JPH11355627A - デジタルスチルカメラ - Google Patents

デジタルスチルカメラ

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JPH11355627A
JPH11355627A JP10160177A JP16017798A JPH11355627A JP H11355627 A JPH11355627 A JP H11355627A JP 10160177 A JP10160177 A JP 10160177A JP 16017798 A JP16017798 A JP 16017798A JP H11355627 A JPH11355627 A JP H11355627A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】文字認識機能を持ちかつ携帯に便利で、カメラ
の文字認識処理で認識された結果を確認、修正すること
ができ、視覚障害者が1人で認識でき、また文字情報を
プリンタ出力でき、イヤホンやスピーカで音声出力で
き、さらに点字プリンタにも出力できるようにする。 【解決手段】デジタルスチルカメラ10のメモリカード
12に撮影した画像ファイルに対する文字認識処理結果
の文字情報ファイル23と、音声処理結果の音声情報フ
ァイル24とを格納し、パソコン14等でこれを読み込
むことにより、接続されたプリンタ15に文字データを
出力し、また接続されたスピーカ16に音声データを出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影した画像デー
タを記録するデジタルスチルカメラ、あるいはスチル画
像記録機能を持つデジタルビデオカメラに関し、特に文
字認識機能を内蔵し、画像に付加される文字情報も同時
に取り込むことができるデジタルスチルカメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、種々の画像情報を記録するた
めにカメラが利用されている。また、カメラは一般的な
風景や人物撮影だけでなく、書類の複写等にも利用され
ることがある。デジタルスチルカメラでは、その記憶媒
体が何回でも書き換えることができ、直ちに再生できる
ので、このようなメモ代りの用途に適しており、銀塩方
式のカメラに比べて実用的である。ところで、デジタル
カメラに文字認識機能を持たせて、その認識結果をファ
イルに蓄積しておけば、そのファイルを用いて文字部分
のみをワードプロセッサやパソコンに取り込むか、ある
いはプリンタに出力することもできるので、ユーザにと
り便利である。
【0003】従来より、デジタルスチルカメラと文字認
識機能に関する技術としては、例えば特開平3−879
76号公報に記載の『電子スチルカメラ用文字認識・翻
訳装置』がある。これは、電子スチルカメラに文字認識
・翻訳装置を接続し、その出力をテレビジョンに映像す
るものであって、カメラとは別に文字認識装置を設ける
必要がある。また、特開平9−130656号公報に記
載の『電子スチルカメラ』では、カメラ本体の切り換え
スイッチを押すことによりモードを切り換えると、カメ
ラは文字情報を記録するモードになる。この切り換え動
作に連動して、表示部には、そのモードの時にカメラの
信号処理回路が読み出している特定の直線に焦点が合わ
せられるので、位置決め用部材を原稿に押し当てて原稿
を接写により読み取る。すなわち、この技術は、デジタ
ルスチルカメラで取り込む光学情報から直接文字認識を
行い、その結果を文字コード情報ファイルで記録するも
のであって、記録するファイル容量を小さくすることが
目的である。しかし、このカメラで文字認識結果ファイ
ルを生成する場合には、画像ファイルは記録しない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、前者の公
報に記載された従来技術では、デジタルスチルカメラと
は別個に文字認識装置を必要とするため、携帯には不便
であり、またデジタルスチルカメラにビデオ出力機能が
必要となり、コストアップにつながるという問題があっ
た。また、後者の公報に記載された従来技術では、書類
等の被写体にカメラを密着させてユーザが撮像範囲を確
認し、カメラを移動させる必要があり、操作が面倒であ
り、読み取りに時間がかかるという問題があった。さら
に、文字認識の結果ファイルを生成する場合には、画像
