JP2018079743A - 船舶用推進装置およびそれを備えた船舶 - Google Patents

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Abstract

【課題】低速でも安定した推進力が得られる船舶推進装置および船舶を提供する。【解決手段】電動推進機4は、ステータ部47を有する筒状のダクト41と、プロペラ部42とを有する。プロペラ部42は、リム51と、その内方に形成された羽根52とを含む。リム51は、ステータ部47と対向する位置に配置され、ステータ部47とともに電動モータ50を構成するロータ部53を有する。ダクト41には、リム51との間に周囲の水が導入されるギャップを形成し、そのギャップに周囲から導入される水によってリム51との間を水潤滑する流体軸受20が設けられている。電動モータ50を制御するコントローラは、出力指令が所定値以下の回転速度制御領域では電動モータ50を回転速度制御により駆動し、出力指令が所定値を超えるトルク制御領域では電動モータ50をトルク制御により駆動する。【選択図】図1

Description

この発明は、電動モータを駆動源として推進力を発生する船舶推進装置、およびそれを備えた船舶に関する。
特許文献1は、電動推進機を開示している。この電動推進機は、ステータとして機能する筒状のダクトと、ダクトに対して相対回転可能なロータとして機能するリムとを含む。リムは、複数の羽根を内方に有している。ステータおよびロータが電動モータを構成する。この電動モータを駆動することにより、リムが回転し、リムに設けられた羽根が推進力を発生する。
ダクトの内周面には環状に凹部が形成されており、この凹部に流体軸受が配置されている。リムは、流体軸受に回転可能に支持されている。
特開2016−117457号公報
流体軸受とリムとの間にはギャップが形成されている。このギャップに周囲の水が入り込むことによって、流体軸受とリムとの間が水潤滑される。
しかし、リムの回転が低速であるときには、流体軸受とリムとの間のギャップ内の水の流れが不十分であるため、十分な水潤滑が不可能であり、流体軸受とリムとが摩擦接触する。それにより、リムを十分に回転させることができず、所望の推進力を発生させることが難しい。
この発明の一実施形態は、このような課題を解決した船舶推進装置およびそれを備えた船舶を提供する。
この発明の一実施形態は、ステータ部を有する筒状のダクトと、前記ステータ部と対向する位置に配置され前記ステータ部とともに電動モータを構成するロータ部を有するリムと、前記リムの径方向内方に形成された羽根とを含む、プロペラ部と、前記ダクトに設けられ、前記リムとの間に周囲の水が導入されるギャップを形成し、前記ギャップに周囲から導入される水によって前記リムとの間を水潤滑する流体軸受と、出力指令が所定値以下の回転速度制御領域では前記電動モータを回転速度制御により駆動し、出力指令が前記所定値を超えるトルク制御領域では前記電動モータをトルク制御により駆動する、モータ制御ユニットと、を含む、船舶推進装置を提供する。
この構成によれば、ステータ部に電流を供給して電動モータを駆動することにより、ロータ部とともにリムが回転する。それにより、リムの径方向内方に形成された羽根が周囲の水を掻くので、推進力が発生する。ダクトに設けられた流体軸受はリムとの間にギャップを形成する。このギャップに周囲から導入される水によって、リムと流体軸受との間が水潤滑される。それにより、安価な構成で、リムを回転可能に支持することができる。
リムの回転速度、すなわち、プロペラ部の回転速度が低いときは、流体軸受とリムとの間のギャップ内の水流が十分ではないから、リムが流体軸受に摩擦接触するおそれがある。それに起因して、電動モータの回転速度が所望の速度にならないおそれがある。
そこで、出力指令が所定値以下の回転速度制御領域では、電動モータを回転速度制御により駆動する。それにより、流体軸受における水潤滑が不十分でも、所望の速度でプロペラ部を回転させることができ、低速時でも安定した推進力を得ることができる。その一方で、出力指令が所定値を超えるトルク制御領域では、流体軸受における十分な水潤滑が確保できるので、電動モータがトルク制御される。それにより、出力指令に対応するトルクを電動モータが発生するので、出力指令に対応する推進力を得ることができる。
この発明の一実施形態では、前記モータ制御ユニットが、前記トルク制御領域において、前記電動モータの回転速度が所定の最低回転速度以上となるように前記電動モータの回転速度を維持する回転速度維持制御を実行する。
