JPH11348376A - 開閉装置及び画像形成装置 - Google Patents
開閉装置及び画像形成装置Info
- Publication number
- JPH11348376A JPH11348376A JP10162085A JP16208598A JPH11348376A JP H11348376 A JPH11348376 A JP H11348376A JP 10162085 A JP10162085 A JP 10162085A JP 16208598 A JP16208598 A JP 16208598A JP H11348376 A JPH11348376 A JP H11348376A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- closing
- access cover
- main body
- closed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
カバーの開閉時に生ずるクリック感の管理を行うのは難
しかった。 【解決手段】 メインカバー7に対して開閉可能なアク
セスカバー8を有する開閉装置において、アクセスカバ
ー8に係止部8aを設けると共に、装置本体6に前記ア
クセスカバー8の開閉状態を検出する検出手段9を設
け、アクセスカバー8を閉じたときに前記係止部8aを
レバー部材10ととメインカバー7とで挟持するよう構成
したことを特徴とする。
Description
閉可能な開閉部材を有する開閉装置及び該開閉機構を有
する画像形成装置に関する。
交換やシートのジャム(紙詰まり)処理のために、装置
本体のカバーを開閉可能としているのが一般的である。
このような従来の画像形成装置の開閉機構の一例を図6
乃至図9を参照して説明する。尚、図6は開閉可能なア
クセスカバーが閉まっている状態の説明図であり、図7
はアクセスカバーが開いている状態の説明図、図8は図
6のA−A断面説明図であり、図9は図6のB- B断面
説明図である。
ように、装置本体50に対して開閉部材としてのアクセス
カバー51が開閉可能に設けられている。そして、図8に
示すように、アクセスカバー51を閉じることにより、ア
クセスカバー51に一体的に成形されている突出部52にセ
ンサーレバー53が押下されセンサー54をオフにしてい
る。
り、センサーレバー53はねじりコイルバネ55によって、
センサー54から抜ける方向に付勢されているため、矢印
Cの方向に回転してセンサー54はオンとなる。
スカバー51の開閉を検知している。また、これらの装置
ではアクセスカバー51の開閉が確認し易いように、開閉
時に微少抵抗を発生させる、いわゆるクリック感を生じ
させるようにしているが、このクリック感は、図9に示
すように、アクセスカバー51に一体的に設けられた突出
部56の凸部56aが、装置本体50を覆うメインカバー57に
設けられた凹部57aにはまり込むことにより発生させて
いる。
成においては、アクセスカバー51やメインカバー57のよ
うな大物の樹脂成形部品は、寸法のばらつきが大きく、
アクセスカバー51の凸部56aとメインカバー57の凹部57
aの噛み合わせが浅くなってクリック感が弱くなった
り、逆に噛み合わせが深くなりすぎたためにクリック感
が強くなり過ぎたりと、アクセスカバー51の開閉時のク
リック感の管理が難しかった。
であり、その目的は、構造簡単にしてクリック感の管理
が容易な開閉装置及びこれを有する画像形成装置を提供
するものである。
の本発明に係る代表的な構成は、装置本体に対して開閉
可能な開閉部材を有する開閉装置において、開閉部材に
係止部を設けると共に、装置本体に前記開閉部材の開閉
状態を検出する検出手段を設け、前記開閉部材を閉じた
ときに前記係止部を前記検出手段と装置本体とで挟持す
るよう構成したことを特徴とする。
止部を挟持する付勢力を管理することで開閉部材のクリ
ック感を容易に管理することができる。また、開閉部材
の開閉を検出する検出手段によって開閉部材の係止部を
挟持するために、新たな部品を増加することなく、簡単
な構成によってクリック感の管理が可能となる。
たインクジェット記録方式の画像形成装置に用いた一実
施形態を、図1乃至図5を参照して具体的に説明する。
尚、図1はインクジェット記録装置のアクセスカバーを
開いた状態の斜視説明図であり、図2はアクセスカバー
を閉じた状態の斜視説明図、図3はアクセスカバーを閉
じた状態の側断面説明図であり、図4はアクセスカバー
が開いた状態の側断面説明図、図5はアクセスカバーの
係止構成の拡大説明図である。
すると、図1及び図2に示すように、自動給送手段を有
する給送トレイ1にセットしたシートを搬送ローラ2及
び図示しないピンチローラで搬送し、画像形成手段3に
よって所定画像を記録した後、排出ローラ4及び拍車5
によって装置前方へ排出するものである。尚、本実施形
態における画像形成手段3はインクカートリッジを搭載
したキャリッジをシート幅方向へ往復移動させ、その間
に記録ヘッドからから画信号に応じたインクを吐出して
記録を行うインクジェット記録方式を用いている。
メインカバー7に対し、開閉部材としてのアクセスカバ
ー8が回動して開閉可能になっており、インクカートリ
ッジの交換やシートのジャム処理に際しては図1に示す
ようにアクセスカバー8を開き、処理後に図2に示すよ
うに該カバー7を閉じるものである。そして、前記アク
セスカバー8の開閉状態を検出手段によって検出可能に
なっている。
び開閉状態の検出手段の構成について説明する。
ー8の回動側端部には係止部8aが突設されており、装
置本体6には前記アクセスカバー8の開閉状態を検出す
る検出手段9が設けられている。この検出手段9はレバ
