JP2018118397A - プリンタ - Google Patents

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Kenji Eoka
健二 江岡
イン セング オオイ
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イン セング オオイ
ティン イー チン
Qin-Tin Li
ティン イー チン
リャオ ウイジェン ケビン
Khen Kevin Liaw Wui
リャオ ウイジェン ケビン
強 眞田
Tsuyoshi Sanada
強 眞田
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Abstract

【課題】プリンタのコストを低いものとする。【解決手段】実施形態のプリンタ10は、ロール紙から取り出された連続紙Sを搬送するローラ15bと、連続紙Sの終端の通過に連動して回転する可動部18と、可動部18の回転軸と平行に配置された基板14と、を備える。基板14には、可動部18の端部18aを検出するセンサー14aが実装されている。プリンタ10は、センサー14aと基板14とを繋ぐ接続線が必要ないので、プリンタ10のコストを低いものとすることができる。【選択図】図7

Description

本発明の実施形態は、プリンタに関する。
商品情報処理装置(例えば、POS端末)は、多くの場合、ロール紙から取り出された用紙に情報を印刷するプリンタ(例えば、レシートプリンタ、ジャーナルプリンタ)を備える。この種のプリンタは、多くの場合、プリンタの状態を検出するための各種センサーを備える。例えば、プリンタは、トップカバーが開放されたか否かを検出するセンサー(以下、オープンセンサーという。)及び、ロール紙から取り出される用紙の終端を検出するセンサー(以下、ペーパエンドセンサーという。)を備える。
特開平11−48507号公報 特開2011−161817号公報 特開2000−103100号公報
一般的に、プリンタは、印刷処理等を行う基板(例えば、メインボード)を備える。上述のセンサーは、多くの場合、基板から離れた場所に配置される。例えば、オープンセンサーは、トップカバー付近に配置され、ペーパエンドセンサーは用紙搬送路付近に配置される。この場合、プリンタは、センサーと基板とを繋ぐ接続線(例えば、ワイヤーハーネス)を備えなければならず、コストが高くなる。
本発明が解決しようとする課題は、プリンタのコストを低いものとすることである。
実施形態のプリンタは、ロール紙から取り出された用紙を搬送する搬送手段と、用紙の終端の通過に連動して回転する可動部と、可動部の回転軸と平行に配置された基板と、を備える。基板には、可動部の端部を検出するセンサーが実装されている。
また、他の実施形態のプリンタは、ロール紙ホルダーを覆うカバーと、カバーのオープンに連動して回転する可動部と、可動部の回転軸と平行に配置された基板と、を備える。基板には、可動部の端部を検出するセンサーが実装されている。
実施形態のプリンタを備える商品情報処理装置を示す斜視図である。 実施形態のプリンタの斜視図である。 実施形態のプリンタのブロック図である。 実施形態のプリンタの内部構造を示す断面図である。 実施形態のプリンタが備えるエンジンブロックの一部を示す斜視図である。 実施形態のプリンタが備える第1の可動部及び第2の可動部の平面図である。 用紙が搬送路を通過しているときの第1の可動部の状態を示す図である。 用紙の終端を検出したときの第1の可動部の状態を示す図である。 カバーが閉まっているときの第2の可動部の状態を示す図である。 カバーオープンを検出したときの第2の可動部の状態を示す図である。
以下、発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または同等の部分には同一の符号を付す。
図1は、実施形態のプリンタ10を備える商品情報処理装置1を示す斜視図である。商品情報処理装置1は、例えば、POS(Point of sales)端末である。商品情報処理装置1は、各ストアに設置され、オペレータによって操作される。商品情報処理装置1は不図示のストアサーバ(POSサーバ)とネットワークを介して接続されている。プリンタ10は商品情報処理装置1に固定或いは内蔵されている。
