JPH11355324A - Lanのアクセス方法 - Google Patents

Lanのアクセス方法

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Publication number
JPH11355324A
JPH11355324A JP15870498A JP15870498A JPH11355324A JP H11355324 A JPH11355324 A JP H11355324A JP 15870498 A JP15870498 A JP 15870498A JP 15870498 A JP15870498 A JP 15870498A JP H11355324 A JPH11355324 A JP H11355324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
station
time
collision
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15870498A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Midera
崇文 三寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP15870498A priority Critical patent/JPH11355324A/ja
Publication of JPH11355324A publication Critical patent/JPH11355324A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送線で結合される各局がCSMA/CD方
式により送信権を得てデータ送信を行うアクセス方法で
は、キャリア検出や衝突発生ではバックオフ時間だけ待
つため、緊急送信ができない。 【解決手段】 緊急送信を必要とする局25は、送信開
始で衝突を検出したときに他の局22が発生するジャム
信号よりも長い時間のジャム信号を発生し、このジャム
信号発生で他の局がバックオフ時間だけ送信を待つ間に
フレーム間隔時間後にデータ送信を行う。また、局25
は、伝送線上のキャリアを検出したときにジャム信号を
発生して衝突状態にし、このジャム信号をキャリア又は
衝突信号が検出されなくなるまで所定回数だけフレーム
間隔時間長だけ待って繰り返し発生し、他の局22がバ
ックオフ時間だけ送信を待つ間にフレーム間隔時間後に
データ送信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CSMA/CD方
式によるLANのアクセス方法に係り、特に衝突発生時
に優先して送信権を得るためのアクセス方法に関する。
【0002】
【従来の技術】Ethernet等に採用されるCSM
A/CD方式は、LANで結合される各局では、伝送線
上で発生するデータの衝突を監視し検出(キャリアセン
ス)する機能を持ち、衝突発生時には送信を中断して再
衝突が起きないよう待ち時間をランダムに定めて再送信
するようにしている。
【0003】このCSMA/CD方式によるLANのア
クセスは、送信すべきデータが有る場合には、伝送線の
信号を検出を行い、伝送線上に信号が無い場合に自らデ
ータを送信することができる。
【0004】また、キャリアセンスを行ってその時点で
検出されない場合でも、伝送線上で遠方から送出される
場合には伝送線を信号が伝搬する時間がかかるため、キ
ャリアセンスを行った後に遠方への信号が伝搬して、送
信信号が衝突することがある。
【0005】この場合には、衝突を検出して衝突がある
ことを他にも知らしめるために衝突を強化する信号(ジ
ャム)を送出し、現在送出されている送信信号は無効で
あることを知らしめている。また、衝突が検出された場
合には決められた計算式によって次に送出するまでの時
間が計算され、その間隔で次の送出を行う。
【0006】図3にLANにおける伝送線と局の接続例
を示す。伝送線1に複数の局21〜2Nが接続され、各局
ではCSMA/CD方式による送信権を得て送信を行
う。通常は、図4に送信手順例を示すように、局21
データを送信している時は他の局はそのキャリアを検出
して、伝送線への送信を行わず、キャリアが無くなって
からフレーム間隔時間を待って局25が送信を行い、さ
らには局25の送信終了でキャリアが無くなったときに
フレーム間隔時間を待って局22が送信を行う。
【0007】衝突発生時の送信手順は、図5に例を示す
ように、局22が送信中に局25が送信を開始したとき、
相互に衝突を検出してジャム信号を送信し、それぞれの
バックオフ処理に基づいた時間だけ待ってから、キャリ
ア検出、送信を行う。図示の例では局22がそのバック
オフ時間待って先に送信を開始し、局25ではバックオ
フ時間後にキャリア検出によって送信を断念し、キャリ
ア喪失からフレーム間隔時間待って送信を開始する。バ
ックオフ時間を或る程度乱数化されており、再度衝突す
る確率は低い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】現在のCSMA/CD
の方式では、まず伝送線上の信号を検出(キャリアセン
ス)するため、検出された場合には信号を送出すること
ができない。また、信号が検出されなかったため信号を
送出しても遠方からの遅れて到達する信号と衝突するこ
ともある。このような状態では送信したデータが途中で
破壊される。送信したい時刻があるにも関わらず、衝突
が発生した場合には決められた時間待つことになり、リ
アルタイムにデータを送ることができないことになる。
【0009】これは加工機械、制御装置を接続するEt
