JPH1137086A - 電動送風機 - Google Patents
電動送風機Info
- Publication number
- JPH1137086A JPH1137086A JP9198131A JP19813197A JPH1137086A JP H1137086 A JPH1137086 A JP H1137086A JP 9198131 A JP9198131 A JP 9198131A JP 19813197 A JP19813197 A JP 19813197A JP H1137086 A JPH1137086 A JP H1137086A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- motor
- hole
- air guide
- electric blower
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インペラからの吐出流がファンケースから外
部に流出するときのエゼクタ効果で、インペラを回転さ
せるモータの冷却を行う電動送風機を提供する。 【解決手段】 インペラ２８の下部に位置するエアガイ
ド３２に貫通する孔３５を設け、モータフレーム３６に
もモータ内部に貫通する孔３７を設け、これら孔３５，
３７を介してモータ３４内部とインペラ２８の下部空間
３８とを連通させ、インペラ２８の回転により下部空間
の圧力が下がり、モータ３４内部から空気を吸い込むよ
うにして、モータ内部に気流が流れるようにしている。
部に流出するときのエゼクタ効果で、インペラを回転さ
せるモータの冷却を行う電動送風機を提供する。 【解決手段】 インペラ２８の下部に位置するエアガイ
ド３２に貫通する孔３５を設け、モータフレーム３６に
もモータ内部に貫通する孔３７を設け、これら孔３５，
３７を介してモータ３４内部とインペラ２８の下部空間
３８とを連通させ、インペラ２８の回転により下部空間
の圧力が下がり、モータ３４内部から空気を吸い込むよ
うにして、モータ内部に気流が流れるようにしている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、濡れた手を風の力
により乾かす手乾燥装置等に用いられる電動送風機に関
するものである。
により乾かす手乾燥装置等に用いられる電動送風機に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来このような装置には様々な電動送風
機が用いられているがその中で代表的なものとして図２
に示すような構成の電動送風機がある。ファンケース１
は、モータ４のモーターフレーム５に取り付けられ、フ
ァン室を形成している。ファン室内には、インペラ２，
エアガイド３等を設けている。このケーシング１の側面
壁には側面孔６が多数開けられている。インペラ２の下
方から外周側にかけて設けたエアガイド３は、インペラ
２の外周縁から外側に向けて半径方向に拡がる平面部７
が設けてあり、平面部７の外周方向にファンケース１の
側面孔６が配され、側面孔６を通してファンケース１の
内外がつながっている。
機が用いられているがその中で代表的なものとして図２
に示すような構成の電動送風機がある。ファンケース１
は、モータ４のモーターフレーム５に取り付けられ、フ
ァン室を形成している。ファン室内には、インペラ２，
エアガイド３等を設けている。このケーシング１の側面
壁には側面孔６が多数開けられている。インペラ２の下
方から外周側にかけて設けたエアガイド３は、インペラ
２の外周縁から外側に向けて半径方向に拡がる平面部７
が設けてあり、平面部７の外周方向にファンケース１の
側面孔６が配され、側面孔６を通してファンケース１の
内外がつながっている。
【０００３】この構成に於いて、インペラ２は、モータ
４により高速で回転させられて、気流を発生し、その気
流をインペラ２の外周に位置するエアガイド３の平面部
７を介してケーシング１の側面孔６から排出して、乾燥
等に寄与させていた。
４により高速で回転させられて、気流を発生し、その気
流をインペラ２の外周に位置するエアガイド３の平面部
７を介してケーシング１の側面孔６から排出して、乾燥
等に寄与させていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の電動送風機
では、インペラ２からの気流は直接外部に排出されるの
で、モータ４を冷却できない。そのため別途に冷却手段
が必要になり、組立工数や部品コストが上昇するという
課題を有していた。
では、インペラ２からの気流は直接外部に排出されるの
で、モータ４を冷却できない。そのため別途に冷却手段
が必要になり、組立工数や部品コストが上昇するという
課題を有していた。
【０００５】本発明は、上記課題を解決するもので、組
立性を向上させた電動送風機を提供することを目的とし
ている。
立性を向上させた電動送風機を提供することを目的とし
ている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、エゼクタ効果を積極的に利用して、エアガ
イドの中心付近に設けたモータに通じる孔から空気を吸
い込んでモータ内を冷却するものである。
に本発明は、エゼクタ効果を積極的に利用して、エアガ
イドの中心付近に設けたモータに通じる孔から空気を吸
い込んでモータ内を冷却するものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１記載の発明は、
インペラと、インペラを回転させるモータと、前記イン
ペラからの気流を外周方向に案内するエアガイドと、前
記インペラ及びエアガイドを収容するファン室とを備
え、前記ファン室の側面壁には側面孔を設け、前記エア
ガイドは前記インペラのからの気流を側面孔を介して排
出するとともに、前記インペラと対向する面で、前記イ
ンペラの中心付近にはモータ内部と貫通する孔を設けた
もので、この構成によれば、モータに貫通した孔を通じ
てインペラの吐出流のエゼクタ効果により、モータから
気流が吸い込まれ、モータの冷却に寄与することにな
り、低コストでのモータ冷却が可能となるものである。
インペラと、インペラを回転させるモータと、前記イン
ペラからの気流を外周方向に案内するエアガイドと、前
記インペラ及びエアガイドを収容するファン室とを備
え、前記ファン室の側面壁には側面孔を設け、前記エア
ガイドは前記インペラのからの気流を側面孔を介して排
出するとともに、前記インペラと対向する面で、前記イ
ンペラの中心付近にはモータ内部と貫通する孔を設けた
もので、この構成によれば、モータに貫通した孔を通じ
てインペラの吐出流のエゼクタ効果により、モータから
気流が吸い込まれ、モータの冷却に寄与することにな
り、低コストでのモータ冷却が可能となるものである。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１により説明す
る。図において、２８はインペラで、２９はファンケー
スであり、その中央には吸い込み口３０が設けてあり、
その側面壁には側面孔３１が複数個設けられている。３
２はエアガイドであり、前記インペラ２８の外周から吐
出する気流を側面孔３１に案内する平板部３３を設ける
と共に、エアガイド３２の中心付近にはモータ３４に貫
