JPS62153049A - 紙幣搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は紙幣搬送装置に関する。さらに詳しくは、パチ
ンコ、スロットマシンなどのゲーム機の間に挟まれるよ
うに配置される玉貸器やコイン装器（以下、玉貸器など
という）に連結され、それぞれの玉貸器などに供給され
る紙幣を回収するために用いられる紙幣搬送装置に関す
る。

［従来の技術］ 従来の紙幣搬送装置としては、たとえばほぼ接するよう
にたがいに平行に配列された、接する部分が同方向に循
環する２本の無端状のベルトを有し、それらのベルトの
間に紙幣を挟んで搬送するもの、ベースプレートと摺接
するように多数のプーリで案内される長い無端状のベル
トを有し、ベルトを循環させることによりベースプレー
トとベルトとの間に紙幣を通して搬送するものなどが知
られている。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来の搬送装置はベルト同士の弾性力で紙幣を挟んだり
、あるいはベースプレート上に押圧されるベルトの付勢
力で紙幣を挟んでいるため、搬送される紙幣が不安定で
あり、送り方向に対して直角方向（紙幣が垂直面内を水
平方向に搬送されているときにおける上下方向）に傾き
やすく、送り不良が生ずるという問題がある。また送り
込み装置からベルト間に挿入するときに紙幣がスムーズ
に移りにくく、しかも紙幣の送り方向の転換がむずかし
いという問題がある。

本発明は紙幣を安定した状態で搬送することができ、外
部からの紙幣の挿入がスムーズで、しかも搬送方向の転
換が容易な紙幣搬送装置を提供することを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ 本発明の紙幣搬送装置は、長く伸びるベースプレートと
、該ベースプレートに対して回転自在に設けられる多数
のシャフトと、それぞれのシャフト上に少なくとも２個
ずつ固着されるベルト車とを有しており、該２個のベル
ト車のうち１個は当該シャフトに隣接するシャフト上の
ベルト車と対応する位置に設けられ、他の１個は当該シ
ャフトに隣接する反対側のシャフト上のベルト車と対応
する位置に設けられており、かつそれぞれの対応するベ
ルト車間にベルトが掛け渡されており、さらに前記ベー
スプレートのベルト車と対応する位置に開口部が穿設さ
れると共に、該開口部を通して前記ベルト車と接触して
協働するように、ベースプレートの裏面側にプーリが設
けられており、前記シャフトのうち少なくとも１本が回
転駆動手段によって駆動されている。

［作　用コ 本発明の搬送装置においては、ベルトはベルト車とプー
リを回転する作用と、紙幣をベースプレート上に沿わせ
る作用とを同時に奏する。

ベルト車とプーリとを紙幣の送り方向の長さよりも短い
ピッチで配列しておくと、紙幣は常時いずれかのベルト
車とプーリの組により挟まれている。そのため紙幣はベ
ルトを介して駆動手段により駆動されるベルト車とその
ベルト車と協働するプーリとから駆動力を受けてベース
プレートに沿って送られる。そのばあいベルト車の間隔
が紙幣の送り方向の長さよりも短いため、紙幣の先端側
と後端側はそれぞれ少なくとも１本のベルトによってベ
ースプレート上に沿わされ、ベースプレート上を摺動す
ること１になる。

すなわち紙幣の駆動力はベルト車とプーリとによって与
えられ、ベルトは紙幣の一面が常時ベースプレートによ
って案内されるように保持する機能を奏する。

２列またはそれ以上のベルト車列は、たがいに間隔をあ
けているのが好ましく、それにより紙幣の先端側と後端
側は紙幣の幅方向の離れた位置でベースプレート上に押
しつけられるため、紙幣の姿勢は一層安定する。

またベルト車列を３列にしておき、２本のベルトを掛け
渡した区域と１本のベルトを掛け渡した区域とを交互に
繰り返すように構成するときは、紙幣が常時少なくとも
３個のベルト車およびそれらに対応する３個のプーリに
よって挟み送られ、かつ少なくとも３本のベルトでベー
スプレート上に沿わされるため、送り動作がさらに安定
するという利点がある。

［実施例］ つぎに図面を参照しなから本発明の紙幣搬送装置（以下
、装置という）を説明する。

第１図は本発明の装置の一実施例を示す要部斜視図、第
２図および第３図はそれぞれ第１図に示す装置の（Ｘ）
−（Ｘ）線断面図およびＣＹ）−（Ｙ）線断面図、第４
図は本発明における送り込み機構の他の実施例を示す要
部概略断面図、第５図は本発明の装置の設置状態の一例
を示す概略平面図、第６図は本発明の装置の他の実施例
を示す要部斜視図、第７図は本発明の装置のさらに他の
実施例を示す要部断面図、第８図は本発明の装置にかか
わるボール機構の一例を示す断面図である。

第１図において（１）はベースプレートであり、たとえ
ば第５図に示されるパチンコ台の島（１１）に沿って配
置される細長い部材である。

ベースプレート（１）は、垂直方向に配置されると共に
その上を紙幣（５）が摺動する底板（２と、底板（２）
の上端縁および下端縁からそれぞれ直角に立ち上がるリ
ブ（３）とから断面コ字状に形成されている。上下のリ
ブ（３）間には幅方向に延設される多数のシャフト（４
）が設けられ、シャフト（４）の両端は、たとえばベア
リング（５）などによってリブ（３）上に回転自在に支
持されている。

それぞれのシャフト（４）には間隔をあけて３個ずつタ
イミングプーリ　（以下プーリという）（６）が固着さ
れており、全体として３列のプーリ列が構成されている
。３列のプーリ列のたがいに隣接するプーリ（６）同士
の間にはタイミングベルト（以下、ベルトという）（７
）が掛け渡されている。ベルト（刀は前記プーリに対し
て千鳥状に渡しかけられている。すなわち第１図の左端
のシャフト（４ａ）の上下のプーリ（６ａ）、（６ｃ）
と、上流側に隣接するシャフト（４ｂ）の上下のプーリ
（６ｄ）、（６ｒ）との間には、２本のベルト（７ａ）
、（７ｃ）が渡し掛けられ、シャフト（４ａ）の中間の
プーリ（６ｂ）と下流側に隣接するシャフト（図示され
ていない）の中間プーリ（図示されていない）との間に
は、１本のベルト（７ｂ）が渡し掛けられている。

さらにシャフト（４ｂ）の中間のプーリ（６ｅ）とζそ
の上流側に隣接するシャフト（４Ｃ）の中間のプーリ（
６ｇ）との間には、１本のベルト（７ｄ）が渡し掛けら
れており、順次２本のベルトが掛けられている区域（Ａ
）と１本のベルトが掛けられている区域（Ｂ）とが交互
に繰り返されるように構成されている。

前記ベースプレート（１）の底板（′２Ｊのそれぞれの
プーリ（６）と対応する部位には開口部（８）が穿設さ
れている。第２図に示されるように開口部（８）の裏面
側にはテンションプーリ（９）がシャフト００）によっ
て回転自在に設けられており、ベルト（７）を介してそ
れぞれの対応するプーリ（６）と協働するように当接し
ている。テンションプーリ（９）のシャフト００）は、
たとえばスプリング（１１）によってベースプレート（
１）側に、すなわち矢印（Ｃ）方向に付勢されており、
かつブラケット（１２）でベースプレート（１）に取り
つけられている。

前記ベースプレート（１）の送り方向の途中には、第３
図に詳細に示されるように送り込み機構（２０）が組み
込まれている。送り込み機構（２０）は前記ベースプレ
ート（１）とほぼ同じ形状の送り込みプレート（２１）
と、送り込みプレート（２１）の上下のリブ（２３）間
に挿通される送り込みシャフト（２４）と、送り込みシ
ャフト（２４）に固着されタイミングプーリからなる送
り込みプーリ（２６）と、その送り込みプーリ（２６）
と接して協働するように前記送り込みプレート（２１）
の裏面側に設けられるテンションプーリ（２９）とを存
する。

