JPH1142043A - ツイスト製品を製造する方法および装置並びにツイスト製品 - Google Patents
ツイスト製品を製造する方法および装置並びにツイスト製品Info
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- JPH1142043A JPH1142043A JP9218057A JP21805797A JPH1142043A JP H1142043 A JPH1142043 A JP H1142043A JP 9218057 A JP9218057 A JP 9218057A JP 21805797 A JP21805797 A JP 21805797A JP H1142043 A JPH1142043 A JP H1142043A
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- A21D—TREATMENT, e.g. PRESERVATION, OF FLOUR OR DOUGH, e.g. BY ADDITION OF MATERIALS; BAKING; BAKERY PRODUCTS; PRESERVATION THEREOF
- A21D6/00—Other treatment of flour or dough before baking, e.g. cooling, irradiating, heating
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A21—BAKING; EDIBLE DOUGHS
- A21C—MACHINES OR EQUIPMENT FOR MAKING OR PROCESSING DOUGHS; HANDLING BAKED ARTICLES MADE FROM DOUGH
- A21C3/00—Machines or apparatus for shaping batches of dough before subdivision
- A21C3/08—Machines for twisting strips of dough, e.g. for making pretzels
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】捻じり成形を行うツイスト成形製品を簡単かつ
大量に生産できるようにする。 【解決手段】Ｖ字形状になるようにカットした食品素材
を、切れ込み拡開移送装置、捩じり付与部材、転圧板を
通す事により、ツイスト成形を行う。
大量に生産できるようにする。 【解決手段】Ｖ字形状になるようにカットした食品素材
を、切れ込み拡開移送装置、捩じり付与部材、転圧板を
通す事により、ツイスト成形を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定形状例えば、
短冊状の食品素材を捩じって得る菓子パン等のツイスト
製品の製造方法および装置に係る。
短冊状の食品素材を捩じって得る菓子パン等のツイスト
製品の製造方法および装置に係る。
【０００２】
【従来技術】ドーナツやデニッシュペストリー製品等の
ツイスト成形は、短冊状に切断した食品素材を捩じった
後二つに折り、これを更に手で捩じって編んだものや、
三本の短冊状の食品素材の一端を一つにまとめ、手作業
で三つ編みにする方法が知られている。
ツイスト成形は、短冊状に切断した食品素材を捩じった
後二つに折り、これを更に手で捩じって編んだものや、
三本の短冊状の食品素材の一端を一つにまとめ、手作業
で三つ編みにする方法が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の製品の製造手段
の場合、食品素材一個一個を人手によりツイスト成形す
る為、大量生産では製造に多大な労力がかかっていた。
の場合、食品素材一個一個を人手によりツイスト成形す
る為、大量生産では製造に多大な労力がかかっていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明では、前述の人手
による製品成形の生産能力問題、更には衛生面での問題
を解決してツイスト成形製品を提供しようとするもので
ある。
による製品成形の生産能力問題、更には衛生面での問題
