JPH11352263A - アナログ−デジタル表示付電子腕時計 - Google Patents

アナログ−デジタル表示付電子腕時計

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JPH11352263A
JPH11352263A JP10163683A JP16368398A JPH11352263A JP H11352263 A JPH11352263 A JP H11352263A JP 10163683 A JP10163683 A JP 10163683A JP 16368398 A JP16368398 A JP 16368398A JP H11352263 A JPH11352263 A JP H11352263A
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JP
Japan
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liquid crystal
digital display
crystal cell
analog
hand
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JP10163683A
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English (en)
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Toshio Hiruta
俊雄 昼田
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、穴を開けた液晶セルを使用するこ
となく時計ムーブメントのほぼ全面にデジタル表示部を
配置可能にしたアナログ−デジタル表示部付電子腕時計
を提供する。 【解決手段】 液晶セル支持枠16の外周にフレーム1
6a、時計中心部を含む複数の指針の貫通穴を有するリ
ブ16b、16cを設け、フレーム16a、リブ16
b、16cとで囲まれた空間に液晶セル14、15を配
置し、フック16h、突出部16iと押さえ部16a
a、16bb、16ccとで液晶セル14、15を保持
してデジタル表示部を配置している。このことにより、
デジタル表示位置を自由に設ける事ができ、液晶セルの
割れ防止及びコストダウンにも役に立つ様になった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステップモータに
より運針する指針で時刻等の表示を行なうアナログ表示
部と、指針の下に配置され液晶等の表示によって時刻等
の表示を行なうデジタル表示部とを有するアナログ−デ
ジタル電子腕時計において、指針を軸支する指針軸によ
り配置制約のある液晶表示部を効率良く配置したデジタ
ル表示部を有するアナログ−デジタル表示付電子腕時計
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】時計の表示としては、指針で表示するア
ナログ時計と、液晶で代表されるデジタル時計があり、
アナログ時計とデジタル時計の両者の表示を備えたアナ
ログ−デジタル表示付電子腕時計も種々商品化されてい
る。前記アナログ−デジタル表示付電子腕時計はアナロ
グ時計とデジタル時計各々の特色を有し、機能的に非常
に優れている。しかし、デジタル表示部は指針の下に配
置されているので指針を取り付ける指針軸により、デジ
タル表示部を構成する液晶セルの配置が制約され、自由
に配置する事が困難であった。更に、デジタル表示部で
はアナログ表示部と異なり、カレンダー表示、ストップ
ウオッチ、タイマー等の機能表示以外にデジタル表示部
の修正状態等の各種表示を行うため、機能に対応した表
示サイズが要求され、デジタル表示部の小型化にも制約
があった。特に指針を多数設けた多針のアナログ−デジ
タル表示付電子腕時計においては、デジタル表示部の配
置構造の制約が多く、構造上問題になっていた。
【0003】上記の問題点を解消する方法の一として、
指針軸を避けて複数の液晶セルで構成したデジタル表示
部を有するアナログ−デジタル表示付電子腕時計が商品
化されている。指針軸が時計中央部のみに配置されたア
ナログ−デジタル表示付電子腕時計においては、各種の
商品に見られるように指針軸である筒車を避けた6時位
置等の外周部の1個所に液晶セルが配置されているが、
更に、デジタル表示部を拡大した商品として6時/12
