JP6499892B2 - 過給圧制御装置 - Google Patents
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Description
内燃機関の排気経路に設けられたタービンと、
開閉することにより前記タービンの圧力比を変化させて前記タービンの回転数を変化させる可変ノズルと、
前記内燃機関の吸気経路に設けられ、前記タービンの駆動トルクに応じた過給圧の空気を前記内燃機関に過給するコンプレッサと、
前記可変ノズルの開度を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、
車両の走行状態が、段付き加速が生じる可能性がある状態であるか否かを判断し、
車両の走行状態が段付き加速が生じる可能性がある状態であると判断した場合には、過給圧制御によって決定した前記可変ノズルの開度を補正する補正値を学習により更新するとともに、前記可変ノズルの開度が、過給圧制御によって決定した前記可変ノズルの開度を前記補正値で補正した開度になるように前記可変ノズルの開度を制御する段付き加速対応制御を行い、
エンジン回転数および指示噴射量に対して前記補正値が割り当てられた段付き加速対応制御用マップを有しており、
前記段付き加速対応制御用マップ中の、学習を行った時点での前記エンジン回転数および前記指示噴射量に対応する前記補正値を学習により更新するとともに、
前記段付き加速対応制御を行う際には、前記段付き加速対応制御用マップに基づいてその時点での前記エンジン回転数および前記指示噴射量に対応する前記補正値を割り出し、割り出した前記補正値に基づいて前記段付き加速対応制御を行うことを特徴とする。
前記制御手段は、
前記段付き加速対応制御用マップとして、吸気温度が閾値温度以上の場合に用いる高吸気温対応制御用マップと、前記吸気温度が前記閾値温度未満であり段付き加速が前記内燃機関の個体差に基づいて生じた場合に用いるハードばらつき対応制御用マップとを有しており、
前記吸気温度が前記閾値温度以上であるか否かに応じて、前記高吸気温対応制御用マップまたは前記ハードばらつき対応制御用マップのいずれかに属する前記補正値を学習により更新するとともに、
前記段付き加速対応制御を行う際には、前記吸気温度に対応する前記閾値温度以上であるか否かに応じて、参照するマップを前記高吸気温対応制御用マップと前記ハードばらつき対応制御用マップから選択し、選択したマップに基づいてその時点での前記エンジン回転数および前記指示噴射量に対応する前記補正値を割り出し、割り出した前記補正値に基づいて前記段付き加速対応制御を行うことを特徴とする。
次に、過給圧制御装置1の制御手段14における本発明に特有の制御の仕方等について説明する前に、制御手段14による過給圧制御装置1における通常の過給圧制御、すなわち過給圧制御の基本的な制御の仕方等について説明する。
次に、過給圧制御装置1の制御手段14における本発明に特有の制御の仕方等について説明する。また、本実施形態に係る過給圧制御装置1の作用についてもあわせて説明する。
段付き加速は、以下のような悪循環が生じていることが原因と考えられている。すなわち、タービン12の回転数を上げるために、可変ノズルを閉じてタービン12の圧力比を上昇させてもタービン12の回転数があまり上昇せず(すなわちタービン12の回りが悪く)、ディーゼルエンジン50の吸気側の過給圧がさほど上昇しない。そのため、ディーゼルエンジン50の掃気効率があまり上昇せず、空気吸入量Vaの増加のペースがさほど大きくならないため、エンジントルクが上がりにくくなる。そのため、図4に示した時刻t1から時刻t2の間のように、アクセルがある程度踏み込まれているにもかかわらず、車両の加速度aの上昇の度合が鈍くなる。
(1)エンジン回転数Nが高い走行状態ではこのような段付き加速は生じず、エンジン回転数Nが低いような走行状態で段付き加速が生じ得る(以下、知見1という。)。すなわち、前述した可変ノズル開度マップM1(図3参照)を用いてイメージ的に説明すると、図5に破線で示すように、エンジン回転数Nが低く、指示噴射量Qがさほど大きくないような条件の場合に、段付き加速が生じ得る。
(3)さらに、吸気温度Taすなわち外気温が高温であると段付き加速が生じる場合がある(以下、知見3という。)。
そこで、本発明では、過給圧制御装置1の制御手段14は、段付き加速が生じる可能性がある場合には、上記の通常の過給圧制御で決定した可変ノズルの開度VN1を、可変ノズルがより開く方向に補正する(すなわち可変ノズルの開度VNをVN1より大きくなるように補正する。)。そして、このように補正するための補正値ΔVNを、学習により決定するように構成されている。
以下、過給圧制御における本発明に特有の制御について、図8のフローチャートに基づいて具体的に説明する。
Nth_low≦N≦Nth_high …(1)
Qth_low≦Q≦Qth_high …(2)
Vth_low≦V≦Vth_high …(3)
θth_low≦θ≦θth_high …(4)