ー部材10が軸11を中心に回動可能に取り付けられ、該レ
バー部材10の一方端側にはセンサ部としてのタクトスイ
ッチ12が電装基板13に取り付けられ、このタクトスイッ
チ12をレバー部材10が押すとスイッチオンし、前記押し
つけがなくなるとスイッチオフするように構成されてい
る。また、前記軸11にはねじりコイルバネで構成した付
勢手段としての付勢バネ14が取り付けられており、レバ
ー部材10を図3の時計回り方向(タクトスイッチ12を押
圧する方向)に付勢している。
たときの係止部8aと対向する位置に設けられており、
アクセスカバー8を閉じると係止部8aの突出部8bが
レバー部材10の回動端部を押し下げ、レバー部材10とメ
インカバー7の間に入り込むようになっている。即ち、
図3に示すように、アクセスカバー8を閉じた状態にあ
っては係止部8aがレバー部材10とメインカバー7によ
って挟持され、且つ付勢バネ14の付勢力によって係止状
態が保持される。このとき、レバー部材10の他方側端部
はタクトスイッチ12から浮くようになり、該スイッチ12
の押圧がなくなるためにスイッチオフする。一方、図4
に示すように、アクセスカバー8を開くと、係止部8a
によるレバー部材10の押し下げがなくなるために、該レ
バー部材10がタクトスイッチ12を押しつけ、スイッチオ
ンする。これによって、アクセスカバー8の開閉状態を
検出可能となっている。
(係止部8aがレバー部材10とメインカバー7の間に入
り込むとき)及びアクセスカバー8を開くとき(係止部
8aがレバー部材10とメインカバー7の間から抜け出る
とき)は、それぞれ付勢バネ14の付勢力によって微少抵
抗があり、これによって所謂クリック感を生ずるように
なっている。
勢バネ14のバネ力を変えることによって変更可能であ
り、アクセスカバー8やメインカバー7の寸法にばらつ
きがあってもクリック感に影響を与えない。このため、
クリック感の管理を容易に行うことが可能である。
うに、アクセスカバー8を閉じた状態で、係止部8aの
突出部8bとレバー部材10の接点a及び前記突出部8b
とメインカバー7の接点bとを結ぶ線は、付勢バネ14に
よるレバー部材10の付勢方向Lとが略一直線上になるよ
うに構成されている。このため、クリープによる樹脂成
形部品の変形が抑えられ、安定したクリック感を得るこ
とができるものである。
た装置としてインクジェット記録装置を例示したが、こ
れは画像形成手段はインクジェット記録方式に限定する
必要はなく、他の熱転写記録方式や電子写真記録方式等
を用いてもよく、さらには記録装置のみならず、装置本
体に対して開閉部材を開閉可能な装置、例えば読取装置
等にあっても好適に用いることが可能である。
検出手段によって係止部を挟持する付勢力を管理するこ
とで開閉部材のクリック感を容易に管理することができ
る。また、開閉部材の開閉を検出する検出手段によって
開閉部材の係止部を挟持するために、新たな部品を増加
することなく、簡単な構成によってクリック感の管理が
可能となる。
ーを開いた状態の斜視説明図である。
る。
ある。
ある。
る。
の説明図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 装置本体に対して開閉可能な開閉部材を
有する開閉装置において、 開閉部材に係止部を設けると共に、装置本体に前記開閉
部材の開閉状態を検出する検出手段を設け、前記開閉部
材を閉じたときに前記係止部を前記検出手段と装置本体
とで挟持するよう構成したことを特徴とする開閉装置。 - 【請求項2】 前記検出手段は、センサ部と、該センサ
部を作動させるレバー部材と、該レバー部材を装置本体
の一部に付勢する付勢手段とを有し、前記開閉部材を閉
じたときに前記レバー部材と装置本体の一部とで前記係
止部を挟持するよう構成したことを特徴とする請求項1
記載の開閉装置。 - 【請求項3】 前記係止部が前記レバー部材と装置本体
とに挟持される際、または前記挟持状態を解除される際
に、前記付勢手段の付勢により微少抵抗が生ずることを
特徴とする請求項2記載の開閉装置。 - 【請求項4】 前記開閉部材を閉じた状態で、前記係止
部と前記レバー部材の接点及び前記係止部と装置本体の
接点とを結ぶ線と、前記付勢手段による付勢方向とが略
一直線上に位置するよう構成したことを特徴とする請求
項2記載の開閉装置。 - 【請求項5】 画像形成手段を有する装置本体に対して
開閉可能な開閉部材を有する開閉装置において、 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の開閉装置
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16208598A JP3869937B2 (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 開閉装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16208598A JP3869937B2 (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 開閉装置及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11348376A true JPH11348376A (ja) | 1999-12-21 |
JP3869937B2 JP3869937B2 (ja) | 2007-01-17 |
Family
