JPH1135053A - 閉止装置及び容器 - Google Patents

閉止装置及び容器

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JPH1135053A
JPH1135053A JP9191602A JP19160297A JPH1135053A JP H1135053 A JPH1135053 A JP H1135053A JP 9191602 A JP9191602 A JP 9191602A JP 19160297 A JP19160297 A JP 19160297A JP H1135053 A JPH1135053 A JP H1135053A
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Koichi Takamatsu
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンパーエビデンス性を向上し、かつキャッ
プを容器に装着して開栓する際に、TEリングを確実に
切断し得る閉止装置とキャップの提供。 【解決手段】 天板部2とその周縁から垂下した筒部3
とからなるキャップ本体4を備え、筒部が切断可能な弱
化ライン7によって、上部の主部8と下部のTEリング
部9とに区画され、主部の内壁面にネジ部10が、TE
リング部の内壁面に起伏可能な多数のタブ11が周方向
に沿って列設されてなる合成樹脂製キャップ1と、口部
の上端部外周に雄ネジ22とその下方の膨出部23が形
成され、膨出部23に、装着されたキャップを開栓方向
に回した際に、キャップのタブに係合して押し下げる傾
斜面を有する押下部24と延長段部25とを有するブリ
ッジ延伸手段26が連設されてなり、かつブリッジ延伸
手段の周縁のうち少なくとも押下部の傾斜面に、タブの
先端が嵌入する凹溝30が設けられたことを特徴とする
閉止装置と容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器とその口部を
閉止するタンパーエビデンス性を有する合成樹脂製キャ
ップとからなる閉止装置及びそのキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、飲料容器として、ポリエチレンテ
レフタレート樹脂からなる合成樹脂製容器(PETボト
ル)が賞用されている。合成樹脂製容器は、従来のガラ
ス瓶に比べ、軽く、割れないという優れた特性を有して
いる。また、この種の合成樹脂製容器のキャップとして
は、従来よりアルミ合金等の金属製キャップが使用され
ている。そして、この種の金属製キャップに代えて、合
成樹脂製キャップの使用が検討されている。この合成樹
脂製キャップに関しては、例えば特開昭62−2513
52号公報、特開平2−296666号公報に記載され
たものが知られている。これらの従来の合成樹脂製キャ
ップは、口部に雄ネジが形成され、雄ネジ下方に環状膨
出部が形成された容器に螺着嵌合され、該キャップは、
天板部とその周縁から垂下した筒部とからなる合成樹脂
製のキャップ本体と、そのキャップ本体の天板部内面に
設けられた薄肉状のライナーとからなり、該キャップ本
体は、その下部が複数の細いブリッジを残して周方向に
形成された水平スコアによって、該水平スコアより上部
の主部と、下部のタンパーエビデンスリング部とに区画
されている。キャップ本体の主部の内壁面には、容器口
部の雄ネジに螺着するネジ部が形成され、タンパーエビ
デンスリング部の内壁面には多数のウイングやタブが起
伏可能に設けられている。また、容器としては、口部の
上端部外周に雄ネジが形成され、該雄ネジの下方に、環
状膨出部(ロッキングリング)が設けられたものが用い
られる。
【0003】この種のタンパーエビデンス特性を有する
キャップにあっては、容器口部に装着されたキャップを
最初の位置から開栓方向に回す時、容器口部の上端がキ
ャップ内面或いはライナー等から離れて容器の密封性が
解除された時点の回転角度(シールリリースアングル;
以下S.R.Aという)と、容器口部に装着されたキャッ
プを最初の位置から開栓方向に回す時、ブリッジが切断
される位置までの回転角度(ブリッジ切断角度;以下
B.B.Aという)との関係が、S.R.A−B.B.A=0
度以上、好ましくは+30度以上あることが望ましいと
される。即ち、キャップ開栓時に、容器口部上端がライ
ナー等から離れて密封シールが解除される以前にブリッ
ジが切断されることが望ましいとされている。しかし、
上述した合成樹脂製キャップにあっては、合成樹脂から
なるブリッジが延びてしまうこと、及び係止突起(ウイ
ングやタブ)が軟らかくて環状膨出部に係合する際に撓
むことによってB.B.Aが大きくなり、S.R.A−B.
