JPH11349174A - シート状物搬送装置 - Google Patents

シート状物搬送装置

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JPH11349174A
JPH11349174A JP15793598A JP15793598A JPH11349174A JP H11349174 A JPH11349174 A JP H11349174A JP 15793598 A JP15793598 A JP 15793598A JP 15793598 A JP15793598 A JP 15793598A JP H11349174 A JPH11349174 A JP H11349174A
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孝俊 武本
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裕之 原田
Yoshio Ito
慶雄 伊藤
Tomiyasu Sasaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 距離が種々異なる搬送路を容易に構成する。
遊技設備の紙幣搬送装置に適用される場合、遊技台列の
構成要素の組合わせ及び配置の任意設定を可能にする。 【解決手段】 無端搬送ベルトと搬送ローラでシート状
物を挾持搬送するシート状物搬送装置において、導入部
Jは、部分搬送路p とこれに案内導入させる案内路 103
とを形成された搬送路形成部材1と、搬送ベルトに接触
して回転される搬送ローラ105 とを備え、搬送部Uは、
部分搬送路p を形成された複数個の搬送路形成部材16a,
16b,16c と複数個の搬送ローラ111 とを有し、いずれの
搬送路形成部材も、片面上下に部分搬送路を形成する溝
を有し、上端部に係止部材9,10,20が装着され、
搬送方向に延設された上下一対のレールUR,LRに前
記係止部材を摺動自在に係止して、導入部及び搬送部が
取付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送ベルトとこれ
に接触する搬送ローラとの間に、紙幣その他の一定の形
状を有するシート状物を挟持して所定位置まで搬送する
シート状物搬送装置に係り、とくに前面側から紙幣を投
入される紙幣受入機を備えた遊技設備における紙幣搬送
装置に適用して好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】図18ないし図20に基づいて、従来技
術について説明する。図18は従来の紙幣搬送装置を備
えた遊技設備の一部の平面図、図19は図18の楕円Y
部分、すなわち、導入部Jの拡大断面図、図20は紙幣
搬送装置の一部を示す平面図である。図18に示すよう
に、パチンコ台やスロットマシンなどの複数の遊技台P
を横方向に並設してなる遊技台列に、その遊技台列の前
面側から紙幣を受入れて一定の姿勢で前記遊技台列の背
面側に送り出す紙幣受入機Sを前記遊技台列に沿って間
隔をもって設けるとともに、前記遊技台列の背面側に、
前記紙幣受入機Sから送り出される紙幣を受取って、前
記遊技台列に沿って所定位置まで挟持搬送する紙幣搬送
装置BCを設け、前記紙幣受入機と前記紙幣搬送装置と
の間に前記紙幣受入機から送り出される紙幣を前記紙幣
搬送装置の搬送路に案内導入させる導入部Jを備えた遊
技設備がある。
【0003】上記遊技台列には、通常、紙幣の投入によ
り作動する台間玉貸機や台間メダル貸機が設置される
が、紙幣受入機Sはその玉貸機又はメダル貸機に組込ま
れ、紙幣受入機に投入された紙幣は、遊技台列の背面側
に設置された紙幣搬送装置BCにより遊技台列の所定位
置に設けられた収納部CTまで搬送され、収納されるよ
うにしてある。従来の紙幣搬送装置BCは、搬送路が、
紙幣受入機Sから送り出される紙幣を搬送路に導入させ
る位置に設けられる導入部Jと、隣接する導入部Jの
間、及び、最下流の導入部から収納部CTまで搬送する
搬送部Uとに分割して構成されている。そして、一つの
遊技台列は、遊技台Pと、隣合う2台の遊技台ごとの間
に設置される台間玉貸機又は台間メダル貸機とから構成
され、一つの遊技設備には、2列の遊技台列を背中合わ
せに設置されている。
【0004】このような背中合わせの配置構成に対応し
て、紙幣搬送装置BCには、遊技台列の両端部に設けた
水平軸回りに回転されるプーリ(図示省略)の間に巻回
された1本の無端丸ベルトからなる搬送ベルト101 と、
遊技台列の一端部のプーリを介して搬送ベルトを回転駆
動するモータなどの駆動源Mと、各遊技台列の紙幣受入
機Sに対応する位置に設けられ、搬送ベルト101 に接触
