JPH1136162A - 織機用オサ - Google Patents

織機用オサ

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JPH1136162A
JPH1136162A JP9207290A JP20729097A JPH1136162A JP H1136162 A JPH1136162 A JP H1136162A JP 9207290 A JP9207290 A JP 9207290A JP 20729097 A JP20729097 A JP 20729097A JP H1136162 A JPH1136162 A JP H1136162A
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JP
Japan
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biased
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JP9207290A
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English (en)
Inventor
Tomotoshi Miyamukai
智利 宮向
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TAKAYAMA READ KK
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TAKAYAMA READ KK
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/27Drive or guide mechanisms for weft inserting
    • D03D47/277Guide mechanisms
    • D03D47/278Guide mechanisms for pneumatic looms

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Looms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネップヤーン、極細糸、太さの変化する糸な
どを用いて経糸切れを発生することなく高品質の織布を
得ることを可能にする。 【解決手段】 多数のオサ羽の全部又は大部分が、隣接
配置された上側偏倚オサ羽11と下側偏倚オサ羽12、
直線オサ羽22と上下偏倚オサ羽23、直線オサ羽22
と上側偏倚オサ羽11又は直線オサ羽22と下側偏倚オ
サ羽12で構成されている。上側偏倚オサ羽11は、打
込部16と上固定端15との間が後方に偏倚している。
下側偏倚オサ羽12は、打込部16と下固定端17との
間が後方に偏倚している。上下偏倚オサ羽23は、上固
定端15と打込部16との間及び打込部16と下固定端
17との間が後方に偏倚している。経糸が開口位置にあ
るときには、経糸は前後方向の偏倚によって実質的に拡
げられた経糸通路を通っており、一方、オサ打ちの瞬間
においては経糸間隔が一定に揃えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、織機のオサに関
するもので、コブ状の節のあるネップヤーンや、極細
糸、太さの変化する糸などを製織するのに特に適したオ
サに関するものである。
【0002】
【従来の技術】製織は、ヘルドの上下動により、隣接す
る経糸を1本ずつまたは所定本数をまとめたものを交互
に上下動して形成した緯入れ用の開口に、シャトル、レ
ピア、エアー、ウォーターなどの搬送手段により緯糸を
挿通し、当該緯糸を開口を閉じる動作に合わせて織前に
打ち込むという運動を繰り返すことによって行われる。
経糸はオサ羽の間に1本ずつ(1本通し)挿通されるの
が理想であるが、一般的な織物では経糸の太さ、密度、
オサ羽の強度等から2本通しが普通であり、特殊な織物
では3本〜4本通しがよく行われる。しかし2本通し以
上にしたときは、得られた織布に経糸の間隔が時に不揃
えになる欠点が生じ、織布の品質を低下させる。
【0003】近時の消費者ニーズの多様化により、製織
に使用される経糸の種類も非常に多くなっており、非常
に細い糸や、表面が滑らかで滑りやすい糸や、太さが変
化する糸や、糸に一定間隔または不規則な間隔でコブ状
の節を設けたネップヤーンなどが経糸として用いられる