B.A=0度以下になる場合があり、タンパーエビデン
ス特性の向上の観点から改善すべき点があった。
【0004】合成樹脂製キャップを用いて上述したタン
パーエビデンス特性の向上を企図した閉止装置として
は、特公平3−56990号公報に記載されたものが知
られている。この閉止装置は、容器の雄ネジの下方に、
開栓方向に傾斜しつつ下方に延びる係止側端縁を有する
係止爪を形成し、キャップのタンパーエビデンスリング
部の内壁に上記容器の係止爪と協働する被係止爪を形成
してなるものである。この特公平3−56990号公報
記載の閉止装置は、容器口部にキャップを装着した状態
で、該キャップを開栓方向に回すと、タンパーエビデン
スリング部に形成された被係止爪が係止爪の傾斜してい
る係止側端縁に案内されて下方に強制され、タンパーエ
ビデンスリング部が下方に強制移動されてキャップ筒部
に形成された破断ラインの破断が促進される。しかし、
この従来の閉止装置では、キャップに形成した被係止爪
が、折れ曲らない固定構造であるため、キャップを容器
口部に装着する際には、キャップ側の被係止爪が容器の
係止爪を無理に乗り越えて装着されるために、キャップ
筒部の主部とタンパーエビデンスリング部とを連結して
いる複数の橋絡部(ブリッジ)の強度をある程度強めて
おく必要があり、その結果、キャップ開栓時にブリッジ
を破断する際の抵抗が強く、簡単に開封できない。ま
た、キャップ装着時(閉栓時)のブリッジ切断を防止す
るために、タンパーエビデンスリング部に対し主部閉栓
方向に相対移動するのを防ぐ係止構造を設けることも考
えられるが、そうするとキャップ成形が困難となり、コ
ストも高くなる問題がある。さらに、この従来技術にお
ける容器は、あくまでも折れ曲らない固定構造の被係止
爪を係止するためのものであるため、この容器を上記特
開昭62−251352号公報及び特開平2−2966
66号公報に記載されているようなタンパーエビデンス
リング部の内壁面に起伏可能な多数のウイングやタブを
設けたキャップに適用することはできなかった。すなわ
ち、特公平3−56990号公報に記載された容器の構
造では、雄ネジの下方に開栓方向に傾斜しつつ下方に延
びる係止側端縁を有する係止爪を形成しただけのもので
あるため、容器口部に上記ウイングやタブを有するキャ
ップを装着し、該キャップを開栓方向に回すと、上記ウ
イングやタブが係止爪先端に当接すると、その先端を上
方に向けて折れ曲ってしまうために、係止爪に係合する
ことなく係止爪を通過し、ブリッジが切断されずにキャ
ップが取り外されてしまうことになる。
【0005】また、別な従来技術として、特開平7−2
91317号公報に記載されたものが提案されている。
同公報記載の閉止装置は、容器の口部に雄ネジと、その
下方に位置する環状係止あご部及び更にその下方におい
て周方向に間隔をおいて位置するラチェット爪が形成さ
れている。合成樹脂製キャップの筒部の主部の内周面に
は雌ネジが形成され、タンパーエビデンスリング部の内
周面には、基縁から上方に向って半径方向内方に傾斜し
て延出する係止片が周方向に間隔をおいて形成されてい
る。このような容器とキャップとを組合せてなる閉止装
置は、容器の口部にキャップを装着して口頸部を密封し
た状態においては、キャップのタンパーエビデンスリン
グ部に形成されている係止片の周方向片端が口頸部に形
成されているラチェット爪の急激に傾斜して延びる後面
に当接することによって、キャップの上方への移動では
なくて開回転方向(反時計方向)への回転自体が阻止さ
れる。即ち、上述した従来の合成樹脂製キャップと容器
とからなる閉止装置は、容器口部に装着されたキャップ
を開栓方向に回す際に、容器口部に形成されたラチェッ
ト爪に、キャップのタンパーエビデンスリング部内周面
の形成された係止片を係止させることによって、タンパ
ーエビデンスリング部の開栓方向への回転を阻止し、そ
の結果、キャップ筒部の主部とタンパーエビデンスリン
グ部とを連結している複数本のブリッジに回転方向の力
を直接作用させて、これらブリッジを切断する方式であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の閉止装置にあっては、複数本のブリッジを一度に引
きちぎるようにしてブリッジを切断するために、ブリッ
ジの破断抵抗が大きくなり、ブリッジが充分に切断され
なかったり、強い破断抵抗によって係止片が折り返され
てラチェット爪を乗り越えてしまうおそれがある。すな
わち、複数の細いブリッジを残して筒部を周方向に沿っ
