JP2006266216A - ディーゼルエンジンの吸排気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 サージング発生を防止することができ、かつディーゼルエンジンの運転効率を向上させることができるディーゼルエンジンの吸排気装置を提供する。
【解決手段】 コンプレッサ8の運転状態を検出するコンプレッサ状態検出手段41、42、43を設けると共に、そのコンプレッサ状態検出手段で検出したコンプレッサ8の運転状態をECU12に入力し、他方上記ECU12に、予め上記コンプレッサ8の運転状態がサージング領域に突入する前の領域であるサージング危険領域を格納しておき、車両の減速時に、上記ECU12が、インテークスロットル21の開度にかかわらず、上記コンプレッサ状態検出手段から入力される上記コンプレッサ8の運転状態が上記サージング危険領域内に入るまでは、上記ブローオフバルブ24を閉じたまま保持するものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、過給機付きディーゼルエンジンの吸排気装置に関するものである。
従来、過給機付きガソリンエンジンなどでは、過給機のコンプレッサに発生するサージング(サージ)を防止するために、コンプレッサの吸入側と吐出側とを、ブローオフバルブ(バイパス弁)が設けられたバイパス通路で連通し、そのブローオフバルブを開閉制御するようにしていた。
そのサージングは、エンジンが高出力で運転されている時に、インテークスロットル(IT)を最低開度(アイドル開度)まで急激に閉じた場合に発生し易い。つまり、サージングは、エンジンが高出力状態にある車両を急減速させた場合に発生する。
ところで、ガソリンエンジンの場合には、空燃比を一定に保つため、出力とインテークスロットル開度がほぼ比例する。このためガソリンエンジンでは、減速判定に加えて出力判定もインテークスロットル開度に基づき行うことができる。例えば、インテークスロットルが全開から急激に閉じられた場合には、そのインテークスロットルの開度を基に高出力状態からの急減速でありサージング発生のおそれがあると判断して、ブローオフバルブを開放するようにしていた。このように、ガソリンエンジンではインテークスロットル開度に基づいてブローオフバルブの開閉を制御していた。
一方、ディーゼルエンジンでは、基本的に通常インテークスロットルは従来から付いておらず、インテークスロットルに起因するサージングを考慮する必要がなかった。
しかし、近年、低NOx化などのためにディーゼルエンジンにも吸気通路に絞り弁、すなわちインテークスロットルを設ける場合がある。例えば、EGR装置付きディーゼルエンジンにおいて吸気通路を絞りEGRガス取出口を負圧状態にしてEGR量を稼ぎたい場合や、排気ガス温度を昇温させたい場合に、インテークスロットルが設けられる。
つまり、ディーゼルエンジンでも、上述した目的で適宜吸気絞りが行われるようになってきている。
そのような吸気絞りを行うディーゼルエンジンでは、エンジンの出力状態によっては、ガソリンエンジンと同じく過給機の運転状態がサージング領域に入る(サージングが発生する)可能性が高くなる。
そこで、サージング発生を防止するためにガソリンエンジンと同様に、ブローオフバルブとバイパス通路とを設け、急減速時にブローオフバルブを開きサージング発生を防止するようにしたディーゼルエンジンが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭58−98432号公報 特開平8−61073号公報 特開平10−89079号公報 特許第3493989号公報