を解決してツイスト成形製品を提供しようとするもので
ある。
【０００５】本発明の請求項１に係る発明は、Ｖ字形状
に形成された食品素材における一方の脚片に捩じりを付
与した後、他方の脚片を当該一方の脚片と捩じる事によ
ってツイスト製品を製造する方法である。
に形成された食品素材における一方の脚片に捩じりを付
与した後、他方の脚片を当該一方の脚片と捩じる事によ
ってツイスト製品を製造する方法である。
【０００６】請求項２に係る発明は、請求項１に記載の
発明において、Ｖ字形状に形成された食品素材における
一方の脚片の先端部側から基部側へ捩じりを与え、他方
の脚片の基部側から一方の脚片に捩じり込む事を特徴と
するツイスト製品を製造する方法である。
発明において、Ｖ字形状に形成された食品素材における
一方の脚片の先端部側から基部側へ捩じりを与え、他方
の脚片の基部側から一方の脚片に捩じり込む事を特徴と
するツイスト製品を製造する方法である。
【０００７】請求項３に係る発明は、請求項１、２に記
載の発明においてＶ字形状の食品素材におけるＶ字形状
の広がり方向がベルトコンベアの移送方向とほぼ一致す
るように上記ベルトコンベアに配置し、このベルトコン
ベアとコンベア上に配置した捩じり付与部材に接触せし
めて両者の間を通過させる事によって前記食品素材に捩
じりを与える事を特徴とするツイスト製品を製造する方
法である。
載の発明においてＶ字形状の食品素材におけるＶ字形状
の広がり方向がベルトコンベアの移送方向とほぼ一致す
るように上記ベルトコンベアに配置し、このベルトコン
ベアとコンベア上に配置した捩じり付与部材に接触せし
めて両者の間を通過させる事によって前記食品素材に捩
じりを与える事を特徴とするツイスト製品を製造する方
法である。
【０００８】請求項４に係る発明は、請求項１、２、３
に記載の発明において、Ｖ字形状の食品素材は、帯状の
食品生地を短冊状の素材に切断し、かつこの素材の一端
側から適宣長さの切れ込みを入れ、上記一端側を適宣に
広げる事を特徴とするツイスト製品を製造する方法であ
る。
に記載の発明において、Ｖ字形状の食品素材は、帯状の
食品生地を短冊状の素材に切断し、かつこの素材の一端
側から適宣長さの切れ込みを入れ、上記一端側を適宣に
広げる事を特徴とするツイスト製品を製造する方法であ
る。
【０００９】請求項５に係る発明は、請求項４におい
て、短冊状の食品素材を搬送する第一のコンベアの移送
速度よりも移送速度の大きな移送装置を前記第一のコン
ベアに隣接して配置し、前記第一のコンベアと前記移送
装置との速度差によって短冊状素材をＶ字形状に形成す
る事を特徴とするツイスト製品の製造方法である。
て、短冊状の食品素材を搬送する第一のコンベアの移送
速度よりも移送速度の大きな移送装置を前記第一のコン
ベアに隣接して配置し、前記第一のコンベアと前記移送
装置との速度差によって短冊状素材をＶ字形状に形成す
る事を特徴とするツイスト製品の製造方法である。
【００１０】請求項６に係る発明は、第一のベルトコン
ベア上を移送される帯状の食品生地を短冊状の素材に切
断すると共に移送方向に対して直交する方向の切れ込み
を上記素材の一端側から適宣範囲に渡って形成する生地
切断装置と、上記素材の切れ込み部をＶ字形状に拡開す
べく、上記第一のベルトコンベアに隣接して配置され第
一ベルトコンベアの移送速度よりも移送速度の大きな切
れ込み拡開移送装置と、上記切れ込み拡開移送装置によ
って切れ込み部を拡開され移送される素材の一方の脚片
の先端側から基部側へ捩じりを付与し、かつ他方の脚片
を一方の脚片に基部側から捩じり込むように捩じりを付
与する為の捩じり付与部材とを備えてなるものである。
ベア上を移送される帯状の食品生地を短冊状の素材に切
断すると共に移送方向に対して直交する方向の切れ込み
を上記素材の一端側から適宣範囲に渡って形成する生地
切断装置と、上記素材の切れ込み部をＶ字形状に拡開す
べく、上記第一のベルトコンベアに隣接して配置され第
一ベルトコンベアの移送速度よりも移送速度の大きな切
れ込み拡開移送装置と、上記切れ込み拡開移送装置によ
って切れ込み部を拡開され移送される素材の一方の脚片
の先端側から基部側へ捩じりを付与し、かつ他方の脚片
を一方の脚片に基部側から捩じり込むように捩じりを付
与する為の捩じり付与部材とを備えてなるものである。
