JPH11349975A - 銅および銅合金用金属加工油組成物 - Google Patents
銅および銅合金用金属加工油組成物Info
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- JPH11349975A JPH11349975A JP10154673A JP15467398A JPH11349975A JP H11349975 A JPH11349975 A JP H11349975A JP 10154673 A JP10154673 A JP 10154673A JP 15467398 A JP15467398 A JP 15467398A JP H11349975 A JPH11349975 A JP H11349975A
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Abstract
ない銅および銅合金用金属加工油組成物を提供する。 【解決手段】 潤滑油基油に、(a)ベンゾトリアゾー
ルまたはその誘導体、(b)ベンゾイミダゾールまたは
その誘導体、(c)ベンゾピラゾールまたはその誘導
体、(d)ベンゾチアゾール誘導体、(e)ベンゾオキ
サゾール誘導体、(f)チアジアゾール誘導体から選ば
れる少なくとも一種のアゾール化合物を、組成物全量基
準で、0.1〜10重量%配合してなる銅および銅合金
用金属加工油組成物である。
Description
属加工油組成物に関し、更に詳しくは、銅および銅合金
の切削・絞り・引き抜き加工などに好適な金属加工油組
成物に関する。
抜き加工などがある。中でも引き抜き加工は、加工が難
しく非常に高粘度で加工性の良好な加工油を用いる必要
がある。そのために、基油に配合する添加剤として通常
のポリサルファイド等の極圧剤の使用が考えられるが、
銅が変色するため使用できない。そこで、引き抜き加工
のような難加工には、鉱油やポリブテン等の基油に脂肪
酸エステル等の油性剤を配合した油剤が用いられている
が、生産性を向上させるには加工性が不足している。し
たがって、銅および銅合金の金属加工において、加工性
が良好で、かつ銅の変色がみられない潤滑油剤が求めら
れている。
らなされたもので、加工性が良好で、かつ銅の変色がみ
られない銅および銅合金用金属加工油組成物を提供する
ことを目的とするものである。
重ねた結果、特定のアゾール化合物を添加剤として使用
することにより、本発明の目的を効果的に達成しうるこ
とを見出し本発明を完成したものである。すなわち、本
発明は、潤滑油基油に、(a)ベンゾトリアゾールまた
はその誘導体、(b)ベンゾイミダゾールまたはその誘
導体、(c)ベンゾピラゾールまたはその誘導体、
(d)ベンゾチアゾール誘導体、(e)ベンゾオキサゾ
ール誘導体、(f)チアジアゾール誘導体から選ばれる
少なくとも一種のアゾール化合物を、組成物全量基準
で、0.1〜10重量%配合してなる銅および銅合金用
金属加工油組成物である。
明する。本発明の金属加工油組成物において、潤滑油基
油として鉱油及び/又は合成油が用いられる。この鉱油
や合成油については、一般に潤滑油の基油として用いら
れているものであればよく、特に制限はないが、40℃
における動粘度が5〜3,000mm2 /sの範囲にあ
るものが好ましい。10〜1,000mm2 /sにある
ものが更に好ましい。またこの基油の低温流動性の指標
である流動点については特に制限はないが、−10℃以
下であるのが好ましい。
り、用途などに応じて適宜選定すればよい。鉱油として
は、例えばパラフィン基系鉱油,ナフテン系鉱油,中間
基系鉱油などが挙げられ、具体例としては、溶剤精製ま
たは水添精製による軽質ニュートラル油,中質ニュート
ラル油,重質ニュートラル油,ブライトストックなどを
挙げることができる。
レフィン,α−オレフィンコポリマー,ポリブテン,ポ
リイソブチレン,アルキルベンゼン,ポリオールエステ
ル,二塩基酸エステル,ポリオキシアルキレングリコー
ル,ポリオキシアルキレングリコールエステル,ポリオ
キシアルキレングリコールエーテル,ヒンダードエステ
ル,シリコーンオイルなどを挙げることができる。これ
らの基油は、それぞれ単独で、あるいは二種以上を組み
合わせて使用することができ、鉱油と合成油を組み合わ
せて使用してもよい。
合物について説明する。該アゾール化合物は、下記の
(a)〜(f)から選ばれる化合物であり、極圧剤また
は油性剤としての作用を有するものである。 (a)ベンゾトリアゾールまたはその誘導体 下記の一般式(1)で表されるベンゾトリアゾールまた
