JP4157437B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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JP4157437B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、デジタル複写機などの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、PPC(普通紙複写機)のメンテナンス作業等において画像処理のパラメータ値を変更したり、テストモード等の各種モード設定を変更したりする場合、たとえば複数のキー操作手順により内蔵CPUに指示を出しモード設定を切換える方法や、CPUのROMをテストプログラムを格納したものに変える方法、また通信手段によってCPUのプログラムを書き換える方法等があった。(特許文献1、2参照)
しかしながら、前記キー操作では濃度補正テーブルやフィルタ係数など多数のレジスタ設定が必要なモードの変更が難しく、またROMを交換する場合も機器の分解の手間が発生するなど、マシン単独で容易に各種パラメータ値やモードを設定する手段が無かった。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−255211号公報
【特許文献2】
特開2001−313831号公報。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、画像形成装置において、画像処理のパラメータ値やテストモードを容易に変更可能にすることで、操作性やメインテナンス性を向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、画像形成装置において、原稿から画像を読取る読取部と、この読取部により読取った画像を変換用の種々のパラメータに基づいて、画像形成用の画像信号に変換する画像処理部と、この画像処理部からの画像信号により被画像形成媒体に画像形成を行う画像形成部と、上記画像処理部での変換用の種々のパラメータを記述した原稿を上記読取部により読取る読取手段と、この読取り手段により読取った変換用の種々のパラメータに基づいて、上記画像処理部により上記読取部の読取り画像を画像形成用の画像信号に変換し、この画像信号により上記画像形成部を用いて被画像形成媒体に画像形成を行う処理手段とからなる。
【0006】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]
以下、図面を参照してこの発明の第1の実施形態に係るデジタル式カラー複写機などの画像形成装置を説明する。
【0007】
図1は、この発明に係る原稿上のカラー画像を読取ってその複製画像を形成するデジタル式カラー複写機などの画像形成装置の内部構成ブロックを概略的に示している。この画像形成装置は、大別して、原稿上のカラー画像を読取って入力する画像読取手段としてのカラーのスキャナ部1と、入力されたカラー画像の複製画像を形成する画像形成手段としてのカラープリンタ部2とこの画像形成装置の全体を制御する制御部3と、コントロールパネル4とにより構成されている。
【0008】
コントロールパネル4は、種々の設定を行うものであり、たとえば液晶表示部21のタッチキー入力により、基本モード、応用モード、特殊モード、確認モード、簡単モードの設定を行うものである。また、コピー枚数などの他の設定も行うことができるものである。
【0009】
応用モードは、日付時刻原稿の種類に応じて選択することにより、最適な画質でコピーが取れるものである。原稿モードとしては、写真モード、文字モード、文字/写真モードなどがある。写真モードは、写真原稿の場合に選択され、文字モードは文字又は文字と線画による原稿の場合に選択され、文字/写真モードは文字と写真が混在する原稿の場合に選択される。
【0010】
色相調整は、色相を変化することにより色合いを調整するものである。
彩度調整は、コピー全体の鮮やかさを調整するものである。
シャープネス調整は、文字の細線や画像のエッジを強調したいときに調整するものである。
カラーバランス調整は、イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックKの各色ごとの強弱を変化させて全体の色合いを調整します。
【0011】
RGB調整は、レッドR、グリーンG、ブルーBを調整するものである。
ワンタッチ調整は、ワンタッチで「あたたかい」「つめたい」「あざやか」「めりはり」を調整するものである。
上記コントロールパネル4は、コピー時にユーザの好みの画質へ調整可能な画質調整入力と設定情報を表示と音声で案内(アナウンス)が可能なものであり、入力部・表示部・音声部をもったものとなっている。
【0012】
上記スキャナ部1は、全体の制御を司るスキャナCPU10、制御プログラムなどが記憶されているROM11、データ記憶用のRAM(図示しない)、およびスキャナ機構部12によって構成されている。
【0013】
