JPH11351003A - エンジンの自動停止始動装置 - Google Patents

エンジンの自動停止始動装置

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JPH11351003A
JPH11351003A JP10159713A JP15971398A JPH11351003A JP H11351003 A JPH11351003 A JP H11351003A JP 10159713 A JP10159713 A JP 10159713A JP 15971398 A JP15971398 A JP 15971398A JP H11351003 A JPH11351003 A JP H11351003A
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JP
Japan
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engine
time
automatic
stopping
automatic stop
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JP10159713A
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English (en)
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Atsushi Tabata
淳 田端
Kojiro Kuramochi
耕治郎 倉持
Shuji Nagano
周二 永野
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/10Safety devices
    • F02N11/101Safety devices for preventing engine starter actuation or engagement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/08Circuits or control means specially adapted for starting of engines
    • F02N11/0814Circuits or control means specially adapted for starting of engines comprising means for controlling automatic idle-start-stop
    • F02N11/0818Conditions for starting or stopping the engine or for deactivating the idle-start-stop mode
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】エンジンの自動停止・再始動制御による燃料消
費量低減を確実にする。 【解決手段】所定条件でエンジンを自動停止・再始動す
る自動停止始動装置において、例えば、車両に備えたバ
ッテリーの容量が所定値以下となったことを条件にエン
ジンを再始動することがあるが、エンジンの自動停止後
に所定時間が経過した後は、前記再始動条件がそろって
も、エンジンを再始動させないで燃費の節約をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの自動停
止と自動始動とを実行することにより、燃料を節約し、
あるいは排気エミッションを低減させるエンジンの自動
停止始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、走行時に、例えば交差点等で自動
車が停車した場合、所定の停止条件下でエンジンを自動
停止させ、その後、所定の始動条件下、例えばアクセル
ペダルを踏み込んだときに、エンジンを再始動させるこ
とにより、燃料を節約したり、排気エミッションを低減
させるエンジンの自動停止始動装置が例えば特開昭60
−125738号などで知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、エンジンの始動
にあたっては、イグニッションに励起用電流を印加する
必要があるが、そのためには、バッテリー容量が十分あ
ることが必要とされる。
【0004】そこで、エンジンの自動停止始動装置によ
りエンジンが自動停止している場合で、かつ、バッテリ
ー容量が所定値以下に低下した場合、エンジンを始動し
てオルタネータによる充電させることが考えられる。
【0005】このような装置では、車両が停車してエン
ジンが自動停止した後、バッテリーの容量が所定値以下
に低下するとエンジンが自動的に始動するようにするこ
