JP2002084386A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002084386A
JP2002084386A JP2000272914A JP2000272914A JP2002084386A JP 2002084386 A JP2002084386 A JP 2002084386A JP 2000272914 A JP2000272914 A JP 2000272914A JP 2000272914 A JP2000272914 A JP 2000272914A JP 2002084386 A JP2002084386 A JP 2002084386A
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JP2000272914A
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Shinichi Yoshimoto
真一 吉本
Hitoki Okuno
仁樹 奥野
Mineyuki Sako
峰行 酒向
Masaki Tanaka
雅樹 田中
Hiroyuki Maeda
裕之 前田
Akio Kasuga
昭夫 春日
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙の無駄が少なく、かつ既にプリントされて
いる画像に更に画像を上書きすることのない画像形成装
置を提供する。 【手段】 タイミング制御部23は、操作パネルからの
指示を契機として、原稿読取り部9に原稿用スキャナ8
を駆動させて原稿画像をスキャンさせるとともに、記録
紙読取り部22には用紙カセット14または15から給
紙された記録紙を記録紙用スキャナ21により読取らせ
る。プリント領域検出部24は、記録紙読取り部22よ
り記録紙の画像データを受けて、プリント領域を検出す
る。画像修整部25は、当該プリント領域から記録シー
トの余白部分を判別すると共に、原稿読取り部9から原
稿の画像データを受けて、前記余白部分にあわせてプリ
ント方法(位置、方向、サイズ)を決定して、原稿画像
のデータを修整する。画像形成部26は、レーザ光学系
4、作像系5、搬送系6を駆動して、修整された画像を
記録紙にプリントする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録シートに画像を形成
する画像形成装置であって、特に使用済みの記録シート
に画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ等の画像形成装置を用
いる場合、紙を節約するために、裏紙など使用済みの紙
に更に画像を印刷することが今日では常識となっている
のだが、裏紙を使用する際、表裏を間違えて用紙カセッ
トに装填し、使用済みの紙面に更に画像を上書きしてし
まうことがままある。
【0003】このような問題に対して、例えば特開平1
0−293505号公報では、紙面の印刷状態を自動的
に判別して、印刷対象面に既に印刷された面がきている
場合、その紙は排紙して別の紙を使用したり、反転して
印刷されていない面を印刷対象面とする画像形成装置が
提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に開示の画像形成装置においては、紙面に少しでも印
刷されていると排紙したり、裏面に印刷したりするた
め、紙面に大きな余白があっても利用することができな
いという問題点がある。紙面に大きな余白がある場合、
その余白に画像を印刷すれば更に紙資源を節約すること
ができるのだが、そのような紙面に無条件に画像を印刷
すると既存の印刷部分に上書きされる部分ができ、場合
によっては当該部分の画像はまったく読めなくなってし
まう。かといって、印刷する画像と紙面の余白を見比べ
て適当な紙を選ぶのは大層骨が折れるし、散々探した挙
句、手頃な紙が見つからなかったり、うまく印刷できな
いことも大いにあり得ることである。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、紙面の余白を利用し、更に無駄のな
い、かつ上書きされることによって画像が見づらくなる
ことのない画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る画像形成装置は、記録シートに画像を
プリントする画像形成装置であって、前記記録シートの
既プリント領域またはそれを除く余白部分を判別する判
別手段と、前記余白部分のみに画像をプリントするプリ
ント手段とを備えることを特徴とする。このように記録