時の2個所の外周部に各々液晶セルが配置されているも
のもある。
【0004】他の方法として、指針軸が時計中央部のみ
に配置されたアナログ−デジタル表示付電子腕時計にお
いては、液晶セルの中央に穴をあけることにより筒車の
指針軸を貫通させ、デジタル表示部の中央部にアナログ
表示用の指針を構成した商品もある。更に、時計中央部
以外に指針を多数設けた多針のアナログ−デジタル表示
付電子腕時計においては、各指針軸が貫通する複数の穴
をあけた一枚の液晶セルを指針の下ほぼ全面に設け、各
指針軸を避けてデジタル表示部を配置した商品がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各々独
立した液晶セルを12時/6時の2カ所に設け、指針軸
である筒車を避けた位置にデジタル表示部が配置されて
いるアナログ−デジタル表示付電子時計は、指針軸が時
計中央にある場合には構造上問題はないが、時計中央以
外の位置にも指針軸が有る多針のアナログ−デジタル表
示付電子腕時計においては、各指針を避けて従来と同じ
サイズのデジタル表示部を配置する事は困難である。
又、デジタル表示部の位置がほぼ限定されるので、デザ
イン上の制約となっている。
【0006】一方、指針軸が時計中央以外にも設けて有
る多針のアナログ−デジタル電子腕時計において、各指
針軸が貫通する複数の穴をあけた液晶セルを用い、ほぼ
時計ムーブメント全面にデジタル表示部を配置可能にし
たことにより、デジタル表示部位置の自由度が大きく、
各種のデザイン対応が可能である。しかし、デジタル表
示部である液晶セル等に各指針軸が貫通する穴をあけな
ければならず、ガラスの穴加工ということで液晶セルの
コストアップとなる。更に、液晶セルに複数の穴があい
ていることより、衝撃等での液晶セルの割れが発生し易
く、この対策を盛り込んだ時計構造を考慮しなければな
らなかった。
【0007】本発明は、上述のような従来の問題を解消
し、指針軸が時計中央以外に設けて有る多針のアナログ
−デジタル電子腕時計においても、穴をあけた液晶セル
を使用することなく、かつ時計ムーブメントのほぼ全面
にデジタル表示部を配置可能にしたことによりデジタル
表示部の位置が比較的自由に設けられ、衝撃等での液晶
セルの割れを防止した多針のアナログ−デジタル電子腕
時計を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は次のような構成としている。すなわち、
この発明に係る多針のアナログ−デジタル電子腕時計
は、断面的に指針と指針を軸支する支持部材の間で、か
つ平面的には中央部以外の位置に配置された針針を軸支
する指針軸を挟んで相対する位置に少なくとも2枚以上
の液晶セルを配置したデジタル表示部を有することを特
徴としている。
【0009】このことより、多針のアナログ−デジタル
電子腕時計において液晶セルがほぼ時計ムーブメント全
面に配置可能なので、デジタル表示部の位置が比較的自
由に設けられることによりデザイン制約が少なくなっ
た。しかも穴を開けた液晶セルを使用しないので、コス
トの削減と共に衝撃等での液晶セル割れの発生を防止し
た多針のアナログ−デジタル電子腕時計を提供すること
が可能となった。
【0010】また、アナログ−デジタル表示付電子腕時
計は更に液晶セルを支持するためのデジタル表示支持部
材を有しており、該デジタル表示支持部材は、アナログ
−デジタル表示付電子腕時計の時計モジュールの外形形
状とほぼ同形状の外周フレーム部と、複数の指針軸が貫
通する穴を備えるとともに、前記液晶セルを選択的に配
置可能な複数の領域に区切るためのリブと、液晶セルの
断面方向を保持するための可動可能なフック部と、前記
液晶セルと回路基板との電気的導通を行う接続部材近傍
で、前記外周フレーム部と共同して前記液晶セルを挟み
込むための突出部とを有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
にもとづて説明する。図1は本発明の一実施形態である
アナログ−デジタル電子腕時計の平面図である。図にお
いて、1は時計ケース、2はバンドである。3は時計ケ
ース1に設けられたプッシュ/プル可能なスイッチボタ
ン、4、5、6は前記スイッチボタン3と同様に時計ケ
ース1に設けられたプッシュボタンである。7は文字
板、8は秒針、9は分針、10は時針、11は24時間
針、12は機能針、13はモード針である。前記モード
針13は後述のモード表示部7aにより時刻モードを表