とが考えられる。しかし、この場合、本来不要なエンジ
ンの運転を止めるためにエンジンを自動停止しているの
であるから、バッテリー容量が低下する度にエンジン始
動をしているのでは、エンジン停止時間を長くして燃料
消費量を少なくしようとするエンジンの自動停止始動制
御の本来の目的と逆行する。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みなされた
もので、エンジンの自動停止始動装置において、走行の
必要が無い場合は、できる限りエンジンを長く停止して
おいて、燃料消費量を抑えることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下のような手段を採用した。
【0008】すなわち、本発明では、所定の停止条件で
エンジンを自動停止させ、所定の復帰条件でエンジンを
再始動するエンジンの自動停止始動装置において、エン
ジン自動停止後の経過時間が所定時間を越えた場合、イ
グニッションによるエンジン復帰条件を除く所定の復帰
条件が成立してもエンジンを再始動させないことを特徴
とする。
【0009】エンジンを自動停止する条件としては、車
速がゼロ、ブレーキペダルオン、アクセルオフ、かつシ
フトレバーのポジションがNまたはDにあること、ある
いは、ブレーキペダルがオフであっても、シフトレバー
のポジションがPにあることなどが一例として挙げられ
る。従って、交差点などでブレーキが踏まれ、車両が一
時停止した場合、あるいは、駐車場での停車時、エンジ
ンの自動停止始動装置によりエンジンが停止する。そし
て、再発進のため、ブレーキペダルが離され、アクセル
が踏み込まれたことを条件に、エンジンの自動停止始動
装置によりエンジンが再始動する。また、このような条
件が揃わなくとも、自動停止後、バッテリー容量(SO
C)が所定値以下となった場合や、センサフェールが生
じた場合にも、エンジンを再始動する。
【0010】一方、エンジンの自動停止後に所定時間が
経過した後は、前記再始動条件がそろっても、エンジン
を再始動させない。ここでいう所定時間とは、自動停止
後、バッテリー容量が所定値以下となるまでの時間より
短い時間をいう。 但し、イグニッションにより始動す
るときは例外である。
【0011】さらに、エンジン自動停止後の経過時間が
所定時間を越えた場合、電気負荷をoffにすることが
望ましい。電気負荷がonしていると、バッテリSOC
の低下が速くなるので、電気負荷をoffにしてこれを
防ぐことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施形態を図
面を参照して説明する。 <システム構成概要>図1は、本発明に係る装置の全体
像を示す構成図である。図1に示したように、内燃機関
(以下、エンジンという)1には、自動変速機(オート
マチックトランスミッション:A/Tと記す)2が連結
されているとともに、モータおよび発電機として機能す
るモータ・ジェネレータ(以下M/Gと記す)3が連結
されている。このM/G3はエンジン1のクランク軸に
プーリ23、ベルト8、プーリ22を介して連結されて
いる。プーリ23とクランク軸の間には動力の伝達・非
伝達の切換が可能な電磁クラッチ26が設けられてい
る。またさらに、M/G3はA/T2用のオイルポンプ
19と電磁クラッチ27を介して連結されている。ま
た、オイルポンプ19から吐出されるオイルをA/T2
に供給するオイル入口配管24と、A/T3からオイル
ポンプ19へとオイルを戻すオイル出口配管25とが設
けられている。なお、トルクコンバータ用のオイルポン
プも図示しないがトルクコンバータ内に内蔵されてい
る。
【0013】さらに、エンジンの動力で駆動される補機
類として、例えばパワーステアリング用のポンプ11、
エアコン用のコンプレッサ16が設けられており、それ
ぞれエンジン1のクランク軸およびM/G3とはプーリ
9、14とベルト8によって連結されている。なお、図
示していないが、補機類としては前記の他にエンジン用
のオイルポンプ、エンジンの冷却用のウォータポンブ等
も連結されている。前記M/G3には、インバータ4が
電気的に接続されている。このインバータ4は電力源で
あるバッテリー5からM/G3へと供給される電力をス
イッチングにより可変にしてM/G3の回転数を可変に
する。また、M/G3からバッテリー5への電気エネル
ギーの充電を行うように切替える。
【0014】さらに、エンジンの制御の他、前記電磁ク
ラッチ26、27の断続の制御、およびインバータ4の
スイッチング制御をおこなうため、コンピュータよりな
るコントローラ(ECU)7が設けられ、このコントロ
ーラ(ECU)7へは入力信号としてM/G3の回転
数、エアコン作動のスイッチ信号、あるいは、バッテリ
ー容量を検出する検出手段からの信号が入力される。バ
ッテリー容量は、バッテリー充放電収支(SOC:St