して垂直軸回りに従動回転される複数の搬送ローラ105
を備え、紙幣受入機から送出される紙幣を搬送路に導入
させる導入部J1,J2と、各導入部の間及び最下流側
の導入部と収納部CTの間に設置されて、それぞれ搬送
ベルト101 にその互いに反対側から接触して垂直軸回り
に従動回転される複数の搬送ローラ111 を備え、各導入
部から導入される紙幣を所定位置まで搬送する搬送部U
1,U2とを有して、搬送ベルト101 とそれぞれの側の
搬送ローラ105,107;111 の間に搬送路p1,p2が形成
され、いずれの側の遊技台列の紙幣受入機Sから投入さ
れた紙幣も、遊技台列の同じ端部まで搬送ベルト101 と
搬送ローラ105,107,111 に挟持して搬送され、収納部C
Tに収納されるようにしたものがある。
【0005】一方、従来は、図18に例示するように、
一つの遊技台列を構成する遊技台Pと紙幣受入機Sを組
み込んだ台間玉貸機又は台間メダル貸機とが、遊技台列
に沿って規則的な順序及び一定距離をもって、換言する
と、一様の配置パターンで配置され、かつ、一方側の遊
技台列の構成要素(P,S)と他方側の遊技台列の構成
要素(P,S)とが対向状態に設置されていた。
【0006】そのため、紙幣搬送装置の組立て、設置を
簡便にするため、導入部J1,J2は、図19に示すよ
うに、同一の構成で対称形に作られ、基板102 の背面側
に、遊技台列に沿って延長する搬送路p1,p2と、紙
幣受入機側に先端開口を有し、搬送路に斜めに結合する
案内路103 が形成され、案内路の中間部に外周の一部が
突出するように取付けられた推進ホイル104 と、案内路
105 が搬送路p1,p2と結合する位置の下流側におい
て、搬送ローラ105 がその外周の一部を搬送路p1,p
2に突出するように基板102 に設けてあり、推進ホイル
104 はその回転軸に固着されたプーリと搬送ローラ105
の軸に固着されたプーリの間に伝動ベルト106 が巻回さ
れて、回転されるようになっている。107 は基板104 の
上流側に、搬送ベルト101 に接触する位置に設けられた
補助搬送ローラである。また、108,109 は、搬送路p
1,p2に紙幣のジャムが起きたか否かを検知するジャ
ム検知器を構成する投光素子及び受光素子である。
【0007】また、搬送部U1,U2は、図20に示す
ように、基板110 に、搬送ベルト101 に接触されて垂直
軸回りに従動回転される搬送ローラ111 を取付けて、対
称形に作られ、搬送部U1を搬送ベルト101 の一方側に
設置して、搬送ベルト101 と搬送ローラ111 及び基板11
0 の間に搬送路p3を形成するとともに、搬送部U2を
搬送ベルト101 の反対側に設置して、搬送ベルト101 と
搬送ローラ111 及び基板110 の間に搬送路p4を形成し
ている。そして、隣接する導入部J1,J1の間に搬送
部U1を、隣接する導入部J2,J2の間に搬送部U2
をそれぞれ設け、導入部の搬送路p1,p2と搬送部の
搬送路p3,p4をそれぞれ連続させて、各遊技台列の
紙幣受入機Sから送出される紙幣を案内路103 を経て搬
送路p1又はp2に導入させるようになっている。
【0008】ところで、図18及び図19に示すよう
に、両側の遊技台列に対応する導入部J1,J2は、一
体的に結合された一体型構造とされており、また、搬送
部U1,U2も、両側の遊技台列の構成に対応する一定
長Laの搬送部を一体的に結合した一体型構造とされて
いて、それぞれ紙幣搬送装置上方に設けられた棒状又は
板状の支持フレームに釘打ち又はネジ込みにより固定さ
れていた。
【0009】最近、遊技設備の一つの遊技台列に、遊技
台P、玉貸機やメダル貸機Sのほか、テレビジョンその
他の画像情報提供装置V、タバコや飲食物などを販売す
る自動販売機やサービス供給機を、遊技客にゆとり感を
与える狙いから、任意の位置に任意の組合わせで(ラン
ダムに)設置する要望が出てきた(図1及び図2参
照)。しかし、従来は上記のように、両側の遊技台列の
導入部J1,J2が一体的に結合された一体型構造を有
し、また、両側の遊技台列の搬送部U1,U2も一体的
に結合された一体型構造を有して、釘打ち又はネジ込み
により固着されているので、それぞれの遊技台列にラン
ダムな配置を採用することが困難であるという問題があ
った。
【0010】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであり、その課題は、導入部が搬送方向の任
意の位置に設置されて、隣接する導入部間の距離が種々
異なっても、これに対応した搬送路を容易に構成するこ
とができるシート状物搬送装置を提供することにある。
また、シート状物搬送装置が遊技設備の紙幣搬送装置に
適用される場合に、遊技台列の構成要素の組合わせ及び
