JPH0818705A - 開閉カバーのロック機構 - Google Patents

開閉カバーのロック機構

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JPH0818705A
JPH0818705A JP6152215A JP15221594A JPH0818705A JP H0818705 A JPH0818705 A JP H0818705A JP 6152215 A JP6152215 A JP 6152215A JP 15221594 A JP15221594 A JP 15221594A JP H0818705 A JPH0818705 A JP H0818705A
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JP
Japan
Prior art keywords
opening
cover
closing cover
hook member
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP6152215A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Minamino
茂夫 南野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筐体の開閉カバーを閉じた時に簡単な構成で
本体に対して確実にロックできるようにする。 【構成】 開閉カバー13側にフック部材13cを一体
成形し、本体側に前記フック部材13cに係合するバネ
部材23を設け、または、本体カバー5側にフック部材
13cを一体成形し、開閉カバー13側に前記フック部
材に係合するバネ部材23を設け、そして、前記開閉カ
バーまたは本体の両側にインターロックセンサー24を
設け、或いは、前記開閉カバーまたは本体の一側にイン
ターロックセンサー24を設けて、このインターロック
センサー24のない側のバネ部材23Rのバネ力を弱く
し、開閉カバーが閉じたことを検知できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開閉カバーを閉じた時
に簡単な構成で本体に対して確実にロックできるように
するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からファクシミリや複写機や印刷機
やその他の機器において、部品の補給や点検やメンテナ
ンス等が比較的多く要求される位置には、簡単に開閉が
できるような開閉カバーが設けられ、通常は閉じてむや
みに開かないようにロックしている。この開閉カバーを
本体側に対してロックしておく構成としては、開閉カバ
ー又は本体側の何れか一方にフック(係止)部材を設
け、他方にはフック部材が係合する係合部材を設けて、
該係合部材は簡単にフック部材が外れないようにロック
するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の開閉カ
バーのロック構造は、フック部材を別部材として、開閉
カバー又は本体側の何れか一方に固定し、このフック部
材を閉じた位置で固定するために、バネ自体を係止部材
としたり、バネに付勢された係止部材によって係合部材
側へ付勢して容易に係合が外れないようにし、開けると
きにはレバー等の操作でバネに抗して係止部材を解除方
向へ移動させたり、フック部材を解除方向へ移動したり
していた。よって部品点数が多く、組立工数も増加して
いたのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決すべき課題
は以上の如くであり、該課題を解決するために、開閉カ
バー側にフック部材を一体成形し、本体側に前記フック
部材に係合するバネ部材を設け、または、本体側にフッ
ク部材を一体成形し、開閉カバー側に前記フック部材に
係合するバネ部材を設け、そして、前記開閉カバーまた
は本体の両側にインターロックセンサーを設け、或い
は、前記開閉カバーまたは本体の一側にインターロック
センサーを設けて、このインターロックセンサーのない
側のバネ部材のバネ力を弱くし、開閉カバーが閉じたこ
とを検知できるようにしたものである。
【0005】
【作用】このような手段を用いることによって、請求項
1によれば開閉カバーを開けた後に処理が済んで開閉カ
バーを閉じた時に、フック部材がバネ部材に係合してロ
ックする。そして、請求項2によれば、開閉カバーを閉
じた時に、一側又は両側のフック部材が確実にバネ部材
に係合していないとインターロックセンサーにより検知
されて閉じていないことを知らせ、請求項3によれば、
インターロックセンサーのない側はバネ部材のバネ力が
弱いので、インターロックセンサーのある側が確実に閉
じられれば他側も閉じられてロックし、インターロック
センサーのない側だけが浮き上がるようなことはなく、
インターロックセンサーにより確実に閉じられていない
ことを検知すれば、両側または一側が浮き上がっている
ことになる。
【0006】
【実施例】次に本発明の一実施例をファクシミリの開閉
カバーに適用した場合について、図面に従って説明する
と、図1はファクシミリの全体斜視図、図2は同じく全
体側面断面図、図3は開閉カバーが閉じた状態の側面断
面図、図4は同じく開いた状態の側面断面図、図5はロ
ック機構部分の閉じた時の後面図である。
【0007】図1、図2においてファクシミリの全体構
成から説明すると、本体ケース1下部に給紙カセット2
を収納するカセット収納部1aを設け、この給紙カセッ
ト2を収納した状態の本体ケース1前部にインクシート
6が収納されて、該インクシート6は繰出側の軸7と巻
取り側の軸8に支持されて巻取り側の軸8に巻き取られ
