JP2008042438A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像形成時に生じる出力画像の歪みを、画質の劣化を招くことなく画像処理によって補正できるようにすること。
【解決手段】画像形成装置1では、入力されたカラー画像を色分解して得られるY,M,C,Kの各色毎の多値画像に対し、解像度変換処理を行った後(ステップS3)、印刷時に生じるカラー画像の歪みを補正するための画像処理を行い(ステップS4)、この後、スクリーン処理を行って画像形成用の2値画像を生成する(ステップS5)。
【選択図】図2
【解決手段】画像形成装置1では、入力されたカラー画像を色分解して得られるY,M,C,Kの各色毎の多値画像に対し、解像度変換処理を行った後(ステップS3)、印刷時に生じるカラー画像の歪みを補正するための画像処理を行い(ステップS4)、この後、スクリーン処理を行って画像形成用の2値画像を生成する(ステップS5)。
【選択図】図2
Description
本発明は、画像形成時に生じる画像の歪みを補正する技術に関する。
電子写真方式のカラー画像形成装置では、例えば、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)の各色の像を形成してこれらを記録シートに多重転写するが、この際、各色の像の位置がずれてしまう場合がある。いわゆるレジずれ(レジストレーションのずれ)である。このような位置ずれが発生すると、印刷されるカラー画像の画質が低下してしまうため、位置ずれの解消は従来から重要な課題とされている。
このため、例えば、画像形成装置の光学系において光路を補正することで位置ずれを解消する方法や(特許文献1,2参照)、潜像形成時のクロック信号を変調することで位置ずれを補正する方法(特許文献3,4参照)が提案されている。しかしながら、これらの方法では、画像形成装置の製造コストが高くなってしまったり、補正能力に限界がある、あるいは補正の精度が芳しくない等といった問題がある。また、最近では、電子デバイスの高機能化や低価格化、高解像度の露光技術の開発等が急速に進んできており、このような背景の下、印刷する画像そのものに画像処理を施すことで位置ずれを補正する方法が提案されている。例えば、画像が配置される座標系を、位置ずれの補正量を加味した座標系に変換するといった方法である(特許文献5参照)。
ところで、画像形成装置において多値画像を印刷する場合には、一般に、スクリーン処理によって多値画像における濃淡を網点に置き換えた2値画像を生成し、この2値画像を用いて印刷処理を行なっている。また、スクリーン処理で使用されるスクリーンの大半は周期的な模様を有している。したがって、印刷する画像そのものに画像処理を施すことで位置ずれを補正する場合には、スクリーン処理後の2値画像において網点の周期的な模様を崩してしまうと、これによって印刷画像にディフェクト(スジや乱れ等の不具合)が発生してしまうことがある。
以下に、網点の周期的な模様が崩れてしまうメカニズムを、図12〜図16を参照して具体的に説明する。
図12は、従来の画像形成装置2において、印刷する画像そのものに画像処理を施すことで位置ずれを補正する場合の動作について示す図である。同図に示すように、従来の画像形成装置2では、まず、入力されたカラー画像データに対し、先鋭化処理や階調補正処理を施す(ステップS101)。ここで、先鋭化処理は、輪郭の部分等、濃淡の差が大きい部分を抽出して強調する処理である。また、階調補正処理は、画像形成装置2の色再現性を保つために行われる処理であり、入力されたカラー画像の色調と、印刷後のカラー画像の色調を一致させるため、画像形成装置2の色再現特性(階調再現特性)に従って、入力されたカラー画像の画素値を補正する処理である。
図12は、従来の画像形成装置2において、印刷する画像そのものに画像処理を施すことで位置ずれを補正する場合の動作について示す図である。同図に示すように、従来の画像形成装置2では、まず、入力されたカラー画像データに対し、先鋭化処理や階調補正処理を施す(ステップS101)。ここで、先鋭化処理は、輪郭の部分等、濃淡の差が大きい部分を抽出して強調する処理である。また、階調補正処理は、画像形成装置2の色再現性を保つために行われる処理であり、入力されたカラー画像の色調と、印刷後のカラー画像の色調を一致させるため、画像形成装置2の色再現特性(階調再現特性)に従って、入力されたカラー画像の画素値を補正する処理である。
次いで、画像形成装置2は、カラー画像データを色分解し、Y,M,C,Kの各色毎の像(多値画像)を得る(ステップS102)。この後、画像形成装置2は、Y,M,C,Kの各色毎の多値画像に対し、解像度変換処理とスクリーン処理を施す(ステップS103)。解像度変換処理は、解像度を2倍に引き上げる等、Y,M,C,Kの各色毎の多値画像を、元の解像度よりも高い解像度を有する多値画像に変換する処理である。一方、スクリーン処理は、多値画像における濃淡を網点に置き換えて、Y,M,C,Kの各色毎の2値画像を生成する処理である。