て切断した水平スコアを形成してなるキャップ筒部の弱
化ラインにおいて、各々のブリッジは合成樹脂からなる
細い柱状をなしている。このようなブリッジは、長手方
向への引張り力が作用すると、比較的容易に延伸され、
ある程度延伸されて簡単かつ確実に破断を起こす。しか
し、このようなブリッジに、停止したタンパーエビデン
スリング部に対して開栓方向に回される主部の動作に起
因する剪断応力が瞬時に作用する場合、ブリッジは強い
破断抵抗を持っている。換言すれば、このような多数の
ブリッジによって主部に連結されたタンパーエビデンス
リング部は、開栓方向への回転力を作用させても破断し
難いのである。そして、上述した従来品によるブリッジ
破断方式では、タンパーエビデンスリング部を主部から
切り離すのに、大きな開栓トルクが必要となり、小児に
は開栓が困難となる場合がある。また、大きな開栓トル
クを加えて開栓を試みたとしても、その強い力が係止片
に加わって、係止片が折り返されてラチェット爪を乗り
越えてしまい、タンパーエビデンスリング部の切り離し
ができない場合がある。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、容器口部に装着されたキャップを開栓方向に回す際
に、ブリッジ破断抵抗によって開栓トルクが高くなる不
都合を防止し、しかも開栓時のB.B.Aを小さくするこ
とによって良好なタンパーエビデンス特性を発揮し得る
閉止装置とキャップの提供を課題としている。また、本
発明は、キャップを容器に装着して開栓する際に、タン
パーエビデンスリングを確実に切断し得る閉止装置とキ
ャップの提供を課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る閉止装置
は、容器と、その口部に装着される合成樹脂製キャップ
とからなる閉止装置であって、前記合成樹脂製キャップ
は、天板部とその周縁から垂下した筒部とからなるキャ
ップ本体を備え、該筒部が切断可能な弱化ラインによっ
て、該弱化ラインより上部の主部と、下部のタンパーエ
ビデンスリング部とに区画され、該主部の内壁面にネジ
部が形成され、かつタンパーエビデンスリング部の内壁
面に板状に突出し起伏可能な多数のタブが周方向に沿っ
て列設され、前記容器は、その口部の上端部外周に雄ネ
ジが形成され、該雄ネジの下方に、環状の膨出部が形成
され、かつ該膨出部に、該容器口部に装着された前記合
成樹脂製キャップを開栓方向に回した際に、該キャップ
のタブに係合して該タブを押し下げる、キャップ開栓方
向に向けて漸次下方に膨出する傾斜面を有する押下部
と、該押下部によって押し下げられたタブに係合してそ
の上方への移動を阻止する延長段部とを有するブリッジ
延伸手段が連設されてなり、かつ前記ブリッジ延伸手段
の周縁のうち少なくとも前記押下部の傾斜面に、タブの
先端が嵌入する凹溝が設けられたことを特徴としてい
る。
【0009】この閉止装置において、前記延長段部の該
傾斜面の反対側に、キャップ開栓方向に向けて漸次突出
高さを減じる収納ガイド面を設けることが望ましい。ま
た前記合成樹脂製キャップの弱化ラインは、複数の細い
ブリッジを残して前記筒部を周方向に切断してなる水平
スコアであることが望ましい。さらに前記合成樹脂製キ
ャップのタンパーエビデンスリング部に、弱化ラインの
切断時にほぼ同時に切断されてタンパーエビデンスリン
グ部をバンド状に開環させる垂直弱化線を形成してもよ
い。また、前記押下部の垂直面と前記凹溝とがなす角度
が50〜90度であり、また押し下げ部の傾斜面と水平
面とがなす傾斜角度が5〜50度であることが望まし
い。この閉止装置は、容器口部に装着されたキャップを
開栓方向に回転させ、ブリッジが切断される位置までの
回転角度であるブリッジ切断角度が90度以下であるこ
とが望ましい。
【0010】本発明に係る容器は、天板部とその周縁か
ら垂下した筒部とからなるキャップ本体を備え、該筒部
が切断可能な弱化ラインによって、該弱化ラインより上
部の主部と、下部のタンパーエビデンスリング部とに区
画され、該主部の内壁面にネジ部が形成され、かつタン
パーエビデンスリング部の内壁面に板状に突出し起伏可
能な多数のタブが周方向に沿って列設されてなる合成樹
脂製キャップが装着される容器であって、口部の上端部
外周に雄ネジが形成され、該雄ネジの下方に、環状の膨
出部が形成され、かつ該膨出部に、該容器口部に装着さ
れた前記合成樹脂製キャップを開栓方向に回した際に、
該キャップのタブに係合して該タブを押し下げる、キャ
