JP4328734B2 - 可変ベーン式ターボチャージャの制御装置 - Google Patents

可変ベーン式ターボチャージャの制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、VN(バリアブルノズル)式、可変容量式等とも呼ばれる可変ベーン式ターボチャージャの制御装置に関する。
従来の可変ベーン式ターボチャージャの制御装置は、可変ベーンの開度(「VN開度」という。)指令値は、内燃機関いわゆるエンジンの各温度・圧力が安定した定常状態のエンジン回転数とエンジン負荷(燃料噴射量)において適合し、定常時・過渡時にかかわらず、エンジン回転数とエンジン負荷のパラメータでマップより算出するベース開度(基本VN開度)とPID制御による過給圧フィードバック量との演算結果で決定している。
また、例えば特許文献1に記載された可変ベーン式ターボチャージャの制御装置では、エンジンが過渡状態であると判定されると、エアマスフローセンサが検出した吸気空気量の目標値と実際値との偏差に応じた最終目標開度に基づいて、可変ベーンのVN開度を制御している。
特開2001−3757号公報
上記従来の可変ベーン式ターボチャージャの制御装置において、加速レスポンス(過給圧の立ち上がり)に注目すると、以下のような弱点がある。すなわち、過給圧フィードバックは、誤学習を防ぐために、特定領域のVN開度領域でしか使えないため、急加速時いわゆる過渡時においても、加速初期に可変ベーンをベース開度で制御せざるをえない。また、エンジンの過渡時は、定常時に比べて、排圧・排気温が低く、吸入空気量も少ない。このため、過給効率最適点が可変ベーンの定常開度に比べれば閉め側にあるものの、過給圧フィードバックでは加速初期において可変ベーンの最適開度をとることができず、ひいては過給レスポンスの向上が望めないという問題があった。
また、前記特許文献1のものは、エンジンの過渡時において、エアマスフローセンサが検出した吸気空気量の目標値と実際値との偏差に応じた最終目標開度に基づいて可変ベーンのVN開度を制御しているが、フィードバック制御である為、制御性確保のために過給レスポンスに対するVN開度の最適点をとる事が困難である。
本発明が解決しようとする課題は、内燃機関の過度時における過給レスポンスを向上することのできる可変ベーン式ターボチャージャの制御装置を提供することにある。
前記した課題は、特許請求の範囲の欄に記載された構成を要旨とする可変ベーン式ターボチャージャの制御装置により解決することができる。
すなわち、特許請求の範囲の請求項1にかかる可変ベーン式ターボチャージャの制御装置によると、過渡状態判定手段により内燃機関が過渡状態にあると判定されたときには、排気流量を表わす吸入空気量と燃料噴射量とから求められる排気エネルギに基づいて設定された過渡時VN開度指令値に基づいて可変ベーンが制御される。したがって、内燃機関の過渡時には、定常時に比べて、可変ベーンのVN開度を閉め側に速やかに制御し、最適VN開度をとることができるので、過給レスポンスを向上することができる。
また、過渡時VN開度指令値を、排気流量を表わす吸入空気量と燃料噴射量とから求められる排気エネルギに基づいて設定するため、前記特許文献1の吸入空気量に基づいて過渡時VN開度指令値を設定するものに比べて、制御精度を向上することができる。
また、特許請求の範囲の請求項2にかかる可変ベーン式ターボチャージャの制御装置によると、過度状態判定手段が、内燃機関の運転状態に基づいて求められた基本目標過給圧に対する実際の過給圧に所定の偏差があるときでかつアクセル操作による要求燃料噴射量が最大燃料噴射量より大きいときに、過渡時を判定する。このため、内燃機関の運転状態に基づいて求められた基本目標過給圧に対する実際の過給圧に所定の偏差に満たないときや、アクセル操作による要求燃料噴射量が最大燃料噴射量より小さいときには、過渡時と判定しないで、定常時の制御とすることにより、過給圧の過剰な上昇を抑制することができる。
また、特許請求の範囲の請求項3にかかる可変ベーン式ターボチャージャの制御装置によると、過度状態判定手段が、車両が走行中であるときを含めて、過渡時を判定する。このため、車両が停止状態にあるときの内燃機関の過給圧の過剰な上昇いわゆる空吹かしを回避することができる。
