JPH1136877A - 負圧アクチュエータ - Google Patents
負圧アクチュエータInfo
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- JPH1136877A JPH1136877A JP9194175A JP19417597A JPH1136877A JP H1136877 A JPH1136877 A JP H1136877A JP 9194175 A JP9194175 A JP 9194175A JP 19417597 A JP19417597 A JP 19417597A JP H1136877 A JPH1136877 A JP H1136877A
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- JP
- Japan
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- negative pressure
- actuator
- value
- chamber
- pressure chamber
- Prior art date
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Supercharger (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は駆動負圧源から供給される負圧により
動作を行なう負圧アクチュエータに関し、エンジン状態
に拘わらず可変容量装置の安定した駆動を実現しするこ
とを課題とする。 【解決手段】可変容量型ターボチャージャのタービン2
1側に設けられた容量可変装置32を駆動する負圧アク
チュエータであって、この容量可変装置32と接続され
たダイヤフラム44により内部を隔成することにより第
1及び第2の負圧室41,42を形成し、この第1及び
第2の負圧室41,42の双方に対し駆動負圧を印加す
る構成とする。また、容量可変装置32の開度目標値を
エンジンの運転状態に基づき設定する際、この開度目標
値を第1の負圧室41の負圧値と第2の負圧室42の負
圧値の差圧として設定する。
動作を行なう負圧アクチュエータに関し、エンジン状態
に拘わらず可変容量装置の安定した駆動を実現しするこ
とを課題とする。 【解決手段】可変容量型ターボチャージャのタービン2
1側に設けられた容量可変装置32を駆動する負圧アク
チュエータであって、この容量可変装置32と接続され
たダイヤフラム44により内部を隔成することにより第
1及び第2の負圧室41,42を形成し、この第1及び
第2の負圧室41,42の双方に対し駆動負圧を印加す
る構成とする。また、容量可変装置32の開度目標値を
エンジンの運転状態に基づき設定する際、この開度目標
値を第1の負圧室41の負圧値と第2の負圧室42の負
圧値の差圧として設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は負圧アクチュエータ
に係り、特に駆動負圧源から供給される負圧により動作
を行なう負圧アクチュエータに関する。
に係り、特に駆動負圧源から供給される負圧により動作
を行なう負圧アクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ターボチャージャ付エンジンの
出力特性はターボチャージャの容量やタービンホイール
の羽根形状等によって左右される。すなわち、大きな容
量のターボチャージャを使用すると、高速、高負荷時等
の排気ガス量の多い所では、十分効果が得られるが、一
方、低速、中速等の比較的排気ガス量の少ない所では、
効果が十分に発揮されないことになる。そこで、エンジ
ンの運転状態に応じてタービン容量を可変とし、低速で
のトルクアップ及び高速域での燃費向上ができる可変容
量型のターボチャージャが従来より各種提案されてい
る。
出力特性はターボチャージャの容量やタービンホイール
の羽根形状等によって左右される。すなわち、大きな容
量のターボチャージャを使用すると、高速、高負荷時等
の排気ガス量の多い所では、十分効果が得られるが、一
方、低速、中速等の比較的排気ガス量の少ない所では、
効果が十分に発揮されないことになる。そこで、エンジ
ンの運転状態に応じてタービン容量を可変とし、低速で
のトルクアップ及び高速域での燃費向上ができる可変容
量型のターボチャージャが従来より各種提案されてい
る。
【0003】この種の可変容量型ターボチャージャとし
ては、例えば特開昭61−4830号公報に開示された
ものが知られている。同公報に開示された可変容量型タ
ーボチャージャは、タービンハウジング内に負圧アクチ
ュエータにより駆動される可変容量機構が設けられてお
り、負圧アクチュエータの駆動動作に応じてタービン容
量を可変とする構成とされている。
ては、例えば特開昭61−4830号公報に開示された
ものが知られている。同公報に開示された可変容量型タ
ーボチャージャは、タービンハウジング内に負圧アクチ
ュエータにより駆動される可変容量機構が設けられてお
り、負圧アクチュエータの駆動動作に応じてタービン容
量を可変とする構成とされている。
【0004】従って、例えばエンジンの運転状態が低速
時或いは中速時等(以下、低中速時という)の比較的排
気ガス量の少ない運転状態下であった場合には、可変容
量機構によりスロート面積を絞る(断面積を小さくす
る)ことにより、タービン室内に流入する排気ガスの速
度は増大する。これにより、低中速時においてもタービ
ンの回転速度を増大させることができ、よって吸気圧力
は向上するため、低中速時におけるトルクの向上を図る
ことができる。
時或いは中速時等(以下、低中速時という)の比較的排
気ガス量の少ない運転状態下であった場合には、可変容
量機構によりスロート面積を絞る(断面積を小さくす
る)ことにより、タービン室内に流入する排気ガスの速
度は増大する。これにより、低中速時においてもタービ
ンの回転速度を増大させることができ、よって吸気圧力
は向上するため、低中速時におけるトルクの向上を図る
ことができる。
【0005】一方、上記可変容量機構を駆動する駆動手
段としは、負圧アクチュエータが用いられている。この
負圧アクチュエータは、上記の公報の構成では吸気管負
圧を駆動負圧源とするダイアフラム式アクチュエータと
されている。このダイアフラム式の負圧アクチュエータ
は、ハウジング内にダイヤフラムにより隔成された二つ
の部屋が形成されており、一方の部屋は駆動負圧源とな
る吸気管に接続され(以下、この部屋を負圧室とい
う)、他方の部屋は大気開放とされている(以下、この
部屋を大気室という)。
段としは、負圧アクチュエータが用いられている。この
負圧アクチュエータは、上記の公報の構成では吸気管負
圧を駆動負圧源とするダイアフラム式アクチュエータと
されている。このダイアフラム式の負圧アクチュエータ
は、ハウジング内にダイヤフラムにより隔成された二つ
の部屋が形成されており、一方の部屋は駆動負圧源とな
る吸気管に接続され(以下、この部屋を負圧室とい
う)、他方の部屋は大気開放とされている(以下、この
部屋を大気室という)。
【0006】また、吸気管と負圧アクチュエータとを接
続する配管には電磁弁が設けられており、この電磁弁は
エンジンコントロールユニット(ECU)により開弁度
をデューティ制御される構成とされている。よって、負
圧アクチュエータに印加される負圧はECUにより制御
しうる構成とされている。上記構成において、ECUが
エンジンの運転状態が低中速時であると判断すると、電
磁弁を開弁制御することによりエンジン状態に対応した
駆動負圧を負圧アクチュエータに供給する。これによ
り、負圧アクチュエータは可変容量機構を駆動し、よっ
て上記のように低中速時におけるトルクの向上を図るこ
とができる。尚、負圧アクチュエータの負圧室内には、
負圧の印加後に元の状態に復帰するためのバネが設けら
れている。
続する配管には電磁弁が設けられており、この電磁弁は
エンジンコントロールユニット(ECU)により開弁度
をデューティ制御される構成とされている。よって、負
圧アクチュエータに印加される負圧はECUにより制御
しうる構成とされている。上記構成において、ECUが
エンジンの運転状態が低中速時であると判断すると、電
磁弁を開弁制御することによりエンジン状態に対応した
駆動負圧を負圧アクチュエータに供給する。これによ
り、負圧アクチュエータは可変容量機構を駆動し、よっ
て上記のように低中速時におけるトルクの向上を図るこ
とができる。尚、負圧アクチュエータの負圧室内には、
負圧の印加後に元の状態に復帰するためのバネが設けら
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】アクチュエータ駆動負
圧は、エンジン運転状態に応じて可変容量装置の開度
(絞り量)が目標値となるように設定されるが、負圧ア