はその誘導体であり、ベンゾトリアゾール誘導体は下記
の一般式(2)で表されるアルキルベンゾトリアゾー
ル、一般式(3)で表されるN−アルキルベンゾトリア
ゾールおよび一般式(4)で表されるN−(アルキル)
アミノアルキルベンゾトリアゾールを含む。
基、aは1〜3の数を示す。)
1〜4のアルキル基を示し、それらはたがいに同一でも
異なっていてもよく、bは0〜3の数を示す。)
を示し、R5 はメチレン基またはエチレン基を示し、R
6 およびR7 はそれぞれ水素原子または炭素数1〜12
のアルキル基を示し、それらはたがいに同一でも異なっ
ていてもよく、cは0〜3の数を示す。) 前記の一般式(2)におけるR1 は炭素数1〜4、好ま
しくは1または2のアルキル基を示す。具体的にはメチ
ル基,エチル基,n−プロピル基,イソプロピル基,n
−ブチル基,イソブチル基,sec−ブチル基,ter
t−ブチル基を挙げることができる。aは1〜3、好ま
しくは1または2の数を示す。
はそれぞれ炭素数1〜4、好ましくは1または2のアル
キル基を示す。具体的には前記R1 の例示と同じであ
る。bは0〜3、好ましくは0または1の数である。前
記の一般式(4)におけるR4 は炭素数1〜4、好まし
くは1または2のアルキル基を示す。具体的には前記R
1 の例示と同じである。R5 はメチレン基またはエチレ
ン基を示すが、メチレン基が好ましい。R6 およびR7
はそれぞれ水素または炭素数1〜12、好ましくは1〜
9のアルキル基を示す。アルキル基として、具体的には
メチル基,エチル基,n−プロピル基,イソプロピル
基,n−ブチル基,イソブチル基,sec−ブチル基,
tert−ブチル基,各種ペンチル基,各種ヘキシル
基,各種ヘプチル基,各種オクチル基,各種ノニル基,
各種デシル基,各種ウンデシル基,各種ドデシル基を挙
げることができる。cは0〜3、好ましくは0または1
の数である。以上述べたベンゾトリアゾールまたはその
誘導体の中で、特にベンゾトリアゾール,N−メチルベ
ンゾトリアゾールが好ましい。
体 下記の一般式(5)で表されるベンゾイミダゾールまた
はその誘導体であり、ベンゾイミダゾール誘導体は下記
の一般式(6)で表されるアルキルベンゾイミダゾール
および一般式(7)で表される2−(アルキルチオ)−
ベンゾイミダゾールを含む。
基、dは1〜3の数を示す。)
を示し、R10は炭素数1〜20のアルキル基を示し、e
は0〜3の数を、fは1〜3の数をそれぞれ示す。) 前記の一般式(6)におけるR8 は炭素数1〜4、好ま
しくは1または2のアルキル基を示す。具体的にはメチ
ル基,エチル基,n−プロピル基,イソプロピル基,n
−ブチル基,イソブチル基,sec−ブチル基,ter
t−ブチル基を挙げることができる。dは1〜3、好ま
しくは1または2の数を示す。
1〜4、好ましくは1または2のアルキル基を示す。具
体的には前記R8 の例示と同じである。R10は炭素数1
〜20、好ましくは1〜14のアルキル基を示す。具体
的にはメチル基,エチル基,n−プロピル基,イソプロ
ピル基,n−ブチル基,イソブチル基,sec−ブチル
基,tert−ブチル基,各種ペンチル基,各種ヘキシ
ル基,各種ヘプチル基,各種オクチル基,各種ノニル
基,各種デシル基,各種ウンデシル基,各種ドデシル
基,トリデシル基,テトラデシル基,ペンタデシル基,
ヘキサデシル基,ヘプタデシル基,オクタデシル基,ノ
ナデシル基,エイコシル基を挙げることができる。eは
0〜3、好ましくは0または1の数である。fは1〜
3、好ましくは1または2の数である。以上述べたベン
ゾイミダゾールまたはその誘導体の中で、特に2−(n
−ドデシルジチオ)−ベンゾイミダゾール,2−(n−
デシルチオ)−ベンゾイミダゾールが好ましい。
はその誘導体であり、ベンゾイミダゾール誘導体は下記
の一般式(9)で表されるアルキルベンゾピラゾールを
含む。
基、gは1〜3の数を示す。) 前記の一般式(9)におけるR11は炭素数1〜4、好ま
しくは1または2のアルキル基を示す。具体的にはメチ
ル基,エチル基,n−プロピル基,イソプロピル基,n
−ブチル基,イソブチル基,sec−ブチル基,ter
t−ブチル基を挙げることができる。gは1〜3、好ま
しくは1または2の数を示す。以上述べたベンゾピラゾ
ールまたはその誘導体の中で、特にベンゾピラゾールが
好ましい。
る2−(アルキルチオ)−ベンゾチアゾールおよび一般
式(11)で表される2−(N,N−ジアルキルジチオカ
ルバミル)−ベンゾチアゾールを含む。
を示し、R13は炭素数1〜20のアルキル基を示し、h
は0〜3の数を、iは1〜3の数をそれぞれ示す。)
