JPH09286245A - ハイブリッド車両の油圧制御装置 - Google Patents

ハイブリッド車両の油圧制御装置

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JPH09286245A
JPH09286245A JP10151996A JP10151996A JPH09286245A JP H09286245 A JPH09286245 A JP H09286245A JP 10151996 A JP10151996 A JP 10151996A JP 10151996 A JP10151996 A JP 10151996A JP H09286245 A JPH09286245 A JP H09286245A
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electric motor
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oil pump
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英昭 松井
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンおよび電動モータを車両走行用の動
力源として備えているハイブリッド車両に関し、変速用
や潤滑用のオイルを自動変速機に供給する油圧制御装置
において、車両発進時のオイルの供給遅れを防止する。 【解決手段】 始動スイッチの操作キーがON位置から
更にST(スタート)位置まで操作されることにより、
車両走行用の動力源として用いられる電動モータおよび
図示しないエンジンを起動可能なレディ状態とし、シフ
トレバーがDレンジ等の駆動レンジへ操作されることに
よって起動させる場合に、操作キーがON位置へ操作さ
れた段階でオイルポンプを起動(ON)する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハイブリッド車両に
係り、特に、変速機の変速段を切り換える油圧式係合装
置等に作動油を供給したり変速機各部の潤滑部位に潤滑
油を供給したりする油圧制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】燃料の燃焼によって作動するエンジン
と、電気エネルギーで作動する電動モータとを車両走行
用の動力源として備えており、走行条件に応じてそれ等
のエンジンおよび電動モータを使い分けて走行するハイ
ブリッド車両が提案されているが、このようなハイブリ
ッド車両の一種に、上記エンジンおよび電動モータの少
なくとも一方と駆動輪との間の動力伝達経路に変速機が
設けられているものがある。特開平5−310048号
公報に記載されている装置はその一例で、エンジンの回
転を変速機により変速して駆動輪へ伝達するようになっ
ているとともに、エンジン停止時でも潤滑や冷却用のオ
イルを供給できるように、専用モータで駆動されるオイ
ルポンプを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに専用モータで駆動されるオイルポンプを有するハイ
ブリッド車両においても、例えば発進時などに車両走行
用の動力源とオイルポンプとを同時に起動した場合、オ
イルの供給遅れにより変速用の摩擦係合装置等の係合力
不足で滑りが生じたり、十分な潤滑作用が得られなかっ
たりする可能性があった。オイルポンプがオイルを供給
できる所定油圧に達するまでには若干の時間遅れがある
のに対し、例えば電動モータを動力源として車両を発進
させる場合には、エンジンに比べて優れたレスポンス
(応答性)が得られるため、オイルの供給遅れが発生し
易いのである。
【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、車両発進時における
変速機へのオイルの供給遅れを防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、第1発明は、(a) 燃料の燃焼によって作動するエ
ンジンと、電気エネルギーで作動する電動モータとを車
両走行用の動力源として備えている一方、(b) そのエン
ジンおよび電動モータの少なくとも一方と駆動輪との間
の動力伝達経路に配設された変速機と、(c) その変速機
にオイルを供給する電動式のオイルポンプとを有するハ
イブリッド車両の油圧制御装置において、(d) 少なくと
も前記車両走行用の動力源から前記変速機に動力が伝達
される前にその変速機にオイルが供給されるように前記
オイルポンプを起動するポンプ起動手段を有することを
特徴とする。
【0006】第2発明は、上記第1発明の油圧制御装置
において、(a) 前記エンジンおよび前記電動モータは何
れも前記変速機を介して前記駆動輪を回転駆動するもの
で、(b) 前記ポンプ起動手段は、そのエンジンおよび電
動モータの少なくとも一方が起動させられる前に前記オ
イルポンプを起動するものであることを特徴とする。
【0007】第3発明は、上記第1発明または第2発明
の油圧制御装置において、(a) ONおよびスタートを選
択可能で、ONが選択された後にスタートが選択される
ことにより前記エンジンおよび前記電動モータをそれぞ
れ起動可能なレディ状態とする始動操作手段を備えてお
り、且つ(b) 前記ポンプ起動手段は、前記始動操作手段
によってONが選択された段階で前記オイルポンプを起
動するものであることを特徴とする。
【0008】第4発明は、上記第1発明または第2発明
の油圧制御装置において、(a) 前記エンジンおよび前記
電動モータが共に停止状態に保持される駐車位置と、そ
のエンジンおよび電動モータの少なくとも一方を動力源
として走行する駆動位置とへ移動操作されるシフトレバ
ーと、(b) そのシフトレバーが前記駐車位置から抜き操
作されることを検出するP抜き検出手段とを有し、且つ
(c) 前記ポンプ起動手段は、前記P抜き検出手段によっ
