JPH0210654Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0210654Y2 JPH0210654Y2 JP1984127863U JP12786384U JPH0210654Y2 JP H0210654 Y2 JPH0210654 Y2 JP H0210654Y2 JP 1984127863 U JP1984127863 U JP 1984127863U JP 12786384 U JP12786384 U JP 12786384U JP H0210654 Y2 JPH0210654 Y2 JP H0210654Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer tube
- pipe
- antenna element
- power supply
- assembly
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 9
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Aerials (AREA)
Description
本考案は、自動車のような車両に搭載する車載
アンテナ装置に関するものである。
アンテナ装置に関するものである。
車載アンテナ装置として、車体の外側からアン
テナ素子を容易に交換できるようにするために、
実願昭59−68798号(昭和59年5月11日出願)を
本考案の出願人が先に提案している。この車載ア
ンテナ装置は、第3図および第4図に示すよう
に、シールドパイプ1に伸縮ロツドアンテナ素子
2が着脱可能に嵌挿支持され、前記シールドパイ
プ1が外側管組立体3に先端側からの着脱可能に
嵌挿されている。またシールドパイプ1は、絶縁
ゴムなどの絶縁材料からなる先端部4が金属製の
給電チユーブ5と一体成形されたものであり、こ
の給電チユーブ5の基端部に前記アンテナ素子2
の抜け止め用小径部5aが形成され、この小径部
5aにアンテナ素子2の基端部に設けたストツパ
6が係止されることで、アンテナ素子2が抜け止
めされている。そして給電チユーブ5の内周面に
固定し、またはこれの一部に切起して形成した給
電ばね7が、アンテナ素子2の基パイプ8の外周
面に圧接して基パイプ8を摺動可能に支持してい
る。前記外側管組立体3には、金属製の外側管9
の先端部内周面に合成樹脂製のインシユレータ1
0が一体成形されており、ラジオ側に接続される
給電ばね11がインシユレータ10の内周面から
突出して、給電チユーブ5の外周面にこれと摺動
可能に圧接されている。そしてシールドパイプ1
の先端部が、外側管組立体3の先端部にこれの外
側管9に螺合するナツト12によつて締付固定さ
れる。 このような車載アンテナ装置は、構成が複雑で
製作工程が多くなり、またシールドパイプ1に金
属製の給電チユーブ5を使用しているため、静電
容量が増大し、ラジオセツト側とのインピーダン
スマツチングがうまく行かないなど、電気特性が
あまりよくなく、さらに雨水などの浸入による発
錆や腐蝕によつて給電チユーブ5と給電ばね11
との導通不良が生ずるという問題があつた。
テナ素子を容易に交換できるようにするために、
実願昭59−68798号(昭和59年5月11日出願)を
本考案の出願人が先に提案している。この車載ア
ンテナ装置は、第3図および第4図に示すよう
に、シールドパイプ1に伸縮ロツドアンテナ素子
2が着脱可能に嵌挿支持され、前記シールドパイ
プ1が外側管組立体3に先端側からの着脱可能に
嵌挿されている。またシールドパイプ1は、絶縁
ゴムなどの絶縁材料からなる先端部4が金属製の
給電チユーブ5と一体成形されたものであり、こ
の給電チユーブ5の基端部に前記アンテナ素子2
の抜け止め用小径部5aが形成され、この小径部
5aにアンテナ素子2の基端部に設けたストツパ
6が係止されることで、アンテナ素子2が抜け止
めされている。そして給電チユーブ5の内周面に
固定し、またはこれの一部に切起して形成した給
電ばね7が、アンテナ素子2の基パイプ8の外周
面に圧接して基パイプ8を摺動可能に支持してい
る。前記外側管組立体3には、金属製の外側管9
の先端部内周面に合成樹脂製のインシユレータ1
0が一体成形されており、ラジオ側に接続される
給電ばね11がインシユレータ10の内周面から
突出して、給電チユーブ5の外周面にこれと摺動
可能に圧接されている。そしてシールドパイプ1
の先端部が、外側管組立体3の先端部にこれの外
側管9に螺合するナツト12によつて締付固定さ
れる。 このような車載アンテナ装置は、構成が複雑で
製作工程が多くなり、またシールドパイプ1に金
属製の給電チユーブ5を使用しているため、静電
容量が増大し、ラジオセツト側とのインピーダン
スマツチングがうまく行かないなど、電気特性が
あまりよくなく、さらに雨水などの浸入による発
錆や腐蝕によつて給電チユーブ5と給電ばね11
との導通不良が生ずるという問題があつた。
本考案は、前述した諸問題を解決して、構成が
簡単で容易に製作でき、また静電容量が増大する
ことなく、さらに導通不良が発生しにくい車載ア
ンテナ装置を提供することを目的としている。
簡単で容易に製作でき、また静電容量が増大する
ことなく、さらに導通不良が発生しにくい車載ア
ンテナ装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本考案の車載ア