ファイルは記録できないため、例えば駅の時刻表を文字
情報として取り込む等の利用は不可能であり、実用的で
はないという問題もあった。
【0005】デジタルスチルカメラにおけるその他の問
題点としては、視覚障害者が墨字で記載された文字や文
書の内容を知る場合に、点字表記や音声のような補充を
する伝達手段がなければ、容易にその内容を知ることが
できないという問題がある。また、デジタルスチルカメ
ラで記録した文字認識情報の内容をプリンタに出力する
場合に、文字認識情報ファイルをパソコン等に読み込ん
だ後に出力する必要があり、即座にプリンタに出力でき
ないという問題もある。また、デジタルスチルカメラで
記録した音声認識情報ファイルをパソコン等に読み込ん
だ後に音声出力されるので、即座に音声出力内容を聞く
ことができないという問題もあった。さらに、デジタル
スチルカメラ以外に、音声データを受信する携帯用パソ
コン等を持ち運ばなければならないという問題もあっ
た。さらに、デジタルスチルカメラの文字認識処理で得
られた文字情報をプリンタに出力するため、パソコン等
のプリンタに出力するための装置が必要になるという問
題もあった。さらに、視覚障害者は、墨字情報を音声出
力させて認識する他に、保存しておくため点字出力とし
て残す場合があり、点字プリンタ以外に点字コードへの
変換機能や点字プリンタへの出力機能を備えたパソコン
等の装置が必要になるという問題もあった。
【0006】そこで、本発明の目的は、これら従来の全
ての課題を解決し、文字認識機能を搭載しているので携
帯に便利であり、また画像ファイルも記録しているので
取り込みたい文字情報を瞬時に取り込めるデジタルスチ
ルカメラを提供することにある。また、本発明の他の目
的は、視覚障害者が墨字情報を認識することができ、ま
た遠隔地に直ちに文字コード情報を送信することにより
通信時間も短くてすみ、また視覚障害者は直ちに音声と
して聞くことができ、またカメラに接続したイヤホンや
スピーカで音声出力することができ、さらに撮影した画
像データ内の文字情報をプリンタ出力することができる
デジタルスチルカメラを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のデジタルスチルカメラでは、撮影して記
録した画像ファイルに対して文字認識処理を行う文字認
識機能、およびその文字認識機処理の結果の文字情報の
ファイルを生成する機能を具備したことを特徴としてい
る。また、それに加えて、文字データから音声データ
に変換する機能、およびその変換結果のファイルを生成
する機能を具備し、文字コードデータから音声コードデ
ータに変換する処理を簡単に行うことも特徴としてい
る。また、それに加えて、文字認識処理結果の文字コ
ードデータを通信によりパソコン等に送信する機能を具
備したことも特徴としている。また、それに加えて、
音声変換処理結果の音声データを通信によりパソコン等
に送信する機能を具備したことも特徴としている。ま
た、それに加えて、音声変換処理結果を出力する機能
を具備することも特徴としている。また、それに加え
て、文字認識処理結果の文字情報からプリンタ出力コー
ドに変換する機能、およびプリンタへデータを送信する
機能を具備したことも特徴としている。さらに、それ
に加えて、文字データから点字コードデータに変換する
機能、およびその変換結果のファイルを生成する機能、
およびその点字コードデータを点字プリンタに出力する
機能を備えたことも特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。 (第1の実施例)図1は、本発明の第1の実施例を示す
デジタルスチルカメラによる文字・音声認識情報取り込
み動作の説明図であり、図5は、同じくデジタルスチル
カメラの文字認識処理の機能ブロック図であり、図12
は、同じく文字認識処理機能を持つカメラの処理フロー
チャートである。図5では、文字認識処理機能を具備し
たデジタルスチルカメラ10を示しており、デジタルス
チルカメラ10で被写体31の光学情報をレンズ32を
介して画像データ取り込み部33で取り込み、カメラ内
蔵メモリ35に画像情報ファイル36を生成する。文字
認識処理部34は、この画像情報ファイル36のデータ
に対して文字認識処理を行い、文字情報ファイル37を
生成して、その結果を書き込む。文字情報ファイル37
の内容は、例えば文字認識後の文字コードの羅列のデー
タ形式で格納される。文字認識処理部34は、近年、メ