ところが、ディーゼルエンジンでは、元々出力の制御をインテークスロットルの開度で行っているわけではない。ディーゼルエンジンでは、基本的に空燃比を一定に保つ必要がないため、ガソリンエンジンのようにインテークスロットルの開度とエンジンの出力状態とが常に関連しているわけではない。したがって、ディーゼルエンジンでは、インテークスロットルが全開であるからといって、エンジンが必ずしも高出力状態であるとは限らない。よって、インテークスロットルがほぼ全開から急激に閉じられたからといって、高出力状態からの急減速とは限らない。インテークスロットルの開度に基づいてブローオフバルブを開放していたのでは、サージングが発生する可能性がない場合に、無駄に過給圧を逃がすこととなりエネルギーをロスしてしまう。つまり、従来のようなインテークスロットル開度などに基づく制御では、サージング発生を防止することはできるものの、必要時以外も過給圧を逃がすことになり、過給機ひいてはディーゼルエンジンの運転効率が低下してしまうという問題があった。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、サージング発生を防止することができ、かつディーゼルエンジンの運転効率を向上させることができるディーゼルエンジンの吸排気装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、エンジンの吸排気通路に各々配置されるコンプレッサとタービンとを有する過給機と、上記コンプレッサから上記エンジン本体に至る吸気通路に配置されて吸気を絞るインテークスロットルと、上記コンプレッサの吐出側と吸入側とを連通するバイパス通路と、そのバイパス通路に配置されたブローオフバルブと、そのブローオフバルブと上記インテークスロットルとを各々制御すると共に、車両の減速時に上記コンプレッサのサージング発生を防止すべく上記ブローオフバルブを開くようにしたエンジンコントロールユニット(ECU)とを備えたディーゼルエンジンの吸排気装置において、上記コンプレッサの運転状態を検出するコンプレッサ状態検出手段を設けると共に、そのコンプレッサ状態検出手段で検出したコンプレッサの運転状態を上記ECUに入力し、他方上記ECUに、予め上記コンプレッサの運転状態がサージング領域に突入する前の領域であるサージング危険領域を格納しておき、上記車両の減速時に、上記ECUが、上記インテークスロットルの開度にかかわらず、上記コンプレッサ状態検出手段から入力される上記コンプレッサの運転状態が上記サージング危険領域内に入るまでは、上記ブローオフバルブを閉じたまま保持するものである。
上記コンプレッサ状態検出手段は、上記コンプレッサの吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段と、上記コンプレッサの吐出側圧力を検出する吐出圧検出手段と、上記コンプレッサの吸入側圧力を検出する吸入圧検出手段とからなり、上記ECUが、上記吐出側圧力と上記吸入側圧力との圧力比を算出すると共に、その圧力比と上記吸入空気量とに基づいて、コンプレッサマップ上の運転点を決定して、その運転点が上記サージング危険領域にあるか否かを判定するものでもよい。
上記コンプレッサ状態検出手段は、上記コンプレッサの吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段と、上記過給機の回転数を検出するターボ回転数検出手段とからなり、上記ECUが、上記吸入空気量と上記過給機の回転数とに基づいて、コンプレッサマップ上の運転点を決定して、その運転点が上記サージング危険領域にあるか否かを判定するものでもよい。
上記排気通路と上記吸気通路とを連通するためのEGR通路とそのEGR通路を開閉すると共に上記ECUにより制御されるEGRバルブとを備え、また、吸気通路には、そのエアクリーナの上流には、バロメータおよび空気温度センサが設けられ、上記ECUが、上記インテークスロットルと上記EGRバルブとを制御して、上記EGR通路から上記エンジン本体へ流入する排ガスの環流量を調整するものでもよい。
本発明によれば、サージング発生を防止することができ、かつディーゼルエンジンの運転効率を向上させることができるという優れた効果を発揮するものである。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
本実施形態のディーゼルエンジンの吸排気装置(以下、吸排気装置)は、例えば、トラックなどの車両に搭載されるディーゼルエンジンに適用したものである。
