JPH11355473A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JPH11355473A
JPH11355473A JP10179760A JP17976098A JPH11355473A JP H11355473 A JPH11355473 A JP H11355473A JP 10179760 A JP10179760 A JP 10179760A JP 17976098 A JP17976098 A JP 17976098A JP H11355473 A JPH11355473 A JP H11355473A
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JP
Japan
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transfer
registered
signal
memory box
function corresponding
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JP10179760A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリボックスの機能として転送や中継同報
が登録されている場合に受信先の受信能力に応じた転送
や中継同報の伝送を行う。 【解決手段】 登録回路にメモリボックスに対応した機
能として、転送あるいは中継同報が登録されている場合
と、登録されていない場合とで、受信時の初期識別信号
の内容を変えて通信を行う。具体的には、転送と中継同
報がともに登録されていない場合は、受信能力(解像度
および伝送サイズ)を受信機(ポーリング送信時には相
手機、親展受信時には自機)の受信能力として通信を行
う。また、メモリボックスに対応した機能として転送あ
るいは中継同報が登録されている場合には、受信能力を
より高い受信能力とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にサブアドレス
信号の通信が可能なファクシミリ装置等のデータ通信装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のサブアドレス信号の通信が可能な
ファクシミリ装置は、メモリボックスに対応し、サブア
ドレス信号および機能を登録するが、メモリボックスに
対応した機能により、受信時の初期識別信号を変えるこ
とはなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
メモリボックスの機能として、転送が登録されていて、
転送先のファクシミリ装置がA3サイズの受信が可能
で、転送を行うファクシミリ装置がB4サイズまでの受
信が可能である場合、転送先のファクシミリ装置は、A
3サイズの受信が可能なのに、B4サイズの受信/記録
となってしまうという欠点があった。
【0004】そこで本発明は、メモリボックスの機能と
して転送や中継同報が登録されている場合に受信先の受
信能力に応じた転送や中継同報の伝送を行うことができ
るデータ通信装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は、
サブアドレス信号を用いた通信が可能なデータ通信装置
において、メモリボックスに対応してサブアドレス信号
と機能を登録する登録手段と、メモリボックスに対応し
た機能として、転送あるいは中継同報が登録されている
場合と登録されていない場合とで、受信時の初期識別信
号の内容を変える制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0006】また本出願の第2の発明は、第1の発明に
おいて、メモリボックスに対応した機能として、転送あ
るいは中継同報が登録されている場合の受信能力を、転
送と中継同報がともに登録されていない場合の受信能力
より高くすることを特徴とする。また本出願の第3の発
明は、第2の発明において、メモリボックスに対応した
機能として、転送と中継同報がともに登録されていない
場合には、受信能力を受信機の受信能力とすることを特
徴とする。
【0007】また本出願の第4の発明は、第1〜第3の
発明において、前記受信能力は、解像度および伝送サイ
ズであることを特徴とする。また本出願の第5の発明
は、サブアドレス信号を用いた通信が可能なデータ通信
装置の制御方法において、メモリボックスに対応してサ
ブアドレス信号と機能を登録する登録工程と、メモリボ
ックスに対応した機能として、転送あるいは中継同報が
登録されている場合と登録されていない場合とで、受信
時の初期識別信号の内容を変える制御工程とを有するこ
とを特徴とする。
【0008】上述した第1〜第5の発明では、メモリボ
ックスの機能として転送や中継同報が登録されている場
合に受信側の受信能力に応じた転送や中継同報の伝送を
行うことができる。
【0009】例えばファクシミリ通信において、自機の
受信/記録可能なサイズがB4である場合、メモリボッ
クスに対応した機能として転送と中継同報がともに登録
されていないと、B4サイズまで受信可能なDIS信号
を送信し、B4以下の情報の受信動作を実行する。ここ
で、受信側でA3を宣言し、A3の受信を行い、そして
A3からB4に縮小することにより、通信時間が長くな
らず、効率のよい伝送を行うことができる。
【0010】一方、メモリボックスに対応した機能とし
て転送あるいは中継同報が登録されていると、A3サイ
ズまで受信可能なDIS信号を送信し、転送先あるいは
中継同報先がA3サイズの受信、記録可能な装置であれ
ば、その宛先へはA3サイズの伝送が可能になり、受信
先の能力を最大限発揮した転送あるいは中継同報を実現
できる。
【0011】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例によるファクシミリ装置の構成を示すブロック図
である。
【0012】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への
切換えを行なったり、ループの保持を行なうものであ
る。また、NCU2は、制御回路20からの信号レベル
(信号線20a)が「0」であれば、電話回線2aを電
話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話
回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。
なお、通常状態では、電話回線2aは、電話機4側に接
続されている。
【0013】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号を
NCU2経由で、電話回線2aに送出し、相手側からの
信号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由で、変復
調器8に送るものである。
【0014】変復調器8は、ITU−T勧告V.8、
V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.
