JPH1138907A - 表示ボードとそれを用いたoaボード - Google Patents
表示ボードとそれを用いたoaボードInfo
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- JPH1138907A JPH1138907A JP19269597A JP19269597A JPH1138907A JP H1138907 A JPH1138907 A JP H1138907A JP 19269597 A JP19269597 A JP 19269597A JP 19269597 A JP19269597 A JP 19269597A JP H1138907 A JPH1138907 A JP H1138907A
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- Japan
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- board
- magnetic particles
- pole
- display
- display board
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- Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信機能を有したOAボードにおいて、表示
ボードへの書き込み機構を改良してその保守性の向上、
ランニングコスト低減を図る。 【解決手段】 保持力をもつ磁性粒子13を磁化して並
べたものをガラス板11と背面基板12で挟み、表示ボ
ードを構成する。そしてその極性が可変な磁化手段14
でボード上を走査しながらその極性を位置に応じて変え
ることにより、磁性粒子13の向きを位置毎に制御して
データを表示する。
ボードへの書き込み機構を改良してその保守性の向上、
ランニングコスト低減を図る。 【解決手段】 保持力をもつ磁性粒子13を磁化して並
べたものをガラス板11と背面基板12で挟み、表示ボ
ードを構成する。そしてその極性が可変な磁化手段14
でボード上を走査しながらその極性を位置に応じて変え
ることにより、磁性粒子13の向きを位置毎に制御して
データを表示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示ボードとそれを
用いたOAボードに係り、特にパソコンやコピー機等と
のデータ通信機能を有し、送信されてきたデータ等を表
示するための表示ボードと、その表示ボードを用いたO
Aボードに関する。
用いたOAボードに係り、特にパソコンやコピー機等と
のデータ通信機能を有し、送信されてきたデータ等を表
示するための表示ボードと、その表示ボードを用いたO
Aボードに関する。
【0002】
【従来の技術】OAボードは、会議・打ち合せの簡易な
情報の共通化の表示装置として用いられている。従来技
術では、平滑な樹脂性のホワイトボードの表面に水性の
インクペンを用いて書き込みを行い、またその表示結果
をOAボードに設置されたスキャナーを用いてプリンタ
ーに出力していた。この時用いられるプリンターは、一
般的には感熱紙を用いたものであった。
情報の共通化の表示装置として用いられている。従来技
術では、平滑な樹脂性のホワイトボードの表面に水性の
インクペンを用いて書き込みを行い、またその表示結果
をOAボードに設置されたスキャナーを用いてプリンタ
ーに出力していた。この時用いられるプリンターは、一
般的には感熱紙を用いたものであった。
【0003】また、ペンプロット機構と通信装置を装着
したOAボードが例えば特開平7−306754号に開
示されている。このOAボードでは、会議等の参加者が
予めパソコン等でプレゼンテーション用のテキスト、図
面等を用意し、これをOAボードの通信装置を利用して
パソコン等から送信し、ペンプロット機構により表示ボ
ード上に自動表示できるようにしたものである。また表
示ボード上に手書き表示も可能で、この手書き表示と上
記の自動表示されたものとの一方でも混在したもので
も、それらを通信装置を介してパソコン等へ送り、記憶
装置への保有やプリントアウトも行えるように構成され
ている。
したOAボードが例えば特開平7−306754号に開
示されている。このOAボードでは、会議等の参加者が
予めパソコン等でプレゼンテーション用のテキスト、図
面等を用意し、これをOAボードの通信装置を利用して
パソコン等から送信し、ペンプロット機構により表示ボ
ード上に自動表示できるようにしたものである。また表
示ボード上に手書き表示も可能で、この手書き表示と上
記の自動表示されたものとの一方でも混在したもので
も、それらを通信装置を介してパソコン等へ送り、記憶
装置への保有やプリントアウトも行えるように構成され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術のペ
ンプロット機構や通信装置を有しないOAボードは、低