この構成によれば、トルク制御領域において、電動モータの回転速度が最低回転速度以上に維持される。それにより、流体軸受における水潤滑が阻害されない状態を保持しながら、電動モータから所要のトルクを発生させ、それに応じた推進力をプロペラ部から発生させることができる。
この発明の一実施形態では、前記最低回転速度を設定するために使用者によって操作される最低回転速度設定ユニットを含み、前記モータ制御ユニットが、前記トルク制御領域において、前記最低回転速度設定ユニットによって設定される最低回転速度に基づいて前記回転速度維持制御を実行する。
この構成によれば、使用者が最低回転速度を設定できるので、使用者の好みや使い方に応じて、とくに低速領域における推進力の発生を調整することができる。
この発明の一実施形態は、船体と、前記船体に装備された、前述のような特徴を有する船舶推進装置と、を含む、船舶を提供する。
この構成により、出力指令が低いときでもプロペラ部の安定した回転が得られ、かつ所定値を超える出力指令に対しては、指令に追従して推進力を発生させることができるので、操船しやすい船舶を提供できる。
図1は、この発明の一実施形態に係る船舶の構成例を説明するための図解的な平面図である。 図2は、前記船舶の一部の断面を表した側面図である。 図3は、電動推進機の構成例を説明するための斜視図である。 図4は、前記電動推進機の縦断面図である。 図5は、前記電動推進機に備えられたダクトの断面図である。 図6は、船体に対する電動推進機の取付構造例を示す斜視図である。 図7は、前記船舶の電気的構成を説明するためのブロック図である。 図8Aおよび図8Bは、電動モータの制御特性例を説明するための特性図である。 図9は、電動モータの制御ための処理例を説明するためのフローチャートである。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る船舶の構成例を説明するための図解的な平面図であり、図2はその側面図であり、部分的に断面を示す。船舶1は、船体2と、船体2に装備された電動推進機4とを含む。船体2内に区画された船室2a内にコックピット5が配置されている。コックピット5には、ステアリングホイール5a、シフトレバー5b、ジョイスティック5cなどが配置されている。コックピット5には、操船者シート35が配置されている。また、船室2a内には、乗員のためのシート36が配置されている。
図3は、電動推進機の構成例を説明するための斜視図であり、図4はその縦断面図である。電動推進機4は、筒状のダクト41と、プロペラ部42と、ステアリングシャフト43と、ケーシング部44と、モータ制御部45と、転舵機構46とを備えている。ダクト41は、ステータ部47を含んでいる。ダクト41およびプロペラ部42は、推進力発生ユニット40を構成している。推進力発生ユニット40は、転舵機構46によってステアリングシャフト43まわりに転舵される。プロペラ部42は、リム51と、羽根52とを含んでいる。リム51は、ロータ部53を有している。ステータ部47と、ロータ部53とは、互いに対向しており、これらは電動モータ50(スイッチドリラクタンスモータ)を構成している。すなわち、ステータ部47に通電することによって、ロータ部53が回転軸線Aまわりに回転する。なお、電動モータ50として、スイッチドリラクタンスモータ(SRモータ)以外に、永久磁石モータやステッピングモータを用いてもよい。
ダクト41は、回転軸線Aを含む切断面が翼断面形状を有し、回転軸線Aを回転の軸とする回転体である。切断面は、前縁が丸く後縁が尖った形状を有している。ダクト41の内径(内周面の半径)は、羽根52の前方の領域において後方に向かうほど減少しており、羽根52から後縁までの領域ではほぼ一様である。ダクト41の外径(外周面の半径)は、羽根52の前方の領域ではほぼ一様であり、羽根52から後縁までの領域では後方に向かうほど減少している。
図5に拡大した断面図を示すように、ダクト41の内周面には、径方向外方に向けて凹んだ周状の凹部48が形成されている。この凹部48内にリム51が収容されている。具体的には、リム51は、ダクト41の凹部48に沿って設けられた流体軸受20を介してダクト41に回転可能に支持されている。
ダクト41の凹部の外周には、ステータ部47が配置されている。ステータ部47は、巻線を含む。ステータ部47は、巻線に電力が供給されることにより、磁界を発生する。巻線は、ダクト41の凹部48に沿って周状に複数配置されている。複数の巻線には回転に同期させて電力がそれぞれ供給される。これにより、プロペラ部42のロータ部53にステータ部47の磁力が作用して、プロペラ部42が回転される。