配置を任意に設定することを可能にすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、水平軸回りに回転されるプーリ間に巻回
され、駆動源により一方向に回転される搬送ベルトと、
その搬送ベルトの互いに反対側に所定間隔をおいて接触
して回転される複数個の搬送ローラとを有し、シート状
物送込み機から送込まれるシート状物を前記搬送ベルト
に沿って形成されている搬送路に導入させ、所定位置に
設けられた収納部まで挟持搬送するシート状物搬送装置
であって、前記搬送路は、前記シート状物送込み機に対
応して設けられる導入部と、隣接する導入部の間及び最
下流の導入部と前記収納部の間に設けられる搬送部とに
分割して構成され、前記合流部は、前記搬送路の一部と
なる部分搬送路と前記シート状物送込み機から送込まれ
るシート状物を前記部分搬送路に案内導入させる案内路
とを有する搬送路形成部材と、前記案内路に外周の一部
を臨ませて取付けられた推進ホイルと、前記部分搬送路
に外周の一部を臨ませて取付けられた前記搬送ローラと
を備え、前記搬送部は、前記搬送路の一部となる部分搬
送路を有する複数個の搬送路形成部材と、所定の搬送路
形成部材に取付けられた複数個の前記搬送ローラとを有
し、前記導入部の搬送路形成部材及び搬送部の搬送路形
成部材は、それぞれ平板部と、その平板部の片面上下に
対向して開口して前記部分搬送路を形成する溝とを有す
るとともに、上下端部に係止部材が装着されており、前
記係止部材を前記シート状物の搬送方向に沿って設けら
れた上下一対のレールに着脱自在に係止して、前記導入
部及び前記搬送部が取付けられていることことを特徴と
している。上記構成により、導入部及び搬送部は、それ
ぞれの搬送路形成部材の上端部の係止部材を上下一対の
レールに着脱自在に係止することにより、搬送方向に連
続する搬送路を簡単に構成することができる。そして、
導入部及び搬送部はレールに着脱自在であるので、導入
部及び搬送部の位置決めが容易であり、また、搬送され
るシート状物がジャムした場合は、各搬送路形成部材を
レールから離間し、部分搬送路を開放して、ジャムした
シート状物を容易迅速に取除くことが可能である。
【0012】搬送部の搬送路形成部材は、長さが異なる
複数種類が用いられ、そのうち、シート状物よりも長い
搬送路形成部材には複数個の搬送ローラが設けられ、前
記シート状物とほぼ等しい長さの搬送路形成部材には1
個の搬送ローラが設けられ、前記シート状物よりも短い
搬送路形成部材には搬送ローラが設けられず、前記搬送
部は前記長さの異なる搬送路形成部材を任意に組合わせ
ることにより、各種の長さを有することを特徴としてい
る。上記構成により、搬送方向に隣接する導入部間の距
離に応じて、長さが異なる複数種類の搬送路形成部材を
任意に組合わせて連結することにより、前記導入部間距
離に合致する搬送部を容易に構成することができる。従
って、導入部の設置位置を複数種類の搬送路形成部材の
任意な組合せの範囲で任意に設定することができる。
【0013】また、上記シート状物搬送装置を、遊技台
列の前面側から投入される紙幣を受入れる紙幣受入機が
設けられている遊技設備において、紙幣受入機から送出
される紙幣を遊技台列に沿って所定位置まで搬送する紙
幣搬送装置として用いる場合は、一つの遊技台列が遊技
台、台間玉貸機やメダル貸機のほか、画像情報提供装置
や自動販売機等で構成される際に、遊技台列に沿って隣
接する導入部間の距離が種々異なっても、長さが異なる
複数種類の搬送路形成部材を組合わせて連結することに
より、前記各種の導入部間距離に対応することができ
る。
【0014】搬送路形成部材の係止部材は、少なくとも
前記搬送路形成部材の上端部に形成された孔に装着され
た押込み拡大リベットであることを特徴としている。上
記構成により、搬送路形成位置の上下に、遊技台列に沿
って延長する上下一対のレールを取付け、そのレールに
前記押込み拡大リベットを押し込むことにより、搬送路
形成部材をレールの延長方向の任意の位置に固定するこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係るシ
ート状物搬送装置を備えた遊技設備の一例の一部の平面
図、図2は同じく遊技設備の他例の一部の平面図であ
る。図3は図1の楕円X部分の拡大断面図、図4は同部
分の正面図である。図5〜図9は、導入部を示すもので
あり、図5は正面図、図6は平面図、図7は図5のA−
A断面図、図8は側面図、図9は図7のB−B線断面図
である。図11はシート状物搬送装置を支持するレール
の端面図、図12はそのレールにシート状物搬送装置を
支持した状態を示す断面図である。
【0016】本発明によるシート状物搬送装置は、とく