モリやLSIの集積度が増大してきており、ソフトウェ
アで処理を行ったり、文字認識処理のLSIで処理を行
う等の方法が考えられる。
【0009】第1の実施例におけるデジタルスチルカメ
ラでは、図12に示すように、先ず、画像データを取り
込み、画像情報ファイルを生成する(ステップ10
1)。次に、文字認識処理を行う設定になっていれば
(ステップ102)、画像ファイルを読み込み、そのデ
ータに対して文字認識処理を行い、その結果のファイル
を生成する(ステップ103)。文字認識処理を行わな
い設定になっている場合には(ステップ102)、文字
認識処理は行わないで処理を終了する。図1により、文
字認識処理機能の使用例を説明する。デジタルスチルカ
メラ10は、例えば『おはようございます』等の文字1
1を取り込み、その文字認識機能により得られた結果の
文字情報ファイル23をメモリカード12内のメモリ2
3に生成する。そのメモリカード12にある文字情報フ
ァイル23をパソコン14で読み込むことにより、パソ
コン14は文字情報に対しての処理を行う。例えば、パ
ソコン14により接続されているプリンタ15に文字情
報を出力することができる。このように、カメラで記録
した文字認識処理結果ファイルをパソコン等で読み込む
ことにより、文字コードデータとして取り扱うことがで
きるので便利である。また、カメラ本体に文字認識機能
を搭載しているため、携帯に便利であり、かつ一旦カメ
ラに記録した画像ファイルに対して文字認識処理を行う
ので、取り込みたい文字情報を瞬時に取り込むことがで
きる。さらに、画像ファイルも記録しているため、カメ
ラの文字認識処理機能で認識された結果を確認、修正す
ることができる。
【0010】(第2の実施例)図6は、本発明の第2の
実施例を示す音声変換処理機能を持つデジタルスチルカ
メラの機能ブロック図であり、図13は、その処理フロ
ーチャートであり、図1は同じくその使用例を示す図で
ある。第2の実施例では、図6に示すように、被写体3
1から取り込んだ画像情報ファイル36に対して、文字
認識処理部34はこのデータの文字認識処理を行い、そ
の結果を音声データ変換部38が取り込む。音声データ
変換部38は、音声データつまり読み上げ用のデータに
変換して、メモリ35内に音声情報ファイル39を生成
し、その結果を書き込む。
【0011】図13により、この動作を説明する。デジ
タルスチルカメラの基本的な機能により画像データを取
り込み、画像ファイルを生成する(ステップ201)。
次に、音声変換処理を行う設定になっていれば(ステッ
プ202)、画像ファイルのデータに対して文字認識処
理を行った後(ステップ203)、その認識結果から音
声データへの変換を行い、その結果のファイルを生成す
る(ステップ204)。一方、音声変換処理を行わない
設定になっていれば(ステップ202)、文字認識処
理、音声変換処理は行わないで、処理を終了する。図1
で、第2の実施例の動作を説明する。デジタルスチルカ
メラ10は、その文字認識、音声変換機能により得られ
た結果の文字情報ファイル23をメモリカード12のメ
モリ13内に生成する。そのメモリカード12にある音
声情報ファイル24をパソコン14で読み込むことによ
り、パソコン14は音声情報に対しての処理を行う。例
えば、パソコン14に接続されているスピーカ16から
音声情報を出力させることができる。このように、カメ
ラで記録した音声認識処理結果ファイルをパソコン等で
読み込むことにより、カメラで記録した墨字情報の内容
を簡単に音声出力させることができ、視覚障害者が1人
で墨字情報を認識することができる。
【0012】(第3の実施例)図2は、本発明の第3の
実施例を示すデジタルスチルカメラの文字・音声認識情
報取り込み動作の説明図であり、図7は、同じく文字情
報送信機能を備えたデジタルスチルカメラの機能ブロッ
ク図である。図7では、デジタルスチルカメラ10は、
被写体31から取り込んだ画像情報ファイル36に対し
て、文字認識処理部34はこのデータの文字認識処理を
行い、その結果を文字情報ファイル37を生成する。文
字情報ファイル37のデータを文字情報送信処理部40
が読み込み、通信用のデータに変換して文字情報データ
を送信する。図2に示すように、デジタルスチルカメラ
10は、その文字認識機能により得られた結果の文字情
報データ23aを通信17によりパソコン14に送信す
る。通信17には、ケーブルを介するものや、無線によ