ンテナ装置は、合成樹脂製のシールドパイプに伸
縮ロツドアンテナ素子を抜け止めして軸方向移動
可能に嵌挿支持させ、前記シールドパイプを外側
管組立体にこの組立体の先端側からの着脱可能に
嵌挿し、外側管組立体の外側管内周面に設けた給
電ばねをシールドパイプに設けたばね用孔に通し
て前記アンテナ素子の基パイプ外周面に摺動可能
に圧接させたものである。
ンテナ装置は、合成樹脂製のシールドパイプに伸
縮ロツドアンテナ素子を抜け止めして軸方向移動
可能に嵌挿支持させ、前記シールドパイプを外側
管組立体にこの組立体の先端側からの着脱可能に
嵌挿し、外側管組立体の外側管内周面に設けた給
電ばねをシールドパイプに設けたばね用孔に通し
て前記アンテナ素子の基パイプ外周面に摺動可能
に圧接させたものである。
以下、本考案の一実施例につき第1図、第2図
を参照して説明する。 第1図、第2図において、符号13は合成樹脂
の一体成形品からなるシールドパイプであり、こ
のシールドパイプ13は、先端部13aが大外径
に形成されてナツト12が係合されるように構成
され、基端部に伸縮ロツドアンテナ素子2の抜け
止め用小径部13bが形成され、中間部の円周方
向の複数個所には、ばね用孔13cが形成されて
いる。シールドパイプ13が嵌挿される外側管組
立体14は、金属製の外側管15の先端部内周側
にインシユレータ16が一体成形され、外側管1
5の先端部内周面に溶接などで固定されてインシ
ユレータ16内周面から突出する給電ばね17
が、中心側のシールドパイプ13のばね用孔13
cに遊挿されて前記アンテナ素子2の基パイプ8
の外周面にこれと摺動可能に直接圧接されてい
る。なお本実施例の前述した以外の構成は、第3
図、第4図に示す車載アンテナ装置と同様であ
り、第2図中の第3図、第4図と同符号は対応す
る部分を示す。 以上のように構成された実施例の車載アンテナ
装置は、自動車の車体へ固定した使用時に、アン
テナ素子2を伸縮させることで、その基パイプ8
が外側管15に固定した給電ばね17と直接摺動
するため、雨水などの水分が基パイプ8と給電ば
ね17の摺動部に浸入した場合でも、給電ばね1
7が発錆したり腐蝕したりしにくく、これらに起
因する基パイプ8と給電ばね17の導通不良の発
生を防止できる。なお外側管15は、内周側のイ
ンシユレータ16を省略してもよく、そうした場
合には外側管組立体14を小外径にすることがで
き、車体に設ける取付孔も小径にすることができ
る。
を参照して説明する。 第1図、第2図において、符号13は合成樹脂
の一体成形品からなるシールドパイプであり、こ
のシールドパイプ13は、先端部13aが大外径
に形成されてナツト12が係合されるように構成
され、基端部に伸縮ロツドアンテナ素子2の抜け
止め用小径部13bが形成され、中間部の円周方
向の複数個所には、ばね用孔13cが形成されて
いる。シールドパイプ13が嵌挿される外側管組
立体14は、金属製の外側管15の先端部内周側
にインシユレータ16が一体成形され、外側管1
5の先端部内周面に溶接などで固定されてインシ
ユレータ16内周面から突出する給電ばね17
が、中心側のシールドパイプ13のばね用孔13
cに遊挿されて前記アンテナ素子2の基パイプ8
の外周面にこれと摺動可能に直接圧接されてい
る。なお本実施例の前述した以外の構成は、第3
図、第4図に示す車載アンテナ装置と同様であ
り、第2図中の第3図、第4図と同符号は対応す
る部分を示す。 以上のように構成された実施例の車載アンテナ
装置は、自動車の車体へ固定した使用時に、アン
テナ素子2を伸縮させることで、その基パイプ8
が外側管15に固定した給電ばね17と直接摺動
するため、雨水などの水分が基パイプ8と給電ば
ね17の摺動部に浸入した場合でも、給電ばね1
7が発錆したり腐蝕したりしにくく、これらに起
因する基パイプ8と給電ばね17の導通不良の発
生を防止できる。なお外側管15は、内周側のイ
ンシユレータ16を省略してもよく、そうした場
合には外側管組立体14を小外径にすることがで
き、車体に設ける取付孔も小径にすることができ
る。
以上説明したように、本考案によれば、伸縮ロ
ツドアンテナ素子が抜け止めして軸方向移動可能
に嵌挿支持されたシールドパイプを合成樹脂製と
したので、シールドパイプが絶縁材料の先端部と
金属製の給電パイプの一体成形品からなるものに
比べて、部品点数が少ない上に形状が複雑でも製
作工程が少なくて済み、容易に製作することがで
きる。また本考案によれば、外側管組立体の外側
管の内周面に設けた給電ばねを、シールドパイプ
に設けたばね用孔に通して伸縮ロツドアンテナ素
子の基パイプに直接的に摺動可能に圧接させてあ
ることでも、部品点数を少なくすることができ、
全体として構成が簡単で容易に製作できる。さら
に本考案によれば、外側管から給電ばねで前記ア
ンテナ素子の基パイプに直接的に給電でき、これ
らの間に導通不良が生じにくいので信頼性が高
く、しかもアンテナ素子と外側管との間に金属性
の給電チユーブがないため、静電容量を増大させ
ることがなく、したがつてインピーダンスマツチ
ングをとるこが容易にできる車体外側からのアン
テナ素子の交換が可能な車載アンテナ装置を提供
できるという効果が得られる。
ツドアンテナ素子が抜け止めして軸方向移動可能
に嵌挿支持されたシールドパイプを合成樹脂製と
したので、シールドパイプが絶縁材料の先端部と
金属製の給電パイプの一体成形品からなるものに
比べて、部品点数が少ない上に形状が複雑でも製
作工程が少なくて済み、容易に製作することがで