場合が多くなってきている。オサにおける経糸通路の幅
すなわち隣接するオサ羽相互の間隔は、経糸の太さより
若干広くするのが適当であるが、オサ羽はその強度や剛
性を維持するために、ある程度の厚さが必要であり、経
糸密度の高い織物を得ようとすると、オサの緯糸通路を
経糸の太さより狭くせざるを得なくなるということが起
こる。特に細い経糸を用いて経糸密度の高い織物を得よ
うとすると、単位幅当たりのオサ羽の本数が多くなるた
め、充分な経糸通路幅を確保できなくなる。このような
ときに前述した2本通し以上が行われるのであるが、前
述したとおり織布の品質が低下する。
【0004】さらに太さの変化する糸やネップヤーンを
経糸として用いると、糸が太くなっている箇所やネップ
ヤーンの節の部分がオサ羽の間を通過するときにその通
過が妨げられ、糸切れが発生するというようなことが起
こる。特に経糸が細くてしかも太さが変化する糸であっ
たり、ネップヤーンであったりすると、糸が切れやすく
かつオサ羽の間隔も狭くならざるを得ないので、経糸切
れが頻発して製織が不可能になる。また織機が高速にな
ると、経糸に対するオサ羽の摺擦速度が増加するので、
経糸切れが発生するおそれはさらに高くなる。
【0005】また経糸の長さは有限であり、製織中に経
糸切れを生ずることもあるので、製織を継続するときは
経糸の端部相互を繋がなければならない。通常はノッタ
で経糸の端部相互を結んで経糸を繋いでいるが、この繋
ぎ目は当然他の箇所より太くなっている。このとき経糸
が表面の滑りやすい糸であると、結節部がオサ羽で擦ら
れる間に、結節部が滑りほどけて織機が停止する。この
トラブルによる停台は、単なる経糸切れの場合と異な
り、修復作業が非常に面倒である。
【0006】経糸としてネップヤーンや細い糸を用いた
ときの上述のような問題を回避するため、図9ないし1
1に示すダブルオサと呼ばれているオサが提案されてい
る。このオサは経糸挿通方向のオサ羽の位置を交互にず
らして千鳥状に配置したものである。図9の例では、直
線オサ羽22、22を上チャンネル26及び下チャンネ
ル27に前後(織機の前方から見て前後)にずらして固
定することにより、経糸通過部分のオサ羽が前後方向に
交互にずれるようにしている。また図10に示したもの
では、真っ直ぐなオサ羽22と上下の固定端を前方に偏
倚させたオサ羽28とを用いて経糸通過部分のオサ羽が
交互に偏倚した位置となるようにしている。現実には上
チャンネル13や下チャンネル14の厚さTを大きくす
ることができないので、直線状のオサ羽を前後にずらす
という図9の構造では、オサ羽の幅(織機の前方から見
たときの前後幅)が小さくなって、オサ羽の強度及び剛
性が不足するため、直線状のオサ羽22と固定端を前方
に偏倚させたオサ羽28とを用いる図10の構造が実用
的である。
【0007】このような構造のダブルオサ羽を用いたと
きは、図11に示すように、経糸5が通過する部分で
は、経糸の両側にあるオサ羽が前後にずれているため、
前方から見たときのオサ羽相互の間隔Pを広くせずに、
実質的な経糸の通路間隔WPを広くすることができるの
で、細い経糸を高密度にして製織するときやネップヤー
ンを経糸として用いるときの上述したような問題が回避
され、経糸切れの発生を防止できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところがダブルオサを
用いると、得られる織布の品質が低下するという問題が
あった。この発明は、ダブルオサを用いると、細い経糸
を用いてより経糸密度の高い織布を得ることができると
いう特徴や、経糸としてネップヤーンなどを用いたとき
の経糸切れの発生を回避できるという特徴を維持しつ
つ、得られる織布の品質が低下するという問題を解決し
て、より装飾性の高い各種品質の織物をより安定に製織
することができるようにすることを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の織機用オサ
は、オサを形成する多数のオサ羽の全部又は大部分が、
隣接配置された上側偏倚オサ羽11と下側偏倚オサ羽1
2、隣接配置された直線オサ羽22と上下偏倚オサ羽2
3、隣接配置された直線オサ羽22と上側偏倚オサ羽1
1又は隣接配置された直線オサ羽22と下側偏倚オサ羽
12で構成されていることを特徴とする。
【0010】オサ羽は、上チャンネル13に固定される
上固定端15と、下チャンネル14に固定される下固定
端17とを備え、通常はその中間に位置して織前に打ち
込まれる打込部16を備えている。打込部16は、オサ