を示し、R15およびR16はそれぞれ炭素数1〜12のア
ルキル基を示し、それらはたがいに同一でも異なってい
てもよく、jは0〜3の数を示す。) 前記の一般式(10)におけるR12は炭素数1〜4、好ま
しくは1または2のアルキル基を示す。具体的には、メ
チル基,エチル基,n−プロピル基,イソプロピル基,
n−ブチル基,イソブチル基,sec−ブチル基,te
rt−ブチル基を挙げることができる。R13は炭素数1
〜20、好ましくは1〜14のアルキル基を示す。具体
的にはメチル基,エチル基,n−プロピル基,イソプロ
ピル基,n−ブチル基,イソブチル基,sec−ブチル
基,tert−ブチル基,各種ペンチル基,各種ヘキシ
ル基,各種ヘプチル基,各種オクチル基,各種ノニル
基,各種デシル基,各種ウンデシル基,各種ドデシル
基,トリデシル基,テトラデシル基,ペンタデシル基,
ヘキサデシル基,ヘプタデシル基,オクタデシル基,ノ
ナデシル基,エイコシル基を挙げることができる。hは
0〜3、好ましくは0または1の数である。iは1〜
3、好ましくは1または2の数である。
1〜4、好ましくは1または2のアルキル基を示す。具
体的には、メチル基,エチル基,n−プロピル基,イソ
プロピル基,n−ブチル基,イソブチル基,sec−ブ
チル基,tert−ブチル基を挙げることができる。R
15およびR16はそれぞれ炭素数1〜12、好ましくは1
〜9のアルキル基を示す。アルキル基として、具体的に
はメチル基,エチル基,n−プロピル基,イソプロピル
基,n−ブチル基,イソブチル基,sec−ブチル基,
tert−ブチル基,各種ペンチル基,各種ヘキシル
基,各種ヘプチル基,各種オクチル基,各種ノニル基,
各種デシル基,各種ウンデシル基,各種ドデシル基を挙
げることができる。jは0〜3、好ましくは0または1
の数である。以上述べたベンゾチアゾール誘導体の中
で、特に2−(n−ドデシルジチオ)−ベンゾチアゾー
ル;2−(n−デシルチオ)−ベンゾチアゾール;2−
(N,N−ジエチルジチオカルバミル)−ベンゾチアゾ
ールが好ましい。
れる2−(アルキルチオ)−ベンゾオキサゾールを含
む。
を示し、R18は炭素数1〜20のアルキル基を示し、k
は0〜3の数を、mは1〜3の数をそれぞれ示す。) 前記の一般式(12)におけるR17は炭素数1〜4、好ま
しくは1または2のアルキル基を示す。具体的には、メ
チル基,エチル基,n−プロピル基,イソプロピル基,
n−ブチル基,イソブチル基,sec−ブチル基,te
rt−ブチル基を挙げることができる。R18は炭素数1
〜20、好ましくは1〜14のアルキル基を示す。具体
的にはメチル基,エチル基,n−プロピル基,イソプロ
ピル基,n−ブチル基,イソブチル基,sec−ブチル
基,tert−ブチル基,各種ペンチル基,各種ヘキシ
ル基,各種ヘプチル基,各種オクチル基,各種ノニル
基,各種デシル基,各種ウンデシル基,各種ドデシル
基,トリデシル基,テトラデシル基,ペンタデシル基,
ヘキサデシル基,ヘプタデシル基,オクタデシル基,ノ
ナデシル基,エイコシル基を挙げることができる。kは
0〜3、好ましくは0または1の数である。mは1〜
3、好ましくは1または2の数である。以上述べたベン
ゾオキサゾール誘導体の中で、特に2−(n−ドデシル
ジチオ)−ベンゾオキサゾール,2−(n−デシルチ
オ)−ベンゾオキサゾールが好ましい。
2,5−ビス(アルキルジチオ)−1,3,4−チアジ
アゾールおよび一般式(14)で表される2,5−ビス
(N,N−ジアルキルシチオカルバミル)−1,3,4
−チアジアゾールを含む。
基を示し、nは1〜3の数を示す。)
1〜12のアルキル基を示し、それらはたがいに同一で
も異なっていてもよい。) 前記の一般式(13)におけるR19は炭素数1〜20、好
ましくは1〜14のアルキル基を示す。具体的にはメチ
ル基,エチル基,n−プロピル基,イソプロピル基,n
−ブチル基,イソブチル基,sec−ブチル基,ter
t−ブチル基,各種ペンチル基,各種ヘキシル基,各種
ヘプチル基,各種オクチル基,各種ノニル基,各種デシ
ル基,各種ウンデシル基,各種ドデシル基,トリデシル
基,テトラデシル基,ペンタデシル基,ヘキサデシル
基,ヘプタデシル基,オクタデシル基,ノナデシル基,
エイコシル基を挙げることができる。nは1〜3、好ま
しくは1または2の数である。
21はそれぞれ炭素数1〜12、好ましくは1〜9のアル
キル基を示す。アルキル基として、具体的にはメチル
基,エチル基,n−プロピル基,イソプロピル基,n−
ブチル基,イソブチル基,sec−ブチル基,tert
−ブチル基,各種ペンチル基,各種ヘキシル基,各種ヘ
