JPH1135866A - フッ素樹脂印刷インキ組成物 - Google Patents

フッ素樹脂印刷インキ組成物

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JPH1135866A
JPH1135866A JP19842197A JP19842197A JPH1135866A JP H1135866 A JPH1135866 A JP H1135866A JP 19842197 A JP19842197 A JP 19842197A JP 19842197 A JP19842197 A JP 19842197A JP H1135866 A JPH1135866 A JP H1135866A
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Japan
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fluororesin
resin
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ink composition
printing
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JP19842197A
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Koji Matsuo
弘司 松尾
Fumihiro Suzuki
文博 鈴木
Yoshihiko Yuda
佳彦 湯田
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた印刷適性を有すると共に、耐候性、耐
食性、更に加工性等に優れ、長期間にわたる屋外での暴
露に対しても美麗な外観を損なわない優れた印刷インキ
を提供する 【解決手段】 インキ用バインダー樹脂組成中にポリフ
ッ化ビニリデン樹脂(A)とフッ化ビニリデンと他のフ
ッ素モノマーを共重合してなる溶剤可溶なフッ素共重合
体樹脂(B)とを併用するフッ素樹脂印刷インキ組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐候性、耐食性、
更に加工性等に優れた印刷インキ組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】フッ素樹脂は、耐候性、耐食性あるいは
さらに加工性、耐薬品性、耐汚染性などに優れた樹脂と
してフィルム、塗料他、様々な分野で広く使用されてい
る。これらの用途に使用されているフッ素樹脂として
は、ポリフッ化ビニル(PVF)樹脂、ポリテトラフル
オロエチレン(PTFE)樹脂、エチレン−テトラフル
オロエチレン共重合体(ETFE)樹脂、テトラフルオ
ロエチレン−パーフルオロアルコキシエチレン共重合体
(PFA)樹脂、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)樹
脂などが知られている。
【0003】従来、フッ素樹脂印刷インキ組成物として
は、ポリフッ化ビニリデン樹脂をバインダー樹脂成分中
に主成分として含有して、グラビアオフセット方式で印
刷されるインキ組成物や、特開平7−137211、特
開平8−60062に示されるような印刷組成物などが
知られている。
【0004】ポリフッ化ビニリデン樹脂をバインダー樹
脂成分中に主成分として含有するインキ組成物は、従
来、主にプリントフッ素樹脂塗装金属板等を得るために
使用されてきた。前記のインキは、金属板上に化成処
理、プライマー層を介して塗装された着色フッ素樹脂層
の表面にグラビアオフセット方式で印刷し、さらにその
上に着色顔料を含まないクリヤー塗料を塗装した後、加
熱乾燥される。前記の方法によれば、印刷インキ組成物
はクリヤー層と共に加熱溶融されることから、下層の着
色フッ素樹脂層から印刷インキ層、さらにクリヤー層ま
での塗膜の連続性が良好で、優れた耐久性を示す。しか
しながら、被覆金属板上にグラビアオフセット方式で印
刷を施す方式ではハーフトーン印刷が困難であり、鮮明
で美麗な高級感を有する装飾効果が得られなかった。
【0005】また、特開平7−137211や特開平8
−60062に示される印刷インキ組成物は、フッ素樹
脂フィルムに対してグラビア印刷、フレキソ印刷、ある
いはスクリーン印刷により塗工され、得られた印刷フィ
ルムは接着剤を介し、あるいは接着剤を介さずに金属板
等に貼り付けられる。しかしながら、前記に示される印
刷インキ組成物に関する従来の技術では、バインダーと
なるフッ素樹脂として、例えばテトラフルオロエチレン
−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PF
A)樹脂、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)樹
脂、あるいはエチレン−テトラフルオロエチレン共重合
体(ETFE)樹脂などを使用しているため、フッ素樹
脂は溶媒中、あるいはフッ素樹脂と併用される、例えば
アクリル樹脂などの樹脂溶液中に分散する形態で存在す
る。
【0006】このようにフッ素樹脂が分散体として存在
するインキでは、乾燥後、併用するアクリル樹脂等がバ
インダーとしての働きはするものの、フッ素樹脂同士の
連続性には乏しかった。従って、長期耐久性に乏しく、
例えば湿潤環境下に長期間暴露した場合には、インキ層
が凝集破壊を起こし易く、またこのように生じた欠陥か
らフィルムの剥離を生じることがあった。また、フィル
ムを熱融着する等の方法によってインキを熱溶融させた
場合にも、高温、例えば300〜400℃の加熱を要す
ると共に、十分にバインダー成分の溶融が行われず、前
記と同様に長期耐久性に劣る場合があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、かか
る問題を解決したフッ素樹脂印刷インキ組成物を提供す
ることにある。即ち、耐候性、耐食性あるいはさらに加
工性等に優れた印刷インキ組成物を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、屋外建材
においても使用可能な、長期間の屋外曝露においても優
れた耐候性を有し、且つ、加工性等に優れた印刷インキ
組成物を得るべく鋭意検討した結果、本発明に到達し
た。即ち、本発明は、インキ用バインダー樹脂組成中に
ポリフッ化ビニリデン樹脂(A)とフッ化ビニリデンと
他のフッ素モノマーを共重合してなる溶剤可溶なフッ素
共重合体樹脂(B)とを併用してなることを特徴とする
フッ素樹脂印刷インキ組成物を提供する。
【0009】又、本発明は、前記したポリフッ化ビニリ
デン樹脂(A)の重量平均分子量が200,000〜7
00,000であるフッ素樹脂印刷インキ組成物を提供
する。
【0010】又、本発明は、前記したフッ化ビニリデン
と他のフッ素モノマーを共重合してなる溶剤可溶なフッ
素共重合体樹脂(B)のフッ素原子含有量が50重量%
以上であるフッ素樹脂印刷インキ組成物を提供する。
【0011】更に、本発明は、前記したインキがグラビ
アインキであるフッ素樹脂印刷インキ組成物を提供す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のフッ素樹脂印刷インキ組
成物は、バインダー樹脂、溶剤、顔料、その他の添加剤
を含有したものである。
【0013】バインダー樹脂としては、フッ素樹脂、ア
クリル樹脂等がある。好ましくはフッ素樹脂50〜95
重量部、アクリル樹脂5〜50重量部からなり、さらに
好ましくはフッ素樹脂組成中においてポリフッ化ビニリ
デン樹脂(A)50〜95重量部と、フッ化ビニリデン
と他のフッ素モノマーと共重合して得られる溶剤可溶な
フッ素共重合体樹脂(B)5〜50重量部との併用が挙
げられる。
【0014】バインダー樹脂中のフッ素樹脂の配合割合
に関しては、50重量部を下回ると耐候性が劣るように
なり、95重量部を上回ってもこれ以上の耐候性の向上
は望めないと共に、顔料の分散性が悪くなる。
【0015】ポリフッ化ビニリデン樹脂(A)は単独で
も、印刷をすることは可能であるが、転移性に劣り、鮮
明な図柄や模様が得られないと共に、インキ層が脆弱と
なる。また、加熱溶融した場合にもバインダー樹脂の溶
融特性がフッ化ビニリデンと他のフッ素モノマーと共重
合して得られる溶剤可溶なフッ素共重合体樹脂(B)を
併用した場合と比べて低下するためにやはりインキ層が
脆弱となる。また、溶剤に可溶なフッ素樹脂共重合体樹
脂(B)が前記範囲を超えると、溶剤に対する耐性が低
下する。
【0016】本発明におけるポリフッ化ビニリデン樹脂
(A)は、重量平均分子量が200,000〜700,
000であることが好ましく、より好ましくは300,
000〜550,000である。これより分子量が低い
場合には、耐久性に劣り、分子量が高い場合には溶融性
に劣るからである。ポリフッ化ビニリデン樹脂として使
用可能なフッ素樹脂として、具体的には、例えばカイナ
ー500、カイナー600、フォラフロン1000VL
D(エルフ アトケム社製)、ハイラー5000(アウ
ジモント社製)などが挙げられる。但し、前記に示す具
体例が本発明の内容を制限するものではない。
【0017】また、本発明に於ける、溶剤に可溶なフッ
素共重合体樹脂(B)は、分子中に於けるフッ素原子含
有量が50重量%以上であることが好ましく、60重量
%以上であることがより好ましい。これは前記の範囲外
に於いては耐久性が低下するからである。
【0018】本発明における溶剤に可溶な熱可塑型フッ
素樹脂共重合樹脂(B)として使用可能なものとして、
例えばフッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン共重