シートの余白部分に原稿画像を複写すれば、記録シート
を節約できると同時に、複写した原稿画像を見易くする
ことができる。
【0007】また、前記画像形成装置は、記録シート上
の画像をプリントされた領域を示すプリント情報であっ
て、かつ当該記録シートにプリントされたプリント情報
を検出するプリント情報検出手段を備え、前記判別手段
は、前記プリント情報を用いて余白部分を判別すること
を特徴とする。このようにすれば、余白部分を高速に判
別することができるので、結果として余白部分に対する
複写に要する時間を短縮することができる。
【0008】更に、前記画像形成装置は、画像を記録シ
ートにプリントする際に、その画像が記録シート上にプ
リントされる領域を示すプリント情報を当該記録シート
にプリントするプリント情報プリント手段を備えること
を特徴とする。また、前記プリント情報プリント手段
は、画像がまったくプリントされていない記録シートを
対象として、プリント情報をプリントすることを特徴と
する。
【0009】また、本発明に係る画像形成装置は、前記
プリント情報により示された領域の境界付近に、当該領
域と余白部分とを区別する所定の画像をプリントするこ
とを特徴とする。更に、本発明に係る画像形成装置は、
前記プリント情報により示された領域と余白部分とを区
別する所定の画像を、前記余白部分にプリントすること
を特徴とする。
【0010】また、本発明に係る画像形成装置は、前記
プリント情報により示された領域と余白部分とを区別す
る所定の画像を、前記既プリント領域にプリントするこ
とを特徴とする。以上のようにすれば、新たに余白部分
にプリントした画像ともともと記録シートにプリントさ
れていた画像を容易に識別することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施の形態について図面を用
いて説明する。 (1)複写機の構成 図1に、本実施の形態に係るデジタルフルカラー複写機
1(以下、単に「複写機」という)の概略断面図を示
す。この複写機1は転写ベルトに沿って配置された複数
の画像形成ユニットにより形成された画像を多重転写す
ることによりカラー画像を形成するいわゆるタンデム型
のカラー複写機である。
【0012】複写機1は、原稿画像を読取るイメージリ
ーダ部2とイメージリーダ部2で読取った画像を再現す
るプリンタ部3とに大きく分けられる。イメージリーダ
部2は、プラテンガラス7上の原稿を走査してR、G、
Bの電気信号として読取る原稿用スキャナ8、これによ
り得られた電気信号に対し階調データへの変換などの処
理を行う原稿読取り部9よりなる。
【0013】プリンタ部3は、プリンタ制御部10、レ
ーザ光学系4、作像系5、搬送系6よって構成されてい
る。原稿読取り部9から画像データを受け取ると、プリ
ンタ制御部10はレーザ光学系4のプリンタヘッド11
C〜11Kを駆動して、感光体ドラム12C〜12Kを
露光、静電潜像を形成した後、現像器13C〜13Kに
より当該静電潜像を現像する。これと並行して、用紙カ
セット14または15から給紙された記録紙が、駆動ロ
ーラ16、従動ローラ17により張架されて定速で回動
される転写ベルト18によりタイミングを取りながら搬
送され、記録紙用スキャナ21にてプリント状態を読取
られた後、上記感光体ドラム12C〜12Kに形成され
た各色のトナー像が、上記記録紙上に順次転写される。
記録紙は、定着器19によりトナー像を定着され、排紙
トレイ20上に排出される。なお、記録紙用スキャナ2
1にて得られた電気信号は記録紙読取り部22にて階調
データへの変換等、処理される。 (2)制御系の構成 次に複写機1内に設置される制御系の構成について図2
のブロック図に基づき説明する。この制御系は、原稿読
取り部9、記録紙読取り部22およびプリンタ制御部1
0の3つの部分からなり、これらが連携して原稿用スキ
ャナ8、記録紙用スキャナ21、レーザ光学系4、作像
系5、搬送系6を駆動して一連の複写処理を実行する。
【0014】原稿読取り部9は、原稿用スキャナ8を駆
動して原稿画像をスキャンする。このスキャン動作によ
り読取られた画像信号は原稿読取り部9で階調データ変
換、シェーディング補正等が行われる。記録紙読取り部
22は、原稿読取り処理が始まると、記録紙用スキャナ
21により用紙カセット14または15から給紙された
記録紙を読取り、得られた画像信号に信号処理を施す。
【0015】プリンタ処理部10はタイミング制御部2
3、プリント領域検出部24、画像修整部25等を備
え、画像形成部26によりレーザ光学系4、作像系5、
搬送系6を駆動する。タイミング制御部23は、複写機
1全体の各制御動作のタイミングを管理する機能であっ