さらに前記シャフト（４ｂ）、（４Ｃ）間に掛け渡され
るベルト（７ｄ）が延長されて送り込みプーリ（２６）
にＵ）けられている。なおベルト（７ｄ）の戻り側の中
間部は、送り込みプレート（２１）に沿うようにもう１
つのテンションプーリ（３０）によって送り込みプレー
ト（２１）側に押しつけられている。

なお第１図においてはシャフト（４ａ）の下端側に駆動
手段であるモータ（Ｍ）が設けられている。

モータ（Ｍ）の個数および取りつけ位置は、装置全体の
長さなどに応じて適宜選択しうる。

前記すべてのプーリ（６）のモジュール、ピッチ円直径
および歯数はプーリ（６）の回転速度およびベルト（７
）の速度を一致させるためにいずれも同じである。しか
し歯の幅は適宜選択しうる。

また送り込みプレート（２１）は通常はベースプレート
（１）対して直角に設けられるが、第３図に示すように
いくらか傾いていてもよい。

つぎに叙上のごとく構成される装置の作用を説明する。

モータ（Ｍ）が矢印（Ｄ）方向に回転すると、シャフト
（４ａ）およびプーリ（６ａ）、（６ｂ）、（６ｃ）も
矢印（Ｄ）方向に回転する。さらに２本のベルト（７ａ
）、（７ｃ）を介して他のシャフト（４ｂ）のプーリ（
６ｄ）、（６ｒ）もそれぞれ矢印（Ｄ）方向に回転する
。

またそれに伴なってベースプレート（１）の裏面側のテ
ンションプーリ（９）はプーリ（６）と協働して矢印（
Ｅ）方向に回転する。

したがって上流側でベースプレート（１）とベルト（Ｉ
）の間に挿入された紙幣（Ｓｌ）は、つぎつぎとその先
端側がプーリ（６）とテンションプーリ（９）の間に噛
み込まれ、下流方向（矢印（Ｆ）方向）に搬送されるこ
とになる。

そのばあいシャフト（４）のピッチをすべて紙幣の送り
方向の長さよりも短くしておくときは、紙幣は３組また
は６組のプーリ（６）とテンションプーリ（９）の組に
よって挟持されるので、少なくとも常時、３組のプーリ
によって安定した状態で搬送される。また紙幣（Ｓ）は
３組のプーリ（６）、（９）によって挟持されていると
きは３本のベルト（′／）により、６組のプーリ（６）
、（９）によって挟持されているときは４本のベルト（
力によって、それぞれベースプレート（１）に沿わされ
ているため、スムーズに送られる。

なお第１図に示される実施例においては、前記ベルト（
７ｄ）の延長部が循環するときに送り込みプーリ（２Ｂ
）も矢印（Ｄ）方向に回転する。そのため矢印（Ｇ）方
向から、たとえば紙幣識別装置を介して挿入される紙幣
（Ｓｌ）は、送り込みブーリフ２Ｂ）によってさらに矢
印（Ｇ）方向に送られ、送り込みプレート（２１）のガ
イド部（３１）によって進行方向を変えられたうえで、
プーリ（６ｇ）によって通常の進行ルートにのせられて
前記のごとく矢印（Ｆ）方向に送られる。

そのばあい送り込み機構（２０）のさらに上流側から流
れてくる他の紙幣と、送り込み機構（２０）によって導
びかれる紙幣（Ｓｌ）とがガイドプレート（１）上で重
なっても、それらは重なったまま、あるいは途中でずれ
て１枚ずつになった状態でスムーズに下流側に送られる
。