図1に示すように、ディーゼルエンジン1は、燃焼室が設けられたエンジン本体2と、そのエンジン本体2に接続された吸気通路4および排気通路5と、それら吸排気通路4、5に各々配置されるコンプレッサ8とタービン9とを有する過給機10と、排気の一部を吸気通路4に還流するEGR装置11と、エンジンコントロールユニット(ECU)12とを備える。
本実施形態では、ディーゼルエンジンの吸排気装置が、過給機10と、EGR装置11と、ECU12と、吸気通路4に設けられ吸気を絞るためのインテークスロットル(IT)21と、過給機10のコンプレッサ8の吐出側と吸入側とを連通するためのバイパス通路22と、そのバイパス通路22に設けられたブローオフバルブ(バイパス弁)24と、過給機10のコンプレッサ8の運転状態を検出するコンプレッサ状態検出手段とから構成され、ディーゼルエンジン1の過給圧を制御する。
吸気通路4は、下流端がエンジン本体2に接続され、上流端部にエアクリーナ26が設けられる。吸気通路4におけるエンジン本体2とエアクリーナ26との間には、過給機10のコンプレッサ8が配置され、そのコンプレッサ8の下流には、コンプレッサ8から吐出された吸気を冷却するインタークーラ28が設けられる。吸気通路4の下流端部には、インテークスロットル21が設けられる。そのインテークスロットル21は、後述するEGR通路31の注入口31aよりも上流側に配置される。
排気通路5は、上流端がエンジン本体2に接続され、下流端部に過給機10のタービン9が設けられる。また、排気通路5におけるタービン9の上流には、アウトレットスロットル29が設けられる。アウトレットスロットル29は、EGR通路31の取出口31bよりも下流側に配置される。
過給機10は、排気により回転駆動されるタービン9と、吸入空気を圧縮するためのコンプレッサ8と、タービン9をコンプレッサ8に連結する回転軸35とを備える。コンプレッサ8が、回転軸35を介してタービン9により駆動される。回転軸35には、回転軸35の回転数を検出するためのターボ回転計(Rotation sensor)36が設けられる。本実施形態では、そのターボ回転計36が、過給機10の回転数を検出するターボ回転数検出手段をなす。
本実施形態の吸気通路4には、コンプレッサ8の吸入側と吐出側とを連通するバイパス通路22が接続される。そのバイパス通路22は、一端がコンプレッサ8とインタクーラ28との間の吸気通路4に接続され、他端がコンプレッサ8とエアクリーナ26との間の吸気通路4に接続される。バイパス通路22には、バイパス通路22を開閉自在にするブローオフバルブ24が設けられる。本実施形態では、ブローオフバルブ24が、電磁弁を有しバキュームタンクなどに接続された負圧アクチュエータ37により駆動される。ブローオフバルブ24を開放側に作動することで、コンプレッサ8の吸入側と吐出側とが連通し、コンプレッサ8から吐出された吸気の一部が、バイパス通路22を通り、再びコンプレッサ8に吸入される(その流れを図1中点線矢印で示す)。
EGR装置11は、吸気通路4と排気通路5とを連通するためのEGR通路31と、EGR通路31を開閉するEGRバルブ(EGR valve,EGRV)32と、EGR通路31の排気を冷却するためのEGRクーラ(EGR cooler)34とを備える。EGR通路31は、一端(注入口31a側)が吸気通路4におけるエンジン本体2とインテークスロットル21との間に接続され、他端(取出口31b側)が排気通路5におけるエンジン本体2とアウトレットスロットル29との間に接続される。
本実施形態のコンプレッサ状態検出手段は、コンプレッサ8の吸入空気量(MAF)を検出する吸入空気量検出手段をなすMAFセンサ(吸入空気量センサ)41と、コンプレッサ8の吐出側圧力P2を検出する吐出圧検出手段をなす吐出圧センサ42と、コンプレッサ8の吸入側圧力P1を検出する吸入圧検出手段をなす吸入圧センサ43とを有する。MAFセンサ41は、吸気通路4におけるエアクリーナ26とコンプレッサ8との間で、バイパス通路22よりも上流に配置される。吐出圧センサ42は、吸気通路4におけるコンプレッサ8とインタークーラ28との間で、バイパス通路22よりも上流に配置される。吸入圧センサ43は、吸気通路4におけるエアクリーナ26とコンプレッサ8との間で、バイパス通路22よりも下流に配置される。
