JP3515207B2 - 太陽電池付時計及び太陽電池 - Google Patents
太陽電池付時計及び太陽電池Info
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Description
により付加機能を表示する為の素子構造に関するもので
ある。
池付時計に於いて、日付、曜日等の付加機能をもたせる
場合、表示部分の太陽電池素子を取り除いたり、大きな
開口部を設けたり、太陽電池素子と全く関係ない場所に
配置する等の工夫が成されている。
従来より多々見るところであり、例えば、特開昭48−
7773号公報、特開昭53−125069号公報等に
記載されており、以下にこれらの公報を参照し、従来技
術を説明する。
適当な位置を占める日、曜、時、分、秒等を表示するた
めの窓3部分の太陽電池素子4、5に切り欠き4’、
5’を設けることにより付加機能を表示しているが、他
の部分に比して太陽電池素子の面積が小さくなり、全体
としての太陽電池素子の面積も小さくなってしまうた
め、太陽電池付時計としての限られたスペースを最大限
活用しているとはいえない。
のうち1枚を外し、その部分に窓8を設けて機能表示し
ている。この場合も全体での太陽電池素子の面積が減少
しており、有効使用面積を最大限活用しているとはいえ
ない。
には日付及び曜日表示窓4が9時方向にあり、3時方向
に太陽電池素子を配する事により太陽電池素子への受光
率を上げる事に成功している。しかしながらこの場合も
太陽電池素子の面積が増加するわけではなく、限られた
面積を最大限活用しているとはいえない。
その面積に比例してエネルギー変換効率は増加していく
が、特開昭48−7773号公報の第1図に示された文
字板の場合、付加機能を表示するための窓3部分の太陽
電池素子が削除され、太陽電池素子の総面積は減少し、
効率よい使用法とは言えない。
を接続した場合、面積のもっとも小さい部分と同等の能
力しかえられないことより、出来る限り等面積に素子を
配置することが望まれている。
の上面に配し、文字板としての見栄えを良くした場合、
文字板表面と付加機能を表示する文字等の印刷表面との
間隔が大きくなり、付加機能を表示する文字等の印刷が
見辛くなる。
加機能表示においても太陽電池素子の有効使用面積を最
大限活用するとともに、見栄えの良い時計を提供する事
を目的とする。
の本発明は、太陽電池素子間の絶縁層に指針を取り付け
る軸を突出させるための貫通穴を複数設けたことを特徴
とする。
れていることを特徴とする。
加機能表示のための構成は、太陽電池の有効使用面積を
最大限活用する構造となっている。
図1は本発明の第一実施例を示す太陽電池付時計用の付
加機能表示のための構成である。1は基板であり、太陽
電池素子1a、1b、1c、1dと絶縁層1eより構成
されている。ここで絶縁層1eは絶縁層1ea、1e
b、1ec、1edを含んでいる。2はセンター針表示
用開口部である。3は時刻等を表す指針であり、時針3
a、分針3b、秒針3cより成る。4は小針表示用開口
部であり、24時間表示用小針開口部4a、曜表示用小
針開口部4b、日表示用小針開口部4cより成る。5は
基板1上面に配された印刷や透明板等による付加機能等
を表す記号であり、24時間表示5a、曜表示5b、日
表示5cより成る。6は小針であり、24時間用小針6
a、曜用小針6b、日用小針6cより成る。
示用開口部4は太陽電池素子1a及び太陽電池素子1b
間の絶縁層1ea、太陽電池素子1b及び太陽電池素子
1c間の絶縁層1eb、太陽電池素子1c及び太陽電池
素子1d間の絶縁層1ec上に位置している。絶縁層1
ea、1eb、1ecは小針表示用開口部4と同芯で、
絶縁層1eより巾小に形成されている。また小針表示用
開口部4は12時−6時方向と、3時−9時方向に形成
する事によりデザイン性を考慮している。そのため太陽
電池素子1a〜1dの面積はほぼ等しく、エネルギー変
換効率の低下はほとんど無く、時計用の太陽電池として
最大限活用できる。
である。図2(a)は時、分、秒の表示用の輪列構造を
示したものであり、地板を境にムーブメントの下面側か
ら見た平面図である。図2(b)は図2(a)のA−A
断面に沿って見たときの断面図である。ここで図1と同
じものには同じ番号を付した。6は輪列を支える地板、
7は変換機により指針を駆動させるロータ、8は5番
車、9は秒針3cを駆動させる4番車、10は3番車、
11は分針3bを駆動させる中心車、12はムーブメン
トの下面側の機械的エネルギーをムーブメントの上面側
に伝える日ノ裏車、13は時針3aを駆動させる筒車で
ある。14は太陽電池素子1a〜1dを直列接続するた
めの接続部であり、14a〜14cより成る。15は太
陽電池素子1a〜1dを直列接続したときの端子であり
15aと15bより成る。16は導通テープであり、太
陽電池1の上面にある端子15を異方性導通膜を介して
熱圧着されている。
秒間で1周し、4番車9と3番車10により中心車11
が60分間で1周する。更に中心車11と日ノ裏車12
により筒車13が12時間で1周している。この伝達構
造により60秒表示、60分表示及び12時間表示が可
能となっている。
表示の伝達構造であり、図3は主に付加機能表示用の輪
列構造を示したものであり、地板を境に太陽電池1側か
ら見た平面図である。ここで図1及び図2と同じものに
は同じ番号を付した。17は日回シ車、18は副針中間
車(1)、19は副針中間車(2)、20は小針6aに
より24時間表示を行う副針車、21は小針6bにより
曜表示を行う曜車、22は日回シ伝エ車(1)、23は
日回シ伝エ車(2)、24は小針6cにより日表示を行
う日車である。
の断面図であり、24時間表示の輪列構造を示してい
る。図1〜3と同じものには同じ番号を付した。35は
透明文字板である。筒車13から日回シ車17、副針中
間車(1)18、(2)19により副針車20が24時
間で1周している。
の断面図であり、曜表示と日表示の輪列構造を示してい
る。図1〜4と同じものには同じ番号を付した。日回シ