て前記シフトレバーが前記駐車位置から抜き操作される
ことが検出された場合に前記オイルポンプを起動するも
のであることを特徴とする。
【0009】
【発明の効果】このようなハイブリッド車両の油圧制御
装置においては、少なくとも車両走行用の動力源から変
速機に動力が伝達される前に変速機にオイルが供給され
るようにオイルポンプが起動させられるため、変速機に
対するオイルの供給遅れが防止され、車両の発進当初か
ら十分な潤滑作用が得られるとともに、変速用の油圧式
係合装置の係合力不足などが解消する。
【0010】第3発明では、始動操作手段によってON
が選択された段階でオイルポンプが起動させられ、エン
ジンおよび電動モータはそのONの後にスタートが選択
されることにより起動可能なレディ状態とされるため、
オイルの供給遅れを確実に防止できる。エンジンおよび
電動モータは、一般にそのレディ状態でシフトレバーが
駆動位置へ操作されることにより起動させられるため、
変速機に対するオイルの供給が十分に間に合うのであ
り、また、蓄電装置の蓄電量が少ない場合に、シフトレ
バーが駐車位置に保持されている状態でエンジンを起動
して蓄電装置を充電するとともに、変速機をニュートラ
ル(動力伝達遮断状態)にして駆動輪側への動力伝達を
遮断することがあるが、本発明では、そのように駐車状
態で充電制御が行われる場合でもオイルの供給遅れを生
じることがない。
【0011】第4発明では、シフトレバーが駐車位置か
ら抜き操作される時にオイルポンプを起動するため、第
3発明に比較してオイルポンプの無駄な作動時間を短く
でき、オイルの供給遅れを防止しつつポンプ駆動に伴う
電力消費を節減できる。
【0012】
【発明の実施の形態】ここで、本発明は、例えばクラッ
チにより動力伝達を接続、遮断することによって動力源
を切り換える切換タイプや、遊星歯車装置などの合成、
分配機構によってエンジンおよび電動モータの出力を合
成したり分配したりするミックスタイプ、電動モータを
補助的に使うアシストタイプなど、エンジンと電動モー
タとを車両走行時の動力源として備えているとともに、
それ等の少なくとも一方と駆動輪との間に変速機が設け
られている種々のタイプのハイブリッド車両に適用され
得る。駆動輪毎に電動モータが配設されている場合であ
っても良い。
【0013】変速機は、手動変速式でも自動変速式であ
っても差し支えないし、一定の変速比で増速または減速
するだけのもの、回転方向を変更するもの(前後進切換
え機構)など、種々のものを採用できる。自動変速機と
しては、摩擦クラッチや摩擦ブレーキ、噛合い式クラッ
チなど油圧アクチュエータによって係合状態が制御され
る油圧式係合装置により変速比が異なる複数の変速段で
変速制御される遊星歯車式、平行2軸式などの有段の自
動変速機が好適に用いられるが、変速比を連続的に変化
させるベルト駆動式、トロイダル型などの無段変速機を
用いることも可能である。
【0014】第1発明の油圧制御装置は、少なくとも車
両走行用の動力源から変速機に動力が伝達される前に変
速機にオイルが供給されるようにオイルポンプを起動す
れば良く、例えば変速機を介することなく電動モータで
直接駆動輪を回転駆動する場合は車両走行中であっても
オイルポンプを起動する必要はないし、エンジンや電動
モータと変速機との間に配設されたクラッチ手段が解放
されている場合はエンジンや電動モータが作動状態(回
転状態)であってもオイルポンプを起動する必要はな
い。また、本発明は、車両の発進時に十分な量のオイル
が変速機に供給されるようにするためのもので、始動時
に好適に適用されるが、車両走行中の一時停止などでオ
イルポンプの作動を停止し、発進前に再び起動する場合
にも適用され得る。車両走行中は電動式オイルポンプの
通電を停止し、動力伝達経路などの回転を利用してオイ
ルポンプを駆動するようにしても良いし、動力伝達経路
などに配設された別の機械式オイルポンプを用いてオイ
ルを供給するようにしても良い。
【0015】第2発明は、第3発明や第4発明のように
構成することができるが、例えばエンジンまたは電動モ
ータの起動時に所定の遅れ時間だけその起動を遅延させ
る遅延手段を設け、その遅れ時間の間にオイルポンプを
起動して変速機にオイルが供給されるようにすることも
可能である。第3発明の始動操作手段は、内燃機関を動
力源とする車両のイグニッションスイッチに対応するも
ので、ハイブリッド車両においても例えばLOCK位
置、ACC位置、ON位置、ST(スタート)位置が設
けられ、操作キーが抜き挿しされるLOCK位置および
ACC位置では車両駆動に関する総ての電源がOFF
(非通電)となるように構成される。また、シフトレバ
ーが駐車位置(Pレンジなど)へ操作されていない場合
は、操作キーを抜き取ることができないようにインタロ
ックが設けられ、車両を最初に起動(始動)する時はシ
フトレバーが駐車位置に保持されるように構成される。
なお、始動操作手段を押釦スイッチなどで構成すること
も可能である。
【0016】第4発明のシフトレバーは、例えば上記の
ように車両始動時には駐車位置に保持され、前進走行す
るDレンジや後進走行するRレンジ等の駆動位置へ移動
操作されることにより、エンジンおよび電動モータの少
なくとも一方を動力源とする走行を許容するように構成
される。シフトレバーを他の位置へ操作するために駐車
位置から抜き操作(P抜き操作)するためには、一般に
ブレーキを踏込み操作したりシフトロック解除手段を解
除操作したりする必要があり、それ等の操作を検出する
ブレーキスイッチやシフトロックスイッチなどをP抜き
検出手段として利用することが望ましい。前記始動操作
手段とのインタロックをとるために、シフトレバーが駐
車位置に存在するか否かを検出するキーインタロックス
イッチなどを利用することもできるし、オイルポンプ起
動用の専用のスイッチなどを設けることも可能である。
オイルポンプ起動手段は、例えば前記始動操作手段がO
N、更にはエンジンおよび電動モータがレディ状態とさ
れ、且つP抜き検出手段によってP抜き操作が検出され
た場合にオイルポンプを起動するように構成される。