ID=15747807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16208598A Expired - Fee Related JP3869937B2 (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 開閉装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3869937B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010042615A (ja) * | 2008-08-13 | 2010-02-25 | Brother Ind Ltd | カバー部材の開閉装置 |
JP2018118397A (ja) * | 2017-01-23 | 2018-08-02 | 東芝テック株式会社 | プリンタ |
-
1998
- 1998-06-10 JP JP16208598A patent/JP3869937B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010042615A (ja) * | 2008-08-13 | 2010-02-25 | Brother Ind Ltd | カバー部材の開閉装置 |
JP2018118397A (ja) * | 2017-01-23 | 2018-08-02 | 東芝テック株式会社 | プリンタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3869937B2 (ja) | 2007-01-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH04351159A (ja) | 記録装置 | |
JPH11348376A (ja) | 開閉装置及び画像形成装置 | |
JP2005258126A (ja) | 開閉検出装置及び画像形成装置 | |
JPH09281767A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3536842B2 (ja) | プリンタ | |
JPH04350042A (ja) | 原稿搬送装置 | |
JP3805283B2 (ja) | サーマルプリンタヘッドのリリース検出機構 | |
JP4249545B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002046321A (ja) | プリンタ | |
JPH09248924A (ja) | サーマルプリンタ | |
JP2000238366A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2001244652A (ja) | 操作パネル | |
JPH08179673A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH1188572A (ja) | 画像読取装置 | |
JPH0818705A (ja) | 開閉カバーのロック機構 | |
JPH0667044U (ja) | 給紙装置のカバーのロック機構 | |
JPH0720690Y2 (ja) | 機体開閉検知スイツチ装置 | |
JPH0940255A (ja) | 記録装置 | |
JPH04112066A (ja) | ラインプリンタ | |
JPH10109448A (ja) | プリンタ装置 | |
JP3890676B2 (ja) | 給紙装置 | |
JPH0462566A (ja) | 画像記録装置 | |
JPH04351156A (ja) | 開閉部材のロック検出機構 | |
JP2514666Y2 (ja) | インターロックスイッチ装置 | |
JPH0650217Y2 (ja) | プリンタ用カセットにおけるテープエンド検知装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041001 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041102 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060214 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060412 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060926 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061016 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091020 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101020 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101020 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111020 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111020 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121020 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131020 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |