から一般に使用されている車載用アンテナと同様
である。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案による車載用アン
テナのアウターチユーブ固定装置は、金属製外側
管の給電部から突出した末端部外周に先端側に切
込みを有する膨出部を形成し、前記外側管の末端
部外周に合成樹脂製アウターチユーブの先端部を
圧入嵌合させ、この先端部に切込み部を設けて、
切込み部の端面を前記膨出部の切込み端面に係止
したので、金属管スリーブを用いず、部品数が少
ない上に組立が簡易であり、したがつて安価であ
る上に、外側管、アウターチユーブの内部の変形
がなく、前記膨出部の切込みは予め外側管に設け
ておくものであるため、容易にしかも位置精度が
よく、さらに、金属管スリーブを用いないのでノ
イズの発生源をなくすことができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による車載用アンテ
ナのアウターチユーブ固定装置を示す要部を縦断
した側面図、第2図は同分解斜視図、第3図は従
来例の車載用アンテナのアウターチユーブ固定装
置を示す斜視図、第4図は同一部を縦断した側面
図である。 1……給電部、2……外側管、3……アウター
チユーブ、4……金属管スリーブ、4a,4b…
…ポンチ加工部、5……外側管、5a……膨出
部、5b……切込み、6……アウターチユーブ、
6a……切込み部、6b……最先端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車載用アンテナの給電部から突出した金属製外
    側管の末端部外周に先端側に切込みを有する膨出
    部を形成し、前記外側管の末端部外周にアンテナ
    ポール保護用の合成樹脂製アウターチユーブの先
    端部を圧入嵌合させ、この先端部に切込み部を形
    成し、アウターチユーブの切込み端面を外側管の
    前記膨出部の切込み端面に係止したことを特徴と
    する車載用アンテナのアウターチユーブ固定装
    置。
JP6798186U 1986-05-02 1986-05-02 Expired JPH03731Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6798186U JPH03731Y2 (ja) 1986-05-02 1986-05-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6798186U JPH03731Y2 (ja) 1986-05-02 1986-05-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62178605U JPS62178605U (ja) 1987-11-13
JPH03731Y2 true JPH03731Y2 (ja) 1991-01-11

Family

ID=30907384

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JP6798186U Expired JPH03731Y2 (ja) 1986-05-02 1986-05-02

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JPS62178605U (ja) 1987-11-13

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