JPH1136252A - 法肩の構造 - Google Patents
法肩の構造Info
- Publication number
- JPH1136252A JPH1136252A JP21017497A JP21017497A JPH1136252A JP H1136252 A JPH1136252 A JP H1136252A JP 21017497 A JP21017497 A JP 21017497A JP 21017497 A JP21017497 A JP 21017497A JP H1136252 A JPH1136252 A JP H1136252A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- guard rail
- grass
- laid
- weed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 法肩の雑草の繁殖を防止し、ガードレールな
どの危険防止構造物の機能を十分に発揮させ、またその
耐久性を増し、除草のための費用と労力を削減し、法肩
における危険な除草作業も不要とする。 【解決手段】 法肩際に沿ってガードレールなどの危険
防止構造物を設け、該危険防止構造物に沿ってその下の
地面を覆って帯状に防草カバーを敷設する。危険構造物
の下の地面が防草カバーで覆われるので、当該部分に雑
草が繁茂することがない。
どの危険防止構造物の機能を十分に発揮させ、またその
耐久性を増し、除草のための費用と労力を削減し、法肩
における危険な除草作業も不要とする。 【解決手段】 法肩際に沿ってガードレールなどの危険
防止構造物を設け、該危険防止構造物に沿ってその下の
地面を覆って帯状に防草カバーを敷設する。危険構造物
の下の地面が防草カバーで覆われるので、当該部分に雑
草が繁茂することがない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、法面の最上部の法
肩における安全を確保するための法肩の構造に関する。
肩における安全を確保するための法肩の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、法肩には安全を確保するために、
ガードレールやガードフェンスなどの危険防止構造物が
設けられている。法肩が舗装道路の路肩である場合は、
危険防止構造物の下の地面まで舗装が行われていること
が多いが、その他の場合には、危険防止構造物の下の地
面は土が露出した状態となっているのが一般的である。
ガードレールやガードフェンスなどの危険防止構造物が
設けられている。法肩が舗装道路の路肩である場合は、
危険防止構造物の下の地面まで舗装が行われていること
が多いが、その他の場合には、危険防止構造物の下の地
面は土が露出した状態となっているのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】舗装道路の路肩を除
き、一般の法肩では危険防止構造物の下の地面は土が露
出した状態となっているので、法肩には雑草が生え、ガ
ードレールなどの危険防止構造物が見難くなってしま
う。法肩の草刈りを行う場合は、草刈機の歯がガードレ
ールなどの支柱に当たってこれを傷つけたり、場合によ
っては草刈機の歯が割れ、飛び散って作業員に怪我をさ
せる事故も発生している。また、草刈りをした後の草は
ガードレールなどの近くで燃やされることが多く、ガー
ドレールの表面の塗装を傷めてさびの原因となるばかり
か、すすで黒ずんで見掛けの悪いものとなってしまうと
いう問題がある。
き、一般の法肩では危険防止構造物の下の地面は土が露
出した状態となっているので、法肩には雑草が生え、ガ
ードレールなどの危険防止構造物が見難くなってしま
う。法肩の草刈りを行う場合は、草刈機の歯がガードレ
ールなどの支柱に当たってこれを傷つけたり、場合によ
っては草刈機の歯が割れ、飛び散って作業員に怪我をさ
せる事故も発生している。また、草刈りをした後の草は
ガードレールなどの近くで燃やされることが多く、ガー
ドレールの表面の塗装を傷めてさびの原因となるばかり
か、すすで黒ずんで見掛けの悪いものとなってしまうと
いう問題がある。
【0004】本発明は、法肩の雑草の繁殖を防止し、ガ
ードレールなどの危険防止構造物の機能を十分に発揮さ
せ、またその耐久性を増し、除草のための費用と労力を
削減し、法肩における危険な除草作業も不要とするもの
である。
ードレールなどの危険防止構造物の機能を十分に発揮さ
せ、またその耐久性を増し、除草のための費用と労力を
削減し、法肩における危険な除草作業も不要とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、法肩際に沿っ
てガードレールなどの危険防止構造物を設け、該危険防
止構造物に沿ってその下の地面を覆って帯状に防草カバ
ーを敷設したことを特徴とする法肩の構造である。防草
カバーは、パネル状またはシート状のゴム又はプラスチ
