JPH07162441A - 優先通信方式 - Google Patents

優先通信方式

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JPH07162441A
JPH07162441A JP5304491A JP30449193A JPH07162441A JP H07162441 A JPH07162441 A JP H07162441A JP 5304491 A JP5304491 A JP 5304491A JP 30449193 A JP30449193 A JP 30449193A JP H07162441 A JPH07162441 A JP H07162441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
priority
communication
polling
terminal device
Prior art date
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Pending
Application number
JP5304491A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruhide Kita
輝秀 北
Teruhisa Kaneko
輝久 兼子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5304491A priority Critical patent/JPH07162441A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 優先通信のための受信を行いながら、通常の
ポーリング周期が短縮できる優先通信方式を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 優先通信要求をする端末装置Bが、中央装置
Aからの下りポーリング信号1を起動タイミングとして
優先要求信号2を下りポーリング信号1と同一時間内に
全二重通信として送出して、中央装置Aに優先要求を通
知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中央装置と複数の端末
装置とこれらを接続する双方向通信可能な伝送路からな
るデータ通信システムの優先通信方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の双方向のデータ通信システムにお
いては、ポーリングによる双方向通信に優先通信を割り
込ませる場合、まず中央装置が、ある端末装置をポーリ
ングをしたのち、次の端末装置をポーリングするまでの
間に、一定の時間だけポーリングを中断し、この時間帯
に、優先要求をする端末装置が優先要求信号を中央装置
に送出することにより、優先通信を要求していた。そし
て中央装置では、優先要求信号を受信すると該当端末装
置と優先通信を行い、その後、通常のポーリング通信を
再開していた。(この従来例は、たとえば特開昭61−
224745号公報などに開示されている)また、特開
平4−3634号公報などにおいては、ポーリング信号
の下り信号送出時間中に、上り信号を、別途設けた制御
信号にて同期を取りながら全二重通信にて送出する方法
が記述されているが、全二重通信で応答する端末装置
は、一回前の下りポーリング信号で指定された端末装置
に限定されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の優先
通信方式では、中央装置が端末装置を一台ポーリングす
るごとに、端末装置からの優先信号を受信するための一
定の時間が必要であるため、一端末あたりのポーリング
時間が長くなり、結果的にポーリング周期が長くなる。
このことは特に双方向CATVシステムにおいて、課金
情報等をポーリングで収集しながら一方で火災発生など
の緊急情報を優先通信にて行う場合に、発生頻度の極め
て少ない緊急情報を受信するために通常のポーリング周
期が長くなってしまうという問題点を有している。
【0004】本発明は、優先通信のための受信を行いな
がら、通常のポーリング周期が短縮できる優先通信方式
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の優先通信方式
は、中央装置と複数の端末装置を双方向通信可能な伝送
路により接続し、前記中央装置はポーリングにより各端
末装置と通信を行うデータ通信システムにおいて、優先
通信を行なおうとする端末装置は、前記中央装置からの
任意の下りポーリング信号の送出時間中に、優先要求信
号を送出して前記中央装置に対して優先通信を要求し、
優先通信を行わせるものである。
【0006】
【作用】本発明の方式によると、優先通信要求をする端
末装置が、中央装置からの下りポーリング信号を起動タ
イミングとして優先要求信号を下りポーリング信号と同