スキャナ機構部12は、原稿の読取走査を行う光学系と、この光学系を原稿台に沿って移動する移動機構と、上記光学系により原稿画像が導かれ各色ごとの画像信号に変換するカラーイメージセンサと、このカラーイメージセンサから出力される画像信号を補正する画像補正部などによって構成されている。
【0014】
上記カラープリンタ部2は、全体の制御を司るプリンタCPU13、制御プログラムなどが記憶されているROM14、データ記憶用のRAM(図示しない)、およびプリンタ機構部15によって構成されている。
【0015】
プリンタ機構部15は、後述する画像処理部18にて色分解された各色ごとの画像データ(Y、M、C、BK)に基づいてプリントを行うプリンタから構成されている。各プリンタは、像担持体としての感光体ドラムと、感光体ドラムの表面を帯電する帯電装置と、色分解された各色ごとの画像データ(Y、M、C、BK)に基づいて発光制御される半導体レーザ発振器を有し、感光体ドラムに静電潜像を形成する露光装置と、感光体ドラムに静電潜像をトナー像により顕像化する現像装置と、被画像形成媒体としての用紙を搬送する搬送機構と、この搬送機構により搬送される用紙に上記感光体ドラム上のトナー像を転写する転写装置と、この転写装置により用紙に転写されたトナー像を熱定着させる定着装置などによって構成されている。
【0016】
上記制御部3は、全体的な制御を司るメインCPU16、制御プログラムなどが記憶されているROM(リード・オンリ・メモリ)17、スキャナ部1から入力される赤(R)、緑(G)、青(B)に色分解された画像データに対して色変換やフィルタ処理などした後カラープリンタ部2へプリントデータを出力する画像処理部18、バッテリにバックアップされた不揮発性のメモリであるNVRAM(持久ランダム・アクセス・メモリ:nonvolatile RAM)19、画像処理設定制御部20によって構成されている。
【0017】
また、上記制御部3には、図示しないが、一時的にデータを記憶するRAM、メインCPU16とプリンタCPU13との間で、双方向通信を行うために用いる共有RAM、複数ページ分の画像情報を記憶できる領域を有し、スキャナ部1からの画像情報を圧縮したデータを1ページ分ごとに記憶可能に形成されているページメモリ、このページメモリに対して画像情報を記憶したり読出したりするページメモリ制御部を有している。
【0018】
上記画像処理部18は、図2に示すようにスキャナ部1から赤(R)、緑(G)、青(B)に色分解された画像データをイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各データに変換する色変換手段としての色変換部31、色変換部31から出力されるY,M,Cの画像データに対し拡大・縮小・下地除去・ノイズ除去・エッジ強調などの処理を行うフィルタ・拡大/縮小処理部32、フィルタ・拡大/縮小処理部32から出力されるY,M,Cの画像データに対し墨入れ処理(黒色の補正処理)を行う墨入れ処理部33、墨入れ処理部33から出力されるY,M,C,BK(ブラック)の画像データに対し階調処理を行う階調処理部34によって構成されている。
【0019】
上記画像処理部18の各部は画像処理ASICにより構成されている。画像処理設定制御部20からのパラメータ設定の制御により、各画像処理ASICに対して処理動作の設定を切り替えることで画質を変化させることができる。
画像処理部18は、画像処理設定制御部20からのパラメータ設定内容により切換が可能なものとなっている。
【0020】
画像処理設定制御部20は、コピー処理時にメインCPU16から供給される原稿モードや画質調整などの設定内容に応じたパラメータ値を画像処理部18内の各画像処理ASICのレジスタヘの設定値として設定するものである。
【0021】
また、画像処理設定制御部20は、メンテナンスモード時、画像処理のパラメータ値を設定したり、テストモード等の各種モード設定を記述したモード設定原稿Oからの読取りデータに基づいて、原稿モードや画質調整などの設定内容(たとえば、)に応じたパラメータ値を抽出し、この抽出したパラメータ値を画像処理部18内の各画像処理ASICのレジスタヘの設定値として設定するものである。
【0022】
すなわち、モード設定原稿O上に画像として記録(エンコード)された変更レジスタのアドレスと設定データの情報を、画像処理にてデコードし、CPUの代わりに該当するアドレスのレジスタやRAMへのデータの書き込みを行うものである。
【0023】
上記モード設定原稿Oには、図3、図4に示すように、主走査方向に沿ってガイドパターンSとデータパターンDとパリティビットPが記述され、原稿O上の6画素×6画素のマトリクスに1ビットずつの同一のデータが記述されている。この場合、垂直方向(副走査方向)には6ラインごとに同じラインパターンが、またライン方向(主走査方向)には6画素単位でデータが記録されている。
【0024】
また、モード設定原稿Oにおいて、1ビットのデータが「1」の場合、6画素×6画素に全て「黒」が記述され、1ビットのデータが「0」の場合、6画素×6画素に全て「白」が記述されている。
【0025】
また、データパターンDは、2バイトのアドレス(A0、A1、…)と1バイトのデータ(D0、D1、…)からなる3バイトずつ記述される構成となっている。これにより、1行分のデータパターンDにより40個のデータを記述できる。たとえば、γ補正用のパラメータとしては、256の階調に対して256個分の濃度データが必要なため、7行分のデータ部Dにより記述できる。