なお、以下の説明には、X軸、Y軸、及びZ軸から構成される直交座標系を用いる。図中、矢印の指し示す方向がプラス方向である。X軸プラス方向が右方向であり、X軸マイナス方向が左方向である。また、Y軸プラス方向が背面方向(後側)であり、Y軸マイナス方向が正面方向(前側)である。また、Z軸プラス方向が上方向であり、Z軸マイナス方向が下方向である。正面とはオペレータが位置する側のことである。図1の例であれば、正面は白抜き矢印の方向である。
図2は、商品情報処理装置1からプリンタ10を取り出したものである。プリンタ10は、レシートを発行するためのレシートプリンタである。プリンタ10は、上部にロール紙ホルダーHを覆うカバー21を備え、ロール紙ホルダーHにロール紙PRを格納可能である。ロール紙PRは、連続紙Sが巻き回されたロール状の印字媒体である。連続紙Sは、帯状の用紙である。プリンタ10は、ロール紙PRから連続紙Sを取り出し、取引明細等の情報を印刷する。プリンタ10は、連続紙Sを排出するための排出口20を備える。なお、図1及び図2に示した外観はあくまで一例であり、様々な変形が可能である。
図3は、プリンタ10のブロック図である。プリンタ10は、制御部11と、通信インタフェース12と、出力部13と、基板14と、印刷部15と、カット部16と、検出機構17と、を備える。
制御部11は、プロセッサ、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の処理装置である。制御部11は、プリンタ10の各部を制御する制御装置として機能する。制御部11は、例えば、基板14に配置されている。制御部11は、基板14に実装されているセンサーからの信号に基づいて、プリンタ10の状態を検出する。例えば、制御部11は、カバー21が開いているか否か、プリンタ10が紙切れとなっているか否か、等を検出する。
通信インタフェース12は、商品情報処理装置1の制御装置(例えば、プロセッサ)と通信する通信インタフェースである。通信インタフェース12は、商品情報処理装置1から各種データを取得する。例えば、通信インタフェース12は、商品情報処理装置1から、印刷部15が連続紙Sに印刷する情報(例えば、取引明細の情報)を取得する。
出力部13は、ユーザに情報を通知するための出力装置である。出力部13は、例えば、スピーカー、ブザー等の音響発生装置、或いはLED(Light Emitting Diode)ランプ等の点灯装置である。勿論、出力部13は音響発生装置及び点灯装置に限定されない。例えば、出力部13は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、有機ELディスプレイ(Organic Electroluminescence Display)等の表示装置であってもよい。出力部13は、ユーザに対し、プリンタ10の状態に応じた各種出力をする。例えば、出力部13は、カバー21のオープンが検知されたら、ブザー音を出力する。また、出力部13は、ロール紙PRの紙切れが検知されたらランプを点灯する。
図4は、プリンタ10の内部構造を示す断面図である。プリンタ10は、ロール紙PRが着脱可能に構成されている。ロール紙PRから取り出された連続紙Sは、印刷部15で情報が印刷される。そして、連続紙Sは、カット部16でカットされて排出口20から排出される。
基板14は、プリンタ10の各種処理を実行するメインボードである。基板14は、シャフト17aと平行に配置されている。図4の例では、シャフト17aは、その軸方向がX軸方向と一致するように配置されている。また、基板14はその平面をY軸方向に向けて配置されている。基板14には各種センサーが実装されている。シャフト17a、及びセンサーについては後述する。
印刷部15は、連続紙Sに取引明細等の各種情報を印字する印刷ユニットである。印刷部15は、サーマル方式のプリントユニットである。印刷部15は、プリントヘッド15aと、ローラ15bと、を備える。プリントヘッド15aはサーマルヘッドであり、ローラ15bはプラテンローラである。ローラ15bは、用紙Sを搬送する搬送部(搬送手段)としても機能する。印刷部15は、制御部11の制御に従って取引明細等の情報を連続紙Sに印字する。