34に基づいた変調、および復調を行なうものであり、
信号線20cにより、各伝送モードが指定される。この
変復調器8は、信号線20bに出力されている信号を入
力し、変調データを信号線8aに出力し、信号線6aに
出力されている受信信号を入力し、復調データを信号線
8bに出力する。
【0015】ANSam送出回路10は、ANSam信
号を送出する回路であり、信号線20dに信号レベル
「1」の信号が出力されている時には、信号線10aに
ANSam信号を送出し、信号線20dに信号レベル
「0」の信号が出力されている時には、信号線10aに
何も信号を出力しない。
【0016】加算回路12は、信号線8aの情報と信号
線10aの情報とを入力し、加算した結果を信号線12
aに出力するものである。読取回路14は、原稿の画像
を読取り、この読取り画像データを信号線14aに出力
するものである。記録回路16は、信号線20eに出力
されている情報を順次1ライン毎に記録するものであ
る。
【0017】メモリ回路18は、読取りデータの生情
報、あるいは、符号化した情報を格納したり、また、受
信情報、あるいは、復号化した情報等を格納するために
使用する。
【0018】発呼回路22は、信号線20fに発呼命令
パルスが発生すると、信号線20gに出力されている電
話番号情報を入力し、信号線2bに選択信号を出力す
る。
【0019】操作部24は、ワンタッチダイヤル、短縮
ダイヤル、テンキー、*・#キー、回路26への登録キ
ー、セットキー、スタートキー、その他ファンクション
キーを有し、押下されたキー情報は信号線24aに出力
される。
【0020】登録回路26は、メモリボックスに対応
し、サブアドレス(SUB)および機能を信号線26a
を介して登録する回路である。メモリボックスとして0
1から50の50個を登録でき、サブアドレスは20桁
の任意の数字とし、機能として親展受信、転送(転送宛
先もあわせて登録する)、中継同報(中継同報する宛先
もあわせて登録する)、およびポーリング送信とする。
【0021】制御回路20は、本実施例におけるサブア
ドレス信号通信可能なファクシミリ装置の全体を制御す
るものであり、特に本実施例では、上述の登録回路26
に、メモリボックスに対応した機能として、転送あるい
は中継同報が登録されている場合と、登録されていない
場合とで、受信時の初期識別信号の内容を変えて通信を
行う処理を制御するものである。
【0022】ここでメモリボックスに対応した機能とし
て、転送と中継同報がともに登録されていない場合は、
受信能力を受信機(ポーリング送信時には相手機、親展
受信時には自機)の受信能力として通信を行い、メモリ
ボックスに対応した機能として転送あるいは中継同報が
登録されている場合には、受信能力をより高い受信能力
とするよう制御する。ここで、受信機の受信能力として
は、解像度および伝送サイズを考える。
【0023】より具体的には、メモリボックスに対応し
た機能として転送と中継同報がともに登録されていない
場合、B4サイズまでの受信/記録可能で、スーパーフ
ァインまで(8pel/mm×15.4line/m
m)の受信/記録可能とし、メモリボックスに対応した
機能として転送あるいは中継同報が登録されている場合
は、A3サイズまでの受信可能でウルトラファインまで
(16pel/mm×15.4line/mm)まで受
信可能とする。
【0024】図2〜図5は、本実施例の制御回路20の
制御の流れを示すフローチャートである。
【0025】図2において、S0で動作を開始し、S2
では、信号線20aに信号レベル「0」の信号を出力
し、CMLをオフする。S4では、信号線20dに信号
レベル「0」の信号を出力し、ANSam信号を送信し
ない。
【0026】S6では信号線24aの情報を入力し、登
録回路26への登録が選択されたか否かを判断し、登録
が選択されるとS8に進み、信号線26aを介してメモ
リボックスに対応してサブアドレスと機能を登録回路2
6に登録し、S10に進む。また、登録が選択されてい
ないと、そのままS10に進む。
【0027】S10では、受信が選択されたか否かを判
断し、受信が選択されるとS14に進み、受信が選択さ
れていないとS12に進み、その他の処理をして、S2
に進む。
【0028】S14では、信号線20aに信号レベル
「1」の信号を出力し、CMLをオンする。S16で
は、信号線26aの情報を入力し、登録回路26にメモ
リボックスに対応した機能として、転送あるいは中継同
報が登録されているか否かを判断し、少なくとも一方が
登録されているとS24に進み、ともに登録されていな
いとS18に進む。
【0029】S18では前手順を行う。ここで自機の受
信機の受信能力を相手機に初期識別信号(NSF/CS
I/DIS信号)により通知する。すなわちA4、B4
サイズまでの受信可能、標準(主走査8pel/mm、
副走査3.85line/mm)、ファイン(主走査8
pel/mm、副走査7.7line/mm)、スーパ
ーファイン(主走査8pel/mm、副走査15.4l
ine/mm)までの受信可能をDIS信号により相手
機に通知する。この後、S20では画信号の受信/記
録、S22では後手順を行い、S2に進む。
【0030】S24では前手順を行う。ここで自機の受
信機の受信能力より高い受信能力を相手機に初期識別信
号(NSF/CSI/DIS信号)により通知する。具
体的にはA4、B4、A3サイズまでの受信可能、標
準、ファイン、スーパーファイン、ウルトラファイン
(主走査16pel/mm、副走査15.4line/
mm)までの受信可能をDIS信号により相手機に通知
する。
【0031】次にS26では、サブアドレス信号を受信
したか否かを判断し、受信しているとS28に進み、受
信していないとS52に進む。
【0032】S28では、信号線26aの情報を入力
し、受信したサブアドレス信号に対応し、登録されてい
る機能は転送、あるいは中継同報であるか否かを判断
し、肯定応答であるとS30に進み、否定応答であると
S56に進む。
【0033】S30では画信号のメモリ受信、S32で
は後手順を行い、S34では信号線20aに信号レベル
「0」の信号を出力してCMLをオフする。そして、S
36では3分間ウェイトし、S38では、未発呼の宛先
が登録回路26に登録されているか否かを判断し、未発
呼の宛先があるとS40に進み、未発呼の宛先がないと
S2に進む。
【0034】S40では、発呼回路22を使用して指定
された宛先へ発呼し、S42では、信号線20aに信号
レベル「1」の信号を出力し、CMLをオンする。S4
4では前手順を行い、S46では画信号の送信を行う。
ここで相手受信機の受信能力に従い、伝送サイズの変
換、解像度変換を実施する。この後、S48では後手順
を行い、S50では、信号線20aに信号レベル「0」
の信号を出力し、CMLをオフする。この後、S36に
進む。
【0035】また、S52では、画信号の受信/記録を
行う。ここで、送信機から送信してくる解像度、伝送サ
イズによっては変換して記録する。この後、S54では
後手順を行い、S2に進む。
【0036】また、S56では、指定されたサブアドレ
ス信号に対応し、登録されている機能での通信を実施
し、S2に進む。
【0037】なお、以上のような制御回路の動作は、制
御回路内のCPUが制御回路内のROMやRAM等に記
憶したプログラムに基づいて行うように説明したが、本
発明は、このようなプログラムをフロッピディスクやハ
ードディスク、光ディスクやCD−ROM、さらにはメ
モリカード等の外部記憶媒体に格納し、これを専用の読
取装置によって制御回路内に取り込み、これを制御回路
内のCPUで実行するようにしてもよい。
【0038】また、以上の実施例では、スタンドアロー
ンタイプのファクシミリ装置を例に説明したが、本発明
はこれに限らず、例えばコピー機能や電子ファイル機
能、さらにはデータ処理機能を通信機能と複合させた総
合的なデータ処理システムにおけるデータ通信制御に適
用し得るものである。また、読取回路や記録回路と分離
された通信装置においても同様に適用し得るものであ
る。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
メモリボックスの機能として転送や中継同報が登録され
ている場合に受信側の受信能力に応じた転送や中継同報
の伝送を行うことができ、受信側の受信能力を最大限発
揮させた転送や中継同報を実行できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8…変復調器、 10…ANSam送出回路、 12…加算回路、 14…読取回路、 16…記録回路、 18…メモリ回路、 20…制御回路、 22…発呼回路、 24…操作部、 26…登録回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サブアドレス信号を用いた通信が可能な
    データ通信装置において、 メモリボックスに対応してサブアドレス信号と機能を登
    録する登録手段と、 メモリボックスに対応した機能として、転送あるいは中
    継同報が登録されている場合と登録されていない場合と
    で、受信時の初期識別信号の内容を変える制御手段と、 を有することを特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 メモリボックスに対応した機能として、転送あるいは中
    継同報が登録されている場合の受信能力を、転送と中継
    同報がともに登録されていない場合の受信能力より高く
    することを特徴とするデータ通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 メモリボックスに対応した機能として、転送と中継同報
    がともに登録されていない場合には、受信能力を受信機
    の受信能力とすることを特徴とするデータ通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、 前記受信能力は、解像度および伝送サイズであることを
    特徴とするデータ通信装置。
  5. 【請求項5】 サブアドレス信号を用いた通信が可能な
    データ通信装置の制御方法において、 メモリボックスに対応してサブアドレス信号と機能を登
    録する登録工程と、 メモリボックスに対応した機能として、転送あるいは中
    継同報が登録されている場合と登録されていない場合と
    で、受信時の初期識別信号の内容を変える制御工程と、 を有することを特徴とするデータ通信装置の制御方法。
JP10179760A 1998-06-11 1998-06-11 データ通信装置 Pending JPH11355473A (ja)

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