【0017】上記第4発明では、駐車位置では基本的に
オイルポンプが停止状態とされるが、油温が所定値以下
で油圧の立上りに問題がある冷間時や、車両整備のため
にサービススイッチが操作された場合、蓄電装置の蓄電
量が所定値以下で変速機をニュートラルにしてエンジン
を作動させて充電する充電制御を行う場合などには、シ
フトレバーが駐車位置に保持されていてもオイルポンプ
を起動するように構成することが望ましい。
【0018】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ
詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例である油圧
制御装置を備えているハイブリッド車両の駆動装置8の
骨子図である。この駆動装置8はFF車両用、すなわち
車両の幅方向と略平行に配置される横置きのもので、燃
料の燃焼によって作動する内燃機関等のエンジン10
と、電動モータおよび発電機として機能するモータジェ
ネレータ12と、シングルピニオン型の遊星歯車装置1
4とを備えている。遊星歯車装置14は、機械的に力を
合成、分配する合成分配機構であり、第1クラッチ16
を介してエンジン10に連結される第1回転要素として
のリングギヤ14rと、モータジェネレータ12のロー
タ軸12rに連結された第2回転要素としてのサンギヤ
14sと、出力部材としてのスプロケット18が一体的
に設けられた第3回転要素としてのキャリア14cとを
備えており、サンギヤ14sおよびキャリア14cは第
2クラッチ20によって連結されるようになっている。
なお、エンジン10の出力は、回転変動やトルク変動を
抑制するためのフライホイール22およびスプリング,
ゴム等の弾性部材によるダンパ装置24を介して第1ク
ラッチ16に伝達される。また、第1クラッチ16およ
び第2クラッチ20は、何れも油圧アクチュエータによ
って係合,解放される摩擦式の多板クラッチである。
【0019】上記スプロケット18は、自動変速機26
の入力部材であるドリブンスプロケット28にチェーン
30を介して連結されている。自動変速機26は平行2
軸式変速機で、ドリブンスプロケット28が設けられた
第1軸(入力軸)32と平行に第2軸(出力軸)34を
備えており、互いに噛み合わされた前進用の4組の歯車
対と、後進用アイドル歯車を介して連結された後進用歯
車対とを有するもので、油圧アクチュエータによって摩
擦係合させられる油圧式クラッチ36,38、および油
圧アクチュエータによって切り換えられる噛合い式クラ
ッチ40,42がそれぞれ係合、解放制御されることに
より、動力伝達を遮断するニュートラルと前進4速の変
速段が成立させられ、油圧アクチュエータによって摩擦
係合させられる油圧式クラッチ44によって後進段が成
立させられる。上記第2軸34には出力歯車46が設け
られ、傘歯車式の差動装置48の入力部材であるリング
ギヤ50と噛み合わされており、一対の出力軸52,5
4を経て左右の駆動輪(前輪)に動力が分配される。な
お、図1における第2軸34の下側半分は、上側と略対
称的に構成されているため、出力歯車46を除いて省略
してある。
【0020】図2は、上記駆動装置8の制御系統を説明
するブロック線図で、機械的な結合関係は太い実線で示
され、電気的な結合関係は細線で示されている。電気ト
ルコン58は前記モータジェネレータ12、遊星歯車装
置14、第1クラッチ16、および第2クラッチ20に
よって構成されており、減速機60は前記差動装置48
などによって構成されており、車両駆動手段62は駆動
輪などである。
【0021】エンジン10は、コントローラ64によっ
て燃料噴射制御用アクチュエータ66、スロットル制御
用アクチュエータ68、点火時期制御用アクチュエータ
70、吸排気バルブ制御用アクチュエータ72がそれぞ
れ制御されることにより、その作動状態が制御される。
モータジェネレータ12は、モータジェネレータ制御装
置(インバータなど)74を介してバッテリやコンデン
サ等の蓄電装置76に接続されており、そのモータジェ
ネレータ制御装置74がコントローラ64によって制御
されることにより、蓄電装置76から電気エネルギーが
供給されて所定のトルクで回転駆動される回転駆動状態
と、回生制動(モータジェネレータ74自体の電気的な
制動トルク)により発電機として機能することにより蓄
電装置76に電気エネルギーを充電する充電状態と、モ
ータ軸12rが自由回転することを許容する無負荷状態
とに切り換えられる。また、第1クラッチ16および第
2クラッチ20は、コントローラ64により電磁弁等の
クラッチ制御用アクチュエータ78を介して油圧回路が
切り換えられることにより、それぞれ係合、解放状態が
切り換えられ、エンジン10とリングギヤ14rとの
間、サンギヤ14sとキャリア14cとの間が、それぞ
れ接続、遮断される。
【0022】自動変速機26は、運転者によってシフト
レバー80が操作され、そのシフトレバー80に機械的
に連結されたマニュアルシフトバルブなどの切換えアク
チュエータ82によって油圧回路が切り換えられること
により、前進段(FWD)、ニュートラル(N)、後進
段(REV)が切り換えられる。シフトレバー80は、
「P(パーキング)」,「R(リバース)」、「N(ニ
ュートラル)」、「D(ドライブ)」、および「B(エ
ンジンブレーキ)」の計5つのシフトレンジを備えてお
り、「R」レンジで上記後進段が成立させられ、「N」
レンジでニュートラルが成立させられ、「D」レンジで
前進段が成立させられる。また、それ等のシフトポジシ
ョンSH を表す信号がシフトポジションスイッチ84か
らコントローラ64に供給され、「D」レンジでは、変
速用ソレノイドバルブなどの変速比制御アクチュエータ
86が制御されて油圧回路が切り換えられることによ
り、前記油圧式クラッチ36,38の係合,解放状態や
噛合い式クラッチ40,42の噛合い状態が切り換えら
れ、例えばアクセル操作量θACおよび車速Vをパラメー
タとして予め定められた変速マップなどの変速条件に従