【００１１】請求項７に係る発明は、Ｖ字形状に形成し
た食品素材における一方の脚片の先端側から基部側へ捩
じりを与え、他方の脚片の基部側から先端側へ捻じりを
与えながら一方の脚片と他方の脚片とを互いに捻り込ん
でなるツイスト食品である。
た食品素材における一方の脚片の先端側から基部側へ捩
じりを与え、他方の脚片の基部側から先端側へ捻じりを
与えながら一方の脚片と他方の脚片とを互いに捻り込ん
でなるツイスト食品である。
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明を実施例図１に基づき説明
する。移送装置としてコンベア２０、２１、２２を上流
から下流に並べて設け、コンベア２０の上には生地切断
装置３０を設けている。生地切断装置３０は帯状の食品
生地１０を短冊状に切断するためのカッター３１と、更
に短冊状の食品素材１１の中間部を一端側から適宜長さ
の切れ込みを入れるカッター３２とを設けている。
する。移送装置としてコンベア２０、２１、２２を上流
から下流に並べて設け、コンベア２０の上には生地切断
装置３０を設けている。生地切断装置３０は帯状の食品
生地１０を短冊状に切断するためのカッター３１と、更
に短冊状の食品素材１１の中間部を一端側から適宜長さ
の切れ込みを入れるカッター３２とを設けている。
【００１３】コンベア２１と２２との間には切れ込み拡
開移送装置４０を設けている。切れ込み拡開移送装置４
０は一対の対向するローラー４１、４２とコンベア２１
の下流端４３およびコンベア２２の上流端４４より構成
され、ローラー４１、４２は食品素材１１の厚みよりも
小さい間隔をあけて設けている。コンベア２０、２１、
２２、ローラー４１、４２の速度は、上流より下流が序
々に増大するようにしている。
開移送装置４０を設けている。切れ込み拡開移送装置４
０は一対の対向するローラー４１、４２とコンベア２１
の下流端４３およびコンベア２２の上流端４４より構成
され、ローラー４１、４２は食品素材１１の厚みよりも
小さい間隔をあけて設けている。コンベア２０、２１、
２２、ローラー４１、４２の速度は、上流より下流が序
々に増大するようにしている。
【００１４】コンベア２２の上には捩じり付与部材５０
を設けている。捩じり付与部材５０の構成を説明する
と、コンベア２２の移送面に平行かつ進行方向に直交し
て設けた駆動軸５１に、円板状の押さえ板５２を複数並
べて軸着するとともに、この押さえ板５２の間にはそれ
ぞれコンベア２２の移送面に沿ってプレート５３を設け
ている。プレート５３の上流端は支持軸５４に軸嵌させ
ており、支持軸５４を中心にプレート５３が揺動可能に
しており、この揺動で押さえ板５２の間をプレート５３
が上下するようになっている。
を設けている。捩じり付与部材５０の構成を説明する
と、コンベア２２の移送面に平行かつ進行方向に直交し
て設けた駆動軸５１に、円板状の押さえ板５２を複数並
べて軸着するとともに、この押さえ板５２の間にはそれ
ぞれコンベア２２の移送面に沿ってプレート５３を設け
ている。プレート５３の上流端は支持軸５４に軸嵌させ
ており、支持軸５４を中心にプレート５３が揺動可能に
しており、この揺動で押さえ板５２の間をプレート５３
が上下するようになっている。
【００１５】巻き上げ装置６０はコンベア２２の搬送面
と所定の間隔をあけて設けた転圧板６１であり、転圧板
６１を上下動ができるようにして搬送面との間隔が調節
できるようにしている。
と所定の間隔をあけて設けた転圧板６１であり、転圧板
６１を上下動ができるようにして搬送面との間隔が調節
できるようにしている。
【００１６】つぎに本発明実施例の作用を説明すると、
まず、製品の長さに必要な巾の帯状の食品生地１０を作
って搬送させる。この食品生地１０は、製造する製品に
よってそれぞれクロワッサン生地、ドーナツ生地、デニ
ッシュペストリー生地、フラワーシート生地（積層状の
生地の中にチョコレートやクリームを練り込んだ生地が
入っているもの）等各種菓子生地を使用する事ができ
る。
まず、製品の長さに必要な巾の帯状の食品生地１０を作
って搬送させる。この食品生地１０は、製造する製品に
よってそれぞれクロワッサン生地、ドーナツ生地、デニ
ッシュペストリー生地、フラワーシート生地（積層状の
生地の中にチョコレートやクリームを練り込んだ生地が
入っているもの）等各種菓子生地を使用する事ができ