この後、画像形成装置2は、Y,M,C,Kの各色毎の2値画像に対して位置ずれ補正用の画像処理を施し、印刷時に生じるカラー画像の歪みを補正する(ステップS104)。そして、このようにして得られたY,M,C,Kの各色毎の2値画像を記録シートに多重転写してカラー画像を印刷する(ステップS105)。
ところで、位置ずれ補正用の画像処理は、記録シート上に印刷されるカラー画像の歪みを補正するものである。例えば、図13に示すように、位置ずれ補正を行わずに記録シートに印刷した画像(実線)と、この画像を印刷する場合の理想とする印刷位置(点線)とを比較したときに、補正せずに印刷した画像(実線)が主走査方向に沿って徐々に図中下側に傾いてしまう場合を考える。この場合、印刷時に下側に傾いてしまう分だけ印刷前の画像を上側に傾けてやればよい。つまり、図14に示すように、印刷前の画像に対し、主走査方向に沿って徐々に図中上側に傾ける位置ずれ補正用の画像処理を施すことで、図15に示すように、記録シート上において理想とする印刷位置に画像を印刷することができる。
なお、このような位置ずれ補正用の画像処理は、補正精度や画質を維持するため、解像度変換処理の後で行う必要がある。このため、図12に示したように、解像度変換処理とスクリーン処理が施された後に、Y,M,C,Kの各色毎の2値画像に対して位置ずれ補正用の画像処理が施される。つまり、位置ずれ補正用の画像処理は、スクリーン処理が施された後の、網点で表された2値画像に対して行われる。
例えば、図16(a)に示すスクリーン処理後の2値画像に対し、図14に示したように主走査方向に沿って徐々に上側に傾ける位置ずれ補正用の画像処理を施す場合には、網点で表された2値画像において、主走査方向に沿って適当な間隔で画像をシフトアップしていかなければならない。したがって、図16(b)に示すように、矢印を付したシフトアップの部分で網点の周期的な模様が崩れて不連続になる箇所(不連続点)が発生する。個々の不連続点は微小なものに過ぎないが、これらの不連続点は副走査方向(図中縦方向)に一列に並んでいるため、視覚的に目立ちやすく、スジ状の画像ノイズとして認識されてしまう。
このように、従来の画像形成装置2では、Y,M,C,Kの各色毎の多値画像に対し、解像度変換処理とスクリーン処理を施した後に、位置ずれ補正用の画像処理を行う構成であったため、網点の周期的な模様が崩れてしまい、印刷後のカラー画像にディフェクトが生じてしまうという問題があった。
なお、このような問題を解消するためには、例えば、特許文献6に記載されているように、画像の座標系を変換して求めた各画素の座標アドレスに対して周期関数を加味することで、スクリーン処理後の2値画像において網点の周期的な模様が崩れてしまう位置を主走査ライン毎に分散させ、スジ状の画像ノイズを目立たなくすることが考えられる。
しかしながら、特許文献6に記載された方法を用いたとしても、スクリーン処理後の2値画像において網点の周期的な模様が崩れてしまうことに変わりはない。また、網点の周期的な模様が崩れてしまう位置(不連続点)を分散させても、分散後の不連続点の配置によっては、例えば、縦ではなく斜めのスジが発生する等、新たなディフェクトが発生してしまう場合がある。
本発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、画像形成時に生じる出力画像の歪みを、画質の劣化を招くことなく画像処理によって補正できるようにすることである。
上記課題を解決するため、本発明は、画像形成時に生じる出力画像の歪みを補正するために入力画像に対して施す画像処理の内容を定めた補正情報を記憶する記憶手段と、多値画像を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された多値画像を、元の解像度よりも高い解像度を有する多値画像に変換する変換手段と、前記変換手段により変換された多値画像に対し、前記記憶手段に記憶されている補正情報に従った画像処理を施す補正手段と、前記補正手段により画像処理が施された多値画像に対してスクリーン処理を施し、前記多値画像における濃淡を網点で表した2値画像を生成するスクリーニング手段と、前記スクリーニング手段により生成された2値画像を用いて出力画像を形成する画像形成手段とを具備する画像形成装置を提供する。
本発明によれば、画像形成装置では、多値画像に対し、解像度を高める処理を行った後、画像形成時に生じる出力画像の歪みを補正するための画像処理を行い、この後、スクリーン処理を行って画像形成用の2値画像を生成する。よって、スクリーン処理後の2値画像に対して画像処理を施すことがないので、網点の周期的な模様を崩してしまうことがない。