示(TMEを指している)している。前記秒針8、分針
9、時針10、24時間針11で時刻を表示し、機能針
12は特定のモードで機能表示を行っている。この図に
おいては午前10時9分36秒の時刻表示を表示し、機
能針12は何も機能表示しない12時位置に停止してい
る。
【0012】なお、各指針において、秒針8は秒モータ
(図示せず)、秒輪列(図示せず)により運針され、分
針9、時針10、24時針11は時分モータ(図示せ
ず)、時分輪列(図示せず)により運針され、機能針1
2は機能モータ(図示せず)、機能輪列(図示せず)に
より各々独立して運針されている。
【0013】モード針13はスイッチボタン3のプッシ
ュ操作により45°毎時計回り方向に1モード分回転す
ると共に、モードスイッチバネ(図示せず)も同時に回
転し各モードに対応するスイッチ端子(図示せず)に接
続する。この操作により各種モードが選択される。一
方、モード表示部7aには時刻、カレンダー、アラー
ム、スプリット機能付きストップウオッチ、ラップ機能
付きストップウオッチ、タイマー、ローカルタイム、ロ
ーカルアラームの8モードであるTME、CAL、AL
M、SPL、LAP、TMR、L−TM、 L−ALの
略字が印刷され、モード針13により選択されたモード
表示部7aの文字で所定のモードを表示している。この
様にスイッチボタン3の操作によりモード針13が作動
され、図2に示すように各モード表示を行い各モードに
対応して表示内容を切り換えている。
【0014】14、15は前記文字板7の下に配置され
たデジタル表示部を構成する液晶セルであり、文字板7
の窓部7b、7cからそれぞれのモードに対応して機能
表示を行っている。なお、文字板7は図3で説明する液
晶セル14、15の表示可能なスペースの大部分を覆
い、図に示す様に前記窓部7a、7bが液晶セルの一部
を開口している。窓部7bの液晶セル14は図で示すよ
うに英文字2文字で曜日を表示し、窓部7cの液晶セル
15は図で示すように日付けを表示している(この図に
おいては火曜日/2日を表示している)
【0015】図2は図1のスイッチボタン3を操作し、
デジタル表示部の表示内容を切り換えた各種表示状態に
おけるモード針13と液晶セル14、15を示す要部平
面図である。図2(a)はカレンダーモード状態、図2
(b)はアラームモード状態、図2(c)はストップウ
オッチモードでのスプリット状態、図2(d)はストッ
プウオッチモードでのラップ状態、図2(e)はタイマ
ーモードモード状態図2(f)はローカルタイムモード
状態、図2(g)はローカルアラームモード状態であ
る。
【0016】各モードにおけるデジタル表示部14、1
5の表示を説明すると、カレンダーモード状態では月、
日(6月2日を表示)を表示し、アラームモード状態で
はアラームセット時刻(5時30分を表示)を表示す
る。同様に、ストップウオッチモードでのスプリット状
態ではスプリットナンバーと1/100秒(スプリット
を表示するSとスプリットナンバー6及び48/100
秒を表示)、ストップウオッチモードでのラップ状態で
はラップナンバーと1/100秒(ラップを表示するL
とラップナンバー7及び19/100秒を表示)、タイ
マーモード状態ではタイマ分、秒(43分21秒を表
示)、ローカルタイムモード状態ではホームタイムの時
刻、つまり時刻モードにおける時分(10時9分を表
示)、ローカルアラームモード状態ではローカルアラー
ムセット時刻(23時00分を表示)を表示している。
ここでスプリット機能付きストップウオッチモード、ラ
ップ機能付きストップウオッチモードにおける左側の表
示は点滅しており、表示内容の識別を行っている。以上
の様に本実施の形態のアナログ−デジタル電子腕時計に
おけるデジタル表示部は、多機能にも関わらず液晶セル
14、15の各々2桁、計4桁の表示で各種表示を可能
にしている。
【0017】一方、各モードにおいて、秒針8、分針
9、時針10、24時間針11は、時刻モード状態、カ
レンダーモード状態、アラームモード、タイマーモード
では時分秒を表示し、同様に、ローカルタイムモード、
ローカルアラームモードではローカル時刻の時分秒を、
ストップウオッチモードでのスプリット及びラップ状態
では分針9、時針10、24時間針11は時刻の時分表
示のままであるが、秒針8は表示内容を変えストップウ
オッチの秒を表示している。機能針12はストップウオ
ッチモードでのスプリット及びラップ状態ではストップ
ウオッチの分を表示(1周60分で表示している)し、
タイマーモードではタイマセット分を表示(反時計回り