って前進4速の変速段が切り換えられる。上記「P」レ
ンジは駐車位置に相当し、「R」レンジ、「D」レン
ジ、および「B」レンジは駆動位置に相当する。
【0023】コントローラ64は、CPUやRAM,R
OM等を有するマイクロコンピュータを備えて構成さ
れ、予め設定されたプログラムに従って信号処理を行う
ことにより、例えば図3に示すフローチャートに従って
図4に示す9つの運転モードの1つを選択し、その選択
したモードで作動させる。コントローラ64には、アク
セル操作量センサ90、ブレーキスイッチ92、ブレー
キ踏力センサ94からそれぞれアクセル操作量θAC、ブ
レーキのON,OFF、ブレーキ踏力を表す信号が供給
される他、エンジントルクTE やモータトルクTM 、エ
ンジン回転速度N E 、モータ回転速度NM 、自動変速機
16の入力回転速度Ni 、出力回転速度(車速Vに対
応)NO 、蓄電装置76の蓄電量SOC、シフトレバー
80のシフトポジションSH 等に関する情報が、種々の
検出手段などから供給されるようになっている。エンジ
ントルクTE はスロットル弁開度や燃料噴射量などから
求められ、モータトルクTM はモータ電流などから求め
られ、蓄電量SOCはモータジェネレータ12がジェネ
レータとして機能する充電時のモータ電流や充電効率な
どから求められる。
【0024】図3は、シフトレバー80が「R」、
「D」または「B」の駆動レンジへ操作された場合に実
行するもので、シフトレバー80が「P」レンジに保持
されている場合は、エンジン10およびモータジェネレ
ータ12は共に非作動状態(停止状態)に保持される。
図3において、ステップS1ではエンジン始動要求があ
ったか否かを、例えばエンジン10を動力源として走行
したりエンジン10によりモータジェネレータ12を回
転駆動して蓄電装置76を充電したりするために、エン
ジン10を始動すべき旨の指令があったか否かなどによ
り判断し、始動要求があればステップS2でモード9を
選択する。モード9は、前記図4から明らかなように第
1クラッチ16を係合(ON)し、第2クラッチ20を
係合(ON)し、モータジェネレータ12により遊星歯
車装置14を介してエンジン10を回転駆動するととも
に、燃料噴射などのエンジン始動制御を行ってエンジン
10を始動する。このモード9は、車両停止時には前記
自動変速機26をニュートラルにして行われ、モード1
のように第1クラッチ16を解放したモータジェネレー
タ12のみを動力源とする走行時には、第1クラッチ1
6を係合するとともに走行に必要な要求出力以上の出力
でモータジェネレータ12を作動させ、その要求出力以
上の余裕出力でエンジン10を回転駆動することによっ
て行われる。車両走行時であっても、一時的に自動変速
機26をニュートラルにしてモード9を実行することも
可能である。このようにモータジェネレータ12によっ
てエンジン10が始動させられることにより、始動専用
のスタータ(電動モータなど)が不要となり、部品点数
が少なくなって装置が安価となる。
【0025】ステップS1の判断がNOの場合、すなわ
ちエンジン始動要求がない場合にはステップS3を実行
し、制動力の要求があるか否かを、例えばブレーキがO
Nか否か、シフトレバー80のシフトポジションSH
「B(エンジンブレーキ)」レンジで且つアクセル操作
量θACが0か否か、或いは単にアクセル操作量θACが0
か否か、等によって判断し、YESであればステップS
4を実行する。ステップS4では、蓄電装置76の蓄電
量SOCが予め定められた最大蓄電量A2以上か否かを
判断し、SOC≧A2であればステップS5でモード8
を選択し、SOC<A2であればステップS6でモード
6を選択する。最大蓄電量A2は、蓄電装置76に電気
エネルギーを充電することが許容される最大の蓄電量で
あり、蓄電装置76の充放電効率(充電効率や放電効
率)などに基づいて例えば80%程度の値が設定され
る。
【0026】上記ステップS5で選択されるモード8
は、図4から明らかなように第1クラッチ16を係合
(ON)し、第2クラッチ20を係合(ON)し、モー
タジェネレータ12を無負荷状態とし、エンジン10を
停止状態すなわちスロットル弁を閉じるとともに燃料噴
射量を0とするものであり、これにより、エンジン10
の引き擦り回転による制動力、すなわちエンジンブレー
キが車両に作用させられ、運転者によるブレーキ操作が
軽減されて運転操作が容易になる。また、モータジェネ
レータ12は無負荷状態とされ、自由回転させられるた
め、蓄電装置76の蓄電量SOCが過大となって充放電
効率等の性能を損なうことが回避される。
【0027】ステップS6で選択されるモード6は、図
4から明らかなように第1クラッチ16を解放(OF
F)し、第2クラッチ20を係合(ON)し、エンジン
10を停止し、モータジェネレータ12を充電状態とす
るもので、車両の運動エネルギーでモータジェネレータ
12が回転駆動されることにより、蓄電装置76を充電
するとともにその車両にエンジンブレーキのような回生
制動力を作用させるため、運転者によるブレーキ操作が
軽減されて運転操作が容易になる。また、第1クラッチ
16が解放されてエンジン10が遮断されているため、
そのエンジン10の引き擦りによるエネルギー損失がな
いとともに、蓄電量SOCが最大蓄電量A2より少ない
場合に実行されるため、蓄電装置76の蓄電量SOCが
過大となって充放電効率等の性能を損なうことがない。
【0028】ステップS3の判断がNOの場合、すなわ
ち制動力の要求がない場合にはステップS7を実行し、
エンジン発進が要求されているか否かを、例えばモード
3などエンジン10を動力源とする走行中の車両停止時
か否か、すなわち車速に対応する出力回転数NO =0か
否か等によって判断し、YESであればステップS8を
実行する。ステップS8ではアクセルがONか否か、す
なわちアクセル操作量θACが略零の所定値より大きいか
否かを判断し、アクセルONの場合にはステップS9で
モード5を選択し、アクセルがONでなければステップ