【0026】
画像処理設定制御部20は、図5に示すように、閾値処理部51、シリパラ変換部52、アドレスラッチ部53、データラッチ部54、CPUI/F切替え部55、ガイド位置検出部56、Hカウンタ部57、ラッチタイミング制御部58、アクセス信号生成部59により構成されている。
【0027】
すなわち、スキャナ部1から供給される画像データはまず閾値処理部51で、図6、図7に示すように、あらかじめ設定された閾値sにもとづいて1,0に2値化される。この場合、Nは画素の濃度を示し、閾値sに対してs以上の濃度の画素は1、s未満の濃度の画素は0となる。この閾値処理部51の出力はシリパラ変換部52、ガイド位置検出部56に供給される。
【0028】
ガイド位置検出部56では前記2値化された信号(水平同期信号と、画像クロックとに基づいて供給される)を用いて原稿Oの左端に記録されているガイドパターンSを検出する。すなわちあるラインが開始して、ある画素数内に「1」が現れたらガイドパターンSがスタートしたと仮定する。ガイドパターンSはある画素数連続するパターンであるので、それをチェックし有効な連続画素数を検知したらガイドパターンSと認識する。原稿OにはガイドパターンSに続いてデータパターンDが記録されているが、図4に示すように,原稿Oの傾き等を考慮し、6ライン同じパターンが記録されている。
【0029】
これにより、ガイドパターンSを検知したそのラインからデータ読み取りをせずに、この場合3ライン同じガイドパターンSが出たところでデータの読取りを開始する。同様に水平方向に関してもデータのビットを表すのに6画素単位で行っている。したがってこの場合600dpiの処理解像度に対して原稿O上のデータパターンDの解像度は100dpiになる。
したがって、原稿Oが図8に示すように、傾いた状態であっても、読み取りを行うことができる。
【0030】
閾値処理部51から出力される1ビットデータはシリパラ変換部52で8〜16ビット幅に変換される。このとき前記したようにパターンの解像度が100dpiであるのでHカウンタ部57で6画素ごとのカウントからパターンの1ビットのラッチタイミングを生成する。また、ラッチタイミング制御部58はHカウンタ部57カラのカウント出力により、16ビットのアドレスと、8ビットのデータをラッチするタイミング信号を生成し、アドレスラッチ部53、データラッチ部54に出力する。これにより、アドレスラッチ部53、データラッチ部54でアドレス、データをラッチする。1組のアドレスとデータがアドレスラッチ部53、データラッチ部54でラッチされたところで、アクセス信号生成部59からCPUI/F切替え部55へCPU16側からの切替え信号が出力される。これにより、アドレスラッチ部53、データラッチ部54でラッチしたアドレスとデータがCPUI/F切替え部55を介して画像処理部18に出力される。これにより、画像処理部18は供給されるアドレスのレジスタにデータを書き込む。
【0031】
同様にして1組ずつセットのアドレス、データが、アドレスラッチ部53、データラッチ部54にラッチされる度に、画像処理部18における該当するレジスタにデータの書き込みが行われる。
【0032】
なお、1ラインの最後にはパリティビットPが記録されており、ラインごとにデータにエラーが発生していないかチェックする。すなわち、メインCPU16は、CPUI/F切替え部55から出力される1ライン分のデータパターンDのデータとパリティビットPとにより、エラーが発生しているか否かをチェックする。
【0033】
図9(a)、〜図9(d)、図10(a)、〜図10(d)、図11(a)、〜図11(g)は,画像クロックと垂直同期信号と水平同期信号と閾値処理後のデータをラッチするタイミングを示すタイミングチャートである。ここでE1はなにもパターンが現れていないラインを表す。E2はガイドパターンS前の部分で0となっている。E3はガイドパターンSの部分で1となっている。E3のあと一定の0期間(E5)を挟んでデータパターンDの部分E6が開始される。ここでは1、1、0の順にそれぞれアドレスのビット0、1、2としてラッチされる。
【0034】
次に、上記のような構成において、コピー処理の要部を説明する。
まず、メインCPU16は、電源オン時、NVRAM19に記憶されているデフォルトの設定内容(に応じた調整値)を画像処理設定制御部20に出力する。すると、画像処理設定制御部20は、供給されるデフォルトの設定内容に応じた調整値を画像処理関数等で演算処理して、この処理結果の値を画像処理部18の各画像処理ASICのレジスタヘの設定値として設定する。
【0035】
この状態において、ユーザは、コントロールパネル4により、コピー枚数、用紙サイズ、コピー倍率、コピー濃度の調整、カラーモードの選択、原稿モードの選択を行う。
上記種々の設定を選択的に行った後、コピーキーの投入によりコピーの実行を指示する。
【0036】
次に、保守員によるメンテナンス作業を行う際の処理について説明する。
たとえば今、保守員は、コントロールパネル4により、メンテナンスモードを選択し、モード設定原稿Oを原稿載置台にセットし、コピーキーを投入する。