ップ開栓方向に向けて漸次下方に膨出する傾斜面を有す
る押下部と、該押下部によって押し下げられたタブに係
合してその上方への移動を阻止する延長段部とを有する
ブリッジ延伸手段が連設されてなり、かつ前記ブリッジ
延伸手段の周縁のうち少なくとも前記押下部の傾斜面
に、タブの先端が嵌入する凹溝が設けられたことを特徴
としている。
【0011】この容器において、前記押下部の垂直面と
前記凹溝とがなす角度が50〜90度であり、また押し
下げ部の傾斜面と水平面とがなす傾斜角度が5〜50度
であることが望ましい。また、前記延長段部の該傾斜面
の反対側に、キャップ開栓方向に向けて漸次突出高さを
減じる収納ガイド面を設けてよい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の閉止装置は、容器口部に
合成樹脂製キャップを装着し、これを開栓方向に回す
と、僅かな回転移動により、容器口部に形成された押下
部にタブの先端部が接し、そのタブの先端部が押下部の
傾斜に従って徐々に押し下げられる。押下部の傾斜に沿
って押し下げられつつ、押下部を回転移動したタブは、
延長段部に移行する。タブが延長段部に達した時点で、
タンパーエビデンスリング部は押し下げられる一方、主
部は雄ネジに沿って上昇していることから、開栓方向へ
の回転開始直後に主部とタンパーエビデンスリング部は
離間し、主部とTEリング部とを連結している複数の細
いブリッジは延伸されて切断されるか、或いは切れ易い
細糸状となる。タブが押下部から延長段部に移行した
後、主部は依然として雄ネジに従って上昇することによ
りブリッジは更に延伸され、タブが延長段部を移動する
途中で完全に切断され、タンパーエビデンスリング部が
主部から切り離され、開封したことが明示される。本発
明では、ブリッジ延伸手段の周縁のうち少なくとも前記
押下部の傾斜面に、タブの先端が嵌入する凹溝を設けた
ことによって、タブ先端が押下部に確実に係合し、傾斜
に沿って正確に押し下げることができるようになる。
【0013】図1ないし図5は、本発明に係る閉止装置
の一例を示すものである。この閉止装置は、合成樹脂製
キャップ(以下、キャップと略記する)1と、合成樹脂
製の容器21とからなっている。
【0014】キャップ1は、天板部2とその周縁から垂
下した筒部3とからなり、ポリプロピレンなどの合成樹
脂からなるキャップ本体4と、該キャップ本体4内に配
設された軟質樹脂からなる薄肉のライナー5とからなっ
ている。キャップ本体4の筒部3は、複数の細いブリッ
ジ6を残して該筒部3を周方向に沿って切断してなる水
平スコア7によって、この水平スコア7より上部の主部
8と、下部のタンパーエビデンスリング部9(以下、T
Eリング部と記す)とに区画されている。主部8の内壁
面にはネジ部10が形成され、またTEリング部9の内
壁面には、係止突起となる多数の板状のタブ11が起伏
可能に設けられている。なおTEリング部9には、水平
スコア7の切断とほぼ同時に切断されてTEリング部9
をバンド状に開環させる垂直弱化線を形成しても良い。
【0015】上記タブ11は、容器に装着しない状態で
は、その先端を径方向内方に向けてほぼ水平となってお
り、キャップ1を容器口部21Aに装着する際に、雄ネ
ジ22や環状膨出部23に当接すると上端を上向きに折
り畳まれ、殆ど抵抗無く雄ネジ22や環状膨出部23を
乗り越えることができるようになっている。本実施形態
では、図2に示すように、TEリング部9の内周面に、
12枚のタブ11を列設している。
【0016】キャップ1の寸法は、特に限定されない
が、外径30mmの汎用サイズのキャップにおいて好適
な各寸法の範囲を以下に例示する。タブ11のTEリン
グ部9内壁面からの突出長さは1.5〜4.0mm、好
ましくは2.0〜3.0mm程度とされる。この突出長
さが1.5mmよりも小さいとタブの容器外面への当接
が少なくなり開栓時にブリッジが切断され難くなり、突
出長さが4.0mmより大きいと成形が困難となり且つ
キャッピングも困難となる。また、タブ11の形成個
数、タブ11の周方向長さおよび各タブ11間の間隔は
特に限定されないが、例えば内径29mm程度のTEリ
ング部9内壁面に12個のタブを形成する場合には、タ
ブ11の周方向長さは4〜7mm程度、各タブ間の隙間
は0.5〜3.5mm程度とされる。タブ11の基部周
方向長さが4mmより小さいとタブ11の容器口部への
係止力が弱くなり、ブリッジ切断不良が生じるおそれが