なお、画像形成装置は、画像形成時に生じる出力画像の歪みを検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果から、前記歪みを補正するために入力画像に対して施す画像処理の内容を決定し、当該決定された画像処理の内容を表す補正情報を前記記憶手段に記憶する制御手段とをさらに具備する構成であってもよい。
また、画像形成装置は、前記入力手段により入力された多値画像に対し、濃淡の差が大きい部分を抽出して強調する先鋭化処理、または当該画像形成装置の階調再現特性に従って階調を補正する階調補正処理を施す画像処理手段をさらに具備し、前記変換手段は、前記画像処理手段により先鋭化処理または階調補正処理が施された多値画像を、元の解像度よりも高い解像度を有する多値画像に変換する構成であってもよい。
また、本発明は、画像形成時に生じる出力画像の歪みを補正するために入力画像に対して施す画像処理の内容を定めた補正情報を記憶する記憶手段と、カラー画像を入力する入力手段と、前記入力手段により入力されたカラー画像を色分解し、画像形成時に用いる色材の色毎に多値画像を生成する生成手段と、前記生成手段により生成された多値画像の各々を、元の解像度よりも高い解像度を有する多値画像に変換する変換手段と、前記変換手段により変換された多値画像の各々に対し、前記記憶手段に記憶されている補正情報に従った画像処理を施す補正手段と、前記補正手段により画像処理が施された多値画像の各々に対してスクリーン処理を施し、多値画像における濃淡を網点で表した2値画像を生成するスクリーニング手段と、前記スクリーニング手段により生成された2値画像を重ね合わせて出力画像を形成する画像形成手段とを具備する画像形成装置を提供する。
また、本発明は、画像形成時に生じる出力画像の歪みを補正するために入力画像に対して施す画像処理の内容を定めた補正情報をメモリに記憶する記憶過程と、多値画像を入力する入力過程と、前記入力過程にて入力された多値画像を、元の解像度よりも高い解像度を有する多値画像に変換する変換過程と、前記変換過程にて変換された多値画像に対し、前記メモリに記憶されている補正情報に従った画像処理を施す補正過程と、前記補正過程にて画像処理が施された多値画像に対してスクリーン処理を施し、前記多値画像における濃淡を網点で表した2値画像を生成するスクリーニング過程と、前記スクリーニング過程にて生成された2値画像を用いて出力画像を形成する画像形成過程とを有する画像形成方法を提供する。
また、本発明は、画像形成時に生じる出力画像の歪みを補正するために入力画像に対して施す画像処理の内容を定めた補正情報をメモリに記憶する記憶過程と、カラー画像を入力する入力過程と、前記入力過程にて入力されたカラー画像を色分解し、画像形成時に用いる色材の色毎に多値画像を生成する生成過程と、前記生成過程にて生成された多値画像の各々を、元の解像度よりも高い解像度を有する多値画像に変換する変換過程と、前記変換過程にて変換された多値画像の各々に対し、前記メモリに記憶されている補正情報に従った画像処理を施す補正過程と、前記補正過程により画像処理が施された多値画像の各々に対してスクリーン処理を施し、多値画像における濃淡を網点で表した2値画像を生成するスクリーニング過程と、前記スクリーニング過程にて生成された2値画像を重ね合わせて出力画像を形成する画像形成過程とを有する画像形成方法を提供する。
本発明によれば、画像形成時に生じる出力画像の歪みを、画質の劣化を招くことなく画像処理によって補正することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、同図に示す画像形成装置1は、Y,M,C,Kの計4色のトナー(色材)を備え、カラー画像を記録シートに印刷するカラー複写機やカラープリンタ等である。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、同図に示す画像形成装置1は、Y,M,C,Kの計4色のトナー(色材)を備え、カラー画像を記録シートに印刷するカラー複写機やカラープリンタ等である。
入力部101は、例えば、ネットワーク通信機能を有する通信インタフェースであって、印刷するカラー画像データをパーソナルコンピュータ等の他の機器から受信する。なお、入力部101は、カラーイメージスキャナであってもよいし、メモリカードやDVD等の記録媒体からカラー画像データを読み出す記録媒体ドライブであってもよい。
画像形成部102は、制御部104の制御の下、入力部101によって入力されたカラー画像データを色分解してY,M,C,Kの各色の像を形成するとともに、これらの像を記録シートに多重転写してカラー画像を印刷する。