て、操作パネルからのコピースタートの指示を契機とし
て、原稿読取り部9、記録紙読取り部22に上述の読取
り処理を実行させる。記録紙読取り部22より記録紙の
画像データを受けたプリント領域検出部24は、記録紙
のプリント状態をチェックするとともに、後述のプリン
ト情報を検出する。画像修整部25は、プリント領域検
出部24が検出したプリント情報を受けて記録シートの
余白部分を判別する。また、画像修整部25は原稿読取
り部9から原稿の画像データを受け、前記余白部分にあ
わせてプリント方法(位置、方向、サイズ)を決定し
て、原稿画像のデータを修整する。画像形成部26は、
レーザ光学系4、作像系5、搬送系6を駆動して、修整
された前記画像を記録紙にプリントする。 (3)制御動作 次に、上記制御系による複写機1の制御動作について図
3、図4のフローチャートを参照しながら説明する。
【0016】図3は、複写機全体の制御動作のメインル
ーチンを示すフローチャートである。装置に電源が投入
されると、原稿読取り部9、プリンタ制御部10、記録
紙読取り部22が個別に起動された後、プリンタ制御部
10によりこれら機器を接続するバスが初期化され、複
写機1の起動が完了する(ステップS1)。次に、プリ
ンタ制御部10の内部タイマーをスタートさせて(ステ
ップS2)、操作パネルに対する入出力処理を実行する
(ステップS3)。続いて、現像器13C〜13K内の
トナー濃度が一定の範囲になるように制御しつつ(ステ
ップS4)、タイミング制御部23の主導により原稿の
読取りから記録紙上へのプリントに至る複写処理を実行
する(ステップS5)。その後、その他の処理として、
例えば、各色のレジストマークを転写ベルト18上に形
成してその相対的な位置ずれ量から画像の書き込み位置
を補正する色ずれ補正処理や、画像濃度制御用の上記基
準パターンを転写ベルト18上に形成させる処理など実
行した後(ステップS6)、内部タイマーの終了を待っ
てステップS2にリターンし(ステップS7)、上記ス
テップS3からS6までの処理を時間管理しながら繰り
返す。
【0017】図4は、複写処理(ステップS5)の詳細
を示したフローチャートである。複写機1は、操作パネ
ルにてコピースタートが押されると、プラテンガラス7
上の原稿を読み込む(ステップS8)。これと並行し
て、読み込んだ原稿を複写する記録紙を給紙するために
給紙動作が行なわれる(ステップS9)際に、記録紙用
スキャナ21によって記録紙を読み込み、プリント領域
検出部24にてプリント情報を検出する(ステップS1
0)。画像修整部25によりプリント情報から余白部分
を判別すると共に、後述のように原稿のプリント方法
(位置、方向(縦、横)、サイズ(変倍))を決定する
(ステップS11)。その後、画像形成部26により画
像を形成(ステップS12)、排紙する(ステップS1
3)。
【0018】なお、複写機1は、未使用の記録紙に画像
をプリントする際は、プリント情報を表示するために、
併せて以下のようなプリント情報印を記録紙の所定の位
置にプリントする。図5は、プリント情報印をプリント
した記録紙を示したものである。プリント情報印は、図
5(a)のように記録紙の隅にプリントされる。プリン
ト情報印は操作パネルからの設定により、図5(b)の
ようなバーコードまたは図5(c)のような数字列にて
プリントされる。
【0019】複写機1は、記録紙の紙面を4×4の領域
に分割し、各領域を図5(d)のようにプリント情報印
の位置を基準として領域A、B、C、・・・、Pと名付
け、各領域に数20、21、22、・・・、215を割り当
てる。そして、画像をプリントする場合、画像をプリン
トされるそれぞれ領域に割り当てられた前記の数
(2 n)の和をプリント情報印としてプリントする。例
えば、プリントする領域がAのみの場合は領域Aに割り
当てた数20(=1)をプリント情報印として、「00
001」とプリントする。また、プリントする領域が複
数の領域にまたがっている場合、例えば領域A、Bにわ
たる場合は、領域Aに対応する数20(=1)と領域B
に対応する数21(=2)を加算して「00003」と
プリントする。新たなプリント領域が領域EとFにまた
がっている場合は、24+25(=16+32=48)よ
り「00048」をプリントする。
【0020】図6は、プリント情報印に関わる処理を示
したフローチャートである。複写機1は、操作パネルに
てコピースタートが押されると、前述のように記録紙用
スキャナ21にて記録紙を読み込み、プリント領域検出
部24にて記録紙のプリント状態をチェックする(ステ
ップS14)。その結果、当該記録紙に何らかの画像が
プリントされていたら(ステップS15)、プリント情