カット部16は、連続紙Sから印刷完了部分(例えば、レシートとなる部分)を切り離すためのカッターである。カット部16は、スライド式カッターであってもよいし、ローラ式カッターであってもよい。図4には、カット部16の一例として、スライド式カッターが示されている。カット部16は、可動刃16bと、固定刃16aと、を備える。可動刃16bは、可動刃16bをスライドさせる可動刃スライド機構16cに固定されている。固定刃16aは、エンジンブロック100の上部に固定されている。
エンジンブロック100は、プリンタ10の印刷を担うアッシー(ASSY)である。図5は、エンジンブロック100の一部を示す斜視図である。図5には図示が省略されているが、フラットケーブル104の先端にはプリントヘッド15aが接続される。
エンジンブロック100は、プリンタ10の各パーツを配置するための筐体を備える。筐体は、金属板101〜103で構成されている。金属板101〜103は、鉄、アルミ等の剛性の高い金属で構成される。金属板101は、Y軸方向にその平面を向けた状態で配置されている。金属板102は、X軸方向にその平面を向けた状態で配置されている。金属板103は、X軸方向にその平面を向けた状態で配置されている。金属板102は、金属板101のX軸プラス方向側端部に位置しており、金属板103は、金属板101のX軸マイナス方向側端部に位置している。金属板101の上部には、固定刃16aが配置されている。
検出機構17は、ペーパーエンド及びカバーオープンの検出のための機構である。ここでペーパーエンドとはプリンタ10が紙切れとなっていることをいう。また、カバーオープンとはカバー21が開かれていることをいう。図6は、検出機構17及を上方(Z軸プラス方向側)から見た図である。検出機構17は、シャフト17aと、可動部18と、可動部19と、を備える。
シャフト17aは、可動部18及び可動部19を支持するためのシャフトである。シャフト17aは、可動部18及び可動部19の回転軸(rotary axis)となる位置に配置されている。シャフト17aは、軸方向をX軸方向として、金属板102に固定されている。シャフト17aは、金属板102からX軸マイナス方向に延びている。シャフト17aは、例えば、ピボットスタッドである。本実施形態の場合、シャフト17aは、金属板102に対して回転不能な状態で固定されている。シャフト17aには、可動部18と可動部19とが回動可能に固定されている。そのため、可動部18の回転軸と可動部19の回転軸は、同一である。
可動部18は、ペーパーエンド検出のために使用される部材である。可動部18は、プリンタ10の第1の可動部として機能する。可動部18は上方から見てL字形をしている。可動部18の一方の端部18aは、金属板101に設けられた開口101aを通って、基板14の表面付近に位置する。例えば、端部18aは、基板14に最接近の状態で基板14のY軸プラス方向側表面から1mm〜1cmの距離に位置する。また、可動部18の他方の端部には、上方(Z軸プラス方向)向けて突出する突出部18bが設けられている。
基板14には、端部18aを検出するセンサー14aが実装されている。センサー14aは、プリンタ10の第1のセンサーとして機能する。センサー14aは、例えば、発光部14a1と受光部14a2とが対向配置されたフォトインタラプタである。発光部14a1は、プリンタ10の第1の発光部として機能し、受光部14a2は、プリンタ10の第1の受光部として機能する。可動部18の固定位置は、回転の一状態で、端部18aが発光部14a1と受光部14a2との間に位置するよう調整されている。センサー14aは、端部18aによって発光部14a1の光が遮られたか否かにより、ペーパーエンドを検出する。ペーパーエンド検出動作については後述する。
可動部19は、カバーオープン検出のために使用される部材である。可動部19は、プリンタ10の第2の可動部として機能する。可動部19は上方から見てL字形をしている。可動部19の一方の端部19aは、金属板101に設けられた開口101aを通って、基板14の表面付近に位置する。例えば、端部19aは、基板14に最接近の状態で基板14のY軸プラス方向側表面から1mm〜1cmの距離に位置する。また、可動部19の他方の端部は、金属板102に設けられた開口102aを通って、金属板102のX軸プラス方向に突出している。他方の端部には、上方(Z軸プラス方向)向けて突出する突出部19bが設けられている。