一時間内に全二重通信として送出して、中央装置に優先
要求を通知する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の第1の実施例における通信のタイ
ミング図である。通常はポーリング方式により双方向通
信を行っており、まず中央装置は下りポーリング信号1
を送出する。このとき、下りポーリング信号1の先頭に
は、この下りポーリング信号1の送出中に端末装置に優
先要求信号の送出を許可または禁止することを示す優先
許可フラグ1aを常に付加しておく。そして通常はフラ
グ1aの状態を優先許可状態に設定しておく。下りポー
リング信号1は、この他、受信端末装置を特定する端末
アドレス部1b、端末の動作を指定する命令部1cなど
からなる。
【0008】通常のポーリング中に、優先要求のある端
末装置が存在すれば、この端末装置は下りポーリング信
号1の優先許可フラグ1aが許可状態になっている事を
確認してから、下りポーリング信号1の送出時間中に優
先要求信号2を中央装置に向けて送出する。優先要求信
号2は送出端末装置のアドレス部2aや優先通信の種類
を特定する要求コード部2bなどからなる。
【0009】中央装置では、下りポーリング信号1を送
出後、まず端末装置からの優先要求信号2の有無を確認
し、優先要求信号2を受信していたたならば、その信号
を一旦記憶部に格納しておく。そして引き続き、下りポ
ーリング信号1に対する通常ポーリングの応答である上
り応答3を受信し、これも記憶部に格納しておく。そし
て、記憶部に優先要求信号が格納されていれば、該当端
末装置に対し要求コード部2bで指定された優先通信を
行う。この時、優先通信中に他の端末装置からの優先要
求信号が割り込まないように、優先通信における下り信
号4内の先頭の優先許可フラグ4aは禁止状態にしてお
く。
【0010】上述のように、中央装置は優先通信を行
い、優先通信終了後は、中央装置内の記憶部に蓄積され
た通常のポーリング応答3の処理を行う。以上で一台の
端末装置に対するポーリングが終了し、次の端末装置へ
とポーリングを移す。
【0011】なお、通常の下りポーリング信号1が端末
装置からの応答を要求しない、いわゆる片方向コマンド
の場合は、上記の処理の内ポーリング応答3を受信、処
理する部分が不要となる。
【0012】つぎに、本発明の第2の実施例について図
2を用いて説明する。中央装置は下りポーリング信号1
0を優先許可フラグ10aを許可状態にして送出する。
優先要求のある端末ではこの下りポーリング信号10に
対して全二重通信により優先要求信号11を応答するわ
けであるが、優先要求信号11の種類によっては送出時
間が下りポーリング信号10より長時間要する場合もあ
り得る。このような場合に、下りポーリング信号10の
終了後も優先要求信号11を送出し続けると、通常のポ
ーリングに対する応答12と時間的に重複し、中央装置
で応答12を受信できなくなってしまうという問題が発
生する。そこで、優先要求信号11の送出は下りポーリ
ング信号10の送出時間中のみとし、優先要求信号11
の送出中に下り信号10が終了すると、その時点で優先
要求信号11の送出を中断する。
【0013】なお、本実施例は下りポーリング信号10
が端末装置からの応答信号12を要求するいわゆる双方
向ポーリング信号の場合であり、応答信号を要求しない
片方向ポーリング信号の場合は、優先要求信号11の送
出を中断せず、継続して行ことも可能である。
【0014】中央装置では下り信号10を送出した後、
優先要求信号11の受信の有無を確認し、中断された優
先要求信号を検出したならば以下の処理を行う。まず、
中断された優先要求信号11の内容を判断し、この信号
を送出した端末装置が特定できれば、通常のポーリング
信号10に対する応答12を受信し記憶部に格納後、優
先通信を行う。この優先通信においては、まず中央装置
は先頭の優先許可フラグ13aを禁止状態にした再送要
求コマンド13を優先要求信号を送ってきた端末装置に
向けて送出し、前記端末装置から再送された優先要求信
号14を完全な形で受信する。その後、第1の実施例で
述べた手順により優先通信を行うのである。
【0015】一方、中断された優先要求信号11におい
て送出端末装置が特定できない場合は、中央装置は優先
要求再送要求を全端末装置に対して1回ずつ順に送出
し、この再送要求に対する応答として中断された優先要
求信号11を送出した端末装置が優先要求信号を再送す
る事により、中央装置では優先要求のある端末装置とそ
の優先要求の種類を知ることができる。その後、第1の
実施例で述べた手順により優先通信を行うのである。こ
の時、中央装置からの前記再送要求も、先頭の優先許可
フラグは禁止状態にしておくことは言うまでもない。
【0016】また、優先要求のある端末装置が2台以上
同時に発生し、一つの下りポーリング信号に対して、複
数の優先要求信号が送られてきた場合、すなわち信号衝
突が発生した場合も、中央装置では優先要求の発生を知