報印はプリントしない。当該記録紙が未使用であれば
(ステップS15)、新たに画像データをプリントする
ために必要な領域を判定し(ステップS16)、この判
定に基づいてプリント情報印を作成する(ステップS1
7)。なお、ステップS16の領域判定は、画像データ
を構成する各ピクセルが前記の領域A〜Pのいずれに入
っているかに基づいて判定する。最後に、画像形成部2
6にて画像データと併せてプリント情報印を所定の位置
にプリントする(ステップS18)。なお、プリント情
報印がバーコードの場合は、上記数値をバーコードで表
現してプリントする。また、プリント情報印がプリント
された紙面の余白に画像をプリントする場合、所定の位
置にプリントされているプリント情報印を黒く塗りつぶ
す。また、プリント情報印が塗りつぶされている記録紙
を含め、プリント情報印を検出できない使用済み記録紙
は、プリント不能と判定して排紙する。
【0021】さて、画像修整部25は、上記のようなプ
リント情報に基づいて、次のようにプリント方法を決定
する。複写機1は、一般的な複写機と同様に、JISで
規定されたA列本判、B列本判の記録紙に原稿を複写
し、プリント情報印をプリントされた原稿も同規格にし
たがっているため、これらの記録紙の縦横比はすべて同
一である。記録紙の紙面を4×4に分割した上記の各領
域A、B、C、・・・、Pも同一の縦横比を有してい
る。更に、相隣り合う2つの領域を合わせた領域、例え
ば、領域AとBを合わせた領域や領域JとKを合わせた
領域は、やはり同一の縦横比を有しており、また、領域
A、B、EおよびFのように相隣り合う4つの領域を合
わせた領域も同じ縦横比を有する。画像修整部25は、
プリント情報に基づいて、記録紙の何もプリントされて
いない領域であって、上記のような縦横比を有する領域
のうち最も面積の大きい領域を見つけて、その大きさに
合わせてプリント方法を決定する。例えば、相隣り合う
4つの領域K、L、OおよびPには何もプリントされて
いない領域であって、かつそのような領域が相隣り合う
唯一の組み合わせであれば、プリント位置は領域K、
L、OおよびPを合わせた領域で、プリント方向は縦向
き、サイズは25%とする。
【0022】以上のようにすれば、使用済みの記録紙で
あっても、容易にプリント領域を判定して、余白部分に
新たに原稿を複写することができるので、紙の使用に伴
うコストを低減することができる。紙資源の節約は、森
林資源の節約にも繋がり、延いては地球環境の保護に有
効である。また、余白部分を検出して、その位置に新た
に原稿を複写し、既存のプリント部分に上書きすること
がないので、新たに複写した画像が見やすくなる。それ
でもなお、使用済みの記録紙の余白部分に新たにプリン
トすると、旧プリント部分と新規プリント部分の区別が
難しくなる場合があり得るので、複写機1は更に次のよ
うな諸機能を有する。
【0023】複写機1は、操作パネルからの設定にした
がって、前記プリント情報が示すプリント領域に次のよ
うな処理を行う。この機能について図7を参照しながら
説明する。図7(a)は、複写機1によるプリント前の
記録紙のプリント状況を示した図であり、これに対し
て、図7(b)〜(f)はプリント後の状態を示した図
である。図7(b)は、操作パネルからの設定にしたが
って、プリント領域には取消し線を書き、余白部に新規
にプリントを行った図である。図7(c)は、プリント
領域には×印を書き、余白部に新規プリントを行った場
合である。図7(d)は、プリント領域を枠で囲み“旧
印刷”の注意書きを行い、余白部に複写した原稿部分を
枠で囲って“新規印刷”の注意書きを行うものである。
図7(e)は、プリント領域を黒く塗りつぶし、余白部
に新規にプリントを行う場合、図7(f)は、プリント
領域に取消し線を書き、方向(90°)を変換し、文字
サイズを変換(縮小)した原稿画像を余白部にプリント
する場合である。このようにすれば、プリント領域と新
規にプリントした領域が区別し易く、新たに複写した原
稿が見やすくなる。
【0024】以上、本発明を実施の形態に基づいて説明
してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されない
のは勿論であり、以下のような変形例を実施することが
できる。 (変形例)上記実施の形態においては、転写ベルト18
上にある記録紙を記録紙用スキャナ21にてスキャンし
て、記録紙のプリント状態を読取っていたが、図8のよ
うに、用紙カセット14または15のいずれか一方を使
用済み記録紙専用カセットとし、当該カセットの給紙方
向先端部にランプ27とCCD(Charge Coupled Devic