すると、メインCPU16は、スキャナ部1を作動し、モード設定原稿Oが読取られ、一走査ラインごとの読取りデータが順次、画像処理設定制御部20に出力される。画像処理設定制御部20は、供給されるモード設定原稿Oの読取りデータに基づく画像処理部18の各画像処理ASICのレジスタヘの設定内容(に応じた設定値)を生成する。
【0037】
また、メインCPU16は、画像処理設定制御部20を切換え制御し、モード設定原稿Oの読取りデータに基づく、画像処理部18の各画像処理ASICのレジスタヘの設定内容(に応じた設定値)を出力する。
【0038】
これにより、モード設定原稿Oに記載された設定内容に応じて、画像処理設定制御部20からのパラメータ設定の制御が行われ、各画像処理ASICに対して処理動作の設定を切り替えることができ、メンテナンスモードによる画質等を変化させることができる。
【0039】
上記画像処理設定制御部20による処理について、図12に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、入力された画像データはまず閾値処理部51であらかじめ設定された閾値にもとづいて1,0に2値化される(ST1)。ガイド位置検出部56では前記2値化された信号を用いて原稿Oの左端に記録されているガイドパターンSを検出する(ST2)。すなわち、あるラインが開始され、ある画素数内に1が現れたらガイドパターンSがスタートしたと仮定する。ガイドパターンSはある画素数連続するパターンであるので、それをチェックし有効な連続画素数を検知したらガイドパターンSと認識する。
【0040】
原稿OにはガイドパターンSに続いてデータパターンDが記録されているが、原稿Oの傾き等を考慮し、6ライン同じパターンが記録されている。これにより、ガイドパターンSを検知したそのラインからデータ読み取りをせずにこの場合3ライン同じガイドパターンSが出たところでデータの読取りを開始する(ST3、4)。同様に水平方向に関してもデータのビットを表すのに6画素単位で行っている。したがってこの場合600dpiの処理解像度に対して原稿O上のデータパターンDの解像度は100dpiになる。
【0041】
閾値処理部51から出力される1ビットデータはシリパラ変換部52で8〜16ビット幅に変換される。このとき前記したようにパターンの解像度が100dpiであるのでHカウンタ部57で6画素ごとのカウントからパターンの1ビットのラッチタイミングを生成すると共にアドレス16ビット、データ8ビットをラッチするタイミング信号を生成し(ST5)、アドレスラッチ部53、データラッチ部54でアドレス、データをラッチする(ST7)。1組のアドレスとデータがラッチされたところでアクセス信号生成部59からCPUI/F切替え部59へCPU16側からの切替え信号が出され、ラッチしたアドレスのレジスタにラッチしたデータが書き込まれる(ST8)。
【0042】
同様にしてアドレス、データのセットが、アドレスラッチ部53、データラッチ部54で、ラッチされる度に該当するレジスタにデータの書き込みが行われる(ST7、8)。なお、1ラインの最後にはパリティビットが記録されており、ラインごとにデータにエラーが発生していないかチェックする(ST6、9、10)。
【0043】
また、上記ステップ10によりデータにエラーが発生していない状態で、ガイドパターンSのないラインを判断した後に(ST12)、ステップ2に戻る。
また、上記ステップ10によりデータにエラーが発生していない状態で、スキャナ部1の垂直同期信号によりページの終了が指示された際に、処理を終了する(ST11)。
【0044】
上記したように、モード設定原稿上に画像として記録されたCPUレジスタのアドレスとデータの更新情報を、画像処理系を使用してビットデータにデコードし、CPUの代わりにレジスタやRAMへの書き込みを行う。データの読取りは原稿の左端に設けられたスタートパターンを基準にカウンタで読取りラインを決定し、データのスタート位置から画像の閾値処理を行いながらビットパターンを抽出し、シリパラ変換の後アドレスデータと設定データに分離してCPUの代わりに該当レジスタヘのデータ書き込みを行う。画像は2値で構成され、読取りラインのデータ領域の終了位置にはパリティが付加されていてエラー検知を可能とする。
【0045】
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、モード設定原稿Oにおいてビットデータが「1」の場合、対応する6画素×6画素の各画素に「黒」が記述され、ビットデータが「0」の場合、対応する6画素×6画素の各画素に「白」が記述され、モード設定原稿Oの読取り時、対象画素の濃度値が所定の閾値(1つ)よりも大きいか否かにより、ビットデータとして「1」、「0」に2値化するものであったが、第2の実施形態として、モード設定原稿Oにおいてビットデータが「11」の場合、対応する6画素×6画素の各画素に「黒」が記述され、「10」の場合、対応する6画素×6画素の各画素に「濃い中間色(グレー)」が記述され、「01」の場合、対応する6画素×6画素の各画素に「薄い中間色(グレー)」が記述され、「00」の場合、対応する6画素×6画素の各画素に「白」が記述され、モード設定原稿Oの読取り時、対象画素の濃度値に対して3種類の閾値(s3>s2>s1)によりビットデータとして「11」、「10」、「01」、「00」に4値化するものであっても良い。