あり、周方向長さが7mmより大きいとタブ11の機械
強度が強まって成形困難となる。また、タブ11の厚さ
は均一であっても、先端部側を厚くまたは薄くしても良
い。通常はタブ11の厚さは0.2〜1.2mm、好ま
しくは0.6〜1.0mm程度とされる。タブ厚さが
0.2mmより薄いと、タブが容易に折れ曲ってしま
い、開栓時にTEリング部9を下方に案内することがで
きず、ブリッジの切断不良を生じるおそれがあり、タブ
厚さが1.2mmより大きいと成形が困難でありキャッ
ピング特性も悪くなるので好ましくない。タブ11の基
端部(TEリング9内壁側)よりも先端部側の厚みを大
きくする場合、例えば基端部長さが0.3〜0.7mm
程度、先端部長さが1.5〜2.5mm程度とした場
合、基端部厚さは0.4〜0.6mm、先端部厚さは
0.5〜1.0mmとするのが望ましい。タブの基端部
厚さと先端部厚さとが上記範囲より小さいと、キャップ
1を容器口部21Aに装着し、開栓方向に回した際に、
タブ11の強度(耐屈曲強度)が弱いために押下部24
に係合したタブが先端を下方に向けて屈曲され、TEリ
ング部9が主部8から切り離されずにキャップ1が容器
口部21Aから外れてしまう場合があるので好ましくな
い。また、タブ11の基端部厚さと先端部厚さとが上記
範囲より大きいと、タブ11の強度(耐屈曲強度)が不
必要に増加して、キャップ1を容器口部21Aに装着す
る際に、タブ11が押下部24を通過する際の抵抗が大
きくなり、キャップ1が所定の螺着終了角度まで十分に
開栓できない不都合を生じるおそれがある。
【0017】上記ブリッジ6の形成個数は特に限定され
ないが、全部のブリッジ6の断面積の総和が0.3〜
9.0mm2程度とされ、かつ引張時のブリッジ6の切
断強度の総和が10〜18kg程度とされる。ブリッジ
6の断面積の総和が9.0mm 2より大きく、ブリッジ
破断強度(引張時)が18kgより大きいと、開栓時に
ブリッジが切れずにキャップが外れたり、B.B.A>
S.R.Aとなり、タンパーエビデンス特性(開栓表示特
性)が悪くなるおそれがある。ブリッジ6の断面積の総
和が0.3mm2より小さく、ブリッジ破断強度(引張
時)が10kgより小さいと、キャッピング時にブリッ
ジが切断されてしまうおそれがある。
【0018】容器21は、その口部の上端部外周に雄ネ
ジ22が形成され、この雄ネジ22の下方に環状膨出部
23が設けられ、かつ環状膨出部23の下方に、鍔状の
フランジ部29が形成されている。環状膨出部23に
は、この容器口部21Aに装着された前記キャップ1を
開栓方向(反時計方向)に回した際に、該キャップ1の
タブ11に係合してタブ11を押し下げる押下部24
と、該押下部24によって押し下げられたタブ11に係
合してその上方への移動を阻止する水平な延長段部25
とからなるブリッジ延伸手段26が周方向に四つ設けら
れている。なお、ブリッジ延伸手段26の形成個数は本
実施形態に限定されず、1個または複数個で良い。
【0019】この押下部24は、キャップ開栓時にタブ
11が当接する側が、キャップ開栓方向に向けて漸次下
方に膨出する傾斜面とされている。また、延長段部25
の傾斜面の反対側の面は、キャップ開栓方向に向けて漸
次突出高さを減じる収納ガイド面27が形成されてい
る。
【0020】ブリッジ延伸手段26の周縁のうち少なく
とも前記押下部24の傾斜面には、図2に示すように、
タブ11の先端が嵌入する凹溝30が形成されている。
この凹溝30は、開栓時にタブ11先端が押下部24に
確実に係合し、傾斜に沿って正確に押し下げるためのも
のである。
【0021】押下部24と環状膨出部とがなす傾斜角度
は5〜50度とされる。この角度が50度より大きい
と、容器口部21Aに装着されたキャップ1を開栓方向
に回す際に、タブ11が押し下げられる抵抗が強くな
り、タブが押し下げられない場合が生じることになる。
また、この角度が5度より小さいと、B.B.Aが大きく
なるので好ましくない。環状膨出部23から延長段部2
5までの長さは、0.5〜4.0mm程度とされる。こ
の長さが0.5mmより小さいと、開栓時にタブ押下げ
の効果が十分発揮されずB.B.Aが増加することにな
り、この長さが4.0mmより大きいと、余肉部分が大
きくなりコスト的に不利である。また延長段部25の水
平部分の長さは3〜10mmとされる。この長さが3m
mより小さいと、B.B.Aが増加することになり、10
mmより大きいと、余肉部分が大きくなりコスト的に不
利である。また押下部24の長さ(傾斜部長さ)は1.