ることができても、その端末装置まで特定できないた
め、上記の方法により優先要求のある端末装置を特定す
ることができ、複数の優先要求にも対応することが可能
となる。
【0017】上記の第1の実施例では、優先許可フラグ
を下りポーリング信号の先頭に付加してなる通信形態に
ついて記述したが、端末装置数が少ないあるいは優先要
求の発生が少ないネットワークでは、前記優先許可フラ
グを省略した一般の下りコマンド方式でも本方式による
優先通信が可能となる。
【0018】さらに、本発明の別の実施例について説明
する。第1の実施例でも述べたように、優先要求信号は
下りポーリング信号を起動タイミングとして送出され
る。従って、優先要求信号を迅速に収集するためには下
りポーリング信号を高頻度に出力する必要がある。しか
し、通常のポーリング通信は優先通信とは全く関係のな
い通信処理であるため、頻度を限定する事は好ましくな
い。そこで通常のポーリング信号の頻度が低いときは、
中央装置は端末装置から優先要求信号を送出させるため
に専用のコマンドを一定時間間隔で送出することによ
り、通常のポーリング通信の頻度とは無関係に優先要求
信号を一定時間以内に収集する事が可能となる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明の方式によれば、優
先通信要求をする端末装置が、中央装置からの通常の下
りポーリング信号送出時間中に全二重通信により優先要
求信号を送出するため、中央装置では、特に優先通信要
求確認のための時間を設定せずに、端末装置の優先要求
の有無を確認する事ができる。従って、優先通信の通知
が通常のポーリング周期に影響を与えることはない。ま
た通常のポーリング信号と同一の周波数帯域により優先
通信を行うため伝送路上の周波数資源を有効に活用でき
るほか、専用の機器も不要であるため安価にシステム構
成を行うことができる。
【0020】以上により本発明は、特に、双方向CAT
V伝送路を利用した火災発生などの緊急信号を優先通信
する場合に、発生頻度が極めて低い緊急信号が高頻度の
通信が要求される双方向CATVのポーリング周期を遅
らせるという事もなく、また、通常のポーリングは高頻
度で行うため、緊急信号も極めて迅速に中央装置が収集
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の通信タイミング図
【図2】本発明の第2の実施例の通信タイミング図
【符号の説明】 1 下りポーリング信号 2 優先要求信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央装置と複数の端末装置を双方向通信
    可能な伝送路により接続し、前記中央装置はポーリング
    により各端末装置と通信を行うデータ通信システムにお
    いて、優先通信を行なおうとする端末装置は、前記中央
    装置からの任意の下りポーリング信号の送出時間中に、
    優先要求信号を送出して前記中央装置に対して優先通信
    を要求し、優先通信を行わせる優先通信方式。
  2. 【請求項2】 端末装置は、中央装置からの下りポーリ
    ング信号の内で端末装置からの応答を要求する下りポー
    リング信号に対して、優先要求信号を送出中に、前記下
    りポーリング信号が終了すると、その時点で優先要求信
    号の送出を中断し、前記中央装置は、前記端末装置を特
    定し、この端末装置に対して再送要求コマンドを送出す
    る請求項1に記載の優先通信方式。
  3. 【請求項3】 中央装置は、端末装置に優先要求信号を
    送出させるための専用の下りポーリング信号を一定時間
    間隔で送出する請求項1に記載の優先通信方式。
JP5304491A 1993-12-06 1993-12-06 優先通信方式 Pending JPH07162441A (ja)

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JP5304491A JPH07162441A (ja) 1993-12-06 1993-12-06 優先通信方式

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JP5304491A JPH07162441A (ja) 1993-12-06 1993-12-06 優先通信方式

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JPH07162441A true JPH07162441A (ja) 1995-06-23

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JP5304491A Pending JPH07162441A (ja) 1993-12-06 1993-12-06 優先通信方式

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