エアクリーナ26の上流には、バロメータおよび空気温度センサ46が設けられる。
エンジン本体2には、ブースト圧を検出するブースト圧センサ45と、エンジン回転数を検出するエンジン回転センサ(図示せず)とが設けられる。
ECU12には、MAFセンサ41、吐出圧センサ42、吸入圧センサ43、ターボ回転計36、ブースト圧センサ45、バロメータおよび空気温度センサ46、エンジン回転数センサ、図示しないアクセル開度センサなどが接続され、これらセンサからの信号が入力される。ECU12は、インテークスロットル21、EGRバルブ32、アウトレットスロットル29、負圧アクチュエータ37などに接続され、これらを駆動制御する。また、ECU12には、後述するサージング危険領域のデータが予め格納される。
エアクリーナ26を通って導入された吸気は、コンプレッサ8により圧縮された後、インタクーラ28において冷却されて、エンジン本体2の燃焼室に供給される。排気は、排気通路5を通ってタービン9を駆動した後、図示しない後処理装置等を通って排出される。
EGRバルブ32が開放される場合には、排気通路5を通る排気の一部が取出口31bからEGR通路31へ流れ、EGRクーラ34において冷却された後、注入口31aから吸気通路4へと還流される。その還流された排気(EGRガス)が、吸入空気(新気)と共にエンジン本体2に供給される。
次に、図2に基づき本実施形態で行われるEGR率の制御方法を説明する。
本実施形態では、MAFセンサ41により検出される吸入空気量を制御することで、EGR率を間接的に制御する。図2の上段のグラフは、吸入空気量(MAF)とEGR率との関係を示したものであり、EGR率が高くなると吸入空気量は低くなる。そこで、EGR率を高める場合には、吸入空気量を減少させるように、EGR率を低くする場合には、吸入空気量を増加させるように、ECU12がEGRバルブ32およびインテークスロットル21を開閉制御する。
具体的には、吸入空気量(EGR率)を、所定量A以上、所定量A未満から所定量B以上、所定量B未満の三つの領域に分けて、各領域ごとに異なるEGR率制御を行う。
図2の中段のグラフは、吸入空気量とインテークスロットル21の開度との関係を示したものである。グラフにおいて、インテークスロットル21の開度は、上側が閉、下側が開である。図2の下段のグラフは、吸入空気量とEGRバルブ32の開度との関係を示したものである。グラフにおいて、EGRバルブ32の開度は、インテークスロットル21の開度とは逆で、上側が開、下側が閉である。
一例として、吸入空気量を所定量A以上から所定量B未満まで低減(EGR率を増加)させる場合について説明する。
所定量A以上の領域では、インテークスロットル21を全開固定し、EGRバルブ32のみを開放側に作動する。これによりEGRガスが増加して、吸入空気量が低下する。
吸入空気量が所定量A未満、かつ所定量B以上の領域では、EGRバルブ32を開放側に作動すると共に、インテークスロットル21を閉鎖側に作動する。この領域では、EGRバルブ32の感度が所定量A以上の領域に比べ低下し、かつインテークスロットル21の感度が、十分に高くない(所定量B以下の領域に比べ低い)ことから、EGRバルブ32とインテークスロットル21との両方を協調制御する。これによりEGRガスが増加すると共に新気が減少して、吸入空気量がより低下する。
吸入空気量が、所定量B未満の領域では、EGRバルブ32を全開固定し、インテークスロットル21のみを閉鎖側に作動する。これにより吸入空気量がさらに低下する。
以上のように、ECU12が、EGRバルブ32とインテークスロットル21とを制御することで、EGR通路31からエンジン本体2へ流入する排ガスの環流量を調整され、目標とする吸入空気量(目標EGR率)が得られる。
本実施形態では、ECU12が、目標となる吸入空気量(EGR率)をエンジン運転状態(エンジン出力、エンジン回転数など)に基づいて決定する。具体的には、吸入空気量は、エンジン出力が高い場合には多く、エンジン出力が低い場合には、少なくなるように決定される。このため、インテークスロットル21の開度は、基本的に、エンジン出力が高い場合に大きく、エンジン出力が低い場合に小さくなる。