車17により曜車21が7日間で1周している。また日
回シ伝エ車(1)22、(2)23により日車24が3
1日で1周している。
付時計用の太陽電池とムーブメント内部との導通構造に
ついて示したものである。図1〜5と同じものには同じ
番号を付した。25は回路基板である。26は板バネで
あり、導通テープ16と回路基板25との導通を取って
いる。
こで図1と同じものには同じ番号を付した。27は基板
であり、太陽電池素子27a、27b、27c、27d
と絶縁層27eより成る。絶縁層27eは、27ea、
27eb、27ecを含む。28はセンター針用開口部
である。29は小針表示用開口部であり、24時間表示
用小針開口部29aと日表示用小針開口部29bより成
る。30は基板7上面に配された印刷や透明板等による
付加機能等を表す記号で、24時間表示30aと日表示
30bより成る。31は小針であり、24時間用小針3
1aと日用小針31bより成る。絶縁層27ea、絶縁
層27ebは小針表示用開口部29と同芯で同形状にで
きている事は前述と同じである。
針31a及び小針31bにより表示している。第一実施
例と同様に小針31a及び小針31bを配するための小
針表示用開口部29は絶縁層27e上に位置している。
この場合太陽電池素子27a〜27dの面積は全て等し
く、時計用の太陽電池として最大限活用できる。また、
更に付加機能を表示する文字等の印刷を太陽電池素子の
上面に配する事により文字板表面と付加機能を表す印刷
等の間隔が狭くなり、見栄えの良い時計を提供できる。
2は基板であり、太陽電池素子32a、32b、32
c、32dと絶縁層32eより成る。また絶縁層32e
は絶縁層32ea、32eb、32ec、32edより
成る。34は表示用開口部であり、第1表示用開口部3
4aと第2表示用開口部34b及び第3表示用開口部3
4cから成る。図8は表示用開口部34を縦に配し、絶
縁層32eを横に配した構造となっている。第1表示用
開口部34a、第2表示用開口部34b及び第3表示用
開口部34cを使用する機能はどのようなものでもよ
い。
の面積はほぼ等しく、時計用の太陽電池として最大限活
用できる。また表示用開口部34は絶縁層32e上であ
ればどのような場所でもよい。また太陽電池素子32a
〜32dの配置はどのようなものでもよい。
6は基板であり、太陽電池素子36a、36b、36
c、36d、36eと絶縁層36fより成る。また絶縁
層36fは絶縁層36fa、36fb、36fc、36
fdより成る。37は表示用開口部であり、第1表示用
開口部37aと第2表示用開口部37b、第3表示用開
口部37c及び第4表示用開口部37eから成る。
る。表示用開口部37は絶縁層36f上であればどのよ
うな場所でもよい。表示用開口部37を使用する機能は
どのようなものでもよい。
付時計において、本発明のような指針で表示行う場合
に、太陽電池素子の有効使用面積を最大限活用でき、効
率よい太陽電池付時計及び太陽電池を提供できる。
る。
ある。
ある。
続構造である。
る。
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 指針により表示を行う太陽電池付時計に
おいて、太陽電池は複数の太陽電池素子より成るととも
に、太陽電池素子間の絶縁層に指針を取り付ける軸を突
出させるための貫通穴を複数設けたことを特徴とする太
陽電池付時計。 - 【請求項2】 前記貫通穴の周囲は穴とほぼ同形状の絶
縁層が形成されていることを特徴とする請求項1記載の
太陽電池付時計。 - 【請求項3】 複数の太陽電池素子より成るとともに、
太陽電池素子間の絶縁層に指針を取り付ける軸を突出さ
せるための貫通穴を複数設けたことを特徴とする太陽電
池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05787595A JP3515207B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 太陽電池付時計及び太陽電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05787595A JP3515207B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 太陽電池付時計及び太陽電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08254582A JPH08254582A (ja) | 1996-10-01 |
JP3515207B2 true JP3515207B2 (ja) | 2004-04-05 |
Family
ID=13068165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05787595A Expired - Fee Related JP3515207B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 太陽電池付時計及び太陽電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3515207B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5609310B2 (ja) | 2009-09-01 | 2014-10-22 | セイコーエプソン株式会社 | アンテナ内蔵式時計 |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP05787595A patent/JP3515207B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08254582A (ja) | 1996-10-01 |
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