また、特許請求の範囲の請求項4にかかる可変ベーン式ターボチャージャの制御装置によると、過度状態判定手段は、排気循環量調節バルブを閉じているときを含めて、前記過渡時を判定する。このため、排気循環量調節バルブを開いているときの内燃機関の背圧の過剰な上昇による排気ガス中のスモークの発生を抑制することができる。
本発明の可変ベーン式ターボチャージャの制御装置によれば、内燃機関の過渡時には、定常時に比べて、可変ベーンのVN開度を閉め側に速やかに制御し、最適VN開度をとることができるので、過給レスポンスを向上することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について実施例を参照して説明する。
本発明の一実施例を説明する。なお、本実施例では、内燃機関としての自動車用ディーゼルエンジンにおける可変ベーン式ターボチャージャを制御する場合について説明する。
まず、ディーゼルエンジンの構成等について説明する。図1はディーゼルエンジンの要部構成図である。
図1に示すように、内燃機関としてのディーゼルエンジンのエンジン本体10には、排気ポートに連通する排気通路20、吸気ポートに連通する吸気通路22が接続されている。また、エンジン本体10の燃焼室12には燃料噴射ノズル14が設置されている。車両のアクセルペタル(図示省略)の踏込量に対応した量の燃料が、燃料噴射ノズル14から燃焼室12へ向けて噴射される。
前記エンジン本体10には、過給圧調節手段としての可変ベーン式ターボチャージャ30が搭載されている。このターボチャージャ30は、排気通路20及び吸気通路22の一部を構成する排気通路20(同一符号を付す。)及び吸気通路22(同一符号を付す。)を備えたハウジング(図示省略)内に、排気通路20内に配置されるタービン32と吸気通路22内に配置されるコンプレッサ34とを1本のロータシャフト35で連結したロータ(符号省略)を備えている。
そして、可変ベーン式ターボチャージャ30は、エンジン本体10より排気通路20に排出された排気ガスがタービン32を回転させることでコンプレッサ34が回転して、エンジン本体10の燃焼室12に送り込む空気の量を増加させて、吸気通路22への過給を行なうことで、エンジンの出力を高める。すなわち、エンジン本体10から排気通路20に排気ガスが排出されると、その排気ガスのエネルギに応じた回転トルクがタービン32を介してコンプレッサ34に付与され、そのコンプレッサ34の駆動により所定圧力(過給圧)の空気がエンジン本体10の吸気系であるコンプレッサ34の下流側の吸気通路22に送り込まれる。
前記可変ベーン式ターボチャージャ30において、タービン32側のハウジング内部には、タービン32内の排気ガスの流速を可変とすべく開閉動作する可変ベーン36が設けられている。可変ベーン36は、ロータ(図示省略)の外周に沿って複数配設されており、アクチュエータ40によって作動されるように構成されている。アクチュエータ40は、VRV(バキューム・レギュレーティング・バルブ)42を介して負圧源としてのバキュームポンプ(図示省略)に接続されている。バキュームポンプから導かれた負圧をVRV42により調整することで、アクチュエータ40を作動させることにより、可変ベーン36が開き側あるいは閉じ側へ作動される。
前記可変ベーン36が開き側あるいは閉じ側へ作動することで、可変ベーン36の開度(以下、「VN開度」という)が変更される。これにより、タービン32を通過する排気ガスの流速が調節されるとともに、吸気通路22の過給圧が変化する。例えば、可変ベーン36を閉じ側へ作動させることで、コンプレッサ34の駆動力が上昇して、より高い過給圧を得ることができる。また、可変ベーン36を開き側へ作動させることで、コンプレッサ34の駆動力が低下して、過給圧を低下することができる。
前記タービン32の上流側における排気通路20と、前記コンプレッサ34の下流側における吸気通路22との間は、排気還流通路24によって連通されている。排気還流通路24には、該通路24の連通状態を制御する排気循環バルブ(以下、「EGRバルブ」という)50が設けられている。EGRバルブ50は、アクチェエータ(図示省略)によって、開き側あるいは閉じ側へ作動される。例えば、EGRバルブ50の開弁状態においては、排気通路20の排気ガスの一部が排気還流通路24を介して吸気通路22へ循環される。また、EGRバルブ50の閉弁状態においては、排気還流通路24を通じての排気ガスの循環が停止される。