位置ずれ量検出部103は、例えば、画像形成部102によって記録シートに印刷されたカラー画像を解析し、記録シート上におけるカラー画像の歪み(位置ずれ量)を検出する。なお、位置ずれ量検出部103は、中間転写ベルト上に位置ずれ量検出用のマークを作成するとともに、このマークの位置を検知して位置ずれ量を求める構成であってもよい。このような位置ずれ量の検出技術については、特開平8−85236号公報等に開示されているように周知の技術であるため詳細な説明は省略する。
制御部104は、CPU、ROM、RAM等を備え、ROMや記憶部105に記憶されているプログラムを実行することで画像形成装置1の各部を制御する。また、制御部104は、位置ずれ量検出部103によって検出された位置ずれ量から、印刷時(画像形成時)に生じるカラー画像の歪みを補正するためにY,M,C,Kの各色の像に対して施す画像処理の内容を決定する。
例えば、図3に示すように、位置ずれ補正を行わずに記録シートに印刷したYの像(実線)と、このYの像を印刷する場合の理想とする印刷位置(点線)とを比較したときに、補正せずに印刷したYの像(実線)の方が、理想とする印刷位置(点線)よりも主走査方向の幅が3画素分だけ縮小されてしまう場合には、図4に示すように、印刷前のYの像に対し、各主走査ラインにそれぞれ3画素(網掛けが施された部分)を挿入して主走査方向の幅を3画素分だけ拡大することが、Yの像に対して施す画像処理の内容ととなる。
記憶部105には、画像形成装置1の各部を制御するためのプログラムに加え、制御部104によって決定された画像処理の内容を表す補正情報105aが記憶される。なお、補正情報105aは、Y,M,C,Kの各色の像毎に異なる場合もあれば同じ場合もある。
また、印刷時に生じるカラー画像の歪みは、画像形成装置1の使用年数や使用頻度、画像形成装置1が設置された場所の温度や湿度、画像形成装置1の個体差等によって異なる。このため、位置ずれ量検出部103を用いて位置ずれ量を検出し、記憶部105に記憶されている補正情報105aを更新するタイミングは、例えば、所定の期間毎や、印刷枚数が所定数に達するたび、あるいはユーザによって補正情報105aの更新が指示された場合等、任意に設定することができる。また、図示を省略しているが、画像形成装置1には、液晶表示パネル等の表示部や、タッチパネル,テンキー,スタートボタン等を有する操作部が設けられている。
次に、図2は、画像形成装置1の動作を説明するための図である。
同図に示すように、画像形成装置1では、まず、入力されたカラー画像データに対し、先鋭化処理や階調補正処理を施す(ステップS1)。先鋭化処理は、輪郭の部分等、濃淡の差が大きい部分を抽出して強調する処理である。また、階調補正処理は、画像形成装置1の色再現性を保つために行われる処理であり、入力されたカラー画像の色調と、印刷後のカラー画像の色調を一致させるため、画像形成装置1の色再現特性(階調再現特性)に従って、入力されたカラー画像の画素値を補正する処理である。例えば、入力されたカラー画像において青色の部分が実際に印刷されると水色になる一方、入力されたカラー画像において紺色の部分が実際に印刷されると青色になる場合、入力されたカラー画像において青色の部分を紺色に変更してから印刷を行うことで、入力されたカラー画像の青色の部分を、青色のまま印刷することができる。
同図に示すように、画像形成装置1では、まず、入力されたカラー画像データに対し、先鋭化処理や階調補正処理を施す(ステップS1)。先鋭化処理は、輪郭の部分等、濃淡の差が大きい部分を抽出して強調する処理である。また、階調補正処理は、画像形成装置1の色再現性を保つために行われる処理であり、入力されたカラー画像の色調と、印刷後のカラー画像の色調を一致させるため、画像形成装置1の色再現特性(階調再現特性)に従って、入力されたカラー画像の画素値を補正する処理である。例えば、入力されたカラー画像において青色の部分が実際に印刷されると水色になる一方、入力されたカラー画像において紺色の部分が実際に印刷されると青色になる場合、入力されたカラー画像において青色の部分を紺色に変更してから印刷を行うことで、入力されたカラー画像の青色の部分を、青色のまま印刷することができる。
次いで、画像形成装置1は、カラー画像データを色分解し、Y,M,C,Kの各色毎の像(多値画像)を形成する(ステップS2)。また、画像形成装置1は、解像度変換処理を施し、解像度を2倍に引き上げる等、Y,M,C,Kの各色毎の多値画像を、元の解像度よりも高い解像度を有する多値画像に変換する(ステップS3)。この後、画像形成装置1は、Y,M,C,Kの各色毎の多値画像に対し、記憶部105に記憶されている補正情報105aによって定まる画像処理を施し、印刷時に生じるカラー画像の歪みを補正する(ステップS4)。次いで、画像形成装置1は、スクリーン処理を施して多値画像における濃淡を網点に置き換え、Y,M,C,Kの各色毎の2値画像を生成する(ステップS5)。そして、画像形成装置1は、このようにして得られたY,M,C,Kの各色毎の2値画像を記録シートに多重転写してカラー画像を印刷する(ステップS6)。
