JPH1138084A - Icテストハンドラ - Google Patents

Icテストハンドラ

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JPH1138084A
JPH1138084A JP20384497A JP20384497A JPH1138084A JP H1138084 A JPH1138084 A JP H1138084A JP 20384497 A JP20384497 A JP 20384497A JP 20384497 A JP20384497 A JP 20384497A JP H1138084 A JPH1138084 A JP H1138084A
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screen
test
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test handler
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JP20384497A
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English (en)
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Hiroki Ikeda
浩樹 池田
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Advantest Corp
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Advantest Corp
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Priority to TW087111247A priority patent/TW373076B/zh
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作画面に含まれる各種項目に関する詳細な
情報を容易に得ることができるICテストハンドラを提
供すること。 【解決手段】 入出力処理部162は、通常動作に必要
な各種の設定データや動作指示を入力するためのシステ
ム操作画面を表示するとともに、ハードディスク装置1
82に格納されているヘルプファイルを実行してこの操
作画面に含まれる各項目に対応するヘルプ画面を準備す
る。オペレータによって、いずれかの項目が指定されて
ヘルプ画面の表示要求がなされると、この項目の内容解
説等を行うヘルプ画面が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体メモリ等の
各種ICデバイスを試験する際にその搬送等を行うIC
テストハンドラに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体試験装置を用いて半導体メモリ等
のICデバイスの各種試験を行う場合に、試験対象とな
る複数個のICデバイスを所定の試験位置に設置する必
要がある。このようなICデバイスの設置作業を効率よ
く行うためにICテストハンドラが用いられる。
【0003】ICテストハンドラは、ICデバイスの搬
送や並べ替え等を行う機構部と、動作状態や異常を検出
する各種のセンサと、これらのセンサ出力に基づいて機
構部による各動作を制御する制御部と、オペレータが各
種の設定や動作指示を入力する操作部と、各種設定画面
表示や異常発生時のアラーム表示を行うパネルディスプ
レイとを含んで構成されている。上述した操作部から各
ICデバイスの型番や特徴データを入力することによ
り、タイプの異なる多種類のICデバイスの試験を行う
ことができるようになっている。また、ICデバイスの
供給や回収に使用されるカストマトレイは、ICテスト
ハンドラのユーザが用意するため、種々の形状を有して
おり、ユーザによって用意された多種類のカストマトレ
イを用いる場合には、予め操作部からカストマトレイの
詳細形状等のデータを入力する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したI
Cテストハンドラにおいて、各種のデータ入力や各種の
動作指示入力はパネルディスプレイの操作画面を見なが
ら行われるが、その表示にはICテストハンドラ特有の
用語が多用されるため、ある程度熟練していないオペレ
ータにとっては、詳細な内容を把握しにくいという問題
がある。そのために、各種の設定項目や動作指示につい
て解説したマニュアル本が用意されており、オペレータ