プチル基,各種オクチル基,各種ノニル基,各種デシル
基,各種ウンデシル基,各種ドデシル基を挙げることが
できる。以上述べたチアジアゾール誘導体のなかで、特
に2,5−ビス(n−ドデシルジチオ)−1,3,4−
チアジアゾール;2,5−ビス(tert−オクチルジ
チオ)−1,3,4−チアジアゾール;2,5−ビス
(N,N−ジエチルジチオカルバミル)−1,3,4−
チアジアゾールが好ましい。
種用いてもよく、二種以上を用いてもよい。また、その
配合量は、組成物全量基準で、0.1〜10重量%の範
囲で、0.3〜5重量%の範囲が好ましい。0.1重量
%未満では、本発明の目的を達成できない。また、10
重量%を超えても、配合量に相当する効果が得られな
い。
5〜3,000mm2 /sの範囲に調整するのが望まし
い。5mm2 /s未満では、粘度不足により加工性が悪
くなる場合があり、一方3,000mm2 /sを超える
と、取扱い性が悪くなる場合がある。更に望ましくは1
0〜1,000mm2 /sの範囲である。なお、上記の
アゾール化合物のなかで、鉱油に溶解しにくいものがあ
るが、その場合はスルホネート類、アルコール類などの
溶解助剤を用いることができる。その溶解助剤の配合量
は、組成物全量基準で、0.1〜50重量%の範囲であ
る。
ール化合物を配合することにより得られるが、通常、潤
滑油剤としての基本的な性能を維持するために、本発明
の目的を阻害しない範囲で油性剤,極圧剤,分散剤,腐
食防止剤,酸化防止剤,消泡剤などの各種公知の添加剤
を適宜配合することができる。これらのその他の添加剤
の全配合量は、組成物全量基準で、通常0.01〜20
重量%の範囲である。
度;434mm2 /s) 潤滑油基油2:ポリイソブチレン(40℃における動粘
度;850mm2 /s) 潤滑油基油3:ボリオキシブチレングリコール(40℃
における動粘度;444mm2 /s) 添加剤1:ベンゾトリアゾール 添加剤2:N−メチルベンゾトリアゾール 添加剤3:2,5−ビス(tert−オクチルジチオ)
−1,3,4−チアジアゾール 添加剤4:オレイルアルコール(溶解助剤) 添加剤5:ステアリン酸n−ブチルエステル 添加剤6:ジ−tert−ノニルポリサルファイド 第1表から明らかなように、実施例の組成物は比較例に
比較して、摩擦係数が低く、銅の変色もないことがわか
る。
擦を低減させ、すなわち加工性が良好で、かつ銅の変色
がみられない銅および銅合金用金属加工油組成物を提供
することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 潤滑油基油に、(a)ベンゾトリアゾー
ルまたはその誘導体、(b)ベンゾイミダゾールまたは
その誘導体、(c)ベンゾピラゾールまたはその誘導
体、(d)ベンゾチアゾール誘導体、(e)ベンゾオキ
サゾール誘導体、(f)チアジアゾール誘導体から選ば
れる少なくとも一種のアゾール化合物を、組成物全量基
準で、0.1〜10重量%配合してなる銅および銅合金
用金属加工油組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10154673A JPH11349975A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 銅および銅合金用金属加工油組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10154673A JPH11349975A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 銅および銅合金用金属加工油組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11349975A true JPH11349975A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=15589412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10154673A Pending JPH11349975A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 銅および銅合金用金属加工油組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH11349975A (ja) |
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