【0046】
これにより、第2の実施形態では、第1の実施形態に比べ、1枚のモード設定原稿Oにおけるデータ量を増加させることができる。
第2の実施形態では、第1の実施形態で説明した画像処理設定制御部20内の構成を一部変更することにより、第1の実施形態の場合と同様に実施できる。
【0047】
すなわち、モード設定原稿Oには、図13に示すように、主走査方向に沿ってガイドパターンSとデータパターンDとパリティビットPが記述され、原稿O上の6画素×6画素のマトリクスに1ビットずつの同一のデータが記述されている。この場合、垂直方向(副走査方向)には6ラインごとに同じラインパターンが、またライン方向(主走査方向)には6画素単位でデータが記録されている。
【0048】
また、モード設定原稿Oにおいて、データが「11」の場合、6画素×6画素に全て「黒」が記述され、データが「10」の場合、6画素×6画素に全て「濃い中間色(グレー)」、データが「01」の場合、6画素×6画素に全て「薄い中間色(グレー)」が記述され、データが「00」の場合、6画素×6画素に全て「白」が記述されている。
【0049】
また、データパターンDは、2バイトのアドレス(A0、A1、…)と1バイトのデータ(D0、D1、…)からなる3バイトずつ記述される構成となっている。これにより、1行分のデータパターンDにより80個のデータを記述できる。たとえば、γ補正用のパラメータとしては、256の階調に対して256個分の濃度データが必要なため、4行分のデータ部Dにより記述できる。
【0050】
画像処理設定制御部20は、図14に示すように、閾値処理部61、8/16変換部62、アドレスラッチ部53、データラッチ部54、CPUI/F切替え部55、ガイド位置検出部66、Hカウンタ部57、ラッチタイミング制御部58、アクセス信号生成部59により構成されている。この場合、第1の実施形態と同一部位には同じ符号を付し、説明を省略する。
【0051】
すなわち、閾値処理部61は図15、図16に示すように、あらかじめ設定された3種類の閾値(s3>s2>s1)によりビットデータを「11、10、01、00」に4値化するものである。この場合、Nは画素の濃度を示し、3種類の閾値(s3>s2>s1)に対して、s3以上の濃度の画素は「11」、s3とs2の間の濃度の画素は「10」、s2とs1の間の濃度の画素は「01」、s1以下の濃度の画素は「00」となる。この閾値処理部51の出力はシリパラ変換部52、ガイド位置検出部56に供給される。
【0052】
ガイド位置検出部66では前記4値化された信号(水平同期信号と、画像クロックとに基づいて供給される)を用いて原稿Oの左端に記録されているガイドパターンSを検出する。すなわちあるラインが開始して、ある画素数内に「11」が現れたらガイドパターンSがスタートしたと仮定する。ガイドパターンSはある画素数連続するパターンであるので、それをチェックし有効な連続画素数を検知したらガイドパターンSと認識する。原稿OにはガイドパターンSに続いてデータパターンDが記録されているが、原稿Oの傾き等を考慮し、6ライン同じパターンが記録されている。
【0053】
これにより、ガイドパターンSを検知したそのラインからデータ読み取りをせずに、この場合3ライン同じガイドパターンSが出たところでデータの読取りを開始する。同様に水平方向に関してもデータのビットを表すのに6画素単位で行っている。したがってこの場合600dpiの処理解像度に対して原稿O上のデータパターンDの解像度は100dpiになる。
【0054】
したがって、原稿Oが、傾いた状態であっても、読み取りを行うことができる。
閾値処理部61から出力される2ビットデータは8/16ビット変換部62で8〜16ビット幅に変換される。
【0055】
図17(a)、〜図17(d)、図18(a)、〜図18(d)、図19(a)、〜図19(g)は,画像クロックと垂直同期信号と水平同期信号と閾値処理後のデータをラッチするタイミングを示すタイミングチャートである。ここでE1はなにもパターンが現れていないラインを表す。E2はガイドパターンS前の部分で0となっている。E3はガイドパターンSの部分で1となっている。E3のあと一定の0期間(E5)を挟んでデータパターンDの部分E6が開始される。ここでは01、11、10の順にそれぞれアドレスのビット0−1、2−3、4−5としてラッチされる。
【0056】
[第3の実施形態]
また、第3の実施形態は、上記第2の実施形態の白黒対象をカラー対象とすることでさらに、1枚のモード設定原稿Oにおけるデータ量を増加させることができる。すなわち、スキャナ部からのレッド、グリーン、ブルーの各色信号ごとに上記第2の実施形態で用いた4値が利用できるようにしたものである。
【0057】
これにより、1行分のデータパターンDにより240個のデータを記述できる。たとえば、γ補正用のパラメータとしては、256の階調に対して256個分の濃度データが必要なため、2行分のデータ部Dにより記述できる。
【0058】