は、このマニュアル本を調べることにより、該当する設
定項目等の意味する内容を知ることができる。
【0005】ところが、各種の設定項目や動作指示等は
多岐にわたるため、不慣れなオペレータがマニュアル本
を調べて該当する設定項目等を探すことは容易ではな
い。通常、マニュアル本に記載されている各種の設定項
目等に関する説明もICテストハンドラを操作したこと
がある熟練者を対象に書かれていることが多く、技術用
語による短い表現が用いられている。したがって、必ず
しも不慣れなオペレータが理解しやすいとは限らなかっ
た。反対に、誰でもが理解できるような表現を用いて詳
細に説明することも考えられるが、技術用語を用いない
説明では、熟練したオペレータに分かりづらくなる。
【0006】また、ICテストハンドラ自体の製品寿命
は10年から15年程度であり、使用期間内に試験対象
となるICデバイスの追加や変更等に伴うソフトウエア
の変更が生じた場合には、その都度マニュアル本全体あ
るいはその一部を差し替える必要があるが、この差し替
え作業が適切なタイミングで行われないと、表示された
動作指示等とマニュアル本の記載内容との対応がとれな
くなって、該当する項目を調べることは困難となる。例
えば、マニュアル本の差し替えページの配布を利用者か
らの申し込みに応じて有料で行う場合であってこの申し
込みが行われていない場合や、差し替えページはあるが
マニュアル本の該当ページの差し替え作業が行われてい
ない場合等においては、実際に表示される動作指示等と
マニュアル本に記載された内容との対応がとれないこと
になる。
【0007】このように、操作画面上に表示された各種
の設定項目や動作指示等の内容をマニュアル本を調べる
ことにより誰もが理解することは容易ではなく、熟練度
等によらずに誰でもが簡単に設定項目の内容等を理解で
きる方法が望まれていた。
【0008】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は、操作画面に含まれる各種項
目に関する詳細な情報を容易に得ることができるICテ
ストハンドラを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明のICテストハンドラは、各種設定や動
作指示等を行う操作画面の表示を行うとともに、ヘルプ
ファイル格納手段に格納されているヘルプファイルをヘ
ルプ機能実行手段によって実行することにより、操作画
面に含まれる各項目の内容解説についての詳細情報を表
示する。このように、操作画面に含まれる各項目に対応
したヘルプファイルを備えることにより、これら各項目
に関する詳細な情報を容易に得ることができる。また、
ICテストハンドラで使用されるソフトウエアを変更し
たために設定項目や設定内容あるいは動作指示の内容等
が変更された場合であっても、このソフトウエアの変更
と同時にヘルプファイルの内容更新を行うことにより、
操作画面に含まれる各項目とその内容解説との対応をと
ることができる。
【0010】また、上述したヘルプ機能実行手段によっ
て対話型処理を行って、説明文、図、表、静止画、動
画、アニメーションの少なくとも一つを用いて詳細情報
の表示を行うことにより、操作画面に含まれる各項目に
関する内容解説が誰にでも分かりやすくなる。特に、表
示画面の所定箇所が選択指示されたときに、ヘルプ機能
実行手段によって、表示する詳細情報の内容を段階的に
切り替えることにより、オペレータの熟練度等に応じて
適切な内容の詳細情報を表示させることができる。例え
ば、最初は簡単な説明文を表示し、さらに詳細な説明を
求める指示がなされた場合には、詳細な説明文や図、静
止画あるいは動画等を用いて、各オペレータの理解力に
応じた内容表示を行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明を適用した一実施形態のI
Cテストハンドラは、各種の設定や動作指示を行うため
の操作画面表示を行ったときに、熟練度等が異なるオペ
レータの要求に応じて、操作画面に含まれる各表示項目
の内容解説を画面に表示させることに特徴がある。以
下、一実施形態のICテストハンドラについて、図面を
参照しながら詳細に説明する。
【0012】図1は、一実施形態のICテストハンドラ
の外観図であり、一例として水平搬送方式のICテスト
ハンドラの正面図が示されている。同図に示すICテス
トハンドラ100は、複数のカストマトレイの供給と回
収を行うために開閉される開閉扉110と、各種の設定
を行うために必要な操作画面表示や異常発生時に所定の
アラーム表示を行う表示部としてのLCD(液晶表示装
置)112と、試験対象となるICデバイスやこれを載