なお、前記エンジン本体10には、該本体10の負荷、運転条件等を検出する各種の検出手段が設けられている。すなわち、エンジン本体10には、エンジンの回転数Nを検出するエンジン回転数センサ60、エンジンにおける水温Twを検出するエンジン水温センサ62、車速センサ(図示省略)等が配置されている。また、コンプレッサ34の下流側における吸気通路22には、VSV(バキューム・スイッチング・バルブ)44を介して過給圧・大気圧センサ64が設置されている。過給圧・大気圧センサ64は、VSV44を切替えることで、エンジンの過給圧Pbあるいは大気圧Paを検出する。また、コンプレッサ34の上流側における吸気通路22には、大気温度Taを検出する大気温度センサ68が配置されている。
前記したエンジン回転数センサ60、エンジン水温センサ62、過給圧・大気圧センサ64、大気温度センサ68、車速センサは、いずれも電子制御ユニット(以下、「ECU」という)70に接続されており、各センサで検知されたデータがECU70へ入力(INPUT)される。また、ECU70は、前記各センサからの入力データに基づいて、VRV42およびEGRバルブ50へ制御信号が出力(OUTPUT)する。なお、ECUは、本明細書でいう「制御装置」を構成している。また、ECU70は、過渡状態判定手段、過渡時VN開度設定手段、その他の設置手段を備えている。
次に、上記ディーゼルエンジンにおけるECU70による過給圧制御について説明する。なお、ここでは、ECU70によって、可変ベーン式ターボチャージャ30の可変ベーン36の目標VN開度を算出し、この算出結果に基づいて可変ベーン36のVN開度が所望の値となるようにVRV42を制御する場合について説明する。
図2に示すように、まず、ステップS10において、ECU70は、各種のデータを読み込み、エンジン回転数N、燃料噴射量Q、エンジン水温Tw、過給圧Pb、大気圧Pa、大気温度Ta、EGRバルブ開度係数Ecの検出を行なう。なお、燃料噴射量Qは、アクセルペタルの踏み込み量に対応する燃料噴射量であり、ECU70から噴射ノズルの制御量データとして読み込まれる。また、EGRバルブ開度係数Ecは、ECU70からEGRバルブ50のアクチュエータの制御量データとして読み込まれる。このEGRバルブ開度係数Ecは、EGRバルブ50の開度に応じて例えば0〜1(全閉時が0で、全開時が1)に設定することができる。
次に、これら検出データに基づいて、図2中のステップS11において、目標過給圧Ptの算出を行なう。この目標過給圧Ptは、図3中の(4)式にしたがって、基本目標過給圧Pb1と最大目標過給圧Pb3との最小値により設定される。なお、基本目標過給圧Pb1は、エンジン回転数Nおよび燃料噴射量Qから定められたマップによって設定される(図3中の(1)式参照。)。また、最大目標過給圧Pb3は、基本目標過給圧Pb1における最大値(最大ガード)である基本最大目標過給圧Pb2(図3中の(2)式参照。)を大気圧Pa、エンジン水温Tw、大気温度Taに基づいて補正することによって設定される(図3中の(3)式参照。)。ここで、この目標過給圧Ptの算出について、図4を参照して説明する。
図4に示すように、エンジン負荷(エンジン回転数N、燃料噴射量Q)と目標過給圧との相関によって、図4中の線L1で示す基本目標過給圧Pb1が設定される。また、この基本目標過給圧Pb1においてエンジン負荷が100%より大きい領域は、タービン32の回転数制限、エンジンの筒内圧制限の観点から、基本目標過給圧Pb1の最大ガードとなる基本最大目標過給圧Pb2が設定される。そして、この基本目標過給圧Pb1および基本最大目標過給圧Pb2に基づいて、大気圧Pa、エンジン水温Tw、大気温度Taに応じた補正がなされ、その結果として補正後の目標過給圧Ptが設定される。
次に、図2中のステップS12において、ディーゼルエンジンが過度状態であるか否かを判定する。なお、過度状態は、下記の各条件を満たすことで判定する。
(1)ディーゼルエンジンの運転状態に基づいて求められた基本目標過給圧に対する実際の過給圧に所定の偏差があること。