コスト化のために感熱プリンターが用いられているが、
感熱用紙は情報の保有性がよくない。このために、感熱
紙への出力をコピー機にかけて必要枚数のコピーをとる
等の手間を要していた。また、会議前に進行議題や項目
が会議出席者によって用意されていても、表示ボード上
には水性ペンを用いて手書きで書き込まなければなら
ず、書き込み時間を必要とした。さらに、水性ペンであ
っても乾燥してボード表面に残った印字を消去すると粉
末状のカスが生じ、落ちてきたカスの受け皿と消去部材
の掃除が必要である。
ンプロット機構や通信装置を有しないOAボードは、低
コスト化のために感熱プリンターが用いられているが、
感熱用紙は情報の保有性がよくない。このために、感熱
紙への出力をコピー機にかけて必要枚数のコピーをとる
等の手間を要していた。また、会議前に進行議題や項目
が会議出席者によって用意されていても、表示ボード上
には水性ペンを用いて手書きで書き込まなければなら
ず、書き込み時間を必要とした。さらに、水性ペンであ
っても乾燥してボード表面に残った印字を消去すると粉
末状のカスが生じ、落ちてきたカスの受け皿と消去部材
の掃除が必要である。
【0005】一方、ペンプロット機能と通信機能を持つ
OAボードの場合には、ペンでの表示ボード表面への印
字のために、ペンをボード鉛直方向に上下させ、さらに
ペン先を表示ボード表面に接触させたり、離したりする
必要があった。このような動作は、例えば電磁石によっ
て行ったり、モータの回転を用いてペン固定シャフトを
回転駆動させてペン先をボード上に接触させたり、離間
したりするが、消音の必要やペン交換が必要である。
OAボードの場合には、ペンでの表示ボード表面への印
字のために、ペンをボード鉛直方向に上下させ、さらに
ペン先を表示ボード表面に接触させたり、離したりする
必要があった。このような動作は、例えば電磁石によっ
て行ったり、モータの回転を用いてペン固定シャフトを
回転駆動させてペン先をボード上に接触させたり、離間
したりするが、消音の必要やペン交換が必要である。
【0006】本発明の目的は、自動印字機構を改良する
ことによって、印字のランニングコストを低減し、さら
に印字機構の保守作業を軽減できる表示ボードと、それ
を用いたOAボードを提供するにある。
ことによって、印字のランニングコストを低減し、さら
に印字機構の保守作業を軽減できる表示ボードと、それ
を用いたOAボードを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、保持力を有しかつ予め磁化されるとと
もに、該磁化により生成されたS極側とN極側の表面が
互いに異なる色に着色された磁性粒子を平面状に配置
し、該平面状に配置した磁性粒子を光透過性の板と背面
基板とで挟んで構成したことを特徴とする表示ボードを
提供する。
めに、本発明は、保持力を有しかつ予め磁化されるとと
もに、該磁化により生成されたS極側とN極側の表面が
互いに異なる色に着色された磁性粒子を平面状に配置
し、該平面状に配置した磁性粒子を光透過性の板と背面
基板とで挟んで構成したことを特徴とする表示ボードを
提供する。
【0008】また、本発明は、上記の表示ボードと、電
磁コイルを備えてその電磁コイルに流れる直流電流の方
向を切り換えて前記磁性粒子の前記光透過性板に対する
向きを制御することにより前記表示ボードに書き込みを
行うための磁石ペンとを備えたことを特徴とするOAボ
ードを提供する。
磁コイルを備えてその電磁コイルに流れる直流電流の方
向を切り換えて前記磁性粒子の前記光透過性板に対する
向きを制御することにより前記表示ボードに書き込みを
行うための磁石ペンとを備えたことを特徴とするOAボ
ードを提供する。
【0009】さらに、本発明は、上記のOAボードにお
いて、外部装置から送られてきたデータを受信して前記
表示ボードへ表示し、前記表示ボードへ表示されたデー
タを読み取って外部装置へ送信するための通信・制御部
手段を備えたことを特徴とするOAボードを提供する。
いて、外部装置から送られてきたデータを受信して前記
表示ボードへ表示し、前記表示ボードへ表示されたデー
タを読み取って外部装置へ送信するための通信・制御部
手段を備えたことを特徴とするOAボードを提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照し詳細に説明する。図2は、本発明になるOAボ
ードの構成例を示す正面図で、表示ボード1、その表面
上を横方向に走査するためのスキャナ2、スキャナ2上
を上下方向に可動なリード/ライト用のヘッダ3、上記
スキャナ2とフレキシブルワイヤ5で接続された通信・
制御部4、全体を移動可能とするためのキャスタ7を備
えた支持台6から構成されている。
を参照し詳細に説明する。図2は、本発明になるOAボ
ードの構成例を示す正面図で、表示ボード1、その表面
上を横方向に走査するためのスキャナ2、スキャナ2上
を上下方向に可動なリード/ライト用のヘッダ3、上記