るものや、電話回線を利用したもの等がある。パソコン
14は、通信により得られた文字情報データ23aに対
して処理を行う。例えば、パソコン14に接続されてい
るプリンタ15に文字情報を出力することができる。こ
のように、カメラで文字認識した文字コードデータを通
信によりパソコン等に送信することにより、カメラで画
像を撮影して即時にパソコン等でその文字コード情報を
得ることができ、その場合、文字コードデータは画像デ
ータよりもデータ量が小さいため、通信にかかる時間は
画像データを送信するよりも短い時間で済む。そして、
パソコン等でその受信した文字コード情報をプリンタに
送信することにより、カメラで画像を取り込んだ後、直
ちに文字情報をプリンタに出力することが可能になる。
また、電話回線やLAN等で通信を行うことにより、遠
隔地に即時、文字コード情報を送信することができ、画
像データよりもデータ量が小さいので、通信時間が短く
て済む。
【0013】(第4の実施例)第8図は、本発明の第4
の実施例を示すデジタルスチルカメラの音声情報送信機
能を示す機能ブロック図であり、図2は同じく音声情報
送信機能の動作説明図である。図8では、デジタルスチ
ルカメラ10は、被写体31から取り込んだ画像情報フ
ァイル36に対して、文字認識処理部34はこのデータ
の文字認識処理を行い、その結果を音声データ変換部3
8が取り込んで音声データに変換した後、メモリ35内
に音声情報ファイル39を生成する。その音声情報ファ
イル39の音声情報データを音声情報送信処理部41が
読み込み、通信用のデータに変換して音声情報データを
送信する。図2に示すように、デジタルスチルカメラ1
0は、その音声変換機能により得られた結果の音声情報
データ24aを通信17によりパソコン14に送信す
る。通信には、ケーブルを介するもの、無線によるも
の、あるいは電話回線によるもの等が考えられる。パソ
コン14は、通信により得られた音声情報データ24a
に対しての処理を行う。例えば、パソコン14に接続さ
れているスピーカ16から音声を出力させることができ
る。このように、カメラで音声変換した音声データを通
信によりパソコン等に送信することにより、カメラで画
像を撮影して直ちにパソコン等でその音声情報を出力さ
せることができる。デジタルスチルカメラと、その音声
データを通信で受信する携帯用パソコン等を持ち運ぶこ
とにより、視覚障害者はどこでも容易に墨字情報を音声
として直ちに聞くことができる。
【0014】(第5の実施例)図3は、本発明の第5の
実施例を示すデジタルスチルカメラの音声出力動作の説
明図であり、図9は、同じく音声出力機能を持つデジタ
ルスチルカメラの機能ブロック図である。図9では、デ
ジタルスチルカメラ10は、被写体31から取り込んだ
画像情報ファイル36に対して、文字認識処理部34は
このデータの文字認識処理を行い、その結果を音声デー
タ変換部38が取り込み音声データに変換した後、メモ
リ35内に音声情報ファイル39を生成する。その音声
情報ファイル39の音声情報データを音声出力データ生
成部42が取り込み、スピーカ出力用データに変換し
て、カメラに内蔵されたスピーカ43に出力する。出力
先がスピーカ43ではなく、カメラに装備したスピーカ
端子への出力とする方法も考えられる。図3に示すよう
に、デジタルスチルカメラ10は、その音声変換機能に
より得られた結果の音声情報データを内蔵のスピーカ1
6に出力する以外に、デジタルスチルカメラ10に装備
したスピーカ端子に接続することにより、イヤホン19
や外部スピーカ16に出力することができる。このよう
に、カメラで音声変換した音声データを、カメラに接続
したイヤホンやスピーカ等で音声出力することにより、
視覚障害者に軽量で持ち運び易い、墨字読み上げ装置を
提供することができる。
【0015】(第6の実施例)図4は、本発明の第6の
実施例を示すデジタルスチルカメラのプリンタ出力動作
の説明図であり、図10は同じくカメラ内部での機能ブ
ロック図である。図10では、デジタルスチルカメラ1
0は、被写体31から取り込んだ画像情報ファイル36
に対して、文字認識処理部34はこのデータの文字認識
処理を行い、メモリ35内に文字情報ファイル37を生
成する。そして、文字情報ファイル37をプリンタ用デ
ータ生成部44が読み込み、プリンタ出力用のデータに
変換してそのデータをプリンタに送信する。図4に示す
ように、デジタルスチルカメラ10は、その文字認識機