次に、位置ずれ補正の具体例について説明する。
例えば、図3に示すように、位置ずれ補正を行わずに記録シートに印刷したYの像(実線)と、このYの像を印刷する場合の理想とする印刷位置(点線)とを比較したときに、補正せずに印刷したYの像(実線)の方が、理想とする印刷位置(点線)よりも主走査方向の幅が3画素分だけ縮小されてしまう場合を考える。この場合、印刷時に縮小される分だけ印刷前のYの像を拡大してやればよい。つまり、図4に示すように、印刷前のYの像に対し、各主走査ラインにそれぞれ3画素(網掛けが施された部分)を挿入してやれば、図5に示すように理想とする印刷位置(点線)にYの像を印刷することができる。なお、図4において、新たに挿入された画素に振られている番号が各々左隣の画素と同じなのは、左隣と同一の濃度値の画素を挿入していることを意味している。
例えば、図3に示すように、位置ずれ補正を行わずに記録シートに印刷したYの像(実線)と、このYの像を印刷する場合の理想とする印刷位置(点線)とを比較したときに、補正せずに印刷したYの像(実線)の方が、理想とする印刷位置(点線)よりも主走査方向の幅が3画素分だけ縮小されてしまう場合を考える。この場合、印刷時に縮小される分だけ印刷前のYの像を拡大してやればよい。つまり、図4に示すように、印刷前のYの像に対し、各主走査ラインにそれぞれ3画素(網掛けが施された部分)を挿入してやれば、図5に示すように理想とする印刷位置(点線)にYの像を印刷することができる。なお、図4において、新たに挿入された画素に振られている番号が各々左隣の画素と同じなのは、左隣と同一の濃度値の画素を挿入していることを意味している。
また、図3に示した場合とは逆に、図6に示すように、位置ずれ補正を行わずに印刷したYの像(実線)の方が、理想とする印刷位置(点線)よりも主走査方向の幅が3画素分だけ拡大されてしまう場合は、図7に示すように、印刷前のYの像から主走査ライン毎にそれぞれ3画素(網掛けが施された部分)だけ間引いてやれば、図8に示すように理想とする印刷位置(点線)にYの像を印刷することができる。
例えば、カラー画像を色分解して得られるYの像を図9(a)とした場合、画像形成装置1では、まず、解像度変換処理によって図9(b)に示すように解像度が2倍に引き上げられたYの像を得る。なお、解像度を2倍に引き上げるということは、1つの画素を同じ濃度値を有する4つの画素に分割することになる。また、図9(a)および図9(b)においては、全ての画素が同一の濃度値(50%)を有しているものとする。
次いで、画像形成装置1は、図3に示したように主走査方向の幅のみが3画素分だけ縮小されてしまう場合には、これを補正するため、各主走査ラインにそれぞれ3画素を挿入するが、この際、事前に行われた解像度変換処理によって解像度が2倍に引き上げられているので、図10(a)に示すように、各主走査ラインにそれぞれ6画素(点線で示す部分)を挿入する。なお、図10(a)においては、2列ずつ計3ヶ所に画素を挿入しているが、1列ずつ計6ヶ所に画素を挿入する構成であってもよい。
この後、画像形成装置1では、図10(a)に示した多値画像に対してスクリーン処理を施す。ここで、多値画像は、前述したように全て均一の濃度値(50%)を有しているので、例えば、スクリーン角が45度のラインスクリーンを使用してスクリーン処理を行なった場合、図10(b)に示す2値画像を得ることができる。その結果、画像形成装置1によって記録シートに印刷されるYの像は、図11(c)に示すように理想とする印刷位置(点線)に過不足なく収まる。また、スクリーン処理後の2値画像に対して位置ずれ補正用の画像処理を行うことがないので、網点の周期的な模様が崩れてしまうこともない。
これに対し、比較のため、同様の位置ずれ補正を図12に示した従来の画像形成装置2で行った場合について説明する。この場合、画像形成装置2では、図12に示したように、まず、カラー画像を色分解して得られるYの像(多値画像)に対し、解像度を2倍に引き上げる解像度変換処理と、スクリーン角が45度のラインスクリーンを用いたスクリーン処理を行い、図11(a)に示す2値画像を得る。次いで、画像形成装置2では、図11(a)に示す2値画像に対し、各主走査ラインにそれぞれ3画素を挿入するが、この場合も事前に行われた解像度変換処理によって解像度が2倍に引き上げられているので、図11(b)に示すように各主走査ラインにそれぞれ6画素(点線で示す部分)を挿入する。その結果、従来の画像形成装置2によって記録シートに印刷されるYの像は、図11(c)に示すように、理想とする印刷位置(点線)に過不足なく収まるものの、矢印を付した部分で網点の周期的な模様が不連続となり、ディフェクトが発生してしまう。