で1周60分を表示)している。
【0018】図3は図1に示すアナログ−デジタル腕時
計を時計ケース1から取り出し各指針8〜13を取り外
した時計ムーブメント状態の平面図である。16は液晶
セル14、15を支持する液晶セル支持枠、17は後述
の各指針軸を支持する指針軸支持部材、18は時針を取
り付ける筒車軸、19は24時間針を取り付ける軸であ
る24時間車軸、20は機能針12を取り付ける軸であ
る機能車軸、21はモード針13を取り付ける軸である
モード車軸である。前記各指針軸18〜21は歯車(図
示せず)が固定され、各駆動輪列(図示せず)を介して
駆動されている。
【0019】前記液晶セル支持枠16は時計ムーブメン
ト外形形状と同じであり、外周部はフレーム16aの形
状となっている。更に晶セル支持枠16は筒車軸18を
中心に十文字のリブ16b、16cを形成している。前
記リブ16b、16cには各指針軸18〜21が貫通可
能な穴16d〜hが設けられている。なお、穴16hに
は指針軸が貫通しないが、液晶セル支持枠16は穴16
dを中心とした点対称であるので、180゜回転させて
使用出来る様に設けてある。16iは24時間車軸19
が貫通する穴16e、及び穴16h近傍のリブ16bに
設けたフックで4個所設けてある。16jはフレーム1
6aの下側に設けられた突出部である。前記前記突出部
16jは液晶セル14、15の電極が設けられている破
線で示すコネクター部14a、15aを避け、かつ液晶
セル14、15を挟んでフック16iと対角となる近傍
の7時、5時位置に設けてある。同様に突出部16jは
1時、11時位置にも設けてある。
【0020】液晶セル14、15はフレーム16aとリ
ブ16b、16cで囲まれた空間に配置されており、本
実施の形態では12時〜3時、9時〜12時の空間には
液晶セルを設けていない。つまり本実施の形態では、リ
ブ16b、16cによって時刻表示部を4つの表示領域
に区別しており、この領域に対し選択的に液晶セルを配
置できるようになっている。ここで液晶セル14はフッ
ク16iと突出部16jにより下面側から支持され、フ
レーム16aとリブ16b、16cの液晶セル14を覆
う押さえ部16aa、16bb、16cc部で上方向か
ら保持している。同様に液晶セル15も液晶セル支持枠
16に固定されている。なお16kは後述で説明する固
定部でフレーム16aに複数個設けてある。
【0021】ここで液晶セル14、15は、モード車軸
21を挟んで左右に配置されている。この様に時計中心
に設けられる筒車軸18以外の指針がデジタル表示部中
央に配置されていても、穴のあいた液晶セルを使用しな
いで必要なデジタル表示部が配置される。このことで、
穴あき液晶セルによる衝撃時の割れ、ガラスの穴あけ加
工によるコストアップが解消された。
【0022】又、液晶セル14、15の各々のサイズは
時計モジュールのほぼ4分の1であり、表示に使用して
いる見切りサイズは2点鎖線で示した表示部14b、1
5bである。一方、表示可能な見切りサイズは最大表示
部14c、15cであるので、このことより、本実施の
形態では表示可能なスペースの一部しか使用していない
ことが分かる。さらに、本実施の形態では2枚の液晶セ
ル14、15を使用しているが、使用していない液晶セ
ル支持枠16の空間に更に2枚の液晶セルを設ける事も
でき、ほぼムーブメント全面にデジタル表示部を設ける
事が可能である。従って本実施の形態の様にデジタル表
示部を小さくしアナログ部を強調したデザインから、機
能表示の充実を図るため全面にデジタル表示部を自由に
設ける事ができ、アナログ−デジタル表示付電子腕時計
のデザイン及び、機能に関し実用上非常に有効である。
【0023】図4は図3のA−A断面図である。20は
各種輪列(図示せず)等を支持する合成樹脂から成る地
板、21は輪列受け、22は各種回路部品(図示せず)
を搭載した回路基板、23は液晶セル14と回路基板2
2の間に設けられた導電性を有する接続ゴムである。前
記接続ゴム23は地板20の穴20aによりガイドされ
回路基板22と液晶セル14の電気的接続を行い、所定
のデジタル表示を行なっている。24時間車軸19は液
晶セル支持枠16の穴16eを貫通し、前記指針軸支持
部材17と地板20とで支持され、時分輪列(図示せ
ず)に噛み合っている歯車24により所定の運針を行な
っている。
【0024】液晶セル14は図で明らかなように、液晶
セル支持枠16の押え部16aa、16ccとフック1
6iと突出部16jとにより保持されている。なお、フ