(2)ドライバーのアクセル操作による要求燃料噴射量Qが最大燃料噴射量Qmより大きいこと。この条件は、アクセル操作量(踏み込み量)に対応する燃料噴射量のマップから要求燃料噴射量を検出し、予め設定の最大燃料噴射量との比較で判定する。
(3)車両が走行中であること。なお、車両走行中であるか否かは、例えば車速センサからの検出信号により判定する。
(4)EGRバルブ50が閉じており、排気循環がオフ(EGR OFF)であること。なお、EGRがOFFか否かは、EGRバルブ50のアクチェエータ(図示省略)の状態から判定する。
次に、前記ステップS12において、過渡状態でないすなわち通常状態であると判定されたときは、ステップS22以降へ進み、可変ベーン36の開度(VN開度)制御を行なう。また、過度状態であるときは、ステップS32以降へ進み、可変ベーン36のVN開度制御を行なう。先に、通常状態にかかる可変ベーン36のVN開度制御を説明し、その後で過渡状態にかかる可変ベーン36のVN開度制御を説明する。
[通常状態にかかる可変ベーン36のVN開度制御]
図2中のステップS12において、通常状態と判定された場合は、ステップS22に進み、開き側のVN最小開度Viの算出を行なう。このVN最小開度Viは、図3中の(5)式にしたがって、エンジン回転数Nから定められたマップによって設定される(図9参照。)。図9に示すように、本実施例ではエンジン回転数N(rpm)とVN最小開度Vi(%)との相関において、図中の実線で示す制限値を設け、この制限値の図中上側を使用領域に設定している。なお、この図において、VN最小開度Viの0(%)が可変ベーン36の全開時であり、100(%)が可変ベーン36の全閉時である。
このように、可変ベーン36の開き側のVN最小開度Viに制限値を設けることで、アクセルペタルのオフ時には、過給残りがあるため目標過給圧より実際の過給圧(実過給圧)が高くなり、従ってVN開度は開き側に制御されるが、可変ベーン36の開き側の制限値を設けることで、再加速時の過給立ち上がりを促進し再加速性を確保することができる。
次に、図2中のステップS23によって、閉じ側のVN最大開度Vaの算出を行なう。このVN最大開度Vaは、図3中の(6)式〜(10)式にしたがって設定される。すなわち、EGRバルブ50が全閉時におけるVN最大開度Va1と、EGRバルブ50が全開時におけるVN最大開度Va2を求め(図3中の(6)式および(7)式参照。)、EGRバルブ係数Ec基づいてEGRバルブ50が所定の開度におけるVN最大開度Vaを算出するものである(図3中の(10)式参照。)。
ここで、VN最大開度Va1およびVa2は、いずれもエンジン回転数Nおよび燃料噴射量Qから定められたマップによって設定される(図5および図6参照。)。
エンジン回転数N(rpm)と燃料噴射量Q(mm3/st)とに応じてVN最大開度Va1(%)およびVa2(%)が設定され、100(%)の線が可変ベーン36の全閉時である。
また、過給圧補正係数Pfは、エンジン回転数Nおよび目標過給圧Ptと実際の過給圧Pbとの偏差である過給圧偏差Pd(図3中の(8)式参照。)から定められたマップによって設定される(図3中の(9)式参照。)。
その結果、EGRバルブ開度(%)とVN最大開度Va(%)との間に図8に示すような相関が得られ、この相関において、図中の実線で示す制限値を設け、この制限値の図中下側を使用領域に設定している。なお、この図において、VN最大開度Vaの0(%)が可変ベーン36の全開時であり、100(%)が可変ベーン36の全閉時である。また、EGRバルブ開度の0(%)が全閉時であり、100(%)が全開時である。
このように、可変ベーン36の閉じ側のVN最大開度Vaに制限値を設けることで、実際の過給圧(実過給圧)を目標過給圧に近づけるべく可変ベーン36を制御する過渡時において、過剰な排気ガスが排気還流通路24を流れるのを抑制し、排気系からの黒煙の放出を極力抑えることができる。また、可変ベーン36の閉じ側の制限値を設けることで、例えばEGRバルブ50が全閉状態の場合に、過給圧の過剰な上昇を抑制し、タービン32の回転数のオーバーシュートを防止することができる。