基板14には、端部19aを検出するセンサー14bが実装されている。センサー14bは、プリンタ10の第2のセンサーとして機能する。センサー14bは、例えば、発光部14b1と受光部14b2とが対向配置されたフォトインタラプタである。発光部14b1は、プリンタ10の第2の発光部として機能し、受光部14b2は、プリンタ10の第2の受光部として機能する。可動部19の固定位置は、回転の一状態で、端部19aが発光部14b1と受光部14b2との間に位置するよう調整されている。センサー14bは、端部19aによって発光部14b1の光が遮られたか否かにより、カバーオープンされたか否かを検出する。カバーオープン検出動作については後述する。
次に、このような構成を有するプリンタ10の動作について説明する。
プリンタ10の動作は、ペーパーエンドの検出動作と、カバーオープンの検出動作と、に分けられる。最初に、ペーパーエンドの検出動作について説明する。ペーパーエンドとは、連続紙Sの終端のことである。
図7は、ペーパーエンド非検出時(通常動作時)の可動部18の状態を示す図である。ロール紙PRから取り出された連続紙Sは、搬送路を通って排出口20から排出される。可動部18は、シャフト17aを中心に図面反時計回りに回転力が付勢されている。回転力は、バネ力であってもよいし、ゴム等の弾性部材によってもたらされる弾性力であってもよい。可動部18は、突出部18bが連続紙Sの搬送路に位置するよう、その位置が調整されている。
通常動作時、可動部18は、突出部18bが連続紙Sに押されることによって、図面時計回りに僅かに回転した状態でその位置を保っている。この状態では、可動部18の端部18aは、発光部14a1と受光部14a2との間に位置する。そのため、発光部14a1の光は端部18aで遮られ、受光部14a2は光を検知しない。センサー14aは、端部18aを検知したと判別し、その旨を制御部11に通知する。センサー14aは、一定時間毎(例えば、0.5秒毎)に端部18aが検知されていることを制御部11に通知してもよい。
図8は、ペーパーエンド検出時(用紙切れ時)の可動部18の状態を示す図である。突出部18bの先端位置を連続紙Sの終端Eが通過すると、可動部18は付勢力によってシャフト17aを中心に図面反時計回に回転する。そうすると、可動部18の端部18aは、発光部14a1と受光部14a2との間から離脱する。こうなると、端部18aによって遮られていた発光部14a1の光は受光部14a2によって検知される。センサー14aは、端部18aが検知されなくなったと判別し、その旨を制御部11に通知する。
制御部11は、センサー14aから端部18aの非検知を通知されたら、プリンタ10が紙切れとなったと判別する。そして、制御部11は、その旨を出力部13に出力する。例えば、制御部11は、LEDランプを点灯或いは点滅させる。
次に、カバーオープンの検出動作について説明する。
図9は、カバーオープン非検出時(カバークローズ時)の可動部19の状態を示す図である。可動部19は、シャフト17aを中心に図面反時計回りに回転力が付勢されている。回転力は、バネ力であってもよいし、ゴム等の弾性部材によってもたらされる弾性力であってもよい。
カバー21には、下方(Z軸マイナス方向)に向けて突出する突出部21aが設けられている。カバークローズ時、可動部19は、突出部19bが突出部21aに押されることによって、図面時計回りに僅かに回転した状態でその位置を保っている。この状態では、可動部19の端部19aは、発光部14b1と受光部14b2との間に位置する。そのため、発光部14b1の光は端部19aで遮られ、受光部14b2は光を検知しない。センサー14bは、端部19aを検知したと判別し、その旨を制御部11に通知する。センサー14bは、一定時間毎(例えば、0.5秒毎)に端部19aが検知されていることを制御部11に通知してもよい。
図10は、カバーオープン検出時の可動部19の状態を示す図である。カバー21がオープンされると、可動部19は付勢力によってシャフト17aを中心に図面反時計回に回転する。そうすると、可動部19の端部19aは、発光部14b1と受光部14b2との間から離脱する。こうなると、端部18aによって遮られていた発光部14a1の光は受光部14a2によって検知される。センサー14bは、端部19aが検知されなくなったと判別し、その旨を制御部11に通知する。