能により得られた結果の文字情報データをプリンタ用デ
ータに変換して出力することにより、デジタルスチルカ
メラ10に接続されたプリンタ15にその文字情報を出
力することができる。このように、パソコン等のプリン
タへ出力するための装置がなくても、カメラで撮影した
画像データ内にある文字情報をプリンタに出力すること
ができる。カメラとプリンタとを接続するだけであるの
で、接続が容易である。
【0016】(第7の実施例)図11は、本発明の第7
の実施例を示すデジタルスチルカメラの点字データ変換
動作の機能ブロック図であり、図4は同じくプリンタ機
能付きカメラの使用例図であり、図14は、本発明によ
る点字変換・出力処理のフローチャートである。図11
では、デジタルスチルカメラ10は、被写体31から取
り込んだ画像情報ファイル36に対して、文字認識処理
部34はこのデータの文字認識処理を行い、その結果を
点字データ変換部45が取り込み、点字データ変換部4
5がこれを点字コードに変換して点字情報ファイル46
をメモリ35内に生成し、その結果を書き込む。そし
て、点字情報ファイル46を点字プリンタ出力部47が
読み込み、点字プリンタ出力用のデータに変換してその
データを点字プリンタに送信する。
【0017】図14に示すように、デジタルスチルカメ
ラ10の基本的な機能により画像データを取り込み、画
像ファイルを生成する(ステップ301)。点字変換処
理を行う設定になっていれば(ステップ302)、画像
ファイルのデータに対して文字認識処理を行った後(ス
テップ303)、その認識結果から点字コードへの変換
を行い、その結果のファイルを生成する(ステップ30
4)。さらに点字プリンタへの出力を行う設定になって
いれば(ステップ305)、点字情報ファイルを読み込
み、点字プリンタにデータを出力する(ステップ30
6)。図4では、本発明のデジタルスチルカメラ10
は、その点字変換機能により得られた結果の点字コード
データを点字プリンタ用データに変換して出力すること
により、デジタルスチルカメラ10に接続された点字プ
リンタ20に点字を出力することができる。このよう
に、カメラで作成した点字コードデータ情報のファイル
を、点字処理機能を持つパソコン等に持っていくことで
点字処理が行える。また、点字プリンタへの出力機能を
持つことにより、点字処理機能を持つパソコン等の装置
がなくても、直接点字プリンタにカメラで撮影した墨字
データから変換した点字データを出力することができ
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カメラ本体に文字認識機能を内蔵しているので、携帯に
便利であり、かつ視覚障害者に対して文字情報の内容を
イヤホンやスピーカに出力して認識させることができ、
また文字コード情報をプリンタに出力することができ、
遠隔地にも文字コード情報を送信することができる。さ
らに、点字処理機能を内蔵させることにより、点字デー
タをプリンタ出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1および第2の実施例を示す文字・
音声認識情報取り込み動作の説明図である。
【図2】本発明の第3および第4の実施例を示す文字・
音声認識情報取り込み動作の説明図である。
【図3】本発明の第5の実施例を示す音声出力機能付き
カメラの音声出力動作の説明図である。
【図4】本発明の第6および第7の実施例を示すプリン
タ出力機能付きカメラの使用説明図である。
【図5】本発明の第1の実施例を示すデジタルスチルカ
メラの機能ブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施例を示すデジタルスチルカ
メラの機能ブロック図である。
【図7】本発明の第3の実施例を示すデジタルスチルカ
メラの機能ブロック図である。
【図8】本発明の第4の実施例を示すデジタルスチルカ
メラの機能ブロック図である。
【図9】本発明の第5の実施例を示すデジタルスチルカ
メラの機能ブロック図である。
【図10】本発明の第6の実施例を示すデジタルスチル
カメラの機能ブロック図である。
【図11】本発明の第7の実施例を示すデジタルスチル
カメラの機能ブロック図である。
【図12】本発明の第1の実施例による文字認識処理機
能を持つカメラの処理フローチャートである。
【図13】本発明の第2の実施例による音声変換処理機
能を持つカメラの処理フローチャートである。