ックを敷設してもよいし、パネル状のコンクリート、石
材又は金属をを敷設してもよいし、これらの材料の複合
パネルを敷設してもよい。
てガードレールなどの危険防止構造物を設け、該危険防
止構造物に沿ってその下の地面を覆って帯状に防草カバ
ーを敷設したことを特徴とする法肩の構造である。防草
カバーは、パネル状またはシート状のゴム又はプラスチ
ックを敷設してもよいし、パネル状のコンクリート、石
材又は金属をを敷設してもよいし、これらの材料の複合
パネルを敷設してもよい。
【0006】防草カバーの材料として、ゴムやプラスチ
ックの廃材の再生材料を用いれば、資源のリサイクルに
貢献できるばかりでなく、安価であり、軽いので施工も
楽である。このような軽量の材料を用いるときは、釘や
細い杭などで防草カバーを地面に固定することが望まし
い。
ックの廃材の再生材料を用いれば、資源のリサイクルに
貢献できるばかりでなく、安価であり、軽いので施工も
楽である。このような軽量の材料を用いるときは、釘や
細い杭などで防草カバーを地面に固定することが望まし
い。
【0007】防草カバーが危険防止構造物に沿ってその
下の地面を覆って帯状に敷設されるので、危険防止構造
物の下からは雑草が生えることがない。また、道路の路
肩に用いた場合には、法面の雑草が道路上にまで進出し
て繁殖しようとするのを、帯状の防草カバーが遮断して
食い止める作用も有する。
下の地面を覆って帯状に敷設されるので、危険防止構造
物の下からは雑草が生えることがない。また、道路の路
肩に用いた場合には、法面の雑草が道路上にまで進出し
て繁殖しようとするのを、帯状の防草カバーが遮断して
食い止める作用も有する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施例を表した図面に基づ
いて、本発明を詳細に説明する。図1は実施例の法肩の
構造を示す断面図、図2は防草カバー1の上面図、図3
は防草カバー10の上面図、図4は支柱11の根元の断
面図、図5は防草カバー10の継目の断面図である。
いて、本発明を詳細に説明する。図1は実施例の法肩の
構造を示す断面図、図2は防草カバー1の上面図、図3
は防草カバー10の上面図、図4は支柱11の根元の断
面図、図5は防草カバー10の継目の断面図である。
【0009】図1の路肩の構造では、法肩際に沿って危
険防止構造物としてガードレール2を設けている。ガー
ドレール2の下の地面には、ガードレール2に沿って幅
約1mの防草カバー1を帯状に敷設している。防草カバ
ー1はタイヤの廃材を再生したゴム製で、厚さが約1c
mである。防草カバー1は、図2に示すように、ガード
レール1の支柱3のための半円形の切欠を有するカバー
パネル1aと、切欠を有しないカバーパネル1bとを組
み合わせて敷設されている。それぞれのカバーパネルの
4隅及び継目は、固定杭4で固定されている。固定杭4
は金属製で、上部が鉤状に曲げられているものである。
それぞれのカバーパネル1a、1bには、固定杭で固定
するための貫通孔をあらかじめ設けておくことが望まし
い。
険防止構造物としてガードレール2を設けている。ガー
ドレール2の下の地面には、ガードレール2に沿って幅
約1mの防草カバー1を帯状に敷設している。防草カバ
ー1はタイヤの廃材を再生したゴム製で、厚さが約1c
mである。防草カバー1は、図2に示すように、ガード
レール1の支柱3のための半円形の切欠を有するカバー
パネル1aと、切欠を有しないカバーパネル1bとを組
み合わせて敷設されている。それぞれのカバーパネルの
4隅及び継目は、固定杭4で固定されている。固定杭4
は金属製で、上部が鉤状に曲げられているものである。
それぞれのカバーパネル1a、1bには、固定杭で固定
するための貫通孔をあらかじめ設けておくことが望まし
い。
【0010】防草カバーを地面に固定する手段は、実施
例に限るものではなく、種々の公知手段を採用できる。
また、防草カバーをコンクリート製などの重量のあるも
のとする場合には、固定手段は必ずしも必要ではない。
例に限るものではなく、種々の公知手段を採用できる。
また、防草カバーをコンクリート製などの重量のあるも
のとする場合には、固定手段は必ずしも必要ではない。
【0011】図3に示す防草カバー10は、継目から生
える僅かな雑草も許さないように配慮したものである。
防草カバー10は、図3に示すように、ガードレールの
支柱11のための円形の切欠とこれにいたる切込を有す
るカバーパネル10aと、切欠や切込を有しないカバー
パネル10bとを組み合わせて敷設されている。支柱1
1の根元には、図4に示すように、その外周から鍔状に
突出するフランジ部12を設け、フランジ部12の上に
防草カバーが敷設される。この例はフランジ部が支柱と
は別体になっているが、溶接などにより支柱に一体に形
成してもよい。フランジ部12により支柱11と防草カ
バー10の間が完全に塞がれ、雑草が生え出る隙間がな
くなる。カバーパネルどうしの継目13や切込の継目1