せたカストマトレイに関する各種の設定値や動作指示等
を入力する操作部としてのキーボード114と、動作状
態に応じて異なる色の照明を点灯あるいは点滅させるシ
グナルタワー116とを備えている。
【0013】図2は、図1に外観を示したICテストハ
ンドラ100の機構部の概略構成を示す図である。同図
に示すように、ICテストハンドラ100は、供給され
たICデバイスを加熱した後に所定位置まで搬送し、試
験終了後に冷却して取り出すための機構部として、スト
ッカ122、吸着ヘッド126、ローダ128、ソーク
チャンバ130、テストチャンバ132、アンソークチ
ャンバ136、アンローダ138を備えている。
【0014】カストマトレイ120は、複数個のICデ
バイス118を収容する容器であり、ICデバイス11
8の品種や形状に応じて異なったものが使用される。こ
のカストマトレイ120は、ICテストハンドラ100
のユーザによって用意され、形状にある程度の自由度が
許容されるため、予めサイズ等の各種データを設定する
必要がある。
【0015】ストッカ122は、試験前のICデバイス
118を載せたカストマトレイ120や、試験終了後に
試験結果に基づいてカテゴリ別に分類した各ICデバイ
ス118を載せたカストマトレイ120を収容するため
のものである。ストッカ122は、カストマトレイ12
0を多数段積み重ねた積層部を有しており、これが複数
配置されている。ICデバイス118をローダ128側
に供給する場合には、この積層部の最上段のカストマト
レイ120に載っているICデバイス118をピックア
ップしてテストトレイ124に載せた後、ローダ128
側に移送する。積層部の最上段のカストマトレイ120
が空になると、この空トレイを最下段に移動させた後、
エレベータ(図示せず)が上昇して2段目のカストマト
レイ120を最上段に押し上げ、ICデバイス118の
供給が継続される。また、アンローダ138側からIC
デバイス118を収納する場合には、テストトレイ12
4上のICデバイス118を積層部の最上段にある空の
カストマトレイ120上に移送し、所定数のICデバイ
ス118を載せたカストマトレイ120を順次降下させ
ることにより収容が行われる。
【0016】上述したストッカ122は、図1に示した
開閉扉110を開けた位置にあり、オペレータは、通常
の試験動作においてはこのストッカ122の所定位置に
カストマトレイ120を供給する作業と、ストッカ12
2から試験終了後のICデバイス118が載ったカスト
マトレイ120を回収する作業とを行う。
【0017】上述したカストマトレイ120からテスト
トレイ124へのICデバイス118の載せ変え、ある
いはテストトレイ124からカストマトレイ120への
ICデバイス118の載せ換えは、吸着ヘッド126に
よって行われる。吸着ヘッド126は、ヘッド内部を負
圧にすることによりICデバイス118をピックアップ
するとともに、この負圧状態を解除することにより、保
持しているICデバイス118を解放する。
【0018】ローダ128は、ストッカ122のいずれ
かの積層部の最上段にあるカストマトレイ120上のI
Cデバイス118を吸着ヘッド126によってピックア
ップしてテストトレイ124に載せた後に、このテスト
トレイ124をソークチャンバ130に向けて搬送す
る。
【0019】ソークチャンバ130は、試験前のICデ
バイス118を加熱あるいは冷却して所定温度に維持す
る恒温槽であり、複数のテストトレイ124を収納す
る。ローダ128によって搬送されたテストトレイ12
4は、ソークチャンバ130の最上段にセットされた
後、順次1段ずつ降下する。この降下時間を所定値に設
定することにより、所望の到達温度に達するまでICデ
バイス118の加熱あるいは冷却が行われる。テストト
レイ124は、ソークチャンバ130の最下段に到達し
た後排出されて、テストチャンバ132に搬送される。
【0020】テストチャンバ132は、所定温度に維持
されたICデバイス118に対して各種の機能試験を実
施するための恒温槽である。テストチャンバ132で
は、ソークチャンバ130から排出されたテストトレイ
124上の各ICデバイス118を個々にピックアップ
してコンタクト部134に移動させて、各ICデバイス
118に対する各種の機能試験が実施され、試験終了後
にこのICデバイス118が元のテストトレイ124に
収容される。コンタクト部134には、複数個のICソ
ケット(図示せず)が設けられており、これらのそれぞ
れにICデバイス118を装着した後にICデバイス1
18の各端子にテストヘッド(図示せず)を接触させる
ことによりICデバイス118と半導体試験装置200
との電気的な接続を行う。このようにして電気的な接続