ate of Charge)によって明らかにされ
る。
【0015】コントローラ(ECU)7には、さらに、
クランク角センサ、冷却水温センサ、吸気圧センサ、ア
クセルセンサ(スロットル開度センサ)、ブレーキペダ
ルセンサ、空燃比センサ、燃圧センサなどからの検出信
号が入力されるようになっている。
【0016】前記コントローラは、中央処理装置(CP
U)の他に、制御プログラムを記憶したROM、演算結
果等を書き込むRAM、データのバックアップを行うバ
ックアップRAMなどを備えている。これらはバスで接
続されている。<自動変速機>図2に示したように、前
記自動変速機Aはエンジンの動力を介して駆動輪に伝達
するため、エンジンの動力を駆動輪に直結されたポンプ
インペラ302の回転によって流体の運動エネルギに変
換し、この流体の流れによる運動エネルギをステータ3
04を介してタービンランナ303に伝え、出力軸を回
転させて動力を伝えるトルクコンバータ301と、この
トルクコンバータ301により伝達された駆動力を車両
に必要な駆動力に変換する変速機とを備えている。な
お、トルクコンバータ301は、ロックアップクラッチ
305を備え、車速が一定以上になると、エンジンの出
力軸とトルクコンバータの出力軸とを直結するようにな
っている。
【0017】次いで、前記タービンランナ303に接続
された出力軸には、変速機の入力軸28(インプットシ
ャフト)が連結されている。この変速機は、いわゆるギ
ヤトレーンと呼ばれる歯車列を備え、通常、遊星歯車機
構、クラッチ、ブレーキ等を組み合わせ、複数種の変速
比と、前進・後進の選択を行っている。以下、その詳細
を図2に従い説明する。
【0018】図2は上記の自動変速機Aの歯車列の一例
を示す図であり、ここに示す構成では、前進4段・後進
1段の変速段を設定するように構成されている。そし
て、前記トルクコンバータ301のタービンランナ30
3に連結した変速機の入力軸28は、前進クラッチC1
を介して第1の遊星歯車機構29のサンギヤ31に連結
されている。
【0019】この第1の遊星歯車機構29は、リングギ
ヤ32と、このリングギヤ32の中心に配置されたサン
ギヤ31と、このサンギヤ31と前記リングギヤ32と
の間に配置され、キャリヤ30によって保持されたピニ
オンギヤとを有し、ピニオンギヤがサンギヤ31とリン
グギヤ32とに噛合しつつサンギヤ31の周囲を相対回
転する構成である。
【0020】一方、前記変速機の入力軸28は、C2ク
ラッチを介して第2の遊星歯車装置40のキャリヤ42
に連結され、かつ、C3クラッチを介して第2の遊星歯
車装置40のサンギヤ41に連結されている。そして、
第2の遊星歯車装置40のリングギヤ43と第1の遊星
歯車装置29のキャリヤ30とが連結されている。
【0021】また、第2の遊星歯車装置40のサンギヤ
41の回転を止めるバンドブレーキB1がサンギヤ41
とケーシング66との間に設けられている。さらに、サ
ンギヤ41とケーシング66との間に、一方向クラッチ
F1を介して、選択的にサンギヤ41の回転を止めるバ
ンドブレーキB2が設けられている。
【0022】また、ケーシング66と、第1の遊星歯車
装置29のリングギヤ32および第2の遊星歯車装置4
0のキャリヤ42との間に、一方向クラッチF2とバン
ドブレーキB3とが並列に設けられている。
【0023】そして、入力軸28を介して入力されたエ
ンジン出力は、最終的には第1の遊星歯車装置29のキ
ャリヤ30に連結された出力軸65から出力され、駆動
車輪に伝達される。
【0024】上記の自動変速機Aでは、各クラッチやブ
レーキを図3の作動表に示すように係合・解放すること
により前進4段・後進1段の変速段を設定することがで
きる。なお、図3において○印は係合状態、◎印はエン
ジンブレーキ時に係合状態、空欄は解放状態をそれぞれ
示す。
【0025】前記したトルクコンバータ301の制御
や、各クラッチやブレーキの係合・解除は油圧で作動す
るアクチュエータにより行われ、アクチュエータを駆動
するための油圧回路を備えた油圧制御装置が設けられて
いる。 <エンジンの自動停止始動装置>エンジン1の自動停止
始動装置は、前記ROMに記憶された制御プログラムに
従ってコントローラ7上に実現される。この装置は、図
4に示したように、エンジン1の自動停止の実行条件を
判定する自動停止判定手段201と、自動停止判定手段
201により自動停止条件が揃ったと判定されたときエ
ンジンへの燃料供給をカットする燃料カット指令手段2
02と、エンジン1の再始動の実行条件を判定する自動
復帰判定手段203と、自動復帰判定手段203により
エンジン1を再始動すべきであると判定したとき、M/
G3を駆動するとともに燃料供給を再開してエンジンを
再始動する復帰指令手段204とを備えている。
【0026】そして、自動停止判定手段201や自動復
帰判定手段203での判定のため、車速センサからの信
号、シフトレバーのポジションを示す信号、アクセルセ