このことから、エンジン高出力状態から車両を急減速した場合には、インテークスロットル21が急激に閉じられ、サージングが発生する。
ここで、上述したように、インテークスロットル21は、エンジン高出力状態の場合に限らず、吸入空気量が所定量A以上の場合に常に全開となる。したがって、「背景技術」の欄で説明したガソリンエンジンのように、インテークスロットルの開度に基づいて、サージング発生を判断しようとすると、エンジン高出力状態でない状態から車両を急減速した場合にも、サージング発生のおそれがあると判断して、無駄にブローオフバルブを開放し、コンプレッサの運転効率を低下させてしまう。
そこで、本実施形態の吸排気装置は、インテークスロットル24の開度にかかわらず、コンプレッサ8の運転効率の低下を防止すべく、以下のような過給圧制御を行う。
その過給圧制御を実行するためのプログラムについて、図3のフローチャートを用いて説明する。プログラムは、ECU12に予め格納されており、ECU12により適宜実行される。
ステップS0は、スタートであり、例えば、ディーゼルエンジン1の始動時に開始される。
ステップS1では、アクセル開度センサにより検出されるアクセル開度APSと、エンジン回転センサにより検出されるエンジン回転数Neと、それらアクセル開度APS及びエンジン回転数Neに基づいて決定される燃料噴射量QとがECU12に読み込まれる。
ステップS2では、ECU12がアクセル開度APS、エンジン回転数Ne、および燃料噴射量Qに基づき車両が減速状態であるか否かを判断する。
ステップS2で、減速状態であると判断された場合、ステップS3に進む。一方、減速状態でないと判断された場合、ステップS1に戻る。
ステップS3では、ECU12に、MAFセンサ41により検出される吸入空気量(MAF)と、吐出圧センサ42により検出される吐出側圧力P2と、吸入圧センサ43により検出される吸入側圧力P1とが読み込まれる。さらに、ECU12は、吐出側圧力P2および吸入側圧力P1から圧力比P2/P1を算出する。
ステップS4では、ECU12が、コンプレッサ8の運転状態がサージング危険領域にあるか否かを判断(判定)する。本実施形態では、ECU12が、圧力比P2/P1と吸入空気量とに基づいて、コンプレッサマップ上の運転点を決定して、その運転点がサージング危険領域にあるか否かを判断する。具体的には、ECU12内に予め関数F(MAF、P2/P1)が格納され、その関数F(MAF、P2/P1)と吸入空気量と圧力比P2/P1とからECU12が判断する。関数F(MAF、P2/P1)は、例えば、後述する図4のコンプレッサマップ上のサージング危険ラインC2に基づき定義され、C2(MAF)<=P2/P1ならばサージング危険領域内であり、C2(MAF)>P2/P1ならばサージング危険領域外であるような関数である。
ステップS4で、コンプレッサ8の運転状態がサージング危険領域にあると判断された場合、ステップS5に進む。一方、ステップS4で、サージング危険領域にないと判断された場合、ステップS1に戻る。
ステップS5では、ECU12がブローオフバルブ24を開放側に作動する。
ステップS6は、リターンであり、例えば、ステップ0(スタート)に再び戻る。
次に、図4から図6に基づき、ステップ4で行われるコンプレッサ運転状態の判定と、ステップ5で行われるブローオフバルブ24との開放作動とについてより細かく説明する。
図4および図5は、コンプレッサ8の性能特性を示すコンプレッサマップであり、縦軸が、コンプレッサ8の吐出側圧力P2と吸入側圧力P1との圧力比P2/P1、横軸が吸入空気量(MAF)である。このコンプレッサマップ上において、コンプレッサ8の運転状態は、ステップS3で読み込んだ吸入空気量(MAF)と、ステップS3で算出した圧力比(P2/P1)とにより、マップ上の運転点として一義的に決定される。
