JPH11353021A - ビークル - Google Patents

ビークル

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Publication number
JPH11353021A
JPH11353021A JP10157475A JP15747598A JPH11353021A JP H11353021 A JPH11353021 A JP H11353021A JP 10157475 A JP10157475 A JP 10157475A JP 15747598 A JP15747598 A JP 15747598A JP H11353021 A JPH11353021 A JP H11353021A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thruster
torque command
vehicle
attitude
motor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10157475A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Yanagida
真孝 柳田
Yoshiji Isozaki
芳史 磯崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP10157475A priority Critical patent/JPH11353021A/ja
Publication of JPH11353021A publication Critical patent/JPH11353021A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ビークルの姿勢を精度抑制御する。 【解決手段】推進力の向きが可動な複数のスラスタ11
と、推進力の向きがヨー軸,ピッチ軸及びロール軸方向
にそれぞれ固定された複数台の姿勢制御用モータ9と、
目標姿勢にするためのトルク指令S7を求める速度制御
器18と、トルク指令S7を、前記スラスタ11の推進
力によるスラスタトルク指令S9と前記モータの推進力
によるモータトルク指令S8とに分配するトルク指令分
配器と、スラスタトルク指令S9に応じて、各スラスタ
11を駆動するスラスタ制御器15と、モータトルク指
令S8に応じて、各モータ9を駆動するモータ制御器2
1とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、姿勢を精度良く制
御するため手段を具備したビークルに関する。
【0002】
【従来の技術】ビークルは、複数のスクリューを含むス
ラスタを装備し、各スラスタのスクリューの回転によっ
て発生する推進力によって、並進,回転移動が可能とな
る。
【0003】従来のビークルの構成を図2に示す。ビー
クル10は複数のスラスタ11の駆動により移動するも
ので、その姿勢は姿勢検出器12で検出される。そし
て、姿勢検出器12は、ビークル姿勢信号S1を第1の
減算器13,速度導出器14及びスラスタ制御器15に
出力する。第1の減算器13は、目標姿勢信号S2とビ
ークル姿勢信号S1とから目標姿勢と現在の姿勢の偏差
を求め、姿勢偏差信号S3を姿勢制御器16に出力す
る。姿勢制御器16は、姿勢偏差信号S3に姿勢制御ゲ
インを乗算して速度指令S4を求める。また、速度導出
器14は、ビークル姿勢信号S1からビークルの速度を
求め、ビークル速度信号S5を速度指令S4と共に第2
の減算器17に出力する。
【0004】第2の減算器17は、ビークル速度信号S
5と速度指令S4との偏差を求め、速度偏差S6を速度
制御器18に出力する。速度制御器18は、速度偏差S
6に速度制御ゲインを乗算してトルク指令S7を求め、
トルク指令S7をスラスタ制御器15に出力する。スラ
スタ制御器15は、トルク指令S7とビークル姿勢信号
S1とを用いて、トルク−スラスタ速度関係式よりスラ
スタ速度指令S10を求め、スラスタ速度指令S10を
ビークル10のスラスタ11に出力する。
【0005】そして、目標姿勢信号S2と姿勢検出器1
2の検出したビークル姿勢信号S1との偏差及び速度指
令S4とビークル速度信号S5との偏差がそれぞれ0に
なるように制御を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、スラスタを
用いた制御のため、スラスタの推進力の向きを変えてい
る間の出力が水流を起こし、この水流が外乱となってビ
ークルの姿勢の制御を精度良く行うことが困難になると
いう問題があった。
【0007】本発明の目的は、姿勢を変える際に、スラ
スタの出力から生じる水流による外乱が作用していても
姿勢の制御を精度良く行うことができるビークルを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下のように構成されている。
【0009】本発明のビークルは、推進力の向きが可動
である複数のスラスタと、推進力の向きがヨー軸,ピッ
チ軸及びロール軸方向にそれぞれ固定された複数台のモ
ータと、目標姿勢にするためのトルク指令を求める速度
制御器と、前記トルク指令を、スラスタトルク指令とモ
ータトルク指令とに分配するトルク指令分配器と、前記
スラスタトルク指令に応じて、各スラスタを駆動するス
ラスタ制御器と、前記モータトルク指令に応じて、各モ
ータを駆動するモータ制御器とを具備してなることを特
徴とする。
【0010】本発明のビークルは、上記構成により、以
下の作用・効果を有する。
【0011】推進力の向きが固定され、外乱を発するこ
とがないモータを併用することによって、スラスタによ
る外乱を少なくすることができるので、ビークルの姿勢
制御を精度良く行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下に図面
を参照して説明する。
【0013】図1は本発明の一実施形態に係わるビーク
ル姿勢制御装置の構成を示すブロック図である。
【0014】ビークル10に、スラスタ11が複数個設
けられている。また、ビークル10には、姿勢制御用モ
ータ9(9a,9b,9c)がヨー,ピッチ,ロール軸
方向毎に設置されている。また、ビークル10に、電力
を供給するためのケーブル19が接続されている。
【0015】ビークル10の姿勢を検出する姿勢検出器
12から、ビークル姿勢信号S1が、第1の減算器1
3,速度導出器14,スラスタ制御器15及びモータ制
御器21に出力されている。なお、姿勢検出器12は、
ビークルの姿勢検出を行う角度検出器(例えばジャイ
ロ)で構成されている。
【0016】第1の減算器13には、ビークル姿勢信号
S1と共にビークル10の目標姿勢信号S2が入力され
る。第1の減算器13では、ビークル姿勢信号S1と目
標姿勢信号S2との偏差が求められ、姿勢偏差信号S3
が姿勢制御器16に入力される。姿勢制御器16では、
入力された姿勢偏差信号S3に姿勢制御ゲイン(偏差修
正係数(単位変換を含んだ定数))を乗算してビークル
を目標姿勢に移動させるための速度が求められ、速度指
令S4が第2の減算器17に出力されている。
【0017】また、速度導出器14は、ビークル姿勢信
号S1の時間変化からビークル10の速度を求め、ビー
クル速度信号S5を第2の減算器17に出力する。第2
の減算器17では速度指令S4とビークル速度信号S5
との偏差を求め、速度偏差S6を速度制御器18に出力
する。
【0018】速度制御器18は、速度偏差S6に速度制
御ゲインを乗算してビークルを目標姿勢に移動させる速
度を得るための回転トルクを求め、トルク指令S7をト
ルク指令分配器20に出力する。
【0019】トルク指令分配器20は、トルク指令S7
にそれぞれ係数を掛けてトルク指令S7を分配し、スラ
スタとモータとが出力する回転トルクを求める。例え
ば、トルク指令S7に係数α(1≧α≧0)を掛けてス
ラスタの出力する回転トルクとし、トルク指令S7に係
数(1−α)を掛けてモータの出力する回転トルクとす
る。そして、トルク指令分配器20は、モータトルク指
令S8をモータ制御器21に、スラスタトルク指令S9
をスラスタ制御器15に出力する。
【0020】スラスタ制御器15では、スラスタトルク
指令S9とビークル姿勢信号S1とから、各スラスタに
対するスラスタ速度指令S10を求め、スラスタ速度指
令S10をビークル10の各スラスタ11に出力する。
各スラスタ11は、スラスタ速度指令S10に応じて駆
動される。
【0021】モータ制御器21では、モータトルク指令
S8とビークル姿勢信号S1からモータ速度指令S11
を求め、ビークル10の各軸の姿勢制御用モータ9に出
力する。そして、モータ速度指令S11に応じて各姿勢
制御用モータ9は駆動される。
【0022】そして、最終的に姿勢偏差が0になるよう
にして、ビークル10は所望の姿勢に制御される。
【0023】本実施形態のビークル姿勢制御装置によれ
ば、トルク指令S7をトルク指令分配器20で、スラス
タ11と姿勢制御用モータ9で分けて行うように、スラ
スタトルク指令S9と、モータトルク指令S8をスラス
タ制御器15とモータ制御器21に出力する。スラスタ
制御器15とモータ制御器21で、ビークル10のスラ
スタ11と姿勢制御用モータ9とをそれぞれ駆動するこ
とで、スラスタの出力による水流の外乱の発生が抑制さ
れ、目標姿勢に精度良く移動することができる。
【0024】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で、種々
変形して実施することが可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、姿
勢を変える際に、スラスタの他に推進力の向きが固定さ
れたモータを併用することで、スラスタによる外乱の発
生を抑制することができ、姿勢制御を精度良く行うこと
が可能となる。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に関わるビークルの概略構
成を示す図。
【図2】従来のビークルの概略構成を示す図。
【符号の説明】
9 姿勢制御用モータ 10 ビークル 11 スラスタ 12 姿勢検出器 13 減算器 14 速度導出器 15 スラスタ制御器 16 姿勢制御器 17 減算器 18 速度制御器 20 トルク指令分配器 21 モータ制御器 S1 ビークル姿勢信号 S2 目標姿勢信号 S3 姿勢偏差信号 S4 速度指令 S5 ビークル速度信号 S6 速度偏差 S7 トルク指令 S8 モータトルク指令 S9 スラスタトルク指令 S10 スラスタ速度指令 S11 モータ速度指令