5〜8mmとされる。この傾斜部長さが1.5mmより
小さいと、開栓時にタブ押下げの効果が十分発揮されな
くなり、8mmより大きいと、余肉部分が大きくなりコ
スト的に不利である。収納ガイド面27の傾斜角度は1
5〜60度とされる。
【0022】図2に示す押下部24の凹溝30と押下部
24外周の垂直面とがなす角度θは50〜90度、より
好ましくは55〜75度とされる。この角度θが90度
より大きいと、タブ11先端を正確にガイドする効果が
十分に得られない。この角度θを50度より小さくして
も効果の向上はないし、製造が困難になる。
【0023】次に、本例による閉止装置の動作について
説明する。容器21は、所望の内容液を充填した後、図
示略のキャップ装着装置に搬送され、フランジ29の下
面を支承し、好ましくは懸吊状態で搬送しつつ、その口
部21Aにキャップ1を被せ、時計方向に巻き締め、螺
着嵌合する。容器口部21Aにキャップ1を装着する際
には、キャップ1の各タブ11が先端を上向きに折り畳
まれた状態で環状膨出部23を通過するので、ブリッジ
6に余分な力が作用することはない。
【0024】また、キャップ1の装着最終段階におい
て、装着状態で4個のブリッジ延伸手段26と重なるタ
ブ11は、環状膨出部23を通過し、先端を環状膨出部
23下方の容器口部外周面に当接するように径方向内方
側に若干開いた状態で、ブリッジ延伸手段26の収納ガ
イド面27に接する。本例では、ブリッジ延伸手段26
にキャップ開栓方向に向けて漸次突出高さを減じる収納
ガイド面27を形成したことにより、上記タブ11がタ
ブ収納ガイド面27に接して閉栓方向に移動する際に、
このタブ11がタブ収納ガイド面27の傾斜に沿って、
先端を上向きにして折り畳まれるので、ブリッジ6を切
断することがない。
【0025】このようにして容器口部21Aにキャップ
1を所定の閉栓トルク値で巻き締めると、図3に示す状
態でキャップ1が装着される。このキャップ装着状態に
あっては、キャップ1の複数のタブのうち、ブリッジ延
伸手段26に重なるものを除く各タブ11は、先端を環
状膨出部23下方の容器口部外周面に当接するように径
方向内方側に若干開いた状態となる。また、ブリッジ延
伸手段26に重なるタブ11は、先端を上向きに折り畳
まれた状態となる。容器21の上端部は、キャップ1の
ライナー5に若干食込んだ状態で圧接し、容器21内は
密封状態になっている。
【0026】このキャップ装着状態にある閉止装置の開
栓時の動作を図4及び図5を参照して説明する。キャッ
プ1を開栓方向(反時計方向)に回すと、図4に示すよ
うに、キャップ1の僅かな回転移動により、容器口部2
1Aに形成されたブリッジ延伸手段26の押下部24
に、開栓方向側のタブ11の先端部が接し、そのタブ1
1の先端部が押下部24の傾斜に従って徐々に押し下げ
られる。ここで、押下部24の傾斜面に、タブ11の先
端が嵌入する凹溝30を設けたことによって、タブ11
先端が押下部24に確実に係合し、傾斜に沿って正確に
押し下げることができる
【0027】押下部24の傾斜に沿って押し下げられつ
つ、押下部24を回転移動したタブ11は、押下部24
から水平な延長段部25にスムーズに移行する。タブ1
1が延長段部25に達した時点では、TEリング部9は
押し下げられる一方、主部8は雄ネジ22に沿って上昇
していることから、開栓方向への回転開始直後に主部8
とTEリング部9は離間し、主部8とTEリング部9と
を連結している複数の細いブリッジ6は延伸されて切断
されるか、或いは切れ易い細糸状となる。
【0028】タブ11が押下部24から延長段部25に
移行した後、TEリング部9の押し下げは無くなるが、
主部8は依然として雄ネジ22に従って上昇することに
よりブリッジ6は更に延伸され、タブ11が延長段部2
5を移動する途中で完全に切断される。
【0029】TEリング部9が主部8から切り離される
のとほぼ同時に、TEリング部9に形成された垂直弱化
線が切断されてTEリング部9がバンド状に開環され、
これらによってキャップ1の開栓が明示される。その
後、主部8を更に開栓方向に回転させることにより、主
部8を容器口部21Aから取り外す。
【0030】本例による閉止装置は、容器21に、その