きる。また本考案によれば、外側管組立体の外側
管の内周面に設けた給電ばねを、シールドパイプ
に設けたばね用孔に通して伸縮ロツドアンテナ素
子の基パイプに直接的に摺動可能に圧接させてあ
ることでも、部品点数を少なくすることができ、
全体として構成が簡単で容易に製作できる。さら
に本考案によれば、外側管から給電ばねで前記ア
ンテナ素子の基パイプに直接的に給電でき、これ
らの間に導通不良が生じにくいので信頼性が高
く、しかもアンテナ素子と外側管との間に金属性
の給電チユーブがないため、静電容量を増大させ
ることがなく、したがつてインピーダンスマツチ
ングをとるこが容易にできる車体外側からのアン
テナ素子の交換が可能な車載アンテナ装置を提供
できるという効果が得られる。
第1図は本考案の一実施例による車載アンテナ
装置の要部を示す半截側面図、第2図は同実施例
のシールドパイプを示す斜視図、第3図は先行例
の車載アンテナ装置を示す要部の分解説明図、第
4図は同シールドパイプ部分の半截側面図であ
る。 1……シールドパイプ、2……伸縮ロツドアン
テナ素子、3……外側管組立体、4……シールド
パイプの先端部、5……給電チユーブ、5a……
小径部、6……ストツパ、7……給電ばね、8…
…基パイプ、9……外側管、10……インシユレ
ータ、11……給電ばね、12……ナツト、13
……シールドパイプ、13a……先端部、13b
……小径部、13c……ばね用孔、14……外側
管組立体、15……外側管、16……インシユレ
ータ、17……給電ばね。
装置の要部を示す半截側面図、第2図は同実施例
のシールドパイプを示す斜視図、第3図は先行例
の車載アンテナ装置を示す要部の分解説明図、第
4図は同シールドパイプ部分の半截側面図であ
る。 1……シールドパイプ、2……伸縮ロツドアン
テナ素子、3……外側管組立体、4……シールド
パイプの先端部、5……給電チユーブ、5a……
小径部、6……ストツパ、7……給電ばね、8…
…基パイプ、9……外側管、10……インシユレ
ータ、11……給電ばね、12……ナツト、13
……シールドパイプ、13a……先端部、13b
……小径部、13c……ばね用孔、14……外側
管組立体、15……外側管、16……インシユレ
ータ、17……給電ばね。
Claims (1)
- 合成樹脂製のシールドパイプに伸縮ロツドアン
テナ素子を抜け止めして軸方向移動可能に嵌挿支
持させ、前記シールドパイプを外側管組立体にこ
の組立体の先端側からの着脱可能に嵌挿し、外側
管組立体の外側管内周面に設けた給電ばねをシー
ルドパイプに設けたばね用孔に通して前記アンテ
ナ素子の基パイプ外周面に摺動可能に圧接させた
ことを特徴とする車載アンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12786384U JPS6142108U (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | 車載アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12786384U JPS6142108U (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | 車載アンテナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6142108U JPS6142108U (ja) | 1986-03-18 |
JPH0210654Y2 true JPH0210654Y2 (ja) | 1990-03-16 |
Family
ID=30686493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12786384U Granted JPS6142108U (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | 車載アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6142108U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS43821Y1 (ja) * | 1964-12-17 | 1968-01-17 | ||
JPS5444366B2 (ja) * | 1974-01-31 | 1979-12-25 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6032415Y2 (ja) * | 1977-08-29 | 1985-09-27 | 株式会社ヨコオ | 多段伸縮管 |
-
1984
- 1984-08-23 JP JP12786384U patent/JPS6142108U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS43821Y1 (ja) * | 1964-12-17 | 1968-01-17 | ||
JPS5444366B2 (ja) * | 1974-01-31 | 1979-12-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6142108U (ja) | 1986-03-18 |
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