合樹脂、フッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン−
ヘキサフルオロプロピレン共重合樹脂などが使用でき
る。
【0019】かかる組成物の具体例としては、フッ化ビ
ニリデン−テトラフルオロエチレン共重合体としてカイ
ナーSL(エルフ アトケム社製)、フッ化ビニリデン
−テトラフルオロエチレン−6フッ化プロピレン共重合
体としてカイナーADS(エルフ アトケム社製)など
を挙げることができる。但し、前記に示す具体例が本発
明の内容を制限するものではない。
【0020】本発明のアクリル樹脂としては、前記に示
すフッ素樹脂(A)、(B)と比較的相溶性の良好なも
の、例えばポリメチルメタアクリレート樹脂などが選択
でき、重量平均分子量が60,000〜300,000
の範囲に有る物が好ましい。その特徴を損なわない範囲
で共重合可能な他の単量体を構成成分として含有するこ
とが可能である。また、必要に応じて、例えばメラミン
樹脂やポリイソシアネートなどを架橋剤として硬化させ
ることも可能である。
【0021】本発明のフッ素樹脂印刷インキ組成物に使
用する溶剤は、例えば炭化水素系、アルコール系、ケト
ン系、エステル系などの溶剤の中から単独、あるいは数
種類を組み合わせることにより使用することができる
が、特にケトン系溶剤が好適に用いられる。
【0022】本発明のフッ素樹脂印刷インキ組成物に使
用する着色剤は、特に制限されるものではないが、例え
ばチタンホワイト、複合金属酸化物などの耐候性、耐久
性に優れた顔料が好適に用いられる。なお、着色する顔
料の濃度は印刷インキの固形分中の0〜80重量部の間
で任意にとれる。なお、これ以上の顔料濃度とした場合
には、湿潤環境下等において印刷インキ層の凝集破壊が
生じやすくなる。
【0023】また、本発明のフッ素樹脂印刷インキ組成
物には、必要に応じて、例えば顔料分散剤、消泡剤、ス
リップ剤、レオロジーコントロール剤、硬化触媒などを
配合することができる。
【0024】なお、印刷は、例えばグラビア印刷、オフ
セット印刷、凸版印刷、フレキソ印刷、スクリーン印刷
をはじめとする公知の印刷方法により行うことができる
が、特にグラビア印刷が好適である。また、被塗物への
着色のみを目的とした場合には、例えば、ロールコーテ
ィング、グラビアコーティング、スプレーコーティン
グ、ディップコーティング、ベタコーティング等の公知
のコーティング法を用いることも可能である。
【0025】
【実施例】以下に本発明の実施例を比較例と対比して説
明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0026】(実施例1)下記組成の印刷インキ(1)
を通常の方法で製造した。 二酸化チタン 35.0 フッ素樹脂(A);アウジモント社製ハイラー5000 6.0 フッ素樹脂(B);エルフアトケム社製カイナーADS 6.0 アクリル樹脂 ;ロームアンドハース社製パラロイドB44 3.0 メチルエチルケトン 25.0 メチルイソブチルケトン 25.0
【0027】印刷インキ(1)を用いてフッ素樹脂フィ
ルム(ポリフッ化ビニリデン樹脂/アクリル樹脂=80
/20、クリヤー単層フィルム、20μm)にグラビア
印刷を行ったあと、予め250±10℃に予熱したフッ
素樹脂塗装鋼板に印刷面が内側にくるように熱圧着し、
急水冷してラミネート鋼板を得た。得られたラミネート
鋼板を用い、以下の接着性能及び耐久性試験を実施し
た。結果を表1に示す。
【0028】〔1〕印刷外観 得られた製品の印刷の外観を拡大鏡、目視で観察し、4
段階で評価した。評価の基準を以下に示す。
【0029】 ◎ 非常に良好 ○ 良好 △ 僅かに不良 × 不良
【0030】〔2〕付着性試験 沸騰水に試料を5時間浸漬したあと自然乾燥し、JIS
K5400に規定された碁盤目試験およびエリクセン
試験方法に準じ、被評価部分を6mm押し出したあと、
テープ剥離により異常のないます目の個数で評価した。
【0031】〔3〕耐溶剤性試験 メチルエチルケトン(MEK)を含ませた脱脂面で試料
表面を擦り、下地層が露出した時の回数で評価した。
【0032】〔4〕溶剤浸漬試験 試料をメチルエチルケトン(MEK)中に12時間浸漬
したあとのブリスターの発生、及びフィルムの剥離状態
を印刷外観と同様の基準により目視判定した。
【0033】〔5〕耐湿潤試験 試料をJIS K5400に規定された回転式湿潤試験
機内に3,000時間暴露し、〔2〕の付着性試験方法
により評価した。
【0034】〔6〕耐候性試験 試料をデューサイクルウェザー試験機内に3,000時
間暴露し、色調および光沢の変化を印刷外観と同様の基
準で評価した。
【0035】(実施例2)下記組成の印刷インキ(2)
