JPH113889A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH113889A
JPH113889A JP15407397A JP15407397A JPH113889A JP H113889 A JPH113889 A JP H113889A JP 15407397 A JP15407397 A JP 15407397A JP 15407397 A JP15407397 A JP 15407397A JP H113889 A JPH113889 A JP H113889A
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JP
Japan
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wiring
integrated circuit
semiconductor integrated
circuit device
stress
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JP15407397A
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Inventor
Koji Touchi
功二 登内
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体集積回路装置のストレスマイグレーショ
ンによるAL配線の断線現象を防止すること。 【解決手段】AL配線の下層にダミーの段差構造を作る
ことにより、AL配線に立体的な湾曲部を作り、この部
分でAL配線が受ける伸び側或いは縮み側ストレスを吸
収し、ストレスマイグレーションによる断線現象を防止
する。線幅が1.2μm以下で直線部の総配線長が0.
5mmを越えるAL配線1の下層に、絶縁膜4を介して
ゲート電極材料等で使われるポリシリコンまたは下層の
AL配線2が配されている。ここで、このポリシリコン
または下層AL配線は、半導体電子回路の動作上、全く
機能しないものである。この下層の段差により、AL配
線は立体的に湾曲することとなり、上層の絶縁膜3と下
層の絶縁膜4とから、AL配線が受ける伸び側および縮
み側のストレスを吸収することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術的分野】本発明は半導体集積回路の
配線構造に関するものであって、特に、AL配線の下層
に回路構成上意味を持たない段差構造を作ることによ
り、AL配線の上層或いは下層から受けるAL配線への
ストレスを緩和し、ストレスマイグレーションによるA
L配線の断線現象を防止することを特徴とする半導体集
積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置においては、昨今の
微細化ならびにチップサイズの大型化により、しばしば
微細なAL配線を長い距離にわたって引き回す必要が生
じている。一般にこのようなAL配線パターンでは、A
L配線の上層或いは下層から受けるストレス等により、
AL配線にくさび形の切れ込みが生じたり、そのAL配
線が断線する事があることが知られている。
【0003】そこで、このような不良の発生を防止する
ために、従来のALのみによる配線の代わりに、TiN
/Al−Cu/Ti等の複合材質積層構造による配線材
料を用いたり、或いはALのみの配線を用いた場合、微
細なAL配線にかかるストレスを緩和することを目的と
して、部分的にAL配線を回路レイアウトの都合によら
ずに平面的な湾曲部を作るなどしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術であ
るTiN/Al−Cu/Ti等の複合材質積層構造によ
る配線材料では、従来以前の配線金属形成装置(スパッ
タ装置)が使用できない場合が多く、装置購入のために
新たな投資が必要となる。一方、部分的にAL配線を回
路レイアウトの都合によらずに平面的な湾曲部を作る方
法では、半導体集積回路装置の平面的なレイアウトに無
駄ができるため、半導体集積回路装置のチップサイズが
大きくなってしまうという欠点があった。
【0005】そこで、本発明の目的とするところは、T
iN/Al−Cu/Ti等の複合材質積層構造を使うこ
となく、従来以前の配線金属形成装置が使用でき、か
つ、半導体集積回路装置の平面的なレイアウトの無駄を
発生することなく、微細で長いAL配線へのストレスに
よるAL配線の断線を防ぐことができる半導体集積回路
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、半導
体集積回路装置におけるAL配線の線幅が1.2μm以
下で、かつ直線配線長0.5mm以上の長配線におい
て、AL配線の上層或いは下層からAL配線が受けるス
トレスにより起こる、ストレスマイグレーションによる
AL配線の断線を防止するために、AL配線の下層にス
トレス緩和のためのダミーの段差構造を持つことを特徴
とする。
【0007】請求項1の発明では、AL配線の下層にダ
ミーの段差構造パターンを形成することにより、段差が
ある部分のAL配線部で、AL配線が受ける伸び側およ
び縮み側のストレスを吸収することで、AL配線の断線
を防止するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した一実施例
について、図面を参照して説明する。
【0009】図1に本発明を適用した半導体集積回路の
平面図と、図2に図1内で示したA−A’断面が示され
ている。図1および図2の中では、線幅が1.2μm以
下で直線部の総配線長が0.5mmを越えるAL配線1
の下層に、絶縁膜4を介してゲート電極材料等で使われ
るポリシリコンまたは下層のAL配線2が配されてい
る。ここで、このポリシリコンまたは下層AL配線は、
半導体電子回路の動作上、全く機能しないものである。
なお、このポリシリコンまたは下層AL配線は、AL配
線の段差被覆率を低下させるような厚さ及び間隔であっ
てはならない。
【0010】この下層の段差により、AL配線は立体的
に湾曲することとなり、上層の絶縁膜3と下層の絶縁膜
4とから、AL配線が受ける伸び側および縮み側のスト
レスを吸収することができる。これにより、AL配線の
断線を防止することができるのである。
【0011】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、TiN/Al
−Cu/Ti等の複合材質積層構造を用いなくても、現
有する従来以前の配線金属形成装置(スパッタ装置)が
使用でき、かつ、部分的にAL配線を回路レイアウトの
都合によらずに平面的な湾曲部を作ることによる、半導
体集積回路装置のチップサイズが大型化を避けながら、
ストレスマイグレーションによる微細で長いAL配線の
断線を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる半導体集積回路装置の実施例を
示す平面構成説明図である。
【図2】本発明に係わる半導体集積回路装置の実施例を
示す断面構成説明図である。
【符号の説明】
1.AL配線 2.下層のダミーパターン 3.上層の絶縁膜 4.下層の絶縁膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体集積回路装置におけるAL配線の線
    幅が1.2μm以下で、かつ直線配線長0.5mm以上
    の配線であって、下層に段差構造を持つことを特徴とす
    る半導体集積回路装置。
JP15407397A 1997-06-11 1997-06-11 半導体集積回路装置 Withdrawn JPH113889A (ja)

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Effective date: 20040907