4の下側には、図5に示すように、防草シート15が敷
き込まれている。防草シート15は細かい繊維質の薄い
シート(雑草防止用として市販されているもの)であ
る。これにより継目が完全に塞がれるので、継目から雑
草が繁茂することもなくなる。防草シートとしては、
紙、布、不織布、プラスチック等の薄いシートが好適で
ある。
える僅かな雑草も許さないように配慮したものである。
防草カバー10は、図3に示すように、ガードレールの
支柱11のための円形の切欠とこれにいたる切込を有す
るカバーパネル10aと、切欠や切込を有しないカバー
パネル10bとを組み合わせて敷設されている。支柱1
1の根元には、図4に示すように、その外周から鍔状に
突出するフランジ部12を設け、フランジ部12の上に
防草カバーが敷設される。この例はフランジ部が支柱と
は別体になっているが、溶接などにより支柱に一体に形
成してもよい。フランジ部12により支柱11と防草カ
バー10の間が完全に塞がれ、雑草が生え出る隙間がな
くなる。カバーパネルどうしの継目13や切込の継目1
4の下側には、図5に示すように、防草シート15が敷
き込まれている。防草シート15は細かい繊維質の薄い
シート(雑草防止用として市販されているもの)であ
る。これにより継目が完全に塞がれるので、継目から雑
草が繁茂することもなくなる。防草シートとしては、
紙、布、不織布、プラスチック等の薄いシートが好適で
ある。
【0012】
【発明の効果】本発明の法肩の構造は、法肩の雑草の繁
殖を防止し、ガードレールなどの危険防止構造物の機能
を十分に発揮させる。また、除草のための費用と労力が
大幅に削減され、法肩における危険な除草作業も不要と
なるものである。
殖を防止し、ガードレールなどの危険防止構造物の機能
を十分に発揮させる。また、除草のための費用と労力が
大幅に削減され、法肩における危険な除草作業も不要と
なるものである。
【図1】実施例の法肩の構造を示す断面図である。
【図2】実施例の防草カバー1の敷設状態の上面図であ
る。
る。
【図3】実施例の防草カバー10の敷設状態の上面図で
ある。
ある。
【図4】支柱11の根元の断面図である。
【図5】防草カバー10の継目の断面図である。
1 防草カバー 2 ガードレール 3 支柱 4 固定杭 10 防草カバー 11 支柱 12 フランジ部 13 継目 14 継目 15 防草シート
Claims (5)
- 【請求項1】 法肩際に沿ってガードレールなどの危険
防止構造物を設け、該危険防止構造物に沿ってその下の
地面を覆って帯状に防草カバーを敷設したことを特徴と
する法肩の構造 - 【請求項2】 請求項1の法肩の構造において、防草カ
バーがゴム又はプラスチック製のパネルであることを特
徴とする法肩の構造 - 【請求項3】 請求項1の法肩の構造において、防草カ
バーがコンクリート、石材又は金属製のパネルであるこ
とを特徴とする法肩の構造 - 【請求項4】 請求項1、2又は3の法肩の構造におい
て、防草カバーに継目を設け、その継目の下側に紙、
布、不織布、プラスチック等の防草シートを敷設したこ
とを特徴とする法肩の構造 - 【請求項5】 請求項1、2、3又は4の法肩の構造に
おいて、ガードレールなどの危険防止構造物の支柱の根
元に、その外周から鍔状に突出するフランジ部を設け、
該フランジ部の上に防草カバーを敷設したことを特徴と
する法肩の構造
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21017497A JPH1136252A (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 法肩の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21017497A JPH1136252A (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 法肩の構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1136252A true JPH1136252A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16585013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21017497A Pending JPH1136252A (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 法肩の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1136252A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100732465B1 (ko) | 2006-09-28 | 2007-06-27 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 방호 울타리 |