スキャナ2とフレキシブルワイヤ5で接続された通信・
制御部4、全体を移動可能とするためのキャスタ7を備
えた支持台6から構成されている。
【0011】図3は、通信・制御部4の構成例を示す正
面図で、操作用のキー31、表示部32、制御板351
〜354を装着するための接続用インターフェース34
1〜344とラック331〜334等を備えている。ま
た図示は省略しているが、通信・制御部の内部には、ス
キャナ2、ヘッダ3の移動及びリード/ライト動作の制
御を行うためのリード/ライト制御回路や、外部装置と
の通信回路等が備えられている。なおこの他にも、感熱
式のプリンタを付加してもよい。制御板351は本OA
ボードの動作全体を制御するための主制御板で、他の制
御板352〜354は外部装置、例えば多機能コピー機
やパソコン等とのインターフェース回路である。このイ
ンターフェース回路としては、例えばFAX(G3)、
シリアルデータ転送(RS232C)、パラレルデータ
転送(セントロニクス)、あるいはイーサネット(TC
P/IP)等の通信モードに対応するもので、必要なイ
ンターフェースを制御板で実現し、これを着脱可能に取
り付けることにより、種々の外部装置とのデータ送受を
実現できるようにしている。また、通信・制御部4と外
部装置との間を無線LANの一部として構成することも
でき、このときは無線用LANのインターフェースをサ
ポートする制御板を用意する。
面図で、操作用のキー31、表示部32、制御板351
〜354を装着するための接続用インターフェース34
1〜344とラック331〜334等を備えている。ま
た図示は省略しているが、通信・制御部の内部には、ス
キャナ2、ヘッダ3の移動及びリード/ライト動作の制
御を行うためのリード/ライト制御回路や、外部装置と
の通信回路等が備えられている。なおこの他にも、感熱
式のプリンタを付加してもよい。制御板351は本OA
ボードの動作全体を制御するための主制御板で、他の制
御板352〜354は外部装置、例えば多機能コピー機
やパソコン等とのインターフェース回路である。このイ
ンターフェース回路としては、例えばFAX(G3)、
シリアルデータ転送(RS232C)、パラレルデータ
転送(セントロニクス)、あるいはイーサネット(TC
P/IP)等の通信モードに対応するもので、必要なイ
ンターフェースを制御板で実現し、これを着脱可能に取
り付けることにより、種々の外部装置とのデータ送受を
実現できるようにしている。また、通信・制御部4と外
部装置との間を無線LANの一部として構成することも
でき、このときは無線用LANのインターフェースをサ
ポートする制御板を用意する。
【0012】この通信・制御部4による制御には、外部
装置としてのパソコン等から送信されてきたデータを受
信して表示ボード1上へ表示する表示動作、表示ボード
1上の表示画面を読み取って外部装置へ送信する送信動
作、及びスキャナ2、ヘッダ3の駆動などの制御を行う
機能を有する。これらの動作は、操作用のキー31によ
り指示され、その指示が主制御板351に伝えられて開
始される。主制御板351は、動作指示が入力される
と、その内容に応じて外部装置に対応した制御板352
〜354を制御して通信を行い、スキャナ2、ヘッダ3
による表示ボード1上の操作が行われるようにそれらの
駆動機構を制御し、あるいは後述する磁石ペンを用いて
表示ボード1上への書き込みを制御する、などの処理を
行うが、これらの動作は磁石ペンの書き込み制御を除け
ば従来からの公知の技術を用いればよく、特にここでは
詳述しない。
装置としてのパソコン等から送信されてきたデータを受
信して表示ボード1上へ表示する表示動作、表示ボード
1上の表示画面を読み取って外部装置へ送信する送信動
作、及びスキャナ2、ヘッダ3の駆動などの制御を行う
機能を有する。これらの動作は、操作用のキー31によ
り指示され、その指示が主制御板351に伝えられて開
始される。主制御板351は、動作指示が入力される
と、その内容に応じて外部装置に対応した制御板352
〜354を制御して通信を行い、スキャナ2、ヘッダ3
による表示ボード1上の操作が行われるようにそれらの
駆動機構を制御し、あるいは後述する磁石ペンを用いて
表示ボード1上への書き込みを制御する、などの処理を
行うが、これらの動作は磁石ペンの書き込み制御を除け
ば従来からの公知の技術を用いればよく、特にここでは
詳述しない。
【0013】さて、表示ボード1は、本発明の特徴とす
るものであって、その構成例を図1に示す、同図に於て
表示ボード1は表示面側のガラス板(一般に光透過部
材)11と背面側の背面基板12の間に、保持力を有す
る磁性粒子13、13・・・を挟んだ形で構成されてい
て、磁性粒子13の各々は磁化されて永久磁石となって
いる。この磁性粒子は、例えば25〜30mm程度のもの
が市販されているので、これを焼結することにより適当
な大きさにして用いる。又、各粒子がボード面に沿って
移動しないように、透明な板を0.5mm×0.5mm程度
の格子状にくりぬき、この各格子に上記磁性粒子を詰め