口部21Aに装着されたキャップ1を開栓方向に回した
際に、キャップ1のタブ11に係合して押し下げる押下
部24と、該押下部24によって押し下げられたタブ1
1に係合してその上方への移動を阻止する延長段部25
とを有する少なくとも1つのブリッジ延伸手段26を設
けたことにより、容器口部21Aに装着したキャップ1
を開栓方向に回すと、ブリッジ延伸手段26の押下部2
4側に隣接したタブ11が押下部24に当接して押し下
げられ、それによってTEリング部9も押し下げられる
ことから、容器21の雄ネジ22に沿って上昇する主部
8とTEリング部9とが急速に離間し、主部8とTEリ
ング部9とを連結している複数の細いブリッジ6が延伸
される。さらに該タブ11が延長段部25に移行した
後、TEリング部9は上昇が阻止されるとともに、主部
8は依然として雄ネジ22に沿って上昇することから、
該ブリッジ6が切断され、TEリング部9が主部8から
切り離された状態となって、開栓したことが明示され
る。従って、この閉止装置によれば、容器口部21Aに
装着されたキャップ1を開栓方向に回転させ、ブリッジ
6が切断される位置までの回転角度であるブリッジ切断
角度(B.B.A)を90度以下、望ましくは45度以下
と小さくすることができ、しかもTEリング部9の回転
を阻止することによってブリッジを切断する方式の従来
品に比べ、ブリッジ破断抵抗によって開栓トルクが高く
なる不都合を防止し、適正な開栓トルクで開栓が可能と
なる。また、押下部24の傾斜面に、タブ11の先端が
嵌入する凹溝30を設けたことによって、タブ11先端
が押下部24に確実に係合し、傾斜に沿って正確に押し
下げることができる。
【0031】なお、本発明は上述した例に限定されるこ
となく、各種の変更や変形が可能である。例えば、先の
実施形態では、ブリッジ延伸手段26のうち、押下部2
4のみに凹溝30を形成したが、延長段部25の下縁に
も凹溝を形成してもよい。さらに、環状膨出部23に
も、凹溝30を形成することもできる。また、凹溝30
の溝形状は特に限定されることなく、U字状、V字状な
どの溝でよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る閉止
装置によれば、容器口部に装着されたキャップを開栓方
向に回転させ、ブリッジが切断される位置までの回転角
度であるブリッジ切断角度(B.B.A)を90度以下、
望ましくは45度以下と小さくすることができ、しかも
TEリング部の回転を阻止することによってブリッジを
切断する方式の従来品に比べ、ブリッジ破断抵抗によっ
て開栓トルクが高くなる不都合を防止し、適正な開栓ト
ルクで開栓が可能となる。また、本発明では、ブリッジ
延伸手段の周縁のうち少なくとも前記押下部の傾斜面
に、タブの先端が嵌入する凹溝を設けたことによって、
タブ先端が押下部に確実に係合し、傾斜に沿って正確に
押し下げることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の閉止装置の一例を示す一部断面視し
た正面図。
【図2】 同じ閉止装置のキャップの底面図。
【図3】 同じ閉止装置の閉止状態を示す要部断面図。
【図4】 同じ閉止装置においてキャップを開栓方向に
回した状態を示す要部断面図。
【図5】 同じ閉止装置のブリッジ切断直後の状態を示
す要部断面図。
【符号の説明】
1……合成樹脂製キャップ、2……天板部、3……筒
部、4……キャップ本体、5……ライナー、6……ブリ
ッジ、7……水平スコア、8……主部、9……TEリン
グ部、10……ネジ部、11……タブ、21……容器、
21A……容器口部、22……雄ネジ、23……環状膨
出部、24……押下部、25……延長段部、26……ブ
リッジ延伸手段、27……収納ガイド面、30……凹
溝。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器と、その口部に装着される合成樹脂
    製キャップとからなる閉止装置であって、 前記合成樹脂製キャップは、天板部とその周縁から垂下
    した筒部とからなるキャップ本体を備え、該筒部が切断
    可能な弱化ラインによって、該弱化ラインより上部の主