図4および図5中のサージングラインC1は、コンプレッサ8のサージング限界を規定するラインであり、コンプレッサ8の運転点が、サージングラインC1よりも左側のサージング領域(斜線部)に入ると、サージングが発生する。サージング危険ラインC2は、サージングラインC1を基にブローオフバルブ24の応答性などを考慮して、コンプレッサ8ごとに適切に(任意に)設定され、サージングラインC1とサージング危険ラインC2との間の斜線部が、コンプレッサ8の運転点(運転状態)がサージング領域に突入する前の領域(プレサージ領域)であるサージング危険領域として設定される。このサージング危険ラインC2に基づいて、ステップS4の関数F(MAF,P2/P1)が定義される。サージング危険ラインC2よりも右側は、安定運転領域である。
まず、サージングを防止するためにブローオフバルブ24を開放側に作動する場合の一例について、図4から図6を用いて説明する。
図6は、上段から順に、アクセル開度(APS)、吸入空気量(MAF)、EGRバルブ開度およびインテークスロットル開度(EGRVおよびITV)、ブースト圧(Boost)および圧力比(P2/P1)のタイムチャートである。
時刻t0では、ブローオフバルブ24は閉鎖されており、エンジン1が高出力で運転されている(アクセル開度APSが全開)。このとき、コンプレッサ8の運転点が、図5中D1で示される位置にある。
時刻t1で、車両が急減速されて(アクセル開度APSが全閉)、燃料噴射量(Qfin)が所定のアイドル噴射量まで急激に低減されると、エンジン出力が急激にかつ大幅に低下する。エンジン出力の低下に合わせて、目標とする吸入空気量(目標MAF)が低い値に決定され、ECU12が、EGRバルブ32を開放側に作動する。時刻t2で、実際の吸入空気量(実MAF)が所定値(図2において所定値A)まで低下すると、ECU12は、インテークスロットル21を閉鎖側に作動する。
これにより、実際の吸入空気量が減少すると共に、コンプレッサ吐出側圧力P2が上昇する。これは、図5のコンプレッサマップ上では、運転点が左上側にシフトすることを意味する。つまり、コンプレッサ8の運転状態がサージング危険領域に近づくことになる。
時刻t3で、コンプレッサ8の運転点がサージング危険ラインC2上に位置すると(図5中D2で示す)、ECU12が、コンプレッサ8の運転状態がサージング危険領域内に入ったと判定し、ブローオフバルブ24を開放側に作動する(本実施形態では、全開にする)。これにより、コンプレッサ8から吐出された吸気の一部がコンプレッサ8の吸入側に戻り、吐出側圧力P2が急激に減少する。一方、吸気の一部がコンプレッサ8で循環することで、吸入空気量は減少する(EGR率は高められる)。これは、図5のコンプレッサマップ上では、運転点がD2から左下側へシフトすることを意味する。
吐出側圧力P2が減少した結果、コンプレッサ8の状態が、サージング危険領域から外れる。本実施形態では、コンプレッサ8の状態がサージング危険領域から外れた後も、コンプレッサ8の運転点(吸入空気量と圧力比P2/P1)が所定の値(D3)となるまで(例えば、過給機10の回転数が低下しなくなるまで)、ブローオフバルブ24が開かれる。その後、ブローオフバルブ24が閉鎖される。
次に、車両が減速される場合であってもブローオフバルブ24が閉じたまま保持される場合について、図4および図5を用いて説明する。ここでは、一例として、エンジン中負荷状態から車両を減速させた場合を説明する。
エンジンが中負荷状態の場合には、エンジンの運転点は、高負荷(高出力)状態での運転点D1よりも安定運転領域側のd1に位置する。
インテークスロットル21が閉鎖側に作動されると、上述したように吸入空気量が減少すると共にコンプレッサ吐出側圧力P2が上昇し、図5中運転点がd1からd2までシフトする。しかし、インテークスロットル作動前の運転点d1がD1よりも安定運転領域側に位置しているため、運転点d2でもコンプレッサ8の運転点がサージング危険領域内に入らない。つまり、この場合は、図3のステップS2で減速判定されるものの、ステップS4において、ECU12が、コンプレッサ8の運転状態がサージング危険領域にないと判断し、ECU12は、ブローオフバルブ24を閉じたまま保持する。