画像処理設定制御部20は、図20に示すように、閾値処理部61a、61b、61c、8/16変換部62、アドレスラッチ部53、データラッチ部54、CPUI/F切替え部55、ガイド位置検出部66、Hカウンタ部57、ラッチタイミング制御部58、アクセス信号生成部59により構成されている。この場合、第1、第2の実施形態と同一部位には同じ符号を付し、説明を省略する。
【0059】
すなわち、閾値処理部61a、61b、61cはそれぞれ第2の実施形態の閾値処理部61に対応し、閾値処理部61aは、レッド(R)の画素濃度値を処理するものであり、閾値処理部61bは、グリーン(G)の画素濃度値を処理するものであり、閾値処理部61cは、ブルー(B)の画素濃度値を処理するものである。
【0060】
閾値処理部61a、61b、61cから出力される2ビットデータはそれぞれ8/16ビット変換部62で8〜16ビット幅に変換される。
また、ガイド位置検出部66では前記閾値処理部61a(あるいは61b、61c)により4値化された信号(水平同期信号と、画像クロックとに基づいて供給される)を用いて原稿Oの左端に記録されているガイドパターンSを検出する。
【0061】
図21(a)、〜図21(d)、図22(a)、〜図22(d)、図23(a)、〜図23(i)は,画像クロックと垂直同期信号と水平同期信号と閾値処理後のR、G、Bの各データをラッチするタイミングを示すタイミングチャートである。ここでE1はなにもパターンが現れていないラインを表す。E2はガイドパターンS前の部分で0となっている。E3はガイドパターンSの部分で1となっている。E3のあと一定の0期間(E5)を挟んでデータパターンDの部分E6が開始される。ここでは010010、011111、100010の順にそれぞれアドレスのビット0−5、6−11、12−17としてラッチされる。
したがって、1画素で6ビットずつのデータをラッチ可能となる。
【0062】
[第4の実施形態]
上記第2の実施形態では、アドレス、データのセットが、アドレスラッチ部53、データラッチ部54で、ラッチされる度に、画像処理部18の各画像処理ASICの該当するアドレスのレジスタにデータの書き込みが行われるものであったが、第4の実施形態として1ページ分をメモリにより記憶した際に、画像処理部18の各画像処理ASICの該当するアドレスのレジスタにデータの書き込みが行われるものであっても良い。
【0063】
画像処理設定制御部20は、図24に示すように、閾値処理部61、8/16変換部62、アドレスラッチ部53、データラッチ部54、CPUI/F切替え部55、ガイド位置検出部66、Hカウンタ部57、ラッチタイミング制御部58、アクセス信号生成部59により構成され、さらにCPUI/F切替え部55の前段にRAMインターフェイス71、メモリ部72、メモリ読出し部73が追加されている。この場合、第1、第2の実施形態と同一部位には同じ符号を付し、説明を省略する。
【0064】
これにより、1組のアドレスとデータがアドレスラッチ部53、データラッチ部54で、ラッチされた際に、アクセス信号生成部59からRAMI/F71ヘタイミング信号を発生し一旦メモリ部72に記録する。同様にしてアドレス、データのセットがラッチされる度にメモリ部72に記録し、1ページ分の記録が終了したところでまとめて該当レジスタヘの書き込みを行う。
【0065】
つまり、メモリ読出し部73は垂直同期信号に基づいて、1ページ単位のアドレス、データのセットがメモリ部72から読み出され、CPUI/F切替え部55を介して画像処理部18に出力される。これにより、画像処理部18は供給されるアドレスのレジスタにデータを書き込む。
【0066】
上記画像処理設定制御部20による処理について、図25に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、入力された画像データはまず閾値処理部61であらかじめ設定された閾値にもとづいて「11」「10」「01」「00」に4値化される(ST1)。ガイド位置検出部56では前記2値化された信号を用いて原稿Oの左端に記録されているガイドパターンSを検出する(ST2)。すなわち、あるラインが開始され、ある画素数内に11が現れたらガイドパターンSがスタートしたと仮定する。ガイドパターンSはある画素数連続するパターンであるので、それをチェックし有効な連続画素数を検知したらガイドパターンSと認識する。
【0067】
原稿OにはガイドパターンSに続いてデータパターンDが記録されているが、原稿Oの傾き等を考慮し、6ライン同じパターンが記録されている。これにより、ガイドパターンSを検知したそのラインからデータ読み取りをせずにこの場合3ライン同じガイドパターンSが出たところでデータの読取りを開始する(ST3、4)。同様に水平方向に関してもデータのビットを表すのに6画素単位で行っている。したがってこの場合600dpiの処理解像度に対して原稿O上のデータパターンDの解像度は100dpiになる。
【0068】