第１〜３図に示される装置のばあいはそれぞれのシャフ
ト（４）に３個ずつのプーリ（６）が固着されており、
プーリ列は３列に構成されているが、本発明はかかるば
あいに限定されるものではない。たとえば４個またはそ
れ以上のプーリをそれぞれのシャフトに固着して４列の
プーリ列を設け、シャフト間のタイミングベルトを２本
ずつ千鳥状に配置してもよい。また２列のプーリ列を設
けて１本ずつのタイミングベルトを千鳥状に配列しても
よい。さらにプーリ列が整然と整列されずに上流側と下
流側とで上下方向にずれていたり、隣接するシャフト間
に掛け渡されるベルトの本数を部分的に変えたものなど
も用いることができる。要するにプーリの数は１本のシ
ャフトについて少なくとも２個あ九ばよく、ベルトを介
してすべてのプーリが同じ方向に回転するように構成さ
れておればよい。

また第１〜３図に示される装置においては送り込み機＋
Ｍ（２０）がベースプレート（１）の前面側に設けられ
ているが、たとえば第４図に示すように送り込み機構（
３１）をベースプレート（１）の裏面側に配置してもよ
い。゛そのばあいベースプレート（１）に段差が設けら
れ、隙間（Ｐ）を通して紙幣（Ｓ）が矢印（Ｑ）方向に
送られる。

そのような裏面側からの送り込み機構（３［）と、表面
側からの送り込み機ｆ＋’４（２０）とを組み合わせる
ときは、第５図に示すようにパチンコ台などの島（ＩＩ
）の中央部を貫通する１本のベースブレ−）　（１）に
より、両側に配置される貸玉ＩＲ）などから供給さｄる
紙幣をまとめて回収することかできる。

なお本発明の装置においては紙幣（Ｓ）の搬送が安定し
ているため、第５図に示すようにベースプレート（１）
の終端部（３２）を水平面内でＬ字状に彎曲させてもス
ムーズに紙幣を送ることができる。彎曲させたベースプ
レート（１）を、たとえば事務室の金庫（３３）などに
導いておけば、人手を介さずに紙幣を金庫などに回収す
ることができる利点がある。

なお島から金庫室に送る部分（３４）は天井裏など高い
ところを通すのが一般的であるが、そのばあい第６図の
想像線で示すように紙幣の平面内、すなわち垂直面内で
紙幣の進行方向を転換する部分（３５）を設けるのが好
ましい。その部分（３５）では、ベルトおよびプーリを
、たとえば３０〜４５°の角度となるように、１本およ
び１個ずつ設けておけば、紙幣の方向転換が容易になる
ため好ましい。

すなわち２本のベルｌ−（７１てまっすぐに搬送されて
きた紙幣は１本のベルトの部位でゆっくりと方向転換し
、出口部からは再び２本のベルトでまっすぐに送られる
。

第１図に示す実施例においてはすべてのシャフト（４）
のピッチが紙幣の送り方向の長さよりも短くされている
が、本発明はかかるものに限定されるものでない。たと
えば第６図に示すように２本のベルト（刀が掛けられて
いる区域のピッチを長くし、さらにベースプレート（１
）を挟むように複数個のテンションプーリ（９）、（９
ａ）の組を設けてもよい。そのばあいテンションプーリ
（９）、（９ａ）の組のピッチは紙幣の送り方向の長さ
よりも短いほうが好ましい。第６図に示すばあいは、紙
幣（Ｓ）の搬送は主として２本のベルト（７）で行なわ
れ、１本のベルト（７１）はシャフト（４ｄ）、（４ｅ
）間の動力の伝達、およびその間の紙幣（Ｓ）の搬送を
行なう。

また紙幣搬送ラインが長くなるときは、ベースプレート
（１）は持ち運びしやすい長さに分割しておき、組み立
て時にそれらをたがいに連結するように構成するのが好
ましい。そのばあい、端部のシャフト（４ｒ）、（４ｇ
）同士の動力伝達は、たとえばベースプレート（１）の
外部に設けたスプロケット（３６）、（３７）またはベ
ルト車間に張り渡したチェーン（３８）またはベルトで
行なってもよい。またそれぞれの分割したベースプレー
トごとに１〜２個のモータを設け、個々のベースプレー
トをユニットとして構成しておけば、適切な個数のユニ
ットを接続することにより、所望の長さに応じたライン
を構成しうる。