このように、本実施形態では、ディーゼルエンジン1に取り付けられた圧力センサ42、43と吸入空気量センサ41とを使用して、コンプレッサ8の運転状態(領域)がサージング危険領域になったら(サージング領域に近づいたら)、サージングを起こす前に電気的に(つまり、ECU12が制御することで)ブローオフバルブ24を開放する。一方、このコンプレッサ8の運転状態がサージング危険領域にならない場合には、インテークスロットル21の開度にかかわらず、ブローオフバルブ24を閉じたままに保持して過給圧を低下させない。
本実施形態では、実際の過給機10のコンプレッサマップを用いて、より実際の過給機10の状態(状況)に即したブローオフバルブ24の制御を行うことができる。それにより、過給圧を無駄に逃すことなく、過給機10のサージング発生を防止することができ、過給機10や吸気通路4などの破損や、騒音発生を確実に防止しつつ、かつ過給機10およびディーゼルエンジン1の運転効率を向上させることができる。
本実施形態の吸排気装置は、インテークスロットルが設けられサージング発生の問題が起きるようなディーゼルエンジンにおいて、単に減速判定をしてブローオフバルブを開放するのではない。すなわち、従来は、単純にアクセル開度、スロットル開度或いはコンプレッサ吐出側の圧力を検出して、その検出値から急減速を判定した場合にブローオフバルブを開放するものであった。そのため、コンプレッサが実際にサージング危険領域にない場合にも、ブローオフバルブが開放され、エネルギーのロスを招いていた。本実施形態では、コンプレッサ状態検出手段により、コンプレッサ8の運転状態がサージング危険領域にあるのか否かを判定することで、正確にコンプレッサ8の運転状態を把握することができ、インテークスロットル21が絞られてもサージング発生のおそれがないときにはブローオフバルブ24を無駄に開放することなく、コンプレッサ8のサージング発生を防止してディーゼルエンジン1を保護しつつ、コンプレッサ8およびディーゼルエンジン1の運転効率向上を図っている。
次に、図7に基づき他の実施形態を説明する。
本実施形態のディーゼルエンジンの吸排気装置は、上述した実施形態のディーゼルエンジンの吸排気装置とは、コンプレッサ状態検出手段の構成のみが異なり、他は同様である。
図4および図5のコンプレッサマップ上において、コンプレッサ8の運転状態は、吸入空気量(MAF)とターボ回転数(図4および図5中点線で示す)とによってもマップ上の運転点として一義的に決定される。
そこで、本実施形態では、コンプレッサ状態検出手段を、MAFセンサ41と、ターボ回転計36から構成し、ECU12が、吸入空気量と過給機10の回転数とに基づいて、コンプレッサマップ上の運転点を決定して、その運転点がサージング危険領域にあるか否かを判定する。
本実施形態での過給圧制御を実行するためのプログラムについて、図7のフローチャートを用いて説明する。図7のフローチャートは、図3のフローチャートとステップS3およびステップS4が異なり、それ以外は同様である。以下では、ステップS3およびステップS4のみ説明する。
ステップS3では、吸入空気量(MAF)と、過給機10(回転軸32)の回転数(Nturbo)とが読み込まれる。
ステップS4では、ECU12が、ECU12内に予め格納された関数F(MAF、Nturbo)と、吸入空気量と、過給機10の回転数Nturboとからコンプレッサ8の運転状態(運転点)がサージング危険領域にあるか否かを判断(判定)する。
さらに上述した実施形態と同様に、ステップS4で、コンプレッサ8の運転状態がサージング危険領域にあると判断された場合には、ステップS5が実行される。一方、ステップS4で、サージング危険領域にないと判断された場合には、ステップS1に戻る。
本実施形態でも上述の実施形態と同様の効果が得られる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されず、様々な変形例や応用例が考えられるものである。
例えば、本実施形態では、コンプレッサ8の運転状態がサージング危険領域内に入った時に、ブローオフバルブ24を全開まで開放側に作動させたが、これに限定されず、ブローオフバルブ24の開度をコンプレッサ8の運転状態に応じてより細かく制御することも考えられる。