クチュエータは負圧室と大気圧室、または負圧室に設け
られたバネのばね力とのバランスによってストロークが
決定されるが、駆動負圧が変動した場合、開度特性が変
化し、可変容量装置を所望開度に設定できない。また、
負圧変動を規制する手段がないため、負圧アクチュエー
タの安定正が悪いという問題点がある。
圧は、エンジン運転状態に応じて可変容量装置の開度
(絞り量)が目標値となるように設定されるが、負圧ア
クチュエータは負圧室と大気圧室、または負圧室に設け
られたバネのばね力とのバランスによってストロークが
決定されるが、駆動負圧が変動した場合、開度特性が変
化し、可変容量装置を所望開度に設定できない。また、
負圧変動を規制する手段がないため、負圧アクチュエー
タの安定正が悪いという問題点がある。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、ダイヤフラムに隔成された二つの部屋の夫々に負
圧を導入し、各部屋の負圧差により可変容量装置を駆動
することにより、エンジン状態に拘わらず可変容量装置
の安定した駆動を実現しうる負圧アクチュエータを提供
することを目的とする。
あり、ダイヤフラムに隔成された二つの部屋の夫々に負
圧を導入し、各部屋の負圧差により可変容量装置を駆動
することにより、エンジン状態に拘わらず可変容量装置
の安定した駆動を実現しうる負圧アクチュエータを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、次に述べ
る手段を講じることにより解決することができる。請求
項1記載の発明に係る負圧アクチュエータでは、内部を
ダイヤフラムにより隔成することにより第1及び第2の
負圧室を形成し、この第1及び第2の負圧室の双方に対
し駆動負圧を印加してリフト量を設定する構成とし、か
つ、前記リフト量の目標値をエンジンの運転状態に基づ
き目標差圧設定手段が設定する構成とすると共に、前記
目標差圧設定手段が設定する前記リフト量の目標値が、
前記第1の負圧室の負圧値と第2の負圧室の負圧値の差
圧として設定されることを特徴とするものである。
る手段を講じることにより解決することができる。請求
項1記載の発明に係る負圧アクチュエータでは、内部を
ダイヤフラムにより隔成することにより第1及び第2の
負圧室を形成し、この第1及び第2の負圧室の双方に対
し駆動負圧を印加してリフト量を設定する構成とし、か
つ、前記リフト量の目標値をエンジンの運転状態に基づ
き目標差圧設定手段が設定する構成とすると共に、前記
目標差圧設定手段が設定する前記リフト量の目標値が、
前記第1の負圧室の負圧値と第2の負圧室の負圧値の差
圧として設定されることを特徴とするものである。
【0010】また、請求項2記載の発明に係る負圧アク
チュエータでは、可変容量型ターボチャージャのタービ
ン側に設けられた容量可変手段を駆動する負圧アクチュ
エータであって、前記容量可変手段と接続されたダイヤ
フラムにより内部を隔成することにより第1及び第2の
負圧室を形成し、この第1及び第2の負圧室の双方に対
し駆動負圧を印加して前記容量可変手段の開度を設定す
る構成とし、かつ、前記開度の目標値をエンジンの運転
状態に基づき目標差圧設定手段が設定する構成とすると
共に、前記目標差圧設定手段が設定する前記開度の目標
値が、前記第1の負圧室の負圧値と第2の負圧室の負圧
値の差圧として設定されることを特徴とするものであ
る。
チュエータでは、可変容量型ターボチャージャのタービ
ン側に設けられた容量可変手段を駆動する負圧アクチュ
エータであって、前記容量可変手段と接続されたダイヤ
フラムにより内部を隔成することにより第1及び第2の
負圧室を形成し、この第1及び第2の負圧室の双方に対
し駆動負圧を印加して前記容量可変手段の開度を設定す
る構成とし、かつ、前記開度の目標値をエンジンの運転
状態に基づき目標差圧設定手段が設定する構成とすると
共に、前記目標差圧設定手段が設定する前記開度の目標
値が、前記第1の負圧室の負圧値と第2の負圧室の負圧
値の差圧として設定されることを特徴とするものであ
る。
【0011】上記した各手段は、次のように作用する。
請求項1及び請求項2記載の負圧アクチュエータによれ
ば、ダイヤフラムにより隔成された第1及び第2の負圧
室の双方に対し駆動負圧を印加してリフト量を設定する
と共に、目標差圧設定手段が設定するリフト量の目標値
が第1の負圧室の負圧値と第2の負圧室の負圧値の差圧
として設定されることにより、第1及び第2の負圧室に
は常に負圧が印加される構成となる。これにより、駆動
負圧に変動が生じたとしても、その影響が負圧アクチュ
エータの出力に現れることを防止することができる。
請求項1及び請求項2記載の負圧アクチュエータによれ
ば、ダイヤフラムにより隔成された第1及び第2の負圧
室の双方に対し駆動負圧を印加してリフト量を設定する
と共に、目標差圧設定手段が設定するリフト量の目標値
が第1の負圧室の負圧値と第2の負圧室の負圧値の差圧
として設定されることにより、第1及び第2の負圧室に
は常に負圧が印加される構成となる。これにより、駆動
負圧に変動が生じたとしても、その影響が負圧アクチュ
エータの出力に現れることを防止することができる。
【0012】即ち、従来のように一方の部屋が大気開放
とされた構成では、駆動負圧に変動が生じるとこの変動
が全てダイヤフラムの変位となってしまう。よって、ダ
イヤフラムのリフト量は駆動負圧の変動に伴い変化して
しまい、負圧アクチュエータとしての安定性が大きく劣
化してしまう。しかるに、第1及び第2の負圧室の双方
に駆動負圧を印加し、かつリフト量の目標値を第1の負
圧室の負圧値と第2の負圧室の負圧値の差圧として設定
することにより、仮に第1の負圧室が駆動負圧の変動に
より昇圧した場合、第2の負圧室も駆動負圧の変動によ
り昇圧することとなる。
とされた構成では、駆動負圧に変動が生じるとこの変動
が全てダイヤフラムの変位となってしまう。よって、ダ
イヤフラムのリフト量は駆動負圧の変動に伴い変化して
しまい、負圧アクチュエータとしての安定性が大きく劣
化してしまう。しかるに、第1及び第2の負圧室の双方
に駆動負圧を印加し、かつリフト量の目標値を第1の負
圧室の負圧値と第2の負圧室の負圧値の差圧として設定
することにより、仮に第1の負圧室が駆動負圧の変動に
より昇圧した場合、第2の負圧室も駆動負圧の変動によ
り昇圧することとなる。
【0013】よって、この変動分は互いに相殺されるこ
ととなり、実際にダイヤフラムを付勢する力となる両負
圧室間の差圧には変化が生じない。これにより、駆動負
圧に変動が生じたとしても、その影響が負圧アクチュエ
ータの出力に現れることは防止され、負圧アクチュエー
タの安定性を向上させることができる。また、上記のよ
うに第1及び第2の負圧室に常に負圧が印加される構成
とすることにより、応答性の向上を図ることができる。
即ち、従来のように一方の部屋が常に大気開放とされた
構成では、他方の部屋をダイヤフラムを変位しうる負圧
まで減圧するまでに時間を要してしまう。
ととなり、実際にダイヤフラムを付勢する力となる両負
圧室間の差圧には変化が生じない。これにより、駆動負
圧に変動が生じたとしても、その影響が負圧アクチュエ
ータの出力に現れることは防止され、負圧アクチュエー
タの安定性を向上させることができる。また、上記のよ
うに第1及び第2の負圧室に常に負圧が印加される構成
とすることにより、応答性の向上を図ることができる。
即ち、従来のように一方の部屋が常に大気開放とされた
構成では、他方の部屋をダイヤフラムを変位しうる負圧
まで減圧するまでに時間を要してしまう。
【0014】これに対し、第1及び第2の負圧室に常に
負圧が印加される構成とすることにより、目標リフト量
が目標値となるよう各負圧室間の差圧を設定する際、一
方の負圧室を昇圧処理し、他方の負圧室を減圧処理する
ことが可能となる。よって、この場合には各負圧室間の
差圧を短時間で目標値に設定することが可能となり、負
圧アクチュエータの応答性を向上させることができる。
負圧が印加される構成とすることにより、目標リフト量
が目標値となるよう各負圧室間の差圧を設定する際、一
方の負圧室を昇圧処理し、他方の負圧室を減圧処理する
ことが可能となる。よって、この場合には各負圧室間の
差圧を短時間で目標値に設定することが可能となり、負
圧アクチュエータの応答性を向上させることができる。
【0015】更に、第1及び第2の負圧室に常に負圧が
印加されることにより、負圧アクチュエータはダッシュ
ポット的な機能を奏することとなり、よって不測の外力
を負圧アクチュエータで干渉することもできる。
印加されることにより、負圧アクチュエータはダッシュ
ポット的な機能を奏することとなり、よって不測の外力
を負圧アクチュエータで干渉することもできる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は、本発明の一実施例であ
負圧アクチュエータ40を搭載した可変容量型ターボチ