S10でモード7を選択する。
【0029】上記ステップS9で選択されるモード5
は、図4から明らかなように第1クラッチ16を係合
(ON)し、第2クラッチ20を解放(OFF)し、エ
ンジン10を運転状態とし、モータジェネレータ12の
回生制動トルクを制御することにより、車両を発進させ
るものである。具体的に説明すると、遊星歯車装置14
のギヤ比(サンギヤ14sの歯数/リングギヤ14rの
歯数)をρとすると、エンジントルクTE :遊星歯車装
置14の出力トルク:モータトルクTM =1:(1+
ρ):ρとなるため、例えばギヤ比ρを一般的な値であ
る0.5程度とすると、エンジントルクTE の半分のト
ルクをモータジェネレータ12が分担することにより、
エンジントルクTE の約1.5倍のトルクがキャリア1
4cから出力される。すなわち、モータジェネレータ1
2のトルクの(1+ρ)/ρ倍の高トルク発進を行うこ
とができるのである。また、モータ電流を遮断してモー
タジェネレータ12を無負荷状態とすれば、ロータ軸1
2rが逆回転させられるだけでキャリア14cからの出
力は0となり、車両停止状態となる。すなわち、この場
合の遊星歯車装置14は発進クラッチおよびトルク増幅
装置として機能するのであり、モータトルク(回生制動
トルク)TM を0から徐々に増大させて反力を大きくす
ることにより、エンジントルクTE の(1+ρ)倍の出
力トルクで車両を滑らかに発進させることができるので
ある。
【0030】ここで、本実施例では、エンジン10の最
大トルクの略ρ倍のトルク容量のモータジェネレータ、
すなわち必要なトルクを確保しつつできるだけ小型で小
容量のモータジェネレータ12が用いられており、装置
が小型で且つ安価に構成される。また、本実施例ではモ
ータトルクTM の増大に対応して、スロットル弁開度や
燃料噴射量を増大させてエンジン10の出力を大きくす
るようになっており、反力の増大に伴うエンジン回転数
E の低下に起因するエンジンストール等を防止してい
る。
【0031】ステップS10で選択されるモード7は、
図4から明らかなように第1クラッチ16を係合(O
N)し、第2クラッチ20を解放(OFF)し、エンジ
ン10を運転状態とし、モータジェネレータ12を無負
荷状態として電気的にニュートラルとするもので、モー
タジェネレータ12のロータ軸12rが逆方向へ自由回
転させられることにより、キャリア14cからの出力が
零となる。これにより、モード3などエンジン10を動
力源とする走行中の車両停止時に一々エンジン10を停
止させる必要がないとともに、前記モード5のエンジン
発進が実質的に可能となる。
【0032】ステップS7の判断がNOの場合、すなわ
ちエンジン発進の要求がない場合にはステップS11を
実行し、要求出力Pdが予め設定された第1判定値P1
以下か否かを判断する。要求出力Pdは、走行抵抗を含
む車両の走行に必要な出力で、アクセル操作量θACやそ
の変化速度、車速(出力回転数NO )、自動変速機26
の変速段などに基づいて、予め定められたデータマップ
や演算式などにより算出される。また、第1判定値P1
は、エンジン10のみを動力源として走行する中負荷領
域とモータジェネレータ12のみを動力源として走行す
る低負荷領域の境界値であり、エンジン10による充電
時を含めたエネルギー効率を考慮して、排出ガス量や燃
料消費量などができるだけ少なくなるように実験等によ
って定められている。そして、要求出力Pdが第1判定
値P1以下の場合には、ステップS12で蓄電量SOC
が予め設定された最低蓄電量A1以上か否かを判断し、
SOC≧A1であればステップS13でモード1を選択
し、SOC<A1であればステップS14でモード3を
選択する。最低蓄電量A1は、モータジェネレータ12
を動力源として走行する場合に蓄電装置76から電気エ
ネルギーを取り出すことが許容される最低の蓄電量であ
り、蓄電装置76の充放電効率などに基づいて例えば7
0%程度の値が設定される。
【0033】上記モード1は、前記図4から明らかなよ
うに第1クラッチ16を解放(OFF)し、第2クラッ
チ20を係合(ON)し、エンジン10を停止し、モー
タジェネレータ12を要求出力Pdで回転駆動させるも
ので、モータジェネレータ12のみを動力源として車両
を走行させる。この場合も、第1クラッチ16が解放さ
れてエンジン10が遮断されるため、前記モード6と同
様に引き擦り損失が少なく、自動変速機26を適当に変
速制御することにより効率の良いモータ駆動制御が可能
である。このモード1は、要求出力Pdが第1判定値P
1以下の低負荷領域で且つ蓄電装置76の蓄電量SOC
が最低蓄電量A1以上の場合に実行されるため、エンジ
ン10を動力源として走行する場合よりもエネルギー効
率が優れていて燃費や排出ガスを低減できるとともに、
蓄電装置76の蓄電量SOCが最低蓄電量A1より低下
して充放電効率等の性能を損なうことがない。
【0034】ステップS14で選択されるモード3は、
図4から明らかなように第1クラッチ16および第2ク
ラッチ20を共に係合(ON)し、エンジン10を運転
状態とし、モータジェネレータ12を回生制動により充
電状態とするもので、エンジン10の出力で車両を走行
させながら、モータジェネレータ12によって発生した
電気エネルギーを蓄電装置76に充電する。エンジン1
0は、要求出力Pd以上の出力で運転させられ、その要
求出力Pdより大きい余裕動力分だけモータジェネレー
タ12で消費されるように、そのモータジェネレータ1
2の電流制御が行われる。
【0035】前記ステップS11の判断がNOの場合、
すなわち要求出力Pdが第1判定値P1より大きい場合
には、ステップS15において第1判定値P1より大き
い第2判定値P2より小さいか否か、すなわちP1<P
d<P2か否かを判断する。第2判定値P2は、エンジ
ン10のみを動力源として走行する中負荷領域とエンジ
ン10およびモータジェネレータ12の両方を動力源と
して走行する高負荷領域の境界値であり、エンジン10
による充電時を含めたエネルギー効率を考慮して、排出