ンサからの信号、ブレーキペダル信号、バッテリー容量
を示すSOC信号等が入力されている。
【0027】自動停止判定手段201は、例えば、車速
がゼロ、ブレーキペダルが踏まれていて、アクセルペダ
ルが踏まれていなくて、エンジン水温やA/Tの作動油
温が所定範囲内で、バッテリーのSOCが所定範囲内で
あり、かつシフトレバーのポジションがDまたはNにあ
ることなど、あるいは、ただ単にシフトレバーがPポジ
ションにあることなどを条件にエンジンを停止すべきと
判定する。このようにDまたはNポジションのとき、自
動停止始動制御を行うことをDエコランといい、Nポジ
ションのときのみ自動停止始動制御を行い、他のポジシ
ョンでは自動停止始動制御を行なわない制御をNエコラ
ンという。DエコランとするかNエコランとするかを選
択して制御するようにすることもできる。
【0028】一方、自動復帰判定手段203は、例え
ば、アクセルペダルが踏まれるか、ブレーキがoffと
なったときにエンジンを再始動すべきであると判定す
る。
【0029】なお、自動停止始動装置は、自動停止判定
手段201により自動停止条件が揃ったと判定されたと
き、運転席に設けた制御実施インジケータ、例えばラン
プを点灯し、運転者にエンジンの自動停止中であること
を示す自動停止表示手段205を備えている。 <ヒルホールド制御手段>車両が停止していてもエンジ
ンが動いていれば、シフトレバーがDポジションにある
限り、前進クラッチC1が係合して、車両を前進させよ
うとするクリープ力が働く。従って、傾斜の緩い登坂路
などでは、このクリープ力で車両が後退するのを防止で
きる。
【0030】しかし、自動停止始動装置では、車両が停
止するとエンジンを停止してしまうので、クリープ力は
働かない。従って、停止した位置が登坂路であった場
合、ブレーキを踏み続けていなければ車両が後退してし
まうこととなる。
【0031】そこで、図4に示したように、自動停止判
定手段201により自動停止条件が揃ったと判定された
とき、ブレーキ装置のマスタシリンダ液圧を保持してブ
レーキ力を保持するヒルホールド制御手段206を備え
ている。このヒルホールド制御手段206もまた、プロ
グラムによりコントローラ7上に実現される。なお、ヒ
ルホールド制御はアンチロックブレーキ装置(ABS)
用のアクチュエータの駆動により行うことが好ましい。
また、車輪につながる回転軸を機械的にロックするもの
であってもよい。 <制御例>以下、制御例を図5のフローチャートを用い
て説明する。
【0032】エンジンを始動し、シフトレバーによりシ
フトポジションをDポジションにした状態で、変速機制
御用の油圧回路からの油圧が前進用摩擦係合装置である
C1クラッチ(フォワードクラッチ)へと供給される。
このC1クラッチが係合しているときは、図3の作動表
から明らかなように、車両は前進状態にある。
【0033】例えば、この状態で交差点で信号が赤にな
ったため、ブレーキを踏み、車両が停止した場合、自動
停止判定手段201がエンジンの自動停止の実行条件を
判定する。交差点での停止では、車速がゼロ、ブレーキ
ペダルが踏まれていて、アクセルペダルが踏まれていな
くて、エンジン水温やA/Tの作動油温が所定範囲にあ
り、かつシフトレバーのポジションがDまたはNにある
ことなどの条件は満たされており、この結果、エンジン
は停止すべきであると判定される。また、駐車上に停止
し、シフトレバーをPポジションに入れたときも、同様
にエンジンは停止すべきであると判定する。
【0034】自動停止判定手段201により自動停止条
件が揃ったと判定されたとき燃料カット指令手段202
によりエンジンへの燃料供給がカットされる。すると、
エンジンが停止してその回転数NEが徐々に落ちる。こ
の状態ではコントローラ7は電磁クラッチ26に切断の
制御信号を出しており、プーリ22とエンジン1とは動
力非伝達状態である。そして、エンジン停止とともにオ
イルポンプ19の駆動も停止する。
【0035】この間、図5に示した処理が実行され、ま
ず、ステップ20において、運転状態を示す各種入力信
号が処理され、その入力信号を元にエンジン停止中であ
るか否かが判定される(ステップ30)。ここでエンジ
ン停止中でなければ、ステップ140へと処理を進め、
制御未実施インジケータを点灯する。
【0036】ステップ30で、エンジン停止中であれ
ば、ステップ40へと進み、自動復帰判定手段203が
エンジンを再始動すべきであるか否かを判定する。ここ
では、バッテリー容量が所定容量以下となったか否かが
判定される。すなわち、SOCによるバッテリー容量を
検出し、エンジンの自動復帰すなわち再始動をすべき場
合か否かを判定する。ここで、再始動する条件が揃って
いなければ、自動停止制御状態を継続する(ステップ5
0)。自動停止状態のときは、オイルポンプ19の停止
によりクリープ力も失われるため、ヒルホールド制御装