ャージャの全体構成を示す図である。同図において、1
0は機関本体であり、11は可変容量型のターボチャー
ジャである。吸気管12にはインタークーラー13、イ
ンペラ室14、絞り弁15,吸気温センサ16,及び吸
気圧センサ17等が配設されている。
て図面と共に説明する。図1は、本発明の一実施例であ
負圧アクチュエータ40を搭載した可変容量型ターボチ
ャージャの全体構成を示す図である。同図において、1
0は機関本体であり、11は可変容量型のターボチャー
ジャである。吸気管12にはインタークーラー13、イ
ンペラ室14、絞り弁15,吸気温センサ16,及び吸
気圧センサ17等が配設されている。
【0017】インタークーラー13は、エンジン出力の
増大を図るために吸入空気を冷却する。また、絞り弁1
5は運転者のアクセルペダルに連動して開閉し、吸入空
気量を可変する。また、吸気温センサ16及び吸気圧セ
ンサ17はエンジンコントロールユニット60(以下、
ECUという)に接続されており、これによりECU6
0は吸気温及び過給圧を検知しうる構成とされている。
増大を図るために吸入空気を冷却する。また、絞り弁1
5は運転者のアクセルペダルに連動して開閉し、吸入空
気量を可変する。また、吸気温センサ16及び吸気圧セ
ンサ17はエンジンコントロールユニット60(以下、
ECUという)に接続されており、これによりECU6
0は吸気温及び過給圧を検知しうる構成とされている。
【0018】尚、上記の絞り弁15には、ECU60に
接続された開度センサ(図示せず)が設けられている。
この開度センサの出力により、ECU60はアクセル開
度を検知することができる。一方、排気管18にはター
ビンホイール室19が排気マニホルド部の下流に設けら
れている。また、ターボチャージャ11のコンプレッサ
20はインペラ室14に、タービン21はタービンホイ
ール室19にそれぞれ収納されている。
接続された開度センサ(図示せず)が設けられている。
この開度センサの出力により、ECU60はアクセル開
度を検知することができる。一方、排気管18にはター
ビンホイール室19が排気マニホルド部の下流に設けら
れている。また、ターボチャージャ11のコンプレッサ
20はインペラ室14に、タービン21はタービンホイ
ール室19にそれぞれ収納されている。
【0019】また、前記した吸気管12と排気管18と
の間には、EGR配管22が配設されており、排気ガス
はEGR配管22を介して吸気管12に還流可能な構成
とされている。このEGR配管22には、ECU60に
より制御されるE−VRV(3) 24と接続されたEGR
バルブ23が設けられており、エンジンの運転状態に応
じて還流する排気ガス量を制御しうる構成とされてい
る。このように、排気ガスの一部を排気管18から取り
出し、適当な温度,時期,流量等の制御して吸気管12
に還流させることにより、NOX の低減を図ることがで
きる。
の間には、EGR配管22が配設されており、排気ガス
はEGR配管22を介して吸気管12に還流可能な構成
とされている。このEGR配管22には、ECU60に
より制御されるE−VRV(3) 24と接続されたEGR
バルブ23が設けられており、エンジンの運転状態に応
じて還流する排気ガス量を制御しうる構成とされてい
る。このように、排気ガスの一部を排気管18から取り
出し、適当な温度,時期,流量等の制御して吸気管12
に還流させることにより、NOX の低減を図ることがで
きる。
【0020】また、排気管18のタービン21を挟んだ
上流位置と下流位置との間には、バイパス通路26が設
けられると共に、このバイパス通路26にはウェイスト
ゲートバルブ27(以下、WGバルブという)が設けら
れている。このWGバルブ27は、ECU60により制
御されるD−VSV29に接続されたアクチュエータ2
8により駆動する。具体的には、ECU60は過給圧が
既定の圧力を越えた場合にD−VSV29を介してアク
チュエータ28を駆動制御し、WGバルブ27を開弁す
る。これにより、常に最適な過給圧を維持することがで
きる。
上流位置と下流位置との間には、バイパス通路26が設
けられると共に、このバイパス通路26にはウェイスト
ゲートバルブ27(以下、WGバルブという)が設けら
れている。このWGバルブ27は、ECU60により制
御されるD−VSV29に接続されたアクチュエータ2
8により駆動する。具体的には、ECU60は過給圧が
既定の圧力を越えた場合にD−VSV29を介してアク
チュエータ28を駆動制御し、WGバルブ27を開弁す
る。これにより、常に最適な過給圧を維持することがで
きる。
【0021】また、図中30で示すのはバキュームポン
プであり、機関本体10を駆動源として負圧を発生させ
るものである。また、このバキュームポンプ30にはバ
キュームタンク31(図では、V/Tと示す)が接続さ
れており、バキュームポンプ30の駆動制御を行なうこ
とによりバキュームタンク31内の負圧は常に一定とな
るよう構成されている。このバキュームタンク31は駆
動負圧源となるものであり、負圧を駆動源とするブレー
キブースタ,及び本発明の要部となる負圧アクチュエー
タ40等に接続されている。
プであり、機関本体10を駆動源として負圧を発生させ
るものである。また、このバキュームポンプ30にはバ
キュームタンク31(図では、V/Tと示す)が接続さ
れており、バキュームポンプ30の駆動制御を行なうこ
とによりバキュームタンク31内の負圧は常に一定とな
るよう構成されている。このバキュームタンク31は駆
動負圧源となるものであり、負圧を駆動源とするブレー
キブースタ,及び本発明の要部となる負圧アクチュエー
タ40等に接続されている。
【0022】ところで、上記のようにバキュームタンク
31内の負圧はバキュームポンプ30の駆動制御を行な
うことにより常に一定となるよう構成されているが、例
えばブレーキ操作を頻繁に行なう走行を行なった場合、
ブレーキブースタで消費される負圧は増大する。そし
て、バキュームポンプ30で生成される負圧量に対し消
費される負圧量が大きくなった場合、バキュームタンク
31内の負圧は既定値より高くなってしまう。このよう
に、バキュームタンク31内の駆動負圧は変動する可能
性のあるものである。
31内の負圧はバキュームポンプ30の駆動制御を行な
うことにより常に一定となるよう構成されているが、例
えばブレーキ操作を頻繁に行なう走行を行なった場合、
ブレーキブースタで消費される負圧は増大する。そし
て、バキュームポンプ30で生成される負圧量に対し消
費される負圧量が大きくなった場合、バキュームタンク
31内の負圧は既定値より高くなってしまう。このよう
に、バキュームタンク31内の駆動負圧は変動する可能
性のあるものである。
【0023】一方、前記した排気管28において、ター
ボチャージャ11のタービン側位置には、可変容量装置
32が配設されている。この可変容量装置32は負圧ア
クチュエータ40により駆動する構成とされており、機
関本体10の運転状態が低速時或いは中速時等(以下、
低中速時という)の比較的排気ガス量の少ない運転状態
下にある時、スロート面積を絞る(断面積を小さくす
る)ことによりタービンホイール室19室内に流入する
排気ガスの速度を増大させる機能を奏するものである。
ボチャージャ11のタービン側位置には、可変容量装置
32が配設されている。この可変容量装置32は負圧ア
クチュエータ40により駆動する構成とされており、機
関本体10の運転状態が低速時或いは中速時等(以下、
低中速時という)の比較的排気ガス量の少ない運転状態
下にある時、スロート面積を絞る(断面積を小さくす
る)ことによりタービンホイール室19室内に流入する
排気ガスの速度を増大させる機能を奏するものである。
【0024】このように、低中速時においてスロート面
積を絞り排気ガスの速度を増大させることにより、低中
速時においてもタービン21の回転速度を増大させるこ
とができる。よって、吸気圧力は向上し、低中速時にお
けるトルクの向上を図ることができる。ここで、図7及
び図8を用いて可変容量装置32の構成について詳述す
る。図7は、可変容量装置32が設けられたターボチャ
ージャ11の断面図であり、また図8は可変容量装置3
2の正面図である。可変容量装置32はターボチャージ
ャ11のハウジング47内に組み込まれており、大略す
るとユニゾンリング50,ノズルベーンアーム52,ノ
ズルベーン54,及びノズルプレート55等により構成
されている。
積を絞り排気ガスの速度を増大させることにより、低中
速時においてもタービン21の回転速度を増大させるこ
とができる。よって、吸気圧力は向上し、低中速時にお
けるトルクの向上を図ることができる。ここで、図7及
び図8を用いて可変容量装置32の構成について詳述す
る。図7は、可変容量装置32が設けられたターボチャ
ージャ11の断面図であり、また図8は可変容量装置3
2の正面図である。可変容量装置32はターボチャージ