次に、図2中のステップS24によって、VN開度フィードバック量Vcの算出を行なう。このVN開度フィードバック量Vcは、図3中の(11)式で示されるように、比例項(第1項)、積分項(第2項)、微分項(第3項)を加算することで求めることができる。また、各項はエンジン回転数N、燃料噴射量Q、目標過給圧Pt、実際の過給圧Pbから定められたマップによって設定される。なお、積分項(第2項)のゲインおよび微分項(第3項)のゲインは、係数g2(N,Q)およびg3(N,Q)の値に応じて変更されるように構成されている。しかして、エンジン回転数N、燃料噴射量Q、目標過給圧Pt、実際の過給圧Pbが変化する際に、VN開度フィードバック量Vcは、ディーゼルエンジンの運転状況(エンジン負荷、タービン回転数、過給圧)に応じた最適値に補正される。この補正により、例えば、タービン32の過回転を防止することができ、比例項や微分項のゲインが固定値で規定される場合に比して、より好適な過給圧制御を実現することができる。
次に、図2中のステップS25によって、基本VN開度Vbの算出を行なう(図3中の(12)式参照。)。この基本VN開度Vbは、エンジン回転数Nおよび燃料噴射量Qから定められたマップによって設定される(図7参照。)。図7に示すように、エンジン回転数N(rpm)と燃料噴射量Q(mm3/st)とに応じて、基本VN開度Vb(%)が設定される。なお、この図において、100(%)の線が可変ベーン36の全閉時である。
次に、図2中のステップS26によって、目標VN開度Vtの算出を行なう。この目標VN開度Vtは、ステップS22〜ステップS25において算出された、VN最小開度Vi、VN最大開度Va、VN開度フィードバック量Vc、基本VN開度Vbに基づいて設定される(図3中の(13)式参照。)。すなわち、VN最小開度Viと、基本VN開度VbにVN開度フィードバック量Vcを加算したものとを比較して大きい方の開度を選択し、この開度とVN最大開度Vaと比較して小さい方の開度を目標VN開度Vtとする。なお、目標VN開度Vtは、本明細書でいう「VN開度指令値」に相当する。
次に、ステップS47において、前記目標VN開度Vtとなるように、VRV42を制御する。
[過渡状態にかかる可変ベーン36のVN開度制御]
図2中のステップS12において、過渡状態と判定された場合は、ステップS32に進み、過渡時のVN最小開度viの算出を行なう。このVN最小開度viは、図10中の(15)式にしたがって、エンジン回転数Nから定められた過渡用マップによって設定される。
次に、図2中のステップS33によって、過渡時VN最大開度vaの算出を行なう。このVN最大開度vaは、図10中の(16)式にしたがって、吸入空気量Qaと燃料噴射量Qから定められた過渡用マップによって設定される。このVN最大開度vaを求める過渡用マップのパラメータとして燃料噴射量Qと吸入空気量Qaとしているのは、定常状態に比べ過給遅れがあり、背圧・排気温の低い過渡時において排気エネルギを正確に推定し、排気エネルギに応じた最適VN開度を指令するためである。ちなみに、VN最大開度vaを求める過渡用マップのパラメータとして燃料噴射量Qとエンジン回転数としたのでは、ハード信頼性を確保する為の上限背圧やターボ回転数に対して最も厳しい加速条件やシフト条件でマップ値を構成する必要があり、過渡時の最適VN開度とすることはできない。これに対し、パラメータを燃料噴射量Qと吸入空気量Qaとすることで、アクセルペタルを踏み込んで急加速するにあたっての最適VN開度で制御することにより、過給レスポンスを向上し、これにより加速レスポンスを向上することができる。
また、このVN最大開度マップは、EGRを使用しないときであるので、図3に示す(6)式及び(7)式は無関係である。また、吸入空気量Qaは、吸気通路22の熱線式流量計(図示省略)を介して検出し、燃料噴射量Qはアクセルペタルの踏み量を検出するアクセルポジションセンサの出力値から算出することができる。また、前記吸入空気量Qaは排気通路20の排気ガス量に代えることもできる。なお、ステップS34のVN開度フィードバック量vcの算出は、ここでは省略する場合を説明する。このステップS34については後で述べる。
次に、図2中のステップS35によって、基本VN開度vbの算出を行なう(図10中の(17)式参照。)。この基本VN開度vbは、エンジン回転数Nおよび燃料噴射量Qから定められたマップによって設定される。
