JPH11349150A - 印刷装置、給紙装置管理方法および記憶媒体 - Google Patents

印刷装置、給紙装置管理方法および記憶媒体

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JPH11349150A
JPH11349150A JP10176562A JP17656298A JPH11349150A JP H11349150 A JPH11349150 A JP H11349150A JP 10176562 A JP10176562 A JP 10176562A JP 17656298 A JP17656298 A JP 17656298A JP H11349150 A JPH11349150 A JP H11349150A
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JP10176562A
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Osamu Hosoda
修 細田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙装置の用紙を交換する際に、給紙装置の
用紙交換と、給紙装置に対する識別子変更とをそれぞれ
個別に行うことに起因する、識別子と給紙装置内の用紙
種類との不整合の発生を未然に防止することができる印
刷装置を提供する。 【解決手段】 外部メモリ14の識別子M[C]とRA
M19の識別子M’[C]とが一致しないときには(ス
テップS504)、外部メモリ14に格納されているC
番目のメディア交換フラグが「TRUE」であるか否か
を判定し(ステップS505)、C番目のメディア交換
フラグが「TRUE」でないときには、C番目の用紙カ
セットの用紙が変更された識別子に対応する用紙に交換
されていないと判断してC番目の用紙カセットの用紙を
交換することを示すメディア交換要求メッセージを操作
部1012の表示パネルに表示する(ステップS50
6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の給紙装置毎
にそれに格納されている転写材の種類を特定するための
識別子を保持し、この保持されている識別子に基づき複
数給紙装置の中から所望の種類の転写材を格納している
給紙装置を選択する印刷装置、それに用いられる給紙装
置管理方法および記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の給紙装置を装着する印刷装
置としては、各給紙装置毎にそれに格納されている用紙
の種類を特定するための識別子をメモリに保持し、メモ
リに保持されている各識別子に基づき印刷処理時に指定
される種類の用紙を格納している給紙装置を指定し、該
給紙装置から用紙を給紙するように構成されているもの
がある。ここで、給紙装置に格納される用紙としては、
白色の普通紙、透明紙、白色以外の他の色例えば赤、黒
などのカラー紙などの種類の用紙があり、各給紙装置毎
にそれに格納されている用紙の種類に対応する識別子が
設定されてメモリに保持されている。
【0003】このような印刷装置では、各給紙装置に対
する識別子を変更する変更手段が設けられ、各給紙装置
の中のある給紙装置の用紙を異なる種類の用紙に交換す
るときには、この給紙装置の用紙を対応する種類の用紙
に交換するための作業と、給紙装置に対する識別子を交
換後の用紙の種類に対応する識別子に変更する作業とを
個別に行う必要がある。例えば、複数の給紙装置の中の
1つの給紙装置が白色の普通紙を格納しているとして、
この給紙装置の白色の普通紙を透明紙に交換するときに
は、実際に給紙装置に格納されている白色の普通紙を透
明紙に交換する作業を行うとともに、この給紙装置に対
して設定されている識別子を透明紙に対応する識別子に
変更する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の印刷装置においては、給紙装置の用紙を対応する種類
の用紙に交換するための作業と、給紙装置に対する識別
子を交換後の用紙の種類に対応する識別子に変更する作
業とをそれぞれ個別に行う必要があるから、先に用紙が
交換される給紙装置に対する識別子を交換後の用紙の種
類に対応する識別に変更したときには、この給紙装置の
用紙の交換が行われるまでは、変更された識別子と用紙
交換後の給紙装置とを適正に対応付けることができず、
給紙装置の用紙の交換が行われずに放置されると、指定
した種類と異なる用紙を用いた印刷処理が行われるな
ど、不正な印刷処理が行われる恐れがある。また、先に
給紙装置の用紙の交換が行われたときには、この用紙が
交換された給紙装置の識別子を変更するまでは、メモリ
に保持されている識別子と交換後の用紙の種類に対応す
る識別子とは異なり、同様に、不正な印刷処理が行われ
る恐れがある。
【0005】本発明の目的は、給紙装置の用紙を交換す
る際に、給紙装置の用紙交換と、給紙装置に対する識別
子変更とをそれぞれ個別に行うことに起因する、識別子
と給紙装置内の用紙種類との不整合の発生を未然に防止
することができる印刷装置、給紙装置管理方法および記
憶媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の給紙装置毎にそれに格納されている転写材の種類
を特定するための識別子を保持する識別子保持手段が設
けられ、前記識別子保持手段に保持されている識別子に
基づき前記複数の給紙装置の中から所望の種類の転写材
を格納している給紙装置を選択する印刷装置において、
前記複数の給紙装置のそれぞれに対する識別子の変更を
行う識別子変更手段と、前記複数の給紙装置にそれぞれ
格納されている転写材の交換の有無を検出する交換状態
検出手段とを備え、前記識別子変更手段により前記複数
の給紙装置の内の少なくとも1つの給紙装置に対する前
記識別子を変更したときに、前記交換状態検出手段の検
出結果に基づき前記識別子が変更された給紙装置に対し
てその転写材の交換が行われたことを認識するまで、前
記変更された識別子を無効と見なすことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の印
刷装置において、さらに、情報を表示するための表示手
段を備え、前記変更された識別子を無効と見なす期間中
は、前記識別子が変更された給紙装置に対する転写材の
交換をユーザに促すための情報を前記表示手段に表示す
ることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1記載の印
刷装置において、前記変更された識別子を無効と見なす
期間中は、印刷処理の開始を禁止することを特徴とす
る。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれか1つに記載の印刷装置において、前記識別子
が変更された給紙装置に対してその転写材の交換が行わ
れたことを認識すると、前記変更された識別子を有効で
あるとし、前記識別子保持手段における対応する識別子
を前記変更された識別子に更新することを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、複数の給紙装置毎
にそれに格納されている転写材の種類を特定するための
識別子を保持する識別子保持手段が設けられ、前記識別
子保持手段に保持されている識別子に基づき前記複数の
給紙装置の中から所望の種類の転写材を格納している給
紙装置を選択する印刷装置において、前記複数の給紙装
置のそれぞれに対する識別子の変更を行う識別子変更手
段と、前記複数の給紙装置にそれぞれ格納されている転
写材の交換の有無を検出する交換状態検出手段とを備
え、前記交換状態検出手段の検出結果に基づき前記複数
の給紙装置の内の前記転写材の交換が行われた給紙装置
を認識すると、前記転写材の交換が行われた給紙装置に
対する識別子を前記交換後の転写材に対応する識別子に
前記識別子変更手段により変更するまで、前記識別子保
持手段における前記転写材が交換された給紙装置に対す
る識別子を無効と見なすことを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項5記載の印
刷装置において、さらに、情報を表示するための表示手
段を備え、前記識別子保持手段における前記転写材が交
換された給紙装置に対する識別子を無効と見なす期間中
には、前記転写材の交換が行われた給紙装置に対する識
別子を前記交換後の転写材に対応する識別子に前記識別
子変更手段により変更することをユーザに促すための情
報を前記表示手段に表示することを特徴とする。
【0012】請求項7記載の発明は、請求項6記載の印
刷装置において、前記識別子保持手段における前記転写
材が交換された給紙装置に対する識別子を無効と見なす
期間中には、印刷処理の開始を禁止することを特徴とす
る。
【0013】請求項8記載の発明は、請求項5ないし7
のいずれか1つに記載の印刷装置において、前記識別子
変更手段により前記転写材の交換が行われた給紙装置に
対する識別子を対応する識別子に変更したときには、前
記識別子保持手段における対応する識別子を前記変更さ
れた識別子に更新することを特徴とする。
【0014】請求項9記載の発明は、複数の給紙装置毎
にそれに格納されている転写材の種類を特定するための
識別子を保持する識別子保持手段が設けられ、前記識別
子保持手段に保持されている各識別子に基づき前記複数
の給紙装置の中から所望の種類の転写材を格納している
給紙装置を選択する印刷装置に用いられる給紙装置管理
方法において、前記複数の給紙装置の内の少なくとも1
つの給紙装置に対する前記識別子を変更したときに、前
記複数の給紙装置における前記転写材の交換の有無に対
する検出結果に基づき前記識別子が変更された給紙装置
に対してその転写材の交換が行われたことを認識するま
で、前記変更された識別子を無効と見なすことを特徴と
する。
【0015】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
給紙装置管理方法において、さらに、前記変更された識
別子を無効と見なす期間中は、前記識別子が変更された
給紙装置に対する転写材の交換をユーザに促すための情
報を表示手段に表示することを特徴とする。
【0016】請求項11記載の発明は、請求項9記載の
給紙装置管理方法において、前記変更された識別子を無
効と見なす期間中は、印刷処理の開始を禁止することを
特徴とする。
【0017】請求項12記載の発明は、請求項9ないし
11のいずれか1つに記載の給紙装置管理方法におい
て、前記識別子が変更された給紙装置に対してその転写
材の交換が行われたことを認識すると、前記変更された
識別子を有効であるとし、前記識別子保持手段における
対応する識別子を前記変更された識別子に更新すること
を特徴とする。
【0018】請求項13記載の発明は、複数の給紙装置
毎にそれに格納されている転写材の種類を特定するため
の識別子を保持する識別子保持手段が設けられ、前記識
別子保持手段に保持されている各識別子に基づき前記複
数の給紙装置の中から所望の種類の転写材を格納してい
る給紙装置を選択する印刷装置に用いられる給紙装置管
理方法において、前記複数の給紙装置にそれぞれ格納さ
れている転写材の交換の有無を検出し、該検出結果に基
づき前記複数の給紙装置の内の前記転写材の交換が行わ
れた給紙装置を認識すると、前記転写材の交換が行われ
た給紙装置に対する識別子を前記交換後の転写材に対応
する識別子に変更するまで、前記識別子保持手段におけ
る前記転写材が交換された給紙装置に対する識別子を無
効と見なすことを特徴とする。
【0019】請求項14記載の発明は、請求項13記載
の給紙装置管理方法において、前記識別子保持手段にお
ける前記転写材が交換された給紙装置に対する識別子を
無効と見なす期間中には、前記転写材の交換が行われた
給紙装置に対する識別子を前記交換後の転写材に対応す
る識別子に変更することをユーザに促すための情報を表
示手段に表示することを特徴とする。
【0020】請求項15記載の発明は、請求項13記載
の給紙装置管理方法において、前記識別子保持手段にお
ける前記転写材が交換された給紙装置に対する識別子を
無効と見なす期間中には、印刷処理の開始を禁止するこ
とを特徴とする。
【0021】請求項16記載の発明は、請求項13ない
し15のいずれか1つに記載の給紙装置管理方法におい
て、前記転写材の交換が行われた給紙装置に対する識別
子を対応する識別子に変更したときには、前記識別子保
持手段における対応する識別子を前記変更された識別子
に更新することを特徴とする。
【0022】請求項17記載の発明は、複数の給紙装置
毎にそれに格納されている転写材の種類を特定可能に設
定された識別子に基づき前記複数の給紙装置の中から所
望の種類の転写材を格納している給紙装置を選択するた
めの給紙装置管理システムを印刷装置上に構築するため
のプログラムを格納した記憶媒体において、前記プログ
ラムは、前記複数の給紙装置に対してそれぞれ設定され
た識別子を記憶手段に保持する識別子保持モジュール
と、前記複数の給紙装置のそれぞれに対する識別子の変
更を行う識別子変更モジュールと、前記複数の給紙装置
にそれぞれ格納されている転写材の交換の有無を検出す
る交換状態検出モジュールと、前記識別子変更モジュー
ルにより前記複数の給紙装置の内の少なくとも1つの給
紙装置に対する前記識別子を変更したときに、前記交換
状態検出モジュールの検出結果に基づき前記識別子が変
更された給紙装置に対してその転写材の交換が行われた
ことを認識するまで、前記変更された識別子を無効と見
なす識別子見做しモジュールとを有することを特徴とす
る。
【0023】請求項18記載の発明は、請求項17記載
の記憶媒体において、前記プログラムは、さらに、前記
変更された識別子を無効と見なす期間中は、前記識別子
が変更された給紙装置に対する転写材の交換をユーザに
促すための情報を表示手段に表示する表示モジュールを
有することを特徴とする。
【0024】請求項19記載の発明は、請求項17記載
の記憶媒体において、前記プログラムは、さらに、前記
変更された識別子を無効と見なす期間中は、印刷処理の
開始を禁止するための指示を出す印刷処理禁止指示モジ
ュールを有することを特徴とする。
【0025】請求項20記載の発明は、請求項17ない
し19のいずれか1つに記載の記憶媒体において、前記
識別子見做しモジュールは、前記識別子が変更された給
紙装置に対してその転写材の交換が行われたことを認識
すると、前記変更された識別子を有効であるとし、前記
記憶手段における対応する識別子を前記変更された識別
子に更新することを特徴とする。
【0026】請求項21記載の発明は、複数の給紙装置
毎にそれに格納されている転写材の種類を特定可能に設
定された識別子に基づき前記複数の給紙装置の中から所
望の種類の転写材を格納している給紙装置を選択するた
めの給紙装置管理システムを印刷装置上に構築するため
のプログラムを格納した記憶媒体において、前記プログ
ラムは、前記複数の給紙装置に対してそれぞれ設定され
た識別子を記憶手段に保持する識別子保持モジュール
と、前記複数の給紙装置のそれぞれに対する識別子の変
更を行う識別子変更モジュールと、前記複数の給紙装置
にそれぞれ格納されている転写材の交換の有無を検出す
る交換状態検出モジュールと、前記交換状態検出モジュ
ールの検出結果に基づき前記複数の給紙装置の内の前記
転写材の交換が行われた給紙装置を認識すると、前記転
写材の交換が行われた給紙装置に対する識別子を前記交
換後の転写材に対応する識別子に前記識別子変更モジュ
ールにより変更するまで、前記記憶手段における前記転
写材が交換された給紙装置に対する識別子を無効と見な
す識別子見做しモジュールとを有することを特徴とす
る。
【0027】請求項22記載の発明は、請求項21記載
の記憶媒体において、前記プログラムは、さらに、前記
記憶手段における前記転写材が交換された給紙装置に対
する識別子を無効と見なす期間中には、前記転写材の交
換が行われた給紙装置に対する識別子を前記交換後の転