閾値処理部61から出力される2ビットデータは8−16変換部62で8〜16ビット幅に変換される。このとき前記したようにパターンの解像度が100dpiであるのでHカウンタ部57で6画素ごとのカウントからパターンの2ビットのラッチタイミングを生成すると共にアドレス16ビット、データ8ビットをラッチするタイミング信号を生成し(ST5)、アドレスラッチ部53、データラッチ部54でアドレス、データをラッチする(ST7)。1組のアドレスとデータがラッチされたところでアクセス信号生成部59からRAMI/F部71へCPU16側からの切替え信号が出され、アドレスラッチ部53、データラッチ部54にラッチされたアドレス、データをメモリ部72に登録する(ST8’)。
【0069】
同様にしてアドレス、データのセットが、アドレスラッチ部53、データラッチ部54で、ラッチされる度にメモリ部72にデータの書き込みが行われる(ST7、8’)。なお、1ラインの最後にはパリティビットが記録されており、ラインごとにデータにエラーが発生していないかチェックする(ST6、9、10)。
【0070】
また、上記ステップ10によりデータにエラーが発生していない際に、ガイドパターンSのないラインを判断した後に(ST12)、ステップ2に戻る。
また、上記ステップ10によりデータにエラーが発生していない際に、スキャナ部1の垂直同期信号によりページの終了が指示された際に(ST11)、メモリ読出し部73はメモリ部72に記憶されているアドレス、データを順次読出し、CPUI/F切替え部55を介して画像処理部18に出力する。これにより、画像処理部18は供給されるアドレスのレジスタにデータを書き込み(ST13)、処理を終了する。
【0071】
上記したように、原稿上に画像として記録されたCPUレジスタのアドレスとデータの更新情報を、画像処理系を使用してビットデータにデコードし、CPUの代わりにレジスタやRAMへの書き込みを行う。データの読取りは原稿の左端に設けられたスタートパターンを基準にH,Vカウンタで読取りラインを決定し、データのスタート位置から画像の閾値処理を行いながらビットパターンを抽出し、シリパラ変換の後アドレスデータと設定データに分離して一旦メモリに記録する。1ページ分のデータの読取りが終了したところでメモリに記録されたデータについてレジスタヘの書き込みをスタートする。
【0072】
上述した各実施形態によれば、原稿上に画像として記録(エンコード)された変更レジスタのアドレスと設定データの情報を、画像処理にてデコードし、CPUの代わりに該当するアドレスのレジスタやRAMへのデータの書き込みを行う。原稿上の画像は2値だけでなく多値あるいはカラーでも構成可能とし、その場合階調情報も含めて情報がエンコード/デコードされる。
【0073】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、画像処理のパラメータ値やテストモードを容易に変更可能にすることで、操作性やメインテナンス性を向上させることができる画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第1の実施形態による画像形成装置の概略構成を示すブロック図。
【図2】図2は、第1の実施形態による画像処理部の概略構成を示すブロック図。
【図3】図3は、第1の実施形態によるモード設定原稿の記述例を説明するための図。
【図4】図4は、第1の実施形態によるモード設定原稿の記述例を説明するための図。
【図5】図5は、第1の実施形態による画像処理設定制御部の概略構成を示すブロック図。
【図6】図6は、第1の実施形態による閾値処理部における2値化処理を説明するための図。
【図7】図7は、第1の実施形態による閾値処理部における2値化処理を説明するための図。
【図8】図8は、第1の実施形態によるモード設定原稿の記述例を説明するための図。
【図9】図9は、第1の実施形態による画像クロックと垂直同期信号と水平同期信号と閾値処理後のデータをラッチするタイミングを示すタイミングチャート。
【図10】図10は、第1の実施形態による画像クロックと垂直同期信号と水平同期信号と閾値処理後のデータをラッチするタイミングを示すタイミングチャート。
【図11】図11は、第1の実施形態による画像クロックと垂直同期信号と水平同期信号と閾値処理後のデータをラッチするタイミングを示すタイミングチャート。
【図12】図12は、第1の実施形態による画像処理設定制御部による処理を説明するためのフローチャート。
【図13】図13は、第2の実施形態によるモード設定原稿の記述例を説明するための図。
【図14】図14は、第2の実施形態による画像処理設定制御部の概略構成を示すブロック図。
【図15】図15は、第2の実施形態による閾値処理部における2値化処理を説明するための図。
【図16】図16は、第2の実施形態による閾値処理部における2値化処理を説明するための図。
【図17】図17は、第2の実施形態による画像クロックと垂直同期信号と水平同期信号と閾値処理後のデータをラッチするタイミングを示すタイミングチャート。
【図18】図18は、第2の実施形態による画像クロックと垂直同期信号と水平同期信号と閾値処理後のデータをラッチするタイミングを示すタイミングチャート。
【図19】図19は、第2の実施形態による画像クロックと垂直同期信号と水平同期信号と閾値処理後のデータをラッチするタイミングを示すタイミングチャート。
【図20】図20は、第3の実施形態による画像処理設定制御部による処理を説明するためのフローチャート。