hernetにおいてはデータ到達の遅れが加工機械、
制御機械の制御が遅れることになり重大な事故にもなり
かねないことになる。
【0010】本発明の目的は、緊急送信を必要とする局
はバックオフ時間を待つことなく送信権を奪って速やか
にデータ送信ができるようにしたLANのアクセス方法
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、緊急送信を必要とする局は、他の局が送信
中のキャリアを検出したとき、又は他の局との衝突を検
出したとき、ジャム信号を他の局よりも長く発生するこ
と、又はジャム信号を繰り返し発生することにより送信
権を奪い、フレーム間隔時間後にデータを送信するよう
にしたもので、以下の方法を特徴とする。
【0012】(第1の発明)伝送線で結合される各局が
CSMA/CD方式により送信権を得てデータ送信を行
うLANのアクセス方法において、緊急送信を必要とす
る局は、送信開始で衝突を検出したときに他の局が発生
するジャム信号よりも長い時間のジャム信号を発生し、
このジャム信号発生で他の局がバックオフ時間だけ送信
を待つ間にフレーム間隔時間後にデータ送信を行うこと
を特徴とする。
【0013】(第2の発明)伝送線で結合される各局が
CSMA/CD方式により送信権を得てデータ送信を行
うLANのアクセス方法において、緊急送信を必要とす
る局は、送信しようとするときに伝送線上のキャリアを
検出したときにジャム信号を発生することで衝突状態に
し、このジャム信号をキャリア又は衝突信号が検出され
なくなるまで所定回数だけフレーム間隔時間長だけ待っ
て繰り返し発生し、他の局がバックオフ時間だけ送信を
待つ間にフレーム間隔時間後にデータ送信を行うことを
特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
送信手順である。本実施形態では、優先してデータ送信
を行う必要が有る局(送信権を奪う局)は、既に伝送線
上に他の局が送信しており衝突状態になったときに他の
局よりも衝突信号を長く発生して既に送信中のデータを
破壊し、送信権を奪う方法である。
【0015】図1において、局(送信権を奪う局)25
が送信を開始したときに既に局22が送信中であって衝
突が発生したとき、局22は衝突信号(ジャム)を送出
すると共に局25も衝突を検出して衝突信号を送信し、
伝送線上が衝突状態になる。
【0016】この時、送信権を奪う局25は、既に送信
している局22からの衝突信号より長く衝突信号を伝送
線上に送出する。これにより、局22は衝突信号が終了
した時刻から規定された時間(衝突バックオフ時間)待
ってからしか送信できなくなる。
【0017】送信権を奪う局25は、自局の衝突信号送
出終了後、フレーム間隔時間経過した後、速やかにデー
タを送信する。この送信において、局22は、バックオ
フ時間後に送信しようとするが、局25が送信中であれ
ばそのキャリアの検出でその送信終了を待つ。
【0018】したがって、緊急性のあるデータや等時性
を必要とするデータを送信する局を、送信権を奪う局と
しておき、衝突発生時に積極的にジャム信号を他の局よ
りも長く発生して衝突状態を起すことにより、この衝突
発生で他の局がバックオフ時間だけ待つ間に送信権を奪
う局がフレーム間隔時間長待って優先的にデータ送信を
行うことができる。
【0019】図2は、本発明の他の実施形態を示す送信
手順である。本実施形態では、他の局が送信中のときに
積極的に短い衝突信号を断続させることで、他の局の送
信までの衝突バックオフ時間を長くさせることで優先的
に送信権を奪う方法である。
【0020】図2において、局(送信権を奪う局)25
が送信を必要とするときに既に局22が送信中であるこ
とをそのキャリア検出で認識したとき、局25は衝突信
号(ジャム)を送出する。これにより、相手の局22
衝突を検出して衝突信号を送信し、伝送線上を衝突状態
にする。
【0021】この時、送信権を奪う局25は、自らの衝
突信号を規定されたジャム長の信号を送出し、伝送線上
の状態を監視し、キャリアまたは衝突信号が検出されな
い場合は、フレーム間隔時間だけ待って衝突信号を送出
する。
【0022】キャリアまたは衝突信号が検出された場合
は、引き続きしジャム長だけ衝突信号を送出する。これ
を任意の回数繰り返すことによって、他の局22は衝突
バックオフの処理によって相当時間送信するまでに待
つ。この間に局25はデータを送信する。
【0023】ただし、この方法を全ての局で行うと伝送
線上は衝突が頻発することになり、著しく伝送速度が低
下することになる。このため、データ又は局に優先度を
付けてその優先度に応じて衝突信号の繰り返し回数を決
め、より優先度の高い局又はデータ送信は繰り返し回数
を多くし、優先度の低い局又はデータ送信は繰り返し回
数を少なくする。
【0024】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、緊急送
信を必要とする局は、他の局が送信中のキャリアを検出
したとき、又は他の局との衝突を検出したとき、ジャム
信号を他の局よりも長く発生すること、又はジャム信号
を繰り返し発生することにより送信権を奪い、フレーム
間隔時間後にデータを送信するようにしたため、緊急送
信を必要とする局はバックオフ時間を待つことなく送信
権を奪って速やかにデータ送信ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す送信手順。
【図2】本発明の他の実施形態を示す送信手順。
【図3】LANの接続構成例。
【図4】CSMA/CD方式による通常時の送信手順。
【図5】CSMA/CD方式による衝突状態での送信手
順。
【符号の説明】
1…伝送線 21〜2N…局