写材に対応する識別子に前記識別子変更モジュールによ
り変更することをユーザに促すための情報を表示手段に
表示する表示モジュールを有することを特徴とする。
【0028】請求項23記載の発明は、請求項21記載
の記憶媒体において、前記プログラムは、さらに、前記
記憶手段における前記転写材が交換された給紙装置に対
する識別子を無効と見なす期間中には、印刷処理の開始
を禁止する印刷処理開始禁止モジュールを有することを
特徴とする。
【0029】請求項24記載の発明は、請求項21ない
し23のいずれか1つに記載の記憶媒体において、前記
識別子見做しモジュールは、前記識別子変更モジュール
により前記転写材の交換が行われた給紙装置に対する識
別子を対応する識別子に変更したときには、前記記憶手
段における対応する識別子を前記変更された識別子に更
新することを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図を参照しながら説明する。
【0031】(実施の第1形態)図1は本発明の印刷装
置の実施の第1形態の構成図、図2は図1の印刷装置の
制御構成を示すブロック図である。本実施の形態では、
レーザビームプリンタを例に説明する。
【0032】レーザビームプリンタ1000は、図1に
示すように、装置全体の制御およびホストコンピュータ
(図示せず)から供給される印刷情報などを解析するプ
リンタ制御ユニット1001と、操作のためのスイッ
チ、液晶表示器およびLED表示器などが設けられてい
る操作部1012とを備える。
【0033】プリンタ制御ユニット1001は、主に印
刷情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換し、
このビデオ信号をレーザドライバ1002に出力する。
【0034】レーザドライバ1002は、半導体レーザ
1003を駆動するための回路からなり、この回路は、
入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ1003か
ら発射されるレーザ光1004に対するオン・オフ切換
を行う。レーザ光1004は回転多面鏡1005で左右
方向に振られることによって静電ドラム1006上を走
査露光する。この走査露光によって、静電ドラム100
6上には文字パターンの静電潜像が形成される。この静
電潜像は、静電ドラム1006の周囲に配置されている
現像ユニット1007によって現像されて現像剤像とし
て可視像化され、この現像剤像は、装着された用紙カセ
ット1014,1018の中の一方から給紙された記録
紙に転写される。現像剤像が転写された記録紙は、搬送
路1008を経て定着器1009に送られる。定着器1
009は記録紙を熱圧することにより現像剤像を記録紙
に定着させ、この定着により記録紙上には画像が形成さ
れることになる。この記録紙は定着器1009から排紙
ローラ1010を介して装置外部に排出される。
【0035】用紙カセット1014内の記録紙は、給紙
ローラ1013および搬送ローラ1016によって装置
内に取り込まれ、レジストローラ1011に向けて搬送
される。同様に、用紙カセット1018内の記録紙は、
給紙ローラ1015および搬送ローラ1016,101
7によって装置内に取り込まれ、レジストローラ101
1に向けて搬送される。レジストローラ1011は、所
定のタイミングで記録紙を静電ドラム1006に向けて
送り出す。なお、本実施の形態では、2つの用紙カセッ
トを装着しているが、さらに用紙カセットを増設するこ
とが可能なように構成されている。ここでは、例えば合
計4つの用紙カセットが装着可能であるように構成され
ているものとする。
【0036】レーザビームプリンタ1000には、少な
くとも1つ以上のカードスロットが設けられ、内蔵フォ
ントに加えて、オプションフォントカード、言語系の異
なる制御カード(エミュレーションカード)が接続可能
に構成されている。
【0037】次に、レーザビームプリンタ1000の制
御構成について図2を参照しながら説明する。
【0038】レーザビームプリンタ1000にはホスト
コンピュータ3000が接続される。ホストコンピュー
タ3000は、図2に示すように、ROM3のプログラ
ム用ROMに記憶されている文書処理プログラムなどに
基づき図形、イメージ、文字、表(表計算などを含む)
などが混在した文書処理を実行するCPU1を備え、C
PU1はシステムバス4に接続されている各デバイスを
総括的に制御する。
【0039】ROM3には、上述のプログラム用ROM
とともに、フォント用ROMおよびデータ用ROMが設
けられている。フォント用ROMには文書処理時に使用
するフォントデータなどが記憶され、データ用ROMに
は文書処理時などに使用する各種データが記憶されてい
る。
【0040】CPU1によってROM3に記憶されてい
る制御プログラムまたは制御手順が実行されるとき、R
AM2がCPU1の演算、論理判断における各種データ
を一時的に記憶するワークメモリとして用いられる。
【0041】CPU1には、キーボード(図中ではKB
で表す)9から指示が与えられる。キーボード9は、文
字、数字、記号などの入力に用いられる文字キー群と、
カーソルの移動、書式設定処理、起動の実行を指示する
ための複数の機能キーが設けられている機能キーとを有
する。
【0042】キーボード9からの入力記号に対するキー
コード変換処理(内部コードへの変換)は、キーボード
コントローラ(図中ではKBCで表す)5によって実行
される。
【0043】キーボード9から入力されたキーコードに
対応する文字、数式などは、CRT10の画面上の所定
位置に表示される。CRT10は、表示装置コントロー
ラ(図中ではCRTCで表す)6で駆動され、表示装置
コントローラ6は、カーソルの位置に表示したい文字列
の画面上への位置決め制御と、内部キャラクタジェネレ
ータを参照しながら入力文字コードをドットパターンに
変換することによって文字、記号などの表示をするため
の表示制御とを行う。
【0044】CRT10の画面上に作成された文書、編
集ファイル、演算処理結果などは、外部メモリ11に記
憶される。外部メモリ11はハードディスク装置、フロ
ッピーディスク装置などからなり、外部メモリ11への
書込、読出は、メモリコントローラ(図中ではMCで表
す)7で制御される。
【0045】また、作成された文書、編集ファイル、演
算処理結果などは、プリンタコントローラ(図中ではP
RTCで表す)8を介してレーザビームプリンタ100
0に送信される。プリンタコントローラ8は双方向イン
タフェイス21を介してレーザビームプリンタ1000
のプリンタ制御ユニット1001に接続され、レーザビ
ームプリンタ1000との通信制御処理を実行する。
【0046】なお、CPU1は、例えば、RAM2上に
設定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの
展開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上での
WYSIWYGを可能としていている。また、CPU1
は、CRT10上のマウスカーソルなどで指示されたコ
マンドに基づき登録された種々のウィンドウを開き、種
々のデータ処理を実行する。
【0047】プリンタ制御ユニット1001は、プリン
タコントローラ8に双方向インタフェイス21を介して
接続されている入力部18と、ROM13のプログラム
用ROMに記憶されている制御プログラム、外部メモリ
14に記憶されている制御プログラムなどに基づきシス
テムバス15に接続されている各デバイスを総括的に制
御し、印刷部インタフェイス(図中では印刷部I/Fで
表す)16を介して印刷部(プリンタエンジン)17に
画像信号を出力情報として供給する。
【0048】ROM13には、上述の制御プログラムな
どを格納するプログラム用ROMとともにフォント用R
OM、データ用ROMが設けられ、フォント用ROMに
は前記出力情報の生成時に使用するフォントデータなど
が記憶され、データ用ROMには、外部メモリ14を備
えていないときに、ホストコンピュータ上で利用される