流体軸受20は、ステータ部47の前方に配置された前軸受部21と、ステータ部47の後方に配置された後軸受部22とを含む。前軸受部21および後軸受部22は、それぞれ断面がL字状で環状に形成された樹脂部品である。前軸受部21と後軸受部22との間にステータ部47が配置されており、前軸受部21および後軸受部22の各表面とステータ部47の内周面とが面一に連なっている。前軸受部21、後軸受部22およびステータ部47は、凹部48の内面に沿って、リム51を取り囲むU字形を形成するように配置されている。これにより、リム51と、流体軸受20およびステータ部47との間に、ギャップ23が形成されている。前軸受部21および後軸受部22のギャップ23に臨む表面には、必要に応じて、周囲の水を導入するための溝が形成されていてもよい。ギャップ23には周囲の水が入り込み、リム51が回転することによって、ギャップ23内を通る水流が形成される。それにより、リム51と流体軸受20との間が水潤滑され、リム51が円滑に回転できる状態でダクト41に支持される。
プロペラ部42の羽根52は、リング状のリム51の内方に設けられており、その径方向外側縁がリム51の内周面に固定されている。すなわち、羽根52は、リム51の内周面からリム51の径方向内方に向けて突出している。羽根52は、たとえば、円周方向に沿って等間隔(90度おき)に4枚設けられている。羽根52は、翼形状を有している。
ロータ部53は、リム51の外方に設けられている。ロータ部53は、ダクト41のステータ部47と対向する位置に配置されている。具体的には、ロータ部53と、ステータ部47とは、半径方向に所定の間隔を隔てて対向している。つまり、ステータ部47およびロータ部53とにより構成される電動モータ50は、ラジアルギャップ型のモータである。ロータ部53は、透磁率が大きい部分と透磁率が小さい部分とが周状に交互に配置されている。つまり、ロータ部53には、ステータ部47から発生する磁力によりリラクタンストルクが発生する。これにより、ロータ部53(リム51)が回転する。
図4に最も良く表れているように、ステアリングシャフト43は、ダクト41を転舵可能に支持している。具体的には、ステアリングシャフト43は、円すいころ軸受55を介して転舵機構46に回動可能に支持されている。ステアリングシャフト43は、円筒ころ軸受55を介して、ダクト41に一体的に設けられたケーシング部44を支持している。ケーシング部44にモータ制御部45が収容されている。ステアリングシャフト43は、中空形状に形成されている。ステアリングシャフト43の中空形状の内部には、ステータ部47に電力を供給する配線、モータ制御部45と船体2に搭載されたバッテリ(図示せず)とを接続する配線、船内LAN(ローカルエリアネットワーク)91(図7参照)とモータ制御部45とを接続する配線、モータ制御部45と転舵機構46とを接続する配線などが収容されている。
この実施形態では、ケーシング部44は、ダクト41とともに転舵可能にダクト41に固定されている。具体的には、ケーシング部44は、ダクト41と一体的に設けられている。ケーシング部44は、この実施形態では、プロペラ部42の回転軸線A方向に沿って流線型形状に形成されている。より具体的には、ケーシング部44は、回転軸線Aに沿ってX方向に相対的に流れる水に対して抵抗が小さくなるように流線型形状に形成されている。さらに具体的には、ダクト41およびケーシング部44が、翼形状の断面を有している。そのため、ダクト41の前縁から後縁に向かうX2方向の水流が発生しているときのダクト41およびケーシング部44は、翼効果によって推進力を発生するように構成されている。一方、X1方向への逆向きの水流が発生しているときのダクト41およびケーシング部44は、この水流の影響により推進力を発生し難いように構成されている。これに起因して、プロペラ部42を正転させてX1方向の推進力(前進推進力)を発生させるときと、プロペラ部42を逆転させてX2方向の推進力(後進推進力)を発生させるときとで、回転数が等しくても、推進力が異なる。すなわち、X1方向の推進力(前進推進力)の方が大きい。
転舵機構46は、ダクト41の上方に配置され、ダクト41を転舵させるように構成されている。転舵機構46は、電動モータ60と、減速機61と、転舵角センサ62とを含む。転舵機構46の電動モータ60は、コントローラ90(図7参照)からの指令に基づいて駆動される。電動モータ60は、船体2に搭載されたバッテリ(図示せず)からドライバを介して電力が供給されて回転駆動される。電動モータ60は、減速機61を介してステアリングシャフト43を転舵軸線Bまわりに回動させる。舵角センサ62は、ステアリングシャフト43の回動角を転舵角として検知する。検知された転舵角に基づいて電動モータ60がフィードバック制御される。