また、本発明の吸排気装置を、燃料をピストンの圧縮上死点よりも前に噴いて燃料噴射終了後、所定の予混合期間を経て混合気を着火させる予混合燃焼方式を採用するエンジンに設けることが考えられる。その予混合燃焼方式エンジンでは、従来の燃焼方式よりも多くのEGR量が必要であり、EGR量を得るために吸入空気量を従来よりもさらに絞ることとになるが、本発明の吸排気装置を設けることで、サージング発生を防止しつつ、運転効率の向上を図ることができる。
本発明に係る一実施形態によるディーゼルエンジンの吸排気装置を示す。 本実施形態で行われるEGR率制御を説明するための図である。 本実施形態の過給圧制御のためのフローチャートである。 本実施形態のコンプレッサの運転状態を示すコンプレッサマップである。 本実施形態のコンプレッサの運転状態を示すコンプレッサマップである。 本実施形態のディーゼルエンジンおよび吸排気装置のタイムチャートである。 他の実施形態の過給圧制御のためのフローチャートである。
符号の説明
1 ディーゼルエンジン
4 吸気通路
5 排気通路
8 コンプレッサ
9 タービン
10 過給機
12 エンジンコントロールユニット(ECU)
21 インテークスロットル
22 バイパス通路
24 ブローオフバルブ
41、42、43 コンプレッサ状態検出手段

Claims (4)

  1. エンジンの吸排気通路に各々配置されるコンプレッサとタービンとを有する過給機と、上記コンプレッサからエンジン本体に至る吸気通路に配置されて吸気を絞るインテークスロットルと、上記コンプレッサの吐出側と吸入側とを連通するバイパス通路と、そのバイパス通路に配置されたブローオフバルブと、そのブローオフバルブと上記インテークスロットルとを各々制御すると共に、車両の減速時に上記コンプレッサのサージング発生を防止すべく上記ブローオフバルブを開くようにしたエンジンコントロールユニット(ECU)とを備えたディーゼルエンジンの吸排気装置において、
    上記コンプレッサの運転状態を検出するコンプレッサ状態検出手段を設けると共に、そのコンプレッサ状態検出手段で検出したコンプレッサの運転状態を上記ECUに入力し、他方上記ECUに、予め上記コンプレッサの運転状態がサージング領域に突入する前の領域であるサージング危険領域を格納しておき、
    上記車両の減速時に、上記ECUが、上記インテークスロットルの開度にかかわらず、上記コンプレッサ状態検出手段から入力される上記コンプレッサの運転状態が上記サージング危険領域内に入るまでは、上記ブローオフバルブを閉じたまま保持することを特徴とするディーゼルエンジンの吸排気装置。
  2. 上記コンプレッサ状態検出手段は、上記コンプレッサの吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段と、上記コンプレッサの吐出側圧力を検出する吐出圧検出手段と、上記コンプレッサの吸入側圧力を検出する吸入圧検出手段とからなり、
    上記ECUが、上記吐出側圧力と上記吸入側圧力との圧力比を算出すると共に、その圧力比と上記吸入空気量とに基づいて、コンプレッサマップ上の運転点を決定して、その運転点が上記サージング危険領域にあるか否かを判定する請求項1記載のディーゼルエンジンの吸排気装置。
  3. 上記コンプレッサ状態検出手段は、上記コンプレッサの吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段と、上記過給機の回転数を検出するターボ回転数検出手段とからなり、
    上記ECUが、上記吸入空気量と上記過給機の回転数とに基づいて、コンプレッサマップ上の運転点を決定して、その運転点が上記サージング危険領域にあるか否かを判定する請求項1記載のディーゼルエンジンの吸排気装置。
  4. 上記排気通路と上記吸気通路とを連通するためのEGR通路とそのEGR通路を開閉すると共に上記ECUにより制御されるEGRバルブとを備え、
    上記ECUが、上記インテークスロットルと上記EGRバルブとを制御して、上記EGR通路から上記エンジン本体へ流入する排ガスの環流量を調整する請求項1から3のいずれかに記載のディーゼルエンジンの吸排気装置。
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