各種データが記憶されている。
【0049】CPU12によってROM13に記憶され
ている制御プログラムまたは制御手順が実行されると
き、RAM19がCPU21の演算、論理判断における
各種データを一時的に記憶するワークメモリとして用い
られるとともに、出力情報展開領域、環境データ格納領
域、NVRAMなどとして用いられる。RAM19は増
設ポートに接続されるオプションRAMと共働してメモ
リ容量の拡張を図ることが可能なように構成されてい
る。
【0050】CPU12には、操作部1012からの指
示がシステムバス15を介して与えられる。
【0051】CPU12による演算処理結果などは、外
部メモリ14に記憶される。外部メモリ14には、フォ
ントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデ
ータなどが記憶されている。外部メモリ14は、ハード
ディスク、フラッシュメモリ、EEPROM、バッテリ
バックアップされたSRAMなどの不揮発でかつ電気的
に書き換え可能なメモリからなり、外部メモリ14への
書込、読出は、メモリコントローラ(図中ではMCで表
す)20で制御される。
【0052】本実施の形態では、各用紙カセット101
4,1018毎にそれに格納されている記録紙の種類を
特定可能に設定された識別子に基づき各用紙カセット1
014,1018の中から所望の種類の記録紙を格納し
ている用紙カセットを選択するための給紙装置管理シス
テムが構築され、この給紙装置管理システムにおける処
理はROM13のプログラムROMに格納されている給
紙装置管理システム用プログラムに従いCPU12によ
り実行される。具体的には、給紙装置管理用プログラム
は、各用紙カセットに対して設定されたその記録紙の種
類を特定するための識別子を外部メモリ14の所定領域
に保持する識別子保持モジュールと、各用紙カセットの
それぞれに対する識別子の変更を行う識別子変更モジュ
ールと、各用紙カセットにそれぞれ格納されている用紙
の交換の有無を検出し、その検出結果をメディア交換フ
ラグに設定する交換状態検出モジュールと、前記識別子
変更モジュールにより各用紙カセットの内の少なくとも
1つの用紙カセットに対する識別子を変更したときに、
メディア交換フラグの検出結果に基づき対応する用紙カ
セットの用紙が交換されたことを認識するまで、変更さ
れた識別子を無効と見なす識別子見做しモジュールと、
変更された識別子を無効と見なす期間中は、識別子が変
更された用紙カセットに対する用紙の交換をユーザに要
求するメッセージを操作部1012のパネルに表示する
表示モジュールと、変更された識別子を無効と見なす期
間中は、印刷処理の開始を禁止するための指示を出す印
刷処理禁止指示モジュールとを有する。識別子変更モジ
ュールにより変更された識別子は一旦RAM19に保持
され、識別子見做しモジュールは、識別子が変更された
用紙カセットに対してその用紙の交換が行われたことを
認識すると、変更された識別子を有効であるとし、変更
された識別子をRAM19から読み出し、外部メモリ1
4の所定領域の対応する識別子を変更された識別子に更
新する。
【0053】次に、外部メモリ14における各用紙カセ
ットに対して設定された識別子の格納構造およびRAM
19における変更された識別子の格納構造について図3
を参照しながら説明する。図3(a)は外部メモリ14
における各用紙カセットに対して設定された識別子の格
納構造を示す図、図3(b)はRAM19における変更
された識別子の格納構造を示す図である。
【0054】外部メモリ14には、図3(a)に示すよ
うに、各用紙カセットに対して設定された識別子を格納
する所定領域301が設けられ、この所定領域301に
は、各用紙カセット毎にその識別子が格納されている。
本例では、装着可能な用紙カセット数に応じて予め設け
られた領域(給紙装置A1,A2,A3,A4)に識別
子M[1],M[2],M[3],M[4]が格納され
る。各用紙カセットに格納される用紙としては、白色の
普通紙、透明紙、白色以外の他の色例えば赤、黒などの
カラー紙などの種類の用紙があり、各用紙カセット毎に
それに格納されている用紙の種類に対応する識別子が格
納される。用紙が白色の普通紙であるときにはPlain Pa
per、用紙が透明紙であるときにはTransparency、用紙
が赤のカラー紙であるときにはRed、用紙が黒のカラー
紙であるときにはBlackがそれぞれ識別子として設定さ
れる。
【0055】これに対して、識別子変更モジュールによ
り変更された識別子は、図3(b)に示すように、RA
M19上に確保された所定領域302に一旦格納され
る。この所定領域302においては、装着可能な用紙カ
セット数に応じた領域(給紙装置A1,A2,A3,A
4)が設けられ、各領域に変更された識別子M’
[1],M’[2],M’[3],M’[4]が格納さ
れる。
【0056】次に、用紙カセットの用紙の交換の有無を
検出するためのメディア交換フラグについて図4を参照
しながら説明する。図4は用紙カセットの用紙の交換の
有無を検出するためのメディア交換フラグの構成を示す
図である。
【0057】メディア交換フラグは、図4に示すよう
に、外部メモリ14の所定領域401に各用紙カセット
毎に格納され、用紙カセットの用紙が交換されると、こ
の用紙カセットに対して「TRUE」に設定され、用紙
の交換後に所定条件を満足すれば、「FALSE」に設
定される。例えば、用紙の交換後にこの用紙カセットか
ら給紙が行われたときなどには、この用紙カセットに対
するメディア交換フラグは「FALSE」にリセットさ
れる。
【0058】次に、プリンタ1000においては、印刷
処理に際して対応する用紙カセットの用紙を交換する際
には、用紙カセットの用紙を対応する種類の用紙に交換
するための作業と、給紙装置に対する識別子を交換後の
用紙の種類に対応する識別子に変更する作業とをそれぞ
れ個別に行われる。本例では、最初に、用紙が交換され
る用紙カセットに対する識別子を交換後の用紙の種類に
対応する識別子に変更するものとする。操作部1012
により識別子を変更すると、指定された種類の用紙と用
紙カセットとの対応関係を整合させるための処理が上記
給紙装置管理システムにより行われる。
【0059】この処理について図5を参照しながら具体
的に説明する。図5は図1の印刷装置の給紙装置管理シ
ステムの処理手順を示すフローチャートである。
【0060】操作部1012により用紙カセットに対す
る識別子を変更するときには、図5に示すように、ま
ず、ステップS501において、用紙カセットに対する
識別子を変更するためのメディアタイプ設定処理を行
う。このメディアタイプ設定処理では、用紙カセットと
それに対する識別子とを操作部1012により入力し、
この入力した識別子を用紙カセットに対応付けてRAM
19に一旦格納する(図3(b)を参照)。続くステッ
プS502では、メディアタイプ設定処理が終了したか
否かを判定し、メディアタイプ設定処理が終了指定とき
には、上記ステップS501に戻り、メディアタイプ設
定処理を再度実行する。
【0061】メディアタイプ設定処理が終了したときに
は、上記ステップS503に進み、用紙カセットを示す
変数Cに「1」を代入し、続くステップS504で、外
部メモリ14に格納されている識別子M[C]とRAM
19に保持されている識別子M’[C]とが一致するか
否かを判定し、それらが一致しないときにはステップS
505に進む。ステップS505では、外部メモリ14
に格納されているC番目のメディア交換フラグが「TR
UE」であるか否かを判定し、C番目のメディア交換フ
ラグが「TRUE」でないすなわち「FALSE」であ
れば、C番目の用紙カセットの用紙が変更された識別子
に対応する用紙に交換されていないと判断してステップ
S506に進み、C番目の用紙カセットの用紙を交換す
ることを示すメディア交換要求メッセージを操作部10
12の表示パネルに表示し、再度上記ステップS505
に戻る。そして、C番目のメディア交換フラグが「TR
UE」になるまで、すなわちC番目の用紙カセットの用