図6は、船体2に対する電動推進機4の取付構造例を示す斜視図である。電動推進機4は、ブラケット57を介して船体2に取り付けられている。ブラケット57は、電動推進機4を支持するとともに、船体2の後方に取り付けられている。ブラケット57は、船体取付部71と、推進機取付部72とを含んでいる。船体取付部71は、平板状に形成されている。船体取付部71は、船体2の後方のトランサムに取り付けられている。推進機取付部72は、船体取付部71に所定の角度を有して、船体取付部71と一体的に設けられている。推進機取付部72は、略水平方向に沿った平板状に形成されている。推進機取付部72には、電動推進機4が取り付けられている。具体的には、転舵機構46の上面が、ブラケット57の推進機取付部72に固定されている。
推進機取付部72の左右両端部の近傍には、電動推進機4のステアリングシャフト43を挿通させるための取付孔67(図4参照)が形成されている。この取付孔67にステアリングシャフト43の部分を挿通させた状態で、ボルト68(図4参照)により、転舵機構46が推進機取付部72の下面に固定されている。
船体取付部71には、左右縁部付近に、複数の孔部711の列がそれぞれ設けられており、それらよりも下方には、上下に延びる一対の長孔部712がそれぞれ設けられている。孔部711および長孔部712にボルト73が挿通それぞれ挿通され、それらのボルト73が船体2のトランサム板2eに結合されている。これにより、ブラケット57が船体2に固定されている。ステアリングシャフト43には、配線類39が通されている。配線類39は、船体2に導入され、船体2内に配置されたバッテリ(図示せず)およびコントローラ90(図7参照)などに接続されている。
図7は、船舶の電気的構成を説明するためのブロック図である。船舶1は、コントローラ90を備えている。コントローラ90には、ステアリングホイール5a、シフトレバー5b、およびジョイスティック5cからの入力信号が入力される。より具体的には、ステアリングホイール5aに関連して、その操作角を検出する操作角センサ75aが設けられている。また、シフトレバー5bに関連して、その操作位置(操作量)を検出する位置センサで構成されたアクセル開度センサ75bが設けられている。さらに、ジョイスティック5cに関連して、その操作位置を検出する位置センサで構成されたジョイスティック位置センサ75cが設けられている。これらのセンサ75a,75b,75cの検出信号が、コントローラ90に入力されている。
コントローラ90は、船内LAN91に接続されている。電動推進機4の転舵機構46は、前述のとおり、駆動源としての電動モータ60(以下「転舵モータ60」という。)を含む。プロペラ部42を回転駆動する電動モータ50(以下「推進モータ50」という。)、および転舵モータ60は、モータ制御部45から供給される駆動電流によって作動する。電動推進機4のそれぞれのモータ制御部45は、船内LAN91に接続されている。コントローラ90は、船内LAN91を介してモータ制御部45と通信し、モータ制御部45に対して、駆動指令値を与える。
モータ制御部45は、転舵モータ60を駆動するための転舵モータ制御部85と、推進モータ50を駆動するための推進モータ制御部86とを含む。
転舵モータ制御部85は、出力演算部85aと、電流変換部85bとを含む。出力演算部85aには、目標転舵角値、実転舵角値、およびモータ回転角が入力される。目標転舵角値は、コントローラ90から船内LAN91を介して与えられる。実転舵角値は、転舵機構30に備えられる転舵角センサ62によって検出される。モータ回転角は、転舵モータ60に付設された回転角センサ63によって検出される。回転角センサ63は、転舵モータ60のロータの回転角を検出する。出力演算部85aは、目標転舵角値と実転舵角値との偏差、および回転角センサ63が検出するモータ回転角に基づいて、出力トルク値を発生し、その出力トルク値を電流変換部85bに供給する。電流変換部85bは、出力トルク値に対応する駆動電流を転舵モータ60に供給する。それによって、転舵モータ60が駆動される。これにより、実転舵角値が目標転舵角値に近づくように転舵モータ60がフィードバック制御される。