置が作動して、C1油圧がドレーンされる前にブレーキ
油圧を保持し、ブレーキ力を確保しておく(ステップ6
0)。さらに、制御実施インジケータが点灯し(ステッ
プ70)、運転者にエンジン停止中であることを示す。
【0037】ステップ40でバッテリー容量が所定容量
以下となり、エンジンの自動復帰(再始動)をすべきと
きであると判定した場合、ステップ80へと進み、エン
ジン停止から所定時間が経過しているか否かを判定す
る。
【0038】ここで、所定時間が経過していれば、ステ
ップ110へと進み、自動停止制御からの再始動を禁止
する(復帰禁止)。ここでは、エンジンの自動停止を継
続するのではなく、次期イグニッションオンまでの間、
エンジン再始動不可、すなわち通常のイグニッションオ
フ停止と同様の状態とする。ただし、エンジン等の制御
用コンピュータ(コントローラ)は生きた状態にある。
【0039】次いで、エンジンを停止した以上、エアコ
ンや、デフォッガ、ヘッドライト、室内灯、室内補機等
の電気負荷への電源供給をカットする(ステップ13
0)。バッテリー上がりをできるだけ避けるためであ
る。
【0040】一方、ステップ80で、所定時間経過して
いないと判定した場合、自動復帰判定手段203による
エンジンの再始動をすべきときであるので、復帰指令手
段204によりM/G3を駆動するとともに燃料供給を
再開してエンジンを再始動する(ステップ90)。次い
で、ヒルホールド制御手段206によるブレーキ力の保
持が解除される(ステップ100)。その後、制御未実
施インジケータを点灯し(ステップ140)、ステップ
20に戻る。
【0041】以上のように、エンジン自動停止制御後、
所定時間が経過すると、たとえバッテリー容量が所定値
以下となって、エンジンの再始動をすべき場合となって
も、もはや再始動することはない。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、バッテリー容量が所定
値以下となったことでエンジンの再始動を行う場合、す
でにエンジン停止後所定時間をすぎていればもはや、エ
ンジンの再始動を行わないので、自動停止をできるだけ
長くして燃料消費量を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシステムの全体を示す概略図
【図2】変速機の歯車列を示す概略図
【図3】変速機の作動状態を示す図
【図4】コントローラのCPUに実現される自動停止復
帰装置のブロック図
【図5】制御の一例を示したフローチャート図
【符号の説明】
1…エンジン 2…自動変速機(A/T) 3…モータ・ジェネレータ(M/G) 4…インバータ 5…バッテリー 7…コントローラ(ECU) 8…ベルト 9…プーリ 11…パワーステアリング用のポンプ 14…プーリ 16…エアコン用のコンプレッサ 19…オイルポンプ 21…副変速部 22…主変速部 23…プーリ 24…オイル入口配管 25 オイル出口配管 26…電磁クラッチ 27…電磁クラッチ 28…変速機の入力軸 29…遊星歯車機構 30…キャリヤ 31…サンギヤ 32…リングギヤ 33…中間軸 40…遊星歯車機構 41…サンギヤ 43…リングギヤ 50…遊星歯車機構 51…サンギヤ 52…キャリヤ 53…リングギヤ 60…遊星歯車機構 61…サンギヤ 63…リングギヤ 65…出力軸 66…ケーシング C0…多板クラッチ C1、C2、C3…クラッチ B1、B2、B3…バンドブレーキ F1、F2…一方向クラッチ 201…自動停止判定手段 202…燃料カット指令手段 203…自動復帰判定手段 204…復帰指令手段 205…自動停止表示手段 206…ヒルホールド制御手段 301…トルクコンバータ 302…ポンプインペラ 303…タービンランナ 304…ステータ 305…ロックアップクラッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の停止条件でエンジンを自動停止さ
    せ、所定の復帰条件でエンジンを再始動するエンジンの
    自動停止始動装置において、 エンジン自動停止後の経過時間が所定時間を越えた場
    合、イグニッションによるエンジン復帰条件を除く所定
    の復帰条件が成立してもエンジンを再始動させないこと
    を特徴とするエンジンの自動停止始動装置。
  2. 【請求項2】 エンジン自動停止後の経過時間が所定時
    間を越えた場合、電気負荷をoffにすることを特徴と
    する請求項1記載のエンジンの自動停止始動装置。
JP10159713A 1998-06-08 1998-06-08 エンジンの自動停止始動装置 Pending JPH11351003A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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