制御部11は、センサー14bから端部19aの非検知を通知されたら、プリンタ10のカバー21がオープンされた判別する。そして、制御部11は、その旨を出力部13に出力する。例えば、制御部11は、ブザー音を出力する。
本実施形態によれば、ペーパーエンドを検知するセンサー14aが連続紙Sの搬送路ではなく、基板14に実装されている。また、カバーオープンを検知するセンサー14bが、カバー21付近ではなく、基板14に実装されている。そのため、プリンタ10は、センサーと基板とを繋ぐ接続線が必要ないので、コストが低くなる。
また、ペーパーエンド検出のための可動部18と、カバーオープン検出のための可動部19が同じシャフトに固定されている。ペーパーエンド及びカバーオープンの検出に使用される機構部分をコンパクトなものとなるで、プリンタ10はコストが低くなる。
上述の各実施形態はそれぞれ一例を示したものであり、種々の変更及び応用が可能である。
例えば、上述の実施形態では、センサー14aは、フォトインタラプタであるものとしたが、センサー14aはフォトインタラプタに限定されない。例えば、センサー14aは機械式スイッチであってもよい。機械式スイッチは押圧式のスイッチであってもよい。このとき、可動部18は、突出部18bが連続紙Sに押された状態で、端部18aがスイッチを押すよう、その位置が調整されていてもよい。そして、センサー14aは、端部18aによってスイッチが押された場合にペーパーエンド非検知、端部18aによってスイッチが押されなくなった場合にペーパーエンド検知と判別してもよい。
また、上述の実施形態では、センサー14bは、フォトインタラプタであるものとしたが、センサー14bはフォトインタラプタに限定されない。例えば、センサー14bは機械式スイッチであってもよい。機械式スイッチは押圧式のスイッチであってもよい。このとき、可動部19は、突出部19bが連続紙Sに押された状態で、端部19aがスイッチを押すよう、その位置が調整されていてもよい。そして、センサー14bは、端部19aによってスイッチが押された場合にカバーオープン非検知、端部19aによってスイッチが押されなくなった場合にカバーオープン検知と判別してもよい。
また、上述の実施形態では、印刷部15はサーマル方式のプリントユニットであるものとしたが、印刷部15はサーマル方式のプリントユニットに限定されない。例えば、印刷部15は、ドットインパクト方式、インクジェット方式、或いは電子写真方式のプリントユニットであってもよい。
また、上述の実施形態では、プリンタ10は商品情報処理装置1に固定或いは内蔵されるものとしたが、プリンタ10は商品情報処理装置1に外付できるよう構成されていてもよい。例えば、プリンタ10はUSB(Universal Serial Bus)等の接続インタフェースを備え、USBケーブル等の通信ケーブルで商品情報処理装置1に接続できるよう構成されていてもよい。
また、プリンタ10は、ユーザインタフェースを備え、商品情報処理装置1から独立して単体動作できるよう構成されていてもよい。また、プリンタ10は、パーソナルコンピュータに接続され、パーソナルコンピュータの指示に基づいて動作するよう構成されていてもよい。また、上述の実施形態では、プリンタ10は出力部13を備えるものとしたが、プリンタ10は出力部13を備えていなくてもよい。
また、上述の実施形態では、商品情報処理装置1は、POS端末であるものとしたが、商品情報処理装置1はPOS端末に限定されない。例えば、商品情報処理装置1は、ネットワーク接続機能を持たない単体動作型のキャッシュレジスターであってもよい。
また、上述の実施形態では、プリンタ10はPOS端末或いは単体動作型のキャッシュレジスターに設置されるものとしたが、プリンタ10が設置される装置はこれらに限定されない。例えば、プリンタ10が設置される装置は、金融情報処理装置であってもよい。金融情報処理装置は、銀行のATM(Automated Teller Machine)であってもよい。この場合、商品情報処理装置1は金融情報処理装置1と言い換えることができる。勿論、プリンタ10が設置される装置は、商品情報処理装置および金融情報処理装置、以外の装置であってもよい。