次に、図2中のステップS36によって、過渡用の目標VN開度vtの算出を行なう。この目標VN開度vtは、ステップS32〜ステップS34において算出された、VN最小開度vi、過渡時VN最大開度va、基本VN開度vbに基づいて設定される(図3中の(18)式参照。)。すなわち、VN最小開度viと、基本VN開度vbとを比較して大きい方の開度を選択し、この開度と過渡時VN最大開度vaと比較して小さい方の開度を目標VN開度vtとする。なお、目標VN開度vtは、本明細書でいう「過渡時VN開度指令値」に相当し、過渡時用のフィードバックゲインの調整により、過渡時における最適VN開度である過渡時VN最大開度vaをとる。
次に、ステップS47において、前記目標VN開度vtとなるように、VRV42を制御する。
上記した可変ベーン式ターボチャージャの制御装置によると、過渡状態判定手段により内燃機関が過渡状態にあると判定されたときには、排気流量を表わす吸入空気量と燃料噴射量とから求められる排気エネルギに基づいて設定された過渡時目標VN開度vtに基づいて可変ベーン36が制御される。したがって、内燃機関の過渡時には、定常時に比べて、可変ベーン36のVN開度を閉め側に速やかに制御し、最適VN開度をとることができるので、過給レスポンスを向上することができる。ひいては、過給レスポンスの向上によって、加速性を向上することができる。
また、過渡時目標VN開度vtを、排気流量を表わす吸入空気量と燃料噴射量とから求められる排気エネルギに基づいて設定するため、前記特許文献1の吸入空気量に基づいて過渡時目標VN開度を設定するものに比べて、過給レスポンスおよび制御精度を向上することができる。
また、過度状態判定手段が、内燃機関の運転状態に基づいて求められた基本目標過給圧に対する実際の過給圧に所定の偏差があるときでかつアクセル操作による要求燃料噴射量が最大燃料噴射量より大きいときに、過渡時を判定する。このため、内燃機関の運転状態に基づいて求められた基本目標過給圧に対する実際の過給圧に所定の偏差に満たないときや、アクセル操作による要求燃料噴射量が最大燃料噴射量より小さいときには、過渡時と判定しないで、定常時の制御とすることにより、過給圧の過剰な上昇を抑制することができる。
また、過度状態判定手段が、車両が走行中であるときを含めて、過渡時を判定する。このため、車両が停止状態にあるときの内燃機関の過給圧の過剰な上昇いわゆる空吹かしを回避することができる。
また、過度状態判定手段は、EGRバルブ(排気循環量調節バルブ)50を閉じているときを含めて、前記過渡時を判定する。このため、EGRバルブ(排気循環量調節バルブ)50を開いているときの内燃機関の背圧の過剰な上昇による排気ガス中のスモークの発生を抑制することができる。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、前記実施例では、ディーゼルエンジンにおける過給圧制御技術について記載したが、ディーゼルエンジン以外の各種のエンジン、例えばガソリンエンジンの中でも比較的未燃成分の排出量の多いリーンバーンエンジンにも本発明を適用することもできる。また、本発明は、排気還流通路24及びEGRバルブ50(図1参照。)を備えていない内燃機関にも適用することができる。また、過度状態であるか否かの判定(図2中、ステップS12参照。)において、車両が走行中であるか否かの判定及び/又はEGRがOFFであるか否かの判定は、省略することができる。また、過度状態であるか否かの判定(図2中、ステップS12参照。)において、要求燃料噴射量Qと最大燃料噴射量Qmの比較で判定しているが、ステップS10で測定された過給圧Pbと基本目標過給圧Pb1(図3中、式(1)参照。)とを比較して、係る絶対値の差が設定値ΔP以上であるか否かを判断事項としてもよい。