が完了した後、半導体試験装置200は、ICデバイス
118に対する機能試験を実施する。テストトレイ12
4上の全てのICデバイス118に対する試験が終了す
ると、このテストトレイ124はアンソークチャンバ1
36側に搬送される。
【0021】アンソークチャンバ136は、急激な温度
ストレスの印加や結露を防止するために、試験時に高温
あるいは低温状態にあるICデバイス118を緩やかに
冷却あるいは加熱して常温に戻す恒温槽である。ICデ
バイス118の試験が終了したテストトレイ124がア
ンソークチャンバ136の最下段に収容された後、順次
1段ずつ上昇し、最上段に達するまでにICデバイス1
18の温度が常温に戻される。最上段にあるテストトレ
イ124は、アンソークチャンバ136から排出され
て、アンローダ138に向けて搬送される。
【0022】アンローダ138は、アンソークチャンバ
136から排出された試験終了後のICデバイス118
を良否あるいは特性別に分類して、対応するカストマト
レイ120に移送する。どの分類に属するICデバイス
118をどのカストマトレイ120に分配するかは、予
め設定されている。
【0023】上述したカストマトレイ120やテストト
レイ124の搬送制御、ソークチャンバ130やアンソ
ークチャンバ136における加熱冷却制御、ICデバイ
ス118の識別管理制御等の一連の制御がシーケンス制
御部(後述する)によって行われる。
【0024】図3は、本実施形態のICテストハンドラ
100の動作を制御する制御機構の概略を示すブロック
図である。図3に示すように、本実施形態のICテスト
ハンドラ100は、図2に示す機構部の動作を制御して
半導体試験装置200による機能試験を実施するために
必要な構成を備えるシーケンス制御ボード140と、オ
ペレータが各種の設定データや動作指示を入力したりオ
ペレータに対する操作画面表示等を行うために必要な構
成を備えるユーザインタフェース(I/F)ボード16
0と、ローダ128やアンローダ138を移動させるパ
ルスモータやサーボモータ(図示せず)を回転駆動する
モータコントローラ(MC)170、172と、ICデ
バイス118のピックアップや解放を行うとともにその
保持状態を検出するために各吸着ヘッド126毎に設け
られる電磁弁174および吸着センサ176とを含んで
構成されている。
【0025】シーケンス制御ボード140は、シーケン
ス制御部142、入出力制御部144、温度制御部14
6、ユーザインタフェース(I/F)変換部148、テ
スタインタフェース(I/F)部150とを含んで構成
されている。シーケンス制御部142は、プロセッサと
メモリを含んでおり、複数のタスクの並列処理が可能な
専用のオペレーティングシステム(OS)を用いて所定
のプログラムを実行することにより実現される。入出力
制御部144は、シーケンス制御部142からの指示に
応じて、図2に示した機構部の動作を制御するためのも
のであり、モータコントローラ170、172や電磁弁
174に対して動作指示を送る。また、入出力制御部1
44は、吸着センサ176の出力を検出してICデバイ
ス118の有無をシーケンス制御部142に知らせる。
温度制御部146は、ソークチャンバ130、アンソー
クチャンバ136およびテストチャンバ132の温度を
制御する。ユーザインタフェース変換部148は、シー
ケンス制御ボード140とユーザインタフェースボード
160との間のデータの入出力を制御するためのもので
ある。
【0026】ユーザインタフェースボード160は、入
出力処理部162および入出力インタフェース(I/
F)部164を含んで構成されている。入出力処理部1
62は、プロセッサとメモリを含んだパーソナルコンピ
ュータ本体(パソコン本体)であり、一般のパーソナル
コンピュータで汎用されているオペレーティングシステ
ム(例えばマイクロソフト社のWindows(登録商
標))を用いて、各種設定データや動作指示等の入力や
表示および操作画面表示と並行して所定のヘルプ画面の
表示を行う。入出力インタフェース部164は、入出力
処理部162とLCD112、キーボード114、マウ
ス180、ハードディスク装置(HDD)182、スピ
ーカ184とを接続するためのものであり、接続する機
器に応じた所定の規格に適合したコネクタ形状を有す
る。また、ハードディスク装置182には、上述したヘ
ルプ画面表示に必要なヘルプファイルが格納されてい
る。
【0027】上述した入出力処理部162およびLCD
112が操作画面表示手段に、ハードディスク装置18
2がヘルプファイル格納手段に、入出力処理部162が
ヘルプ機能実行手段にそれぞれ対応する。
【0028】本実施形態のICテストハンドラ100
は、上述した構成を有しており、次に通常動作に先だっ
て所定の操作画面を表示して各種の設定データや動作指
示を入力する場合の動作を説明する。図4は、システム
操作画面表示と平行して行われるヘルプ画面表示の動作
手順を示す流れ図である。例えば、ICテストハンドラ
100のユーザによって用意されたカストマトレイ12
0に関する各種の設定データを入力する場合の入力操作
画面を考えるものとする。
【0029】ICテストハンドラ100の通常動作に先
立って、入出力処理部162は、ICテストハンドラ1
00の通常動作に必要な各種の設定データや動作指示を
入力するためのシステム操作画面をLCD112に表示
するとともに(ステップ401)、このシステム操作画
面に含まれる各項目の補足説明を行うために、予め用意
されているヘルプファイルを起動する(ステップ40
2)。
【0030】図5は、システム操作画面を示す図であ
り、一例としてユーザ毎に用意されたカストマトレイ1
20に関する各種の設定を行うカストマトレイ設定画面
の詳細が示されている。同図に示すカストマトレイ設定
画面において、カストマトレイ120の「Xピッチ」、
「Yピッチ」、「Zピッチ」や「X先頭までの距離」等
の各種設定値がローダ(LD)128用とアンローダ
(UL)138用とで別々に入力できるようになってい
る。また、このカストマトレイ設定画面の右側領域に
は、それらの各設定項目がカストマトレイ120のどの
部分に対応しているのかを示す図が含まれており、各項
目のデータを入力するオペレータの理解を助けるように
工夫されている。
【0031】入出力処理部162は、上述したカストマ
トレイ設定画面を表示した後に、各設定項目に関するデ
ータの入力があるか否か(ステップ403)、データの
入力作業が終了したか否か(ステップ404)を監視す
る。いずれかの設定項目に対応するデータの入力がなさ
れた場合には、入力データをその項目についての新たな
設定値とした後に(ステップ405)、再度ステップ4
03のデータ入力の監視状態に戻る。
【0032】また、上述したように、カストマトレイ設
定画面の内容は、熟練していないオペレータであっても
理解しやすいような工夫はされてはいるが、設定画面の
表示内容だけで全ての設定項目の意味するところを理解
できるとは限らない。例えば、「トレイ設定モード」や
「デバイスのアクセス方法」などの各項目の意味すると
ころを充分に理解していない場合もある。
【0033】入出力処理部162は、上述したカストマ
トレイ設定画面の表示動作と並行して、各設定項目に対
応するヘルプ画面の表示動作が要求されているか否かを
監視しており(ステップ406)、ヘルプ画面の表示動
作が要求されている場合には、該当する設定項目の内容
解説を含むヘルプ画面の表示を行う(ステップ40
7)。例えば、入出力処理部162によって、汎用OS
であるWindows(登録商標)上でヘルプファイル
を実行することにより、所定のヘルプ画面の表示が可能
となる。
【0034】図6は、ヘルプファイルを実行することに
より表示されるヘルプ画面を示す図である。図5に示し
たカストマトレイ設定画面の右上の「?」マークをマウ
ス180によってクリックした後に、用語の意味を知り
たい事項にマウス180のポインタを移動させてクリッ
クすることにより、図6に示すように、その部分につい
ての用語の意味等が含まれるポップアップウインドウを
ヘルプ画面として表示させることができる。
【0035】一般に、Windows(登録商標)のヘ
ルプファイルは、1つの情報が割り当てられたトピック
を複数個集めたものであり、キーワードを指定して所望
のトピックを検索する機能を有している。また、各トピ
ックの間につながりを持たせることにより、関連する情
報が調べやすくなっている。
【0036】図7は、キーワードを指定してトピックの
検索を行うトピック検索画面を示す図である。同図に示
すトピック検索画面において、所望のトピックに関する
キーワード(例えば「カストマトレイ」)を指定するこ
とにより、このキーワードに関連する複数のトピックが
表示される。この表示された複数のトピックの中からい
ずれかを選択することにより、そのトピックの具体的内
容が、図8に示すような新たなヘルプ画面として表示さ
れる。なお、図8には、トピック「カストマトレイ・サ
イズ」が選択されて、その具体的内容が含まれるヘルプ
画面が表示された状態が示されている。
【0037】また、トピックが選択されて表示されるヘ
ルプ画面には、必要に応じて文章、図、表、静止画、動
画、アニメーション等が含まれるが、これらの文章中や
図、表、静止画中にホットスポットと称される部分があ
り、このホットスポットをマウス180でクリックする
ことにより、その部分についての用語の意味や関連した
事項が含まれるポップアップウインドウを表示させた
り、他のトピックを表示させることができる。したがっ
て、最初に表示させたヘルプ画面に含まれる内容(例え
ば文章や図)で充分に内容が理解できない場合には、オ
ペレータの選択によってさらに詳細な内容(例えば静止
画や動画)を含む他のヘルプ画面を段階的に表示させる
こともできる。また、入出力処理部162は、必要に応
じて、上述した種々のヘルプ画面の表示動作と並行し
て、スピーカ184から内容ガイダンス音声を出力する
こともできる。
【0038】このように、本実施形態のICテストハン
ドラ100においては、システム操作画面を表示して入
力待ちの状態にあるときに、オペレータからの要求に応
じて、操作画面の各項目に関するヘルプ画面を表示して
おり、必要に応じてさらに詳細な説明文や図、画像等を
段階的に表示させることができる。したがって、各オペ
レータは、熟練度に応じて表示内容を指定することによ
り、表示された操作画面の各項目の内容を詳細に知るこ
とができる。
【0039】また、試験対象となるICデバイスの追加
や変更等に伴うソフトウエアの変更が生じた場合であっ
ても、この変更されたソフトウエアに対応するヘルプフ
ァイルを同時に変更することにより、表示された操作画
面の各項目とその解説内容等の対応がとれなくなるとい
った不都合がなくなる。
【0040】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。例えば、上述した実施形態では、カスト
マトレイ120に関する各種の設定を行うカストマトレ
イ設定画面をシステム操作画面として表示する場合を説
明したが、他の設定画面や動作指示画面をシステム操作
画面として表示する場合についても同様に考えることが
できる。例えば、動作指示を行うシステム操作画面にお
いて、表示されている動作指示の意味するところや、そ
の動作指示を行うタイミング等が分からない場合に、ヘ
ルプ画面を表示させて文章、図、動画、アニメーション
等でそれらの具体的な解説を行うことにより、マニュア
ル本を見ることなくそれらの表示項目が意味するところ
を容易に理解することができる。
【0041】また、入出力処理部162が使用するOS
としてWindows(登録商標)を考えたが、同等の
機能を有するOSを用いるようにしてもよい。また、上
述した実施形態では、ユーザインタフェースボード16
0にパソコンとしての機能を持たせるようにしたが、I
Cテストハンドラ100とは別にパソコンを接続し、こ
の接続されたパソコンの画面上で上述したオンラインヘ
ルプの表示動作を行うようにしてもよい。また、上述し
た実施形態では、水平搬送式のICテストハンドラ10
0について説明したが、自動落下方式あるいはこれら2
つの方式を組み合わせたICテストハンドラにおいて、
システム操作画面表示を行う際にこれにヘルプ画面を重
ねることによりオンラインマニュアル表示を行うように
してもよい。
【0042】また、上述した実施形態では、システム設
定画面を表示させて、各種設定データや動作指示を入力
する際にヘルプ画面を表示するようにしたが、このヘル
プ画面の表示を行うために用意されるヘルプファイルに
は、各種のマニュアル本(ハードウエア概説書、一般仕
様書、操作ガイド、メンテナンス解説書、プログラミン
グ解説書等)を含むようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、各種
設定や動作指示等を行う操作画面の表示を行うととも
に、ヘルプファイル格納手段に格納されているヘルプフ
ァイルをヘルプ機能実行手段によって実行することによ
り、操作画面に含まれる各項目の内容解説についての詳
細情報を表示しており、操作画面に含まれる各項目に対
応したヘルプファイルを備えることにより、これら各項
目に関する詳細な情報を容易に得ることができる。
【0044】また、上述したヘルプ機能実行手段によっ
て対話型処理を行うことにより、説明文、図、表、静止
画、動画、アニメーションの少なくとも一つを用いて詳
細情報の表示を行うことにより、操作画面に含まれる各
項目に関する内容解説が誰にでも分かりやすくなる。特
に、表示画面の所定箇所が選択指示されたときに、ヘル
プ機能実行手段によって、表示する詳細情報の内容を段
階的に切り替えることにより、オペレータの熟練度等に
応じて適切な内容の詳細情報を表示させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のICテストハンドラの外観図であ
る。
【図2】ICテストハンドラの機構部の概略構成を示す
図である。