KR100763313B1 (ko) * | 2007-05-09 | 2007-10-04 | (유)남일산업 | 벨크로드를 이용한 방초시트의 구조 및 그 시공방법. |
KR100872707B1 (ko) | 2008-06-09 | 2008-12-05 | 신용섭 | 도로 보호 겸용 도로변 식물 성장 억제용 덮개시설 |
KR100944406B1 (ko) | 2008-06-10 | 2010-03-03 | 윤종경 | 소형동물 보호용 도로 경계석 |
KR101036870B1 (ko) | 2010-07-16 | 2011-05-25 | 재 술 나 | 가드레일의 식물 성장 억제 및 동물 침입 방지 장치 |
JP2014009493A (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-20 | Dainippon Plastics Co Ltd | 防草シート一体距離標 |
-
1997
- 1997-07-22 JP JP21017497A patent/JPH1136252A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100732465B1 (ko) | 2006-09-28 | 2007-06-27 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 방호 울타리 |
KR100763313B1 (ko) * | 2007-05-09 | 2007-10-04 | (유)남일산업 | 벨크로드를 이용한 방초시트의 구조 및 그 시공방법. |
KR100872707B1 (ko) | 2008-06-09 | 2008-12-05 | 신용섭 | 도로 보호 겸용 도로변 식물 성장 억제용 덮개시설 |
KR100944406B1 (ko) | 2008-06-10 | 2010-03-03 | 윤종경 | 소형동물 보호용 도로 경계석 |
KR101036870B1 (ko) | 2010-07-16 | 2011-05-25 | 재 술 나 | 가드레일의 식물 성장 억제 및 동물 침입 방지 장치 |
JP2014009493A (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-20 | Dainippon Plastics Co Ltd | 防草シート一体距離標 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101354485B1 (ko) | 방초 시트의 시공방법 | |
US6446400B1 (en) | Anti-vegetation tile system | |
JPH1136252A (ja) | 法肩の構造 | |
JP2006177122A (ja) | 防草構体 | |
JP2008163689A (ja) | 防草構造および防草方法 | |
JP4407916B2 (ja) | 路肩ブロックの製造方法 | |
JP2008184814A (ja) | 法面保護材 | |
KR101414549B1 (ko) | 신설 도로변에 설치되는 지압형 방초 매트의 시공 방법 | |
JP4208883B2 (ja) | 舗装構造及び舗装工法 | |
KR101944376B1 (ko) | 식생 억제 블럭체 | |
JP3704518B2 (ja) | 沿道被覆工及びその被覆マット | |
JP2004166667A (ja) | 防草シートおよびその敷設方法 | |
JP7287868B2 (ja) | 防草シートの敷設構造 | |
JPH09154420A (ja) | 防草マット及びその施工法 | |
KR20060135166A (ko) | 가드레일의 식물 성장 억제 구조 | |
JP3134088U (ja) | 法面の防草構造 | |
KR20230076682A (ko) | 시공이 용이한 친환경 도로변 매트 | |
KR101258044B1 (ko) | 초목성장 억제수단과 로드 킬 방지수단을 구비한 도로 방호책 | |
KR101995969B1 (ko) | 방초매트 고정구 | |
KR102227006B1 (ko) | 제초 및 야생동물 차단용 다목적 매트 | |
JP2001008547A (ja) | 植生マットとその製造方法 | |
KR200373217Y1 (ko) | 가드레일 주변의 잡초 성장 억제 구조 | |
KR200166832Y1 (ko) | 필터가내장된가로수보호대 | |
JPH09302638A (ja) | 無用植物の発生防止具 | |
KR100763831B1 (ko) | 가드레일 주변의 잡초 성장 억제 방법 |