る。
【００１７】この帯状の生地帯１０を生地切断装置３０
で所定幅に切断して短冊状の食品素材１１を得る。ここ
で、食品素材１１は中間部の長手方向に一端側を残して
切れ目を入れられる。生地切断装置３０によって短冊状
に切断された食品素材１１は、コンベア２０、２１の移
送速度差によって分離離間されて移送され、それぞれ一
片ずつが切れ込み拡開移送装置４０に通される。
で所定幅に切断して短冊状の食品素材１１を得る。ここ
で、食品素材１１は中間部の長手方向に一端側を残して
切れ目を入れられる。生地切断装置３０によって短冊状
に切断された食品素材１１は、コンベア２０、２１の移
送速度差によって分離離間されて移送され、それぞれ一
片ずつが切れ込み拡開移送装置４０に通される。
【００１８】食品素材１１は、上流側コンベア２１から
切れ込み拡開移送装置４０を通過する時、又 切れ込み
拡開移送装置４０から下流側コンベア２２を通過する時
にそれぞれの移送速度の違いにより、移送方向に引っ張
りの力を受ける。食品素材１１は、切れ込み拡開移送装
置４０のプレスロ─ラ４１、４２およびコンベア２１、
２２によって、脚片１１Ａ─１１Ｂと脚片１１Ｂ−１１
Ｃは脚片の拡開動作が行われ、切れ込みの入った脚片が
拡がったＶ字形状となる。
切れ込み拡開移送装置４０を通過する時、又 切れ込み
拡開移送装置４０から下流側コンベア２２を通過する時
にそれぞれの移送速度の違いにより、移送方向に引っ張
りの力を受ける。食品素材１１は、切れ込み拡開移送装
置４０のプレスロ─ラ４１、４２およびコンベア２１、
２２によって、脚片１１Ａ─１１Ｂと脚片１１Ｂ−１１
Ｃは脚片の拡開動作が行われ、切れ込みの入った脚片が
拡がったＶ字形状となる。
【００１９】Ｖ字型に拡げられた食品素材１２は捩じり
付与部材５０を通過するときに、まず、図２ハに示す如
く下流側の食品素材１２の脚片１２Ａが捩じり付与部材
５０に触れて捩じれが始まり、次に脚片の基部１２Ｂ部
分が捩じられる。そして更に脚片１２Ａ−１２Ｂの捩じ
れた部分に脚片１２Ｂ−１２Ｃの部分が絡みつくように
して捩じり成形が行われる。この時、脚片１２Ｂ−１２
Ｃ部分は、捩じられながら脚片１２Ａ−１２Ｂに絡みつ
いて捩じり成形が行われる。ここで脚片１２Ａ、脚片１
２Ｃ部分の断面形状をほぼ正方形にすると、捩じり付与
部材で回転しやすく、捩じり成形が容易である。捩じり
成形された食品素材１３は下流の転圧板６１に通し、巻
き絞めを行い捩じり成形が終了する。
付与部材５０を通過するときに、まず、図２ハに示す如
く下流側の食品素材１２の脚片１２Ａが捩じり付与部材
５０に触れて捩じれが始まり、次に脚片の基部１２Ｂ部
分が捩じられる。そして更に脚片１２Ａ−１２Ｂの捩じ
れた部分に脚片１２Ｂ−１２Ｃの部分が絡みつくように
して捩じり成形が行われる。この時、脚片１２Ｂ−１２
Ｃ部分は、捩じられながら脚片１２Ａ−１２Ｂに絡みつ
いて捩じり成形が行われる。ここで脚片１２Ａ、脚片１
２Ｃ部分の断面形状をほぼ正方形にすると、捩じり付与
部材で回転しやすく、捩じり成形が容易である。捩じり
成形された食品素材１３は下流の転圧板６１に通し、巻
き絞めを行い捩じり成形が終了する。
【００２０】本発明の第２の実施例として図３に基づき
説明する。前記実施例ではツイスト成形を行ったが、第
２実施例として三つ編み状製品の成形装置を示す。前記
実施例と同様の部分は符号を同じくしてその説明を省略
する。本実施例においても製品長さに必要な幅を有する
帯状の食品生地を用意する。この食品生地を、生地切断
装置３０で所定幅にカットして短冊状の食品素材１４を
得る。ここで、食品素材１４は切断装置３２、３３で交
互に一端側を残して切断するようにしている。前記実施
例ではＶ字型になるよう長手方向に切れ目を入れたが、
この場合は前記Ｖ字形の一辺に更に切れ込みを追加し
て、食品素材が拡開した場合にはＮ字形状になるように
してある。尚、この食品素材１４の脚片１４Ａ、脚片１
４Ｄ部分は断面がほぼ正方形になっている事が望まし
い。
説明する。前記実施例ではツイスト成形を行ったが、第
２実施例として三つ編み状製品の成形装置を示す。前記
実施例と同様の部分は符号を同じくしてその説明を省略
する。本実施例においても製品長さに必要な幅を有する
帯状の食品生地を用意する。この食品生地を、生地切断