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送線で結合される各局がCSMA/C
    D方式により送信権を得てデータ送信を行うLANのア
    クセス方法において、 緊急送信を必要とする局は、送信開始で衝突を検出した
    ときに他の局が発生するジャム信号よりも長い時間のジ
    ャム信号を発生し、このジャム信号発生で他の局がバッ
    クオフ時間だけ送信を待つ間にフレーム間隔時間後にデ
    ータ送信を行うことを特徴とするLANのアクセス方
    法。
  2. 【請求項2】 伝送線で結合される各局がCSMA/C
    D方式により送信権を得てデータ送信を行うLANのア
    クセス方法において、 緊急送信を必要とする局は、送信しようとするときに伝
    送線上のキャリアを検出したときにジャム信号を発生す
    ることで衝突状態にし、このジャム信号をキャリア又は
    衝突信号が検出されなくなるまで所定回数だけフレーム
    間隔時間長だけ待って繰り返し発生し、他の局がバック
    オフ時間だけ送信を待つ間にフレーム間隔時間後にデー
    タ送信を行うことを特徴とするLANのアクセス方法。
JP15870498A 1998-06-08 1998-06-08 Lanのアクセス方法 Pending JPH11355324A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15870498A JPH11355324A (ja) 1998-06-08 1998-06-08 Lanのアクセス方法

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JP15870498A JPH11355324A (ja) 1998-06-08 1998-06-08 Lanのアクセス方法

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Publication Number Publication Date
JPH11355324A true JPH11355324A (ja) 1999-12-24

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ID=15677542

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JP15870498A Pending JPH11355324A (ja) 1998-06-08 1998-06-08 Lanのアクセス方法

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JP (1) JPH11355324A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7245731B2 (en) 2003-02-05 2007-07-17 Siemens Audiologische Technik Gmbh Device and method for communication of hearing aids
US7551561B2 (en) 2003-05-15 2009-06-23 Panasonic Corporation Packet communication terminal

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7245731B2 (en) 2003-02-05 2007-07-17 Siemens Audiologische Technik Gmbh Device and method for communication of hearing aids
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