ャ11のハウジング47内に組み込まれており、大略す
るとユニゾンリング50,ノズルベーンアーム52,ノ
ズルベーン54,及びノズルプレート55等により構成
されている。
【0025】ユニゾンリング50は環状のプレートであ
り、ハウジング47に固定されたノズルプレート55に
対し、図8に矢印A1,B1で示す方向に回転可能な構
成されている。このユニゾンリング50には複数のピン
51が立設されている。よって、ユニゾンリング50が
矢印A1,B1方向に回転すると、これに伴いピン51
も矢印A1,B1方向に変位する構成とされている。
り、ハウジング47に固定されたノズルプレート55に
対し、図8に矢印A1,B1で示す方向に回転可能な構
成されている。このユニゾンリング50には複数のピン
51が立設されている。よって、ユニゾンリング50が
矢印A1,B1方向に回転すると、これに伴いピン51
も矢印A1,B1方向に変位する構成とされている。
【0026】また、ノズルプレート55には複数の挿通
孔が形成されており、この挿通孔には支軸53が回転可
能な構成で挿通されている。この支軸53の図7におけ
る左端部(図8における紙面に対し手前側)には、ノズ
ルベーンアーム52が固定されている。ノズルベーンア
ーム52は、図8に示されるように、略Y字形状を有し
たアームであり、その二股状に分岐した部分が前記した
ピン51と係合するよう構成されている。
孔が形成されており、この挿通孔には支軸53が回転可
能な構成で挿通されている。この支軸53の図7におけ
る左端部(図8における紙面に対し手前側)には、ノズ
ルベーンアーム52が固定されている。ノズルベーンア
ーム52は、図8に示されるように、略Y字形状を有し
たアームであり、その二股状に分岐した部分が前記した
ピン51と係合するよう構成されている。
【0027】また、支軸53の図7における右端部(図
8におけるノズルプレート55の裏側)には、ノズルベ
ーン54が固定されている。ノズルベーン54は、図8
に示されるように翼形状を有しており、後述するように
このノズルベーン54が回動することにより排気管18
の断面積が絞られる構成とされている。更に、ユニゾン
リング50の所定位置には駆動ピン56が立設されてお
り、この駆動ピン56には駆動アーム57が係合してい
る。駆動アーム57は負圧アクチュエータ40のダイヤ
フラムロッド33に接続しており、よって負圧アクチュ
エータ40により駆動されるものである。尚、図中58
はストッパピンであり、ダイヤフラムロッド33の必要
以上の回転を規制するために設けられている。
8におけるノズルプレート55の裏側)には、ノズルベ
ーン54が固定されている。ノズルベーン54は、図8
に示されるように翼形状を有しており、後述するように
このノズルベーン54が回動することにより排気管18
の断面積が絞られる構成とされている。更に、ユニゾン
リング50の所定位置には駆動ピン56が立設されてお
り、この駆動ピン56には駆動アーム57が係合してい
る。駆動アーム57は負圧アクチュエータ40のダイヤ
フラムロッド33に接続しており、よって負圧アクチュ
エータ40により駆動されるものである。尚、図中58
はストッパピンであり、ダイヤフラムロッド33の必要
以上の回転を規制するために設けられている。
【0028】続いて、上記構成とされた可変容量装置3
2の動作について説明する。まず、高速運転状態の動作
について説明する。高速運転状態では、機関本体10か
ら排出される排気ガス量は多いため、可変容量装置32
はノズルスロート面積が広くなるよう動作する。即ち、
高速運転状態では、負圧アクチュエータ40はECU6
0からの指示により駆動アーム57を図8に矢印B1で
示す方向に変位させる。
2の動作について説明する。まず、高速運転状態の動作
について説明する。高速運転状態では、機関本体10か
ら排出される排気ガス量は多いため、可変容量装置32
はノズルスロート面積が広くなるよう動作する。即ち、
高速運転状態では、負圧アクチュエータ40はECU6
0からの指示により駆動アーム57を図8に矢印B1で
示す方向に変位させる。
【0029】駆動アーム57が矢印B1方向に変位付勢
されると、ユニゾンリング50もノズルプレート55に
対し矢印B1方向に回動変位し、これに伴い各ピン51
もノズルプレート55に対し矢印B1方向に回動変位す
る。これにより、各ピン51と係合しているノズルベー
ンアーム52の二股状部分も矢印B1方向に付勢され、
またノズルベーンアーム52はノズルプレート55に軸
承された支軸53に固定されているため、各支軸53は
図8において時計方向に回動付勢される。
されると、ユニゾンリング50もノズルプレート55に
対し矢印B1方向に回動変位し、これに伴い各ピン51
もノズルプレート55に対し矢印B1方向に回動変位す
る。これにより、各ピン51と係合しているノズルベー
ンアーム52の二股状部分も矢印B1方向に付勢され、
またノズルベーンアーム52はノズルプレート55に軸
承された支軸53に固定されているため、各支軸53は
図8において時計方向に回動付勢される。
【0030】前記したように、支軸53には翼状のノズ
ルベーン54が固定されている。従って、上記のように
支軸53が時計方向に回動付勢されると、各ノズルベー
ン54は図8に矢印B2で示す方向に回動する。排気管
18から導入される排気ガスは、図8に破線で示す矢印
Xで示す方向に流入しタービン21を回転付勢する構成
とされている。よって、各ノズルベーン54が、図8に
おける矢印B2方向に回動することにより、可変容量装
置32はノズルベーン54が開いた状態となり、よって
排気ガスを絞ることなくタービン21に供給する。
ルベーン54が固定されている。従って、上記のように
支軸53が時計方向に回動付勢されると、各ノズルベー
ン54は図8に矢印B2で示す方向に回動する。排気管
18から導入される排気ガスは、図8に破線で示す矢印
Xで示す方向に流入しタービン21を回転付勢する構成
とされている。よって、各ノズルベーン54が、図8に
おける矢印B2方向に回動することにより、可変容量装
置32はノズルベーン54が開いた状態となり、よって
排気ガスを絞ることなくタービン21に供給する。
【0031】続いて、中低速運転状態の動作について説
明する。中低速運転状態では、機関本体10から排出さ
れる排気ガス量は少ないため、可変容量装置32はノズ
ルスロート面積が狭くなるよう動作する。即ち、中低速
運転状態では、負圧アクチュエータ40はECU60か
らの指示により駆動アーム57を図8に矢印A1で示す
方向に変位させる。
明する。中低速運転状態では、機関本体10から排出さ
れる排気ガス量は少ないため、可変容量装置32はノズ
ルスロート面積が狭くなるよう動作する。即ち、中低速
運転状態では、負圧アクチュエータ40はECU60か
らの指示により駆動アーム57を図8に矢印A1で示す
方向に変位させる。
【0032】駆動アーム57が矢印A1方向に変位付勢
されると、ユニゾンリング50もノズルプレート55に
対し矢印A1方向に回動変位し、これに伴い各ピン51
もノズルプレート55に対し矢印A1方向に回動変位す
る。これにより、各ピン51と係合しているノズルベー
ンアーム52の二股状部分も矢印A1方向に付勢され、
各支軸53は図8において反時計方向に回動付勢され
る。
されると、ユニゾンリング50もノズルプレート55に
対し矢印A1方向に回動変位し、これに伴い各ピン51
もノズルプレート55に対し矢印A1方向に回動変位す
る。これにより、各ピン51と係合しているノズルベー
ンアーム52の二股状部分も矢印A1方向に付勢され、
各支軸53は図8において反時計方向に回動付勢され
る。
【0033】従って、各ノズルベーン54は図8に矢印
A2で示す方向に回動し、可変容量装置32はノズルベ
ーン54を絞った状態となる。これにより、タービンホ
イール室19内に流入する排気ガスの速度は速くなり、
低中速時におけるタービン21の回転速度を増大させる
ことができる。よって、吸気圧力は向上し、低中速時に
おけるトルクの向上を図ることができる。
A2で示す方向に回動し、可変容量装置32はノズルベ
ーン54を絞った状態となる。これにより、タービンホ
イール室19内に流入する排気ガスの速度は速くなり、
低中速時におけるタービン21の回転速度を増大させる
ことができる。よって、吸気圧力は向上し、低中速時に
おけるトルクの向上を図ることができる。
【0034】続いて、上記構成とされた可変容量装置3
2を駆動する負圧アクチュエータ40について説明す
る。図2乃至図4は、本発明の一実施例である負圧アク
チュエータ40の構成図である。図2は負圧アクチュエ
ータ40が中立状態である場合を示しており、図3は負
圧アクチュエータ40が全閉した状態を示しており、更
に図4は負圧アクチュエータ40が全開した状態を示し
ている。
2を駆動する負圧アクチュエータ40について説明す
る。図2乃至図4は、本発明の一実施例である負圧アク