推進モータ制御部86は、モータ制御ユニットの一例であり、出力演算部86aと、電流変換部86bとを含む。出力演算部86aには、目標トルク値が入力され、かつモータ回転角が入力される。目標トルク値は、コントローラ90から船内LAN91を介して与えられる。モータ回転角は、推進モータ50に付設された回転角センサ54によって検出される。回転角センサ54は、推進モータ50のロータ部53の回転角を検出する。回転角センサ54を設ける代わりに、モータ制御部45の内部演算によって推進モータ50の回転角を求めてもよい。出力演算部86aは、目標トルク値およびモータ回転角に基づいて、出力トルク値を発生し、その出力トルク値を電流変換部86bに供給する。電流変換部86bは、出力トルク値に対応する駆動電流を推進モータ50に供給し、それによって、推進モータ50が駆動される。これにより、目標トルク値を達成するように推進モータ50が制御され、それにより、要求に応じた推進力が得られる。目標トルク値は正または負の値をとる。目標トルク値が正の値なら、推進モータ50は正転方向に駆動される。目標トルク値が負の値なら、推進モータ50は逆転方向に駆動される。すなわち、推進モータ制御部86は、推進モータ50を正転方向および逆転方向に駆動する。
モータ制御部45は、出力演算部85a,86aが演算する出力トルク値および実転舵角値を、船内LAN91を介して、コントローラ90に送信する。
コントローラ90には、シフトレバー5bの操作位置を表すシフトレバー位置情報(アクセル開度センサ75bの出力)が入力される。シフトレバー5bは、前進、停止または後進(シフト位置)を選択し、かつアクセル開度(アクセル操作量)を設定するために操作者によって操作される操作子である。シフトレバー5bの操作量は、アクセル開度センサ75bによって検出される。したがって、コントローラ90は、アクセル開度センサ75bの出力信号をシフトレバー位置情報およびアクセル開度情報として扱う。また、コントローラ90には、ステアリングホイール5aの操作角情報(操作角センサ75aの出力)が入力される。また、コントローラ90には、ジョイスティック5cの操作位置情報(ジョイスティック位置センサ75cの出力)が入力される。ジョイスティック5cもまた、アクセル(アクセル操作部。アクセルレバー)の一例である。すなわち、ジョイスティックの操作位置は、ジョイスティック位置センサ75cによって検出される。コントローラ90は、ジョイスティック位置センサ75cの出力信号を、操舵指令信号およびアクセル指令信号(アクセル開度)などとして取り扱う。
コントローラ90には、さらに、船内LAN91から各種の情報が入力される。具体的には、電動推進機4に関連する情報として、出力トルク値、実転舵角値等が入力される。
コントローラ90は、前述のとおり、電動推進機4に関連して、目標転舵角値、目標トルク値、目標格納角値を出力する。
この実施形態では、アクセル開度(出力指令)が所定値以下のときには推進モータ50を回転速度制御により駆動し、アクセル開度が前記所定値を超えるときには推進モータ50をトルク制御により駆動するように、コントローラ90がプログラムされている。コントローラ90は、CPU(中央演算ユニット)93と、CPU93が実行するプログラムが格納されたメモリ94とを含む。そして、CPU93がそのプログラムを実行することによって、コントローラ90は、複数の機能処理部としての機能を実現する。そのうちの一つの機能は、アクセル開度に応じた推進モータ50の制御方式の切換えである。
図8Aおよび図8Bは、コントローラ90による推進モータ50の制御特性を説明するための図である。図8Aは、アクセル開度(出力指令)に対する基準目標トルク値の特性例を示す。図8Bは、基準目標トルク値に対して補正を加えて得られる目標トルク値の特性例を示す。
まず、図8Aを参照する。アクセル開度が正の領域は、シフトレバー5bまたはジョイスティック5cが前方に倒されて、前進方向の推進力の発生が要求される領域である。この領域では、アクセル開度が零の付近に設定された不感帯を超えると、上限値まで単調に増加するように正の値の目標トルク値が設定される。この場合、推進モータ50は、正転方向に回転される。
一方、アクセル開度が負の領域は、シフトレバー5bまたはジョイスティック5cが後方に倒されて、後進方向の推進力の発生が要求される領域である。この領域では、アクセル開度が零の付近に設定された不感帯を超えて減少すると、下限値まで単調に減少するように負の値の目標トルク値が設定される。この場合、推進モータ50は、逆転方向に回転される。