e)28を配置して、記録紙のプリント状態を読取ると
してもよい。この場合、当該カセットから給紙する時の
みランプ27を点灯させて、CCD28にて記録紙のプ
リント状態を読取る。このようにすれば、記録紙の読取
る機器を小型化できるので、装置全体を小型化できると
いう利点がある。
【0025】また、上記実施の形態においては、原稿か
らスキャナを用いて読取った画像データを使用済みの記
録紙の余白部分に複写する場合について述べたが、画像
データ源はスキャナに限定されず、例えば、前記複写機
1にネットワークプリンタ機能を併有せしめ、ネットワ
ークを介してパーソナルコンピュータから送られた画像
データを使用済みの記録紙の余白部分にプリントすると
しても、本発明の効果を奏することができる。この場
合、プリント領域の情報をパーソナルコンピュータに送
付して、パーソナルコンピュータに前記画像修整部25
の機能を担わせてもよい。このようにすれば、複数のパ
ーソナルコンピュータからプリント要求がある場合、複
写機1の処理負荷を各パーソナルコンピュータに分配す
ることができるので、複写機1は専らプリント処理のみ
を行なえばよく、プリント処理を高速化することができ
る。
【0026】また、複写機1は、電子写真方式、静電記
録方式、直接記録方式、インクジェット方式など画像を
形成する方式の如何に関わらず、本発明の効果を奏する
ことができる。また、画像修整部25は、次のようにプ
リント方法を決定するとしてもよい。まず、プリント方
法のうち方向(縦、横)を決める。余白部分の横方向の
長さをX1、縦方向の長さをY1、プリントする原稿の
横方向の長さをX2縦方向の長さをY2とする。X1>
Y1のとき、X2>Y2ならそのまま、X2<Y2なら
90°回転させ縦横を変換してプリントする。同様にX
1<Y1のとき、X2>Y2なら90°回転させて縦横
を変換し、X2<Y2ならそのままプリントする。
【0027】以上のように方向を決定した後、余白部分
の面積よりも原稿の面積が大きい時には、その面積に応
じて、原稿を縮小してプリントする。ただし、縮小率に
は下限(例えば50%)を設け、下限まで縮小しても原
稿の方が余白部分よりも面積が大きい場合には、原稿中
の余白部分に収まる部分のみプリントし、残りは次の記
録紙の余白部分にプリントする。この際、元はひとつで
あった原稿を分割してプリントしたものであることが分
かるように、併せて記号(例えば、2分割された原稿に
対しては1/2、2/2等)をプリントする。このよう
にすれば、余白部分がかなり小さい場合でも、原稿を分
割してプリントするので更に紙資源を節約することがで
きる。しかも、原稿の縮小率に下限を設けているので、
原稿が縮小されすぎて判読不能となる事態を回避するこ
とができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、余白部
に適した設定で余白部にプリントすることにより、紙の
無駄を減少させることができる、と同時に上書きにより
画像が見づらくなるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係わる複写機の概略断
面図である。
【図2】 上記複写機の制御系の構成図である。
【図3】 上記複写機の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】 上記複写機の複写処理を示すフローチャート
である。
【図5】 上記複写機が処理するプリント情報印を示し
た図である。
【図6】 上記複写機のプリント情報印をプリントする
処理を示すフローチャートである。
【図7】 上記複写機がプリント処理する前後の記録紙
のプリント状態を示す図である。
【図8】 本発明の変形例に係る記録紙読取り装置の概
略を示す図である。
【符号の説明】
1 複写機 2 イメージリーダ部 3 プリンタ部 4 レーザ光学系 5 作像系 6 搬送系 7 プラテンガラス 8 原稿用スキャナ 9 原稿読取り部 10 プリンタ制御部 11C〜11K プリンタヘッド 12C〜12K 感光体ドラム 13C〜13K 現像器 14、15 用紙カセット 16 駆動ローラ 17 従動ローラ 18 転写ベルト 19 定着器 20 排紙トレイ 21 記録紙用スキャナ 22 記録紙読取り部 23 タイミング制御部 24 プリント領域検出部 25 画像修整部 26 画像形成部 27 ランプ 28 CCD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒向 峰行 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 田中 雅樹 