また、上述の実施形態では、商品情報処理装置1或いは金融情報処理装置1は、プリンタ10が固定或いは内蔵されるものとした。しかし、商品情報処理装置1或いは金融情報処理装置1は、プリンタ10を介することなく、直接、連続紙Sに印刷できるよう構成されていてもよい。例えば、商品情報処理装置1或いは金融情報処理装置1は、制御部11と、通信インタフェース12と、出力部13と、基板14と、印刷部15と、カット部16と、検出機構17と、を備えていてもよい。制御部11は商品情報処理装置1或いは金融情報処理装置1の各部を制御する制御装置(例えば、プロセッサ)と共通であってもよい。商品情報処理装置1或いは金融情報処理装置1をプリンタ10そのものとみなすことも可能である。
また、上述の実施形態では、プリンタ10はレシートプリンタであるものとして説明したが、プリンタ10はレシートプリンタに限定されない。例えば、プリンタ10はラベルプリンタであってもよい。このとき、プリンタ10に格納されるロール紙PR1は、ラベル台紙が巻き回された、ラベル用のロール紙であってもよい。ラベル台紙も連続紙の一種である。
なお、プリンタ10は、ジャーナルプリンタ、ラベルプリンタ以外のプリンタであってもよい。例えば、プリンタ10は、レシートや銀行のステートメントに印刷を行うプリンタであってもよいし、ジャーナル情報を印刷するジャーナルプリンタであってもよい。プリンタ10が連続紙Sに印刷する情報は取引情報に限定されず、他の情報であってもよい。
また、連続紙Sは、ロール紙から取り出された用紙に限定されない。連続紙Sは、例えば、折り畳み連続紙であってもよい。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことが出来る。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
上述の実施形態は以下の付記のようにも記載され得る。もちろん、上述の実施形態は、以下の付記のみに限定されるものではない。
(付記1)
ロール紙から取り出された用紙を搬送する搬送手段と、
前記用紙の終端の通過に連動して回転する可動部と、
前記可動部の回転軸と平行に配置された基板と、を備え、
前記基板には、前記可動部の端部を検出するセンサーが実装されている、
プリンタ。
(付記2)
前記センサーは、発光部と受光部とが対向配置されたフォトインタラプタであり、
前記可動部の端部は、前記可動部の回転の一状態で前記発光部と前記受光部との間に位置するよう構成されており、回転に伴って前記発光部と前記受光部との間から離れるよう構成されており、
前記センサーは、前記可動部の端部が前記発光部と前記受光部との間に位置しているか否かに基づいて、前記用紙の終端を検出する、
付記1に記載のプリンタ。
(付記3)
ロール紙ホルダーを覆うカバーと、
前記カバーのオープンに連動して回転する可動部と、
前記可動部の回転軸と平行に配置された基板と、を備え、
前記基板には、前記可動部の端部を検出するセンサーが実装されている、
プリンタ。
(付記4)
前記センサーは、発光部と受光部とが対向配置されたフォトインタラプタであり、
前記可動部の端部は、前記可動部の回転の一状態で前記発光部と前記受光部との間に位置するよう構成されており、回転に伴って前記発光部と前記受光部との間から離れるよう構成されており、
前記センサーは、前記可動部の端部が前記発光部と前記受光部との間に位置しているか否かに基づいて、前記カバーのオープンを検出する、
付記3に記載のプリンタ。
(付記5)
ロール紙ホルダーを覆うカバーと、
ロール紙から取り出された用紙を搬送する搬送部と、
前記用紙の終端の通過に連動して回転する第1の可動部と、
前記第1の可動部の回転軸と同一方向の回転軸を有し、前記カバーのオープンに連動して回転する第2の可動部と、
前記第1の可動部の回転軸及び前記第2の可動部の回転軸と平行に配置された基板と、を備え、
前記基板には、前記第1の可動部の端部を検出する第1のセンサーと、前記第2の可動部の端部を検出する第2のセンサーと、が実装されている、
プリンタ。
(付記6)
前記第1の可動部と前記第2の可動部は同じシャフトに回動可能に固定されている、
付記5に記載のプリンタ。
(付記7)
前記第1のセンサーは、第1の発光部と第1の受光部とが対向配置されたフォトインタラプタであり、
前記第2のセンサーは、第2の発光部と第2の受光部とが対向配置されたフォトインタラプタであり、