【図3】ICテストハンドラの動作を制御する制御機構
の概略を示すブロック図である。
【図4】システム操作画面表示と並行して行われるヘル
プ画面表示の動作手順を示す流れ図である。
【図5】システム操作画面の一つであるカストマトレイ
設定画面の表示例を示す図である。
【図6】ヘルプファイルを実行することによって表示さ
れるヘルプ画面の具体例を示す図である。
【図7】ヘルプ画面の他の例を示す図である。
【図8】ヘルプ画面の他の例を示す図である。
【符号の説明】
100 ICテストハンドラ 112 LCD 114 キーボード 142 シーケンス制御部 148 ユーザインタフェース(I/F)変換部 162 入出力処理部 164 入出力インタフェース(I/F)部 180 マウス 182 ハードディスク装置(HDD)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作画面の表示を行う操作画面表示手段
    と、 前記操作画面に含まれる項目の内容解説についての詳細
    情報を少なくとも含むヘルプファイルを格納するヘルプ
    ファイル格納手段と、 前記ヘルプファイルを実行することにより、前記操作画
    面に含まれる項目の内容解説についての詳細情報を表示
    するヘルプ機能実行手段と、 を備えることを特徴とするICテストハンドラ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ヘルプ機能実行手段は、対話型処理を行うことによ
    って、説明文、図、表、静止画、動画、アニメーション
    の少なくとも一つを用いることにより、前記詳細情報の
    表示を行うことを特徴とするICテストハンドラ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記ヘルプ機能実行手段は、表示画面の所定箇所が選択
    指示されたときに、表示する前記詳細情報の内容を段階
    的に切り替えることを特徴とするICテストハンドラ。
JP20384497A 1997-07-14 1997-07-14 Icテストハンドラ Pending JPH1138084A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20384497A JPH1138084A (ja) 1997-07-14 1997-07-14 Icテストハンドラ
KR1019980026857A KR19990013599A (ko) 1997-07-14 1998-07-03 아이.씨. 테스트 핸들러
SG1998001751A SG78307A1 (en) 1997-07-14 1998-07-10 Ic test handler Ic test handler
TW087111247A TW373076B (en) 1997-07-14 1998-07-10 IC test handler
DE19831573A DE19831573A1 (de) 1997-07-14 1998-07-14 Prüfförderer für integrierte Schaltungen

Applications Claiming Priority (1)

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JP20384497A JPH1138084A (ja) 1997-07-14 1997-07-14 Icテストハンドラ

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JPH1138084A true JPH1138084A (ja) 1999-02-12

Family

ID=16480642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20384497A Pending JPH1138084A (ja) 1997-07-14 1997-07-14 Icテストハンドラ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020066083A (ko) * 2001-02-09 2002-08-14 (주) 핸들러월드 오티큐 푸셔 겸용 핸들러
KR100445526B1 (ko) * 2002-04-09 2004-08-21 미래산업 주식회사 테스트 핸들러의 데이터 관리방법
JP2019115721A (ja) * 2011-02-01 2019-07-18 株式会社根本杏林堂 薬液注入装置

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