紙が交換されるまで、上記ステップS505、ステップ
S506が繰り返される。
【0062】これに対し、上記ステップS505におい
て、C番目のメディア交換フラグが「TRUE」である
と判定されると、C番目の用紙カセットの用紙が対応す
る種類の用紙に交換されていると判断してステップS5
07で、C番目のメディア交換フラグに「FALSE」
を設定し、続くステップS508で、外部メモリ14に
格納されている識別子M[C]をRAM19に保持され
ている識別子M’[C]に更新する。
【0063】次いで、ステップS509に進み、用紙カ
セットを示す変数Cを1インクリメントし、続くステッ
プS510で、変数Cが用紙カセットの数を超えたか否
かを判定する。変数Cが用紙カセットの数を超えていな
いときには、上記ステップS504に戻り、該ステップ
S504からの処理を繰り返す。変数Cが用紙カセット
の数を超えたときには、本処理を終了する。
【0064】上記ステップS504において、外部メモ
リ14に格納されている識別子M[C]とRAM19に
保持されている識別子M’[C]とが一致すると判定さ
れたときには、上記ステップS505およびステップS
507をスキップして上記ステップS508に進む。
【0065】ここで、外部メモリ14に格納されている
識別子M[C]とRAM19に保持されている識別子
M’[C]とが一致しない状態中には、印刷処理開始を
指示しないように設定されている。
【0066】このように本実施の形態では、各用紙カセ
ットの内の少なくとも1つの用紙カセットに対する識別
子を変更したときに、対応する用紙カセットにおける用
紙の交換が行われるまでは、この変更された識別子を無
効と見なすから、用紙カセットの用紙を交換する際に、
用紙カセットの用紙交換と、用紙カセットに対する識別
子変更とをそれぞれ個別に行うことに起因する、識別子
と用紙カセット内の用紙種類との不整合の発生を未然に
防止することができ、指定した種類と異なるの用紙を用
いた印刷処理が行われるなど、不正な印刷処理を回避す
ることができる。
【0067】また、C番目の用紙カセットに対する識別
子が変更されたが、C番目の用紙カセットの用紙が変更
された識別子に対応する用紙に交換されていないときに
は、C番目の用紙カセットの用紙を交換することを示す
メディア交換要求メッセージを操作部1012の表示パ
ネルに表示するから、用紙の交換をユーザに確実に促す
ことができる。
【0068】(実施の第2形態)次に、本発明の実施の
第2形態について図6を参照しながら説明する。図6は
本発明の印刷装置の実施の第2形態における給紙装置管
理システムの処理手順を示すフローチャートである。な
お、本実施の形態は、上述の実施の第1形態と同じ構成
を有し、その説明は省略する。
【0069】本実施の形態は、上述の実施の第1形態に
対し、給紙装置管理システムにより、各用紙カセットの
内の少なくとも1つの用紙カセットの用紙が交換される
と、用紙が交換された用紙カセットに対する識別子が対
応する識別子に変更されるまで、外部メモリ14に保持
されている識別子M[C]を識別子を無効と見なす点で
異なる。
【0070】本実施の形態においては、上述の実施の第
1形態と同様に、印刷処理に際して対応する用紙カセッ
トの用紙を交換する際には、用紙カセットの用紙を対応
する種類の用紙に交換するための作業と、給紙装置に対
する識別子を交換後の用紙の種類に対応する識別子に変
更する作業とをそれぞれ個別に行われる。本例では、最
初に、用紙カセットの用紙交換を行うものとする。この
用紙カセットの用紙交換を行うと、指定された種類の用
紙と用紙カセットとの対応関係を整合させるための処理
が上記給紙装置管理システムにより行われる。
【0071】この処理について図6を参照しながら具体
的に説明する。なお、本処理は印刷処理開始前などに定
期的に実行される。
【0072】図6を参照するに、まず、ステップS60
1において、用紙カセットを示す変数Cに「1」を代入
し、続くステップS602で、外部メモリ14に格納さ
れているC番目のメディア交換フラグが「TRUE」で
あれば、C番目の用紙カセットの用紙が交換されたと判
断してステップS603に進み、メディアタイプ設定要
求処理を実行する。このメディアタイプ設定要求処理で
は、用紙が交換された用紙カセットに対する識別子を変
更するための入力操作をユーザに要求するためのメッセ
ージを操作部1012のパネルに表示し、操作部101
2から入力された識別子をRAM19に一旦格納する。
そしてステップS604に進み、変更する識別子の入力
が終了したか否かを判定し、この識別子の入力が終了し
ていないときには、再度上記ステップS603に戻り、
識別子の入力を繰り返す。これに対し、識別子の入力が
終了すると、ステップS605に進み、外部メモリ14
に格納されている識別子M[C]をRAM19に保持さ
れている識別子M’[C](上記ステップS603で入
力された識別子)に更新し、そしてステップS605に
進む。また、上記ステップS602においてC番目のメ
ディア交換フラグが「TRUE」でないすなわち「FA
LSE」であれば、C番目の用紙カセットの用紙交換が
行われていないと判断して上記ステップS603、ステ
ップS604、ステップS605をスキップしてステッ
プS606に進む。
【0073】ステップS606では、用紙カセットを示
す変数Cを1インクリメントし、続くステップS607
で、変数Cが用紙カセットの数を超えたか否かを判定す
る。変数Cが用紙カセットの数を超えていないときに
は、上記ステップS602に戻り、該ステップS602
からの処理を繰り返す。変数Cが用紙カセットの数を超
えたときには、本処理を終了する。
【0074】ここで、本処理中に印刷処理の開始要求を
受け付けた場合でも、印刷処理開始を指示しないように
設定されている。
【0075】このように本実施の形態では、各用紙カセ
ットの内の少なくとも1つの用紙カセットの用紙が交換
されると、用紙が交換された用紙カセットに対する識別
子が対応する識別子に変更されるまで、外部メモリ14
に保持されている識別子M[C]を識別子を無効と見な
すから、用紙カセットの用紙を交換する際に、用紙カセ
ットの用紙交換と、用紙カセットに対する識別子変更と
をそれぞれ個別に行うことに起因する、識別子と用紙カ
セット内の用紙種類との不整合の発生を未然に防止する
ことができ、指定した種類と異なるの用紙を用いた印刷
処理が行われるなど、不正な印刷処理を回避することが
できる。
【0076】なお、上述の各実施の形態では、レーザビ
ームプリンタ1000とホストコンピュータから構成さ
れているシステムを例に説明したが、本発明の原理は少
数のホストコンピュータで1台のプリンタを共用するよ
うなシステムに適用することも可能である。
【0077】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
印刷装置によれば、複数の給紙装置のそれぞれに対する
識別子の変更を行う識別子変更手段と、複数の給紙装置
にそれぞれ格納されている転写材の交換の有無を検出す
る交換状態検出手段とを備え、識別子変更手段により複
数の給紙装置の内の少なくとも1つの給紙装置に対する
識別子を変更したときに、交換状態検出手段の検出結果
に基づき識別子が変更された給紙装置に対してその転写
材の交換が行われたことを認識するまで、変更された識
別子を無効と見なすから、給紙装置の用紙を交換する際
に、給紙装置の用紙交換と、給紙装置に対する識別子変
更とをそれぞれ個別に行うことに起因する、識別子と給
紙装置内の用紙種類との不整合の発生を未然に防止する
ことができ、不正な印刷処理を回避することができる。
【0078】請求項2記載の印刷装置によれば、さら
に、情報を表示するための表示手段を備え、変更された
識別子を無効と見なす期間中は、識別子が変更された給
紙装置に対する転写材の交換をユーザに促すための情報
を表示手段に表示するから、識別子が変更された給紙装
置に対する転写材の交換をユーザに確実に知らせること
ができる。
【0079】請求項3記載の印刷装置によれば、変更さ