に、図1に例示するように、一つの遊技台列に、遊技機
P、紙幣受入機Sを組込んだ玉貸機やメダル貸機のほ
か、画像情報提供装置V、自動販売機やサービス供給機
等(図示省略)が、ランダムに設置される遊技設備にお
いて、紙幣受入機Sから送り出される紙幣を遊技台列の
一端部に搬送する紙幣搬送装置BCとして用いるのに好
適である。以下には、上記紙幣搬送装置BCについて、
説明する。
【0017】紙幣搬送装置BCが、遊技台列の両端部に
設けた水平軸回りに回転されるプーリ(図示省略)の間
に巻回された1本の無端丸ベルトからなる搬送ベルト10
1 と、遊技台列の一端部のプーリを介して搬送ベルトを
回転駆動するモータなどの駆動源Mと、各遊技台列の紙
幣受入機Sに対応する位置に設けられ、搬送ベルト101
に接触して垂直軸回りに従動回転される搬送ローラ106,
107 を備え、紙幣受入機Sから送出される紙幣を搬送路
p1,p2に導入させる導入部J1,J2と、搬送ベル
ト101 にその互いに反対側から接触して垂直軸回りに従
動回転される複数の搬送ローラ111 を備え、各導入部の
間及び最下流側の導入部と収納部CTとの間に設けら
れ、導入される紙幣を所定位置まで搬送する搬送部U
1,U2とを有して、搬送ベルト101 とそれぞれの側の
搬送ローラ105,107;111 の間に搬送路p1,p2;p
3,p4が形成され、いずれの側の遊技台列の紙幣受入
機Sから投入された紙幣も、遊技台列の同じ端部まで搬
送ベルト101 と搬送ローラ105,107;111 とに挟持して搬
送され、収納部CTに収納されるように構成されている
点は、従来と同様である。
【0018】しかしながら、本発明においては、図1,
図2及び図3に示すように、導入部J1,J2は、従来
と異なり、互いに独立した構成を有して、遊技台列に沿
ってそれぞれ任意の位置に取付け可能とされており、ま
た、各搬送部U1,U2も、それぞれ独立した構成を有
して、遊技台列に沿った任意の位置に取付け可能とされ
ている。
【0019】以下に、まず、導入部J1について図5〜
図12を参照して詳述する。導入部J2は導入部J1と
対称形に作られているので、説明を省略する。導入部J
1は、搬送路形成部材1を有している。搬送路形成部材
1のほぼ矩形の平板部2の上下背面側に形成された又は
固着された案内縁3a,3bにより、上下対向して開口
する溝3c,3dが形成してあり、これらの溝とその間
の空隙により、搬送路形成部材の長手方向に貫通して紙
幣を横長の姿勢で案内する搬送路p1が構成されてい
る。また、平板部2の正面の中央寄りやや右又は左に寄
った位置に、手前方向に突出して先端が開口し、紙幣受
入機Sから送出される紙幣を搬送路p1に導入案内する
案内路103 が形成されている。その案内路103 は先端開
口から紙幣搬送方向に向かって前記搬送路p1に斜めに
導入している。搬送路形成部材1は、搬送路p1の紙幣
の存否を視認できるように、透明樹脂材料で成形されて
いる。搬送路形成部材1には、推進ホイル104 、搬送ロ
ーラ105 及び搬送ローラの回転力を推進ホイル104 に伝
達させる伝動ベルト106 、並びに補助ローラ107 が従来
と同様に備えられ、かつ、ジャム検知器4が取付けられ
ている。搬送ローラ105 はゴムローラで作られていて、
後述される搬送ベルト101 に接触し、その搬送ベルト10
1 と搬送ローラ105 の間に紙幣を挟持して搬送するよう
に作用する。
【0020】ジャム検知器4には、導入部J1がJ2と
互いに独立して取付け可能にするため、アクチュエータ
型センサが用いられ、一例として、図10に示すよう
に、部分搬送路p1の溝3c内に先端が突出され、支点
4aで揺動自在に支持されたアクチュエータ4bと、そ
のアクチュエータが溝3cを搬送される紙幣により揺動
されたとき、そのアクチュエータ4bにより光を遮断さ
れるフォトセンサ4cからなる周知のものを用いること
ができる。しかし、フォトセンサの代りに、アクチュエ
ータにより作動されるマイクロスイッチその他のセンサ
を用いることもできる。このジャム検知器4が出力する
紙幣検知信号は導線5を介して判定部(図示せず)に与
えられ、紙幣検知信号の出力が所定時間以上継続した場
合は、前記判定部はジャムが発生したと判断するように
なっている。
【0021】さらに、搬送路形成部材1は、紙幣搬送方
向の上流側端部と下流側端部に、櫛歯状の連結部6,7
を有している。この連結部は、図4に示すように、搬送
方向に沿って隣接する導入部J1,J1間;J2,J2
間にそれぞれ設けられて両導入部の搬送路p1を連続さ
せる、後述の搬送部U1,U1;U2,U2と連結する
際に、導入部と搬送部の間に、搬送される紙幣をジャム
させるような縦直線状のエッジが生じないように、滑ら
かに連結するためのものである。