ック16iは穴16eの空間側へ可動できるようになっ
ている。このことによりフック16iを液晶セル14と
平面的に重ならない位置まで傾けることで、押え部16
aaと突出部16jとの間に液晶セル14を組込み、そ
の後図に示すようにフック16iを液晶セル14に係合
させることで組み立てを可能にしている。一方、液晶セ
ル支持枠16はフック状の固定部16kを有し、液晶セ
ル支持枠16に液晶セル14、15を前述の様に固定
し、前記固定部16kを回路基板22に係合させること
により、時計ムーブメントに固定されており、デジタル
表示部の組立が容易に行える様になっている。
【0025】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
アナログ−デジタル表示付電子腕時計によれば、指針の
下に配置されるデジタル表示部である液晶セルは複数個
から構成されると共に、時計中央以外に配置された各指
針の指針軸を挟んだ位置に配置することにより、ほぼ時
計ムーブメント全面にデジタル表示部を設けることが出
来る様になった。このことより、デジタル表示の位置が
比較的自由にデザイン可能となり、デザイン性に富んだ
多針のアナログ−デジタル表示付電子腕時計を提供する
ことが可能となった。
【0026】一方、複数の穴をあけた液晶セルを使用し
ないので、ガラスの穴加工が不要となりコストの削減が
行なえる効果がある。
【0027】又、穴をあけた液晶セルを使用しないの
で、衝撃による液晶セルの割れを防止した多針のアナロ
グ−デジタル表示付電子腕時計を提供することが可能と
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるアナログ−デジタル表
示付電子腕時計の平面図である。
【図2】図1に示すアナログ−デジタル表示付電子腕時
計の表示内容を切り換えた各種表示状態の要部平面図で
ある。
【図3】図1に示すアナログ−デジタル表示付電子腕時
計のムーブメント状態の平面図である。
【図4】図3に示すアナログ−デジタル表示付電子腕時
計のムーブメントのA−A断面図である。
【符号の説明】
7 文字板 8 秒針 9 分針 10 時針 11 24時針 12 機能針 13 モード針 14、15 液晶セル 16 液晶セル支持枠 16a フレーム 16b、16c リブ 16d、16e、16f、16g、16h 穴 16i フック 16j 突出部 18 筒車軸 19 24時間車軸 20 機能車軸 21 モード車軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指針軸に軸支された複数の指針と、液晶
    表示部を構成する液晶セルとを備えた電子腕時計におい
    て、前記指針は時計中央部の位置に配置される指針と、
    時計中央部以外の位置に配置される指針とを有し、前記
    液晶セルは指針と該指針を軸支する支持部材間の位置
    で、且つ前記時計中央部以外の位置に配置される指針の
    指針軸を挟んで相対する位置に、少なくとも2枚以上配
    置したことを特徴とするアナログ−デジタル表示付電子
    腕時計。
  2. 【請求項2】 アナログ−デジタル表示付電子腕時計は
    更に液晶セルを支持するためのデジタル表示支持部材を
    有しており、該デジタル表示支持部材は、アナログ−デ
    ジタル表示付電子腕時計の時計モジュールの外形形状と
    ほぼ同形状の外周フレーム部と、複数の指針軸が貫通す
    る穴を備えるとともに、前記液晶セルを選択的に配置可
    能な複数の領域に区切るためのリブと、前記液晶セルの
    断面方向を保持するための可動可能なフック部と、前記
    液晶セルと回路基板との電気的導通を行う接続部材近傍
    で、前記外周フレーム部と共同して前記液晶セルを挟み
    込むための突出部とを有することを特徴とする請求項1
    記載のアナログ−デジタル表示付電子腕時計。
JP10163683A 1998-06-11 1998-06-11 アナログ−デジタル表示付電子腕時計 Pending JPH11352263A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001249190A (ja) * 2000-03-07 2001-09-14 Citizen Watch Co Ltd 指針式電子多機能時計
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