チュエータ40の構成図である。図2は負圧アクチュエ
ータ40が中立状態である場合を示しており、図3は負
圧アクチュエータ40が全閉した状態を示しており、更
に図4は負圧アクチュエータ40が全開した状態を示し
ている。
【0035】負圧アクチュエータ40は、ハウジング4
3の内部をダイヤフラム44により隔成することによ
り、第1の負圧室41と第2の負圧室42とを形成した
構成とされている。この第1の負圧室41と第2の負圧
室42は、ダイヤフラム44により気密に隔成されてい
る。また、第1の負圧室41にはコイルスプリング45
が内設されると共に、第2の負圧室42には蛇腹状バネ
46が内設されている。ダイヤフラム44は、第1及び
第2の負圧室41,42の負圧が等しい場合に、コイル
スプリング45及び蛇腹状バネ46に付勢されて図2に
示す中立位置に位置するよう構成されている。また、ダ
イヤフラム44にはダイヤフラムロッド33が接続され
ており、このダイヤフラムロッド33は第2の負圧室4
2を貫通して負圧アクチュエータ40の下方に延出し、
その先端には前記した可変容量装置32の駆動アーム5
7が接続されている(図1参照)。
3の内部をダイヤフラム44により隔成することによ
り、第1の負圧室41と第2の負圧室42とを形成した
構成とされている。この第1の負圧室41と第2の負圧
室42は、ダイヤフラム44により気密に隔成されてい
る。また、第1の負圧室41にはコイルスプリング45
が内設されると共に、第2の負圧室42には蛇腹状バネ
46が内設されている。ダイヤフラム44は、第1及び
第2の負圧室41,42の負圧が等しい場合に、コイル
スプリング45及び蛇腹状バネ46に付勢されて図2に
示す中立位置に位置するよう構成されている。また、ダ
イヤフラム44にはダイヤフラムロッド33が接続され
ており、このダイヤフラムロッド33は第2の負圧室4
2を貫通して負圧アクチュエータ40の下方に延出し、
その先端には前記した可変容量装置32の駆動アーム5
7が接続されている(図1参照)。
【0036】尚、第2の負圧室42に内設された蛇腹状
バネ46はダイヤフラム44に気密に固定されており、
かつダイヤフラムロッド33は蛇腹状バネ46の内部に
位置するよう構成とれさているため、ダイヤフラムロッ
ド33を設けても第2の負圧室42内は気密状態を維持
している。ところで、本実施例に係る負圧アクチュエー
タ40は、第1の負圧室41と第2の負圧室42の双方
に対して負圧を導入することを特徴としている。この点
において、従来のようにダイヤフラムによって隔成され
た一方の部屋のみに負圧を導入する負圧アクチュエータ
に比べ、本実施例に係る負圧アクチュエータ40はその
構成を大きく異にする。以下、第1の負圧室41、及び
第2の負圧室42に負圧を導入する機構について、図2
乃至4に加えて図1を用いて説明する。
バネ46はダイヤフラム44に気密に固定されており、
かつダイヤフラムロッド33は蛇腹状バネ46の内部に
位置するよう構成とれさているため、ダイヤフラムロッ
ド33を設けても第2の負圧室42内は気密状態を維持
している。ところで、本実施例に係る負圧アクチュエー
タ40は、第1の負圧室41と第2の負圧室42の双方
に対して負圧を導入することを特徴としている。この点
において、従来のようにダイヤフラムによって隔成され
た一方の部屋のみに負圧を導入する負圧アクチュエータ
に比べ、本実施例に係る負圧アクチュエータ40はその
構成を大きく異にする。以下、第1の負圧室41、及び
第2の負圧室42に負圧を導入する機構について、図2
乃至4に加えて図1を用いて説明する。
【0037】図1に示されるように、第1の負圧室41
は第1の負圧配管36を介してECU60により駆動制
御されるE−VRV(1) 38に接続されている。また、
第2の負圧室42は第2の負圧配管37を介してECU
60により駆動制御されるE−VRV(2) 39に接続さ
れている。このE−VRV(1) 38及びE−VRV(2)
39は、前記したバキュームタンク31に接続されてい
る。そして、ECU60により制御されることにより、
E−VRV(1) 38は第1の負圧配管36を介して第1
の負圧室41に、またE−VRV(2) 39は第2の負圧
配管37を介して第2の負圧室42に駆動負圧を導入す
る。
は第1の負圧配管36を介してECU60により駆動制
御されるE−VRV(1) 38に接続されている。また、
第2の負圧室42は第2の負圧配管37を介してECU
60により駆動制御されるE−VRV(2) 39に接続さ
れている。このE−VRV(1) 38及びE−VRV(2)
39は、前記したバキュームタンク31に接続されてい
る。そして、ECU60により制御されることにより、
E−VRV(1) 38は第1の負圧配管36を介して第1
の負圧室41に、またE−VRV(2) 39は第2の負圧
配管37を介して第2の負圧室42に駆動負圧を導入す
る。
【0038】図3は、第1の負圧室41内の負圧値PA
に対し、第2の負圧室42内の負圧値PB が高い負圧と
なるよう設定した状態を示している。この場合、ダイヤ
フラム44は下方向に変位し、よって負圧アクチュエー
タ40は全閉の状態となる。これに対し、図4は第2の
負圧室42内の負圧値PB に対し、第1の負圧室41内
の負圧値PA が高い負圧となるよう設定した状態を示し
ている。この場合、ダイヤフラム44は上方向に変位
し、よって負圧アクチュエータ40は全開の状態とな
る。
に対し、第2の負圧室42内の負圧値PB が高い負圧と
なるよう設定した状態を示している。この場合、ダイヤ
フラム44は下方向に変位し、よって負圧アクチュエー
タ40は全閉の状態となる。これに対し、図4は第2の
負圧室42内の負圧値PB に対し、第1の負圧室41内
の負圧値PA が高い負圧となるよう設定した状態を示し
ている。この場合、ダイヤフラム44は上方向に変位
し、よって負圧アクチュエータ40は全開の状態とな
る。
【0039】このように、ダイヤフラム44の変位に伴
いダイヤフラムロッド33も変位し、またダイヤフラム
ロッド33の変位量(以下、リフト量という)は、第1
の負圧室41内における負圧値PA と、第2の負圧室4
2内における負圧値PB との差圧により決定されること
となる。よって、第1の負圧室41に導入する駆動負圧
の負圧値と、第2の負圧室42に導入する駆動負圧の負
圧値を制御することにより、可変容量装置32を駆動制
御することが可能となる。
いダイヤフラムロッド33も変位し、またダイヤフラム
ロッド33の変位量(以下、リフト量という)は、第1
の負圧室41内における負圧値PA と、第2の負圧室4
2内における負圧値PB との差圧により決定されること
となる。よって、第1の負圧室41に導入する駆動負圧
の負圧値と、第2の負圧室42に導入する駆動負圧の負
圧値を制御することにより、可変容量装置32を駆動制
御することが可能となる。
【0040】更に、負圧アクチュエータ40を構成する
第1の負圧室41には第1の圧力センサ34が接続され
ており、また第2の負圧室42には第1の圧力センサ3
5が接続されている。よって、各圧力センサ34,35
は、各負圧室41,42に印加されている負圧値PA ,
PB を夫々独立して検出しうる構成とされている。各圧
力センサ34,35で検出された負圧値PA ,PB はE
CU60に送信される構成とされている。
第1の負圧室41には第1の圧力センサ34が接続され
ており、また第2の負圧室42には第1の圧力センサ3
5が接続されている。よって、各圧力センサ34,35
は、各負圧室41,42に印加されている負圧値PA ,
PB を夫々独立して検出しうる構成とされている。各圧
力センサ34,35で検出された負圧値PA ,PB はE
CU60に送信される構成とされている。
【0041】続いて、可変容量装置32を駆動するため
に実施される負圧アクチュエータ40の駆動制御処理に
ついて、図5及び図6を用いて説明する。図5は負圧ア
クチュエータ40の駆動制御処理を示すフローチャート
である。同図に示す駆動制御処理は、ECU60がソフ
トウェアープログラムとして実行するものである。同図
に示す駆動制御処理は、ステップ10(図では、ステッ
プをSと略称している)において機関本体10が始動す
ることにより起動する処理である。続くステップ12で
は、ECU60は各種センサからエンジン回転数(N
e),アクセル開度(TH),及びエンジン水温
(TW ) を求める。
に実施される負圧アクチュエータ40の駆動制御処理に
ついて、図5及び図6を用いて説明する。図5は負圧ア
クチュエータ40の駆動制御処理を示すフローチャート
である。同図に示す駆動制御処理は、ECU60がソフ
トウェアープログラムとして実行するものである。同図
に示す駆動制御処理は、ステップ10(図では、ステッ
プをSと略称している)において機関本体10が始動す
ることにより起動する処理である。続くステップ12で