    部と、下部のタンパーエビデンスリング部とに区画さ
    れ、該主部の内壁面にネジ部が形成され、かつタンパー
    エビデンスリング部の内壁面に板状に突出し起伏可能な
    多数のタブが周方向に沿って列設され、 前記容器は、その口部の上端部外周に雄ネジが形成さ
    れ、該雄ネジの下方に、環状の膨出部が形成され、かつ
    該膨出部に、該容器口部に装着された前記合成樹脂製キ
    ャップを開栓方向に回した際に、該キャップのタブに係
    合して該タブを押し下げる、キャップ開栓方向に向けて
    漸次下方に膨出する傾斜面を有する押下部と、該押下部
    によって押し下げられたタブに係合してその上方への移
    動を阻止する延長段部とを有するブリッジ延伸手段が連
    設されてなり、 かつ前記ブリッジ延伸手段の周縁のうち少なくとも前記
    押下部の傾斜面に、タブの先端が嵌入する凹溝が設けら
    れたことを特徴とする閉止装置。
  2. 【請求項2】 前記延長段部の該傾斜面の反対側がキャ
    ップ開栓方向に向けて漸次突出高さを減じる収納ガイド
    面とされたことを特徴とする請求項1記載の閉止装置。
  3. 【請求項3】 前記合成樹脂製キャップの弱化ライン
    が、複数の細いブリッジを残して前記筒部を周方向に切
    断してなる水平スコアであることを特徴とする請求項1
    または2記載の閉止装置。
  4. 【請求項4】 前記合成樹脂製キャップのタンパーエビ
    デンスリング部に、弱化ラインの切断時にほぼ同時に切
    断されてタンパーエビデンスリング部をバンド状に開環
    させる垂直弱化線が形成されたことを特徴とする請求項
    1から3のいずれか1項記載の閉止装置。
  5. 【請求項5】 前記押下部の垂直面と前記凹溝とがなす
    角度が50〜90度であり、また押し下げ部の傾斜面と
    水平面とがなす傾斜角度が5〜50度であることを特徴
    とする請求項1から4のいずれか1項記載の閉止装置。
  6. 【請求項6】容器口部に装着されたキャップを開栓方向
    に回転させ、ブリッジが切断される位置までの回転角度
    であるブリッジ切断角度が90度以下であることを特徴
    とする請求項1から5のいずれか1項記載の閉止装置。
  7. 【請求項7】 天板部とその周縁から垂下した筒部とか
    らなるキャップ本体を備え、該筒部が切断可能な弱化ラ
    インによって、該弱化ラインより上部の主部と、下部の
    タンパーエビデンスリング部とに区画され、該主部の内
    壁面にネジ部が形成され、かつタンパーエビデンスリン
    グ部の内壁面に板状に突出し起伏可能な多数のタブが周
    方向に沿って列設されてなる合成樹脂製キャップが装着
    される容器であって、 口部の上端部外周に雄ネジが形成され、該雄ネジの下方
    に、環状の膨出部が形成され、かつ該膨出部に、該容器
    口部に装着された前記合成樹脂製キャップを開栓方向に
    回した際に、該キャップのタブに係合して該タブを押し
    下げる、キャップ開栓方向に向けて漸次下方に膨出する
    傾斜面を有する押下部と、該押下部によって押し下げら
    れたタブに係合してその上方への移動を阻止する延長段
    部とを有するブリッジ延伸手段が連設されてなり、 かつ前記ブリッジ延伸手段の周縁のうち少なくとも前記
    押下部の傾斜面に、タブの先端が嵌入する凹溝が設けら
    れたことを特徴とする容器。
  8. 【請求項8】 前記押下部の垂直面と前記凹溝とがなす
    角度が50〜90度であり、また押し下げ部の傾斜面と
    水平面とがなす傾斜角度が5〜50度であることを特徴
    とする請求の範囲第7項記載の容器。
  9. 【請求項9】 前記延長段部の該傾斜面の反対側がキャ
    ップ開栓方向に向けて漸次突出高さを減じる収納ガイド
    面とされたことを特徴とする請求項8記載の容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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