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 前田 裕之 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 春日 昭夫 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2C087 AA14 BB10 CA03 CA04 CB03 CB12 2C187 AF01 AG11 DC01 2H027 DE02 DE07 FD01 FD02 FD08 FD10 ZA07 5C062 AA05 AA14 AB02 AB08 AB17 AB22 AC04 AC07 AC18 AC66 AC67 AC71 AE15 AF10 BA01 5C072 AA05 BA20 EA05 HA02 NA01 NA08 RA01 RA04 RA06 XA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録シートに画像をプリントする画像形
    成装置であって、 前記記録シートの既プリント領域またはそれを除く余白
    部分を判別する判別手段と、 前記余白部分のみに画像をプリントするプリント手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 記録シート上の画像をプリントされた領
    域を示すプリント情報であって、かつ当該記録シートに
    プリントされたプリント情報を検出するプリント情報検
    出手段を備え、 前記判別手段は、前記プリント情報を用いて余白部分を
    判別することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 画像を記録シートにプリントする際に、
    その画像が記録シート上にプリントされる領域を示すプ
    リント情報を当該記録シートにプリントするプリント情
    報プリント手段を備えることを特徴とする請求項2に記
    載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記プリント情報プリント手段は、画像
    がまったくプリントされていない記録シートを対象とし
    て、プリント情報をプリントすることを特徴とする請求
    項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記プリント情報により示された領域の
    境界付近に、当該領域と余白部分とを区別する所定の画
    像をプリントすることを特徴とする請求項2から請求項
    4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記プリント情報により示された領域と
    余白部分とを区別する所定の画像を、前記余白部分にプ
    リントすることを特徴とする請求項2から請求項5のい
    ずれかに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記プリント情報により示された領域と
    余白部分とを区別する所定の画像を、前記既プリント領
    域にプリントすることを特徴とする請求項2から請求項
    6のいずれかに記載の画像形成装置。
JP2000272914A 2000-09-08 2000-09-08 画像形成装置 Pending JP2002084386A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7164508B2 (en) * 1996-08-09 2007-01-16 Nikon Corporation Image reading apparatus
US7366429B2 (en) 2004-09-29 2008-04-29 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with a toner image forming device
US7840092B2 (en) 2005-10-20 2010-11-23 Ricoh Company, Ltd. Medium processing method, copying apparatus, and data filing apparatus
WO2022030277A1 (ja) * 2020-08-03 2022-02-10 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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