は、ECU60は各種センサからエンジン回転数(N
e),アクセル開度(TH),及びエンジン水温
(TW ) を求める。
【0042】続くステップ14では、水温TW が60℃
を越えた値であるか否かが判断され、60℃以下である
場合には処理をステップ16に進める。ステップ16で
は、エンジン回転数Neが1000rpm を越えた値であるか
否かが判断され、1000rpm 以下である場合には処理をス
テップ18に進める。ステップ18では、ECU60は
各E−VRV(1) 38及びE−VRV(2) 39を制御す
ることにより、第1の負圧室41内を大気圧とすると共
に第2の負圧室42内に所定の負圧とする。これによ
り、前記したように負圧アクチュエータ40は全閉状態
となる。可変容量装置32は、負圧アクチュエータ40
が閉弁側に駆動することによりノズルベーン54を絞る
よう構成されている。よって、上記のように負圧アクチ
ュエータ40が全閉状態となることにより、可変容量装
置32は吸気管18を大きく絞った状態となる。
を越えた値であるか否かが判断され、60℃以下である
場合には処理をステップ16に進める。ステップ16で
は、エンジン回転数Neが1000rpm を越えた値であるか
否かが判断され、1000rpm 以下である場合には処理をス
テップ18に進める。ステップ18では、ECU60は
各E−VRV(1) 38及びE−VRV(2) 39を制御す
ることにより、第1の負圧室41内を大気圧とすると共
に第2の負圧室42内に所定の負圧とする。これによ
り、前記したように負圧アクチュエータ40は全閉状態
となる。可変容量装置32は、負圧アクチュエータ40
が閉弁側に駆動することによりノズルベーン54を絞る
よう構成されている。よって、上記のように負圧アクチ
ュエータ40が全閉状態となることにより、可変容量装
置32は吸気管18を大きく絞った状態となる。
【0043】ここで、ステップ14及びステップ16で
共に否定判断がされた機関状態を考察すると、エンジン
水温が60℃以下で、かつエンジン回転数Neが1000rp
m 以下の機関状態は、いわゆる冷間始動状態である。こ
のような冷間始動状態において可変容量装置32により
吸気管18を大きく絞ると、これにより高温の排気ガス
は機関本体10内に長く留まることとなる。よって、機
関本体10の温度を速く上昇させることができ、暖機性
を向上させることができる。尚、このステップ14〜ス
テップ18の処理は、ステップ14或いはステップ16
において肯定判断が行なわれるまで実施される。
共に否定判断がされた機関状態を考察すると、エンジン
水温が60℃以下で、かつエンジン回転数Neが1000rp
m 以下の機関状態は、いわゆる冷間始動状態である。こ
のような冷間始動状態において可変容量装置32により
吸気管18を大きく絞ると、これにより高温の排気ガス
は機関本体10内に長く留まることとなる。よって、機
関本体10の温度を速く上昇させることができ、暖機性
を向上させることができる。尚、このステップ14〜ス
テップ18の処理は、ステップ14或いはステップ16
において肯定判断が行なわれるまで実施される。
【0044】一方、ステップ14或いはステップ16に
おいて肯定判断が行なわれると、換言すれば十分な暖機
が行なわれたと判断されると、処理はステップ20に進
む。ステップ20では、エンジン回転数Neとエンジン
トルクに基づき、図6に示すマップより最適過給圧を決
定する。図6に示すマップおいて、横軸はエンジン回転
数(Ne)であり、縦軸はエンジントルクを示してい
る。また、図中破線で示す特性線は最適過給圧であり、
図6に示す例ではTP1〜TP5の5本の最適過給圧線
を有している。更に、図中一点鎖線で示すのは目標差圧
ΔPであり、図6に示す例ではΔP1〜ΔP5の7本の
最適過給圧線を有している。この目標差圧ΔP1〜ΔP
5は、例えばΔP1=100mHg, ΔP2=150mHg, ΔP3
=200mHg,…のように設定されている。尚、図中ハッチ
ングで示される領域X1はEGR領域であり、同じくハ
ッチングで示すされる領域X2はウエイストゲートバル
ブ可変領域(WGV領域)である。
おいて肯定判断が行なわれると、換言すれば十分な暖機
が行なわれたと判断されると、処理はステップ20に進
む。ステップ20では、エンジン回転数Neとエンジン
トルクに基づき、図6に示すマップより最適過給圧を決
定する。図6に示すマップおいて、横軸はエンジン回転
数(Ne)であり、縦軸はエンジントルクを示してい
る。また、図中破線で示す特性線は最適過給圧であり、
図6に示す例ではTP1〜TP5の5本の最適過給圧線
を有している。更に、図中一点鎖線で示すのは目標差圧
ΔPであり、図6に示す例ではΔP1〜ΔP5の7本の
最適過給圧線を有している。この目標差圧ΔP1〜ΔP
5は、例えばΔP1=100mHg, ΔP2=150mHg, ΔP3
=200mHg,…のように設定されている。尚、図中ハッチ
ングで示される領域X1はEGR領域であり、同じくハ
ッチングで示すされる領域X2はウエイストゲートバル
ブ可変領域(WGV領域)である。
【0045】ステップ20において、エンジン回転数N
eとエンジントルクに基づき、図6に示すマップより最
適過給圧を決定する具体例を説明する。いま、エンジン
回転数NeがNe=2000rpm であり、またエンジントル
クが図中Q1で示す値であったとする。そこで、図6に
示すマップにおいて、Ne=2000rpm とトルクQ1が交
差する位置における最適過給圧線を探すと、最適過給圧
線TP3がこれに該当する。よって、上記した例のよう
に、Ne=2000rpm ,エンジントルク=Q1である場合
には、ステップ20の処理により最適過給圧線TP3が
決定される。
eとエンジントルクに基づき、図6に示すマップより最
適過給圧を決定する具体例を説明する。いま、エンジン
回転数NeがNe=2000rpm であり、またエンジントル
クが図中Q1で示す値であったとする。そこで、図6に
示すマップにおいて、Ne=2000rpm とトルクQ1が交
差する位置における最適過給圧線を探すと、最適過給圧
線TP3がこれに該当する。よって、上記した例のよう
に、Ne=2000rpm ,エンジントルク=Q1である場合
には、ステップ20の処理により最適過給圧線TP3が
決定される。
【0046】続くステップ22では、ステップ20で求
められた最適過給圧(最適過給圧線)に基づき、図6に
示すマップより容量可変装置32の開度(これは、ダイ
ヤフラムロッド33のリフト量と等価である)の目標値
を設定する。この際、本実施例では、開度の目標値(以
下、目標開度という)を第1の負圧室41の負圧値と第
2の負圧室42の負圧値の差圧ΔP(以下、この差圧を
目標差圧ΔPという)として設定する構成としている。
められた最適過給圧(最適過給圧線)に基づき、図6に
示すマップより容量可変装置32の開度(これは、ダイ
ヤフラムロッド33のリフト量と等価である)の目標値
を設定する。この際、本実施例では、開度の目標値(以
下、目標開度という)を第1の負圧室41の負圧値と第
2の負圧室42の負圧値の差圧ΔP(以下、この差圧を
目標差圧ΔPという)として設定する構成としている。
【0047】ステップ22において、目標差圧ΔPを求
める具体的方法について説明する。先ずステップ22で
は、前記したステップ20の処理において最適過給圧線
が求められているため、この最適過給圧線と交差する目
標差圧ΔP1〜ΔP5を探す処理を行なう。前記した具
体例(Ne=2000rpm ,エンジントルク=Q1)をここ
でも適用して説明すると、ステップ20では最適過給圧
線TP3が決定されているため、この最適過給圧線TP
3と交差する目標差圧はΔP1〜ΔP5となる。また、
前記のように機関本体10の運転状態はエンジン回転数
Neが2000rpm ,エンジントルクがQ1であるため、こ
れに対応する目標差圧はΔP3となる。よって、ステッ
プ22の処理により目標差圧はΔP3と決定され、例え
ば前記のようにΔP3が200mHgの場合には、目標差圧Δ
PはΔP200mHgと設定される。
める具体的方法について説明する。先ずステップ22で
は、前記したステップ20の処理において最適過給圧線
が求められているため、この最適過給圧線と交差する目
標差圧ΔP1〜ΔP5を探す処理を行なう。前記した具
体例(Ne=2000rpm ,エンジントルク=Q1)をここ
でも適用して説明すると、ステップ20では最適過給圧
線TP3が決定されているため、この最適過給圧線TP
3と交差する目標差圧はΔP1〜ΔP5となる。また、
前記のように機関本体10の運転状態はエンジン回転数
Neが2000rpm ,エンジントルクがQ1であるため、こ
れに対応する目標差圧はΔP3となる。よって、ステッ
プ22の処理により目標差圧はΔP3と決定され、例え
ば前記のようにΔP3が200mHgの場合には、目標差圧Δ
PはΔP200mHgと設定される。