また、過度状態において、目標VN開度vtとなるようにVRV42を制御するに当たって、ステップS33とステップS35との間のステップ(図2中にステップS34で示す。)において、過渡時用のVN開度フィードバック量vcの算出を行なうこともできる。この場合、VN開度フィードバック量vcは、図11の(19)式に示すように、前記図10の(11)式とほぼ同様の式であるが、過度状態であることを考慮して、積分項(第2項)と微分項(第3項)のゲイン係数を、g22およびg33に変更する。なお、ゲイン係数g22およびg33は、ディーゼルエンジンの過渡時における運転状況(エンジン負荷、タービン回転数、過給圧)に応じた値に固定値として設定する他、経過時間に応じて最適値に変更してもよい。また、この場合、目標VN開度vtは、前記図10中の(18)式に代えて、VN最小開度viと、過渡時VN最大開度va、VN開度フィードバック量vc、基本VN開度vbの基づいて設定される(図11中の(20)式参照。)。すなわち、VN最小開度vi(図11中の(15)式参照。)と、基本VN開度vb(図11中の(17)式参照。)にVN開度フィードバック量vc(図11中の(19)式参照。)を加算したものとを比較して大きい方の開度を選択し、この開度と過渡時VN最大開度vaと比較して小さい方の開度を目標VN開度vtとすることもできる。
本発明の実施例にかかるディーゼルエンジンの要部構成図である。 VN開度制御処理を示すフローチャートである。 定常状態における目標VN開度算出処理における算出方法を示す図である。 エンジン負荷と目標過給圧との相関を示すグラフである。 EGRバルブ全閉時におけるVN最大開度を示すマップである。 EGRバルブ全開時におけるVN最大開度を示すマップである。 基本VN開度を示すマップである。 EGRバルブ開度とVN最大開度との相関を示すグラフである。 エンジン回転数とVN最小開度との相関を示すグラフである。 過度状態における目標VN開度算出処理における算出方法を示す図である。 過度状態における目標VN開度算出処理における算出方法の別例を示す図である。
符号の説明
10…エンジン本体
20…排気通路
22…吸気通路
24…排気還流通路
30…可変ベーン式ターボチャージャ
32…タービン
34…コンプレッサ
36…可変ベーン
50…EGRバルブ(排気循環量調節バルブ)
60…エンジン回転数センサ
62…エンジン水温センサ
64…過給圧・大気圧センサ
68…大気温度センサ
70…ECU(制御手段、電子制御ユニット)

Claims (4)

  1. 車両用内燃機関において該機関の排気通路に設けられたタービンと、
    前記内燃機関の吸気通路に設けられかつ前記タービンの駆動トルクに応じて内燃機関へ空気を供給するコンプレッサと、
    前記タービンを駆動する排気ガスの流速を可変とする可変ベーンと
    を備える可変ベーン式ターボチャージャの制御装置であって、
    内燃機関が過渡状態にあるか否かを判定する過渡状態判定手段と、
    前記過渡状態判定手段により過渡状態と判定されたときに、排気流量を表わす吸入空気量と燃料噴射量とから求められる排気エネルギに基づいて過渡時VN開度指令値を設定する過渡時VN開度設定手段と
    を備え、
    前記過渡時VN開度設定手段により設定された過渡時VN開度指令値に基づいて前記可変ベーンを制御する構成とした
    ことを特徴とする可変ベーン式ターボチャージャの制御装置。
  2. 請求項1に記載の可変ベーン式ターボチャージャの制御装置であって、
    前記過度状態判定手段は、前記内燃機関の運転状態に基づいて求められた基本目標過給圧に対する実際の過給圧に所定の偏差があるときでかつアクセル操作による要求燃料噴射量が最大燃料噴射量より大きいときに、過渡時を判定することを特徴とする可変ベーン式ターボチャージャの制御装置。
  3. 請求項2に記載の可変ベーン式ターボチャージャの制御装置であって、
    前記過度状態判定手段は、車両が走行中であるときを含めて、前記過渡時を判定することを特徴とする可変ベーン式ターボチャージャの制御装置。
  4. 請求項2又は3に記載の可変ベーン式ターボチャージャの制御装置であって、
    前記排気通路を流れる排気ガスを前記吸気通路へ循環させる排気還流通路と、
    前記排気還流通路における排気ガスの循環量を調節する排気循環量調節バルブと
    を備え、
    前記過度状態判定手段は、前記排気循環量調節バルブを閉じているときを含めて、前記過渡時を判定する
    ことを特徴とする可変ベーン式ターボチャージャの制御装置。

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