以上説明したように本実施形態によれば、画像形成装置1では、入力されたカラー画像を色分解して得られるY,M,C,Kの各色毎の多値画像に対し、解像度変換処理を行った後、印刷時に生じるカラー画像の歪みを補正するための画像処理を行い、この後、スクリーン処理を行って画像形成用の2値画像を生成する。よって、スクリーン処理後の2値画像に対し、挿入や間引き、画素位置の変更等といった位置ずれ補正用の画像処理を行うことがないので、網点の周期的な模様を崩してしまうことがない。したがって、ディフェクトの発生を抑えつつ、印刷時に生じるカラー画像の歪みや色ずれを補正することができる。
なお、画像形成装置1(コンピュータ)は、記憶部105にインストールされているプログラムに従って、図2に示したステップS1〜S6までの処理を実行するが、このプログラムを通信によって画像形成装置1へと送信し、記憶部105にインストールしてもよい。また、このプログラムをDVDやメモリカード等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。
また、上述した実施形態では、制御部104が、位置ずれ量検出部103によって検出された位置ずれ量に基づいて、Y,M,C,Kの各色の像に施す画像処理の内容を決定する場合について述べたが、ユーザが、印刷画像の歪みを確認するとともに、この歪みを補正するために必要となる画像処理の内容を決定し、画像処理の内容を定める補正情報105aを記憶部105に登録する構成であってもよい。
上述した実施形態では、カラー画像をY,M,C,Kの4色に色分解する場合について述べたが、Y,M,Cの3色に色分解する構成であってもよい。また、印刷対象となる画像は、カラー画像ではなく多階調のモノトーン画像であってもよい。この場合、画像形成装置1において色分解や多重転写を行う必要がない。このように本発明に係る画像形成装置は、モノトーン印刷用のプリンタや複写機等に対しても適用可能である。
1,2…画像形成装置、101…入力部、102…画像形成部、103…位置ずれ量検出部、104…制御部、105…記憶部、105a…補正情報。
Claims (6)
- 画像形成時に生じる出力画像の歪みを補正するために入力画像に対して施す画像処理の内容を定めた補正情報を記憶する記憶手段と、
多値画像を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された多値画像を、元の解像度よりも高い解像度を有する多値画像に変換する変換手段と、
前記変換手段により変換された多値画像に対し、前記記憶手段に記憶されている補正情報に従った画像処理を施す補正手段と、
前記補正手段により画像処理が施された多値画像に対してスクリーン処理を施し、前記多値画像における濃淡を網点で表した2値画像を生成するスクリーニング手段と、
前記スクリーニング手段により生成された2値画像を用いて出力画像を形成する画像形成手段と
を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 画像形成時に生じる出力画像の歪みを検出する検出手段と、
前記検出手段による検出結果から、前記歪みを補正するために入力画像に対して施す画像処理の内容を決定し、当該決定された画像処理の内容を表す補正情報を前記記憶手段に記憶する制御手段とをさらに具備する
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記入力手段により入力された多値画像に対し、濃淡の差が大きい部分を抽出して強調する先鋭化処理、または当該画像形成装置の階調再現特性に従って階調を補正する階調補正処理を施す画像処理手段をさらに具備し、
前記変換手段は、前記画像処理手段により先鋭化処理または階調補正処理が施された多値画像を、元の解像度よりも高い解像度を有する多値画像に変換する
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 画像形成時に生じる出力画像の歪みを補正するために入力画像に対して施す画像処理の内容を定めた補正情報を記憶する記憶手段と、
カラー画像を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力されたカラー画像を色分解し、画像形成時に用いる色材の色毎に多値画像を生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された多値画像の各々を、元の解像度よりも高い解像度を有する多値画像に変換する変換手段と、