羽の中央に位置しているとは限らず、上方又は下方に偏
っていたり、また経糸に引かれて織前が上下するため
に、ある幅を有している場合もある。この明細書で言う
直線オサ羽22は、上固定端15と打込部16との間及
び打込部16と下固定端17との間が直線状のオサ羽で
ある。
【0011】上側偏倚オサ羽11は、下固定端17と打
込部16との間が直線状で打込部16と上固定端15と
の間が後方に偏倚しかつその偏倚部18と打込部16と
の間を繋ぐ前縁が段を有しない斜辺19または湾曲辺で
あるオサ羽であり、下側偏倚オサ羽12は、上固定端1
5と打込部16との間が直線状で打込部16と下固定端
17との間が後方に偏倚しかつその偏倚部18と打込部
16との間を繋ぐ前縁が段を有しない斜辺19または湾
曲辺であるオサ羽である。
【0012】また上下偏倚オサ羽23は、上固定端15
と打込部16との間及び打込部16と下固定端17との
間が後方に偏倚しかつその偏倚部18と打込部16との
間を繋ぐ前縁が段を有しない斜辺19または湾曲辺であ
るオサ羽である。
【0013】オサ羽は、剛性が満足されれば板厚は薄い
ほど良いことは勿論である。本願のオサにおいて、最適
なオサを得るのに必要であれば、例えば厚いオサ羽と薄
いオサ羽を交互に配置するなど、隣接するオサ羽の板厚
を異なる厚さのものとすることができる。
【0014】請求項5の発明に係る織機用オサは、上記
構成を備えた空気噴射織機用のオサであり、多数のオサ
羽の全部又は大部分が、打込部16に空気案内路を形成
するための上顎24及び/又は下顎25を備えている。
【0015】
【作用】図9及び図10に示した従来構造のダブルオサ
では、織前に打ち込まれる部分におけるオサの水平断面
上でのオサ羽の配置が、図11に示すように千鳥状の配
置になる。そのためオサの前方から見たときのオサ羽相
互の間隔P(経糸通路の幅)より太い経糸を挿通したと
き、当該経糸は前後に偏倚している隣接するオサ羽相互
の間を蛇行した状態で通過していく。従ってこの状態で
緯糸が織前に打ち込まれたとき、前方に位置するオサ羽
相互の間に2本ずつ経糸が挿通された状態でオサ打ちが
行われることとなり、従来の2本通しの場合と同様に経
糸間隔が不揃いとなって、得られる織布の品質が低下す
る。また、織前側のオサ羽のみで緯糸を織前に打ち込み
するので、このオサ羽の変形や固定端の破損が多く発生
する。
【0016】一方、この発明のオサを用いたときは、経
糸が開口位置にあってオサが高速で移動するときには、
従来構造のダブルオサと同様に、経糸は前後方向の偏倚
によって実質的に拡げられた経糸通路を通っており、一
方、オサの揺動速度が低下して織前に打ち込まれるとき
には、オサの前進及び開口の閉鎖運動に伴って、経糸が
打込部に移動し、この打込部16においては、隣接する
オサ羽の前後方向位置は偏倚しておらず、かつ偏倚部1
8から打込部16への案内が斜辺19ないし湾曲辺によ
り滑らかに行われるので、オサ打ちの瞬間においては経
糸間隔が一定に揃えられるため、得られる織布の品質が
低下することがない。
【0017】偏倚部18から打込部16に移動してきた
経糸は、前後に偏倚していないオサ羽相互の場合によっ
ては糸の太さや節より狭い間隔の経糸通路を通過するこ
ととなるが、このときオサの揺動速度は遅くなってお
り、また経糸がオサによって摺擦されるストロークのう
ちのわずかな部分であるので、これによって経糸が損傷
したり経糸切れを生ずるおそれは極めて少ない。そして
緯糸の打込みは全てのオサ羽で行うので、従来のダブル
オサよりオサ羽の変形が少なくオサ自体の耐久性も高
い。
【0018】
【発明の実施の形態】図1ないし図4はこの発明の第1
実施例を示した図である。図1はオサの側面図で、Fは
打込時の位置を、Rはオサが退避したときの位置を示
す。図において、1はオサ、2はオサを固定しているス
レー、3は織布、4は織前、5a、5bは開口状態での
経糸を示す。
【0019】オサ1は図1に示す上側偏倚オサ羽11と
下側偏倚オサ羽12とを交互に並べて、上チャンネル1
3と下チャンネル14との間に固定した構造をしてい
る。図3に上側偏倚オサ羽11と下側偏倚オサ羽12を
示す。下側偏倚オサ羽12は上チャンネル13に固定さ
れる上固定端15と織前4に打ち込まれる位置である打
込部16との間が直線状で、打込部16と下チャンネル
14に固定される下固定端17との間が後方(反織前
側)に偏倚した形状をしている。また上側偏倚オサ羽1
1は下固定端17と打込部16との間が直線状で、打込
部16と上固定端15との間が後方に偏倚した形状をし
ている。オサ羽の後方に偏倚した部分18の前縁と打込