装置３０で所定幅にカットして短冊状の食品素材１４を
得る。ここで、食品素材１４は切断装置３２、３３で交
互に一端側を残して切断するようにしている。前記実施
例ではＶ字型になるよう長手方向に切れ目を入れたが、
この場合は前記Ｖ字形の一辺に更に切れ込みを追加し
て、食品素材が拡開した場合にはＮ字形状になるように
してある。尚、この食品素材１４の脚片１４Ａ、脚片１
４Ｄ部分は断面がほぼ正方形になっている事が望まし
い。
【００２１】短冊状に切られた食品素材１４は、コンベ
アの速度差によって分離され、切れ込み拡開移送装置４
０に通される。この食品素材１４の分離は、コンベアの
速度差を用いて前後の食品素材の分離を行うのが好まし
いが、更にはこのコンベアの渡りの部分にコンベアの速
度と同じ速度で回転する押さえローラーを設け、通過す
る食品素材を挟んで、分離離間を更に確実に行うことが
できる。
アの速度差によって分離され、切れ込み拡開移送装置４
０に通される。この食品素材１４の分離は、コンベアの
速度差を用いて前後の食品素材の分離を行うのが好まし
いが、更にはこのコンベアの渡りの部分にコンベアの速
度と同じ速度で回転する押さえローラーを設け、通過す
る食品素材を挟んで、分離離間を更に確実に行うことが
できる。
【００２２】切れ込み拡開移送装置を通過後の食品素材
１５は、中央部の切れ目２ヶ所が広がりＮ字型（図４
ロ）になる。Ｎ字型に拡げられた食品素材１５は捩じり
付与部材を通過するときに、図４ハに示す如く下流側の
食品素材１５の脚片１５Ａが捩じり付与部材に触れて捩
れが始まり、次に脚片の基部１５Ｂ部分が捩じれ、脚片
１５Ａ−１５Ｂの捩じれ部分に脚片１５Ｂ−１５Ｃの部
分が絡みつくようにして捩じれ、更に、この捩じれた部
分に脚片１５Ｃ−１５Ｄの部分が絡みつくようにして捩
じり成形が行われる。このようにして捩じり成形された
食品素材は、三つ編み状の形状となる。ここで、脚片１
５Ａ、１５Ｄ部分は断面形状をほぼ正方形にすると、捩
じり付与部材で回転しやすく捩じり成形が容易である。
捩じり成形された食品素材１６は下流の転圧板に通し、
巻き絞めを行い捩じり成形が終了する。
１５は、中央部の切れ目２ヶ所が広がりＮ字型（図４
ロ）になる。Ｎ字型に拡げられた食品素材１５は捩じり
付与部材を通過するときに、図４ハに示す如く下流側の
食品素材１５の脚片１５Ａが捩じり付与部材に触れて捩
れが始まり、次に脚片の基部１５Ｂ部分が捩じれ、脚片
１５Ａ−１５Ｂの捩じれ部分に脚片１５Ｂ−１５Ｃの部
分が絡みつくようにして捩じれ、更に、この捩じれた部
分に脚片１５Ｃ−１５Ｄの部分が絡みつくようにして捩
じり成形が行われる。このようにして捩じり成形された
食品素材は、三つ編み状の形状となる。ここで、脚片１
５Ａ、１５Ｄ部分は断面形状をほぼ正方形にすると、捩
じり付与部材で回転しやすく捩じり成形が容易である。
捩じり成形された食品素材１６は下流の転圧板に通し、
巻き絞めを行い捩じり成形が終了する。
【００２３】尚、上記説明では食品素材を拡開したとき
にＮ字形状になる食品素材の捩じり成形をを示したが、
更に食品素材の一辺に切れ込みを追加して、食品素材を
拡開したときにＷ字形状になる食品素材の捩じり成形を
行う事も可能である。
にＮ字形状になる食品素材の捩じり成形をを示したが、
更に食品素材の一辺に切れ込みを追加して、食品素材を
拡開したときにＷ字形状になる食品素材の捩じり成形を
行う事も可能である。
【００２４】尚、図中の説明において、切断装置はギロ
チンカッター式で示したが、それ以外のロ−タリ−カッ
タ等の方法も可能でありこれに限定されるものではな
い。又、捩じり付与部材５０は、押さえ板５２、および
プレート５３を用いて捩れを行う方法で示したが、それ
に限らず例えば、移送ベルト上にあり移送ベルトと反対
方向に進行するベルト式の捩れ付与部材による食品素材
の捩りも可能でありこれに限定されるものではない。
チンカッター式で示したが、それ以外のロ−タリ−カッ
タ等の方法も可能でありこれに限定されるものではな
い。又、捩じり付与部材５０は、押さえ板５２、および
プレート５３を用いて捩れを行う方法で示したが、それ
に限らず例えば、移送ベルト上にあり移送ベルトと反対
方向に進行するベルト式の捩れ付与部材による食品素材
の捩りも可能でありこれに限定されるものではない。
【００２５】