【0022】すなわち、連結部6は、後述される上流側
の搬送部U1の下流側端部の連結部22と互いに嵌め継
ぎが可能な形状を有し、下流側の連結部7は、後述され
る下流側の搬送部U1′の上流側端部の連結部21と互
いに嵌め継ぎが可能な形状を有している。そして、搬送
路形成部材1の上流側の連結部6と搬送部U1の上流側
端部の連結部21、搬送路形成部材1の下流側の連結部
7と搬送部U1の下流側端部の連結部22は、それぞれ
等しい形状を有している。
【0023】上記のように、搬送路形成部材1に搬送路
p1と案内路103 を形成し、推進ホイル104 と搬送ロー
ラ105 を取付け、ジャム検知器4を取付けて、独立した
構成を有する導入部J1も、好ましい実施の形態では、
遊技台列に沿って任意の位置に容易に取付ることを可能
にするため、搬送路形成部材1の上端部と下端部の内、
少なくとも上端部に、紙幣搬送方向に間隔をおいて複数
個の貫通孔8(図9参照)が形成してあり、各貫通孔に
係止部材の一例として、押込み拡大リベット9が挿通し
て装着されている。また、搬送路形成部材1の下端部に
は、同様の押込み拡大型のリベットを装着しても良い
が、係止部材の他の例として、係止縁10が形成してあ
る。
【0024】図16及び図17は、本発明によるシート
状物搬送装置の一部の取付状態の一例を示すものであ
り、図16は正面図、図17は同じく平面図である。図
16に示すように、両側の遊技台列の間の各紙幣受入機
とほぼ等しい高さ位置において、上下一対のレールU
R,LRが紙幣搬送装置の高さとほぼ等しい間隔をもっ
て遊技台列に沿って平行に延設されている。上レールU
R及び下レールLRは、それぞれその上端部及び下端部
をクランプCL1,CL2で挟持され、そのクランプC
L1,CL2を2列の遊技台列の間に立設された支柱又
は紙幣受入機Sに固定することにより、所定の高さ位置
に平行状態で取付けられている。上レールURは、図1
1,図12に示すように、上方に開口するあり溝11を
有するとともに、そのあり溝の下側において前後方向に
開口する2条のあり溝12を有している。上側のあり溝
11は、遊技台列に沿って隣接する上レールURの端部
同志を連結するためのものである。図12に示すよう
に、短冊状の鋼製の連結板13の長さの半分を一方の上
レールのあり溝11に、他の半分を他方の上レールのあ
り溝11に押入することにより、レールURは簡単に連
結可能とされている(図17参照)。また、下レールL
Rは、下方に開口するあり溝14と、上方に開口する2
条のあり溝15を有している。下レールLRの端部同志
も、あり溝14に同様の連結板13を同様に押入して、
簡単に連結することができる。
【0025】そして、導入部J1を所定位置に取付ける
際は、まず、導入部J1の搬送路形成部材1をその下部
を、上下2本のレールUR,LRのうち、下レールLR
に接近させてやや斜めにした状態で下レールLRに接近
し、係止縁8を下レールLRの上側のあり溝11に嵌合
し、その搬送路形成部材1を紙幣受入機Sに対応する所
定位置まで摺動し、その後に、搬送路形成部材1の上端
部を上レールURに接近して、前記リベット9を上レー
ルURの側面のあり溝12に押し込むことにより、導入
部J1を上下両レールUR,LRに固定する。
【0026】図12は、図3のC−C線に沿った断面図
であり、上レールUR及び下レールLRの図において右
側に、一方側の遊技台列に対応する導入部J1を上述の
方法により取付けた状態が示されている。
【0027】導入部J1、J2は、図1及び図2に例示
するように、それぞれ紙幣受入機Sに対応する位置に取
付けられるが、同一側に設けられる導入部J1,J1間
距離、及びJ2,J2間距離は、遊技台列が遊技台P、
台間玉貸機や台間メダル貸機(S)、画像情報提供機V
などをどのように組合わせるかにより種々異なる。本発
明では、このような導入部間距離が種々異なる場合に
も、その導入部間を連結する搬送部の長さを当該導入部
間距離に対応するように容易に設定することができるよ
うな構成とした。
【0028】続いて、その搬送部U1,U2の構成につ
いて説明する。図13は、搬送部U1の構成要素の一例
を示す正面図、図14は図13の構成要素Uaの側面
図、図15は図13のD−D線断面図である。搬送部U
1は、いずれの場合も、基本的に、複数種類のユニット
の単一又は組合わせからなっており、同一の組合わせの
場合と、異なる組合わせの場合とがある。搬送部U2も
同様に複数種類のユニットの単一又は組合わせからなる
が、搬送部U2の各ユニットは、搬送部U1の各ユニッ
トと対称形に作られているので、説明を省略する。図示
の例では、搬送部U1は、図13の(a),(b),
(c)に示すように、サイズが大中小3種類のユニット