部16の前縁とは斜辺19により繋がっている。この斜
辺の代わりにたとえばS字状に湾曲した屈曲辺とするこ
とができる。偏倚部18の偏倚量は、直線状部20のオ
サ羽の幅21より大きい。
【0020】図2はオサ羽の一部の正面図であり、図4
の(a)、(b)、(c)は図2の正面図におけるA
部、B部及びC部の断面端面図である。図4から理解さ
れるように、開口状態にある経糸と摺擦するA部及びC
部は、オサ羽が千鳥に配置された状態となっており、隣
接するオサ羽相互の間に大きな経糸挿通用の開口が形成
されている。一方、図4(b)の打込部においては、す
べてのオサ羽が同一位置に並んでおり、従って各オサ羽
により隣接する経糸との関係が正確に規定された状態で
オサ打ちが行われる。
【0021】図5はこの発明の第2実施例を示したオサ
の側面図である。この実施例のオサは直線オサ羽22と
上下偏倚オサ羽23とを交互に並べて、上チャンネル1
3と下チャンネル14との間に固定した構造をしてい
る。上下偏倚オサ羽23は、上下固定端15、17と打
込部16との間が共に後方(反織前側)に偏倚した形状
をしている。オサ羽の後方に偏倚した部分18の前縁と
打込部16の前縁とは第1実施例と同じく斜辺19で繋
がっている。
【0022】第2実施例のオサの正面図は第1実施例の
図2と同じく、A部及びC部の断面端面図は図4の
(a)で表され、B部の断面端面図は図4の(b)で表
される。A部及びC部のオサ羽は千鳥状に配置された状
態となっており、B部即ち打込部16においては全ての
オサ羽が同一位置に並んでおり、第1実施例と全く同じ
作用と効果がある。
【0023】図6はこの発明の第3実施例を示したオサ
の側面図である。この実施例のオサは直線オサ羽22と
上側偏倚オサ羽11とを交互に並べて上下チャンネル1
3、14との間に固定した構造をしている。この場合の
図2のA部は図4の(a)で表しているが、下側偏倚オ
サ羽との組合わせも可能である。織物によってはオサ羽
の間に数本の経糸を挿通することがあり、しかも上開口
状態の経糸本数が下開口状態の経糸本数より多い場合も
ある。このような織物には、第3実施例のオサを使用し
ても第1や第2実施例のオサと同様な作用効果がある。
【0024】図7は本発明の思想を空気噴射織機用オサ
に適用した第4実施例、図8は同第5実施例である。図
7のオサは上下偏倚オサ羽23と空気案内路を形成する
ための上顎24及び下顎25を備えている直線オサ羽2
2とをに組み合わせたオサである。
【0025】図8のオサは図7のオサの上下偏倚オサ羽
の代わりに上側偏倚オサ羽11を組み合わせたものであ
る。この実施例(図7、8)では偏倚オサ羽に上顎2
4、下顎25を備えていないが、上下顎を又は片方の顎
のみを形成することも可能である。また第1実施例と同
様に、上顎、下顎を若しくはいずれかの顎を備えた上側
偏倚オサ羽11と下側偏倚オサ羽12を隣接して配置す
ることも勿論可能である。
【0026】空気噴射織機は高速回転での製織が特徴で
あり、本発明のオサは多様な経糸に対しても経糸切れを
防止し、織物の経糸密度を正しく保ってその特徴を発揮
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のオサの側面図
【図2】オサの正面図
【図3】上下偏倚オサ羽の側面図
【図4】図2のA、B、C部の断面端面図
【図5】第2実施例のオサの側面図
【図6】第3実施例のオサの側面図
【図7】空気噴射織機用オサへの適用例を示すオサの側
面図
【図8】空気噴射織機用オサへの他の適用例を示すオサ
の側面図
【図9】従来構造のダブルオサの側面図
【図10】従来構造のダブルオサの他の例を示す側面図
【図11】ダブルオサの打込部の断面端面図
【符号の説明】
11 上側偏倚オサ羽 12 下側偏倚オサ羽 13 上チャンネル 14 下チャンネル 15 上固定端 16 打込部 17 下固定端 18 偏倚部 19 斜辺 22 直線オサ羽 23 上下偏倚オサ羽 24 上顎 25 下顎

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上チャンネル(13)に固定される上固定端
    (15)と、下チャンネル(14)に固定される下固定端(17)
    と、その中間に位置して織前に打ち込まれる打込部(16)
    とを備えた多数のオサ羽を含んで形成され、前記多数の
    オサ羽には、上固定端(15)と打込部(16)との間が直線状
    で打込部(16)と下固定端(17)との間が後方に偏倚しかつ