【発明の効果】以上のごとき説明より理解されるよう
に、請求項１に係る発明は、Ｖ字形状に形成された食品
素材における一方の脚片に捩じりを付与した後、他方の
脚片を当該一方の脚片と捩じる事によってツイスト製品
を製造する方法であるから、容易にツイスト製品を得る
ことができる。
に、請求項１に係る発明は、Ｖ字形状に形成された食品
素材における一方の脚片に捩じりを付与した後、他方の
脚片を当該一方の脚片と捩じる事によってツイスト製品
を製造する方法であるから、容易にツイスト製品を得る
ことができる。
【００２６】請求項２に係る発明は、請求項１に記載の
発明において、Ｖ字形状に形成された食品素材における
一方の脚片の先端部側から基部側へ捩じりを与え、他方
の脚片の基部側から一方の脚片に捩じり込む事を特徴と
するツイスト製品を製造する方法であるから、コンベア
で移送させながら連続的に容易にツイスト製品を得るこ
とができる。
発明において、Ｖ字形状に形成された食品素材における
一方の脚片の先端部側から基部側へ捩じりを与え、他方
の脚片の基部側から一方の脚片に捩じり込む事を特徴と
するツイスト製品を製造する方法であるから、コンベア
で移送させながら連続的に容易にツイスト製品を得るこ
とができる。
【００２７】請求項３に係る発明は、請求項１、２に記
載の発明においてＶ字形状の食品素材におけるＶ字形状
の広がり方向がベルトコンベアの移送方向とほぼ一致す
るように上記ベルトコンベアに配置し、このベルトコン
ベアとコンベア上に配置した捩じり付与部材に接触せし
めて両者の間を通過させる事によって前記食品素材に捩
じりを与えてなるものであるから、ベルトコンベア上で
連続的にツイスト製品を製造でき、大量生産が可能とな
る。
載の発明においてＶ字形状の食品素材におけるＶ字形状
の広がり方向がベルトコンベアの移送方向とほぼ一致す
るように上記ベルトコンベアに配置し、このベルトコン
ベアとコンベア上に配置した捩じり付与部材に接触せし
めて両者の間を通過させる事によって前記食品素材に捩
じりを与えてなるものであるから、ベルトコンベア上で
連続的にツイスト製品を製造でき、大量生産が可能とな
る。
【００２８】請求項４に係る発明は、請求項１、２、３
に記載の発明において、Ｖ字形状の食品素材は、帯状の
食品生地を短冊状の素材に切断し、かつこの素材の一端
側から適宣長さの切れ込みを入れ、上記一端側を適宣に
広げる事を特徴とするツイスト製品を製造する方法であ
るから、帯状の食品生地からの連続大量生産が可能とな
った。
に記載の発明において、Ｖ字形状の食品素材は、帯状の
食品生地を短冊状の素材に切断し、かつこの素材の一端
側から適宣長さの切れ込みを入れ、上記一端側を適宣に
広げる事を特徴とするツイスト製品を製造する方法であ
るから、帯状の食品生地からの連続大量生産が可能とな
った。
【００２９】請求項５に係る発明は、請求項４におい
て、短冊状の食品素材を搬送する第一のコンベアの移送
速度よりも移送速度の大きな移送装置を前記第一のコン
ベアに隣接して配置し、前記第一のコンベアと前記移送
装置との速度差によって短冊状素材をＶ字形状に形成す
る事を特徴とするものであるから、捩じれを与えるため
のＶ字形状の食品素材を確実に提供することができる。
て、短冊状の食品素材を搬送する第一のコンベアの移送
速度よりも移送速度の大きな移送装置を前記第一のコン
ベアに隣接して配置し、前記第一のコンベアと前記移送
装置との速度差によって短冊状素材をＶ字形状に形成す
る事を特徴とするものであるから、捩じれを与えるため
のＶ字形状の食品素材を確実に提供することができる。
【００３０】請求項６に係る発明は、第一のベルトコン
ベア上を移送される帯状の食品生地を短冊状の素材に切
断すると共に移送方向に対して直交する方向の切れ込み
を上記素材の一端側から適宣範囲に渡って形成する生地
切断装置と、上記素材の切れ込み部をＶ字形状に拡開す
べく、上記第一のベルトコンベアに隣接して配置され第
一ベルトコンベアの移送速度よりも移送速度の大きな切
れ込み拡開移送装置と、上記切れ込み拡開移送装置によ
って切れ込み部を拡開され移送される素材の一方の脚片
の先端側から基部側へ捩じりを付与し、かつ他方の脚片
を一方の脚片に基部側から捩じり込むように捩じりを付
与する為の捩じり付与部材とを備えてなるものであるか
ら、ツイスト製品の製造装置を提供して、従来に比べて