【0048】上記のようにステップ20及びステップ2
2の処理により目標差圧ΔPが決定されると、続くステ
ップ24では求められた目標差圧ΔPを実現するため
に、第1の負圧室41に導入する駆動負圧の負圧値PA1
と、第2の負圧室42に導入する駆動負圧の負圧値PB1
とを決定する。そして、ECU60は、第1の負圧室4
1内の負圧が負圧値PA1となるように、また第2の負圧
室42内の負圧が負圧値PB1となるよう、各E−VRV
(1) 38及びE−VRV(2) 39を制御する。
2の処理により目標差圧ΔPが決定されると、続くステ
ップ24では求められた目標差圧ΔPを実現するため
に、第1の負圧室41に導入する駆動負圧の負圧値PA1
と、第2の負圧室42に導入する駆動負圧の負圧値PB1
とを決定する。そして、ECU60は、第1の負圧室4
1内の負圧が負圧値PA1となるように、また第2の負圧
室42内の負圧が負圧値PB1となるよう、各E−VRV
(1) 38及びE−VRV(2) 39を制御する。
【0049】続くステップ26では、E−VRV(1) 3
8及びE−VRV(2) 39を駆動制御した後の、即ち第
1及び第2の負圧室41,42に駆動負圧が導入された
後の現在の第1の負圧室41内の負圧値PA と第2の負
圧室42内の負圧値PB との差圧ΔPi を算出する
(尚、以下の説明において、この現在における実際の差
圧を実差圧ΔPi というものとする。ΔP0 =PA −P
B )。
8及びE−VRV(2) 39を駆動制御した後の、即ち第
1及び第2の負圧室41,42に駆動負圧が導入された
後の現在の第1の負圧室41内の負圧値PA と第2の負
圧室42内の負圧値PB との差圧ΔPi を算出する
(尚、以下の説明において、この現在における実際の差
圧を実差圧ΔPi というものとする。ΔP0 =PA −P
B )。
【0050】続くステップ28では、ステップ22で求
められた目標差圧ΔPと、ステップ26で算出された実
差圧ΔPi とを比較する。そして、目標差圧ΔPと実差
圧ΔPi とが異なっている場合には、処理をステップ2
4に戻し、第1及び第2の負圧室41,42に導入する
駆動負圧の負圧値PA1,PB1を新たに設定し、目標差圧
ΔPと実差圧ΔPi とが一致するまで、ステップ24〜
ステップ28の処理を繰り返し実施する。
められた目標差圧ΔPと、ステップ26で算出された実
差圧ΔPi とを比較する。そして、目標差圧ΔPと実差
圧ΔPi とが異なっている場合には、処理をステップ2
4に戻し、第1及び第2の負圧室41,42に導入する
駆動負圧の負圧値PA1,PB1を新たに設定し、目標差圧
ΔPと実差圧ΔPi とが一致するまで、ステップ24〜
ステップ28の処理を繰り返し実施する。
【0051】また、ステップ28で目標差圧ΔPと実際
の差圧ΔPi とが一致したと判断された場合には、容量
可変装置32は最適な開度となっており、よって次の運
転状態の変化による目標差圧ΔPの変更に備えるため、
処理はステップ20に戻る。尚、上記の処理において、
ステップ20及びステップ22は前記した目標差圧設定
手段を構成する。
の差圧ΔPi とが一致したと判断された場合には、容量
可変装置32は最適な開度となっており、よって次の運
転状態の変化による目標差圧ΔPの変更に備えるため、
処理はステップ20に戻る。尚、上記の処理において、
ステップ20及びステップ22は前記した目標差圧設定
手段を構成する。
【0052】また、ステップ20の処理において、機関
本体10の運転状態がEGR領域X1となっている場合
には、図5に示すフローチャートには示されていない
が、上記した目標差圧ΔPは既定の固定値に固定され
る。これは、EGR制御実施時には排気管圧力を一定に
保つことが望ましいからである。更に、ステップ20の
処理において、機関本体10の運転状態がWGV領域X
2となっている場合には、負圧アクチュエータ40を全
開状態とする。即ち、第1の負圧室41に所定の負圧を
導入すると共に、第2の負圧室42に大気圧を導入す
る。これにより、容量可変装置32も全開状態となり排
気ガスの速度が低減するため、タービン21の回転速度
を低減させることができる。
本体10の運転状態がEGR領域X1となっている場合
には、図5に示すフローチャートには示されていない
が、上記した目標差圧ΔPは既定の固定値に固定され
る。これは、EGR制御実施時には排気管圧力を一定に
保つことが望ましいからである。更に、ステップ20の
処理において、機関本体10の運転状態がWGV領域X
2となっている場合には、負圧アクチュエータ40を全
開状態とする。即ち、第1の負圧室41に所定の負圧を
導入すると共に、第2の負圧室42に大気圧を導入す
る。これにより、容量可変装置32も全開状態となり排
気ガスの速度が低減するため、タービン21の回転速度
を低減させることができる。
【0053】上記したように、本実施例による負圧アク
チュエータ40及びこの駆動制御処理では、ダイヤフラ
ム44により隔成された第1及び第2の負圧室41,4
2の双方に対し駆動負圧を印加するため、第1及び第2
の負圧室41,42には常に負圧が印加される構成とな
る(上記した冷間始動時,EGR領域,及びWGV領域
を除く)。
チュエータ40及びこの駆動制御処理では、ダイヤフラ
ム44により隔成された第1及び第2の負圧室41,4
2の双方に対し駆動負圧を印加するため、第1及び第2
の負圧室41,42には常に負圧が印加される構成とな
る(上記した冷間始動時,EGR領域,及びWGV領域
を除く)。
【0054】これにより、前記したようにブレーキ操作
を頻繁に行なう等により駆動負圧源となるバキュームタ
ンク31内の駆動負圧に変動が生じたとしても、その影
響が負圧アクチュエータ40の出力(即ち、リフト量の
変化)に現れることを防止することができる。即ち、従
来のようにダイヤフラムにより隔成された一対の部屋の
内、一方の部屋が大気開放とされた構成では、駆動負圧
に変動が生じるとこの変動が全てダイヤフラムの変位と
なってしまう。よって、この構成ではダイヤフラムのリ
フト量は駆動負圧の変動に伴い変化してしまい、負圧ア
クチュエータとしての安定性が大きく劣化してしまう。
を頻繁に行なう等により駆動負圧源となるバキュームタ
ンク31内の駆動負圧に変動が生じたとしても、その影
響が負圧アクチュエータ40の出力(即ち、リフト量の
変化)に現れることを防止することができる。即ち、従
来のようにダイヤフラムにより隔成された一対の部屋の
内、一方の部屋が大気開放とされた構成では、駆動負圧
に変動が生じるとこの変動が全てダイヤフラムの変位と
なってしまう。よって、この構成ではダイヤフラムのリ
フト量は駆動負圧の変動に伴い変化してしまい、負圧ア
クチュエータとしての安定性が大きく劣化してしまう。
【0055】これに対し、本実施例のように、第1及び
第2の負圧室41,42の双方に駆動負圧を印加し、か
つ容量可変装置32の目標開度を第1の負圧室41の負
圧値PA と第2の負圧室42の負圧値PB の差圧(目標
差圧ΔP)として設定することにより、仮に第1の負圧
室41が駆動負圧の変動により昇圧した場合、第2の負
圧室42も同一の駆動負圧源を用いているため同様に昇
圧することとなる。
第2の負圧室41,42の双方に駆動負圧を印加し、か
つ容量可変装置32の目標開度を第1の負圧室41の負
圧値PA と第2の負圧室42の負圧値PB の差圧(目標
差圧ΔP)として設定することにより、仮に第1の負圧
室41が駆動負圧の変動により昇圧した場合、第2の負
圧室42も同一の駆動負圧源を用いているため同様に昇
圧することとなる。
【0056】よって、この変動分は互いに相殺されるこ
ととなり、実際にダイヤフラム44を付勢する力となる
両負圧室41,42間の差圧には変化が生じない。これ
により、上記のように駆動負圧に変動が生じたとして
も、その影響が負圧アクチュエータ40の出力に現れる
ことは防止され、負圧アクチュエータ40の安定性を向
上させることができる。
ととなり、実際にダイヤフラム44を付勢する力となる
両負圧室41,42間の差圧には変化が生じない。これ
により、上記のように駆動負圧に変動が生じたとして
も、その影響が負圧アクチュエータ40の出力に現れる
ことは防止され、負圧アクチュエータ40の安定性を向
上させることができる。
【0057】また、上記のように第1及び第2の負圧室
41,42に常に負圧が印加される構成とすることによ
り、応答性の向上を図ることができる。即ち、従来のよ
うに一方の部屋が常に大気開放とされた構成では、他方
の部屋をダイヤフラムを変位しうる負圧まで減圧するま
でに時間を要してしまう。これに対し、本実施例の構成
では、第1及び第2の負圧室41,42に常に負圧が印
加されているため、前記した図5のステップ24の処理
において、目標差圧ΔPを実現するために、第1の負圧
室41内の負圧が負圧値PA1となるよう、また第2の負
圧室42内の負圧が負圧値PB1となるよう各負圧室4