    その偏倚部(18)と打込部(16)との間を繋ぐ前縁が段を有
    しない斜辺(19)または湾曲辺である下側偏倚オサ羽(12)
    と、下固定端(17)と打込部(16)との間が直線状で打込部
    (16)と上固定端(15)との間が後方に偏倚しかつその偏倚
    部(18)と打込部(16)との間を繋ぐ前縁が段を有しない斜
    辺(19)または湾曲辺である上側偏倚オサ羽(11)とが含ま
    れており、上記下側偏倚オサ羽(12)と上側偏倚オサ羽(1
    1)とが隣接して配置されていることを特徴とする、織機
    用オサ。
  2. 【請求項2】 上チャンネル(13)に固定される上固定端
    (15)と、下チャンネル(14)に固定される下固定端(17)
    と、その中間に位置して織前に打ち込まれる打込部(16)
    とを備えた多数のオサ羽を含んで形成され、前記多数の
    オサ羽には、上固定端(15)と打込部(16)との間及び打込
    部(16)と下固定端(17)との間が直線状である直線オサ羽
    (22)と、上固定端(15)と打込部(16)との間及び打込部(1
    6)と下固定端(17)との間が後方に偏倚しかつその偏倚部
    (18)と打込部(16)との間を繋ぐ前縁が段を有しない斜辺
    (19)または湾曲辺である上下偏倚オサ羽(23)とが含まれ
    ており、上記直線状オサ羽(22)と上下偏倚オサ羽(23)と
    が隣接して配置されていることを特徴とする、織機用オ
    サ。
  3. 【請求項3】 上チャンネル(13)に固定される上固定端
    (15)と、下チャンネル(14)に固定される下固定端(17)
    と、その中間に位置して織前に打ち込まれる打込部(16)
    とを備えた多数のオサ羽を含んで形成され、前記多数の
    オサ羽には、上固定端(15)と打込部(16)との間及び打込
    部(16)と下固定端(7) との間が直線状である直線オサ羽
    (22)と、下固定端(17)と打込部(16)との間が直線状で打
    込部(16)と上固定端(15)との間が後方に偏倚しかつその
    偏倚部(18)と打込部(16)との間を繋ぐ前縁が段を有しな
    い斜辺(19)または湾曲辺である上側偏倚オサ羽(11)とが
    含まれており、上記直線オサ羽(22)と上側偏倚オサ羽(1
    1)とが隣接して配置されていることを特徴とする、織機
    用オサ。
  4. 【請求項4】 上チャンネル(13)に固定される上固定端
    (15)と、下チャンネル(14)に固定される下固定端(17)
    と、その中間に位置して織前に打ち込まれる打込部(16)
    とを備えた多数のオサ羽を含んで形成され、前記多数の
    オサ羽には、上固定端(15)と打込部(16)との間及び打込
    部(16)と下固定端(17)との間が直線状である直線オサ羽
    (22)と、上固定端(15)と打込部(16)との間が直線状で打
    込部(16)と下固定端(17)との間が後方に偏倚しかつその
    偏倚部(18)と打込部(16)との間を繋ぐ前縁が段を有しな
    い斜辺(19)または湾曲辺である下側偏倚オサ羽(12)とが
    含まれており、上記直線オサ羽(22)と下側偏倚オサ羽(1
    2)とが隣接して配置されていることを特徴とする、織機
    用オサ。
  5. 【請求項5】 多数のオサ羽には、打込部(16)に空気案
    内路を形成するための上顎(24)及び/又は下顎(25)を備
    えたオサ羽が含まれている、空気噴射織機のための請求
    項1、2、3または4記載の織機用オサ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE1016547A3 (nl) * 2005-03-15 2007-01-09 Picanol Nv Riet voor een weefmachine en weefmachine.
CN104988646A (zh) * 2015-07-28 2015-10-21 苏州市丹纺纺织研发有限公司 一种织机全贴合式钢筘
WO2020255922A1 (ja) * 2019-06-15 2020-12-24 高山リード株式会社 織機用筬
WO2023188087A1 (ja) * 2022-03-30 2023-10-05 高山リード株式会社 織機用の筬

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