多大な労力を低減することが可能となった。
ベア上を移送される帯状の食品生地を短冊状の素材に切
断すると共に移送方向に対して直交する方向の切れ込み
を上記素材の一端側から適宣範囲に渡って形成する生地
切断装置と、上記素材の切れ込み部をＶ字形状に拡開す
べく、上記第一のベルトコンベアに隣接して配置され第
一ベルトコンベアの移送速度よりも移送速度の大きな切
れ込み拡開移送装置と、上記切れ込み拡開移送装置によ
って切れ込み部を拡開され移送される素材の一方の脚片
の先端側から基部側へ捩じりを付与し、かつ他方の脚片
を一方の脚片に基部側から捩じり込むように捩じりを付
与する為の捩じり付与部材とを備えてなるものであるか
ら、ツイスト製品の製造装置を提供して、従来に比べて
多大な労力を低減することが可能となった。
【００３１】請求項７に係る発明は、Ｖ字形状に形成し
た食品素材における一方の脚片の先端側から基部側へ捩
じりを与え、他方の脚片の基部側から先端側へ捻じりを
与えながら一方の脚片と他方の脚片とを互いに捻り込ん
でなるツイスト食品であり、新規な製品を提供すること
ができる。
た食品素材における一方の脚片の先端側から基部側へ捩
じりを与え、他方の脚片の基部側から先端側へ捻じりを
与えながら一方の脚片と他方の脚片とを互いに捻り込ん
でなるツイスト食品であり、新規な製品を提供すること
ができる。
【００３２】以上述べたようにこの新しい生産方法によ
るツイスト成形製品、三つ編み状成形製品は 今までの
手作業の製品に較べて生産にかかる人手を少なくでき、
更に、人手による成形に伴う製品形状の不揃いの解消、
時間当たりの生産能力が上がることによる生産性の向
上、又 人が生地に触れる時間が少なくなるので異物混
入等の不具合が少なり衛生的になるという利点が上げら
れる。
るツイスト成形製品、三つ編み状成形製品は 今までの
手作業の製品に較べて生産にかかる人手を少なくでき、
更に、人手による成形に伴う製品形状の不揃いの解消、
時間当たりの生産能力が上がることによる生産性の向
上、又 人が生地に触れる時間が少なくなるので異物混
入等の不具合が少なり衛生的になるという利点が上げら
れる。
【００３３】
【図１】本発明によるツイスト成形製品製造の流れ。
【図２】図１による製品成形の概略図である。
【図３】本発明による三つ編み状成形製品製造の流れ。
【図４】図３による製品成形の概略図である。
【図５】従来のツイスト製品製造の概略図である。
１０ 帯状の食品記事 １１ 分離された食品素材 １２ Ｖ字型食品素材 １３ ツイスト成形された食品素材 １４ 分離された食品素材 １５ Ｎ字型食品素材 １６ 三つ編み状に成形された食品素材 １７ 手成形によるツイスト製品 ２０ コンベア ２１ コンベア ２２ コンベア ３０ 切断装置 ３１ カッタ（短冊状食品素材切断用） ３２ カッタ（Ｖ字型切れ込み用） ３３ カッタ（Ｎ字型切れ込み用） ３４ カッタ（Ｎ字型切れ込み用） ４０ 切れ込み拡開移送装置 ４１ ローラ ４２ ローラ ４３ コンベア２１の下流端 ４４ コンベア２２の上流端 ５０ 捩じり付与部材 ５１ 駆動軸 ５２ 押さえ板 ５３ プレート ５４ プレート支持軸 ６０ 巻き上げ装置 ６１ 転圧版
Claims (7)
- 【請求項１】Ｖ字形状に形成された食品素材における一
方の脚片に捩じりを付与した後、他方の脚片を当該一方
の脚片と捩じる事によってツイスト製品を製造する方
法。 - 【請求項２】請求項１に記載の発明において、Ｖ字形状
に形成された食品素材における一方の脚片の先端部側か
ら基部側へ捩じりを与え、他方の脚片の基部側から一方
の脚片に捩じり込む事を特徴とするツイスト製品を製造
する方法。 - 【請求項３】請求項１、２に記載の発明においてＶ字形
状の食品素材におけるＶ字形状の広がり方向がベルトコ
ンベアの移送方向とほぼ一致するように上記ベルトコン
ベアに配置し、このベルトコンベアとコンベア上に配置
した捩じり付与部材に接触せしめて両者の間を通過させ
る事によって前記食品素材に捩じりを与える事を特徴と
するツイスト製品を製造する方法。 - 【請求項４】請求項１、２、３に記載の発明において、
Ｖ字形状の食品素材は、帯状の食品生地を短冊状の素材
に切断し、かつこの素材の一端側から適宣長さの切れ込
みを入れ、上記一端側を適宣に広げる事を特徴とするツ
イスト製品を製造する方法。 - 【請求項５】請求項４において、短冊状の食品素材を搬
送する第一のコンベアの移送速度よりも移送速度の大き
な移送装置を前記第一のコンベアに隣接して配置し、前
記第一のコンベアと前記移送装置との速度差によって短
冊状素材をＶ字形状に形成する事を特徴とするツイスト
製品の製造方法。 - 【請求項６】第一のベルトコンベア上を移送される帯状
の食品生地を短冊状の素材に切断すると共に移送方向に
対して直交する方向の切れ込みを上記素材の一端側から
適宣範囲に渡って形成する生地切断装置と、上記素材の
切れ込み部をＶ字形状に拡開すべく、上記第一のベルト
コンベアに隣接して配置され第一ベルトコンベアの移送
速度よりも移送速度の大きな切れ込み拡開移送装置と、
上記切れ込み拡開移送装置によって切れ込み部を拡開さ
れ移送される素材の一方の脚片の先端側から基部側へ捩
じりを付与し、かつ他方の脚片を一方の脚片に基部側か
ら捩じり込むように捩じりを付与する為の捩じり付与部
材とを備えてなる事を特徴とするツイスト食品製造装
置。 - 【請求項７】Ｖ字形状に形成した食品素材における一方
の脚片の先端側から基部側へ捩じりを与え、他方の脚片
の基部側から先端側へ捻じりを与えながら一方の脚片と
他方の脚片とを互いに捻り込んでなるツイスト食品。
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|---|---|---|---|
| JP21805797A JP3197237B2 (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | ツイスト製品を製造する方法および装置並びにツイスト製品 |
| US09/286,368 US6136360A (en) | 1997-07-29 | 1999-04-05 | Twist-shaped products and method and apparatus for manufacturing the same |
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| JP21805797A JP3197237B2 (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | ツイスト製品を製造する方法および装置並びにツイスト製品 |
| US09/286,368 US6136360A (en) | 1997-07-29 | 1999-04-05 | Twist-shaped products and method and apparatus for manufacturing the same |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1142043A true JPH1142043A (ja) | 1999-02-16 |
| JP3197237B2 JP3197237B2 (ja) | 2001-08-13 |
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ID=26522367
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| JP21805797A Expired - Fee Related JP3197237B2 (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | ツイスト製品を製造する方法および装置並びにツイスト製品 |
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1997
- 1997-07-29 JP JP21805797A patent/JP3197237B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1999
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| Publication number | Publication date |
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