るようにしており、この軸7と軸8の間の上部にサーマ
ルヘッド9を配置し、受信時に搬送されてきた記録紙に
情報を印刷できるようにしている。本体ケース1後部に
は制御回路や回線回路や電源回路の基板10・11・1
2が収納配置されている。
【0008】そして、前記本体ケース1の前上部に上部
ケース5が配置されて、前記給紙カセット2から記録紙
が送り出されて該上部ケース5下部と本体ケース1上部
の間を通過して、前記サーマルヘッド9上で印刷されて
本体ケース1後部上に排出されるように構成している。
前記上部ケース5(本体カバー)の前上部に開閉カバー
として操作パネルカバー13が配設され、該操作パネル
カバー13下部と前記上部ケース5上部の間を送信する
原稿を通過させるように構成して、前記上部ケース5後
部上には原稿供給トレイ14が脱着可能に突出され、操
作パネルカバー13後部と上部ケース5上の間を原稿挿
入口3とし、操作パネルカバー13と上部ケース5の間
の前方を原稿排出口4とし、原稿が通過する途中の操作
パネルカバー13下方に読取装置15が配設され、該読
取装置15は上部ケース5の前上部に収納されている。
【0009】前記操作パネルカバー13の上面には液晶
ディスプレイ16やダイヤル操作のためのテンキー17
やワンタッチダイヤルキー18、その他コピーや通信す
るための操作キーが配設されている。この操作パネルカ
バー13は原稿挿入口3より原稿を通過させる時に紙つ
まりが生じることがあるので、開閉できるようにしてお
り、通常閉じたままにロックするために本発明のロック
機構が設けられており、この操作パネルカバー13を開
閉カバーとしている。但し、開閉カバーはファクシミリ
の開閉カバーに限定するものではなく、複写機や印刷機
やその他開閉するカバーを有する機器に適用できるもの
である。
【0010】前記開閉カバー及びロック機構は図3、図
4、図5に示すように、操作パネルカバー13は前記液
晶ディスプレイ16や操作キーやこれらの基板を収納す
るために上部カバー13aと下部カバー13bよりな
り、該下部カバー13bの前端に操作パネルカバー13
を上方へ開く時の回動支点軸20が設けられ、該下部カ
バー13b側部には開いた状態に維持するための板バネ
21が前後斜め方向に付設され、該板バネ21は後部を
固定して前部に突起21aを設けて、開いた時に本体側
(上部ケース5)より上方に突出した係止部材22に突
起21aが係合して、その状態を維持できるようにして
いる。
【0011】そして、下部カバー13b後部の両側面か
ら下方にフック部材13c・13cが突出され、該フッ
ク部材13cの下部には係合部13dが形成され、この
フック部材13c・13cは下部カバー13bと一体的
に構成されている。例えば、射出成型により一体的に成
形されて、コスト低減化及び組立工数の削減を図ってい
る。そして、フック部材13c・13cの内側に接当体
25・25が下方に突出されている。但し、接当体25
・25も下部カバー13bと一体的に構成することもで
きる。
【0012】また、前記操作パネルカバー13を閉じた
状態におけるフック部材13c・13c下部の係合部1
3dより下方にバネ部材23・23が、接当体25・2
5下方にインターロックセンサー24・24がそれぞれ
上部ケース5に固定され、バネ部材23は側面視略L字
状に構成されて、下端を上部ケース5にネジ等で固定
し、上端は「く」字状に折り曲げて係合部23aを構成
し、操作パネルカバー13を閉じた時に前記フック部材
13cの係合部13dに係合できるようにしている。前
記インターロックセンサー24はスイッチや光センサー
や磁気センサー等より構成して接当体25が当接或いは
嵌入したことを検知するように構成されて、制御回路と
接続され、両側のフック部材13c・13cがバネ部材
23・23に係合してロックされた時のみファクシミリ
を作動できるようにしている。
【0013】即ち、原稿を送信したり、コピーしたりす
るときに操作パネルカバー13下方を原稿が通過した時
に紙詰まり等が生じると、操作パネルカバー13の後部
を持って引き上げてカバーを開放して紙つまりを除去す
る。この場合、操作パネルカバー13を上方に持ち上げ
ると回動支点軸20を中心に回動して、フック部材13
cの係合部13dはバネ部材23を前方へ押して係合を
解除し、上昇回動端で前記板バネ21と係止部材22に
よって開けた状態に維持できる。
【0014】そして、処理が終わって操作パネルカバー
13を押し下げると、フック部材13cの係合部13d
がバネ部材23の係合部23aに係合してロックされ
る。この押し下げる力が弱い場合や片側に力を加えて押
し下げた場合等では、両側または片側がロックされず浮
いた状態となり、接当体25がインターロックセンサー
24に当接せず、インターロックセンサー24により正
確に閉じていないことが検知されて、制御回路より警報
信号を出して警報手段によってオペレーターに知らせ
る。なお、警報手段として、本実施例では前記液晶ディ
スプレイ16によって閉じていない旨を表示するように
しているが、ブザー等で警報を発するように構成するこ
ともできる。
【0015】また、前記接当体25及びインターロック
センサー24は幅方向両側に配置する構成の他に、片側
にのみ配置して正確に両側が閉じているかを検知するよ
うに構成することも可能であり、この場合には、図6に
示すように、前記同様に一(左)側にフック部材13c
Lとバネ部材23Lと接当体25L及びインターロック
センサー24Lを配置し、他(右)側には接当体25及
びインターロックセンサー24は配置せずにフック部材
13cRとバネ部材23Rを配置して、このバネ部材2
3R(インターロックセンサー24がない側)のバネ力
をバネ部材23Lよりも弱くし、左側を押し下げて操作
パネルカバー13を閉じた時には必ず右側が閉じ、両側