Ua,Ub,Ucを構成要素としている。ユニットU
a,Ub,Ucはいずれも共通の構成部材として、それ
ぞれ長さが異なる搬送路形成部材16a,16b,16
cを有する。どの搬送路形成部材も、搬送路pの紙幣の
存否を視認できるように、透明樹脂材料で成形されてい
る。そして、大ユニットUaは、搬送路形成部材16a
に複数個の搬送ローラ111 が等間隔をもって取付けら
れ、中ユニットUbは、搬送路形成部材16bに1個の
搬送ローラ111 が取付けられている。しかし、小ユニッ
トUcは、搬送路形成部材16cのみからなり、搬送ロ
ーラを有していない。
【0029】大ユニットUaの搬送路形成部材16a
は、導入部Jの搬送路形成部材1の平板部2と等しい高
さの矩形の平板部17aを有し、図15に示すように、
その上下端部に、導入部Jの溝3c,3dと同様に、上
下の案内縁18a,18bにより形成された、上下対向
して開口し、搬送路形成部材の長手方向に貫通する溝1
8c,18dを有して、その溝と平板部17の背面とに
よって搬送路p1が形成されている。各搬送ローラ111
は、その外周の一部が搬送路p1に臨むように取付けら
れている。上記大ユニットUaは、これを上記上下のレ
ールUR,LRの任意の位置に取付けることを可能にす
るため、搬送路形成部材16aの平板部17aの上端部
に導入部の場合と同様に貫通孔19(図15参照)が設
けられ、その貫通孔に導入部の場合と同様の押込み拡大
リベット9が挿通して装着されている。また、搬送路形
成部材16aの下端部に、下方に突出する係止縁20が
設けられている。さらに、搬送路形成部材16aの長手
方向両端部には、導入部Jの搬送方向上流部と下流部の
それぞれの櫛歯状連結部6,7と嵌め継ぎ可能な補完的
形状を有する櫛歯状連結部21,22が形成されてい
る。
【0030】中ユニットUbの搬送路形成部材16b
は、大ユニットUaの搬送路形成部材16aとほぼ同一
の縦断面形状を有し、平板部17bの背面に同様に搬送
路を有しているほか、上端部に同様の構造により押込み
拡大リベット9が2個装着され、下端部に下方に突出す
る係止縁20が設けられている。そして、長手方向両端
部に、大ユニットUaの両端部の連結部21,22と同
一形状の連結部21,22を有している。小ユニットU
cの搬送路形成部材16cは、中ユニットUbの平板部
17bの三分の一程度の長さの平板部17cの両端部に
中ユニットUbの両端部の連結部21,22とほぼ同一
形状の連結部21,22を備えた構造を有しており、上
端部に既述された押込み拡大リベットと同一の押込み拡
大リベット9が1個のみ装着され、下端部に下方に突出
する係止縁20が設けられている。
【0031】上記構成により、各ユニットUa,Ub,
Ucは、それぞれ同様に、搬送路形成部材の下端部の係
止縁20を上記下レールLRのあり溝15に係止すると
ともに、上端部の押込み拡大リベット9を上記上レール
URのあり溝12に押し込んで、任意の位置に取付ける
ことができ、その際に、隣接するユニットの櫛歯状連結
部21,22を互いに嵌め継ぎして、各搬送路形成部材
を一体状に連続させることができる。また、搬送部の両
端部に位置する櫛歯状連結部21,22は導入部Jの連
結部6,7と嵌め継ぎされる。図12の左側に、他方側
の遊技台列に対応する搬送部U2を上述の方法により取
付けた状態が示されている。また、図4には、上下のレ
ールUR,LRに導入部Jを取付けた後に、その上流側
に搬送部U1を取付け、下流側に搬送部U1を取付け
て、櫛歯構造を利用して円滑に連結して構成された紙幣
搬送装置の一部が示されている。
【0032】搬送部U1の上記構成により、大ユニット
Ua、中ユニットUb及び小ユニットUcは、これらの
任意の組合わせにより、それぞれ異なる長さを有する搬
送部を構成することができる。すなわち、各ユニットを
符号Ua,Ub,Ucのみで表すと、例えば、Ua単
体,Ua+Uc,Ua+Ub,Ua+Ub+Uc,Ua
+Ub+Ub,Ua+Ub+Ub+Ucなどの各種の組
合わせが可能であり、各ユニットの配置順序及び長さに
ついて、複数種類のパターンを容易に作ることができ
る。従って、図1及び図2の各遊技台列が遊技機、台間
玉貸機又は台間メダル貸機、情報提供機などが任意の順
序又は組合わせ、あるいは、それらのサイズの相違によ
り、紙幣受入機の間隔、従って、導入部間距離がそれぞ
れ異なる場合には、上記の搬送部U1,U2の構成要素
であるユニットUa,Ub,Ucを任意に組合わせるこ
とにより、導入部間距離に合致する搬送部を組立てて設
置することができる。
【0033】上記紙幣搬送装置において、紙幣が搬送路
のいずれかの位置でジャムした場合は、前記ジャム検知
器4が出力するジャム検知信号に基づき、当該導入機J
が組込まれている台間玉貸機又は台間メダル貸機の前面