この実施形態では、図8Bに示すように、基準目標トルク値に対して補正を加え、目標トルク値が求められる。基準目標トルク値Tq*の絶対値が出力トルク下限値Tqmin(>0)以下の領域に、回転速度制御領域が設定されている。図8Aの基準目標トルク値特性から、回転速度制御領域は、アクセル開度の絶対値が比較的小さい領域、すなわち、出力指令値が小さい領域に相当する。この回転速度制御領域では、コントローラ90は、推進モータ50に対して回転速度制御を実行する。また、コントローラ90は、回転速度制御領域よりも絶対値が大きな基準目標トルク値の領域では、推進モータ50に対して、トルク制御を実行する。すなわち、回転速度制御領域の外の領域(絶対値の大きい領域)に、トルク制御領域が設定されている。
トルク制御領域での目標トルク値の特性は、原則として、基準目標トルク値特性(図8A参照)に従う。ただし、推進モータ50の回転速度が予め定める下限値を下回る場合には、基準目標トルク値に対して修正を加えるために回転速度復帰制御を行う。したがって、トルク制御領域は、回転速度復帰制御に入り得る領域である。
回転速度制御領域では、基準目標トルク値特性に対して補正が加えられ、必要な回転速度が確保されるように、基準目標トルク値よりも絶対値が大きな目標トルク値が設定される。
図9は、推進モータ50を制御するためのコントローラ90が繰り返し実行する処理例を説明するためのフローチャートである。コントローラ90は、アクセル開度が不感帯内かどうかを判断し、不感帯内であれば(ステップS1:YES)、トルク出力の停止(ステップS12)、すなわち、推進モータ50の停止をモータ制御部45に対して指令する。アクセル開度が不感帯外の値であれば(ステップS1:NO)、コントローラ90は、基準目標トルク値特性(図8A参照)に従って、アクセル開度に対応する基準目標トルク値Tq*を求める(ステップS2)。この基準目標トルク値Tq*が出力トルク下限値Tqmin以下であれば(ステップS3:YES)、コントローラ90は、現在の状態が回転速度制御領域にあると判定する(ステップS4)。そして、コントローラ90は、現在の推進モータ50の回転速度、すなわち、プロペラ部42の回転速度n(以下「プロペラ回転速度n」という。)と、最低目標回転速度N3との差(N3−n)に基づいて、トルク調整量を求める(ステップS5)。現在のプロペラ回転速度nは、モータ制御部45から船内LAN91を介して取得できる。こうして求められたトルク調整量に基づいて基準目標トルク値が調整されて目標トルク値が求められ、その目標トルク値がモータ制御部45に与えられる(ステップS6)。こうして、回転速度制御(ステップS5,S6)が実行される。
この基準目標トルク値Tq*が出力トルク下限値Tqminを超えているときは(ステップS3:NO)、コントローラ90は、さらに、現在のプロペラ回転速度nが最低回転速度下限値N1(≧N3)未満かどうかを判断する(ステップS7)。この判断が肯定であれば、コントローラ90は、現在の状態がトルク制御領域にあるものの、プロペラ回転速度nが低いため、回転速度復帰制御(回転速度維持制御)を行うべきであると判定する(ステップS8)。そこで、コントローラ90は、回転速度を増加させるために、ステップS5,S6の処理を実行して、回転速度復帰制御を行う。
現在のプロペラ回転速度nが最低回転速度下限値N1以上であるときは(ステップS7:NO)、コントローラ90は、さらに、回転速度復帰制御実行中で、かつプロペラ回転速度nが最低回転速度上限値N2(≧N1)未満かどうかを判断する(ステップS9)。この判断が肯定のときは、引き続き、回転速度復帰制御(ステップS5,S6)を行う。一方、ステップS9の判断が否定のときは、コントローラ90は、現在の状態がトルク制御領域にあり、かつプロペラ回転速度nも十分に大きいと判断し、トルク制御を実行すべきであると判断する(ステップS10)。そこで、コントローラ90は、回転速度調整のために積算されているトルク調整量(増減量)を漸減(絶対値を漸減)し、目標トルク値を基準目標トルク値に近づける(ステップS11)。コントローラ90は、その目標トルク値をモータ制御部45に与える(ステップS6)。
この実施形態の電動推進機4では、ダクト41に設けられたステータ部47に電流を供給することにより、ロータ部53とともにリム51が回転する。それにより、リム51の径方向内方に形成された羽根52が周囲の水を掻くので、推進力が発生する。ダクト41に設けられた流体軸受20はリム51との間にギャップ23を形成する。このギャップ23に周囲から導入される水によって、リム51と流体軸受20との間が水潤滑される。それにより、安価な構成で、リム51を回転可能に支持することができる。
リム51の回転速度、すなわち、プロペラ部42の回転速度が低いときは、流体軸受20とリム51との間のギャップ23内の水流が十分ではないから、リム51が流体軸受20に摩擦接触するおそれがある。それに起因して、推進モータ50の回転速度が所望の速度にならないおそれがある。