【図14】本発明の第7の実施例による点字変換・出力
機能を持つカメラの処理フローチャートである。
【符号の説明】 10…デジタルスチルカメラ、11…墨字被写体、12
…メモリカード、13…メモリカード内メモリ、14…
パソコン、15…プリンタ、16…スピーカ、23…文
字情報ファイル、24…音声情報ファイル、17…通
信、18…デジタルスチルカメラ内メモリ、19…イヤ
ホン、20…点字プリンタ、31…被写体、32…レン
ズ、33…画像データ取り込み部、34…文字認識処理
部、35…メモリ、36…画像情報ファイル、37…文
字情報ファイル、38…音声データ変換部、39…音声
情報ファイル、40…文字情報送信処理部、41…音声
情報送信処理部、42…音声出力データ生成部、43…
スピーカ、44…プリンタ用データ生成部、45…点字
データ変換部、46…点字情報ファイル、47…点字プ
リンタ出力部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段により撮像した画像を記録媒体
    に記録するデジタルスチルカメラにおいて、 撮像して記録した画像ファイルに対して文字認識処理を
    行う文字認識処理手段と、 文字認識処理の結果の文字情報のファイルを生成するメ
    モリ手段とを内蔵することを特徴とするデジタルスチル
    カメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデジタルスチルカメラ
    において、 前記文字認識処理手段の認識結果の文字データを取り込
    み、該文字データから音声データに変換する手段と、 該音声データ変換手段の変換結果から音声データのファ
    イルを生成するメモリ手段とを内蔵することを特徴とす
    るデジタルスチルカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のデジタルスチルカメラ
    において、 前記文字認識処理手段に加えて、文字認識処理結果の文
    字コードデータを取り込み、該文字コードデータを通信
    によりパソコン等に送信する文字情報送信処理手段を内
    蔵することを特徴とするデジタルスチルカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のデジタルスチルカメラ
    において、 前記音声データ変換手段に加えて、該音声データ変換手
    段の処理結果の音声データを取り込み、該音声データを
    通信によりパソコン等に送信する音声情報送信処理手段
    とを内蔵することを特徴とするデジタルスチルカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のデジタルスチルカメラ
    において、 前記音声データ変換手段に加えて、該音声データ変換手
    段の処理結果の音声データを出力する手段を内蔵するこ
    とを特徴とするデジタルスチルカメラ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のデジタルスチルカメラ
    において、 前記文字認識処理手段に加えて、文字認識処理結果の文
    字コードデータを取り込み、該文字コードデータからプ
    リンタ出力コードに変換する手段と、 該プリンタ出力コード変換手段の出力コードデータをプ
    リンタに送信する送信手段とを内蔵することを特徴とす
    るデジタルスチルカメラ。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のデジタルスチルカメラ
    において、 前記文字認識処理手段に加えて、該文字認識処理結果の
    文字コードデータを取り込み、該文字コードデータから
    点字コードデータに変換する変換手段と、 該点字コードデータ変換手段からの点字コードデータを
    点字プリンタに出力する出力手段とを内蔵することを特
    徴とするデジタルスチルカメラ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004118563A (ja) * 2002-09-26 2004-04-15 Fuji Photo Film Co Ltd 文字画像処理方法および装置並びにプログラム
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