ガス量や燃料消費量などができるだけ少なくなるように
実験等によって予め定められている。そして、P1<P
d<P2であればステップS16でSOC≧A1か否か
を判断し、SOC≧A1の場合にはステップS17でモ
ード2を選択し、SOC<A1の場合には前記ステップ
S14でモード3を選択する。また、Pd≧P2であれ
ばステップS18でSOC≧A1か否かを判断し、SO
C≧A1の場合にはステップS19でモード4を選択
し、SOC<A1の場合にはステップS17でモード2
を選択する。
【0036】上記モード2は、前記図4から明らかなよ
うに第1クラッチ16および第2クラッチ20を共に係
合(ON)し、エンジン10を要求出力Pdで運転し、
モータジェネレータ12を無負荷状態とするもので、エ
ンジン10のみを動力源として車両を走行させる。ま
た、モード4は、第1クラッチ16および第2クラッチ
20を共に係合(ON)し、エンジン10を運転状態と
し、モータジェネレータ12を回転駆動するもので、エ
ンジン10およびモータジェネレータ12の両方を動力
源として車両を高出力走行させる。このモード4は、要
求出力Pdが第2判定値P2以上の高負荷領域で実行さ
れるが、エンジン10およびモータジェネレータ12を
併用しているため、エンジン10およびモータジェネレ
ータ12の何れか一方のみを動力源として走行する場合
に比較してエネルギー効率が著しく損なわれることがな
く、燃費や排出ガスを低減できる。また、蓄電量SOC
が最低蓄電量A1以上の場合に実行されるため、蓄電装
置76の蓄電量SOCが最低蓄電量A1より低下して充
放電効率等の性能を損なうことがない。
【0037】上記モード1〜4の運転条件についてまと
めると、蓄電量SOC≧A1であれば、Pd≦P1の低
負荷領域ではステップS13でモード1を選択してモー
タジェネレータ12のみを動力源として走行し、P1<
Pd<P2の中負荷領域ではステップS17でモード2
を選択してエンジン10のみを動力源として走行し、P
2≦Pdの高負荷領域ではステップS19でモード4を
選択してエンジン10およびモータジェネレータ12の
両方を動力源として走行する。また、SOC<A1の場
合には、要求出力Pdが第2判定値P2より小さい中低
負荷領域でステップS14のモード3を実行することに
より蓄電装置76を充電するが、要求出力Pdが第2判
定値P2以上の高負荷領域ではステップS17でモード
2が選択され、充電を行うことなくエンジン10により
高出力走行が行われる。
【0038】ステップS17のモード2は、P1<Pd
<P2の中負荷領域で且つSOC≧A1の場合、或いは
Pd≧P2の高負荷領域で且つSOC<A1の場合に実
行されるが、中負荷領域では一般にモータジェネレータ
12よりもエンジン10の方がエネルギー効率が優れて
いるため、モータジェネレータ12を動力源として走行
する場合に比較して燃費や排出ガスを低減できる。高負
荷領域では、モータジェネレータ12およびエンジン1
0を併用して走行するモード4が望ましいが、蓄電装置
76の蓄電量SOCが最低蓄電量A1より小さい場合に
は、上記モード2によるエンジン10のみを動力源とす
る運転が行われることにより、蓄電装置76の蓄電量S
OCが最低蓄電量A1よりも少なくなって充放電効率等
の性能を損なうことが回避される。
【0039】一方、本実施例のハイブリッド車両は、前
記自動変速機26の油圧式クラッチ36,38,44、
噛合い式クラッチ40,42に作動油を供給して変速段
や前後進を切り換えたり、歯車の噛合い部、軸受部など
を潤滑したりするために、専用の駆動モータを有するオ
イルポンプ100(図2参照)を備えており、図示しな
い油圧回路を介して自動変速機26にオイルを供給す
る。このオイルポンプ100は、コントローラ64によ
りポンプ駆動回路98を介して作動させられるようにな
っており、始動スイッチ102、シフトロックスイッチ
104、キーインタロックスイッチ106、前記ブレー
キスイッチ92などからの信号に基づいて起動させられ
る。
【0040】始動スイッチ102は請求項3の始動操作
手段に相当するもので、図5に示すようにLOCK位
置、ACC位置、ON位置、ST(スタート)位置が設
けられており、操作キーが抜き挿しされるLOCK位置
およびACC位置では車両駆動に関する総ての電源がO
FF(非通電)で、操作キーがON位置まで操作される
ことによりコントローラ64の電源がON(通電)とな
る。そして、一旦ST(スタート)位置まで操作される
と、コントローラ64によってモータジェネレータ制御
装置(インバータ)74の電源がON(通電)とされ、
モータジェネレータ12およびエンジン10がそれぞれ
起動可能なレディ状態とされる。ST位置はモメンタリ
スイッチで、操作キーは自動的にON位置へ戻されると
ともに、モータジェネレータ12およびエンジン10の
レディ状態が保持される。
【0041】シフトロックスイッチ104は、シフトレ
バー80などに配設されたシフトロック解除手段(釦な
ど)が解除操作されたか否かを検出するためのもので、
このシフトロック解除手段を解除操作しないと、シフト
レバー80はシフトロック機構のシフトロックソレノイ
ド108(図8参照)により「P」レンジに固定され、
他のレンジへ操作できないようになっている。シフトロ
ック機構は、上記シフトロック解除手段が解除操作され
てシフトロックスイッチ104がOFFとなり、且つブ
レーキペダルが踏込み操作されてブレーキスイッチ92
がONとなった場合に、シフトロックを解除してシフト
レバー80のP抜き操作、すなわち「P」レンジから他
のレンジへ操作することを許容する。
【0042】キーインタロックスイッチ106は、前記
シフトレバー80が「P」レンジへ操作されていない場
合は前記始動スイッチ102から操作キーを抜き取るこ
とができないようにインタロックするためのもので、シ
フトレバー80が「P」レンジへ操作されることによっ
てOFFとなり、操作キーの抜取りを許容する。すなわ
ち、始動スイッチ102に操作キーを挿入して車両を最