前記変換手段により変換された多値画像の各々に対し、前記記憶手段に記憶されている補正情報に従った画像処理を施す補正手段と、
前記補正手段により画像処理が施された多値画像の各々に対してスクリーン処理を施し、多値画像における濃淡を網点で表した2値画像を生成するスクリーニング手段と、
前記スクリーニング手段により生成された2値画像を重ね合わせて出力画像を形成する画像形成手段と
を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 画像形成時に生じる出力画像の歪みを補正するために入力画像に対して施す画像処理の内容を定めた補正情報をメモリに記憶する記憶過程と、
多値画像を入力する入力過程と、
前記入力過程にて入力された多値画像を、元の解像度よりも高い解像度を有する多値画像に変換する変換過程と、
前記変換過程にて変換された多値画像に対し、前記メモリに記憶されている補正情報に従った画像処理を施す補正過程と、
前記補正過程にて画像処理が施された多値画像に対してスクリーン処理を施し、前記多値画像における濃淡を網点で表した2値画像を生成するスクリーニング過程と、
前記スクリーニング過程にて生成された2値画像を用いて出力画像を形成する画像形成過程と
を有することを特徴とする画像形成方法。 - 画像形成時に生じる出力画像の歪みを補正するために入力画像に対して施す画像処理の内容を定めた補正情報をメモリに記憶する記憶過程と、
カラー画像を入力する入力過程と、
前記入力過程にて入力されたカラー画像を色分解し、画像形成時に用いる色材の色毎に多値画像を生成する生成過程と、
前記生成過程にて生成された多値画像の各々を、元の解像度よりも高い解像度を有する多値画像に変換する変換過程と、
前記変換過程にて変換された多値画像の各々に対し、前記メモリに記憶されている補正情報に従った画像処理を施す補正過程と、
前記補正過程により画像処理が施された多値画像の各々に対してスクリーン処理を施し、多値画像における濃淡を網点で表した2値画像を生成するスクリーニング過程と、
前記スクリーニング過程にて生成された2値画像を重ね合わせて出力画像を形成する画像形成過程と
を有することを特徴とする画像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006213045A JP2008042438A (ja) | 2006-08-04 | 2006-08-04 | 画像形成装置および画像形成方法 |
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JP2008042438A true JP2008042438A (ja) | 2008-02-21 |
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ID=39176990
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Country | Link |
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JP (1) | JP2008042438A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014014007A (ja) * | 2012-07-04 | 2014-01-23 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
US8862002B2 (en) | 2011-09-14 | 2014-10-14 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and method |
US9681022B2 (en) | 2014-12-25 | 2017-06-13 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing apparatus, image processing method, and recording medium |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001309139A (ja) * | 2000-04-18 | 2001-11-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及び方法 |
-
2006
- 2006-08-04 JP JP2006213045A patent/JP2008042438A/ja active Pending
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