れた識別子を無効と見なす期間中は、印刷処理の開始を
禁止するから、不正な印刷処理を確実に回避することが
できる。
【0080】請求項4記載の印刷装置によれば、識別子
が変更された給紙装置に対してその転写材の交換が行わ
れたことを認識すると、変更された識別子を有効である
とし、識別子保持手段における対応する識別子を変更さ
れた識別子に更新するように構成することができる。
【0081】請求項5記載の印刷装置によれば、複数の
給紙装置のそれぞれに対する識別子の変更を行う識別子
変更手段と、複数の給紙装置にそれぞれ格納されている
転写材の交換の有無を検出する交換状態検出手段とを備
え、交換状態検出手段の検出結果に基づき複数の給紙装
置の内の前記転写材の交換が行われた給紙装置を認識す
ると、転写材の交換が行われた給紙装置に対する識別子
を交換後の転写材に対応する識別子に識別子変更手段に
より変更するまで、識別子保持手段における転写材が交
換された給紙装置に対する識別子を無効と見なすから、
給紙装置の用紙を交換する際に、給紙装置の用紙交換
と、給紙装置に対する識別子変更とをそれぞれ個別に行
うことに起因する、識別子と給紙装置内の用紙種類との
不整合の発生を未然に防止することができ、不正な印刷
処理を回避することができる。
【0082】請求項6記載の印刷装置によれば、さら
に、情報を表示するための表示手段を備え、識別子保持
手段における転写材が交換された給紙装置に対する識別
子を無効と見なす期間中には、転写材の交換が行われた
給紙装置に対する識別子を交換後の転写材に対応する識
別子に識別子変更手段により変更することをユーザに促
すための情報を表示手段に表示するから、転写材の交換
が行われた給紙装置に対する識別子を交換後の転写材に
対応する識別子に変更することをユーザに確実に通知す
ることができる。
【0083】請求項7記載の印刷装置によれば、識別子
保持手段における転写材が交換された給紙装置に対する
識別子を無効と見なす期間中には、印刷処理の開始を禁
止するから、不正な印刷処理を確実に回避することがで
きる。
【0084】請求項8記載の印刷装置によれば、識別子
変更手段により転写材の交換が行われた給紙装置に対す
る識別子を対応する識別子に変更したときには、識別子
保持手段における対応する識別子を変更された識別子に
更新するように構成することができる。
【0085】請求項9記載の給紙装置管理方法によれ
ば、複数の給紙装置の内の少なくとも1つの給紙装置に
対する識別子を変更したときに、複数の給紙装置におけ
る転写材の交換の有無に対する検出結果に基づき識別子
が変更された給紙装置に対してその転写材の交換が行わ
れたことを認識するまで、変更された識別子を無効と見
なすから、給紙装置の用紙を交換する際に、給紙装置の
用紙交換と、給紙装置に対する識別子変更とをそれぞれ
個別に行うことに起因する、識別子と給紙装置内の用紙
種類との不整合の発生を未然に防止することができ、不
正な印刷処理を回避することができる。
【0086】請求項10記載の給紙装置管理方法によれ
ば、さらに、変更された識別子を無効と見なす期間中
は、識別子が変更された給紙装置に対する転写材の交換
をユーザに促すための情報を表示手段に表示するから、
識別子が変更された給紙装置に対する転写材の交換をユ
ーザに確実に知らせることができる。
【0087】請求項11記載の給紙装置管理方法によれ
ば、変更された識別子を無効と見なす期間中は、印刷処
理の開始を禁止するから、印刷処理の開始を禁止するか
ら、不正な印刷処理を確実に回避することができる。
【0088】請求項12記載の給紙装置管理方法によれ
ば、識別子が変更された給紙装置に対してその転写材の
交換が行われたことを認識すると、変更された識別子を
有効であるとし、識別子保持手段における対応する識別
子を変更された識別子に更新するように構成することが
できる。
【0089】請求項13記載の給紙装置管理方法によれ
ば、複数の給紙装置にそれぞれ格納されている転写材の
交換の有無を検出し、該検出結果に基づき複数の給紙装
置の内の転写材の交換が行われた給紙装置を認識する
と、転写材の交換が行われた給紙装置に対する識別子を
交換後の転写材に対応する識別子に変更するまで、識別
子保持手段における転写材が交換された給紙装置に対す
る識別子を無効と見なすから、給紙装置の用紙を交換す
る際に、給紙装置の用紙交換と、給紙装置に対する識別
子変更とをそれぞれ個別に行うことに起因する、識別子
と給紙装置内の用紙種類との不整合の発生を未然に防止
することができ、不正な印刷処理を回避することができ
る。
【0090】請求項14記載の給紙装置管理方法によれ
ば、識別子保持手段における転写材が交換された給紙装
置に対する識別子を無効と見なす期間中には、転写材の
交換が行われた給紙装置に対する識別子を交換後の転写
材に対応する識別子に変更することをユーザに促すため
の情報を表示手段に表示するから、転写材の交換が行わ
れた給紙装置に対する識別子を交換後の転写材に対応す
る識別子に変更することをユーザに確実に通知すること
ができる。
【0091】請求項15記載の給紙装置管理方法によれ
ば、識別子保持手段における転写材が交換された給紙装
置に対する識別子を無効と見なす期間中には、印刷処理
の開始を禁止するから、不正な印刷処理を確実に回避す
ることができる。
【0092】請求項16記載の給紙装置管理方法によれ
ば、転写材の交換が行われた給紙装置に対する識別子を
対応する識別子に変更したときには、識別子保持手段に
おける対応する識別子を変更された識別子に更新するよ
うに構成することができる。
【0093】請求項17記載の記憶媒体によれば、プロ
グラムが、複数の給紙装置に対してそれぞれ設定された
識別子を記憶手段に保持する識別子保持モジュールと、
複数の給紙装置のそれぞれに対する識別子の変更を行う
識別子変更モジュールと、複数の給紙装置にそれぞれ格
納されている転写材の交換の有無を検出する交換状態検
出モジュールと、識別子変更モジュールにより複数の給
紙装置の内の少なくとも1つの給紙装置に対する識別子
を変更したときに、交換状態検出モジュールの検出結果
に基づき識別子が変更された給紙装置に対してその転写
材の交換が行われたことを認識するまで、変更された識
別子を無効と見なす識別子見做しモジュールとを有する
から、給紙装置の用紙を交換する際に、給紙装置の用紙
交換と、給紙装置に対する識別子変更とをそれぞれ個別
に行うことに起因する、識別子と給紙装置内の用紙種類
との不整合の発生を未然に防止することができ、不正な
印刷処理を回避することができる。
【0094】請求項18記載の記憶媒体によれば、プロ
グラムが、さらに、変更された識別子を無効と見なす期
間中は、識別子が変更された給紙装置に対する転写材の
交換をユーザに促すための情報を表示手段に表示する表
示モジュールを有するから、識別子が変更された給紙装
置に対する転写材の交換をユーザに確実に知らせること
ができる。
【0095】請求項19記載の記憶媒体によれば、プロ
グラムが、さらに、変更された識別子を無効と見なす期
間中は、印刷処理の開始を禁止するための指示を出す印
刷処理禁止指示モジュールを有するから、不正な印刷処
理を確実に回避することができる。
【0096】請求項20記載の記憶媒体によれば、識別
子見做しモジュールで、識別子が変更された給紙装置に
対してその転写材の交換が行われたことを認識すると、
変更された識別子を有効であるとし、記憶手段における
対応する識別子を変更された識別子に更新するように構
成することができる。
【0097】請求項21記載の記憶媒体によれば、プロ
グラムが、複数の給紙装置に対してそれぞれ設定された
識別子を記憶手段に保持する識別子保持モジュールと、
複数の給紙装置のそれぞれに対する識別子の変更を行う
識別子変更モジュールと、複数の給紙装置にそれぞれ格
納されている転写材の交換の有無を検出する交換状態検
出モジュールと、交換状態検出モジュールの検出結果に
基づき複数の給紙装置の内の前記転写材の交換が行われ
た給紙装置を認識すると、転写材の交換が行われた給紙