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】推進力の向きが可動である複数のスラスタ
    と、 推進力の向きがヨー軸,ピッチ軸及びロール軸方向にそ
    れぞれ固定された複数台のモータと、 目標姿勢にするためのトルク指令を求める速度制御器
    と、 前記トルク指令を、スラスタトルク指令とモータトルク
    指令とに分配するトルク指令分配器と、 前記スラスタトルク指令に応じて、各スラスタを駆動す
    るスラスタ制御器と、 前記モータトルク指令に応じて、各モータを駆動するモ
    ータ制御器とを具備してなることを特徴とするビーク
    ル。
JP10157475A 1998-06-05 1998-06-05 ビークル Withdrawn JPH11353021A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10157475A JPH11353021A (ja) 1998-06-05 1998-06-05 ビークル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10157475A JPH11353021A (ja) 1998-06-05 1998-06-05 ビークル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11353021A true JPH11353021A (ja) 1999-12-24

Family

ID=15650502

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JP10157475A Withdrawn JPH11353021A (ja) 1998-06-05 1998-06-05 ビークル

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JP (1) JPH11353021A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007118702A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Univ Kansai 位置姿勢制御装置及び位置姿勢制御方法
CN102303695A (zh) * 2011-06-01 2012-01-04 华南理工大学 一种结构对称各向水动力均等带缆遥控水下机器人
WO2013136902A1 (ja) * 2012-03-16 2013-09-19 学校法人立命館 浮遊移動体および該浮遊移動体を用いた浮遊移動体システム

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