を通常の方法で製造した。 二酸化チタン 15.0 フッ素樹脂(A);エルフアトケム社製カイナー500 25.2 フッ素樹脂(B);エルフアトケム社製カイナーSL 2.8 アクリル樹脂 ;大日本インキ化学工業社製アクリディック TG−652,不揮発分50% 12.6 ジイソシアネート;大日本インキ化学工業社製バーノック DN−980,不揮発分75% 1.0 メチルエチルケトン 32.5 メチルイソブチルケトン 10.9
【0036】印刷インキ(2)を用いてフッ素樹脂フィ
ルム(ポリフッ化ビニリデン樹脂/アクリル樹脂=80
/20、クリヤー単層フィルム、20μm)にグラビア
印刷を行ったあと、予め250±10℃に予熱したフッ
素樹脂塗装鋼板に印刷面が外側にくるように熱圧着し、
急水冷してラミネート鋼板を得た。得られたラミネート
鋼板を用い、実施例1と同様の試験を実施した。結果を
表1に示す。
【0037】(実施例3)下記組成の印刷インキ(3)
を通常の方法で製造した。 コバルトブルー ;シェファード社製ブルー#9 30.0 フッ素樹脂(A);エルフアトケム社製カイナー500 8.4 フッ素樹脂(B);エルフアトケム社製カイナーSL 3.6 アクリル樹脂 ;大日本インキ化学工業社製アクリディック ZG−261,不揮発分40% 16.0 メチルエチルケトン 30.0 メチルイソブチルケトン 12.0
【0038】印刷インキ(3)を用いてフッ素樹脂フィ
ルム(ポリフッ化ビニリデン樹脂/アクリル樹脂=80
/20、クリヤー単層フィルム、20μm)にグラビア
印刷を行ったあと、実施例1と同様のラミネート鋼板を
得た。得られたラミネート鋼板を用い、実施例1と同様
の試験を実施した。結果を表1に示す。
【0039】(実施例4)実施例1で用いた印刷インキ
(1)を用いて、フッ素樹脂フィルム(ポリフッ化ビニ
リデン樹脂/アクリル樹脂=80/20、クリヤー単層
フィルム、20μm)にグラビアオフセット方式で印刷
を行った後、実施例1と同様のラミネート鋼板を得た。
得られたラミネート鋼板を用い、実施例1と同様の試験
を実施した。結果を表1に示す。
【0040】(比較例1)実施例1に示す印刷インキ組
成物の配合例において、フッ素樹脂(B)を全てフッ素
樹脂(A)に置き換えて、その他の部分は変更せずにフ
ッ素樹脂(A)単独で印刷インキ(4)を製造し、実施
例1と同様のラミネート鋼板を得た。得られたラミネー
ト鋼板を用い、実施例1と同様の試験を実施した。結果
を表1に示す。
【0041】(比較例2)実施例1に示す印刷インキ組
成物の配合例において、フッ素樹脂(A)を全てフッ素
樹脂(B)に置き換えて、その他の部分は変更せずにフ
ッ素樹脂(B)単独で印刷インキ(5)を製造し、実施
例1と同様のラミネート鋼板を得た。得られたラミネー
ト鋼板を用い、実施例1と同様の試験を実施した。結果
を表1に示す。
【0042】(比較例3)実施例2に示す印刷インキ組
成物の配合例において、フッ素樹脂(A)を全てフッ素
樹脂(B)に置き換えて、その他の部分は変更せずにフ
ッ素樹脂(B)単独で印刷インキ(6)を製造し、実施
例1と同様のラミネート鋼板を得た。得られたラミネー
ト鋼板を用い、実施例1と同様の試験を実施した。結果
を表1に示す。
【0043】
【表1】
【0044】表1からも明らかなように、本発明によれ
ば耐候性、耐食性あるいはさらに加工性等に優れた印刷
インキ組成物を得ることができる。
【0045】
【発明の効果】本発明による印刷インキは、優れた印刷
適性を有すると共に、耐候性、耐食性、あるいは更に加
工性等に優れた性能を有しており、長期間にわたる屋外
での暴露に対しても美麗な外観を損なわない優れた印刷
インキを得ることができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インキ用バインダー樹脂組成中にポリフ
    ッ化ビニリデン樹脂(A)とフッ化ビニリデンと他のフ
    ッ素モノマーを共重合してなる溶剤可溶なフッ素共重合
    体樹脂(B)とを併用してなることを特徴とするフッ素
    樹脂印刷インキ組成物。
  2. 【請求項2】 ポリフッ化ビニリデン樹脂(A)の重量
    平均分子量が200,000〜700,000である請
    求項1に記載のフッ素樹脂印刷インキ組成物。
  3. 【請求項3】 フッ化ビニリデンと他のフッ素モノマー
    を共重合してなる溶剤可溶なフッ素共重合体樹脂(B)
    のフッ素原子含有量が50重量%以上である請求項1に
    記載のフッ素樹脂印刷インキ組成物。
  4. 【請求項4】 インキがグラビアインキである請求項1
    に記載のフッ素樹脂印刷インキ組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010140647A1 (ja) 2009-06-04 2010-12-09 日信化学工業株式会社 塩化ビニル系樹脂エマルジョン、水性インキ及び記録用紙
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