装置に対する識別子を交換後の転写材に対応する識別子
に識別子変更モジュールにより変更するまで、記憶手段
における転写材が交換された給紙装置に対する識別子を
無効と見なす識別子見做しモジュールとを有するから、
給紙装置の用紙を交換する際に、給紙装置の用紙交換
と、給紙装置に対する識別子変更とをそれぞれ個別に行
うことに起因する、識別子と給紙装置内の用紙種類との
不整合の発生を未然に防止することができ、不正な印刷
処理を回避することができる。
【0098】請求項22記載の記憶媒体によれば、プロ
グラムが、さらに、記憶手段における転写材が交換され
た給紙装置に対する識別子を無効と見なす期間中には、
転写材の交換が行われた給紙装置に対する識別子を交換
後の転写材に対応する識別子に識別子変更モジュールに
より変更することをユーザに促すための情報を表示手段
に表示する表示モジュールを有するから、転写材の交換
が行われた給紙装置に対する識別子を交換後の転写材に
対応する識別子に変更することをユーザに確実に通知す
ることができる。
【0099】請求項23記載の記憶媒体によれば、プロ
グラムが、さらに、記憶手段における転写材が交換され
た給紙装置に対する識別子を無効と見なす期間中には、
印刷処理の開始を禁止する印刷処理開始禁止モジュール
を有するから、不正な印刷処理を確実に回避することが
できる。
【0100】請求項24記載の記憶媒体によれば、識別
子見做しモジュールで、識別子変更モジュールにより転
写材の交換が行われた給紙装置に対する識別子を対応す
る識別子に変更したときには、記憶手段における対応す
る識別子を変更された識別子に更新するように構成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷装置の実施の第1形態の構成図で
ある。
【図2】図1の印刷装置の制御構成を示すブロック図で
ある。
【図3】(a)は外部メモリ14における各用紙カセッ
トに対して設定された識別子の構成を示す図、(b)は
RAM19における変更された識別子の構成を示す図で
ある。
【図4】用紙カセットの用紙の交換の有無を検出するた
めのメディア交換フラグの構成を示す図である。
【図5】図1の印刷装置の給紙装置管理システムの処理
手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の印刷装置の実施の第2形態における給
紙装置管理システムの処理手順を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
12 CPU 13 ROM 14 外部メモリ 17 印刷部 19 RAM 1000 レーザビームプリンタ 1001 プリンタ制御ユニット 1012 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 21/00 370 G03G 21/00 370

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の給紙装置毎にそれに格納されてい
    る転写材の種類を特定するための識別子を保持する識別
    子保持手段が設けられ、前記識別子保持手段に保持され
    ている識別子に基づき前記複数の給紙装置の中から所望
    の種類の転写材を格納している給紙装置を選択する印刷
    装置において、前記複数の給紙装置のそれぞれに対する
    識別子の変更を行う識別子変更手段と、前記複数の給紙
    装置にそれぞれ格納されている転写材の交換の有無を検
    出する交換状態検出手段とを備え、前記識別子変更手段
    により前記複数の給紙装置の内の少なくとも1つの給紙
    装置に対する前記識別子を変更したときに、前記交換状
    態検出手段の検出結果に基づき前記識別子が変更された
    給紙装置に対してその転写材の交換が行われたことを認
    識するまで、前記変更された識別子を無効と見なすこと
    を特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 さらに、情報を表示するための表示手段
    を備え、前記変更された識別子を無効と見なす期間中
    は、前記識別子が変更された給紙装置に対する転写材の
    交換をユーザに促すための情報を前記表示手段に表示す
    ることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記変更された識別子を無効と見なす期
    間中は、印刷処理の開始を禁止することを特徴とする請
    求項1記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記識別子が変更された給紙装置に対し
    てその転写材の交換が行われたことを認識すると、前記
    変更された識別子を有効であるとし、前記識別子保持手
    段における対応する識別子を前記変更された識別子に更
    新することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つ
    に記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 複数の給紙装置毎にそれに格納されてい
    る転写材の種類を特定するための識別子を保持する識別
    子保持手段が設けられ、前記識別子保持手段に保持され
    ている識別子に基づき前記複数の給紙装置の中から所望
    の種類の転写材を格納している給紙装置を選択する印刷
    装置において、前記複数の給紙装置のそれぞれに対する
    識別子の変更を行う識別子変更手段と、前記複数の給紙
    装置にそれぞれ格納されている転写材の交換の有無を検
    出する交換状態検出手段とを備え、前記交換状態検出手
    段の検出結果に基づき前記複数の給紙装置の内の前記転
    写材の交換が行われた給紙装置を認識すると、前記転写
    材の交換が行われた給紙装置に対する識別子を前記交換
    後の転写材に対応する識別子に前記識別子変更手段によ
    り変更するまで、前記識別子保持手段における前記転写
    材が交換された給紙装置に対する識別子を無効と見なす
    ことを特徴とする印刷装置。
  6. 【請求項6】 さらに、情報を表示するための表示手段
    を備え、前記識別子保持手段における前記転写材が交換
    された給紙装置に対する識別子を無効と見なす期間中に
    は、前記転写材の交換が行われた給紙装置に対する識別
    子を前記交換後の転写材に対応する識別子に前記識別子
    変更手段により変更することをユーザに促すための情報
    を前記表示手段に表示することを特徴とする請求項5記
    載の印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記識別子保持手段における前記転写材
    が交換された給紙装置に対する識別子を無効と見なす期
    間中には、印刷処理の開始を禁止することを特徴とする
    請求項6記載の印刷装置。
  8. 【請求項8】 前記識別子変更手段により前記転写材の
    交換が行われた給紙装置に対する識別子を対応する識別
    子に変更したときには、前記識別子保持手段における対
    応する識別子を前記変更された識別子に更新することを
    特徴とする請求項5ないし7のいずれか1つに記載の印
    刷装置。
  9. 【請求項9】 複数の給紙装置毎にそれに格納されてい
    る転写材の種類を特定するための識別子を保持する識別
    子保持手段が設けられ、前記識別子保持手段に保持され
    ている各識別子に基づき前記複数の給紙装置の中から所
    望の種類の転写材を格納している給紙装置を選択する印
    刷装置に用いられる給紙装置管理方法において、前記複
    数の給紙装置の内の少なくとも1つの給紙装置に対する
    前記識別子を変更したときに、前記複数の給紙装置にお
    ける前記転写材の交換の有無に対する検出結果に基づき