前記第1の可動部の端部は、前記第1の可動部の回転の一状態で前記第1の発光部と前記第1の受光部との間に位置するよう構成されており、回転に伴って前記第1の発光部と前記第1の受光部との間から離れるよう構成されており、
前記第2の可動部の端部は、前記第2の可動部の回転の一状態で前記第2の発光部と前記第2の受光部との間に位置するよう構成されており、回転に伴って前記第2の発光部と前記第2の受光部との間から離れるよう構成されており、
前記第1のセンサーは、前記第1の可動部の端部が前記第1の発光部と前記第1の受光部との間に位置しているか否かに基づいて、前記用紙の終端を検出し、
前記第2のセンサーは、前記第2の可動部の端部が前記第2の発光部と前記第2の受光部との間に位置しているか否かに基づいて、前記カバーのオープンを検出する、
付記5又は6に記載のプリンタ。
(付記8)
付記1乃至7のいずれか1つに記載のプリンタを備える、
商品情報処理装置。
(付記9)
付記1乃至7のいずれか1つに記載のプリンタを備える、
金融情報処理装置。
1…商品情報処理装置(金融情報処理装置)
10…プリンタ
11…制御部
12…通信インタフェース
13…出力部
14…基板
14a、14b…センサー
14a1、14b1…発光部
14a2、14b2…受光部
15…印刷部
15a…プリントヘッド
15b…ローラ
16…カット部
16a…固定刃
16b…可動刃
16c…可動刃スライド機構
17…検出機構
17a…シャフト
18、19…可動部
18a、19a…端部
18b、19b…突出部
20…排出口
21…カバー
21a…突出部
100…エンジンブロック
101、102、103…金属板
101a、102a…開口
104…フラットケーブル
PR…ロール紙
S…連続紙

Claims (5)

  1. ロール紙から取り出された用紙を搬送する搬送手段と、
    前記用紙の終端の通過に連動して回転する可動部と、
    前記可動部の回転軸と平行に配置された基板と、を備え、
    前記基板には、前記可動部の端部を検出するセンサーが実装されている、
    プリンタ。
  2. ロール紙ホルダーを覆うカバーと、
    前記カバーのオープンに連動して回転する可動部と、
    前記可動部の回転軸と平行に配置された基板と、を備え、
    前記基板には、前記可動部の端部を検出するセンサーが実装されている、
    プリンタ。
  3. ロール紙ホルダーを覆うカバーと、
    ロール紙から取り出された用紙を搬送する搬送部と、
    前記用紙の終端の通過に連動して回転する第1の可動部と、
    前記第1の可動部の回転軸と同一方向の回転軸を有し、前記カバーのオープンに連動して回転する第2の可動部と、
    前記第1の可動部の回転軸及び前記第2の可動部の回転軸と平行に配置された基板と、を備え、
    前記基板には、前記第1の可動部の端部を検出する第1のセンサーと、前記第2の可動部の端部を検出する第2のセンサーと、が実装されている、
    プリンタ。
  4. 前記第1の可動部と前記第2の可動部は同じシャフトに回動可能に固定されている、
    請求項3に記載のプリンタ。
  5. 前記第1のセンサーは、第1の発光部と第1の受光部とが対向配置されたフォトインタラプタであり、
    前記第2のセンサーは、第2の発光部と第2の受光部とが対向配置されたフォトインタラプタであり、
    前記第1の可動部の端部は、前記第1の可動部の回転の一状態で前記第1の発光部と前記第1の受光部との間に位置するよう構成されており、回転に伴って前記第1の発光部と前記第1の受光部との間から離れるよう構成されており、
    前記第2の可動部の端部は、前記第2の可動部の回転の一状態で前記第2の発光部と前記第2の受光部との間に位置するよう構成されており、回転に伴って前記第2の発光部と前記第2の受光部との間から離れるよう構成されており、
    前記第1のセンサーは、前記第1の可動部の端部が前記第1の発光部と前記第1の受光部との間に位置しているか否かに基づいて、前記用紙の終端を検出し、
    前記第2のセンサーは、前記第2の可動部の端部が前記第2の発光部と前記第2の受光部との間に位置しているか否かに基づいて、前記カバーのオープンを検出する、
    請求項3又は4に記載のプリンタ。
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