が閉じた状態から開く時にはある程度の力を加えないと
開かない程度の強さとするのである。従って、操作パネ
ルカバー13が正確に閉じていないときには左側のみ
か、或いは、左右両側がロックがされていないときで、
右側のみ浮き上がるようなことはないように構成してい
る。
【0016】なお、上記構成において、フック部材及び
接当体は操作パネルカバー(開閉カバー)側に設け、バ
ネ部材及びインターロックセンサーは上部ケース(本体
側)に設けているが、バネ部材及びインターロックセン
サーを操作パネルカバー(開閉カバー)側に設け、フッ
ク部材及び接当体を上部ケース(本体カバー)に設ける
こともでき、フック部材とバネ部材、及び、接当体とイ
ンターロックセンサーを対向配置する構成であれば開閉
カバー側、本体側のいずれに装着するかは限定するもの
ではない。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1の如くフ
ック部材が開閉カバー又は本体カバーに一体的に成形さ
れるので、フック部材を別部材としてカバーに取り付け
る必要がなくなり、組立工数を減少し、部品点数の削減
ができてコスト低減化が図れる。
【0018】請求項2の如く構成したので、開閉カバー
が確実に閉じられたかを検知することができて、作動不
良や誤動作を未然に防ぐことができる。
【0019】請求項3の如く構成したので、一側のみイ
ンターロックセンサーを設けるだけで開閉カバーが確実
に閉じているかを検知できるようになり、部品点数を削
減して、回路構成も簡単にし、コスト低減化が図れたの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリの全体斜視図である。
【図2】同じく全体側面断面図である。
【図3】開閉カバーが閉じた状態の側面断面図である。
【図4】同じく開いた状態の側面断面図である。
【図5】ロック機構部分の閉じた時の後面図である。
【図6】同じくインターロックセンサーを片側のみ配置
した後面図である。
【符号の説明】
5 上部ケース(本体カバー) 13 操作パネルカバー(開閉カバー) 13c フック部材 23 バネ部材 24 インターロックセンサー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉カバー側にフック部材を一体成形
    し、本体側に前記フック部材に係合するバネ部材を設
    け、または、本体側にフック部材を一体成形し、開閉カ
    バー側に前記フック部材に係合するバネ部材を設けた開
    閉カバーのロック機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の開閉カバーまたは本体の
    両側にインターロックセンサーを設け、開閉カバーが閉
    じたことを検知できるようにした開閉カバーのロック機
    構。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の開閉カバーまたは本体の
    両側にフック部材を設け、本体または開閉カバーの両側
    にバネ部材を設け、一側にインターロックセンサーを設
    けて開閉カバーが閉じたことを検知できるようにし、該
    インターロックセンサーのない側のバネ部材のバネ力を
    弱くしたこと特徴とする開閉カバーのロック機構。
JP6152215A 1994-07-04 1994-07-04 開閉カバーのロック機構 Pending JPH0818705A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6152215A JPH0818705A (ja) 1994-07-04 1994-07-04 開閉カバーのロック機構

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JP6152215A JPH0818705A (ja) 1994-07-04 1994-07-04 開閉カバーのロック機構

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JPH0818705A true JPH0818705A (ja) 1996-01-19

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ID=15535597

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JP6152215A Pending JPH0818705A (ja) 1994-07-04 1994-07-04 開閉カバーのロック機構

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JP (1) JPH0818705A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6345782B1 (en) 1998-10-02 2002-02-12 Seiko Epson Corporation Printer and control method for the same
US7329820B2 (en) 2005-08-30 2008-02-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Open/closed state detecting system
JP2014002200A (ja) * 2012-06-15 2014-01-09 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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