    前記識別子が変更された給紙装置に対してその転写材の
    交換が行われたことを認識するまで、前記変更された識
    別子を無効と見なすことを特徴とする給紙装置管理方
    法。
  10. 【請求項10】 さらに、前記変更された識別子を無効
    と見なす期間中は、前記識別子が変更された給紙装置に
    対する転写材の交換をユーザに促すための情報を表示手
    段に表示することを特徴とする請求項9記載の給紙装置
    管理方法。
  11. 【請求項11】 前記変更された識別子を無効と見なす
    期間中は、印刷処理の開始を禁止することを特徴とする
    請求項9記載の給紙装置管理方法。
  12. 【請求項12】 前記識別子が変更された給紙装置に対
    してその転写材の交換が行われたことを認識すると、前
    記変更された識別子を有効であるとし、前記識別子保持
    手段における対応する識別子を前記変更された識別子に
    更新することを特徴とする請求項9ないし11のいずれ
    か1つに記載の給紙装置管理方法。
  13. 【請求項13】 複数の給紙装置毎にそれに格納されて
    いる転写材の種類を特定するための識別子を保持する識
    別子保持手段が設けられ、前記識別子保持手段に保持さ
    れている各識別子に基づき前記複数の給紙装置の中から
    所望の種類の転写材を格納している給紙装置を選択する
    印刷装置に用いられる給紙装置管理方法において、前記
    複数の給紙装置にそれぞれ格納されている転写材の交換
    の有無を検出し、該検出結果に基づき前記複数の給紙装
    置の内の前記転写材の交換が行われた給紙装置を認識す
    ると、前記転写材の交換が行われた給紙装置に対する識
    別子を前記交換後の転写材に対応する識別子に変更する
    まで、前記識別子保持手段における前記転写材が交換さ
    れた給紙装置に対する識別子を無効と見なすことを特徴
    とする給紙装置管理方法。
  14. 【請求項14】 前記識別子保持手段における前記転写
    材が交換された給紙装置に対する識別子を無効と見なす
    期間中には、前記転写材の交換が行われた給紙装置に対
    する識別子を前記交換後の転写材に対応する識別子に変
    更することをユーザに促すための情報を表示手段に表示
    することを特徴とする請求項13記載の給紙装置管理方
    法。
  15. 【請求項15】 前記識別子保持手段における前記転写
    材が交換された給紙装置に対する識別子を無効と見なす
    期間中には、印刷処理の開始を禁止することを特徴とす
    る請求項13記載の給紙装置管理方法。
  16. 【請求項16】 前記転写材の交換が行われた給紙装置
    に対する識別子を対応する識別子に変更したときには、
    前記識別子保持手段における対応する識別子を前記変更
    された識別子に更新することを特徴とする請求項13な
    いし15のいずれか1つに記載の給紙装置管理方法。
  17. 【請求項17】 複数の給紙装置毎にそれに格納されて
    いる転写材の種類を特定可能に設定された識別子に基づ
    き前記複数の給紙装置の中から所望の種類の転写材を格
    納している給紙装置を選択するための給紙装置管理シス
    テムを印刷装置上に構築するためのプログラムを格納し
    た記憶媒体において、前記プログラムは、前記複数の給
    紙装置に対してそれぞれ設定された識別子を記憶手段に
    保持する識別子保持モジュールと、前記複数の給紙装置
    のそれぞれに対する識別子の変更を行う識別子変更モジ
    ュールと、前記複数の給紙装置にそれぞれ格納されてい
    る転写材の交換の有無を検出する交換状態検出モジュー
    ルと、前記識別子変更モジュールにより前記複数の給紙
    装置の内の少なくとも1つの給紙装置に対する前記識別
    子を変更したときに、前記交換状態検出モジュールの検
    出結果に基づき前記識別子が変更された給紙装置に対し
    てその転写材の交換が行われたことを認識するまで、前
    記変更された識別子を無効と見なす識別子見做しモジュ
    ールとを有することを特徴とする記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記プログラムは、さらに、前記変更
    された識別子を無効と見なす期間中は、前記識別子が変
    更された給紙装置に対する転写材の交換をユーザに促す
    ための情報を表示手段に表示する表示モジュールを有す
    ることを特徴とする請求項17記載の記憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記プログラムは、さらに、前記変更
    された識別子を無効と見なす期間中は、印刷処理の開始
    を禁止するための指示を出す印刷処理禁止指示モジュー
    ルを有することを特徴とする請求項17記載の記憶媒
    体。
  20. 【請求項20】 前記識別子見做しモジュールは、前記
    識別子が変更された給紙装置に対してその転写材の交換
    が行われたことを認識すると、前記変更された識別子を
    有効であるとし、前記記憶手段における対応する識別子
    を前記変更された識別子に更新することを特徴とする請
    求項17ないし19のいずれか1つに記載の記憶媒体。
  21. 【請求項21】 複数の給紙装置毎にそれに格納されて
    いる転写材の種類を特定可能に設定された識別子に基づ
    き前記複数の給紙装置の中から所望の種類の転写材を格
    納している給紙装置を選択するための給紙装置管理シス
    テムを印刷装置上に構築するためのプログラムを格納し
    た記憶媒体において、前記プログラムは、前記複数の給
    紙装置に対してそれぞれ設定された識別子を記憶手段に
    保持する識別子保持モジュールと、前記複数の給紙装置
    のそれぞれに対する識別子の変更を行う識別子変更モジ
    ュールと、前記複数の給紙装置にそれぞれ格納されてい
    る転写材の交換の有無を検出する交換状態検出モジュー
    ルと、前記交換状態検出モジュールの検出結果に基づき
    前記複数の給紙装置の内の前記転写材の交換が行われた
    給紙装置を認識すると、前記転写材の交換が行われた給
    紙装置に対する識別子を前記交換後の転写材に対応する
    識別子に前記識別子変更モジュールにより変更するま
    で、前記記憶手段における前記転写材が交換された給紙
    装置に対する識別子を無効と見なす識別子見做しモジュ
    ールとを有することを特徴とする記憶媒体。
  22. 【請求項22】 前記プログラムは、さらに、前記記憶
    手段における前記転写材が交換された給紙装置に対する
    識別子を無効と見なす期間中には、前記転写材の交換が
    行われた給紙装置に対する識別子を前記交換後の転写材
    に対応する識別子に前記識別子変更モジュールにより変
    更することをユーザに促すための情報を表示手段に表示
    する表示モジュールを有することを特徴とする請求項2
    1記載の記憶媒体。
  23. 【請求項23】 前記プログラムは、さらに、前記記憶
    手段における前記転写材が交換された給紙装置に対する
    識別子を無効と見なす期間中には、印刷処理の開始を禁
    止する印刷処理開始禁止モジュールを有することを特徴
    とする請求項21記載の記憶媒体。
  24. 【請求項24】 前記識別子見做しモジュールは、前記
    識別子変更モジュールにより前記転写材の交換が行われ
    た給紙装置に対する識別子を対応する識別子に変更した
    ときには、前記記憶手段における対応する識別子を前記
    変更された識別子に更新することを特徴とする請求項2
    1ないし23のいずれか1つに記載の記憶媒体。
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