なお本発明の装置においては、テンションプーリに代え
て、たとえば第７図に示すようなボール（３９）の一部
をサポート（４０）の孔（４１〉から露出させ、ボール
（３９）の背後にスプリング（４２）を挿入し、ボール
（３９）に矢印（Ｈ）方向の付勢力を常時かけるボール
機構などを用いてもよい。

また本発明の装置において、第９図に示すようにベース
プレート（１）のベルト（′７）と摺接する部位（４５
）を一段高くしておくときは、紙幣（Ｓ）とベースプレ
ート（１）との摺動摩擦抵抗が減少するため好ましい。

叙上の実施例の説明においてはタイミングベルトとタイ
ミングプーリとの組合せが用いられているが、通常の■
ベルトや断面円形のベルトと、それらのベルトと対応す
るプーリを用いても同じ効果を奏しうる。しかし駆動力
の正確で無駄の少ない伝達のためにはタイミングベルト
を用いるのが好ましい。

［発明の効果］ 本発明の紙幣搬送装置は、紙幣を安定した状態で搬送す
ることができ、外部からの紙幣の挿入がスムーズで、し
かも搬送方向の転換が容易である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の装置の一実施例を示す要部斜視図、第
２図および第３図はそれぞれ第１図の（Ｘ）−（Ｘ）線
断面図および（Ｙ）−（Ｙ）線断面図、第４図は本発明
における送り込み機構の他の実施例を示す斜視図、第５
図は本発明の装置の設置状態の一例を示す平面図、第６
図は本発明の装置の他の実施例を示す要部斜視図、第７
図は本発明の装置のさらに他の実施例を示す要部断面図
、第８図は本発明の装置にかかわるボール機構の一例を
示す断面図である。 （図面の主要符号） （１）二ベースプレート （４）、（４ａ）、 （４ｂ）、（４ｃ）　：シャフト （６）、（６ａ）、 （６ｂ）、（［ｉｃ）　：プーリ （′７）、（７ａ）、 （７ｂ）、（７ｃ）　：ベルト （９）・テンションプーリ （２０）　：送り込み機構 特許出願人　　ジャパックス株式会社 ↑２図 １、ベースプレート 才３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　長く伸びるベースプレートと、該ベースプレートに
   対して回転自在に設けられる多数のシャフトと、それぞ
   れのシャフト上に少なくとも２個ずつ固着されるベルト
   車とを有しており、該２個のベルト車のうち１個は当該
   シャフトに隣接するシャフト上のベルト車と対応する位
   置に設けられ、他の１個は当該シャフトに隣接する反対
   側のシャフト上のベルト車と対応する位置に設けられて
   おり、かつそれぞれの対応するベルト車間にベルトが掛
   け渡されており、さらに前記ベースプレートのベルト車
   と対応する位置に開口部が穿設されると共に、該開口部
   を通して前記ベルト車と接触して協働するように、ベー
   スプレートの裏面側にプーリが設けられており、前記シ
   ャフトのうち少なくとも１本が回転駆動手段によって駆
   動される紙幣搬送装置。 ２　前記ベルト車がタイミングプーリであり、前記ベル
   トがタイミングベルトである特許請求の範囲第１項記載
   の装置。 ３　前記ベルト車が１本のシャフトについて３個ずつ、
   多数のシャフトについて整列するように設けられており
   、たがいに隣接するシャフト間に２本のベルトが渡し掛
   けられる区域と１本のベルトが渡し掛けられる区域とが
   交互に繰り返される特許請求の範囲第１項記載の装置。 ４　前記プーリが常時ベルト車側に弾性的に付勢される
   テンションプーリである特許請求の範囲第１項記載の装
   置。 ５　前記ベースプレートに、ベースプレートの表面とベ
   ルトの間に紙幣を送り込むための送り込み機構が設けら
   れてなる特許請求の範囲第１項記載の装置。