にランプ表示される。その表示に対応する遊技台の前面
扉を開放し、紙幣の所在を確認して、前記導入部又は搬
送部の搬送路形成部材の上端部の係止部材9を上レール
URから引出し、下端部の係止縁10又は20を中心に
回転して搬送路形成部材の上端部を上レールから離間し
て部分搬送路を開放することにより、そのジャムした紙
幣を取り除き、同搬送路形成部材の上端部を上レールま
で接近させて、係止部材9で再び上レールに容易に固定
することができる。
【0034】以上の実施の形態によれば、搬送路は複数
の導入部Jと各導入部の間及び最下流の導入部と収納部
の間に設けられる搬送部Uとに分割構成され、導入部は
搬送路形成部材と搬送ローラとを有し、搬送部はそれぞ
れ異なる長さを有する搬送路形成部材と、異なる数の搬
送ローラとからなる複数種類のユニットを任意に組合わ
せて構成され、さらに、各搬送路形成部材は、その上端
部に備えられた係止部材を上下一対のレールのうち、少
なくとも上レールに摺動自在に係止して固定されるの
で、紙幣受入機に対応する位置に設置される導入部の間
の距離が各遊技台列によって異なる場合にも、搬送部の
長さを容易に同距離に適合する長さとすることができる
から、遊技台列が遊技機、紙幣受入機が組込まれた台間
玉貸機又は台間メダル貸機、情報提供機などで構成され
る場合に、任意の配置、組合わせとすることが可能であ
る。
【0035】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、導入部
及び搬送部は、それぞれの搬送路形成部材の係止部材を
上下一対のレールに係止することにより、搬送方向に連
続する搬送路を簡単に構成することができる。そして、
導入部及び搬送部はレールの長手方向に着脱自在である
ので、導入部及び搬送部の位置決めが容易である。従っ
て、本発明に係るシート状物搬送装置が、紙幣受入れ機
又はこれを組み込んだ台間玉貸機又は台間メダル貸機、
その他の付属機が備えられる遊技設備において、紙幣搬
送装置として用いられる場合は、それらの構成要素を任
意の組合わせ及び任意の位置に配置することが可能にな
る。
【0036】搬送部の搬送路形成部材に長さが異なる複
数種類が用いられ、そのうち、シート状物よりも長い搬
送路形成部材には複数個の搬送ローラが設けられ、前記
シート状物とほぼ等しい長さの搬送路形成部材には1個
の搬送ローラが設けられ、前記シート状物よりも短い搬
送路形成部材には搬送ローラが設けられない構成とした
場合は、搬送方向に隣接する導入部間の距離に応じて、
長さが異なる複数種類の搬送路形成部材を任意に組合わ
せて連結することにより、前記導入部間距離に合致する
搬送部を容易に構成することができる。従って、複数種
類の搬送路形成部材の組合せにより、導入部の設置位置
を任意に決めることができる。
【0037】また、シート状物搬送装置を、遊技台列の
前面側から投入される紙幣を受入れる紙幣受入機が設け
られている遊技設備において、紙幣受入機から送出され
る紙幣を遊技台列に沿って所定位置まで搬送する紙幣搬
送装置として用いる場合は、一つの遊技台列が遊技台、
台間玉貸機やメダル貸機のほか、画像情報提供装置や自
動販売機等で構成される際に、遊技台列の構成要素の組
合わせにより導入部間の距離が種々異なっても、複数種
類の搬送路形成部材を組合わせて連結することにより、
前記導入部間距離に容易に対応することができる。
【0038】搬送路形成部材の係止部材を、少なくとも
搬送路形成部材の上端部に形成された孔に装着された押
込み拡大リベットで構成した場合は、搬送路形成位置の
上下に搬送方向に延設された上下一対のレールに前記押
込み拡大リベットを押し込むことにより、搬送路形成部
材をレールの延長方向の任意の位置に容易に固定するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート状物搬送装置を紙幣搬送装
置として用いる遊技設備の一例の平面図である。
【図2】同じく他例の平面図である。
【図3】図1の楕円X部分の横断面図である。
【図4】図1の楕円X部分の付近の正面図である。
【図5】導入部の正面図である。
【図6】同じく平面図である。
【図7】図5のA−A線断面図である。
【図8】同じく側面図である。
【図9】図7のB−B線断面図である。
【図10】ジャム検知器の一例を示す図であり、(a)
は平面図、(b)は一部抽出平面図、(c)は同じく側
面図である。
【図11】紙幣搬送装置を取付ける上下一対のレールの
一例を示す端面図である。
【図12】図3のC−C線に沿った断面図である。
【図13】搬送部の構成要素である各種ユニットの正面
図である。
【図14】一つのユニットの側面図である。
【図15】図13のD−D線断面図である。