【図21】図21は、第3の実施形態による画像クロックと垂直同期信号と水平同期信号と閾値処理後のデータをラッチするタイミングを示すタイミングチャート。
【図22】図22は、第3の実施形態による画像クロックと垂直同期信号と水平同期信号と閾値処理後のデータをラッチするタイミングを示すタイミングチャート。
【図23】図23は、第3の実施形態による画像クロックと垂直同期信号と水平同期信号と閾値処理後のデータをラッチするタイミングを示すタイミングチャート。
【図24】図24は、第4の実施形態による画像処理設定制御部の概略構成を示すブロック図。
【図25】図25は、第4の実施形態による画像処理設定制御部による処理を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…スキャナ部 2…カラープリンタ部 3…制御部 4…コントロールパネル 10…スキャナCPU 11…ROM 12…スキャナ機構部 13…プリンタCPU 14…ROM 15…プリンタ機構部 16…メインCPU 17…ROM 18…画像処理部 19…NVRAM 20…画像処理設定制御部。

Claims (4)

  1. 画像形成装置において、
    原稿から画像を読取る読取部と、
    この読取部により読取った画像を変換用の種々のパラメータに基づいて、画像形成用の画像信号に変換する画像処理部と、
    この画像処理部からの画像信号により被画像形成媒体に画像形成を行う画像形成部と、
    上記画像処理部での変換用の種々のパラメータが副走査方向には複数列に同じラインパターン、主走査方向には前記複数の画素単位でデータが記録され、前記複数の画素×前記複数の画素のマトリクスで1ビットずつのデータが記述された保守用の原稿を上記読取部により読取る読取手段と、
    この読取手段により前記副走査方向に配置された前記複数列のうち一定数の列で同じパターンが検出されたことにより正常な読み取り可能と判断された場合、読取った変換用の種々のパラメータに基づいて、上記画像処理部により上記読取部の読取り画像を画像形成用の画像信号に変換し、この画像信号により上記画像形成部を用いて被画像形成媒体に画像形成を行う処理手段とからなることを特徴とする画像形成装置。
  2. 上記保守用の原稿に、ガイドパターンと上記変換用の種々のパラメータに対応するデータパターンとパリティビットにより構成されるデータ列が前記複数列記述され、
    上記ガイドパターンは、主走査方向に連続して前記複数画素分「1」に対応する濃度で記述され、
    上記データパターンは、主走査方向の所定画素単位に1ビットずつのデータがが「1」か「0」かの2値のいずれかに対応する異なった濃度で記述され、
    上記読取手段が、
    上記ガイドパターンを判別する判別部と、
    この判別部による上記ガイドパターンの判別結果に基づいて、上記データパターンの2値のデータを抽出する抽出部と、
    この抽出部により抽出したデータを上記変換用の種々のパラメータとして出力する出力部とからなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 上記保守用の原稿に、ガイドパターンと上記変換用の種々のパラメータに対応するデータパターンとパリティビットにより構成されるデータ列が前記複数列記述され、
    上記ガイドパターンは、主走査方向に連続して前記複数画素分「11」に対応する濃度で記述され、
    上記データパターンとパリティビットは、主走査方向の所定画素単位に2ビットずつのデータが「11」、「10」、「01」、「00」の4値のいずれかに対応する異なった濃度で記述され、
    上記読取手段が、
    上記ガイドパターンを判別する判別部と、
    この判別部による上記ガイドパターンの判別結果に基づいて、上記データパターンの4値のデータを抽出する抽出部と、
    この抽出部により抽出したデータを上記変換用の種々のパラメータとして出力する出力部とからなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 上記保守用の原稿に、ガイドパターンと上記変換用の種々のパラメータに対応するデータパターンとパリティビットにより構成されるデータ列が前記複数列記述され、
    上記ガイドパターンは、主走査方向に連続して前記複数画素分「11」に対応する濃度で記述され、
    上記データパターンとパリティビットは、主走査方向の所定画素単位に異なる色ごとに2ビットずつのデータが「11」、「10」、「01」、「00」の4値のいずれかに対応する異なった濃度で記述され、
    上記読取手段が、
    上記ガイドパターンを判別する判別部と、
    この判別部による上記ガイドパターンの判別結果に基づいて、上記データパターンの色ごとの4値のデータを抽出する抽出部と、
    この抽出部により抽出したデータを上記変換用の種々のパラメータとして出力する出力部とからなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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