初に起動(始動)する時は、シフトレバー80が「P」
レンジに保持される。図6のトランジスタ109は、キ
ーインタロックソレノイドのためのものである。
【0043】そして、コントローラ64は、例えば図6
に示されているように機能的にOR回路110およびA
ND回路112から成るポンプ起動手段114を備えて
構成され、始動スイッチ102の操作キーが一旦ST位
置まで操作された後にON位置に保持され、且つブレー
キスイッチ92およびキーインタロックスイッチ106
の少なくとも一方がONの場合に、オイルポンプ100
を作動させて自動変速機26にオイルを供給する。図7
は、この場合のタイムチャートの一例であり、ブレーキ
スイッチ92およびキーインタロックスイッチ106は
請求項4のP抜き検出手段に相当する。ブレーキスイッ
チ92は、シフトレバー80を「P」レンジから他のレ
ンジへ操作するP抜き操作以外でもONとなり、必要以
上にオイルポンプ100が作動させられる場合がある
が、P抜き操作はブレーキONが条件で、そのブレーキ
ON操作からシフトロック解除手段の解除操作、シフト
レバー80のシフト操作を行うのが普通であるため、ブ
レーキONでオイルポンプ100が起動させられること
により、シフトレバー80が「D」レンジ等の駆動レン
ジへ操作されてエンジン10やモータジェネレータ12
が起動させられるのに先立って十分な量のオイルを自動
変速機26に供給できる。図7における始動スイッチ1
02のOFFは、操作キーがLOCK位置またはACC
位置へ操作されたことを意味しており、ONは一旦ST
位置まで操作された後のONでエンジン10およびモー
タジェネレータ12がレディ状態とされていることを意
味する。また、シフトレバー80の欄の塗りつぶし部分
は操作位置を表している。
【0044】このように、本実施例のハイブリッド車両
は、シフトレバー80がP抜き操作される段階でオイル
ポンプ100が作動させられ、自動変速機26にオイル
が供給されるようになっているため、シフトレバー80
が「D」レンジ等の駆動レンジへ操作されてエンジン1
0やモータジェネレータ12が起動させられ、その動力
が自動変速機26に伝達される前に、その自動変速機2
6に確実に十分な量のオイルが供給されるようになり、
自動変速機26に対するオイルの供給遅れが防止され、
車両の発進当初から十分な潤滑作用が得られるととも
に、油圧式クラッチ36,38,44の係合力不足など
が解消する。特に、P抜き操作の段階でオイルポンプ1
00を起動するため、例えば始動スイッチ102がON
とされるだけでオイルポンプ100を作動させる場合に
比較して、オイルポンプ100の無駄な作動時間を短く
でき、オイルの供給遅れを防止しつつポンプ駆動に伴う
電力消費を節減できる。
【0045】次に、本発明の他の実施例を説明する。な
お、以下の実施例で前記実施例と実質的に共通する部分
には同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
【0046】図8は、前記キーインタロックスイッチ1
06の代わりにシフトロックスイッチ104を利用して
P抜き操作、更にはシフトレバー80が「P」レンジ以
外のレンジに操作されていることを検出し、オイルポン
プ100を作動させるようにしたもので、この場合にも
前記実施例と同様の作用効果が得られる。この実施例で
は、ブレーキスイッチ92およびシフトロックスイッチ
104が請求項4のP抜き検出手段に相当する。
【0047】図9は、油温が予め定められた所定値以下
で油圧の立上りに問題がある冷間時、すなわち温度スイ
ッチ120がONの場合や、車両整備のためにサービス
スイッチ122がON操作された場合、或いは蓄電装置
76の蓄電量SOCが所定値以下で、前記図4のモード
3と同様にして蓄電装置76を充電する停車時充電制御
を行う場合、すなわち停車時充電制御スイッチ124が
ONの場合には、シフトレバー80が「P」レンジに保
持されていても始動スイッチ102がONであることを
条件としてオイルポンプ100を作動させるようにした
場合である。「P」レンジでは、自動変速機26は
「N」レンジと同様に動力伝達遮断状態で、且つメカニ
カルパーキングロック機構等によって前記第2軸34の
回転は阻止されるため、停車時充電制御で車両が走行さ
せられる恐れはない。停車時充電制御スイッチ124
は、例えばコントローラ64内においてソフト的に構成
される。
【0048】なお、上記各実施例では何れも複数のP抜
き検出手段が設けられているが、何れか1つのP抜き検
出手段を設けるだけでも良い。
【0049】図10は、請求項3に記載の発明の一実施
例を説明するフローチャートで、前記始動スイッチ10
2の操作キーがLOCK位置からON位置まで操作さ
れ、コントローラ64の電源がONとなることにより、
そのコントローラ64によって実行される。ステップS
1でシステムチェックを行うとともに、ステップS2で
各種のデータを読み込み、ステップS3で油圧源モータ
すなわちオイルポンプ100専用の駆動モータを起動す
る。コントローラ64による一連の信号処理のうち、こ
のステップS3を実行する部分はポンプ起動手段に相当
する。
【0050】ステップS4では、操作キーがST位置ま
で操作されることによって「1」とされるSTフラグが
「1」か否かを判断し、STフラグが「1」の場合に
は、ステップS5でモータジェネレータ制御装置(イン
バータ)74の電源を投入(ON)する。これにより、
モータジェネレータ12が起動可能なレディ状態とな
り、ステップS6でモータジェネレータ制御装置74が
正常か否かのチェックを行う。正常であれば、次のステ
ップS7でエンジン始動許可フラグを「1」とし、これ
によりエンジン10が起動可能なレディ状態となる。
【0051】ステップS8では蓄電装置76の蓄電量S
OCが所定値以上、例えば前記最低蓄電量A1以上か否
かを判断し、蓄電量SOCが所定値以上であればステッ
プS11を実行するが、そうでない場合にはステップS
9においてシフトポジションSH が「P」レンジまたは