|at−areal|≦ath …(5)
|ΔPbt−ΔPBreal|≦ΔPbth …(6)
|ΔVat−ΔVareal|≦ΔVath …(7)
以上のように、本実施形態に係る過給圧制御装置1によれば、車両の走行状態が、段付き加速が生じる可能性がある状態である場合には、通常の過給圧制御によって決定した可変ノズルの開度VN1を補正する補正値ΔVNを学習により更新する。そして、制御手段14は、可変ノズルの開度が、通常の過給圧制御によって決定した可変ノズルの開度VN1を補正値ΔVNで補正した開度VN1+ΔVNになるように可変ノズルの開度を制御して段付き加速対応制御を行う。
なお、図8に示したステップS1〜S13の各処理が行われるサイクルを1回の処理サイクルという場合、以上のようにして、高吸気温対応制御用マップM3aやハードばらつき対応制御用マップM3bの補正値ΔVNが更新されても車両の加速度aが可変ノズルに起因して停滞したままであれば(ステップS5;YES)、次の処理サイクルで補正値ΔVNが再び更新される。このようにして、車両の加速度aが可変ノズルに起因して停滞したまま(ステップS5;YES)である限り、処理サイクルごとに補正値ΔVNが更新されていく。
一方、図8に示した例では、車両の走行状態が、段付き加速が生じる可能性がある状態であるか否か(すなわち車両の走行状態が図7に示した段付き加速対応制御用マップM3における判定領域A内にあるか否か)を判断する際に、測定されたエンジン回転数N等が上記(1)〜(4)式を満たすか否かで判断する場合について説明した。
11 コンプレッサ
12 タービン
14 制御手段
50 ディーゼルエンジン(内燃機関)
51 吸気経路
54 排気経路
M3 段付き加速対応制御用マップ
M3a 高吸気温対応制御用マップ
M3b ハードばらつき対応制御用マップ
N エンジン回転数
Pb 過給圧
Pin/Pout タービンの圧力比
Q 指示噴射量
Ta 吸気温度
Tath 閾値温度
VN 可変ノズルの開度
VN1 過給圧制御によって決定した可変ノズルの開度
ΔVN 補正値
Claims (3)
- 内燃機関の排気経路に設けられたタービンと、
開閉することにより前記タービンの圧力比を変化させて前記タービンの回転数を変化させる可変ノズルと、
前記内燃機関の吸気経路に設けられ、前記タービンの駆動トルクに応じた過給圧の空気を前記内燃機関に過給するコンプレッサと、
前記可変ノズルの開度を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、
車両の走行状態が、段付き加速が生じる可能性がある状態であるか否かを判断し、
車両の走行状態が段付き加速が生じる可能性がある状態であると判断した場合には、過給圧制御によって決定した前記可変ノズルの開度を補正する補正値を学習により更新するとともに、前記可変ノズルの開度が、過給圧制御によって決定した前記可変ノズルの開度を前記補正値で補正した開度になるように前記可変ノズルの開度を制御する段付き加速対応制御を行い、
エンジン回転数および指示噴射量に対して前記補正値が割り当てられた段付き加速対応制御用マップを有しており、
前記段付き加速対応制御用マップ中の、学習を行った時点での前記エンジン回転数および前記指示噴射量に対応する前記補正値を学習により更新するとともに、
前記段付き加速対応制御を行う際には、前記段付き加速対応制御用マップに基づいてその時点での前記エンジン回転数および前記指示噴射量に対応する前記補正値を割り出し、割り出した前記補正値に基づいて前記段付き加速対応制御を行うことを特徴とする過給圧制御装置。 - 前記制御手段は、
前記段付き加速対応制御用マップとして、吸気温度が閾値温度以上の場合に用いる高吸気温対応制御用マップと、前記吸気温度が前記閾値温度未満であり段付き加速が前記内燃機関の個体差に基づいて生じた場合に用いるハードばらつき対応制御用マップとを有しており、
前記吸気温度が前記閾値温度以上であるか否かに応じて、前記高吸気温対応制御用マップまたは前記ハードばらつき対応制御用マップのいずれかに属する前記補正値を学習により更新するとともに、
前記段付き加速対応制御を行う際には、前記吸気温度に対応する前記閾値温度以上であるか否かに応じて、参照するマップを前記高吸気温対応制御用マップと前記ハードばらつき対応制御用マップから選択し、選択したマップに基づいてその時点での前記エンジン回転数および前記指示噴射量に対応する前記補正値を割り出し、割り出した前記補正値に基づいて前記段付き加速対応制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の過給圧制御装置。 - 連続して行われた処理サイクルで前記制御手段が前記補正値を連続して更新する際に、前記補正値の、更新される前の前記補正値からの増加量に制限が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の過給圧制御装置。
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