そこで、この実施形態では、基準目標トルク値Tq*(アクセル開度に対応する値)が出力トルク下限値Tqmin以下の回転速度制御領域では、推進モータ50を回転速度制御により駆動する(ステップS4〜S6)。それにより、流体軸受20における水潤滑が不十分でも、所望の速度でプロペラ部42を回転させることができ、低速時でも安定した推進力を得ることができる。その一方で、基準目標トルク値Tq*が出力トルク下限値Tqminを超えるトルク制御領域では、流体軸受20における十分な水潤滑が確保できるので、推進モータ50がトルク制御される(ステップS10,S11,S6)。それにより、アクセル開度(出力指令)に対応するトルクを推進モータ50が発生するので、操船者の意図に追従する推進力を得ることができる。
また、この実施形態では、トルク制御領域において、プロペラ部42の回転速度が最低回転速度下限値N1以上となるように推進モータ50の回転速度を維持する回転速度復帰制御(回転速度維持制御)が実行される(ステップS7,S8,S5,S6)。それにより、流体軸受20における水潤滑が阻害されない状態を保持しながら、推進モータ50から所要のトルクを発生させ、それに応じた推進力をプロペラ部42から発生させることができる。
このようにして、アクセル開度が小さいときでもプロペラ部42の安定した回転が得られ、かつアクセル開度が十分に大きいときには、操船者のアクセル指令に追従して推進力を発生させることができるので、操船しやすい船舶1を提供できる。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は、さらに他の形態で実施することもできる。たとえば、図7に示すように、最低回転速度下限値N1および/または最低回転速度上限値N2を設定するために使用者によって操作される最低回転速度設定ユニット95を設けてもよい。これにより、トルク制御領域で適用される最低回転速度を使用者が設定できるので、使用者の好みや使い方に応じて、とくに低速領域における推進力の発生を調整することができる。
また、前述の実施形態では、船体2に一機の電動推進機4が備えられた構成について説明したが、船体2に二機以上の電動推進機4が備えられてもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 船舶
2 船体
4 電動推進機
5 コックピット
5a ステアリングホイール
5b シフトレバー
5c ジョイスティック
19
20 流体軸受
23 ギャップ
40 推進力発生ユニット
41 ダクト
42 プロペラ部
43 ステアリングシャフト
44 ケーシング部
45 モータ制御部
46 転舵機構
47 ステータ部
48 凹部
50 電動モータ(推進モータ)
51 リム
52 羽根
53 ロータ部
86 推進モータ制御部
86a 出力演算部
86b 電流変換部
90 コントローラ
91 船内LAN
93 CPU
94 メモリ
95 最低回転速度設定ユニット

Claims (4)

  1. ステータ部を有する筒状のダクトと、
    前記ステータ部と対向する位置に配置され前記ステータ部とともに電動モータを構成するロータ部を有するリムと、前記リムの径方向内方に形成された羽根とを含む、プロペラ部と、
    前記ダクトに設けられ、前記リムとの間に周囲の水が導入されるギャップを形成し、前記ギャップに周囲から導入される水によって前記リムとの間を水潤滑する流体軸受と、
    出力指令が所定値以下の回転速度制御領域では前記電動モータを回転速度制御により駆動し、出力指令が前記所定値を超えるトルク制御領域では前記電動モータをトルク制御により駆動する、モータ制御ユニットと、
    を含む、船舶推進装置。
  2. 前記モータ制御ユニットが、前記トルク制御領域において、前記電動モータの回転速度が所定の最低回転速度以上となるように前記電動モータの回転速度を維持する回転速度維持制御を実行する、請求項1に記載の船舶推進装置。
  3. 前記最低回転速度を設定するために使用者によって操作される最低回転速度設定ユニットを含み、
    前記モータ制御ユニットが、前記トルク制御領域において、前記最低回転速度設定ユニットによって設定される最低回転速度に基づいて前記回転速度維持制御を実行する、請求項2に記載の船舶推進装置。
  4. 船体と、
    前記船体に装備された請求項1〜3のいずれか一項に記載の船舶推進装置と、
    を含む、船舶。
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