【図16】上下のレールに取付けられた紙幣搬送装置の
一部の正面図である。
【図17】同じく平面図である。
【図18】従来の紙幣搬送装置を備えた遊技設備の平面
図である。
【図19】図18の楕円Y部分、すなわち、導入部の横
断面図である。
【図20】従来のユニット搬送体の構成を説明する平面
図である。
【符号の説明】
P 遊技台 S 紙幣受入機 V 画像情報提供機 BC 紙幣搬送装置 1 搬送ベルト J,J1,J2 導入部 1 搬送路形成部材 103 案内路 104 推進ホイル 105 搬送ローラ 9 係止部材(押込み拡大リベット) 10 係止部材(係止縁) U,U1,U2 搬送部 16a,16b,16c 搬送路形成部材 111 搬送ローラ 21,22 櫛歯状の連結部 UR,LR 上下の取付レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 慶雄 岩手県花巻市城内4番3号 株式会社新興 製作所内 (72)発明者 佐々木 富康 岩手県花巻市城内4番3号 株式会社新興 製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平軸回りに回転されるプーリ間に巻回
    され、駆動源により一方向に回転される無端搬送ベルト
    と、その搬送ベルトの互いに反対側に所定間隔をおいて
    接触して回転される複数個の搬送ローラとを有し、シー
    ト状物送込み機から送込まれるシート状物を前記搬送ベ
    ルトに沿って形成されている搬送路に導入させ、所定位
    置に設けられた収納部まで挟持搬送するシート状物搬送
    装置であって、 前記搬送路は、前記シート状物送込み機に対応して設け
    られる導入部と、隣接する導入部の間及び最下流の導入
    部と前記収納部の間に設けられる搬送部とに分割して構
    成され、 前記導入部は、前記搬送路の一部となる部分搬送路と前
    記シート状物送込み機から送込まれるシート状物を前記
    部分搬送路に案内導入させる案内路とを有する搬送路形
    成部材と、前記案内路に外周の一部を臨ませて取付けら
    れた推進ホイルと、前記部分搬送路に外周の一部を臨ま
    せて取付けられた前記搬送ローラとを備え、 前記搬送部は、前記搬送路の一部となる部分搬送路を有
    する複数個の搬送路形成部材と、所定の搬送路形成部材
    に取付けられた複数個の前記搬送ローラとを有し、 前記導入部の搬送路形成部材及び搬送部の搬送路形成部
    材は、それぞれ平板部と、その平板部の片面上下に対向
    して開口して前記部分搬送路を形成する溝とを有すると
    ともに、上下端部に係止部材が装着されており、 前記係止部材を前記シート状物の搬送方向に沿って設け
    られた上下一対のレールに着脱自在に係止して、前記導
    入部及び前記搬送部が取付けられていることを特徴とす
    るシート状物搬送装置。
  2. 【請求項2】 搬送部の搬送路形成部材は、長さが異な
    る複数種類が用いられ、そのうち、シート状物よりも長
    い搬送路形成部材には複数個の搬送ローラが設けられ、
    前記シート状物とほぼ等しい長さの搬送路形成部材には
    1個の搬送ローラが設けられ、前記シート状物よりも短
    い搬送路形成部材には搬送ローラが設けられず、前記搬
    送部は前記長さの異なる搬送路形成部材を任意に組合わ
    せることにより、各種の長さを有することを特徴とする
    請求項1に記載されたシート状物搬送装置。
  3. 【請求項3】 搬送路形成部材の係止部材は、少なくと
    も前記搬送路形成部材の上端部に形成された孔に装着さ
    れた押込み拡大リベットであることを特徴とする請求項
    1に記載されたシート状物搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005342483A (ja) * 2004-06-07 2005-12-15 Oizumi Corp 紙幣搬送装置
JP2009005998A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Citizen Sayama Co Ltd 紙幣搬送装置
JP2009061024A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Citizen Sayama Co Ltd 紙幣搬送装置
JP2013060307A (ja) * 2012-12-19 2013-04-04 Glory Ltd 紙葉類搬送装置

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