て図1のガラス板11と背面基板12で挟んだ構造とす
る。この構造では、1の格子が表示ボード上の1つの表
示ドットに対応する。さらに各磁性粒子のN極側とS極
側には異なった色をつけておき、2つの色がガラス板1
1を透かして明瞭に見分けられるようにしておく。この
着色は、上記の格子へ詰める前に、平板上に焼結して作
成した磁性粒子を並べておき、磁界をかけて例えばN極
が上になるようにし、その状態でN極用の色の塗料を噴
霧するなどして着色する。S極についても同様である。
このようにして、例えばN極を黒色、S極を白色として
おき、文字を構成するドットの磁性粒子はN極がガラス
板11側に、その他のドット配置の磁性粒子はS極が背
面基板12側へ向くようにすると、白色背景上に黒色文
字が表示される。図1では、中央部の4個の磁性粒子が
磁化手段14によってN極がガラス板11側へ向くよう
に制御されており、他はその逆の状態になっている様子
を模擬的に示している。なお、個々の磁性粒子の形状
は、柱上でも楕円形でも、あるいは球形でも、あるいは
他の形状でもよい。
るものであって、その構成例を図1に示す、同図に於て
表示ボード1は表示面側のガラス板(一般に光透過部
材)11と背面側の背面基板12の間に、保持力を有す
る磁性粒子13、13・・・を挟んだ形で構成されてい
て、磁性粒子13の各々は磁化されて永久磁石となって
いる。この磁性粒子は、例えば25〜30mm程度のもの
が市販されているので、これを焼結することにより適当
な大きさにして用いる。又、各粒子がボード面に沿って
移動しないように、透明な板を0.5mm×0.5mm程度
の格子状にくりぬき、この各格子に上記磁性粒子を詰め
て図1のガラス板11と背面基板12で挟んだ構造とす
る。この構造では、1の格子が表示ボード上の1つの表
示ドットに対応する。さらに各磁性粒子のN極側とS極
側には異なった色をつけておき、2つの色がガラス板1
1を透かして明瞭に見分けられるようにしておく。この
着色は、上記の格子へ詰める前に、平板上に焼結して作
成した磁性粒子を並べておき、磁界をかけて例えばN極
が上になるようにし、その状態でN極用の色の塗料を噴
霧するなどして着色する。S極についても同様である。
このようにして、例えばN極を黒色、S極を白色として
おき、文字を構成するドットの磁性粒子はN極がガラス
板11側に、その他のドット配置の磁性粒子はS極が背
面基板12側へ向くようにすると、白色背景上に黒色文
字が表示される。図1では、中央部の4個の磁性粒子が
磁化手段14によってN極がガラス板11側へ向くよう
に制御されており、他はその逆の状態になっている様子
を模擬的に示している。なお、個々の磁性粒子の形状
は、柱上でも楕円形でも、あるいは球形でも、あるいは
他の形状でもよい。
【0014】図4は、図1で示した表示ボード1への書
き込みを行うための、書き込み機構としての磁石ペンの
構成例を模擬的に示したもので、図2のヘッダ3に含ま
れている。この磁石ペンカバー42内にコイル41を設
け、その両端子をスライド電極43、44に接続したも
ので、この磁石ペンは図4の上下方向に図示しないヘッ
ダ駆動機構により駆動される。またこのヘッダ駆動機構
及びスライド電極43、44が接触してスライドするレ
ール電極45、46は図1のスキャナ2上に固定されて
おり、レール電極45、46はフレキシブルワイヤ5を
介して通信・制御部4に電気的に接続されている。この
構造で、通信・制御部4の制御により、スキャナ2及び
ヘッダ3が駆動されて表示ボード1上が走査され、かつ
各走査位置ごとにコイル41へ流れる電流の向きを制御
してコイル41の磁化方向を変化させる。この走査と磁
化方向に応じて表示ボード1上の各磁性粒子の向きが制
御されて表示が行われる。このような書き込みを1ドッ
ト単位で行うには、磁石ペンのボードに向かう部分が磁
性粒子の径とほぼ同じくらいでなければならないので、
図4のコイル41内には、図示はしていないが、磁性体
の細い棒を入れておくとよい。なお、スキャナ2、ヘッ
ダ3の駆動機構は従来のペン型の書き込みを行うものと
同様でよく、その詳細は省略する。また、表示ボード1
上に表示された文字・図形等の読み取りは、ヘッダ3に
リード用のCCDセンサを取り付け、磁石ペンと同様な
走査を行って読み取るようにする。さらに書き込み及び
読み取りの一方または双方の縦方向の走査を、スキャナ
2の縦方向に沿ったヘッダ移動により行うのではなく、
縦方向にリード/ライト素子を並べてこれを電気的に走
査して行うようにしてもよい。
き込みを行うための、書き込み機構としての磁石ペンの
構成例を模擬的に示したもので、図2のヘッダ3に含ま
れている。この磁石ペンカバー42内にコイル41を設
け、その両端子をスライド電極43、44に接続したも
ので、この磁石ペンは図4の上下方向に図示しないヘッ
ダ駆動機構により駆動される。またこのヘッダ駆動機構
及びスライド電極43、44が接触してスライドするレ
ール電極45、46は図1のスキャナ2上に固定されて
おり、レール電極45、46はフレキシブルワイヤ5を
介して通信・制御部4に電気的に接続されている。この
構造で、通信・制御部4の制御により、スキャナ2及び
ヘッダ3が駆動されて表示ボード1上が走査され、かつ
各走査位置ごとにコイル41へ流れる電流の向きを制御
してコイル41の磁化方向を変化させる。この走査と磁
化方向に応じて表示ボード1上の各磁性粒子の向きが制
御されて表示が行われる。このような書き込みを1ドッ
ト単位で行うには、磁石ペンのボードに向かう部分が磁
性粒子の径とほぼ同じくらいでなければならないので、
図4のコイル41内には、図示はしていないが、磁性体
の細い棒を入れておくとよい。なお、スキャナ2、ヘッ
ダ3の駆動機構は従来のペン型の書き込みを行うものと
同様でよく、その詳細は省略する。また、表示ボード1
上に表示された文字・図形等の読み取りは、ヘッダ3に
リード用のCCDセンサを取り付け、磁石ペンと同様な
走査を行って読み取るようにする。さらに書き込み及び
読み取りの一方または双方の縦方向の走査を、スキャナ
2の縦方向に沿ったヘッダ移動により行うのではなく、
縦方向にリード/ライト素子を並べてこれを電気的に走
査して行うようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、磁性粒子を並べて表示
ボードを構成し、かつその表示ボードへの書き込みを磁
石ペンによって行うことにより、書き込み用のペンの構
造が簡単になり、ペン先の取り替えや塵の除去などの保
守作業を大幅に低減できるとともに、コスト低減にも効
果がある。
ボードを構成し、かつその表示ボードへの書き込みを磁
石ペンによって行うことにより、書き込み用のペンの構
造が簡単になり、ペン先の取り替えや塵の除去などの保
守作業を大幅に低減できるとともに、コスト低減にも効
果がある。
【図1】磁性粒子で構成した表示ボードの構造説明図で
ある。
ある。
【図2】本発明のOAボードの構成例を示す図である。
【図3】通信・制御部の構造説明図である。
【図4】磁石ペンの構成例を示す図である。
1 表示ボード 2 スキャナ 3 ヘッダ 4 通信・制御部 11 ガラス板 12 背面基板 13 磁性粒子 14 磁化手段 31 操作用のキー 32 表示部 351〜354 制御板 41 コイル 43、44 スライド電極 45、46 スライドレール
Claims (3)
- 【請求項1】 保持力を有しかつ予め磁化されるととも
に、該磁化により生成されたS極側とN極側の表面が互
いに異なる色に着色された磁性粒子を平面状に配置し、
該平面状に配置した磁性粒子を光透過性の板と背面基板
とで挟んで構成したことを特徴とする表示ボード。 - 【請求項2】 請求項1記載の表示ボードと、電磁コイ
ルを備えてその電磁コイルに流れる直流電流の方向を切
り換えて前記磁性粒子の前記光透過性板に対する向きを
制御することにより前記表示ボードに書き込みを行うた
めの磁石ペンとを備えたことを特徴とするOAボード。 - 【請求項3】 請求項2または3記載のOAボードにお
いて、外部装置から送られてきたデータを受信して前記
表示ボードへ表示し、前記表示ボードへ表示されたデー
タを読み取って外部装置へ送信するための通信・制御手
段を備えたことを特徴とするOAボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19269597A JPH1138907A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 表示ボードとそれを用いたoaボード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19269597A JPH1138907A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 表示ボードとそれを用いたoaボード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1138907A true JPH1138907A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16295519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19269597A Pending JPH1138907A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 表示ボードとそれを用いたoaボード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1138907A (ja) |
-
1997
- 1997-07-17 JP JP19269597A patent/JPH1138907A/ja active Pending
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