通する孔３５が設けられている。モータフレーム３６に
は上記の孔３５と対向する位置に、その孔３５より大き
な孔３７が設けてある。また、モータフレーム３６の外
周にはファンケース２９が隙間無く取り付けられ、エア
ガイド３２及びインペラ２８を収容するファン室を構成
をしている。
る。図において、２８はインペラで、２９はファンケー
スであり、その中央には吸い込み口３０が設けてあり、
その側面壁には側面孔３１が複数個設けられている。３
２はエアガイドであり、前記インペラ２８の外周から吐
出する気流を側面孔３１に案内する平板部３３を設ける
と共に、エアガイド３２の中心付近にはモータ３４に貫
通する孔３５が設けられている。モータフレーム３６に
は上記の孔３５と対向する位置に、その孔３５より大き
な孔３７が設けてある。また、モータフレーム３６の外
周にはファンケース２９が隙間無く取り付けられ、エア
ガイド３２及びインペラ２８を収容するファン室を構成
をしている。
【０００９】以下上記構成における、本実施例の動作に
ついて説明する。インペラ２８の回転により発生させら
れた風は、ファンケース３９の吸い込み口３０からイン
ペラ２８内部を通過して、エアガイド３２の平板部３３
で整流された後、ファンケース２９の側面孔３１を通っ
て外部へと排出される。この時、気流の勢いにより、イ
ンペラ２８の下部とエアガイド３２の間の下部空間３８
は低圧力となり、空気を吸い込む状態となる。ここでエ
アガイド３２の中心付近に設けた孔３５が存在するの
で、この孔３５とモータフレーム３６の孔３７を通して
空気はモータ３４側から吸い込まれることとなる。この
空気によりモータ３４は冷却されるものである。
ついて説明する。インペラ２８の回転により発生させら
れた風は、ファンケース３９の吸い込み口３０からイン
ペラ２８内部を通過して、エアガイド３２の平板部３３
で整流された後、ファンケース２９の側面孔３１を通っ
て外部へと排出される。この時、気流の勢いにより、イ
ンペラ２８の下部とエアガイド３２の間の下部空間３８
は低圧力となり、空気を吸い込む状態となる。ここでエ
アガイド３２の中心付近に設けた孔３５が存在するの
で、この孔３５とモータフレーム３６の孔３７を通して
空気はモータ３４側から吸い込まれることとなる。この
空気によりモータ３４は冷却されるものである。
【００１０】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
１記載の発明によれば、モータ内部に通じる孔を設ける
ことにより、インペラからの吐出流のエゼクタ効果によ
りモータの内部からの空気の吸引が起こり、この気流に
よりモータを冷却することが出来、冷却のための別部品
を設けなくても良く、組立性が良好で、低コスト化の実
現を行うことができる。
１記載の発明によれば、モータ内部に通じる孔を設ける
ことにより、インペラからの吐出流のエゼクタ効果によ
りモータの内部からの空気の吸引が起こり、この気流に
よりモータを冷却することが出来、冷却のための別部品
を設けなくても良く、組立性が良好で、低コスト化の実
現を行うことができる。
【図１】本発明の一実施例を示す電動送風機の一部破断
側面図
側面図
【図２】従来の電動送風機の一部破断側面図
２８ インペラ ３４ モータ ３２ エアガイド ２９ ファンケース ３１ 側面孔 ３５ 孔 ３７ 孔
Claims (1)
- 【請求項１】 インペラと、インペラを回転させるモー
タと、前記インペラからの気流を外周方向に案内するエ
アガイドと、前記インペラ及びエアガイドを収容するフ
ァン室とを備え、前記ファン室の側面壁には側面孔を設
け、前記エアガイドは前記インペラのからの気流を側面
孔を介して排出するとともに、前記インペラと対向する
面で、前記インペラの中心付近にはモータ内部と貫通す
る孔を設けた電動送風機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9198131A JPH1137086A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 電動送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9198131A JPH1137086A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 電動送風機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1137086A true JPH1137086A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16385973
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9198131A Pending JPH1137086A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 電動送風機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1137086A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4940004U (ja) * | 1972-07-10 | 1974-04-09 | ||
| JPH04311700A (ja) * | 1991-04-09 | 1992-11-04 | Mitsubishi Electric Corp | 電動送風機 |
| JPH07158587A (ja) * | 1993-12-10 | 1995-06-20 | Shibaura Eng Works Co Ltd | ファン装置 |
-
1997
- 1997-07-24 JP JP9198131A patent/JPH1137086A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4940004U (ja) * | 1972-07-10 | 1974-04-09 | ||
| JPH04311700A (ja) * | 1991-04-09 | 1992-11-04 | Mitsubishi Electric Corp | 電動送風機 |
| JPH07158587A (ja) * | 1993-12-10 | 1995-06-20 | Shibaura Eng Works Co Ltd | ファン装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050309 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050315 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050428 |
|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050624 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060207 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060606 |