1,42への駆動負圧を設定する際、一方の負圧室を昇
圧処理し、他方の負圧室を減圧処理することが可能とな
る。よって、この場合には各負圧室41,42間の差圧
を短時間で目標値に設定することが可能となり、負圧ア
クチュエータ40の応答性を向上させることができる。
41,42に常に負圧が印加される構成とすることによ
り、応答性の向上を図ることができる。即ち、従来のよ
うに一方の部屋が常に大気開放とされた構成では、他方
の部屋をダイヤフラムを変位しうる負圧まで減圧するま
でに時間を要してしまう。これに対し、本実施例の構成
では、第1及び第2の負圧室41,42に常に負圧が印
加されているため、前記した図5のステップ24の処理
において、目標差圧ΔPを実現するために、第1の負圧
室41内の負圧が負圧値PA1となるよう、また第2の負
圧室42内の負圧が負圧値PB1となるよう各負圧室4
1,42への駆動負圧を設定する際、一方の負圧室を昇
圧処理し、他方の負圧室を減圧処理することが可能とな
る。よって、この場合には各負圧室41,42間の差圧
を短時間で目標値に設定することが可能となり、負圧ア
クチュエータ40の応答性を向上させることができる。
【0058】更に、第1及び第2の負圧室41,42に
常に負圧が印加されることにより、負圧アクチュエータ
40はダッシュポット的な機能を奏することとなり、よ
って不測の外力を負圧アクチュエータ40で干渉するこ
ともできる。これにより、容量可変装置32の構成要素
等に直接外力が印加さることを防止でき、これらの構成
要素が損傷してしまうことを防止することができる。
常に負圧が印加されることにより、負圧アクチュエータ
40はダッシュポット的な機能を奏することとなり、よ
って不測の外力を負圧アクチュエータ40で干渉するこ
ともできる。これにより、容量可変装置32の構成要素
等に直接外力が印加さることを防止でき、これらの構成
要素が損傷してしまうことを防止することができる。
【0059】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、駆動負
圧の変動は互いに相殺されることとなり、実際にダイヤ
フラムを付勢する力となる両負圧室間の差圧には変化が
生じないため、駆動負圧に変動が生じたとしても、その
影響が負圧アクチュエータの出力に現れることは防止さ
れ、負圧アクチュエータの安定性を向上させることがで
きる。
圧の変動は互いに相殺されることとなり、実際にダイヤ
フラムを付勢する力となる両負圧室間の差圧には変化が
生じないため、駆動負圧に変動が生じたとしても、その
影響が負圧アクチュエータの出力に現れることは防止さ
れ、負圧アクチュエータの安定性を向上させることがで
きる。
【0060】また、第1及び第2の負圧室に常に負圧が
印加される構成とすることにより、各負圧室間の差圧を
短時間で目標値に設定することが可能となり、負圧アク
チュエータの応答性を向上させることができる。更に、
第1及び第2の負圧室に常に負圧が印加されることによ
り、負圧アクチュエータはダッシュポット的な機能を奏
することとなり、よって不測の外力を負圧アクチュエー
タで干渉することもできる。
印加される構成とすることにより、各負圧室間の差圧を
短時間で目標値に設定することが可能となり、負圧アク
チュエータの応答性を向上させることができる。更に、
第1及び第2の負圧室に常に負圧が印加されることによ
り、負圧アクチュエータはダッシュポット的な機能を奏
することとなり、よって不測の外力を負圧アクチュエー
タで干渉することもできる。
【図1】本発明の一実施例である負圧アクチュエータを
用いたエンジンの全体構成図である。
用いたエンジンの全体構成図である。
【図2】本発明の一実施例である負圧アクチュエータの
構成図である。
構成図である。
【図3】本発明の一実施例である負圧アクチュエータの
動作を説明するための図である(その1)。
動作を説明するための図である(その1)。
【図4】本発明の一実施例である負圧アクチュエータの
動作を説明するための図である(その2)。
動作を説明するための図である(その2)。
【図5】本発明の一実施例である負圧アクチュエータの
制御処理を示すフローチャートである。
制御処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例である負圧アクチュエータの
制御処理で用いるマップを示す図である。
制御処理で用いるマップを示す図である。
【図7】ターボチャージャーの断面図である。
【図8】可変容量装置を説明するための図である。
10 機関本体 11 ターボチャージャー 12 吸気管 13 インタークーラー 15 絞り弁 16 吸気音センサ 17 吸気圧センサ 18 排気管 20 コンプレッサ 21 タービン 23 EGRバルブ 24 E−VRV3 26 バイパス通路 27 WGバルブ 29 D−VSV 30 バキュームポンプ 31 バキュームタンク 32 可変容量装置 33 ダイヤフラムロッド 34 第1の圧力センサ 35 第2の圧力センサ 36 第1の負圧配管 37 第2の負圧配管 38 E−VRV1 39 E−VRV2 40 負圧アクチュエータ 41 第1の負圧室 42 第2の負圧室 43,47 ハウジング 44 ダイヤフラム 45 コイルスプリング 46 蛇腹状バネ 50 ユニゾンリング 51 ピン 52 ノズルベーンアーム 54 ノズルベーン 56 駆動ピン 57 駆動アーム 60 ECU
Claims (2)
- 【請求項1】 内部をダイヤフラムにより隔成すること
により第1及び第2の負圧室を形成し、該第1及び第2
の負圧室の双方に対し駆動負圧を印加してリフト量を設
定する構成とし、 かつ、前記リフト量の目標値をエンジンの運転状態に基
づき目標差圧設定手段が設定する構成とすると共に、 前記目標差圧設定手段が設定する前記リフト量の目標値
が、前記第1の負圧室の負圧値と第2の負圧室の負圧値
の差圧として設定されることを特徴とする負圧アクチュ
エータ。 - 【請求項2】 可変容量型ターボチャージャのタービン
側に設けられた容量可変手段を駆動する負圧アクチュエ
ータであって、 前記容量可変手段と接続されたダイヤフラムにより内部
を隔成することにより第1及び第2の負圧室を形成し、
該第1及び第2の負圧室の双方に対し駆動負圧を印加し
て前記容量可変手段の開度を設定する構成とし、 かつ、前記開度の目標値をエンジンの運転状態に基づき
目標差圧設定手段が設定する構成とすると共に、 前記目標差圧設定手段が設定する前記開度の目標値が、
前記第1の負圧室の負圧値と第2の負圧室の負圧値の差
圧として設定されることを特徴とする負圧アクチュエー
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9194175A JPH1136877A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 負圧アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9194175A JPH1136877A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 負圧アクチュエータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1136877A true JPH1136877A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16320184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9194175A Pending JPH1136877A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 負圧アクチュエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1136877A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011104831A1 (ja) | 2010-02-24 | 2011-09-01 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
-
1997
- 1997-07-18 JP JP9194175A patent/JPH1136877A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011104831A1 (ja) | 2010-02-24 | 2011-09-01 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
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