「N」レンジであるか否かを判断し、「P」レンジまた
は「N」レンジであればステップS10で前記停車時充
電制御を行う。また、ステップS11では、シフトポジ
ションSH が「P」レンジで、ブレーキONで、且つS
Tフラグが「1」であるか否かを判断し、YESであれ
ばステップS12でシフトロック解除信号をONとし、
シフトロック解除手段を解除操作しながらシフトレバー
80を「P」レンジから他のレンジへ操作することを許
容する。
【0052】この実施例では、図11に示すように、始
動スイッチ102の操作キーがON位置へ操作された段
階でオイルポンプ100が起動(ON)させられる一
方、エンジン10およびモータジェネレータ12は、操
作キーがON位置から更にST位置まで操作されること
によって起動可能なレディ状態とされるため、自動変速
機26に対するオイルの供給遅れが確実に防止される。
エンジン10およびモータジェネレータ12は、通常は
レディ状態でシフトレバー80が「R」レンジや「D」
レンジ等の駆動レンジへ操作されることによって起動さ
せられるため、自動変速機26に対するオイル供給が十
分に間に合うのであり、また、蓄電装置76の蓄電量S
OCが少ない場合には「P」レンジでエンジン10およ
びモータジェネレータ12を作動させて停車時充電制御
(ステップS10)を行う場合があるが、その場合でも
本実施例ではオイルの供給遅れを生じることがないので
ある。
【0053】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、これ等はあくまでも本発明の一実施形
態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変
更,改良を加えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である油圧制御装置を備えて
いるハイブリッド車両の駆動系統を説明する骨子図であ
る。
【図2】図1のハイブリッド車両の制御系統を説明する
ブロック線図である。
【図3】図1のハイブリッド車両の運転モード判断サブ
ルーチンを説明するフローチャートである。
【図4】図1のハイブリッド車両の複数の運転モードを
説明する図である。
【図5】図1のハイブリッド車両における始動スイッチ
のキー位置と各部の作動状態を説明する図である。
【図6】図1のハイブリッド車両におけるポンプ起動手
段の具体的構成を説明する図である。
【図7】図1のハイブリッド車両におけるオイルポンプ
の作動を説明するタイムチャートの一例である。
【図8】図6のポンプ起動手段の別の例を説明する図で
ある。
【図9】図6のポンプ起動手段の更に別の例を説明する
図である。
【図10】本発明の更に別の実施例を説明する図で、シ
ステムの起動処理ルーチンを説明するフローチャートで
ある。
【図11】図10の実施例における始動スイッチのキー
位置と各部の作動状態を説明する図である。
【符号の説明】
10:エンジン 12:モータジェネレータ(電動モータ) 26:自動変速機 64:コントローラ 80:シフトレバー 92:ブレーキスイッチ(P抜き検出手段) 100:オイルポンプ 102:始動スイッチ(始動操作手段) 104:シフトロックスイッチ(P抜き検出手段) 106:キーインタロックスイッチ(P抜き検出手段) 114:ポンプ起動手段 ステップS3:ポンプ起動手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料の燃焼によって作動するエンジン
    と、電気エネルギーで作動する電動モータとを車両走行
    用の動力源として備えている一方、 該エンジンおよび電動モータの少なくとも一方と駆動輪
    との間の動力伝達経路に配設された変速機と、 該変速機にオイルを供給する電動式のオイルポンプとを
    有するハイブリッド車両の油圧制御装置において、 少なくとも前記車両走行用の動力源から前記変速機に動
    力が伝達される前に該変速機にオイルが供給されるよう
    に前記オイルポンプを起動するポンプ起動手段を有する
    ことを特徴とするハイブリッド車両の油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 前記エンジンおよび前記電動モータは何
    れも前記変速機を介して前記駆動輪を回転駆動するもの
    で、前記ポンプ起動手段は、該エンジンおよび電動モー
    タの少なくとも一方が起動させられる前に前記オイルポ
    ンプを起動するものであることを特徴とする請求項1に
    記載のハイブリッド車両の油圧制御装置。
  3. 【請求項3】 ONおよびスタートを選択可能で、ON
    が選択された後にスタートが選択されることにより前記
    エンジンおよび前記電動モータをそれぞれ起動可能なレ
    ディ状態とする始動操作手段を備えており、且つ前記ポ
    ンプ起動手段は、前記始動操作手段によってONが選択
    された段階で前記オイルポンプを起動するものであるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載のハイブリッド
    車両の油圧制御装置。
  4. 【請求項4】 前記エンジンおよび前記電動モータが共
    に停止状態に保持される駐車位置と、該エンジンおよび
    該電動モータの少なくとも一方を動力源として走行する
    駆動位置とへ移動操作されるシフトレバーと、 該シフトレバーが前記駐車位置から抜き操作されること
    を検出するP抜き検出手段とを有し、且つ前記ポンプ起
    動手段は、前記P抜き検出手段によって前記シフトレバ
    ーが前記駐車位置から抜き操作されることが検出された
    場合に前記オイルポンプを起動するものであることを特
    徴とする請求項1または2に記載のハイブリッド車両の
    油圧制御装置。
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